宇都宮則綱 衆議院議員
23期国会発言一覧

宇都宮則綱[衆]在籍期 : |23期|
宇都宮則綱[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは宇都宮則綱衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

宇都宮則綱[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第17号(1947/07/25、23期、民主党)

○宇都宮則綱君 昭和十五年八月初めて統制を布かれてから、その後あの手この手と手をかえて、統制の変更をいたしますること十五、六回に及んでおるのであります。この統制の結果が、すべての物價をどういうふうに導いたかと申しますと、統制のたびごとに物價は高くなつておるのであります。いわば手をかえ、品をかえて取締りを嚴しくすることは、とりもなおさずやみ値を高くすることになつておつて、物價の引下にはちつとも効果をなしておらないのであります。  統制をすることが物資の増産になるのなら、大いに奬励をしなければならない。しかしながら、統制という声をかけると、せつかく市場にある物資が、ことごとく隠れてしまうのでありま……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第23号(1948/11/28、23期、新自由党準備会)

○宇都宮則綱君 私は、新自由党を代表いたしまして、上程の本案に賛成を表明したいと思うものであります。  今や、東條以下の戰爭裁判は嚴粛に審判をされまして、断罪を下されつつあるときであります。われわれは、この記録的、世紀的の審判によつて新しき平和が生れることを確信するものであります。これによつて新らしく大なる希望を持つものであります。戦争の罪悪は徹底的に究明され、われわれの心に、このことは深く刻みつけられまして、ただわれわれは、新しき文化國家建設に今や気負い立つておる次第であります。戰爭に悩み、戰いに敗れ、ここ数箇年間戰爭の苦悩を続け、精神的、物質的に過重なる償いを担つて参りました。まつたく、わ……

宇都宮則綱[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

宇都宮則綱[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 水産委員会 第1号(1947/06/28、23期、民主党)

○宇都宮委員 理事はその數を六名として、委員長におきまして御指名を希望いたします。

第1回国会 水産委員会 第2号(1947/07/05、23期、民主党)

○宇都宮委員 この機會に大臣にお尋ねいたしますが、今日の食糧危機を突破するのは水産以外にないのです。これは理窟を抜きにして、ひとつ水産をもつて今日の食糧危機を突破してもらいたいという考えをもつておる者であります。水産問題については、いろいろ漁業權問題で隘路があるかもしれない。しかしよいと思つたら、これは斷乎としてやる勇氣をもつてやつてもらわなければ魚はとれません。私は大分縣の者でありますが、私の縣の保戸島という島に遠洋漁業のまぐろ、かつおを專門にしておる部落があるのでありますが、これは戰爭前には日本のまぐろ、かつお船が百二十ぱいばかり出しておるうちの九十五ぱいがこの保戸島から出ておつたのであり……

第1回国会 水産委員会 第5号(1947/07/11、23期、民主党)

○宇都宮委員 ちよつと漁船について一つお願いしたいと思いますが、先般局長はすでに漁船は多くなつているからこれ以上許可をしないというような趣旨であつたというお話であつたですが、この漁船の多くなつているということが偏在的に多くなつているのではないかと思うのは、今日われわれの方では非常に少いというのであせつておるのでありますが、資金その他の關係上どうすることもできなくして、優秀なる漁民が手をこまねいて遊んでおるような状態でして、偏在的に多くなつておるのではないかと思うのですが、その點はいかがでしようか。
【次の発言】 そこでお話の大要はわかりますが、資力のあるものはおおむね經驗のないものであつて、經……

第1回国会 水産委員会 第8号(1947/07/31、23期、民主党)

○宇都宮委員 ただいま水産廳の設置に關する法律の案がここにできておりますが、私は全面的にこれに贊成の意を表するのであります。今日の食糧難を打開するのには、何としても水産の發達を期せなければならぬのではないかと思うのであります。今まで國民は、ややもすれば米麥が不足すると非常に躍起になつて騒ぎ立てるのでありますが、魚介の不足をさほどまで念頭においておらぬということは、どういうわけであつたかということを、私どもはなはだ疑うものであります。米麥は季節を待たなければ収穫ができないのであります。しかるにこの魚類は季節を待たずに漁獲し得るのでありますから、この魚類をとることに全力を傾注して、今日の行き詰まつ……

第1回国会 水産委員会 第12号(1947/08/22、23期、民主党)

○宇都宮委員 御報告を申し上げます。  先般本月の二十日に水産金融小委員會を開きまして、水産當局からただいま各委員に御配付をいたしました製氷冷凍工場建設資金竝びに水産關係事業資金計畫、漁船建造資金というような、お手もとに差上げてあるような參考書類をちようだいいたしまして、小委員におきましてこれを愼重に審議いたしました結果、無修正のままこれを全委員にお諮りいたしまして決定をいたしたいと思うのであります。そこでこの案そのものをそのまま小委員會では認めまして、本日これを水産委員會に御報告を申し上げます。これを水産委員會によつて御決定を願いたいと思うものでありまする。以上が小委員長の中間報告であります……

第1回国会 水産委員会 第13号(1947/08/23、23期、民主党)

○宇都宮委員 ただいま松本君から御提案になりました御議論に對しては、全面的にわれわれは贊成の意を表するものであります。お説の中にありました隱退藏物資を摘發して、それを廣く漁民に分つというようなことは、最も時宜に適した問題であると、私同感の意を表するものであります。さらにどうも今日の機構は、すべてのものが偏在されているような傾があるのであります。そうして力のある者がすべての物資を奪いあつているというような傾があるのでありまして、こういうことでは、ほんとうに力のない漁民は起ち上ることができないというような現状にあります。そこで松本氏の御提案は、實に時宜に適した提案であると存じまして、全面的に贊成の……

第1回国会 水産委員会 第14号(1947/08/26、23期、民主党)

○宇都宮委員 今局長のお話を聞くと、四億六千萬圓はすでに御決定になつて、三會社に割當てて事業を起しておるということになつておりますが、そういたしますと、この四億六千萬圓というものは、議員には事後承認させる意味においてここに額を載せたのですが。われわれから言いますと、この四億六千萬圓という、すでに決定濟支拂濟になつておるようなものを、一般漁業者に對する金融の中に、さらに入れて額を大きくするということは、水産金融の上から見てたいへんな損失だと思います。だから決定濟で支拂が濟んでおるようなものは、わく外にする。そうでないと事後承認をさせるような形になつてくるのですが、これはどういうふうになりますか。

第1回国会 水産委員会 第15号(1947/08/29、23期、民主党)

○宇都宮委員 昨二十八日水産金融小委員會を開會いたしまして、第二四半期の一般融資金一億五千萬圓に加えて、ずれの二億五千萬圓は何としても必要であるから、絶對これを確保すべく委員長から關係當局に懇請されんことをお願いすることに決議をいたしました。委員長におかれましては、關係當局に向つて第二四半期の一般資金として、一億五千萬圓とずれの二億五千萬圓、合計四億圓は絶對必要であるということを御懇請お願いいたします。以上であります。
【次の発言】 ただいま夏堀君の御説を聞いておると、われわれはなはだ意に落ちないところがあるのであります。一・九でもつて發表されたときに、不滿ではあるがまあこれならよかろうという……

第1回国会 水産委員会 第16号(1947/09/19、23期、民主党)

○宇都宮委員 さつき水産委員長からお話のありました水産問題に對する國政調査に對しては、全面的に贊意を表するものであります。と同時に、私はそれに加えて、ここに動議を提出したいと思うのであります。それは今日までの水産業界をつぶさに研究いたしますると、すでに漁船のごときは戰前よりもさらに多くなつているというような水産局長のお話でありまするが、實際をみますと、その多くなつている漁船が、一向實際に働いておらないというような事實があるのであります。たとえば最近のやみ成金とか、あるいは新興の成金連中が底引網とか、あるいはかつお、まぐろの船とか、何々會社というものをつくつては、漁民にあらざるものが漁業權を侵害……

第1回国会 水産委員会 第23号(1947/10/21、23期、民主党)

○宇都宮委員 蒲江漁港修築請願について御説明申し上げます、蒲江町は西日本の重要なる漁津の位置を占め、漁港は本町の生命線であります。元來本町の産業は漁業によりその大部分が占められ、從つてこれが盛衰は本町の死活問題であつて、直接町民の經濟力に及ぼす影響はまことに大なものがあります。終戰以來計畫資本的漁業法急激に発達し、なかんずく定置漁業いわし幅著網漁業はいちじるしく發展を見、縣下のいわし幅著網業者は本町を漁場の一大中心地とする關係上、漁獲高も實に四百萬貫以上の數字となつておりますが。自然の港ありといえども南に太平洋を控え、風波にたえ難く、一朝天候悪化のおそれのあるときは、近港に避難せねばならに現状……

第1回国会 水産委員会 第28号(1947/11/26、23期、民主党)

○宇都宮委員 請願の趣旨を御説明申し上げます。わが保戸島は戰前まぐろ、かつおの漁場といたしまして、また保戸島の漁民は日本の權威あるまぐろ業者といたしまして、全國に覇を唱えておつたものでありますが、戰爭中自分の所有船ことごとくが徴用されまして、戰前には百隻餘りの漁船を有しておつた保戸島漁村は、ただいまでは一隻の漁船もないというような、實に漁師としては寥寂を感ずるような状態になつております。なお漁船のないために、遠洋漁業に出ることができない。彼らは常に遠洋漁業をもつて業としておつたものでありまするために、船がないから遠洋漁業に出ることができないというので、今日では滯納處分を受けておる者が、保土島村……

第1回国会 水産委員会 第30号(1947/12/02、23期、民主党)

○宇都宮委員 二十三年度の豫算のことについてですが、私は今日、日本の行詰まれる食糧を打開するのは、水産以外にはないと思つておるのであります。そこで、何としてもこの水産によつて、日本の八千萬國民の食糧を補給する以外に途がないということがはつきりわかつておるのでありますから、水産局は相當厖大な、と言うてはあるいは言葉が過ぎるかもしれませんが、潤澤に豫算を要求いたしまして、そして業者が十分の活動のできるように、局長に一つ立案をお願いしたいのであります。何といたしましても、日本のこの急場、この食糧の打開は水産以外にはないということは、國民ひとしく認めておる事實でありまするから、二十三年度の豫算の計上に……

第1回国会 労働委員会 第24号(1947/12/05、23期、民主党)

○宇都宮則綱君 先般お手もとに請願として差出しておきました大分縣別府市は周知のごとく、戰前においてはただに國内のみならず、廣く全世界人の來遊する國際的温泉都市であつたのでありまして、ここに私が申し述べるまでもありませんが、終戰後の今日におきましては、わが國將來の大方針である觀光國策の面にクローズアツプされまして、近く國際觀光港の指定を見ようとしている現状であります。かくのごとき客觀的特質に基き、わが別府市の性格は完全なる消費都市であることは論ずるまでもないことであります。しかのみならず、戰後非戰災都市として復員、引揚げ、戰災者等の無制限受入れ、及び大規模なる占領軍關係施設工事に伴う工務員の流れ……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 水産委員会 第1号(1948/01/28、23期、民主党)

○宇都宮委員 さいわい大臣が御出席でありますから、この機会に御質問申上げますが、おそらく生鮮食料の統制ほど惡法の典型的なものはないとわれわれは考えるのであります。何となればほかの物資なら、統制をやればあるいは手持の品物を長く保存しても困るからルートに載せて出そうという考えが起るかも知れません。しかし魚類なんかというものはもつておるのではないのです。とりにくいのだから、統制が激しくなると、とりにいつたつて引合わぬから、とりにいかないということになるのであります、われわれは昨年の末から正月にかけて生鮮食料の統制を嚴しく強化いたしましたが、あれによつておそらく政府当局の方も、統制をやれば品物が出るか……

第2回国会 水産委員会 第4号(1948/02/10、23期、民主党)

○宇都宮委員 ちよつと簡單な御説明でようございますが、まぐろ、かつお船で今日日本で許可されている分が何百隻あるか。それとそれ一隻がどのくらいな水揚げをしておりますが、お聽きしたい。昭和二十年には三千五百万貫からの水揚げをしておつたものが、最近ではわずかに三、四十万貫しかしらぬというような統計になつておるようでありますが、大体どれだけの船があつて、二隻の船でどれだけの水揚げをしておるかということの御説明をお願いしたい。
【次の発言】 この八百の船が六千貫をとると相当大きな数になるが、その八百が実隊にそう動いておるかどうかということですね。この中はに権利をももつていても、漁業に出ないものがたくさん……

第2回国会 水産委員会 第6号(1948/03/03、23期、民主党)

○宇都宮委員 小澤氏の質問に関連して、私も同じようなことでありますが、今日の汽車、電車を見ましても、あの大半は買出しに行く連中が座席を占めておるという状態であります。これはみな食わなければ死ぬ。生くるためにやむを得ず、法を犯してでも買出しに行くというような状態でありますが、歸するところは、これは生活であります。何としても農漁ということについて、漁業を復興させなければ、日本の行き詰まつた食糧状態を解決することができぬと思うのであります。そこですべてを一時放擲しても、漁業問題についてはすべての力を打ちこんで、日本再建のためにやつていただきたい。こういう氣持に、ひとつ安本の方も大藏省も、すべてが何も……

第2回国会 水産委員会 第14号(1948/05/20、23期、民主党)

○宇都宮委員 庄司君の提案は至極もつともな提案であると思うのでありますが、われわれは漁業会の荷受機開さえ中間搾取であると思つておるのに、その荷受機関が大やみをするに至つては、これは言語道断のことであると思う。しかしながら査問機関を設けてこれを取調べるとか、あるいは追及するということは、はなはだ困難なようにも考えられるので、私はこういうものを取調べるには、不当財産取引の調査委員会があるのでありますから、水産委員会ではこれを決議して、不当財産の方にまわして調査をさせるようにした方が便利でないかと思うのでありますが、いかがでしようか。
【次の発言】 藤原君の漁業事業税に対しての御意見の通り、われわれ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第1号(1948/01/29、23期、民主党)

○宇都宮委員 この委員会の権限が、われわれ一向わからないのでありますが、隱退藏物資のときの権限と同一のものであるかどうか、今から、あるいは理事でもつて権限をきめるというのか知りませんが、権限の大綱がわかれば御説明願うと、たいへん結構だと思います。
【次の発言】 大分長いようでありますが、願わくばそれを委員長に名によつて印刷するか、ガリ版でもかわまぬが、一部ずつ委員会に配付してもらうと、たいへん参考になると思います。
【次の発言】 今のお話のようだと、非常に手間どると思います。たとえば、軍需物資の隠匿物は全國的に相当各所にあると思うが、中央の委員が地方に帰りましてそれを聽きこんだ場合に、これを一……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第6号(1948/02/10、23期、民主党)

○宇都宮委員 今の橋本君のお尋ねと同じでありますが、書類の上か何かの上で引継ぎというものはするもので、漫然とただ席に坐るだけが引継ぎでない。書類の上で数字を示して、どれだけのものがあるとか、これだけのものがあるということを引継ぎしなければならぬが、あなたの引継ぎは漫然と席を引継いだだけの引継ぎですか。それをお尋ねしたい。
【次の発言】 今後の処理というのはどこからどこまでが今後の処理になるか、前がいくらあるか、うしろがいくらあるか、今後というその線はどこに引くのか、今後というのがわからぬが、品物がいくらあつたかということについて、どこに線を引いて、これから後が今後になり、これから前があなたの席……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第14号(1948/04/13、23期、民主党)

○宇都宮委員 ちよつとお尋ねいたします。あなたの会社の資本金はいくらでありますか。
【次の発言】 百万円の資本金の会社が百万円の献金でなくしておせわ料や取引の機密費を拂つたということになるわけですね。百万円の会社が百万円のものをわれわれが聞いていると漫然と差上げたようであるが、謝礼に出したということになるわけですね。そうでしよう。
【次の発言】 それではお尋ねいたしますが、辻さんからおせわを受けた取引というのは、どういう商品であつたか、またどういうようなおせわを受けたのか、それを明らかにしてもらいたい。どういうおせわを受けてどういう品物の取引をしたのであるか、その利益がどのくらいあつたか、とい……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第18号(1948/05/05、23期、民主党)

○宇都宮委員 私は先ほど大森委員の質問に対してもしこれが間違つておつたときには、どういう責任をとるかという質問に対して高橋君はこう言われました。これはすでに理事会できまつているのだから自分が公人として責任を負うのみでなく、理事会できまつたのだから委員全体が責任を負わなければならぬというお説を述べられたが、私どもは委員としてこういう抽象的な、というか、推定すとか、であろうというような、こういう文句で綴られたいわゆる証人を喚問することに対しては絶対反対の意思を表明いたしておきます。むろん責任は負いません。
【次の発言】 將來ともこういうことが起ると思いますが、もし陳述に偽証した場合には、委員会は偽……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第21号(1948/05/08、23期、民主党)

○宇都宮委員 ただいま証人のお述べになつたことを聽いてみると、辻氏の証言の中に自分の名前が出てきた。辻氏の証言と自分のとが食い違うと辻氏にたいへん御迷惑をかけるというので、自分はその前の証言を取消して、新しく辻氏の証言に從うというような言い方のように聞えたのですが、そういうことですか。
【次の発言】 じや迷惑をかけるというのは。
【次の発言】 それは辻氏に迷惑をかけるから、自分として困つたから……
【次の発言】 しかあなたの証言と辻氏の証言と違つておつた。自分の証言を通せば御恩になつた辻氏に対して御迷惑をかけるから、辻氏の証言に從うのであるというような言い方でしたが、そうではありませんか。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第22号(1948/05/20、23期、民主党)

○宇都宮委員 ちよつと証人にお聽きしますが、芦屋の工事というのは何の工事で、その工事の全金額はどのくらいになるのか、御存じなら言つていただきたい。
【次の発言】 全金額が六億円ですか。
【次の発言】 それを梅林が受けているのですね。
【次の発言】 わかりました。

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第27号(1948/06/02、23期、民主党)

○宇都宮委員 今民主党とお読みになつたが、その月日では民主党はできておらぬ。何か間違いではありませんか。
【次の発言】 進歩党にやつたといつて、民主党にやつたと言わなかつたが、きようは民主党と書いてありますから。
【次の発言】 ちよつと証人に伺いますが、さつきあなたの御言葉の中に百五十万円の金と、別に二百万円ばかりの自分の金、友人から出させた金というのがありましたが、その友人から出させたというのは、党費に寄附させたんですか。友人から借りてあなたの金としてお使いになつたのでありますか。ここをはつきりとひとつ聽いておきたい。
【次の発言】 これはお尋ねするまでもなく土建業者の間柄としては、三十万円……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第45号(1948/07/31、23期、日本国民党結成準備会)

○宇都宮委員 証人に伺いますが、委員会を構成するのに対しては、バラード大佐が、これとこれを委員にしたらよかろうと言うたというのですが、そうなると、これをしたらどうかういう相談はあつたにしても、向うから指名したことになるのではないかとわれわれには受け取られるのですが、この点はどうか。  さらに、巷間傳えるところでは、この兵器処理は、少くとも一千億以上のものがあつたであろう、こういうことを巷間では言うておるのであります。のみならず、先般あなたの御報告では、円の五、六億くらいのものであると言うたのではなかつたですか。金額はいくらであつたか、私はよく記憶にありませんが、速記録に出ておると思いますが、わ……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第49号(1948/08/24、23期、日本国民党結成準備会)

○宇都宮委員 ちよつと証人にお尋ねします。証人は局長になつたときにはすでに原案が決定しておつたというような話をさつきされておつたが、それでその引継ぎは受けなかつた、こういうように聽いたのですが、そうじやなかつたですか。
【次の発言】 それであなたは引継ぎを受けなかつたと申されたのですね。引継ぎを受けなかつたのはどういうわけですか。すでに原案の準備工作ができておつて引継ぎを受けないということは、はなはだおかしいじやないですか。まだ原案ができておらないというのなら引継ぎを受けなくても、あなたが局長になつてやるのだから構わないが、すでに原案の作成ができておつたというのに引継ぎを受けなかつたというのは……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第55号(1948/09/02、23期、日本国民党結成準備会)

○宇都宮委員 ちよつとお尋ねしますが、ただいまの御証言の中に、泊つた方から直接お金をいただくと申されましたが、一々そうなんですか。
【次の発言】 大概今の炭鉱の鉱主、親方というものは、宿へ泊つたらなかなかわんさで、皆が押しかけて、畫御飯を御馳走になつたり、晩飯を御馳走になつたりするのですが、そういう場合には御馳走になる人から、一々あなたの方はもらいにいきますか。
【次の発言】 あなたの方で酒を扱つたことはありませんか。
【次の発言】 御馳走になつた方が一々あれですか。
【次の発言】 あなたの方で酒を取扱つたことはあるはずですが……。
【次の発言】 それではそういう人たちは酒、ウイスキー。何らか……

第2回国会 不当財産取引調査特別委員会 第56号(1948/09/03、23期、日本国民党結成準備会)

○宇都宮委員 築地の清川という待合か旅館を御承知になつておりますか。
【次の発言】 それではこの國管問題のときに新党問題も持ち上つておつたが、新党という名前において運動費か何かお出しになつたことはないですか。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第1号(1948/10/11、23期、新自由党準備会)

○宇都宮委員 はなはだ僭越でありますが、私が年長のゆえをもつて、委員長が互選されるまで委員長の職責を務めます。御承認を願います。
【次の発言】 ただいまから会議を開きます。  委員長の互選を行いますが、手続はいかがいたしますか。
【次の発言】 ただいま梶川君から、委員長は選挙の煩を省いて、武藤運十郎君を委員長に推薦いたしたいという動議が出ましたが、御異議ありませんか。
【次の発言】 満場御異議ないようでありまするから、武藤君に委員長席をお譲りいたします。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第2号(1948/10/12、23期、新自由党準備会)

○宇都宮委員 さつきから話を聽いておると、その金を、あなたが岡部君から受取つたなら、受取つたのは一時でももらつたことになるのだが、その金をまた川崎君に持つて行つたというなら、あなたが受取つたことにならぬではありませんか。
【次の発言】 その場で返した。それは受取つたことにならぬじやないか。
【次の発言】 持つて帰つたのですか。
【次の発言】 そうでしよう、その場で返したわけでしよう。
【次の発言】 その場で返したということになると受取つたことにならぬわけだな。ぼくら聽いておるとそれは受取るということには何日かあなたのところに置いたことになる、ありがたく頂戴したということになるが、その場で返した……

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第3号(1948/10/13、23期、新自由党準備会)

○宇都宮委員 ちよつとお尋ねしますが、あなたは民自党でございますか。
【次の発言】 民自党は党員が出張するときには、その費用を民自党から出すことになつておるのですか。それとも國管の調査に限り、党員に対して費用を出すことになつておつたのですか。そのいきさつをお聽きしたいのです。
【次の発言】 それでは國管に限らず、視察の場合には民自党は党から費用を出しておるわけですね。
【次の発言】 民自党の党費支出の原簿をひとつ提出願いたいと思います。

第3回国会 不当財産取引調査特別委員会 第15号(1948/11/18、23期、新自由党準備会)

○宇都宮委員 本日私は一身上のことについて釈明をこの機会にさしていただきたいと思うのですが……。
【次の発言】 先般來たまたま新聞紙上に私の名前が出るのであります。それは復金の融資を受けて、その融資の金を私が利用費消したというような新聞をたまたま見るのでありますが、私は復金から融資を受けたことはないのであります。但し、大分縣の第一区に保戸島という遠洋漁業の島がありますが、そこの零細漁民が、戰爭中に百艘からの遠洋漁業のまぐろ船があつて、それが戰爭に徴発されて一艘もなくなつてしまつたというので、昨年來水産局に参りましてこの船の建造及び企業認可を申請するということにつきましては私は非常に盡力をいたし……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 不当財産取引調査特別委員会 第4号(1948/12/12、23期、新自由党)

○宇都宮委員 証人にお尋ねいたしますが、梅村君に礼状を出したのは三月のいつごろとか申されましたが、本年の三月ですか、昨年の三月ですか。それをまず伺います。
【次の発言】 重ねてお尋ねしますが、民主自由党に献金のあつた場合は、総裁が必ず礼状を今までお出しになつておつたのでありますか。どうですか。
【次の発言】 お尋ねいたしますが、昨日総理大臣の議会での御答弁を拜聽いたしますと、百万円の党の献金ということでありましたが、昨朝の新聞を見ますると、そのうちの五十万円は、星島君が自分で使つたというようなことが新聞に出ておりましたが、もし党に百万円献金したものであれば、星島君が勝手に使つたということになり……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 厚生委員会水産委員会連合審査会 第1号(1948/06/28、23期、日本国民党結成準備会)

○宇都宮委員 夏堀君からのお説の通りでありますし、さつき水産委員長の馬越君からもお話がありましたが、六万人の被保險者のために、十四万人を犠牲にして、この保險を無理やりに今議会を通さなければならぬという理由をわれわれは認めません。なお夏堀君の言われたごとく、失業とか養老とかいうようなことはさらに必要がないと考えております。そこでこれはもう少し研究を要します。願くば、今議会はこれは間に合いませんから、次の議会まで延期されまして、さらに漁業者その他の公聽会でも開きまして、審議の上でこの法案を定めるということが最も妥当ないき方だと本員は考えますので、次の議会までこの法案は引延していただくということを、……



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データ更新日:2023/02/05

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