高橋清治郎 衆議院議員
24期国会発言一覧

高橋清治郎[衆]在籍期 : 23期-|24期|
高橋清治郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは高橋清治郎衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

高橋清治郎[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第23号(1949/04/28、24期、民主党(第九控室))

○高橋清治郎君 私は、民主党を代表いたしまして、ある條件を付してこの法案に賛成をいたすものであります。  この本案を見ますると、不完全な点が多いのであります。もつと完成したものをわれわれはほしかつたのでありまするけれども、この法案が昨日突如としてわれわれのところにまわり、昨夜までかかつていろいろ質疑應答がかわされたのであります。大体の方針におきまして、わが党はこれに賛成をいたすのでありまするが、次のごとき二、三の点につきまして重大なる警告を発して、私は賛成をいたすのであります。  まず第一に、この法案を見ますると、その取締り方法が複雑をきわめております。そのために、その取締りの実行が不可能であ……

第5回国会 衆議院本会議 第38号(1949/05/24、24期、民主党(第九控室))

○高橋清治郎君 私は、硫化鉱山における出荷ストライキに関しまして、商工大臣と労働大臣に質問をいたしたいと思うのであります。  本年度における肥料の生産並びにその配給の状況はきわめて順調に進展しておるということを聞きまして、私は非常に喜んでおつたのであります。しかるに驚くべきことには、去る五月十九日より、全國における五十三の指定鉱山が、柵原を初めとして大半の硫化鉱山が、その硫化鉱石の出荷ストライキ並びに硫酸の出荷ストライキを決行して、今日なお続行されつつあるのであります。しかして、このストライキは、五月二十五日までに労使間の協定がつかない際には、さらに五月二十八日から無制限のストライキに突入する……

第5回国会 衆議院本会議 第41号(1949/05/31、24期、民主党(第九控室))

○高橋清治郎君 私は、肥料生産危機に関する緊急質問をいたしたいと思うのであります。  過般私は、商工大臣と労働大臣に対しまして、硫化鉱鉱山におけるストライキに関しまして質問をいたしたのでありまするが、その際労働大臣は、すみやかに價格の改訂をやつてこれを解決するということを述べられたのであります。また有田次官は、日本で一番生産鉱山であるところの松尾鉱山がまだストライキに入つていないからという樂観的な答弁をなされたのであります。しかるに、今日いかがでありましようか。いまだこのストライキは解決いたさず、有田次官の樂観しておつたところの松尾鉱山が本日よりストライキに突入したのであります。皆さん、労働大……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第27号(1950/03/16、24期、民主党(第九控室))

○高橋清治郎君 ただいま議題となつてお。ます、各派共同提案の積雪寒冷地帯に対する負担の要当公正化に関する決議案に対しまして、私は民主党を代表して賛意を述べるものであります。(拍手)  すでにこの議案に関しましては、趣旨弁明並びに八百板議員より数字をあげまして、みな発表されて、皆さんにお願いしたのでありますから、これ以上私は強調する必要はないと思うのであります。しかしながら、寒冷地帯の住民が、いかに苛酷なる苦悩に呻吟しておるかという一つの実例を申し上げてみたいと思うのであります。  それは寒冷地帯における住民は、いわゆるお上の申しつけは必ず果すという、あきらめの観念にとらわれておるのであります。……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第47号(1952/05/29、24期、改進党)

○高橋清治郎君 ただいま上程に相なりました通商産業省設置法に対する修正案について、私は改進党、日本社会党及び日本社会党第二十三控室を代表して趣旨弁明を行わんとするものであります。  原案朗読は省略いたしまするが、問題は中小企業庁を縮小せんとする政府原案を、現行通り強力なるものとせんとする修正であります。(拍手)そもそも中小企業庁の設置は、久しきにわたる全国中小商工業者の要望の結集した結果に基きましてその誕生を見たものであつてそのよつて、来るところはまことに長く、かつ深いものがあるのであります。周知のごとく、終戰後における中小商工業者は、従来の中小商工業に加うるに引揚者、戰災者、さらに企業整備に……

高橋清治郎[衆]本会議発言(全期間)
23期-|24期|

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委員会発言一覧(衆議院24期)

高橋清治郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
23期-|24期|
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会 第3号(1949/07/04、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 建設省の方にお伺いいたしますが、ホテルを建設するについての百坪以上とか、あの許可の方に幾らか緩和されますでしようか。そういうものに対する許可の方針はどういうお考えであるかひとつ伺つておきます。
【次の発言】 お伺い申したいのですが、昭和二十年度におきまして、大体ここにホテル建設予算というものがずつと並べてあります。そしてあとに名古屋一億、神戸四千万円、大阪一億、廣島千三百万円、こういうように数字をずつと見ますると、このホテルの計画が関係方面の要望によつてこういううふうに大体選択されたと先ほどお話がありましたが、私一昨日でしたか、仙台にとまりました際に、バイヤーの人たちと一緒に……

第5回国会 経済安定委員会 第4号(1949/03/28、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 私は民主党を代表いたしまして、本案に賛成の意を表するものであります。中村委員の申されました通り、この統制が実際に即した適正なる統制、その運用を最も効果あるように、合理的にやつていただくことを希望いたしまして、その他いろいろな意見もありますけれども、今やこの法律の期限も、今後余すところ三日しかないのでありまするから、民主党を代表いたしまして、賛成であるということを申し上げておきます。

第5回国会 経済安定委員会 第7号(1949/04/18、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 戰時中に各地区の自動車会社を統制いたしまして、今日なおそのままになつておるのであります。これは今日業者の方においても、また荷主側におきましても、非常に現実においては不適当なものである。これを早く統制を解いて、元の統制前に還元してもらいたいという要望が各地にあるのであります。しかるにその解散したのち一地区、三十台なければ営業権を與えないということを、運輸省の方では各道監の方へ指令を出しているというような話でありますが、その間の消息を承りたいと思うのです。  それからもう一つは、乘合自動車の路線の問題でありまするが、路線の権利だけ取つておいてこれを使用せず、ただその人が権利だけず……

第5回国会 経済安定委員会 第8号(1949/04/21、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 ただいま國立病院の拂い下げのお話がございましたが、一旦これを厚生省の方におまかせいたしますと、あえてそこを必要としない病院でも、自分の省に属するからと言つて、どこまでもこれを処分することを拒むような傾向があるのであります。しかしこれは実際問題といたしまして、私の郷里にわずか一里半のところに二つの國立病院の本院と分院があるのでありますが、一方は患者もほとんど病室におらずして、ただ職員がおつてその経費を支拂つている。院長としてはその病院を拂い下げてもよいという考えは持つておりますけれども、職員の失業問題等によつて騒がれるものだから、どうしてもこれを拂い下げてもいいというサインをす……

第5回国会 経済安定委員会 第10号(1949/04/27、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 私は今日中にこれを採決するという態度を一切なくしまして、ただちにこれが討議に入つた方がいいと思います。それからもう一つは政府に対して別個に資料の提出方をお願いしたいと思うのであります。
【次の発言】 提案者にお伺いしたいのですが、大体これによりまして課税の方針とかそういつたような財源はどのくらいに見ておられますか、お伺いいたします。

第5回国会 経済安定委員会 第11号(1949/04/28、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 私は民主党を代表いたしまして、條件付でこれに賛意を表するものであります。  その條件は、大体國協党の平川君の申し述べました條件をさらに繰返して、ここに要望いたす次第であります。ただ特にこの高級料理店と、それから大衆食堂業者に対する課税の点においては、將來善処していただくように考慮を願いたいと思うのであります。それから、ことに主食の取締り、先ほどもどなたか申しました通り、主要食糧のやみ取引の防止ということでありまするどれけも、これはかえつてまつたくやみ取引の誘惑という点に非常に危險性があるから、この点もよく注意していただきたい。それから課税取立てにおきまして、税務官吏が警察官の……

第5回国会 経済安定委員会 第18号(1949/05/19、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 見返り資金の配分計画について、まずお尋ねしたいと思うのであります。四月の十五日に安本案として日本経済新聞に詳細にわたつてこれが出ておりますが、これは安本で発表したものでございますか。それについてお伺いいたします。
【次の発言】 われわれは委員会におきまして、できるだけ早くその安本の配分案なるものを知りたいと思いまして、早くその案をおつくりになつてわれわれの手元にくださることをお願いしてあつたのであります。しかるにそういうものができておつたにかかわらず、抜かれて先に新聞に発表されたということであるならば、すでに安本にそういう案があつたものと思うのでありますが、そういうものがあつ……

第5回国会 経済安定委員会 第19号(1949/08/10、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 大体永井委員から詳細に御報告があつたようでありますが、調査中において最もわれわれ痛感いたしましたことは、各地方とも金詰まりで弱つておるから、何とか金融の道を開いてもらいたいという声、要望が非常に盛んであつたのであります。それからもう一つは、日発の七ブロツクの分割ではどうしても困るから、これをもつと緩和されて、あるいは三ブロツクくらいにしてもらいたいという各事業家、業者の要望が非常に強かつたのであります。  次にはただいまも永井委員から御報告がありました只見川開発の問題でありまするが、これにつきましてはわれわれの調査した後におきましても、昨今非常なる政治問題と化しまして、すでに……

第5回国会 経済安定委員会 第21号(1949/08/19、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 ちよつとお尋ねいたします。この見返り資金の利子の問題ですが、これは大分高いといううわさがある。これは何とかもつと安くさせるような方法はないものでしようか。その間の消息をちよつとお聞かせ願います。

第5回国会 経済安定委員会 第22号(1949/09/13、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 お伺い申します。硫化鉱を輸入したときの理由、当局の方針、それから今後どれだけまだ輸入の見込みであるか。それとも打切る見込みであるか。それについてのいきさつを承りたいと思います。
【次の発言】 日本の硫化鉱の大体の生産計画は百二十五万トンになつておるようであります。需要が百三十五万トン。そこに十万トンの差がある。けれどもその價格において非常な相違があつて、横浜の價格が七千九百円。こういうように入るときには約九千円で入つておりまして、そうして補給金を四億五千万円出すというようなことで、それを内地の鉱山に出せば優に十万トン以上のものは増産できるというのが大体鉱業界、業者側の意見でも……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 観光事業振興方策樹立特別委員会 第10号(1949/11/30、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 休憩中に理事といたしまして、今の大蔵委員会からの申入れについてお話がありましたが、大体常道から言えば、これは受入れるのがあたりまえではありまするけれども、諸般の事情を勘案してみますると、これは大蔵委員会からの申入れであるが、建設省とも相当関係のある問題であるから、今日は大蔵委員会の方とも何らかの了解を求めまして、あらためて連合協議会のようなものを開きまして、協議の結果、この問題をお取運びになつた方が私はいいと思いますがいかがでしようか。それをひとつお諮りを願いたいと思います。
【次の発言】 会期も切迫した今日であるが、今日ただちに採決するということは、いろいろ悔いを残すことに……

第6回国会 通商産業委員会 第1号(1949/10/28、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 理事はその数を十名とし、委員長において指名せられんことを望みます。

第6回国会 通商産業委員会 第6号(1949/11/12、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 皆さんが大体お聞きになつたようですから、私はごく簡單に三問だけお尋ねしたいと思います。一括して三件をお伺いいたします。  第一、銅鉱業のうち、電気銅の補給金廃止後における探鉱奨励金として、補正予算に六千万円を計上しておるということを承つておりますが、この六千万円だけで現在の銅鉱業の温存が可能とお考えになつておるのかどうか。  なお、今後予算をどのぐらい計上するお考えであるか。その点と、もう一つは、今後の日本の金鉱業に対する見通しと、その御方針を大臣より承りたいと思います。
【次の発言】 これはこの前わが党の村瀬議員が、石炭国家管理法の第四十條の損失補償の問題についてお伺いした……

第6回国会 通商産業委員会 第12号(1949/11/24、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 ただいま門脇委員からるる御質問があつたのでありますけれども、この特別鉱害復旧につきましては、この復旧費というものは、理論から行きましても、当然国家で全部これを負担すべきものではないかと私は思うのであります。これを国家で全部負担するお考えがあるかどうかということを、大臣にお伺いしたいと思います。  それから、私は大体金属山と、比べまして炭鉱の方に偏重されているような傾向が多いと思うのであります。金属山におけるところの惡政のために、農村が非常に荒されて、食糧の減産を見たという実例が多々あるのでありますけれども、これらに対しては何ら政府は今日まで顧みなかつたという点を非常に遺憾とす……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 通商産業委員会 第15号(1950/03/03、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 今日はいろいろな事情で時間がないために、過般の新聞記事の問題だけに止めることにいたします。大体大蔵大臣が本会議におきましても、予算委員会におきましても、経済が安定しておるということを強く幾度となく答弁なさつておるのであります。今日中小企業がどんなに経済の不安定、金詰まりに悩んでおるかということは、実情をほんとうに大蔵大臣として把握しておるのか。その大蔵大臣が通産省を兼任されて過般の一日の記者団会見におきまして、中小企業の倒産やむなしというような言葉を、不禁愼にも放言するに至つては、大臣が日ごろ心の中に包蔵しておるところのものを忌憚なく暴露したものであると思うのであります。かく……

第7回国会 通商産業委員会 第17号(1950/03/11、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 皆様御存じのごとく、過般来全鉱連が無期限ストに突入しておるのであります。そして新聞紙上によりますと、十七箇所の製錬所の熔鉱爐の火がとまつたということであります。これにつきまして、通産省におきましてはいかなる処置をとつておるか、また実際にこの十七箇所の製錬所の熔鉱爐の火がとまつたかどうか、その実際をひとつ説明していただくと同時に、これに対していかなる対策をとつておるか、その具体的方法をお示しを願いたいと思うのであります。日本の産業の基礎をなすところの製錬所の熔鉱爐がとまつたということは、重大な問題であると私は思うのであります。しかるに先ほど宮幡次官に製錬所の熔鉱爐がとまつたじや……

第7回国会 通商産業委員会 第18号(1950/03/14、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 この法案の提出者は、各党のお歴々の幹部の名前が並べられてあるのでありますから、この法案を提出するにあたつては十分研究、御調査になつてのことと私は信じますが、多少私が欧米の調査をしたところによつてお伺いするのでありますが、この小型自動車競走によつて、この競走に参加した人々がいつも死傷者を出しておるということです。一体参加した人のうち、どれだけのパーセンテージが死んでおるか、けがをしておるか、御調査せられた実績を伺いたいのであります。
【次の発言】 私が十箇年のアメリカ生活におきまして、よくこれを見たところにより、また調べたところによりますと、相当の死傷者を出しておるようでありま……

第7回国会 通商産業委員会 第19号(1950/03/15、24期、民主党(第九控室))

○高橋(清)委員 ただ一点、きのうも質問いたしました通り、小型自動車の競走によつて、そこにけが人あるいは犠牲者が出ると思います。それに対してどのような対策をお講じになつておるか、具体的な例を言うならば生命を失つた際においては、どのくらいの額の弔慰金をやるかというところまで、お答えくださるならば幸いと思います。


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 通商産業委員会 第2号(1950/07/18、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 今委員長から七月四日に委員会を開催してやつたと申しますけれども、私は出席しておりません。そして休会中の委員会と今日はその顔ぶれもかわり、委員の数もかわつております。そして休会中は議員の大半は郷里に帰つておつたと思うのですが、私は委員会開催は、委員として御通知も受けておりません。あるいは東京の住居に来ておつたのかもしれませんが、見てもそれがなかつたのであります。ゆえに七月四日の委員会の経過は全然私は知つておりませんので、まずそれから承らなければこの審議に入ることはちよつと困難と思いますので、大体聞かしていただきたい。
【次の発言】 ただ七月四日のそういう通知とか何とかということ……

第8回国会 通商産業委員会 第5号(1950/07/21、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 私は国民民主党を代表いたしまして右首題になつておりますこの法案に対して賛意を表するものであります。  その理由といたしまして、すでに小川委員から申し述べられました通り、諸般の事情にかんがみ、この法案を廃止することは、やむを得ざるものとして、これに賛意を表するものであります。簡單ながらこれをもつて賛成の討論といたします。

第8回国会 通商産業委員会 第7号(1950/07/24、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 この上場するところの商品についてお尋ねいたしたいと思います。第一、綿化でございますが、綿化は百パーセント外国に依存しているために、今日の世界の情勢にかんがみて取引上場ということは不適当ではないかと思う。これについて当局の御見解を承りたい。すなわち綿花輸入は外貨予算のわくに拘束されておるために、市場において先物価格決定は相当むりなところがあるのではないか。この点についてまずひとつ当局の御意見を承りたい。
【次の発言】 ただいまの御答弁には、私は見解を異にしておるのであります。この今日の世界の情勢がどういうふうに展開して行くか。はなはだ外貨予算のわくに拘束されておるが、そこにある……

第8回国会 通商産業委員会 第9号(1950/07/26、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ただいま議題となつております商品取引所法につきまして、国民民主党を代表して、左のごとき条件を付しまして賛成の意を述べるものであります。  すなわち条件を簡単に申し上げます。  第一には、上場物件中わが国において生産されるものと、外国依存、すなわち貿易において獲得される物件の二種類に分類されると思います。生糸、繭等は国内産に属し、その大部分が輸出関係に向けられている現況でありますが、近時生糸の輸出関係はあまりかんばしからず、要需の大部分を占めておりました米国においては、化学繊維に圧迫されている状態にかんがみ、今後ますます販路がとざされて行くように見受けられるのであります。政府当……

第8回国会 通商産業委員会 第14号(1950/09/29、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 昨日の当委員会におきまして、通産行政上、特に鉱業行政上奇々怪々なるところの話が田中氏からありまして、まことに憂慮にたえないのであります。なぜであるか。きのうの田中氏のお話によりますと、新潟県の小滝炭鉱の鉱業権者である立花良介氏の三千八百カロリーくらいで、設備もなく、住宅がわずかに六戸ぐらい、さらに一箇年半も休山しておつたこの鉱山に対して、見返り資金を融資することに決定したというのであります。そうして首藤政務次官のお話によりますと、通産省においては不適当なりとして認めなかつたものを、さらに要請があつたので、千五百万円程度はよかろうと言つたにかかわらず、大蔵省は一方的に二千五百万……

第8回国会 通商産業委員会 第15号(1950/10/11、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 私は本論に入る前に、まず池田大臣に対しまして一言お尋ねしたいと思います。吉田首相が国会軽視の傾向あることは、これは周知の事実でありますが、過般のこの委員会におきまして、その出席を要望したのにもかかわらず、この委員会を軽視して出席しなかつた。官房長がなんか言つて参りましたが、はなはだ不明確なものであつた。あの際にどういう御事情があつたか、ひとつその実情を鮮明していただきたい。  次に私はこの小滝炭鉱問題のことについて質問を申し上げたいと思うのです。第一に、この小滝炭鉱なるものが前殖田法務総裁が顧問であり、また見返り資金の申請が、日本銀行においてはかくのごとき炭鉱には貸すべからず……

第8回国会 通商産業委員会 第17号(1950/10/24、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 今度の新たな鉱業法は、その根本において改善されたという点は、ただ追加鉱物が鉱物に繰入れられた点だけで、あとは大した改善はされたように思われないのであります。むしろある点のごときは改悪されたようなふうに私は思われるのであります。たとえて言うならば、この追加鉱物のうちに、中村委員も申されました通り、ベントナイトとか酸性白土とか雲母、こういうものは、一体鉱業法と採石法をどういうような見解のもとに区別したのであるか。こういう点、ひとつ政府当局の御意向を承りたいと思います。これが質問の第一。  まとめて私は質問いたしますが、次には、あまり皆様もお気づきがないと思いますが、これは実際問題……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 通商産業委員会 第2号(1950/11/27、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ただいま大臣のお話の中に、マ司令部よりの書簡の中に、ポ政令をもつてこの電力再編成をやるようにという指示があつたということを申されましたが、それは明らかに書簡においてポ政令をもつてやれということが明記されてあつたのでありましようか。それともそれ以外の何かの方法によつてこれをやれというようなことはなかつたのか。その点を明らかにしていただきたいと思います。

第9回国会 通商産業委員会 第4号(1950/11/30、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ただいまの端数の株主の問題でありますが、これはすでに一昨年から問題になつております。大体日発の資本の六割以上は端数株主であります。その資本によつて、日発は今日でき上つたわけであるから、その端数の株主を無視するということは非常によくないと思います。この前の株主総会のとき、一昨年の暮でしたか、日発では株主総会の通知を出す郵便料にも困るから、これはみな適当な人に売つてもらいたいということで、非常に巧妙な美名のもとにやつたとき、私がこの問題に気がついて日発の会社の成立ということは端数株のお陰じやないか、資本金の六割以上もあるのだ、それを無視して今よくなつたからといつてやることはけしか……

第9回国会 通商産業委員会 第8号(1950/12/05、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 私は国民民主党を代表して、本法律案に賛成するものであります。きわめて簡単にその理由を申し上げます。  特別鉱害の復旧は、国土の保全、民生の安定の点より見て真に緊急を要するものでありますことは、いまさら贅言を要しません。被害者の人々は一日も早くその施行を鶴首して待つておると存じます。ゆえに政府は、今日まで委員会におきまして各党各委員より幾多の強い要望と、注意された諸点を十分にくみとつて履行してもらいたいのであります。  さらに私は、石炭の採掘により発生したこれら特別鉱害復旧の実施にあたり、このような処置を他の面、特に金属鉱山の面にも及ぼされんことを強く要望して、私の賛成討論を終……

第9回国会 通商産業委員会 第9号(1950/12/06、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 私は国民民主党を代表いたしまして、ただいま議題となつております四つの法案に対しまして、強い要望を付して賛成の意を表したいと思います。そもそも鉱業法は鉱業を規律する基本法であります。今回提案されました鉱業法案は、鉱業権を中心とする法律の基本的構成におきましても、また鉱物資源を合理的に開発して公共の福祉の増進に寄與するという根本目的においても、根本的に相違はなかつたのではありますが、とかく八方美人的立法態度により、巽際の運用面に対しいささか危惧の念を禁じ得なかつたのであります。すなわち在来までのドイツ法に、新たにダンカン氏の提示による米英法を混入した立法態度は、はたして鉱業法案の……

第9回国会 通商産業委員会 第11号(1950/12/08、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 まつたく会期の切迫した今日において、こういう重大なるところの法案を出すということは、非常に私は遺憾に存じております。  簡單に一点だけお尋ねしたいと思うことは、この二十五年度において三十六億円、大体一箇月十二億円ずつの貸出しというようなことでありますが、年間百四十四億は別といたしまして、金融機関においてこの二十五年度に三十六億円の貸付を実際にやり得るだけの能力があるかどうか、裏づけがあるかどうかを承りたいと思います。
【次の発言】 今の政務次官の御答弁によりますと、楽にできるでありましようということでありますが、当局は責任をもつてこれは必ず出すというだけの確信と責任を持たれる……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 通商産業委員会 第4号(1951/01/31、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 本年は講和の年としてわれわれはこの年を迎えたことを喜んでおりますが、最近国際情勢は緊迫の一途をたどり、われわれが相当真劍に考えなかつたならば、とんでもない事態に追い込まれてしまうということを思うときに、今日議題となつております重要物資の需給を中心として、政府に対して数点についてお尋ねをいたしたいのであります。  第一に、ニツケル、コバルト、錫等の非金属、ゴム、綿花、羊毛等の重要物資について、国際的割当機運が濃化しつつあります。また国内産業も手持ち資材がどんどん不足を告げておつて、物価は急騰しつつあるのであります。かかるときにおいて、政府は再びこれらの重要物資の配給統制、価格統……

第10回国会 通商産業委員会 第7号(1951/02/12、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ただいま議題と相なりました特許法の一部を改正する法律案外四法律案につきまして、私は国民民主党を代表いたしまして賛成の意を表するものであります。そもそも本法案に盛られておる特許料、登録料の引上げは、さきに改正せられました料金改正を経ること実に四歳、その間特許庁は――これは特別会計ではありませんが、収支会計をいつも口ぐせにせられる特許庁のお役人方の常識を私は疑うのでありまして、そういうことにとんちやくなく、どしどし滞りがちの許可申請などを処理して行つてもらいたいと思うのであります。現に私どもの知ります範囲でも、一年二年という長い間待ちくたびれて、困り抜いてみる実情はざらでありまし……

第10回国会 通商産業委員会 第10号(1951/02/23、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 いろいろ神田委員から議事進行についての申出もありましたから、私の質問はごく簡單に、そして箇條書的に質問いたしますから、御回答願いたいと思うのです。  それは、実際問題といたしまして通産省の繊維局においては、綿糸とかそういつたもののから手形の切符を非常に発行しておるようです。実際現物の裏づけなしに発券しておるということはどういうわけか。ことに私の調査によりますと、政略的に出した切符にはヤードでもつてこれを出しておる。現物の裏づけをしたものにはポンド、こういつたような、二種類の切符を出しておるということであります。この点をその関係の方々に御回答願いたい。  それから次には、最も今……

第10回国会 通商産業委員会 第19号(1951/03/20、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ただいま議題と相なりました中小企業等協同組合法の一部を改正する法律案につきまして、私は国民民主党を代表して賛成の意を表するものであります。  たまたま本年七月一日より施行されまする商法の改正にからむ本法律案の改正点とあわせ提案せられたものでありますが、ただ私どもとしては、かんじんの組合員の直接の預貯金の受入れが関係方面との折衝によつて画餅に帰したという事実を、まことに遺憾とするものであります。この受信業務を認めないということを拔きにして、本法案の爾余の改正は、別して色をなしてまで賛成反対というほどのことはないのであつて、いわゆる骨拔き法案とも申しますか、単なる手続改正に終えた……

第10回国会 通商産業委員会 第20号(1951/03/28、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ちよつと関連して……。福田委員からいろいろ御質問がありましたが、それと同じように、私は本年度の石炭及び重要物資に対する輸送計画の資料を提供していただきたい。資源庁における採炭計画、そういうものは大体知つておりますけれども、運輸省の石炭その他重要物資に対する輸送計画の資料を見たいと思いますから、早速さようおとりはからい願いたいと思います。

第10回国会 通商産業委員会 第24号(1951/05/11、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 松永委員長代理にたびたび御老体を煩わすのは恐れ入りますが、過般北上川電気開発に関しまして、東北興業株式会社にやらせるかどうかということを、私が当委員会においてお尋ねした際に、これは目下基礎的調査をやつておつて、その結果においてこれを決定するという御答弁でありました。しかるにもう北上川支流の膽沢川電力開発を東北興業株式会社に、公益事業委員会においてこれを許すことになつたということを聞いておりますが、その真偽いかんをお尋ねしたいと思います。もし事実であるとするならば、許可した調査の結果による理由を承りたい。もう一つは、もしこれが許可した際に東北電力株式会社に及ぼすところの影響はど……

第10回国会 通商産業委員会 第31号(1951/05/23、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 私は国民民主党を代表してただいま議題となりました両法案につき賛意を表するものであります。  度量衡法は明治四十二年制定されたものであつて、そり後大正十年メートル法採用の大改正を初め、数次にわたり改正されましたが、なおその大綱については制定当時と大した変化はなく、終戰後の諸制度の一新の情勢から取残された感があつたのであります。今回提出されました両法案は、昭和二十一年以来今日まで実に五年の長年月を経て作成されたものであります。その努力に対しましては関係者に深く敬意を表するものであります。  その内容においては、ほとんど現行度量衡法の全面的改正であり、画者を比較して見るときに、その……

第10回国会 通商産業委員会 第33号(1951/05/25、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 私は国民民主党を代表して、希望事項を付して本法案に賛成するものであります。  高圧ガス取締法案に、わが国憲法の施行に伴つて新たなる法体系整備の線に即応し、また内務省解体による担当行政機関の変更に伴う国と地方公共団体の関係、及び最近の高圧ガス工業の急速な進歩に件う技術的基準に再検討を加える必要から、現行圧縮ガス及び液化ガス取締法を全面的に改正し、もつて高圧ガスの製造、流通、消費及びその容器の製造等を規正したものであります。しかしいかにりつぱな法案を作成しても、要はその運用においてそのよろしきを得ない場合は、かえつて弊害を生むものであります。よつて次の三点につき政府に特に留意して……

第10回国会 通商産業委員会 第36号(1951/05/29、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ただいま議題と相なりました緊要物資の売払に関する法律案につきまして、私は国民民主党を代表して一、二の希望を述べて賛成の意を表するものであります。  去る五月十七日の総司令部科学局長マーカット少将の日米経済協力態勢推進強化に関する声明は、かねてのダレス吉田会談により話合いのありましたものを、さらに具体的にその所信を表明されたものとしてわれわれは受取つたのであります。今回本法律案がその第一歩を踏み出した、いわば現実に特需発注の調達価格をいかようにするかということの先鞭をつけたものでありまして、今回予定せられておる品目といたしましては、さしあたりニツケルが想定せられておるわけであり……

第10回国会 通商産業委員会 第38号(1951/06/11、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 自発、配電合併にあたりまして、非常に重役、理事が多数入社したということは非常に遺憾だと思うのであります。電力事業の経営は、上は重役から下は労務者に至るまで、一貫してその本分を尽して実績を上げるのが先決開顕であると思います。しかるにこれらに対して何らの対策も講ぜずに、重役が並び大名のごとく並んでおるが、こういうことは値上げする前に断然改革する必要があると思うのであります。これに対して独占企業であるがゆえに自分らを顧みることなくして、料金を上げることにのみ汲々としておることに対して、公益事業委員会ではどういうお考えを持つておるかということ、もう一つは大口契約者である三千キロ以上に……

第10回国会 通商産業委員会 第42号(1951/07/25、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ただいま中村委員から、日米経済の協力の一環とし、また自立経済確立のためにいろいろな質問をして、政府の意向をお尋ねしたようでありますが、私もこれに関連して、二つ、三つお伺い申したいと思うのであります。  第一に、金融の問題からお尋ねいたしたいと思います。中小鉱山に対しては、あまり政府の方ではあつせんの労をとらずして、大鉱山とか、大会社のみに金融のあつせんをしている傾向があるということを、中小鉱山の業者が知らぬのであるかどうか知りませんが、そういう声が各地において今度高かつたのであります。その点に対して当局のお答えを願いたいと思います。  まとめて申し上げます。次には、先ほど鉱害……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 通商産業委員会 第3号(1951/11/08、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ただいま首藤政務次官から、炭鉱ストの今日までの経過についていろいろ御説明がありました。まことにこの状態が今後長引くとするならば、社会的にも、経済的にも重大なる事態が発生し、しかもわが国の産業を壊滅に導くような、憂うべき状態になるのではないかと思うのであります。しかしてこの炭鉱ストの原因についてはいろいろあるようでありまするが、ある一面から聞きますと、金鉱連の賃金ベースということが原因となつて、今度の賃金値上げの問題が起つて来ておるということであります。この炭鉱ストの根本的解決につきまして、ひとつ次の二、三点をお伺い申したいと思うのであります。  第一労使お互いに自主的な解決を……

第12回国会 通商産業委員会 第6号(1951/11/13、24期、国民民主党)【政府役職】

○高橋国務大臣 最近の鉄の輸出の債向につきましてはただいま御指摘になつたような傾向は、私も認めます。またこれが材料、原料として輸出されて、日本の機械工業あるいは造船工業に国際価格より非常に高い鉄を使用しなくちやいかぬ、そういう面に非常に悪い影響があるという御意見のように承つたのですが、それも私は認めております。ただ将来の政策としては、ただいま局長がお話したような、あるいは安い鉄鉱石を輸入するとかいうようなことで、相当価格は下つて行くのだと思います。御指摘の最近鉄材の外国からの引合いが非常にふえて来たといことは、一両に外国でのコストがだんだん上向いておるという証拠にもなります。ただいまのところで……

第12回国会 通商産業委員会 第7号(1951/11/14、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ただいま議題と相なつております輸出信用保険法の一部を改正する法律案については、私は国民民主党を代表して二、三の希望條件を付して賛成の意見を述べるものであります。  まず希望條件として本改正案に乙種保険を設け、政府自体が保険契約者)なり、輸出業者と政府との間になれ合い的な契約が行われる傾向が見受けられます。この点については、十分監督すべき政府がみずから監督不十分というそしりを今日受ける危険があるように考えられますので、かくのごときことのなきよう、この際十分注意していただきたいと思うのであります。ま輸出業者に対するサービスが悪くなり、せつかくの乙種保険制定がかえつて悪評を受けるが……

第12回国会 通商産業委員会 第8号(1951/11/15、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 ただいま議題となりました商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案につきまして、国民民主党を代表し二、三の希望を付しまして賛成したいと思うのであります。   一、現在商工中金は官僚的な点が非常にあると見受けられるのであります。本改正案施行とともにこうした空気を一掃してもらいたい。   二、国民金融公庫は手続、調査等に早急に事務的処理を行われるといいまするが、これに反しまして一方中金は、非常にいろいろ手間取る、こうした点の事務の簡素化をはかられたい。   三、政府においてはこのたびの議員提出法案を有効適切に運用していただきたい。ことに年末を控え、別途中小企業対策を樹立していただき……

第12回国会 通商産業委員会 第9号(1951/11/16、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 信用保証協会を指定法人とした理由、最近協会を社団法人から財団法人に切りかえた点はどんな理由であるか。それをちよつと伺いたい。
【次の発言】 保証協会指定は、どのような基準によつてやるのか、この点を伺いたい。
【次の発言】 最後にお伺いいたしたいと思うのは、信用保証協会を相手方とする保証の、保険関係が成立する保証をした借入金の額の指定法人を通ずる合計額を、本年度百億円とした根拠はいかなる理由であるか、また平年度においてはどれくらいになる見通しであるか、この点についてお伺いいたします。
【次の発言】 ただいま議題になつております中小企業信用保険法の一部を改正する法律案ついて、私は……

第12回国会 通商産業委員会 第10号(1951/11/26、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 産業の再建並びに輸出の振興をはかることは、講和後の独立した日本の産業技術者に課せられた重大な責務であると私は存じます。しかるにこのたびの行政整理に伴い、昭和三年以来わが東北、北海道はもとより、全国の工業技術水準の向上と輸出産業振興並びに国民生活文化の向上に寄与せられて来たところの、工業技術庁工芸指導所東北支所が、このたび東京に合同強化というような名目のもとに、事実上仙台の同支所が廃止されるというように承つております。これは特に東北のような特殊事情にある所の産業不振1いわゆる寒冷地帯であるとか、こういういろいろな特殊地方におけるところの産業振興のために、ぜひこれは仙台に存置すべ……

第12回国会 通商産業委員会 第12号(1951/11/28、24期、国民民主党)【政府役職】

○高橋国務大臣 今の造船のことは私の所管ではありませんが、私としてはまだまだ造船が必要だ、望ましいことだと考えております。戰前のような船腹を持つことはむずかしいでありましようけれども、私在野当時にも日本の輸出入の貨物の半額くらいは日本の船で運ぶということは、経済人としては一応考える理想だと思うのです。ところであの閣議で十五万トンというのは、これは運輸大臣からお聞き願いたいのですが、あれば――もし運輸大臣の答弁と多少間違つておりましたならば、私は取消すわけでありますが、あのときは十五万トンという一応運輸大臣の意見で決議されたのですが、資金関係で三十五億しか見返り資金が出せない、それ以上はどうして……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 通商産業委員会 第17号(1952/03/20、24期、改進党)

○高橋(清)委員 私は改進党を代表いたしまして、本法律案に強い条件を付して賛成するものであります。本法案の趣旨といたしますところは、いわゆる公納金制度の存続でありまするが、私はこの際各地方公共団体の熱望する配電事業の復元を、中村委員と同様にすみやかに実現することを希望条件として、本法律案に賛成の意を表するものであります。

第13回国会 通商産業委員会 第22号(1952/04/12、24期、改進党)

○高橋(清)委員 ただいままでの白洲さんの御答弁を伺つていると、まことに誠意のない、そして国民を瞞着したような御答弁ばかりやつておるように聞き取れるのであります。答弁によつて、個人的の考えだとか会長としては言われぬとか、いわゆる答弁の使いわけをやつているようにしか思われない。まことに誠意のない答弁であると私は思うのであります。ことに電源開発ができないのは金融ができないのだからといつて、金融的措置として今日までどのような誠意ある努力をなされたか。個人としてでもよい、また会長としてでもよい。これをはつきり承りたい、まことにあなたのようなそういう考えの人を電力会社の会長にいただいておるということは国……

第13回国会 通商産業委員会 第25号(1952/04/19、24期、改進党)

○高橋(清)委員 今度の電力料金値上げに関しましてまずお伺い申したいことは、この電力料金値上げの時期は尚早ではないかということでございます。もう少し見送られてはどうか、それを見送ることのできない理由はどういうものか、それをひとつお伺い申したいと思います。  値上げは全面的に否定するものではありませんが、昨年八月三割一厘の値上げをして後わずかに八箇月しか経過いたしておりません。合理化はいまだ不十分です。前会の去る三月二十七日に松永氏が、四部制に大整理する確約を各社長からとつておると言つたことは、明らかにこれを証明しておるものであると思うのであります。何ゆえに合理化が済んでからではいけないのか、物……

第13回国会 通商産業委員会 第26号(1952/04/21、24期、改進党)

○高橋(清)委員 四日市における旧軍工廠施設払下げに関して、過般来新聞紙上において、この問題をめぐつていろいろと国民疑惑の念を与えておるのであります。一体この旧軍工廠施設払下げに関して、今日までの経過はどのようになつておるか、通産大臣に伺いたい。
【次の発言】 大臣の今のお話で、大臣の心境はわかりましたけれども、各十一社の申し込んだ会社の人々と過般わが党は会つて、いろいろと意見を聞いたのであります。しかしそのうちに三菱石油会社とある外国会社とに九分九厘まで払下げすることに大体内定したというようなことをわれわれは承つたのであります。しかも時価よりも非常に安く、十六億ぐらいで払下げするというような……

第13回国会 通商産業委員会 第29号(1952/04/24、24期、改進党)

○高橋(清)委員 さきに地下資源開発の小委員会におきまして、臨時石炭鉱害復旧法案について公聽会を開きたい、また実際委員を現地に派遣して調査したいということを決議したのですが、この旨を委員長からお諮りをいただきうたい。

第13回国会 通商産業委員会 第33号(1952/05/10、24期、改進党)

○高橋(清)委員 私はこの法案にとらわられずに一般論で少しお尋ねしたいと思うのであります。大体大臣にお尋ね申したいのですが、見えませんから中島炭政局長にお尋ねいたします。鉱害と申しますが、前の特別鉱害は全部原状回復したのですかどうですか。その残りを一般鉱害の方へ持ち込んで来るようなことがあるのですかないのですか、その点を前提としてお聞きしておきたい。
【次の発言】 そうすると、だめを押しますが、特別鉱害の復旧に属しておるものは今回の一般鉱害の分に入つていないと断言できるわけですか。
【次の発言】 それからお伺い申したいことは、施業案を許可する際において、家が陥没するとか、あるいは墓地がどうなる……

第13回国会 通商産業委員会 第34号(1952/05/13、24期、改進党)

○高橋(清)委員 この際通産省並びに建設省に対しましてお尋ねいたすのでありますが、わが宮城県の鳴子ダムを建設することがすでにその一部が予算化されて決定したことは皆さん御存じの通りであります。この鳴子ダムの埋没地域内にある休山しておつたところの鉱山があるのであります。ある会社の長年休出しておりました鉱山があります。ところがダム建設による賠償目的のために、この休業せる鉱山の鉱業権を買い取つて、そこにいろいろな施設設備をなそうとして企てをしているものがあることを私今度帰りましてわかつたのであります。これらに対して通産省並びに建設省において何らかの法的防止措置があるかどうか、これをお伺いいたしたいと思……

第13回国会 通商産業委員会 第40号(1952/05/23、24期、改進党)

○高橋(清)委員 どうも今の運輸省と通産省と両方の御答弁を聞いておると、われわれにちよつと解しがたい点があるのです。安全を目的とするということを大庭長官はおつしやつておる。一方では、技術本位から安全に飛べるような飛行機をつくることが目的でなければならない。そういう安全でない、そうして安心して飛べるような飛行機をつくらないような技術陣であるならば、そは何にもならぬと思うのであります。結局つくる方がすべての責任を持つて安全に飛べるような飛行機をつくらなければならぬ。しかるに何らかそこに言葉のあやで、どつちに責任があるのかわけのわからないようなことで、はなはだ不明瞭きわまると思うのですが、そういう点……

第13回国会 通商産業委員会 第57号(1952/06/20、24期、改進党)

○高橋(清)委員 自転車競技法等の一部を改正する法律案が出た際に、競輪というものに対してわれわれはここに新たなる考えをもつて、競輪を存置するか、ここで廃止するかという問題を振わかえつて考えてみる必要があるのじやないかと私は思うのであります。吉田首相は、ドツグ・レースは賭縛思想を奨励するということを新聞紙上で見る通り言つておりますが、むしろ競輪よりかもドツグ・レースの方が、ヨーロツパその他アメリカ等において行われにいるが、弊害が伴わない。自転車あるいは小型オートというものは非常な弊害が伴うのであります。今通産省関係当局の説明を聞いておりますとへ競輪によつて金が得られるために自転車産業が非常に振興……

第13回国会 通商産業委員会 第59号(1952/06/24、24期、改進党)

○高橋(清)委員 最近各地において、いろいろな災害のために犠牲者を出しております。保安局においては、万全の施策をやつておることとは思いますけれども、今回松尾鉱山において起りました災害に対し、読売新聞、毎日薪聞の記事にこういうことが出ておるのであります。検察局においては、今回の松尾鉱山の災害は「一、会社が坑道を掘鑿する際、事前に調査せず、坑道掘鑿計画図面を作成したようだ。二、坑道を掘鑿する場合、事前にボーリングを行い、坑道の掘進方向に水の有無を調査の後掘鑿にかからなければならないのに、調査も行わず、ボーリングも行つていない。」という二点をあげて、会社側の過失と見て検察当局は追究しておるようであり……


高橋清治郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院24期)

高橋清治郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 地方行政委員会大蔵委員会農林委員会水産委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/07/17、24期、国民民主党)

○高橋(清)委員 鉱山業における固定資産税に関してお尋ねをしたいと思うのであります。  大体金属工業ぼ国民経済上最も重要なる基礎産業でありまして、この地下資源の開発につきましては、普通の事業と違いまして、非常に鉱山の変化が多く、そして非常に安定性に乏しく、危険が伴うところの企業でございます。かような理由で世界各国におきましても、これらに対しましてはどこの国におきましても、共通してこの鉱山業についてぼ保護助長政策をとつておるのでございます。しかるに日本におけるところの地下資源開発につきましては、ことに金属産業に対しまして、他の産業と異なつて、いささかまま子扱いをされているような傾向が今日まであつ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第2号(1952/03/29、24期、改進党)【政府役職】

○高橋国務大臣 お答えをいたりします。今の公益事業委員会、これは再検討を要すると政府は考えておりますが、今検討中でまだ結論を得ておりません。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

高橋清治郎[衆]在籍期 : 23期-|24期|
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