このページでは木下栄衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○木下委員 時間の都合もありますから、きわめて率直に運輸大臣に対して質問したいと思います。 今回の値上げが、国鉄の独立採算制堅持のために、その收支の権衡を得るために値上げをする、これはよくわかります。ただインフレーシヨンが終息した段階においては、消費者に対して大した影響はないと、きわめてあつさり片づけておられますが、この重要物資の運賃の八割値上げということは、直接生産費に影響しまして、わが国の産業に大きな悪影響を及ぼし、ひいては貿易に対しても大きな影響があると思うのであります。これは賢明なる大屋大臣もよく御承知のことと思いますが、これは立場が立場でありますから、私はこれに対して御答弁を得よう……
○木下委員 今回の国鉄の機構改正の問題につきましては、一昨日来われわれ同僚委員の質問に対する国鉄総裁並びに運輸大臣の御答弁によりまして、大綱はよくわかりましたが、私どもとしましては、まだ完全に了解することができないのであります。今度の管理局の設置の問題に対しまして、一昨日から同僚の山崎君も言われましたが、一例をあげますと、盛岡、秋田、青森、この三つがありますが、なぜ盛岡、秋田に設置して青森に設置しなかつたか。これは国鉄当局としては十二分に御調査の上やつたことと思われます。たとえば運転の関係とか、貨物、乘客あるいは構内の監督、そういうふうなことを勘案されまして、愼重にやつたことと思われますが、ど……
○木下委員 どうも前田委員長のお話は、われわれにはどうしても了承できない。案が重要であるから、自由党が先に相談をした上で、それで委員会を開く、しかも公報をもつて二時半に開くということを言うておいて、そして自由党の政務調査会で、この運輸委員の方がみな集つて話をして、そして四時半になつてもなお開かずに、流会にしておいて、事が重大だからわれわれが相談していたなんて、そういう言われ方では、われわれ国会の運営というものはできないと思います。だから悪かつたなら悪かつたと、はつきりおつしやいよ。これは大きな問題ですよ。単に運輸委員会だけの問題ではない。もつと良心的にはつきり言うてください。ただ事が重要だから……
○木下委員 私は運輸省の所管のことにつきまして、具体的の問題についてきわめて簡単にお伺いしたいと思います。主食の統制撤廃が行き詰つて断念されたことは、皆さん御承知の通りであります。ところが今度の定員法によつて、主食の配給事務に関する人たちが多数盛り込まれておるのでありますが、運輸省の船員関係の二百六十八人という人たちは、全部元の通りに今度の案から削除されるものと思いますが、そう考えてよろしいのですか。
【次の発言】 海員に対する配給の状況を見ますと、配給の箇所が全国で二百五十五箇所あります。しかも船員のことでありますから乗船、下船、その他変動が非常に多く、一箇月約四万の変動届があるそうでござい……
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