山崎猛 衆議院議員
24期国会発言一覧

山崎猛[衆]在籍期 : 23期-|24期|-25期-26期
山崎猛[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山崎猛衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

山崎猛[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期
第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第17号(1951/03/01、24期、自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(山崎猛君) ただいま小林君より緊急質問が行われたのでございますが、その御趣意につきましては、政府といたしましては、林君と同様に、この問題について心を痛め、最善を盡して、国民の許されたる、與えられたる権利を保護したいと努力しておるような次第であります。ただいまお尋ねの中ごろにおきまして、十分お聞き取り申すことのできなかつた状況にもあつたのでありますが、その終りにおいて項目をあげて、六項目について具体的なお尋ねがありましたので、この点について明瞭にお聞き取り申したとこちをお答えしたいと考えます。  第一には、かかる計画的に行われる拿捕に対し、政府はこのまま黙視、放任するかどうか、将来の……

第10回国会 衆議院本会議 第26号(1951/03/28、24期、自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(山崎猛君) 発言を許されております。(発言する者あり)発言を許されております。  ただいま議決に相なりました議決に対しましては、運輸大臣といたしましては、院議尊重の点から考えましても、さらにまた地方自治体における住民権を確立させて行くという点から申しましても賛成なのであります。ただ、ただいま川島君の言及されました点について、一言事態を明らかにいたしておかなければなりませんことは、何であるかと申しますると、(「必要なし」と呼び、その他発言する者、離席する者あり)運輸大臣は鉄道職員が地方自治体の議員を兼ねることに対して支障なしと申したるがごとく引用されたのでありまするけれども、私は、さ……

第10回国会 衆議院本会議 第31号(1951/05/08、24期、自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(山崎猛君) 桜木町駅構内における国鉄電車の燒失事故は、主管事項といたしまして緊急御報告申し上げたいと考えておりましたが、本日その機会を得たのであります。  去る四月二十四日、国鉄桜木町駅構内に起りました国鉄電車燒失事故は、不幸にも乗客中に百六名の死者と、さらに九十二名の負傷者を出し、近来まれなる悲惨事でありまして、その遭難者並びにその負傷者、その遺族の方々に対しては、まことに言うべき言葉を知らない、痛恨きわまりないできごとであつたのであります。さらにそれが広く国鉄電車に対する不安の念をも抱かせるがごとき傾向さえ見るに至りまして、重ね重ね遺憾しごく、申訳のない事件であつたと痛感いたし……

第10回国会 衆議院本会議 第48号(1951/06/05、24期、自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(山崎猛君) ただいまの玉置君よりの、津軽海峡における浮流機雷に対する危險を憂慮せられてのお尋ねは、おそらくこれは全国民のひとしく不安にたえざるところであろうと考えるのであります。お尋ねについて、順を追うてお答えを申し上げます。  まず第一に、津軽海峡の浮流機雷であります。浮流機雷は、昨年末から本年四月未ころまでは、主として、日本海方面に発見されていたのであります。ところが、本年五月以降に至りまして、津軽海峡に発見されるようになつたのであります。これは海流の変化によるものでありまして、海流に乗つて、さらに太平洋の側にも流れ去るような傾向が現に認められておるのであります。  次には、こ……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 衆議院本会議 第4号(1951/10/15、24期、自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(山崎猛君) お答えいたします。講和後における海運政策のねらいはどこにあるかというお尋ねであつたのであります。一言にして盡せば、船腹の増強拡充あるのみであります。(「その通り」)今日の日本の政策が貿易政策を重点としなければならないということは、国民全体の一致したる論であります。貿易はすなわち海運によらざるを得ないのであります。すなわち船腹の増強を必要とするゆえんであります。現在におきましては、わが国が輸入する物資の、せめては五〇%を自国船によつて運びたいと考えるのであります。しかしながら、現状は五〇%を満たすことができず、なお六十万トン、七十万ドンの船腹不足を告げておる次第なのであり……

第12回国会 衆議院本会議 第7号(1951/10/22、24期、自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(山崎猛君) 占領軍及び国連軍に関係する輸送につきましては、実費に基く経費の支拂いを受けております。従つて、内国の運賃の値上げには何ら関係がありません。以上、明瞭に答弁をいたします。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第4号(1951/12/15、24期、自由党)【政府役職:運輸大臣】

○国務大臣(山崎猛君) 大矢君の御質問にお答えいたします。  第一のお尋ねは、建造トン数が当初の計画よりも減トンされたのはどういうわけか、その経過いかんということであつたように承りました。申し上げるまでもなく、戰後の日本が立ち上る上において船腹の増強、すなわち海運政策の樹立ということが主要なる問題であるということは、ただいま大矢君の御指摘の通り、私も御同感であるのであります。船腹はもちろん増強せざるを得ないのでありますけれども、これはことごとく資金の関係を離れることができないのであります。しかして、その資金は経済力、すなわち国力であるのであります。国力の調節をはからずして、ただいたずらに造船事……

第13回国会 衆議院本会議 第23号(1952/03/25、24期、自由党)【政府役職:国務大臣】

○国務大臣(山崎猛君) ただいまの西村君のお尋ねでありますが、大蔵大臣は参議院の予算委員会に出席、答弁中でありますので、私よりかわつて、要点についてお答えを申し上げておきます。  駐留軍が大都市より撤退するに伴いまして、その代替施設等のため必要とする経費の一部は、日本政府が負担することと考えておるのであります。従いまして、今日において政府は予算を組みかえるという考えを持つておらないのであります。  以上お答えいたします。(拍手)

第13回国会 衆議院本会議 第51号(1952/06/07、24期、自由党)【政府役職:国務大臣】

○国務大臣(山崎猛君) ただいまの御決議に対しましては、その時機においてきわめて適したるものと考え、その御趣旨においては同感、同憂であります。政府は、十分に決議の御趣旨を尊重いたしまして、最善を盡して善処せんとするものであります。(拍手)

第13回国会 衆議院本会議 第63号(1952/06/30、24期、自由党)【政府役職:国務大臣】

○国務大臣(山崎猛君) ただいま御決議に相なりました消防強化に関する決議案に対しましては、三つの項目にわかつて、きわめて時宜に適したる御趣意の決議と考えるのであります。政府におきましては、これを実現する上において、予算的にも十分なる考慮を拂つて、御決議の趣意に沿うようにいたしたいと考えます。(拍手)  国有鉄道の新線建設並びに電化促  進に関する決議案(滿君亮君外  二百六十八人名提出)      (委員会審査省略要求事件)

山崎猛[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|-25期-26期

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委員会発言一覧(衆議院24期)

山崎猛[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 議院運営委員会 第30号(1950/03/14、24期、自由党)

○山崎猛君 われわれ国会議員団のアメリカ訪問の一行は、昨朝羽田に帰着いたしたのであります。昨日登院いたしたのでありますけれども、機会を得ませんので、本日ここに運営委員会に臨んで、われわれの帰つたごあいさつを申し上げる次第であります。  われわれは行程六十日を費しまして帰つたような次第であります。アメリカにおきましては、西部、南部東部北部を通じて、大体アメリカの主要なる部分を一周し、ことにニユーヨーク、ワシントン等においては、その中心地において十分なる視察をいたしたような次第であります。われわれの視察にあたつては、アメリカにおいては、国民的に、心から受入れられるような態度をもつて迎えられましたた……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 運輸委員会 第1号(1950/07/18、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 先ごろ不肖運輸大臣の重責を汚すことになつたのであります。自然この運輸委員会の席には、できるだけ多くの機会において臨んで、委員諸君の御鞭撻を願うことになりました。申すまでもなく私は、看板かけての議会人でありまして、役人ぶり、大臣ぶりはすこぶる不なれでありますから、率直に申し上げる通りに、また諸君におかれてもこの事情を了とせられて、率直にお話を願えれば、私の本意であると考える次第であります。野人としてはなはだ非礼の点もあるかもしれませんが、御了承を願いたいと思う次第であります。誠心誠意任務を盡すつもりでございます。一言であいさつを申し上げます。(拍手)

第8回国会 運輸委員会 第5号(1950/07/26、24期、自由党)【政府役職】

○山崎國務大臣 低性能船舶買入法案の提出理由を説明いたします。本年四月以降わが国の海運は、永年の船舶運営会による統制を解かれ、民営に還元されましたが、内航貨物荷動きの激減は民営による運航能率の増進と相まつて、内航において多大の過剰船腹を生じております。すなわち現在においてなお約九〇万重量トンの船腹が繋船されておる実情であります。これらの内航過剰船腹は、現在並びに将来の内地沿岸の荷動き想定よりいたしまして、とうてい消化の見込みがなく、現在のわが国海運に非常な重圧となつております。  最近朝鮮事変の勃発があり、ある程度の日本船舶が占領軍に使用されておりますが、過剰船腹の消化にさしたる影響を生ずるに……

第8回国会 労働委員会 第3号(1950/07/25、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 この機会に私より、国有鉄道の第二次仲裁裁定について御報告、御説明を申し上げます。  国鉄第二次仲裁裁定につきましては、第七国会におきまして御審議を願つておつたのでありますが、事柄はきわめて重要かつ影響するところも大きく、また予算の検討も十分にできかねました関係上、衆議院におきましては五月一日、参議院におかれましては五月二日に、それぞれ継続審議を決定せられた次第でございます。その後の国有鉄道の経理の状況を見まするのに、收入の面においては幾分の増減はありますが、ほぼ当初予定したような推移をたどり、また支出の面においても、特に考慮せねばならぬような事態も、今のところは見受けられないの……

第8回国会 労働委員会 第5号(1950/07/29、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 政府におきましても、第二次裁定の精神を尊重しまして、その線に沿い、これを履行すべく、国鉄をして予算的措置についての検討を続けさせておるのでありますが、最近の状況におきましては、その企業努力の結果によつて、その意図も達し得るほどの非常な有望性を示すように相当なつておりますので、ぜひ近い将来に予算措置の手続をとつて、国会にかけて御審議を願いたい、こういう線で進んでおるのであります。さらに詳細につきましては、加賀山参考人より申し上げさせていただきたいと思います。
【次の発言】 先刻申し上げました通りに、最近の議会に提案をしたいと申し上げたのでありますが、御指摘のように次の議会を目標と……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 運輸委員会 第4号(1950/12/06、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 ただいま議題となりました日本国有鉄道法の一部を改正する法律案につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  日本国有鉄道法第二十六條第二項によりまして、国有鉄道職員は、地方公共団体の議会の議員を兼職することが不可能となつておるのでありますが、国鉄職員の地方公共団体との関係についてこれを見まするのに、鉄道路線の分岐駅、操車場、工場などの存在する地方におきましては、鉄道職員の居住割合はきわめて多いのでありまして、現に埼玉県の大宮市のごときは住民の約五〇%、福岡県志免町のごときに至つては特に多くありまして、住民の七五%が国鉄職員によつて占められている現状であるのであります。このうちか……

第9回国会 運輸委員会 第6号(1950/12/09、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 資金で行き詰つておることは、私が別段御説明申し上げないでも、これは明らかな事実と思います。しかし資金のできるまで拱手傍観して成行きにまかせるというのではありません。資金を造成するために、いろいろくふう努力しなければならない面もあります。それと並行的にいろいろ今後その線に沿う計画等も立てて行きたい、こう考える次第であります。
【次の発言】 この前私はここで衷情を披瀝しておきましたが、今日はまだ政治の段階であります。事務には入つておらないのであります。国会において私が政治的の意見を述べで行くのは、政治であります。これから政治を具体的に事務化させて進めて行くところに、今後の政治の具体……

第9回国会 予算委員会 第8号(1950/12/03、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 ただいま労働大臣よりお答えいたしましたが、運輸大臣としても同様の意見であります。
【次の発言】 ただいまお尋ねは、保利労働大臣と同意見であります。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 運輸委員会 第11号(1951/03/22、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 日本国有鉄道法の一部を改正いたしまして、国鉄職員が地方議会の議員を兼ねることができるようにいたす案は、前国会に提案いたし、審議未了となつたものであります。  この法案にはその後いろいろな御意見がございましたので、政府といたしましては、とりあえず第七国会において、法律第百五十九号制定の際、同時になすべきであつた條文の字句の整理のみをいたすこととし、本法案を提出いたした次第でございます。何とぞ十分御審議の上に御可決あらんことをお願いいたす次第であります。
【次の発言】 ただいま上程されました船舶職員法案について、提案理由を御説明申し上げます。  現行職員法は明治二十九年の制定にかか……

第10回国会 運輸委員会 第17号(1951/03/29、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 私は最近ちよつと健康を害しまして、一週間ばかり前から出席し始めたようなわけで、いろいろ当委員会において、運輸大臣に直接ただしておきたいという点もおありになつたろうと考えまして、非常に恐縮いたしておる次第であります。本日は幸い健康も回復しましたし、しばしば出席を促された滿尾委員の御希望に沿うて出席いたしまして、親しくお答え申し上げる機会を得たことを、みずから満足に思つている次第であります。申し上げるまでもなく、滿尾委員は交通事業政策についての専門家であり、私は大ざつぱな政治的観点から申し上げる以外に、技術的、専門的の知識も経験も、率直に申し上げて持たないのでありますから、満足なる……

第10回国会 運輸委員会 第18号(1951/03/30、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 片岡委員から民意を、ことに地元の民意を、昨日実地に視察された点に立脚してお尋ねでありますが、法案以外かもしれませんけれども、一応私から、これまで運輸当局として営団に対して考慮を促し、研究調査をするようにという態度で参つた概略の経過を申し上げます。  もちろん沿道、ことに直接地元の利害関係者から数回の陳情を受けておることは、申し上げるまでもありません。その陳情のうちには、地元だけの利益を代表する言辞もありますし、また文京区とは申しながら、直接土地を持つておるという利害関係者からの陳情などもあつたのでありますけれども、運輸大臣としましては、将来これが完成の後における全利用者の利益を……

第10回国会 運輸委員会 第19号(1951/03/31、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 ただいま上程に相なりました道路運送法案及び道路運送法施行法案の提出理由を御説明申し上げます。  現行道路運送法の実雄以来、三箇年の経験にかんがみまして、その不備欠陥を是正して、道路運送事業の適正な運営と、公正な競争を確保するとともに、道路運送の秩序を確立して、道路運送の総合的な発達をはかる目的をもつて、両法案を提出いたしました。その骨子とするところは次の通りであります。  第一に、自動車運送事業の種類を、実態に即応するように改めました。現在は運送契約の形式を基準とする分類をとつておりますが、貨物自動車事業につきましては、実態に適合しないうらみがありますので、路線と区域という、事……

第10回国会 運輸委員会 第20号(1951/05/12、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 先月二十四日、桜木町駅における国鉄電車の事故の件につきましては、過日衆議院の本会議場においてその概要を御報告申し上げた次第でありますが、当運輸委員会には、爾来出席して御報告申し上げる機会を得ませんでしたが、本日初めてその機会に接した次第であります。概要は先日申し上げておきましたが、繰返して申し上げるまでもなく、返す返すも申訳のない悲惨きわまる事態であり、国民に対し恐縮をいたしておるような次第であります。  その後の対策等につきましては、第一に国鉄当事者をして、最善を盡して善後処置の一切に当るべしという内面指示をいたしております。すなわち死傷者並びにその関係の遺家族の諸君に対しま……

第10回国会 運輸委員会 第22号(1951/05/15、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 ただいま御質問の前提として御意見を傾聴いたしました。申し上げるまでもなく海上と陸上とおのずから異なるところがあり、さらにまた国際的影響も考慮に入れなければならない状態にあり、ことにまた終戦後の新しい法律の移行性等も見て行かなければならぬ点がありますし、御指摘のような御批判の点もあるかもしれません。しかしこれはもちろん立法府において法律として御決定の上、われわれは行政を執行して行くわけであります。その上において御指摘のごとき欠陷、あるいはそれ以上の想像し得ざりし欠陷も現われて来るかもしれないのであります。それらに対しましては、その現われた面に対して修正の手続をとらなければならぬこ……

第10回国会 運輸委員会 第24号(1951/05/17、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 お答え申し上げます。北海道四百三十万道民の熱意ある御要望ごもつともと考えます。結論から申し上げると、北海道に対しましては、現在は予算がないのでありますけれども、追加予算の形式できわめて早く実現するように、その下話が進行中でありますから、そういうふうに御了承願いたいのであります。それで決して北海道は――東京以南だけであつて、以北は無期限あとまわしというような趣旨ではございませんで、北海道を必ず九州方面と同じように取扱つて行くという方針にはかわりはないということをお考え置きを願いたいのであります。その上に追加予算のような措置によつて、早急にこれを実現するように今手配中でありますから……

第10回国会 運輸委員会 第28号(1951/05/22、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 お答えいたします。監理委員会の存在は、コーポレーシヨンの内部のことでありまして、総裁と監理委員会の間に責任関係等があるのでありまして、その一々のあつた事柄を運輸大臣が報告を受ける性質のものでもなし、受けてもおりませんので、それは運輸大臣としてはわかりません。
【次の発言】 原委員は、大体原案に対して、個人的には御賛成であるという場からのお尋ねでありますが、さてこれが実現した後における人事関係に対して、公正な立場でやるかということについては、これはもちろんお言葉までもなく、公正無私に国有鉄道をして、公共の福祉のため、また独立採算制のため、設けられた趣意に沿うような人事を行うつもり……

第10回国会 運輸委員会 第32号(1951/05/26、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 私がお答え申し上げるまでもなく、法律の運用は、その当時の民情、民度、常識の範囲内でこれを行わなければ、法律のほんとうの効果をあげることができないということは、これまた常識に属すると考えるのであります。もちろん常識の外に出て法の運用を適用するということがあれば、迷惑するのはひとり国民ばかりではなく、運用するそのものも、はなはだ迷惑を生ずるわけであります。御説の通り法律は常識の範囲内において、常識の限度において行うべきものであると考える次第であります。
【次の発言】 ただいま御指摘のごとく、しやくし定規で地方の状況をも、民情をも察せずに当てはめて行くということになると、運輸大臣は違……

第10回国会 運輸委員会 第33号(1951/05/27、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 国際観光ホテル整備法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  政府におきましては、このたび政府部内の審議会等を整理する方針を立て、これに基き、本法により設置されておりまするホテル審議会も廃止することとなりましたので、本法中審議会関係の条文を削除することといたした次第であります。  なお、本法が実際に運用されましてから、すでに一箇年になんなんといたしておるのでありますが、その間、規程内容の不備の点なども見出されましたので、この機会に本法による登録の申請条件、旅館登録の人的条件及び登録施設基準等について所要の改正を行わんとするものであります。何とぞ御審議の上、……

第10回国会 内閣委員会 第8号(1951/03/24、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 ただいま議題となりました運輸省設置法等の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  このたびの改正は、第一には運輸審議会に審理官制度を設けることであります。運輸審議会はご承知のように、鉄道、道路運送事業、定期航路事業等の免許、運賃の認可等、運輸行政の根幹ともいうべき行政につきまして、運輸大臣の意思決定に参画する機関であり、その事務は重要かつ複雑なものであります。しかるに現在運輸審議会は七人の委員が何ら補助機関も持たずに、すべての事業を審理しておりますので、運輸審議会の行う事務を補助させる職員を置く必要があるのであります。また運輸事業の免許、運賃の認可等は公共の……

第10回国会 内閣委員会 第12号(1951/05/17、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 審議会の整理等のための運輸省設置法の一部を改正する法律案の提案理由について御説明申し上げます。  このたびの改正は、第一には先般の臨時物資需給調整法の改正に伴う整理であります。すなわち従来臨時物資需給調整法に基く臨時の権限といたしまして、物資の輸送命令及びこれに伴う工事の施行に関する命令をなし得ることとなつていたのでありますが、今回同法の改正によつて、この権限規定が削除されましたので、これに伴いまして、運輸省の権限及び所掌事務の規定中、該当條文を整理いたす必要があるのであります。  改正の第二の点は、審議会の整理に関する事項でありますが、さきに政府において存続することと決定いた……

第10回国会 予算委員会 第19号(1951/02/23、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 私が先般来病気で休んでおりまして、海運政策に対する委員諸君のお尋ねがあつたようでありますが、お答えすることができないで、予算審議の上に支障を来したとすれば、まことに恐縮に考えております。  ただいま海運政策についてどういうところをねらいとしておるかというお尋ねでありますが、大つかみに概念を申し上げて、さらに詳細に入りたいと考えます。海運船腹の増強という問題は申し上げるまでもなく昨年の後半期から、前半期とまるで違つた国際情勢の変化によつて促されて参つた次第であります。はつきり申し上げれば、朝鮮事変勃発以後、特にこの問題についての考え方が、前半期とは異なつた情勢に置かれたのでありま……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 運輸委員会 第3号(1951/10/19、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 ただいまより国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  日本国有鉄道は、昨二十五年度におきましては收支相償い、健全な経営をなし得たのでありますが、本年度に入りましてから、輸送量の増大にもかかわらず、朝鮮動乱以降の資材の値上り、及び生計費の増加による職員の給與べース改訂等、やむを得ない経費の増加を必要とするに至つたのであります。これらの経費に充てるためには独立採算の建前から、運賃の値上げによる増收をはかるほかないのでありますが、現在の物価情勢にかんがみまして、できるだけ経営の合理化と輸送量の増加による増收等を期待いたして、人件費はほとんどこれによつてま……

第12回国会 運輸委員会 第4号(1951/10/22、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 お答えいたします。私も近いころまでは鉄道の利用者であつて、鉄道を主管する位地は夢にも思わず、この位地に立つたのであります。ただいまお尋ねの要点を承つていると、さもありなん、御同感の点が多々あるのであります。しかし一年余り運輸大臣として内部からその実情を見て参りますと、ああもこうもと思いながら、苦心さんたんしても、なおかつ手まわりかねるというような状態が現状であると、結論的には申し上げられると思うのであります。申し上げるまでもなく運賃を上げるということは、国民経済に及ぼす影響、復興経済の途上にある日本の現状において、できるだけこれを避けたい、そうして国鉄の経営ができるようにありた……

第12回国会 運輸委員会 第5号(1951/10/23、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 お答えいたします。今日の日本の行政、あるいは政府直接の行政機関ばかりでなしに、公社といつたようなもののあり方が、申し上げるまでもなく終戦後における占領統治のもとにおいて、不自由なる姿で、連合国側の示唆を更けつつ加えられた一つの制度であることは、申し上げるまでもないのであります。早々の間にできた各般の制度でありますから、日本の歴史、伝統、国民の人情、感情というようなものの上に立つて考えた場合には、どうやら借り物のような感じの部分が、全面的ではありませんが出ていることは、御同様に痛感しておる次第であります。これらのことを見越したわけでありましよう。本年の五月リツジウエイ司令官は、こ……

第12回国会 運輸委員会 第7号(1951/10/25、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 お答えいたします。ただいま御指摘の点は、すなわち公労法により罷業権を押えられておる点をお尋ねと考えるのであります。もちろん今お話の通りに、当時の国情が今日の立法の姿を得たことは、御説の通りであるのであります。しかしこれを高所大所から通観いたしました場合においては、国情が徐々に安定をしつつある今日の際でありますから、これをさらに狹めるという点には、私どもは十分賛成はできないのでありまして、これはむしろ今後改廃があるような場合には、御説のような線に沿うて進むべきではなかろうか、かように考えておる次第であります。
【次の発言】 特にお名指しのお尋ねであります。今日の国有鉄道の姿は、先……

第12回国会 運輸委員会 第10号(1951/11/15、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 ただいま提案になりました日本国有鉄道法の一部を改正する法律案について、御説明申し上げます。  今般政府におきまして、行政事務の刷新をはかり、国民負担の軽減に資することといたし、人員整理を実施することにいたしたのでありますが、その際同時に、従来長期欠勤者の取扱いにおいて欠くるところのあつたのを改め、これを定員外とし、一定の年限内は、所定の給與を受けさせることといたしたのであります。  国有鉄道は公共企業体として、その性格は一般行政官庁とはおのずから異なるものがありますが、この際一般公務員の人員整理にならつて、企業の合理化を進めることといたしました。つきましては長期欠勤者の取扱いは……

第12回国会 文部委員会 第9号(1951/11/24、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 日本の将来が、海運に大きくまたなければならないということは申し上げるまでもないのでありまして、これはひとり主管省である運輸大臣の考えでなく、国策がここになければならないと考えます。従つてその海運政策を遂行発展させて行く上において、海員、船員の必要であるということは、私が繰返して申し上げるまでもないと思うのでありまして、ただいま御質問に相なりました事項は、ことごとくこの線に沿う目的を達するための、そのときときにおけ国会あるいは国会以外の面から現われたる意思であり、輿論であると考えるのであります。私においても、その実情を十分承知いたし得るのでありますから、海員すなわち船員を教育し、……

第12回国会 予算委員会 第5号(1951/10/25、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 お答えいたします。総括的に私から一応お答えいたしますが、ただいま御指摘のうちには、事務当局に私にかわつてお答えさせたい点もありますので御了承を願います。  第一にサービスの改善、これはきわめて広い意味のサービスの改善ということで御指摘のように拜聽いたしました。それには一応今日の日本国有鉄道のあり方を申し上げる必要があると思うのでありますが、御承知の通りに、国有鉄道の線路の延長は一万九千キロ余り、約二方キロでありますが、その六割は赤字線でありまして、四割が黒字線であり、四割の黒字線をもつて、六割の赤字線をあわせてまかなつておるよなう現状なのであります。その上に鉄道全体としては、戰……

第12回国会 予算委員会 第6号(1951/10/26、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 日本の海運政策は国策の重大なる一項目であろうと考えております。ただいまお尋ねの海運協定の点でありますが、将来の独立後における日本のあり方としては、わが国も海運国の一つとして活動しなければならないのでありますから、ひとり日米間のみならず、広くその他の国々との間においても、当然協定があつてしかるべきだと考えているような次第であります。ただ、ただいまの状態におきましては、ここに日米間だけのことをお考えてみますると、御指摘のように、アメリカの上院議員のマグナソン君が先般日本に参つた際にも私ども数回親しく会談をいたしておるのであります。さらにまたマグナソン君が帰米後における意見等も、ただ……

第12回国会 予算委員会 第9号(1951/10/30、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 お答えいたします。ただいまお尋ねの通り、貿易が港湾施設の強弱によつて支配せられることは、学説をまつまでもなく、現実の事実がその通りであります。私は主管大臣といたしまして、御指摘になつたごとき東京・横浜あるいは神戸・関門・博多というような港が、今日の日本の国情から余儀なく接收下に置かれまして、十分なる港湾の機能を発揮し得ず、おしならして七割くらいまではわが用に供することができないような状態にあることを非常に遺憾に考えまして、何をおいてもこれは日本の貿易立国策の見地からいつて、今日はもとより、将来ますますその機能発揮のために、準備をしなければならないということを考えまして、関係筋に……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 運輸委員会 第1号(1951/12/15、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 お答えいたします。現在の日本の海運のあり方は、御説の通りにきわめて戰前の実力に比較して貧弱なものであるのであります。従いまして御指摘のような計画に向つて、これを一つの海運政策として推進いたしたいというのが、政府の意図するところなのであります。先般もこの席上でありましたか、あるいは参議院の同じような席上でありましたか、海運に対して、このたびの講和條約、あるいはそれ以外の面において、何らかの規模制限というようなものが国際的に現われているかというお尋ねがあつた場合にお答えしたのでありますが、それは絶対にありません。ただ現実の問題は、国内における資金の制約を受けておるだけであるというこ……


山崎猛[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院24期)

山崎猛[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1951/02/21、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 一言主査以下委員各位に、特にごあいさつを申し上げておきます。先月の末からはからずも惡質の感冒にかかりまして、一昨日まで病後の静養をいたしており、昨日から登院いたしたような次第であります。本国会における最も重要な法案である予算審議の最中に、長い間欠席をいたしまして、諸君の予算審議の上において少からざる御迷惑をおかけしたことを、胸中はなはだ穏やかならず、恐縮に存じておるような次第でございます。本日からは出席いたしまして、諸君の御審議に政府者としてできるだけのお努めをしたいと考えております。よろしくお願いいたします。一言ごあいさつを述べておきます。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 内閣委員会地方行政委員会農林委員会人事委員会運輸委員会労働委員会経済安定委員会連合審査会 第1号(1951/11/09、24期、自由党)【政府役職】

○山崎国務大臣 ただいまお尋ねの点は、橋本行政管理庁長官の答弁の通りで、私どもにおいても同様であります。
【次の発言】 今お尋ねの数あるいはその根拠等は、十分労使の間に話合いを続けて参りたい、こういう方針でありまするので、それで円満に進める方針で進みつつあります。
【次の発言】 整理は、申し上げるまでもなく、一面において成立した予算の範囲内においてこれを行つて行くのでありまして、従つて乱雑なる規定を行つて、無用なる出血をするというようなことに相ならぬように、十分にその点は労使の間に話合いを進めて行く、こういう方針で進んでおります。
【次の発言】 技術的の、法規的の説明は政府委員よりかわつてさせ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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