このページでは片岡伊三郎衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○片岡委員 社会党の切なる要望もあるし、いろいろまた御意見もあるので、今お聞きいたしますと、明日理事会でも開いて円満裡にこれを運んだらよいという御意見があるから、私はそう運ぶことが最も妥当ではないかと思います。
○片岡委員 第十條に「支拂上現金に不足があるときは、日本國有鉄道法第四十五條の規定による貸付として國庫余裕金を一時貸し付けることができる。」という規定がありますが、御承知の通り、独立採算制を堅持しなければならないときに、こういう規定でどのくらいの限度まで貸し付けられるのであるか、もし限度がないとすれば、今までの制度とちつともかわるところがない、その限度が定めてありやいなや、伺いたいのです。
【次の発言】 もしも百億で不足を生じた場合は、それ以上追加することができるのですか。
【次の発言】 その赤字はどうして補填しますか。
○片岡委員 東北、北海道の運輸行政の視察に志賀委員、佐々木委員、飯田委員、柄澤委員と專門員の堤さんと行をともにしまして、十四日間の日程をもつて東北の一部、北海道の一部を視察して参りました。詳しいことは書類をもつて提出いたしますが、その大要を御報告申し上げたいと存じます。 まず鉄道建設関係につきましては、八月の二日に釜石線の全通促進について、全線にわたつて視察を遂げました。その線は去る五十六議会かに予算をとりまして、八億六百二十三万六千円の予算で工事にかかつたのであります。これは花巻と釜石を結ぶ重要なる交通の路線であります。戰時中中絶しておりましたが、本線と東海岸の線を結ぶ最も重要なる線であり……
○片岡委員長代理 これより運輸委員会を開会いたします。
倉庫業法の一部を改正する法律案を議題といたし、前会に引続いて質疑を行います。岡田五郎君。
【次の発言】 それでは他の質問は次会に続行することといたしまして、本日はこれをもつて散会いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 御異議なしと認めます。
それでは本日はこれをもつて散会いたします。
午後零時三十分散会
○片岡委員 今次の管理部廃止並びに管理局設置に対しまして、今御説明を聞いて、当局の非常な苦心の跡と、今後の国鉄の行き方等の大要は、大体了承したのであります。しかし先ほども尾崎君から質問があつた通り、一県においてこれが二分された、あるいは三分されたという県が、国内には数箇所あるようであります。ここに見えておられる万々も、その陳情団の一部と思います。関東におきましては、宇都宮の管理部関係が、北の方は仙台地区、西は高崎、南は水戸、この管理局の管轄に支配されねばならないような情勢になつておるということを承つたのでありますが、この運営においては、おそらく支障はないだろうと思います。いろいろな方面から勘案……
○片岡委員 先般国政調査のため近畿及び中国地方に派遣されました委員を代表いたしまして、調査の概要を申し上げますと同時に、所見の一端を申し述べさしていただきます。 まず最初にお断り申しておきますが、視察箇所、特に阪神方面は過日のジエーン台風が通過した直後であつて、また調査班一行も帰郷早々のことであり、調査資料の一部がまだ到着しておりませんので、後日資料が整備次第、詳細な点を御報告申し上げたいと存じますから、その点あらかじめ御了承願いたいと存じます。 調査班の一行は米窪委員、石野委員と私とが主体でありまして、地方々々で稻田委員、前田委員、黒澤委員、畠山委員等がこれに加つておるのであります。 ……
○片岡委員 この法案にあります航空図誌を、水路図誌と関係が深いから、従前通りやるという御説明でありますが、空と陸との関係、それから空の道、言いかえれば空飛ぶ鳥の道が空にある。魚が海を泳ぐのに魚の泳ぐ道がある、こういうことがいわれておる。そういう陸と空、空と海という関係から、従来通り水路図誌と同様に航空図誌をやる、こういうようなことでありますが、こういう深い関係に対する科学的調査の上で、研究が遂げられておるのかどうか、これをお伺いいたしたい。
【次の発言】 私の質問はそういう意味ではないのです。科学的に空と陸、空と水との関係がどういうふうになつておるか、そういうことの上に立脚して航空路の図を作所……
○片岡委員 総裁に伺います。資金繰りの困難は、想像に余りあるものがあります。当初予算の編成はいつごろ計画されたか。これに関連して現在の四十八億余の予算で、はたしてこの事業が完成し得られるや。別して今次の特需景気による物価高、これらは国鉄の大きな悩みになつております。同様この工事に対しても、大きな悩みであろうと考えられますので、これらに対してはいかなる策を立てられるか。その計画を立てられたときの物価と、この法案通過後の時間的ずれによつて生ずる価格の差はどのくらいか。本年度でさえもどのくらいの差額があるか、こういうことをあらかじめお伺いしたいと思います。
○片岡委員 この法案の審議続行の上に重大なる関係のある路線に対しましては、昨年来文京区の方々の大きな反対があるのでありまして、それらの陳情等々とにらみ合せまして、委員会では多忙の中をこの法案審議にあたりまして、委員長初め委員の大多数の方が、昨日現地をつぶさに視察して来たのであります。なるほど営団の設計というものは、われわれしろうとの目でこれを見まするに、経費その他の角度から検討されて、専門的な技術と観察とをもつて、ただいま施行せんとする計画が立てられたということが、現地視察によつて読まれたのであります。それは燒失地域の人家の少いところ、あるいは土地の起伏のあるところをあえて迂回しまして、そうし……
○片岡委員 運賃の値上げに際しまして、一応私の考えていることを伺いたいと思います。今次の運賃の値上げは、あらゆる角度から検討して、ある程度の値上げはやむを得ないと思われるのであります。その大きな理由は、主として特需景気による物価の高騰、これらに関連して施設あるいは材料の騰貴等によつて行われるものと存じますが、なお物価の騰貴による賃金のベース・アツプ、これらも加味して、当然国鉄としては相当のゆとりを持たなければ、独立採算の意味合いにおいて経営が不可能に陥るということは、ある程度認め得られるのであります。しかしながら運賃の値上げは、ひいて国民の生活に大きな脅威を伴うのでありまして、これが国鉄として……
○片岡委員 いろいろ御説があるようですが、小委員会でも相当苦心の結果ここまでできたことと思います。そこで今質疑されておるところの非常事態に対するような計画が行われた場合はどうするか、目的に沿はないではないかという結論になるでありましようが、そうなつた場合は、おそらく日本の慣例によりまして、そういう場合は非常手段で行われるのではないかと常識的にわれわれは考えるのであります。でありますから、大体この法案をわれわれは認めてさしつかえないのではなかろうか。運営のよろしきを得たならば、この目的に沿うような結果が招来するのではなかろうかというふうに考えますので、一応合同審査会におきまして、この辺でこれを認……
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