浦口鉄男 衆議院議員
24期国会発言一覧

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このページでは浦口鉄男衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

浦口鉄男[衆]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第14号(1949/04/07、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 公正倶楽部を代表いたしまして首相並びに各大臣に対して、その所見をお尋ねいたします。  小会派に與えられました時間がたいへんわずかでありますので、あるいは意あつて説明の足りない点があるかもしれませんが、その点は御了承いただきたいと存じます。  まずこのたびの吉田内閣の財政経済政策が、九原則に基くドツジ案によるものであることは一應了承いたすものであります。ただこの際、特に明確にいたしておきたいことは、このドツジ案をのむにあたつて、吉田内閣は、いかなる形において、これをのまれたかということであります。過般の議院運営委員会におきまして、事予算内示案に触れましたときに、強制力を持つ内示案か……

浦口鉄男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

浦口鉄男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 議院運営委員会 第7号(1949/03/28、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 公正倶樂部は結論として原案に賛成をいたし、修正に反対をいたします、

第5回国会 議院運営委員会 第19号(1949/04/14、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 もう一つ考えてもらいたいと思います。
【次の発言】 社会党の方でもあとの方の御意見では、議長をさされたということで、その点では社会党の方も共産党の方もお認めのようでありますが、それだけに惡かつたというお話のようでありますので、今の議場の空氣から、今後の問題もありますので、なるべくならばそういう正式な意味でなしに、別な意味で陳謝の意を表してもらうというようなことで、今後のために穏便にはかつていただいた方がよろしいのでないかと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第23号(1949/04/21、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 公正倶楽部も賛成であります。
【次の発言】 自粛自戒、まことにけつこうですが、これは衆議院規則二百十六條に規定しておる。だからいまさら申合せをすることはおかしい。どうぞ衆議院規則通りにやつていただきたい。

第5回国会 議院運営委員会 第33号(1949/05/13、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 これは小会派としてでありますが、緊急質問は、もちろん先ほど石田君が言われたように重大なものであるということで、議員の常識もつて提出されるわけでありますが、この場合にはいわゆる会派の交渉團体ということにとらわれないで、質問の内容によつて取上げられるということが当然だと思いますが、その点を一應御確認を願いたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第34号(1949/05/14、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 われわれは会期延長に反対であります。いつまでも間に合わなければ、あるいは審議が思うように行かなければ、場当りの考え方で延長して行けばいいというふうなことに勢いなるのでありまして、こういうふうにずるずるにひつぱつて行くことは、われわれとしては反対であります。

第5回国会 議院運営委員会 第38号(1949/05/19、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 実際問題として、政府の政府委員としての責任で、政府委員の役割を果していて、採決をするときはどうなるか。委員席に帰つて採決することになりますか。
【次の発言】 この事件が、淺沼氏の言論と直接あるいは間接に関連がないといたしましても、何としてもあの事態のままで淺沼氏の演説が続けられなかつたということは、事実であります。一應この結末をつけて、それから淺沼氏の演説を継続していただきたいと思います。

第5回国会 議院運営委員会 第43号(1949/05/24、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 私の方の公務員の結核療養者の整理に関する緊急質問でありますが、これは決議案で出そうと思つておりましたがオ〇ケーが延びております。その労働組合などの方から決定的な措置は必要であるが、緊急的措置が取れるようにし、もしそれができなければハンガーストライキをやるというております。それは別としてたいへん切実な要望が出ております。で、当局に一応できるだけ、緊急措置をお願いしたいという意向でありますから、ぜひお願いしたいと思います。椿聞は七分か十分でけつこうです。
【次の発言】 私の緊急質問の問題は、もちろん公務員と申しますと、数においてはたいへん少ないが、これは結局根本的には日本の国家として……

第5回国会 議院運営委員会 第46号(1949/05/30、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 私の方は七と十と十二は賛成、あとは全部反対です。
【次の発言】 そのときは話がなかつたのですが、私の方はむしろ選挙法改正委員がふえるということで、減るということは公正倶樂部には通知がなかつたのです。
【次の発言】 新政治協議会の割当ができたときには、私はおりました。
【次の発言】 今初めてです。これは超党派的で、三人でも四人でも、一名は割当られると承知しておりました。

第5回国会 議院運営委員会 第50号(1949/08/04、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 それに関連して――ただいま浅沼さんのおつしやつたことは、御承知のように理事会でまとめて決定することになつておりますが、理事会が決裂してまとまりませんので、結局委員会にかけて、全國に非常な不安を與え、悪影響を及ぼしているという論拠によつて、多数決で決定されたのであります。そのことを一應御参考までに申し上げます。
【次の発言】 考査委員会は、臨時議会が終るときの申合せでは、月に一週間ないし十日間くらいやることにして、七月十日ごろやめようということで來たのですが、次から次と事件が起きたので、こういうことになつたのです。
【次の発言】 部屋は幾つできるのですか。

第5回国会 厚生委員会 第24号(1949/05/24、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 委員外の質問を許していただいたことを謹んで感謝いたします。本多國務大臣がたいへんお忙しそうでありますので、その点だけについてとりあえずお尋ねいたします。  結論をまず先に申し上げますと、公務員で結核のために自宅あるいは病院で療養中の人を、このたびの行政整理にあたりまして、政府当局はどういうふうにお扱いになろうとお考えになつておられるか。あるいはもし特殊なお扱いをされるような気持があるならば、具体的に、どういうふうな線に沿つてお進めになつておられるか。そういうことを結論的にお尋ねしたいのであります。実は今度の行政整理は、長期欠勤者などがまず最初に目標になるであろうと思うのであります……

第5回国会 考査特別委員会 第2号(1949/04/20、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 理事会の性格が大体お話でわかつたのでありますが、この問題をひとつお聞きしておきたい。いろいろの問題について、取上げるかどうかということは理事会で大体決定することになつておりまして、理事が全部一致で決定されれば問題はありませんが、それに一人でも二人でも反対があつて取上げるか取上げないかを、決定した場合、その取上げられなかつた問題は再びこの委員会にかけられるかどうか、そのことをお聞きしておきたい。
【次の発言】 私お聞きしたのは、公表するのは、調査官が調査した結果取上げるべきだ、しかもその上で委員長と事務局長によつて決定して発表する。それまでわれわれ委員が一言も言えないことはよくわかる……

第5回国会 考査特別委員会 第4号(1949/05/14、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 金子さんにちよつとお伺いするのですが、どうしても表から行つてはなかなか税金が安くならないので、裏から行かなければならぬ、ほかもやつているからわれわれもやらなければつまらぬということは、われわれわかるのですが、どこかほかのものも裏から金をやるとか、そういうことを聞いておりますか。
【次の発言】 たとえばいろいろ、菓子組合なんかでもやつているだろうと想像されますか。
【次の発言】 今税務署の役人は、給料が高い安いにかかわらず、六千三百円ベースではなかなか容易でないと思うのですが、そういう給料をお取りになつている方が、ときどき酒を飲んで歩くなんということは事実なかなかできないと思うのです……

第5回国会 考査特別委員会 第5号(1949/05/17、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 ちよつとお伺いいたします。組合として序列をおつくりになつた、その序列は税務署で勝手にかえられたのではないかというふうな事実はございませんか。それとも組合からやつたのをそのまま尊重して、それに従つてやるか、こういうことです。
【次の発言】 そのかえる場合に、もう一度組合に御相談がありますか。

第5回国会 考査特別委員会 第6号(1949/05/24、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 折本さんにちよつとお伺いしますが、月七千円から多い月で一万円くらいの賣上げでせいぜい年に十万円くらい賣上げがあると見ていいですね。
【次の発言】 冬枯れもあるから、年々十万円くらい、そこへ二十五万円の決定が來て、それに対する税額がどうしても約十万円納めなければならぬということはたいへんなことだ。しかもお宅は女手で若い息子さんを相手にやつている。こういうことは組合員の同業者であれば大体わかると思うのですが、その会合のときに、折本さんは女手で若い人を相手にやつているのだから、組合長が二十六万円であなたのところが二十五万円、そういうことはないというように常識的に考えられるのですが、何かそ……

第5回国会 考査特別委員会 第7号(1949/05/26、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 あなたのお氣持を率直におつしやつていただけばいいのですが、あなたが減税運動のためにものを贈つたりしたことも不純だとおつしやつた。中野民主商工会がやつていることも一應あなたは不純だとおつしやつた。今神山委員もおつしやつたんですが、世間が警察よりこわいと言つておる税務署が中野民主商工会を非常に恐れておるということは相当の原因があると思うのですが、それはたとえば税務署自身が不正をやつておる、その不正を突かれることがたいへん恐ろしくて、民主商工会に対して非常にこれを尊重する、いわゆる正しいものには勝てないという意味で、税務署が商工会を恐れるか、あるいはまたそれと別な意味で何かかわつた力によ……

第5回国会 考査特別委員会 第8号(1949/05/28、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 私は御意見でけつこうでございますが、大藏大臣はあらゆる機会に税を引下げるとおつしやつております。それは國民所得が正確に申告されれば、もつともつと國民所得がたくさんある、そういう意味でパーセンテージを引下げる、こういうふうにお考えになるのですか。
【次の発言】 私の質問とちよつとはずれているように思うのですが、所得の申告が正確に行われているかということをお聞きしたのであります。はたして大多数の事業者が正確に申告をしているかどうか、申告をしているとお考えでございますか。それとも申告していないとお考えでありますか。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしますが、中野税務署管轄の中の小久保産業が脱……

第5回国会 考査特別委員会 第12号(1949/06/27、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 大森玉木君と鈴木調査員の態度については疑惑がありますが、これは別として、たいへん問題は複雜しておりますから、現地調査をしてはいかがですか

第5回国会 考査特別委員会 第13号(1949/06/29、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 あなた今まで政党の名を名乗つておられなかつたですが、そのときにたいへん惡評を立てられたので、今度は民自党に入られたということは、結局あなたの今までの行動に対して、一部からでしようが、そういう惡評が立つたのですか。あなたのどういう行動が惡評の原因であつたと考えられますか。
【次の発言】 そうしますと、あなたの行動に対してということは、あなたの行動が結局何か共産党員であるための行動であるというふうなことが、惡評の原因であつたとお考えですか。
【次の発言】 ひとつお伺いいたしますが、農地委員長の柳川さんはどの政党にも属していなかつた、こう言つておられる。それが十日前に民自党にお入りになつ……

第5回国会 考査特別委員会 第15号(1949/07/01、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 お尋ねいたしますか、現在まだまだ米を完納しない人が五、六人あるとおつしやいましたが、どういう原因で完納しないか、村長、お調べになつたことがありますか。それともお調べになつていなければ、どういう原因だと思つておいでになりますか。
【次の発言】 それではその間に格別故意の不当な割当というものがあるとはお思いになりませんか。
【次の発言】 それから選挙のことについてでありますが、先ほど町長さんは名簿を作成して捺印をとるように区長に依頼した、こうおつしやつておりますが、先ほどの表さんは、役場では有権者がよくわからない、であるから農業調整委員へ白紙を持参して、調査を頼む、こう言われたと言つて……

第5回国会 考査特別委員会 第20号(1949/07/15、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 加瀬さんに二つ簡單にお尋ねいたします。先ほどあなたは新交番制支持のために反労働者という燒印を押された。こう申されておりますが、これは新交番制に対して反対される組合の方々の意見はもつともだが、命令だからしかたがない、こういうふうなお考えであつたのか、それとも新交番制がほんとうにいいものであつたから自分が支持したか、その点についてどちらがあなたのお考えなのですか。
【次の発言】 ではその次に、実はこの間、熱海の実力行使事件についての証人としてここへおいでになつた中鬪の副委員長の鈴木さんは、國電ストについて話が出ましたときに、こう申されておるのです。新交番制を実施するについての準備とか施……

第5回国会 考査特別委員会 第23号(1949/07/21、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 十日の一八五OOBにあなたが乗るようになつたのは、あなたがこれに乗る順番になつておつたのですか。

第5回国会 考査特別委員会 第25号(1949/07/25、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 大体加藤委員長の組合運動をお進めになる方向とかお氣持はわかつたのでありますが、一点だけお尋ねいたします。昨日の朝日新聞に「人員整理の中に立つて」という表題で座談会をおやりになつておりますが、その中で星加中鬪委員の意見について加藤さんは、「私はちよつと違う、私は非合法の運動をやつたら今回の首切りを防止し得るという確信があれば非合法の運動もあえて辞さない、そういう確信が今回はなかつたので、非合法でゆけば犠牲者が多くなるという考え方になり、それをやらなかつた」こういうふうにおつしやつておりますが、成功すれば非合法運動もあえて辞さない、成功しないと思えば非合法運動はやめる、そういうことと今……

第5回国会 考査特別委員会 第27号(1949/07/29、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 一つお尋ねいたしますが、この事件後に何か目立つて反共團体というようなものが結成されているようなことを御存じありませんか。
【次の発言】 重ねてお尋ねしますが、その中に從來のいわゆる暴力的な行動をしたような、思わしくない人物が入つているというようなことを公安委員としてお考えになりませんか。

第5回国会 考査特別委員会 第29号(1949/08/01、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 簡単にお尋ねします。ここに証人においでになつた福島地檢の檢事正の安西さんがおつしやつておるのですが、逮捕状を出した人数は百十二名、檢挙人数八十三名、未逮捕が二十九名となつておりますが、その未逮捕二十九名はなぜ未逮捕であるかという大体の事情をお聞かせ願えるものならばお聞かせ願います。

第5回国会 考査特別委員会 第31号(1949/08/04、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 まとめて一つお伺いします。この事件後反共團体ができ、そのうちに町民同志会というものができたそうですね。それが腕力の強い者が集つておるということは、具体的にどういう人が集つておるかということと、それからもう一つは、相当のバツクがあるとおつしやつたのは、具体的にどういうバツクを指すのですか。
【次の発言】 その後この團体とあなたのおつしやる第一組合とに、具体的に何かトラブルのようなものは起きた事実はありませんか。

第5回国会 逓信委員会 第5号(1949/04/15、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 実はこの間中央電話局を見学いたしましたときに、職員の方から、都内の公衆電話は一日に三千回ぐらい通話が記録されるのに、実際に金が集まつて來るのは、その半分くらいしかない。実はこれは公衆電話の機械のせいで、金を入れなくても通話ができるというようなことが、一般に非常にわかつたので、交換手がお金をお入れになつたかと聞いて、入れましたと言えば、入れなくても継ぐという結果で、三千回も通話が記録されても、千五百回ぐらいしかお金が入つて來ない、こういうお話を聞きました。公衆電話の通話料は予算で見ますと、四千二百万円で、たいへんわずかな数字ではありますが、そういう点が、もし民営であれば、それは困つた……

第5回国会 逓信委員会 第6号(1949/04/22、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 郵便料金の値上げに関連しまして、書留郵便物の紛失または毀損した場合の賠償額も上げられたのでありますが、こういう事故が戦後たいへんふえているとわれわれは思うのであります。そこでその事故の内容、どういう原因によるものか、その原因別の事故件数を一應政府の方からお示し願い、その事故に対しての責任の帰趨は具体的にどういうようにおとりになつているか。それからそういう事故を少くするために、政府はどういう手段方法をおとりになろうとお考えになつているか、その点についてお聞きしたい。  それからもう一つは檢閲の問題でありますが、御答弁いただけなければそれでけつこうでありますが、國民の氣持といたしまして……

第5回国会 逓信委員会 第7号(1949/04/23、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 従来小口契約が非常にたくさんありましたので、契約者としても非常に不便でありますし、また事業費を軽減する意味からいいましても、とりまとめることはたいへんいいと思うのでありますが、これについては解約は從來はたいへん不利になつておりました。こういうとりまとめ、とりかえ契約に対しては、政府は特別の考慮を拂われておるかどうか、その解約の率のことを伺いたい。

第5回国会 逓信委員会 第9号(1949/04/26、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 公正倶楽部といたしまして、一言その立場と希望を表明して賛成いたします。  さきに公正倶楽部は、昭和二十四年度の総予算に対して、修正案を提出の意向でありましたが、それができなかつたために、反対を表明したのであります。從つてその関連において、根本的には、この料金値上げを主とする郵便法等の一部改正案に対しては、そのまま賛意を表明し得ないのであります。しかし現段階における経済情勢並びに吉田内閣の性格としてなし得る施策の最善なるものとして、一應これを認め、養成せんとするものであります。ただ今の実施にあたりましては、大臣は幾たびか確信をお表しになつたのでありますが、われわれその確信を必ずしもそ……

第5回国会 逓信委員会 第10号(1949/05/06、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 今のすえ置きの期間に関連いたしまして、ひとつお聞きしたいのでございますが、定額郵便貯金と積立郵便貯金のすえ置き期間につきましては、資金の運営上から申しましても、また貯金の本質からいつても、その期間は長い方が理想的だと思うのです。それをなぜ短かくするかということについては、サービスであるとか、中途の拂もどしが多いという意味の御説明がありましたが、われわれがこれを短縮する場合を考えますと、インフレがどんどん高進して行く場合に、たいへんに長い期間の貯金をしておきますと、事実利息どころか、貨幣価値がぐんぐん下つてしまう。そこで貯蓄心が非常に落ちるところから、短縮するならば、もつと前において……

第5回国会 逓信委員会 第14号(1949/05/16、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 第十九條の監督を受ける場合においての地方公共團体と組合の責任者はだれがなるかということを、ちよつと聞きたい。
【次の発言】 市町村役場の場合は市町村長、組合の場合は組合長、こういうふうに了承してよろしゆうございますか。
【次の発言】 もう一つお聞きしたいのは給料の関係であります。公務員として扱われる場合に、地方自治体などの場合は給料の差がないかと思いますが、組合などの、組合職員の給料と、この簡易郵便局の事務を扱う者の給料との違いは、どういうふうにお扱いになるか、その点をちよつとお聞きしたい。
【次の発言】 簡單に御答弁をお願いすればけつこうです。この簡易郵便局設置についての費用は、……

第5回国会 逓信委員会 第15号(1949/05/19、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 この簡易郵便局をおつくりなる趣旨は大体わかりました。これは国民に便宜を與えることになるのでありますが、この間小笠原政府委員にお聞きいたしましたところ、これはその地方から要望がなければつくらないのである。こういうお話がありました。そういうことから申しますならば、第五條にあります契約の期間、この中に、その要望がなくなつたときには、その土地の住民の意向によつてはこれを廃止することができる。こういう一項を当然お入れになるべきではないかと考えるのであります。その点いかがでありますか。
【次の発言】 この法案をおつくりになつた意味から申しましても、その地方の自主的な要望によつてつくるということ……

第5回国会 文部委員会 第21号(1949/05/18、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 私のため貴重な時間をさいてくださまして、まことにありがとうございます。私は法隆寺の災害に関して、若干お伺いいたし、あわせて私の意見を述べたいと存じます。  まず私は法隆寺金堂火災に至るまでの保存工事事務所内の実情の概要を申し述べます。  日本最古の文化、再考の日本美術の殿堂を汚濁したことは、最も遺憾とするところであります。法隆寺國宝保存工事事務所の最高責任者である大岡実氏と技師浅野清氏とが、学界、美術界、建築界に王座を占める法隆寺をその他位と社会的好条件とを利用して運営した保存工事のないように、不可解な非民主的な点少しとしなかつたので、これが反省について従業員は忠告を呈したのであ……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 議院運営委員会 第8号(1949/11/11、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 公正倶楽部は時期の問題もありますので、現段階においては外務委員会を拡充してやるということには賛成いたしますが、将来の時期と情勢を勘案して、国会とはまた別に審議会式のものをつくつてはどうか。審議会は運営いかんにあるので、審議会そのものはいけないことはないわけであります。そういうものをつくつてはどうかという意見を持つております。

第6回国会 議院運営委員会 第15号(1949/11/22、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 賛成。

第6回国会 議院運営委員会 第23号(1949/12/01、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 今お話が出ましたので、一応公正倶楽部の立場だけを申し上げておきます。今話が出ましたことに私直接携わらないのでありますが、北二郎さんから公正倶楽部に入会したいということを、世話人の世耕氏を通じて申出られた。そこで世耕氏は、それについては無所属を正式に脱退の手続きをしてからしなさいということで、正式の手続きが済んで入会されたのです。そうしてああいうことになつたのでありますが、その間世耕さんとしては、それ以上本人の意思がどういう意図であつたということまでは忖度することができないのです。しかしああいうことになつたについては、公正倶楽部としては、石田さんのおつしやるように、もう一段考えるべ……

第6回国会 経済安定委員会 第3号(1949/11/22、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 今運営委員会できまりましたことは、大体貿易に重点が置かれるというわけで、通産委員会にかけられることになつたのでありますが、元来済安定本部で立案したものでありますので、場合によつては連合審査会を開くことが出きるという含みできまつたと思いますので、皆さんの御意見があれば、連合審査会をやることはいいのではないかと考えます。

第6回国会 経済安定委員会 第9号(1949/11/30、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 全部の公団について、いろいろとかくのうわさを聞いておりますので、実は油糧公団が今考査委員会もかかつておることは御承知と思うのでありますが、それと重複しない点でお尋ねしたいのであります。先ほど人員が非常に足りないが、予算ではとれないので、余分の人員に対する給料は事業資金でこれをまかなつておる、こういうお話があつたのでありますが、それをもう一度具体的に、どういうふうな経理で、どのくらい年間これを御使用になつたかということを、ちよつとお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 そういう経理の面のいろいろ不明な点もあつて、中央経済調査庁が監査に乗り出されたのだろうと思うのでありますが、昨……

第6回国会 経済安定委員会 第10号(1949/12/02、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 簡単に一つ申し上げます。しようゆについてでありますが、昨年以来家庭用配給のしようゆがたいへんふえたことは、われわれ喜んでいるわけでありますが、以前の非常にきゆうくつな時代から相当流れていたことをわれわれは承知しているのであります。それを防止するために副食券法案なども出たのでございますが、事実はその法がさつぱり役に立たず、きようあす廃止されそうな運命にあるわけでありますが、その点についてそういう方面に流れたしようゆがどういう系統で流れて、どのくらい流れたか。またそれに対して統制の立場に立つておいでになつた公団の方が、どういうふうにお考えになつたか。その点お伺いしたいと思います。

第6回国会 考査特別委員会 第2号(1949/10/27、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 最後に一つ希望を申し上げます。公表するについては、理事会の申合せは実は了承しておりますが、おのずから二つの場合があると思います。ある事件を取上げることを理事会で決定いたしまして、それを調査部で調査の結果、いよいよ取上げることが理事会で決定するまでは公表しない。こういうことになつておりまして、新しい事件を取上げる場合の公表と、それからそれを審議しまして結論を公表する場合と二つの場合があると思います。新しい事件を取上げることが決定した場合の公表は、先ほど委員長がお話になつたような申合せを実行して、それでさしつかえがないと思いますが、先ほど来各委員からお話もありますように委員会で審議しま……

第6回国会 考査特別委員会 第3号(1949/11/11、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 お尋ねいたしますが、先ほど油糧産業から金銭その他の寄付は受けていないとおつしやつておりますが、饗応を呼けたというような事実はございませんか。
【次の発言】 それからいま一つは、油糧産業所有の家屋を借り入れている。しかしそれに対しては正当な借用料金を拂つているというのですが、それは間違いないでしようね。
【次の発言】 しかし一応拂つた経理面になつていて、あとで何らかの形でそれをもらつているという事実はありませんか。
【次の発言】 その金額はいくらでございますか。
【次の発言】 家賃はいくらですか。
【次の発言】 それからも一つ、これは事実であるかどうかお聞きしますが、会津の若松に太平……

第6回国会 考査特別委員会 第5号(1949/11/14、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 和田会長のことについては大分聞きましたが、それと関連して、人事問題を一つお尋ねいたします。十一日にここえ見えた元油糧配給公団副総裁の西川氏は、大豆協会の役員は余部無報酬だつたと言つておられたのですが、和田会長の手当の名義で出ておる十万円の問題が出て参りましたので、念のためお伺いいたしますが、証人は大豆協会の常務理事として、報酬はどういうふうになつておりましたか。
【次の発言】 それでは次に、そういたしますとも初代の会長の杉山さんと二代目の正田会長は、実際大豆協会の仕事の上にどういうふうにお働きになつたか。それから報酬のことをちよつとお尋ねいたしたいと思います。

第6回国会 考査特別委員会 第8号(1949/11/19、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 ちよつとお尋ねいたします。どうも社会党と民自党とのけんかだという話が出ましたので、私ども今までだまつて聞いておりましたが、公平に証言から拾いまして一つお伺いいたします。  大豆協会ができたのは昭和二十一年の三月だということは、油糧公団の元副総裁の西川氏が証言をいたしております。その成立の過程について、西川氏はやはりこういうことを述べております。周東前帝国油糧統制株式会社の社長が主になつて、輸入大豆の促進、それから国内生産増加のために大豆協会を設立すべしという強い意見によつて設立された、こういうことを述べていられて、その後大豆協会の顧問として現在に及んでおるということを述べておられま……

第6回国会 考査特別委員会 第9号(1949/11/25、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 明石さんが課長として、大豆協会とこの増産奨励金の六円十五銭をおきめになつたときは、大豆協会の必要経費を基礎にして算出した、こういうことをおつしやる。ところがその大豆協会からの要求は、実は従来からの生産者価格に対する一%を認めてほしい、こういう要求があつたというお話がありました。ところがあなたはそれを一%が非常に多過ぎると思つたというお話をなさつたのでありますが、この多過ぎるという意見は、どういう根拠から多過ぎるとお認めになつたのでですか。
【次の発言】 それでは大豆協会ができたのは二十一年の三月でありまして、そのときに増産奨励金がきまつたのでありますが、そうするとその当時のきめ方が……

第6回国会 考査特別委員会 第10号(1949/11/30、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 先ほどの仁科さん、龜山さんにもしどなたかがお尋ねになつたことで、重複していたらお許し願います。武谷さんにお尋ねしますが、湯川さんがアメリカの原子核破壊研究所と覚えておりますが、そこへ招聘されるという新聞記を見たのでありますが、この原子核破壊研究所と、今度湯川博士が表彰の対象になりました中間子理論との関係をお尋ねしたい。
【次の発言】 いま一つ一般的なことですが、お尋ねいたします。先ほど武谷さんは、従来は理論物理学と実験物理学をおやりになつていたと言うが、現在では理論物理学だけをおやりになつているとおつしやいましたが、これは敗戰後の日本が置かれた国状等の関係か何かでそういうことになつ……

第6回国会 考査特別委員会 第11号(1949/12/01、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 先ほど小島さんは、この表彰にあたつては、もちろん全人格を調べ、大局的な点から表彰される。しかしそれは、兒童福祉に対する貢献ということに重点があるということはわかるのでありますが、少くとも全人格的な問題になりますと、こういうことが一つ考えられるのであります。われわれがちよつと考えますことは、永井博士の著書そのものに非常に価値がある。その背後に原子爆発でああいう惨害をこうむられて、これについてはいろいろ意見がありますが、一応調査するといたしまして、なお子供から母を奪われ、そういう一つの社会的な現実の條件が背後にあつて、この著書がより高く買われたのではないか、こういうことが現実にわれわれ……

第6回国会 考査特別委員会 第12号(1949/12/03、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 公正倶楽部を代表いたしまして一言申し上げます。湯川秀樹博士の表彰に関しましては、異議なくこれに賛意を表する次第であります。第五国会において考査委員会が出発しまして以来「日本再建のため多大の貢献をした諸行為を調査する。」という項が加えられまして、その最初の表彰が湯川博士に対してなされたことに対しましては、考査委員会といたしまして、なお日本国家としてたいへん欣快に存ずる次第であります。日本国家の真価がいろいろな意味で批判されておりまする現在において、世界各国に共通に認められるこの大きな功績を、湯川秀樹博士によつて現わしていただいたことに対しては、たいへんわれわれうれしく感ずるものでござ……

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/12/03、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 委員長のお許しを得ましたので、簡単に質問申し上げます。砂間さんはきのうの賛成演説の劈頭に、第一の責任者は日本政府である。こういうことをおつしやつておりますが、これは砂間さんの所属されている日本共産党におかれても、日ごろの御主張であるとわれわれは想像しております。もちろん日本政府にも相当の責任があるということは考えるわけでありますが、ポツダム宣言を引出すまでもなく、連合軍にも当然相当の責任があると考えるわけでありますが、その点について砂間さんのお考えを承りたい。
【次の発言】 そういたしますと、数字の問題はいろいろ議論があるわけでありますが、もちろんソ同盟にもその責任がある、こういう……

第6回国会 電気通信委員会 第3号(1949/11/22、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 放送法案第八条によりますと、日本放送協会に放送用受信機の販売、修理を許すことになつておりますが、これは既存業者に対し多大の影響を与えるものであり、また一般放送会社が販売、修理の附帯事業を何らの制限もなく営むことになつておりますが、これは大企業の独占的事業となり、中小業者に致命的打撃を与えるものであります。つきましては、同法案を改正していただきたいというのであります。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 外務委員会 第7号(1950/03/08、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 たいへん時間が迫つておるという委員長のお話ですので、簡單に明瞭に御質問いたしたいと思います。  千島諸島の帰属問題について、二、三御質問申し上げたいと思います。もちろん島嶼の帰属につきましては、講和條約に際しまして、連合軍が決定するところではございますが、しかし一応われわれ国民といたしましては、その島の法的にあるべき姿をはつきりとつかんでおくことが、たいへん必要だと考えるわけであります。実は去る二月一日の外務委員会におきまして、島津政務局長は、ヤルタ協定の「千島」という呼称については不明確で、確定する方法がない、こういう発言をされておりますが、しかしそのあとで、しかし南千島と北千島……

第7回国会 外務委員会 第8号(1950/03/11、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 今金額の問題が出ましたので関連して質問申し上げます。ただいまのは金及び銀、ダイヤモンド、その他機械類、すべての金額でございますか。
【次の発言】 そういたしますと、略奪品に属する金塊と銀塊についての金額をお知らせ願いたい。
【次の発言】 この数字は、実は資料としていただいておりますが、それを金額に換算したものをお聞きしたい。それからそのときの金塊並びに銀塊に対する換算の率でございます。
【次の発言】 実は三月六日の予算委員会において、世耕議員の質問に対して、大蔵大臣がこういう答弁をしております。「賠償庁の調査によりますと、今お話の件は金塊が約五億、銀が約二十億、それらはともにオラン……

第7回国会 外務委員会 第9号(1950/03/14、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 政府の政有物のうち略奪品としてはつきりしているものは、日本政府が自発的に相手国に返還していると思いますが、その点いかがでしようか。
【次の発言】 その場合、最近仏印あるいはタイに返還した、こういう事実もあるそうでありますし、また三月一日の毎日新聞によりますと、やはり総司令部民間財産管理局の指令によつて、戦時中日本が中国から略奪した約二十万米ドル――この金額が違うというお話もあるのでありますが――と見積られる金属類を中国に返還するように命じたという、こういう発表があるのでありますが、これに対しても返還をされたと思いますが、その点いかがですか。

第7回国会 外務委員会 第13号(1950/04/03、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 簡単に二、三質疑を申し上げます。  第一に倭島管理局長にお尋ねいた止します。実はこの委員会におきましても、各委員からたびたび御質問が出ておるのでありますが、海外残留同胞の数字につきまして、外務当局はいろいろな資料によつて、近くこの委員会に発表すべき時期があるであろう、こういうふうに答弁をされておりますが、まだその発表の時期に至つていないか、まずそれをお尋ねいたします。
【次の発言】 すでに御承知と思うのでありますが、実は衆参両院議員が全部参加いたしております同胞救援議員連盟が主体になりまして、非常に広汎な強力団体によつて、今月から来月にかけて、海外残留同胞救出国民運動というものを展……

第7回国会 外務委員会 第14号(1950/04/05、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 この際外務当局にお尋ねいたしますが、連合軍の占領政策違反ということについての外務当局の解釈をお聞きしたい。
【次の発言】 一つ二つ簡単に御質問申し上げます。この日本政府在外事務所の性格が、これはいつか本会議で吉田総理もある議員の質問に答えて、これは村役場の出張所のような非常に軽い意味である、こうおつしやつておるのであります。大体この内容を今までお聞きしたところでは、総理の御答弁通りと考えるのでありますが、ただここにある説明書の中に領事館と同じ建前のものとして置くということが書いてあります。それが現在はその中で特に限られた貿易、あるいは国籍の事務だけを扱う、こういうふうに了承していい……

第7回国会 外務委員会 第15号(1950/04/10、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 あとで……。
【次の発言】 これは連合軍に関することでありますが、実は外務当局の意向を聞きたいと思いまして、前会御質問申し上げたのでありますが、それは法務府の所管であるという御答弁かありましたので、法務総裁にお尋ねいたします。私は過日の広川声明を格別今取上げて申すのではないのでありますが、いわゆる連合軍の占領政策違反ということが、このたび過日のいわゆる広川声明として発表されまして、これを野党では非常に問題にしたのでありますが、これは必ずしもただ單に野党だけの問題ではなしに、国民全体か非常に関心を持つていることだと私は考えます。かもこれは非常に広い意味で申されたというふうな印象があり……

第7回国会 外務委員会 第18号(1950/05/01、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 簡單に伺います。事実問題が出ましたのでお伺いいたしますが、日本の軍事基地化反対ということに対する一つの意見として、日本を軍事化するのではない、アメリカの指令によつて軍事基地を提供しておるんだ、こういう解釈もありますが、それに対して外務省はどういうふうにお考えになつておりますか。
【次の発言】 その必要は極東における防共のための必要、こういうふうに考えてよろしゆうございますか。
【次の発言】 そういたしますと、その施設ができたことによつて戰争が誘発されるという意見と、それには関係がない、こういう意見がありますが、それに対しては外務省はどういうふうに考えておりますか。

第7回国会 議院運営委員会 第1号(1949/12/04、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 公正倶楽部は選挙法、海外同胞引揚、災害対策について、その存置に賛成。政府支拂、観光の廃止に賛成。考査委員会は従来の運営を改善して行くということより、もう一歩進んで、できれば不当財に含まれなかつた面の、惡影響を及ぼす諸行為を含まれることはよいと思います。パーセンテージというようなことは拔きにしてもらいたいと思います。社会保障制度については全面的に賛成をいたします。講和の問題の特別委員会も早急にできることに賛成であります。食糧問題についても賛成であります。

第7回国会 議院運営委員会 第54号(1950/05/01、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 私どもの方も、両院協議会を開かないことに賛成いたします。

第7回国会 経済安定委員会 第3号(1950/01/31、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 わが国の現在の製油工場の年間製油能力、それから現在の運転率をちよつとお知らせ願います。

第7回国会 考査特別委員会 第8号(1950/02/08、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 一つお尋ねいたします。公団が昨年の九月十五日に清算事務に入ります当時に、石炭だけでも四百八十万トンの貯炭があつたわけであります。この貯炭が非常にふえたことは、石炭の生産業者が公団の廃止と需要の減退を見込んで、末期においてどんと売り込んで来たという原因もあるのでありますが、それが現在でも非常にさばけないでいるという原因は、いろいろあると思うのであります。その一つの原因といたしまして、従来石炭の配給は、安本において重点的にチケツトを発行していたわけでありますが、昨年の春ごろから石炭が増産されて来たことと、いわゆる有効需要がだんだん減退して来たにかかわらず、末期において安本が従来の重点配……

第7回国会 考査特別委員会 第9号(1950/02/10、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 損害保險協会というのは今もありますか。
【次の発言】 この維持費はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 そのほかの意味での収入というものはありませんか。
【次の発言】 はあ。
【次の発言】 石炭の料率をきめる場合には、一般の石炭と公団の所有しておる石炭とは料率が違いますか。
【次の発言】 先ほど石炭に対する利率は、二十四年の九月か十月に引下げになつておると、こういうお話でしたが、配炭公団も昨年の九月十五日から清算事務に入つておるのでありますが、その後もやはり清算事務所として相当契約をいたしておりますが、これはやはり昨年の九月に引下げられた料率で契約されておるかどうかという……

第7回国会 考査特別委員会 第10号(1950/02/13、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 横流れ炭のことは大体わかりましたが、こういうことがないかと思いまして、ちよつとお尋ねするのですが、公団に二千四百二十四円で一トンお渡しになつて、帳簿上はそういうことになつておりますが、現物は事実公団にお運びになるわけですか、どうですか。
【次の発言】 私が心配していることは、公団に渡すことは帳簿上はそうなつておりましても、協会の方で業者の方に直接お売りになる、こういうことが事実……
【次の発言】 絶対ありませんか。
【次の発言】 それでは石炭協会は社団法人ですか。
【次の発言】 私規則を読んでいないのでありますが、剰余金の処理はどういうふうに規約ではなつておりますか。

第7回国会 文部委員会 第10号(1950/03/17、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 委員外の質問をお許し願いまして、簡単にお尋ねいたします。  その前に本日の朝日新聞を見ますと、文部省の新制高校調べ、こういう題目で男女共学と学区制、学校の統廃合について、実施以来のいろいろな実情の集計が発表されております。この三つの問題についてもお聞きしたいことはありますが、それは当委員会の各委員の方々にまたお願いすることにいたしまして、私は実業高等学校は、普通高等学校に原則的には移管さるべきであるという点に立つて、その後の全国の実施状態を一応当局にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 実は私のところにも、昨年以来いろいろな関係から、そういう問題について、各地から希望やら、ある……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 議院運営委員会 第2号(1950/07/13、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 公正倶楽部は、世耕弘一君十四分。

第8回国会 人事委員会 第2号(1950/07/31、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 この請願は全道府労働組合代表中央執行委員長渡辺正虎君の請願にかかるものであります。本請願の要旨は、人事院においては、昭和二十五年六月十七日国家公務員に対する寒冷地手当及び石炭手当の支給に関する法律第三條第二項に基きまして、これら手当の支給額、支給時期、支給方法等に関して勧告をしましたが、政府は現在それよりもはるかに下まわつた支給額を決定していることは、地方の実情を無視したものであり、特に石炭手当については不合理であり、かくては冬期における公務の執行に大なる影響を與えることは必然であります。ついては少くとも人事院の勧告通りの石炭手当支給の方法をすみやかに講じていただきたいというのが……

第8回国会 文部委員会 第4号(1950/07/28、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 簡単に二、三質疑を申し上げます。第一に大学病院の予算についてであります。実は北海道の大学病院におきまして、この間ストレプトマイシンが百本ほど配給になつたのでありますが、これを買い入れる予算がないために、これを買うことができなかつた、こういう実例が一つあるのであります。これはストレプトマイシンだけでなしに、いろいろな面において――根本的に申しますと、予算が足りないということではありますが、たとえばストレプトマイシンの例をとりますと、買えないために、これを横へ流す、あるいは銀行の金利のかかつた金を借りてそれを買うために、自然良心的な値段で患者に打てない、こういうふうな例が多々あるのであ……

第8回国会 文部委員会 第6号(1950/07/30、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 紹介議員田中元君の御出席がありませんので、かわつて御紹介を申し上げます。  これは函館市議会議長山崎松次郎君外二名の請願にかかるものでありまして、その要旨は、函館市は、北海道文化の発祥地であるにもかかわらず、現在わずかに北海道学藝大学の函館分校と、北海道大学の水産学部があるだけで、独立大学は一校もなく、かつ前記両校は、きわめて專門的な一部門である関係上、普通の大学のごとき教育はできず、従つて北海道開発のよき指導者を養成することができません。また同市及び近郊の子弟の他の都市大学に在学するものは、八百名にも達している現状でございます。ついては法学部、経済学部、または商学部等、文科系の諸……

第8回国会 文部委員会 第9号(1950/11/11、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 二、三御質問を申し上げます。純粹な意味における学問と研究の中立性に対する南原総長の御意見、また自由主義者としての信念については、大体私も了承するわけであります。しかしこのたびの表面に現われました事件に対して、また総長の遺憾の意を表されておるということも、これは事実だと思うのであります。そこで私は教育の完成について、もちろんこれを大学当局あるいは総長、あるいは一部の人たちに責任を転嫁しようとは考えておりません。しかしこういう事態が起きたことにつきまして、少くとも敗戰後東大において、学生の指導の面についていろいろ施策をされたと思うのでありますが、その点について遺憾の点がそこになかつたか……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 文部委員会 第2号(1950/11/28、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 私学振興についての予算編成について、お尋ねしたかつたのでありますが、時間もありませんし、大体小林委員からお尋ねいたしましたので、関連をして一つだけ念を押してお聞きしたいと思いますが、今寺中会計課長が、私学に対する来年度十億円ということを御答弁になつたのでありますが、これはいわゆる私学振興金庫として十億円を融資するというはつきりした線できまつているのか、その点をちよつとお確かめしておきたい。
【次の発言】 この間もちよつと私お尋ねしたのでありますが、室蘭工業大学の燒失による復旧費が、このたびの補正予算、並びに二十六年度の予算に具体的にもし計上されているならば、それを簡單に承りたい。

第9回国会 文部委員会 第5号(1950/12/05、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 一点お尋ねいたしておきます。予算は運輸省の予算が、そのまま文部省に移管されると聞いておりますが、今岡委員から御希望もありましたように、非常に海員の養成は今後の日本の経済的独立にも重要な意味を持つておりますので、昨年度に比べまして、そこに拡充計画があるか、もしあれば具体的にお示しを願いたい。
【次の発言】 私も、ただいまの質問にいま一つ追加してお尋ねしたいのであります。運輸当局のお話で、来年度の予算には、船舶修理費が幾分増加されただけであるというお話でありますが、それが決定されるまでに、運輸省としてはどういうふうな計画で、どのくらい御要求になつて、こういう結果に落ちついたか、それに対……

第9回国会 文部委員会 第7号(1950/12/07、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 請願者は桐生市長前原一治外一万五千百十一名、紹介議員長谷川四郎君であります。  本請願の要旨は、群馬大学工学部は、今より三十五年前桐生高等染織学校として設立され以来地方文化の発達に貢献しつつ高等工業専門学校に発展し、新学制の実施により群馬大学工学部として、新発足を見るに至つたが、本工学部に既存する教養課程の前期二箇年を群馬大学の既定方針なりとして、前橋の学芸学部に集中併置し、二箇年の専門学部のみとなつており、地方学生の通学を不便かつ困難にし、父兄の負担をも著しく増加し、進学希望を放棄する者も生じているばかりでなく、教育の機会均等文化施設の地方分散の趣旨にも反するものであり、教養課程……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 議院運営委員会 第52号(1951/05/27、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 私の方も延長に賛成です。

第10回国会 議院運営委員会 第56号(1951/06/02、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 再延長しなくとも行けそうに思つております。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 反対。

第10回国会 文部委員会 第4号(1951/02/28、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 簡單に一つお尋ねしておきます。よい教科書を廉価で兒童に配給するということは当然でありますが、それについて、今この法案に特に直接関連がありますのは、いわゆる金融の問題で、これは若林委員の御発言にも関連いたしますが、この点について特段の処置を願いたい、こう思うわけです。それにつきまして定価算定方式が改訂されたということが、この印刷物に載つておりますが、この新しい定価算定の内容を、もしお知らせ願えたら承りたいと思います。
【次の発言】 一去年より約八%定価が高くなつたと書いてありますが、先ほどの説明員の話では、昨年は一冊の定価二十六円、今年は三十二円というお話があつたのです、大分幅が違つ……

第10回国会 文部委員会 第8号(1951/03/09、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 前回の委員会に、私欠席をいたしまして、質問の機会を得ませんでしたので、あるいは一部重複する点がありましたならば御了承を願いたいと思います。総括的に二、三お尋ねしてみたいと思います。  この提案理由の中に、信教の自由の基盤の上に立つ新たな宗教法人制度の確立が、各方面から要望される実情にあつた、それに即してこのたびの法案が出た、こういうふうに御説明になつておりますが、実は新興宗教団体方面からは、かつて宗教に対して国家から保護を受けたこともない、また保護を受けて、宗教というものが必ずしも正常な発展をして行く、こういうことでもない、いまさらここに政府がこの法案をそういう意味合いで考えられた……

第10回国会 文部委員会 第10号(1951/03/14、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 第六大条について、もう一度お尋ねしておきたいと思います。この間も抽象的にちよつとお尋ねをして、御答弁をいただいておりますが「公益事業以外の事業を行うことができる」ということが、どうも実際問題としてまぎらわしいと思います。これは私の意見でありますが、これを削つてはどうかと考えるわけであります。この間の御答弁の中にもありましたように、実際問題として非常に営利本位のものがあるということに対して、遺憾の意を表されておつたわけでありますが、法文上「その目的に反しない限り」とうたつてありますことは、收益が正しく宗教法人の目的達成のために使われる場合は、公益事業以外の事業を行うことができる、こう……

第10回国会 文部委員会 第13号(1951/03/20、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 ただいまの渡部委員の質問に関連して、お尋ねをいたしますが、ただいまのこの法人としての構成人員の問題、これはやはり重大な問題だと思うのであります。実は昨日の公聽会におきましても、届出の宗教団体の数が約二十万、信者の数が九千六百万、日本人の人口の八千四百万より多い信者の数が届け出られておるということがわかつたのであります。もちろんこれについては、いろいろ論議されて、根本的にはわれわれも大体了承できるのでありますが、ここで問題になりますのは、認証を受けるときの届出に際して、一体信者の数を届けるものかどうか。ただいまの数字を申しましたについても、文部省としては、やはり信者の数というものをつ……

第10回国会 文部委員会 第14号(1951/03/22、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 時間の関係もありますし、大臣もたいへん病気のあとでお疲れと思いますので、なるべく論争を避けまして、簡単に二、三お尋ねしておきたいと思うのであります。  実は、この法案を最初一覧いたしましたときに、どうしても物足りないところが一つあるのです。それは各委員からも御質問が出ているわけでありますが、いわゆる宗教の定義ということについて明確でない。もちろんこれを明確にすることは、たいへんむずかしいということも承知いたしております。過日の公聽会における東大の岸本教授の言葉によりましても、学界においてもすでに定義が百ほどあるということも聞いております。しかし一昨日文部大臣は、やはりそれに対して大……

第10回国会 文部委員会 第16号(1951/03/24、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 公正倶楽部といたしましては、この法案に対して、簡単に希望意見を付しまして賛成をいたします。  ごの法案が、宗教の本質に触れていないことの何か物足りなさというものは、その審議の過程において、各委員からしばしば質疑の形において述べられておることであります。もちろん、宗教の定義を決定することがなかなか容易でないということは、了承いたします。しかし少くとも、宗教が人間の魂のあり方を決するものであり、この法案の条文に明記された国民の教化育成という文字が意味する内容からいたしましても、将来に時をかして、自由で、しかも慎重に徹底論議、結論が得られなければならぬと思うものであります。また神社神道を……

第10回国会 文部委員会 第21号(1951/03/30、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 ただいまの渡部委員からのお話や、上原さんのお話によつて、この問題につきまして、またあらためて学術会議と御懇談の機会をつくつていただくと、たいへんけつこうであります。ところが、今上原さんのお話にもありましたように、公立大学管理法案と国立大学管理法案が今審議の過程でもありますので、この問題についても、学術会議といたしましてまた御研究いただきまして、この次の懇談会には、あわせて御意見をお聞きできるように、委員長の方からお願いをしていただきたい、こう思うのであります。
【次の発言】 政府委員がおいでのようですので、ひとつお尋ねをいたします。提案理由の説明の中にあります、従来ありました天皇の……

第10回国会 文部委員会 第22号(1951/03/31、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 この法律ができたことは、たいへん喜ばしいことだと思うのであります。実はきのう岡田政府委員にも、ちよつとお尋ねしたのでありますが、それは提案理由の中にもありますように、従来天皇の大権としてありました文化勲章制度とは別個にこれができたということについてであります。きのうの説明によりますと、文化勲章制度は、憲法十四条の第三項にありますように、何らの特権を伴わない、すなわち年金などを与えることができない、いわゆる精神的な名誉だけを与えるものだ。それでは非常に物足らない、こういう意見によつて物質的な栄誉を与えるということにおいてこの法案ができた。しかも従前の文化勲章の制度とは、その表彰の対象……

第10回国会 文部委員会 第27号(1951/05/23、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 念のためにちよつと伺いたいと思います。産業教育法は、参議院に参りまして審議中と承つておりますが、大分修正点も多いように聞いております。会期末になつて修正案が再び回付されるようなことになりますと、またいろいろ運営上の支障も起るように考えられますので、今どこでその経過を伺つておくことも参考になると思いますから、委員長に特にその点の経過をお聞かせ願つておきたいと思います。
【次の発言】 まず第一に、民間研究団体のうちで、私的なものと法人として認められたものを内訳して、現在幾つぐらい団体があるか、お知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 今まで行政措置の対象となつて参りましたものは、法人……

第10回国会 文部委員会 第28号(1951/05/28、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 六・三教室の建築についてお尋ねをいたします。二十四日の新聞紙の報ずるところによりますと、六・三教室建築費起債の問題で、非常に文部当局は困つているということであります。この六・三教室の建築費は、申し上げるまでもなく、国庫の補助金に対して全額地方起債によつて現在まで進められて来ておりますが、なおそれで足りないで、PTAその他でまかなつて、ある程度の建築が進んで来ておるということであります。その国庫補助金に対する全額起債について、このたび地方財政委員会から、二十二日に文部省あてに、三五%縮小されるということの通達が来ていると報ぜられております。それによりまして、文部当局は非常な窮境に立た……

第10回国会 文部委員会 第30号(1951/05/31、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 紹介議員にかわつて御説明を申し上げます。博物館法制定に関する請願、第九八〇号)、請願者、社団法人日本博物館協会長徳川宗敬、紹介議員、若林義孝君、岡延右エ門君、高木章君、本請願の要旨は、博物館は教育及び学芸上欠くことのできない施設であるが、わが国の博物館事業は欧米のそれに比較して著しく立ち遅れているから、この際博物館法をすみやかに制定して、積極的に博物館の発達を助長し、奨励する策を立てられたいというのであります。
【次の発言】 奈良文化財研究所設置に関する請願、第九八一号、請願者、奈良県知事野村万作、紹介議員、長野長廣君、本請願の要旨は、奈良はわが国文化の発生地であり、世界的古文化賞……

第10回国会 文部委員会 第31号(1951/06/01、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 二、三お尋ねいたしたいと思います。ただいまの大臣のお話で六・三三丁四制は、そのシステムはあくまで堅持するというお話がありました。ただその中で、修正さるべきものもあるであろうということのお話がございましたのは、了承いたします。その問題の中の一つでありますが、学区制について、お尋ねをいたしたいと思います。国会においても、いろいろな法案によつて、教育の根本的な問題が論議されておるわけでありますが、学区制の問題ももちろんその中の一つであると思うのであります。ところが、その根本的な問題については別といたしまして、現段階において、学区制がいろいろ矛盾を来しておる面が、たくさんあるのであります。……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 文部委員会 第1号(1951/08/17、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 六・三建築の値上りの点については、委員長初め政府委員にも、いろいろ御努力を賜わつておるのでありますが、これは文部省関係ばかりでなく、値上りによる補正予算は、各省関係とも全面的に認めないというような報道がされておりますが、文部省も各省と同じような意味合いで認められないものか、あるいは大蔵当局は、文部省だけについては各省とは特別に考えておるのかどうか、その点お尋ねをいたします。

第11回国会 文部委員会 第3号(1951/08/21、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 時間がないそうですから、簡単にお尋ねいたします。実はこれは大蔵大臣にお聞きしたいのでありますが、大臣にはなかなかこの委員会に出ていただく機会がないと思いますので、この際主計局長にお尋ねいたします。  教育が非常に重大なことは、いまさら申し上げるまでもないことであります。大蔵当局といたしましても、予算編成上教育に非常に重点を置かれておるということは、よく承知できます。また全体の予算の編成の上から、これを勘案しなければならぬということも了承して申し上げるわけでありますが、基本的に申し上げると、教育予算が経済情勢によつてあまり大きな変動があるということは、教育の本質からいつて、たいへん好……

第11回国会 文部委員会 第5号(1951/09/12、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 政府諮問委員会が、給食の廃止を決定したということを聞いておりますが、その点いかがでしようか。
【次の発言】 それに対して大蔵当局といたしましては、従来の給食は、食糧が全体的に足りなかつた場合にやつて、あの効果をあげたのであるが、現在の食糧が充実した時期においてはその必要がない。しかもこれに対して国家の補助を続けることは、財政上非常に負担が重過ぎるという見解で、これに同調されたということも聞いておりますが、その点いかがでしようか。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 それに関連して、今私が申し上げたような大蔵当局の意見を、何らかの形で発表されたことがあるか、その点をお聞きしたい。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 議院運営委員会 第12号(1951/11/06、24期、公正倶楽部)

○浦口鉄男君 その取扱いは、やはりずつとこういうふうにお続けになるわけでしようか。実は、第十国会でかように取扱われるようになつた原因は、あの当時共産党の横田さんですか、そちらの方から質問主意書が殺到したので、一応ある数をまとめて取捨するという申合せになつたように思いますが、その後あまり数も出ないように思いますから、順次従来の方法にかえてもよいのではないかと思いますが…。

第12回国会 文部委員会 第1号(1951/10/29、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 問題でありました給食が、二十六年度の年度末まで大体見通しがついたことは、たいへん喜ばしいことと存じますが、念のためにひとつお聞きしておきたいのは、見返り資金を合せて二十四億九千六百万円は、現在の完全給食四百万、ミルク給食八百万、この数字を動かさないで年度末までやり得る、こういう見通しの予算ですか。
【次の発言】 来年度からの予定について、文部省としてお考えがありましたら、ちよつとお知らせを願います。
【次の発言】 閣議決定の話が出ましたので、伺つておくわけですが、七月の休会中に、給食の問題でこの委員会を開いたときに問題になりました、大蔵省と文部省との、補助金を交付しての継続かどうか……

第12回国会 文部委員会 第2号(1951/10/31、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 ただいま岡委員から問題が出ましたので、私ひとつ大蔵当局にお聞きしておきたいと思います。それは政令諮問委員会が十月の十二日に首相官邸で開かれ、全員が出席をして、教育制度の改革について、田中一郎委員の中間試案を検討したということが、報ぜられておるのであります。そのときに六・三・三・四の学校体系は原則的に維持するということとともに、職業教育を強化するという基本方針を確認した。しかも普通教育を研究していた今までの考え方を一新して、教育制度の確一性を打破して、職業教育の尊重強化と、教科内容の充実合理化を実現するというふうな線がはつきり出たということが、報ぜられておるのであります。もちろんその……

第12回国会 文部委員会 第3号(1951/11/01、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 佐藤施設課長がおいでになつておりますので、ひとつお尋ねしておきたいと思います。  実は昨日も他の委員から質問が出ておりましたし、これはいつまでも問題になることでありますが、東北、北海道等寒冷地帶の屋内体操場の問題であります。文部省として、これらの予算をお立てになるときに、小学校の〇・七坪平均との関連を、どういうふうな趣旨の基礎をもつて屋内体操場の方を立案されているか、その点を一応伺つておきたいと思うのであります。 きのうは大蔵当局の東條主計局次長からも、大蔵省の立場として御説明を願つたのでありますが、いま一度文部省としての立案の基準と申しますか、その点の御説明をいただきたいと思いま……

第12回国会 文部委員会 第5号(1951/11/15、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 きようは給与問題が主になると思いますので、参考人になるべく論争しないように、質疑を二、三いたしたいと思います。それに先だちましてまず高教組といたしましては、現行の六・三・三・四制をあくまで守り抜くための給与ベースの改訂である。こういうふうに考えていいと思いますが、その点を一応念のためお聞きしておきます。
【次の発言】 先ほどお話がございました、二十二年に従来の給与ベースが改訂されましたときに、その当時の模様のお話がちよつとあつたのであります、この間も東北の同等学校長会議の方がお見えになりました陳情の中にも、当時高等学校側としては反対したが、数が少いために、遺憾ながら日教組に押し切ら……

第12回国会 文部委員会 第6号(1951/11/20、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 他の委員の方もおありのようですし、時間もそう無限にはないようですから、いろいろお聞きしたいことはございますが、なるべく簡略に二、三お尋ねしておきたいと思います。  まず最初に、従来の給与制度がかわりましたのは、昭和二十二年と承知しているのであります。教職員の組合の中の高等学校部門でございますか、これがありまして、その当時はやはり高等学校の面からは相当これに対して反対もあつたということを聞いているのでありますが、結論において日本教職員組合の決定として現在の給与制度が確立した、こういうふうに承知しているのでありますが、その当時の模様をちよつとお聞かせ願いたいと思います。

第12回国会 文部委員会 第7号(1951/11/21、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 このたびの京都帝大事件の内容については、先ほど服部学長からいろいろお聞きいたしまして、われわれも懇談の中で承つたのでありますが、法務総裁でありますので、そういう点には触れないようにいたしまして、ただ、今までの御答弁を聞いておりますと、この事件は、ただ表面に現川われた形が、いわゆる公安条例違反かどうかということでお調べになつているように考えられますが、その対象がたまたま天皇であつたということと、かりに、これをたとえば文部大臣に対してあれと同じ事態が起きた、総理大臣に対してそういう事態が起きたということについての、何かそこに別個な考えをお持ちであるかどうか、その点をお聞きしたい。

第12回国会 文部委員会 第8号(1951/11/22、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 昨日の懇談会の中で、二、三お尋ねをいたしたわけでありますが、なおこの際あらためてお尋ねをしておきたいことがあります。ただいまお話の中にも、学校当局としての責任の帰趨について、御考慮中であるということがあつたのであります。昨日もほかの委員から、学生を八名だけ処分して、学校の方の責任はどうかというふうな御質問もあつたのでありますが、私は、学校がどういう形かで責任をとられる、その基本的な考えをひとつお聞きしておきたいと思います。 それはもちろん、今度の問題が起きるまでには、きのうの学長のお話しによりましても、ああした事態が起きるような空気は、必ずしも突発的なものではなかつた、従来からいろ……

第12回国会 文部委員会 第10号(1951/11/26、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 ただいまの予算が通つたといたしまして、来年度はどのくらい建築が完成する予定でございますか。実はこの間佐藤施設課長のここでの御答弁によりますと、明年度は、五箇年計画で、現在残つております三十万坪を完成したい、こういうお話もあつたのでありますが、その点ちよつとお尋ねいたします。
【次の発言】 本請願者は、岩手県議会議長村上順平君で、紹介議員は小澤佐重喜君であります。  本請願の要旨は、岩手県下小学校校舎中で、長年月を経過し腐朽破損のはなはだしいものは六十校以上の多きに及んでおり、児章学習上、また保健衛生上に多大な影響を与え、危険さえも感ずるありさまであるが、現下市町村における財政はきわ……

第12回国会 文部委員会 第12号(1951/11/29、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 岩動主計官にお尋ねいたします。産業教育振興法についての予算の点は、実はこの前この委員会に地財委の事務局長に来ていただいて、いろいろお尋ねしたのでありますが、私の感じでは非常に難関に逢着しておる、こう思うのです。荻田局長より、地方財政の健全性を守つて行くという立場から、ああいう御発言があつたということも、私事情は了承できるのであります。もちろんあの法律は、荻田局長が言われるように、地方財政を圧迫するものであるというふうには、われわれは考えておりません。それはなぜならば、地方の計画に基いて、こちらから二分の一ないしは最高五分の四と思つておりますが、補助を出すという建前になつておりますの……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 議院運営委員会 第1号(1951/12/10、24期、第三倶楽部)

○浦口鉄男君 院内団体の変更がありましたが、常任委員はかわりませんか。

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/13、24期、第三倶楽部)

○浦口鉄男君 私どもは態度の決定を保留しておきます。
【次の発言】 私の方もあとから出します。

第13回国会 議院運営委員会 第5号(1951/12/15、24期、第三倶楽部)

○浦口鉄男君 私も総理がおいでになつていただいて、答弁をしていただくことが妥当であると考えます。

第13回国会 議院運営委員会 第15号(1952/02/21、24期、第三倶楽部)

○浦口鉄男君 私どもの方は賛成です。

第13回国会 議院運営委員会 第38号(1952/04/24、24期、第三倶楽部)

○浦口鉄男君 あすでけつこうです。

第13回国会 議院運営委員会 第56号(1952/06/05、24期、第三倶楽部)

○浦口鉄男君 私どもは同意いたします。

第13回国会 行政監察特別委員会 第3号(1952/01/29、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 一体促進監督部長というのはどういうことをやるのか、ちよつと説明していただきたい。
【次の発言】 福岡特別調達局で、促進監督部長のもとに部員が何人くらいおりますか。
【次の発言】 相当の数がいるように思うのですが、先ほどのお話で、とにかく実トンが三十七トンしかないのに、五十トンのものとして支払つた。もつとも仕事が終つたあとだという御説明があつたわけですが、その後違算があつたということが昨年の暮れ当委員会の調査員が行くまでわからなかつたという事実があるのですが、それほどのたくさんの人がいて、なぜわからなかつたのですか。
【次の発言】 先ほどは、現場を監督して促進するのが役目だとおつしや……

第13回国会 行政監察特別委員会 第7号(1952/02/13、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 問題の最終責任は厚生大臣にありますから、厚生大臣にお聞きするところと思うのですが、この際局長に二、三点だけお尋ねしておきます。  問題は監督の面と思うのでありますが、先ほど畑証人のお話によりますと、都の民生局といたしまして、一年に一回、しかも二、三時間しか調査をすることができない現状であつた、そうしてその調査に基いて書類で厚生省に出すというお話がありました。厚生省はその書類によつて監督をしておるということが、今局長の証言ではつきりしたわけですが、はたして一年に一回、しかも二、三時間しか、こうした施設に対して監督ができないというふうな現状であるとすれば、いかに監督に重点を置くと言われ……

第13回国会 行政監察特別委員会 第11号(1952/02/29、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 簡単に二、三お尋ねしておきます。新宿の赤線区域の存在を理由づける一つの理由として、東京都の衛生局の予防課長与謝野氏が公衆道徳上有害でないということを証言しまして、それに対して反証もありますし、先ほどから証人の御意見も私ごもつともだと思つておりますが、その問題は今福田委員からのお話によつて切離して調べることになりましたので、それ以上お尋ねしませんが、私ただそれにからみまして一つお聞きしておきたいことは、こうした問題の一番対象になりますのは職業安定法の六十三条だと思うのであります。その中では「公衆衛生又は公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で」云々となつております。その公衆衛生上の問題に……

第13回国会 行政監察特別委員会 第12号(1952/03/03、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 簡單にお尋ねしておきます。神奈川県の高座地区というのは、聞くところによりますと進駐軍相手の特殊女性が多いということでありますが、そうした面で人身売買の事実がありましたらちよつとお聞きしておきたい。
【次の発言】 全然ない。
【次の発言】 この問題はこの間からいろいろお聞きしておりまして、非常にむずかしい問題だと思つておりますが、ただ私ひとつお聞きしておきたいことは、神奈川県の方の雇い主は自分の子供は工場とかその他の賃金の高いところへ出して、福島県から安く使える少年を入れておると聞いておりますが、大体においてそういう事実を承認してよろしいですか。

第13回国会 行政監察特別委員会 第13号(1952/03/04、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 大体結論が出たようでありますが、二、玉簡單にお尋ねしておきます。  先ほど志田委員の御質問によつても明らかになつて来たわけであります。次官は非常にいろいろお仕事をされて  いるので、こまかいところまでわからないということも一応了承できないこともないのでありますが、しかし兒童福祉の全体に対する責任者として、私は一つ例を申し上げて次官の意見を聞いておきたい、こう思う。それは昨日ここへ証人に参りました神奈川県の高座郡の人身売買の問題でありますが、これは数十名の集団人身売買というような事件、これに対して県の職安課長は、昨年の一月にこの事件が表面に出るまでは全然知らなかつた。ところがこの事実……

第13回国会 行政監察特別委員会 第14号(1952/03/26、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 最終責任が建設省か、大蔵省かということは、証人の証言によつても大体うかがえたのでありますが、ただ私思いますことは、何と申しましても、現場直接の監督の責任は山口県に相当ある、こういうふうに考えていいと思います。そこでお伺いしたいことは、最初着手にあたつて、昭和二十四年六月二十日に県と西日本海事工業との間にとりかわされた契約書は、二十五年の七月引揚げ再開後の仕事にも、この契約書がやはり継続的に効力があるということを、私先ほど証人の証言の中から承知をしたのですが、その点念を押しておきたいのですが、いかがでしよう。
【次の発言】 そういたしますと、それに付随した業務監督要綱と作業計画という……

第13回国会 行政監察特別委員会 第15号(1952/03/27、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 一点だけお尋ねしておきます。証人は、昭和二十四年六月二十日の田中社長との間にとりかわされた契約書はお認めになつておることは、先ほど証言で承りました。それに付属しております業務監督要項と作業計画というものが、山口県から示されておりますが、これも御承知と思いますが、いかがですか。
【次の発言】 その中で、西日本海事工業は引揚げ作業の過程において、作業日報というものを毎月一日から十日まで上旬、中旬、下旬ごとにとりまとめて、県に提出するということになつておりますが、これはあなたが社長になられてからも引続きやられましたか。
【次の発言】 次に引揚げた物件を売るときは、売却申請書を県に提出して……

第13回国会 行政監察特別委員会 第16号(1952/03/28、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 結局この問題の最も根本になりますことは、やはり搭載物資に対する建設省の見解が非常にあいまいであつたというところに、私はすべてのその後に起る問題の原因がひそんでおる、こう思う。そこで先ほど委員長から証人に対しまして、これが特殊物件としてありました当時に許された引揚げの方法が、そのまま大蔵省に国有財産としてまかされた後も、その同じ方法がとられたということがそもそも誤りでないかという第二のミステークとしての質問がありましたときに、証人のお答えは非常に不明確であつた。この第二のミステークに対する建設省の認識の不明確だということが、そのままわれわれとしても非常に疑問に思いまする適切でない六箇……

第13回国会 行政監察特別委員会 第18号(1952/04/21、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 簡単に二点ほどお尋ねしておきます。第一点は先ほど他の委員からも御質問があつたわけでありますが、公安委員会といたしましては、もちろんこうした現実の事態が起きないようにふだんから公安を維持するためにあるということが相当大きな役目だと私は思つております。そこで先ほど証人の御証言の中に、情報は警察から刻々と取入れて、それによつて判断をして行動した、こういうお話がございました。これはもちろんこうした現実の事態が進行中はそれでよろしいと思いますが、ふだんにおける公安委員会の職責から申しまして、こういう事態を予防する意味合いにおいて、京都市全体の公安についての情報を収集される必要があると思います……

第13回国会 行政監察特別委員会 第20号(1952/04/24、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 安藝、安佐地区両郡に在住しておられる朝鮮人の数が四千人と言われましたが、そのうち大部分は登録されている、こういう先ほどの証言がありました。その登録されている朝鮮人のうちで、北鮮系と南鮮系はどういう割合になつておりますか。
【次の発言】 これは現在の登録の数字によつて半分々々ということだろうと思いますが、終戰後の傾向からいいますとどういうことになるか、お尋ねしたいのであります。われわれの見ているところでは、終戰後は非常に南鮮系が多かつたが、だんだん北鮮系が多くなつて来たように考えておるのであります。その点いかがですか。
【次の発言】 そういたしますと、安藝、安佐で二千名が北鮮系と見て……

第13回国会 行政監察特別委員会 第21号(1952/04/25、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 公安委員会の存在は、警察の運営をいわゆる民主的にする、こういうことで成立したと思うのでありますが、そこで私お尋ねしたいのは警視総監は警視庁管下の警察行政を運営される実際の面におきまして、公安委員会の問題について、その有力な存在、並びにその存在しながら、はたしてそこにそうした存在理由があるかということに、一つの疑問をもしお持ちになるならば、そういう欠陷と功績の両面について一応承りたい。
【次の発言】 組織としては、警察の場合において心配する行き過ぎなどを是正される意味で、たいへん私はけつこうだと思うのであります。ただ実際問題としていろいろな事実が出て来るわけであります。たとえば松阪の……

第13回国会 行政監察特別委員会 第23号(1952/05/16、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 島上証人がたいへん長い間労働運動に携わつて来られまして、その体験から総評の日ごろにおける運動はもちろん、このたびのメーデーにつきましても、これをほんとうに労働者の祭典たらしめるよう愼重に計画されたということは、昨日からの証言によつて了承をするわけであります。そこで私は事実について二、三お尋ねを申し上げたい。と申しますことは、そうした愼重な準備と計画にもかかわらず、われわれの考えでは予想以上の事態が起きたのであります。証人は昨日委員長の質問に対して、多少のトラブラは予想していたという証言をされたのでありますが、事実は多少のトラブルを非常に越えて、今までにない大きな事態が起きたことは御……

第13回国会 行政監察特別委員会 第24号(1952/05/17、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 ただいま証人の証言中、南部地区の解放部隊ということを言われたのですが、これは何のことですか。
【次の発言】 警視庁の調査事項の内容によりますと、注意すべきことは朝鮮人約三千名が南部地区に云々、こういうことがあるのですが、これを意味するのですか。
【次の発言】 事前の情報収集について、先ほど御証言があつたわけでありますが、このたびの事件の実情を見た人の一部の批評によりますと、警察は、各警察署が襲撃されるということが今度の最も大きなねらいのようである、こういう情報に基いて、警察署の擁護ということに警備の重点が置かれたために、このたびの事件をして大きくした原因がある。非常に情勢の收集に誤……

第13回国会 行政監察特別委員会 第26号(1952/06/10、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 簡単に一、二点お尋ねいたします。この愛知大学事件が、東大事件とか教育大学あるいはその他の大学の事件と違うところは、内部でこの事件に関係した人と、外部の団体との関連が非常に密接である、こういうことであろうと思う。それは旧朝連であるか、あるいは自由労組であるか、これは問題があろうと思いますが、ここに私は愛知大学事件の特色があると思う。そこでお尋ねいたしますのは、今日の新聞を見ますと、八日の午前六時、名古屋地検では、この事件に関係あると一応見られた金丸講師ほか六名に対して、捜査令状を執行して、家宅捜索をした、こういう報道がされておる。この根拠は、先ほど証人が証言中にもおつしやいましたよう……

第13回国会 行政監察特別委員会 第27号(1952/06/12、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 お尋ねしますが、日共の愛大細胞は現在も届け出て存在していると思います。が、何人ぐらい届け出ておりますか。
【次の発言】 それは団体等規正令に違反しておりませんか。
【次の発言】 本間学長は、せいぜい二十名くらいだ、そのほかの者は冷静でビラが張られたり、ちらしがまかれてもそんなものは問題にしていないと言つておられますが、特審の調べと思いますが、大体二百五十名くらい尖鋭分子、全部尖鋭分子ではないのですが、とにかく相当の者が二百五十名くらいあるように調査もできていると聞いておりますが、この点いかがでしよう。
【次の発言】 それは数ばかりで判断はできない、こう思うのです。それでこの委員会が……

第13回国会 行政監察特別委員会 第28号(1952/06/14、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 学長はたいへんお急ぎのようでありますから、意見を述べないで簡単に一項目ずつ御質問申します。まず第一に教育基本法第八條についての御解釈を承りたいと思います。申すまでもなくこの第八條は「法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その他政治的活動をしてはならない。」こうなつておりますが、この場合の「学校」というものの解釈でございます。われわれは「学校」とは教育の物的施設と教授、学生、この三つの要素で成立する、こういうふうに考えておりますが、この点学長の御意見を承りたい。
【次の発言】 教授あるいは講師は含む、こういうふうに解釈していいと思うのでありますが、そ……

第13回国会 行政監察特別委員会 第29号(1952/06/17、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 大分質問があるのですが、なるべく意見をさしはさまないように簡単にやります。  第一にお尋ねをいたしたいのは、教育基本法第八條の解釈につきまして、昭和二十四年六月十一日東京教育長あてに文部大臣官房総務課長が回答を出しております、この中で学問の自由と教授の自由とは概念上別個のもである、こういう解釈がなされておりますが、これに対して大臣の具体的な御見解を承りたいと思います。
【次の発言】 そうすると、教授の自由とは何であつてもいいということではないということは、具体的にはどうした制約がそこにあるということを意味するのか、その点を重ねてお尋ねいたします。

第13回国会 文部委員会 第3号(1952/01/26、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 純六・一制建物と、それから寒冷地屋内体操場の問題は、大体他の委員から御質問が出ましたが、その点で重複しないように二、三御質問申し上げておきたいと思います。危険校舎の緊急対策費は、二十二億要求したのに、全額これは削除されたのであります。先ほどどなたからもこの点について触れられたようでありますが、私の承知するところでは、本年はとりあえず二十五億の起債によつてそれを推進するというようなお話があつたのでありますが、その点いま一度詳しく承りたい。
【次の発言】 時間がないようでございますから、それで一応御説明を承つて次に進みます。  産業教育振興費のことについて、ここで一つ念を押しておきたい……

第13回国会 文部委員会 第4号(1952/02/07、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 この際一つお伺いしておきたいと思います。神戸商船大学の設立の件につきましては、私も小委員の一人として、今日まで参つておりますので、その経過にいろいろのいきさつがあつたことは、この際は申し上げないことにいたします。ただ大臣にお尋ねしておきたいことは、ただいままでの同僚議員の質疑に対してのいろいろな御意見を承つておりますと、文部予算も、国家財政の全体の影響を強く受けることは当然でございますし、大蔵当局がこれに承知をしなければ成立しないということも、よくわかるわけでありますが、世間ややともすると、文部省は、大蔵省に対して非常に弱いということが言われておるわけであります。たとえば、過般の産……

第13回国会 文部委員会 第5号(1952/02/13、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 国立近代美術館についての質疑をいたしたいと思います。実はこの前の七日の委員会におきまして、寺中社会教育局長から、京橋の日活本館が買収の話になるまでの経過をお伺いしたのですが、その中で局長は、あの日活本館が近代美術館として必ずしも理想的なものではない、予算その他の観点から、将来はもつと理想的なものをつくるという希望は捨てない。そうして早くその希望が達成されるという前提において、とりあえずあれを買收した。そうしてこのことについては天野文部大臣も非常に喜んで賛成をされた。こういうことを答弁されておりますが、その点まず大臣にお尋ねをしておきます。

第13回国会 文部委員会 第6号(1952/02/22、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 委員長から時間を制限されておりますので、簡単に三つほど質疑をいたしたいと思います。ただ、一つは宗教法人審議会の問題について、大臣と宗務課長にお聞きしたかつたのでありますが、お二人ともお出になつていないようでありますので、この次、委員長にひとつ御出席をお願いしておきまして、この問題を保留します。  そこで教職員の給與の問題について、政務次官の御答弁をお願いいたします。昨日の時事新報によりますと、「教員給與三本建を要望、日高文部次官」こういう見出しで左記のような報道がされております。「日高文部次官は廿日の自由党総務会に出席、文部省としては学校教員給與の改正を要望している旨説明した、改正……

第13回国会 文部委員会 第7号(1952/02/27、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 東大事件に関連いたしまして、簡単に二、三大臣にお尋ねしておきます。  学生というものは、指導される立場であり、未完成なものであるということは、大臣もいつもおつしやつており、私もその点は了承いたします。ただあの問題は、いろいろな角度から見て行かなければならないので、非常にむずかしい問題だと思いますが、時間がございませんから簡単にお伺いします。同じ学生であつても、最高学府の学生がああいう態度をもつてあの問題を扱つたということが、非常に問題だと思う。学問の自由、思想の自由は、一応肯定いたすことを前提としても、そこに遺憾の点がある。警察官は、少くとも大学生よりも、学問その他において低い立場……

第13回国会 文部委員会 第12号(1952/03/20、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 今、井出委員に対する局長のお答えで、大体わかりましたが、義務教育無償の原則に照して、この法相案では、新入学生に対する国語及び算数の教科用図書に限ることになつておりますが、将来はこれをその他の教科書に及ぼす、なお二年、三年、進んで全体に及ぼす、こういう心構えで、第一段階としてこの法律ができた。こう了承していいと思うのでありますが、それを達するためには、現在予算が足りないので、その理想が一挙には行かないのだ、こういうふうに考えておいてよろしゆうございますか。
【次の発言】 その次に、実は昨年の、昭和二十六年度に入学する児童に対する教科用図書の給与に関する法律案を審議する際にも、問題にな……

第13回国会 文部委員会 第17号(1952/04/11、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 管理局長にお尋ねをいたします。申すまでもないと思うのでありますが、この法案の各條項は平和條約の著作権に関しての條項を背景としてできたものであつて、その内容を具体的に国内法に成文化して行こうという意味合いで出た法律案だと解釈するのでありますが、その点いかがでございますか。
【次の発言】 そういたしますと、この法案の中の第四條の第二項というものが、ただいま局長のおわ話になつた平和條約の中のどの項に該当するものであるか、その点をお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、もう少し具体的にお尋ねをしてみたいと思うのでありますが、その第四條第二項の著作権は、取得した日を起算日としてお……

第13回国会 文部委員会 第18号(1952/04/18、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 文教地区の問題で、それと関連をいたしました陳情が出ておりますので、この際文部大臣に御意見を承つておきたい。東京都の国立町が、昭和二十六年十二月十七日の建設大臣の告示によりまして、国立文教地区というものに指定されまして、その後今年の二月一日から、その実現を開始するために国立文教地区協会というものができて、その理想に向つていることは、すでに御承知と思うのであります。ところが、この文教地区の中に、それに非常にふさわしくない建築なり業種ができて来たということが、請願の趣旨なのであります。実はただいまここに請願と陳情がございますが、一つは、北多摩郡西府村本宿西府第二都営住宅居住民一同の方の陳……

第13回国会 文部委員会 第19号(1952/04/22、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 実はこの前の委員会で私質問いたしたのでありますが、資料の準備が足らなかつたし、時間の関係で、不十分の点がありますので、重ねてお尋ねをいたしたい。  問題は、この間の御答弁で、著作権の保護期間が、死後五十年に改正になつたというその根拠が、連合軍司令部の覚書による、こういうお話があつたのであります。その覚書の内容は、私も手元に持つておるわけでありますが、この中に、五十年という年数の根拠を、不幸にしてわれわれとしては見出すことができないのであります。その点をはつきり御説明を願います。     〔委員長退席、岡(延)委員長代理   着席〕

第13回国会 文部委員会 第20号(1952/05/08、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 最初に愛媛県の問題でありますが、これは文部省が、まだただいま局長のお話では、あまり実情をつかんでおらないと思いますので、ちよつとつけ加えて申し上げておきます。  それは、この問題は、紛糾をいたしましたので、一応四月十五日に県会議長の立川氏と元県教委の白石という議員が仲裁に入りまして、もとへもどすという案が出たわけであります。ところがその後具体的に解決に至らないために、PTA並びに同窓会その他が奔走いたしましたところが、その後またいろいろないきさつがございまして、名前は申し上げませんが、ある日教組の幹部の話によつて、それはもとへ返さない、現状で行くのだというふうな意見が伝わりましたの……

第13回国会 文部委員会 第21号(1952/05/09、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 大臣にちよつとお尋ねいたしておきます。この産業教育振興法に関連したことであります。私の聞くところでは、産業技術教育の振興をはかるために、大臣の諮問機関として各界の学識経験者を集めた技術教育協議会というものができて、これによつて産業技術の技術者を指導養成する機関を強化する、こういう答申案がまとまつて文部大臣あて意見が具申されたことを聞いております。大体その構想は、いわゆるサンドウイッチ・システムと申しますか、従来もあるのでありますが、一定の理論を勉強した後に大学から実務について、また元の学部に帰つて来ていろいろ理論をきわめる、これがいわゆるサンドウイッチ・システムといわれておるわけで……

第13回国会 文部委員会 第22号(1952/05/14、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 総括的に、まず二、三お尋ねをいたします。義務教育は憲法三十六条によるまでもなく、これは無償で、全国民に均等にその恩恵に浴せしめらるべきである、こういうことは、私といたしましても年来主張しておることでありますので、このたび義務教育費国庫負担法案が提案に至りましたことは、われわれとしてもたいへん喜びにたえない。そこでこの法案は、おそらく一昨年あたりから、文部省あたりにおいて慎重に検討されて、その間幾多の変遷を経まして、ただいま提案になつた法律案として完成したものであろう、こういうふうにわれわれは考えております。そこでお聞きしたいことは、この法律案は、議員提案になつて出て参つたわけであり……

第13回国会 文部委員会 第23号(1952/05/16、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 時間がないそうでございますから、簡單にお尋ねしておきます。実はこの文化財保護法の一部を改正する法律案をよく見ますと、これはんどうも非常に不備なところがたくさある法律案だということを、まず私は感ずる。一つ一つの条文の改正についても、大いに異論があるのでありますが、まずその根底になる非常に重大な点について一つ二つだけ、時間もございませんのでお尋ねしておきます。と申しますことは、この文化財保護委員会の性格は、申すまでもなく、これは第五条の二項によりまして「委員会の委員は独立してその職権を行う。」――われわれの承知するところでは、文部大臣の直接指令を受けるとか、監督を受けろということではな……

第13回国会 文部委員会 第25号(1952/05/23、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 ただいまの松本委員の質問にも関連して参りますし、私がこの間質問したことの連続のようでありますが、この際高橋委員長にまたお尋ねをしておきたいと思うわけです。  それは、ただいまの但書の問題でありますが、文化財保護という仕事が、時の政府とか政党とか国情とか、そうしたものに災いされないように、ほんとうに独自な立場で運営されなければならぬということから、私はこの条項がついていると、こう思うのでございます。同じく大幅な行政権限を持つた委員会としては、教育委員会などもあることは、御承知と思います。その教育委員会にはこういう但書条項はないのであります。それを文化財保護委員会に限つて特につけたとい……

第13回国会 文部委員会 第26号(1952/05/29、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 まず最初にお伺いしておきますことは、萩田局長は、ただいま、地方財政委員会の権限は、あくまでも委員会にあつて事務局にはない、こういうことを小林委員の質問に対してお答えになつておる。そこで、この間、二十一日の地方行政との連合審査会で、そこにおいでになる財務課長の奥野さんが、義務教育費国庫負担法案に関する意見書を読まれたのです。この意見書は、申すまでもなく地方財政委員会委員長里村秀雄氏の名前によつて出ておるわけであります。われわれの承知するところでは、委員会において、こうした公式の文書によつて法律案の提案理由などを述べられますときは、一字一句その公文書から逸脱しないのが常識なのであります……

第13回国会 文部委員会 第27号(1952/06/04、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 奧野課長に二つほどお尋ねをいたします。これは昨年の秋と思うのでありますが、全国の知事会、市長会並びに町村長会議におきまして、義務教育費の全額国庫負担を決議をしておることは、御承知と思います。それが、今度の義務教育費国庫負担法が出るということが大体報道せられました直前においてはこれに対する反対決議が行われた。その間の事情について、地財委としての御意見を一応お聞きしたい。
【次の発言】 このたびのこの法律案が出ましてから、荻田局長は、われわれ議員の質問に対して、たびたび――前会の答弁においてもそうでありますが、はつきりと全額国庫負担制度というものは反対であるということを申されているので……

第13回国会 文部委員会 第28号(1952/06/06、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 この連合国及び連合国民の著作権の特例に関する法律案は、対象とするところが非常に狭いような感じが一応するのでありますが、しかし、この法律案の骨子が、平和條約第十五條(C)項を具体化したという意味において、すなわち平和條約を法律化するという意味においては、戰後重大な意義を持つた法律でありますので、その影響するところも非常に大きいと私は思います。この法律案の内容について、具体的には逐次質問を申し上げたいと思いますが、一括して考えてみますと、この法律案全体の感じが、国際法上の根本解釈による、いわゆる国際間の信義上の問題にも、非常に疑義があるような感じがいたすのであります。また具体的な例をあ……

第13回国会 文部委員会 第29号(1952/06/09、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 前会に引続きまして、連合国及び連合国民の著作権の特例に関する法律案について、質疑を続けたいと思います。  この法律案は、五月十五日の参議院の委員会において、多数決をもつて通過しておりますが、その委員会における各党代表の賛成並びに反対論を見ますと、必ずしもこの法律案の可否両面について、徹底した見解が示されているとは思えないのです。柴田課長は、著作権について二十年以上非常に苦労されている方でありますが、われわれは、この法律案が出て、まだやつと一週間か十日しか研究していない。たいへんむずかしい法律でありますので、私も勉強しておりますが、なかなか徹底した質疑ができないと思います。その点ひと……

第13回国会 文部委員会 第30号(1952/06/11、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 委員長のお話もございますし、私もまだ質問の要旨を整理をいたしておりませんので、一点だけお尋ねいたします。と申しますことは、昨年この教育公務員特例法の改正法案が出ましたときに、文部省がこれを改正する理由としてあげられた中には、教職員組合が單位組合をつくつて、そうして連合体をつくるということが、当時の法案の内容であり、文部大臣並び  に文部省の主張であつたと思います。ところが、この法律案は衆議院を通過いたしましたが、参議院において、やはり県單位の直接選挙による組合をつくるべきだというふうに修正をされて参りました。それが衆議院に回付をされまして、両院協議会に持ち込まれて、いろいろ妥協案が……

第13回国会 文部委員会 第31号(1952/06/12、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 本日の委員会の議事については、いろいろ御議論があつたようでありますが、とにかく日本の運動界における権威者に、われわれがお話を聞くことは、めつたにないわけですから、一つだけ御質問したい。それは、先ほど大島さんからもお話がありましたが、一九六〇年のオリンピックを日本に誘致しようという運動について、御意見を承つておきたいと思うわけであります。もちろん、これが決定するかどうかは、未知数でございましようが、かりに決定したと予想いたしますと、国家においても国民においても、進んで相当の負担をして、盛大なものにしなければならぬ、こう思うわけであります。そこで、本日おいでの方は、世界各国の運動界とも……

第13回国会 文部委員会 第32号(1952/06/13、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 ちよつとその点に関連をしてお尋ねをしておきます。松本委員のおつしやるように、今の政府は政党内閣でございますから、私は理想からいつても、また議会の運営上からいつても、法律案がここに出て来るまでには、少くとも与党と政府は、相当の了解のもとに出されて来るものというのが常道だと私は思うわけです。そこで、私の聞くところによりますれば、この法律案が提出されます前に、政府といたしましては、与党の政調会に諮られたということを聞いております。ところが、その政調会においては、いろいろ委員長も今おつしやるような反対意見、あるいはいろいろな意見があつて、必ずしもまとまらなかつた。まとまらないまま、保留のま……

第13回国会 文部委員会 第33号(1952/06/14、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 その点でありますが、教育委員会法がそもそも最初にできたときに、文部省は、末端の市町村まで、やはり地方教育委員会ができることに反対して、修正案を持つておつた、しかしその当時GHQから許可が出なかつたので撤回せざるを得なくて、原案通り通過させた、こういうことになるのですが、その当時の文部省の反対意見は、現在でも私は続いておると思うのです。今の答弁と食い違うのですが、いかがですか。

第13回国会 文部委員会 第34号(1952/06/16、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 第三倶楽部といたしましては、義務教育費国庫負担法に対する小林信一君外七名の修正案に賛成いたしまして、若林義孝君提出の修正案並びにその修正部分を除く原案に反対の意見を申し述べたいと思います。この反対は、私といたしましては、まことに心ならずも、たいへん遺憾な意を表しつつ反対しなければならないと思うのであります。  実は、義務教育費国庫負担法案につきましては、われわれは、従来からその成立を非常に期待いたしまして、文部当局の立案過程において、微力ながら何とか促進をしたいと考えておつたのであります。一般の輿論にこたえます場合におきましては、現在日本の置かれている立場、あるいは財政その他におい……

第13回国会 文部委員会 第35号(1952/06/17、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 実はこの法律案は、一般の国民には直接関係がないような感じがいたすのであります。そうして一部の出版業者だけの問題のように一応感じられますが、よく考えますと、日本が外国文化の非常な輸入国であるという面から考えまして、一般の読者にも直接大きな利害が伴つて来ることであります。しかも、日本が、講和條約発効後まだ二箇月にならない現在において、平和條約の一つの條項を解釈する国際的な影響というものも、非常にわれわれは重大に考えなければならぬと思うのであります。それでこの法律案の内容の具体的な面につきましては、われわれ不幸にしてしろうとでありますので、必ずしもわれわれの意見が正しいとは考えておりませ……

第13回国会 文部委員会 第40号(1952/06/25、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 最初にお尋ねいたしたいのは、現在教育委員会に、指導主事が置かれているわけですが、その学童数に対する指導主事の割当単位と申しますか、そうしたものが現在どういうことになつておりますか、その点をまず伺いたい。
【次の発言】 その大体の目安をお聞きしたいことと、現在置かれておる指導主事によつてその使命が円滑に行われておるかどうか。非常に不足しておるとか、これでいいとか、その点を具体的に文部省の見解をお聞きしておきたい。
【次の発言】 それで大体今指導主事の任務が、十分とは行かないとは思いますが、どの程度に果されているとお考えですか。またこれをふやす予定があるかどうかということについて伺いた……

第13回国会 文部委員会 第43号(1952/07/30、24期、第三倶楽部)

○浦口委員 私は第三倶楽部として反対の意見を述べます。片に私この法律案を多く取扱つたような気持を持つておりますので、私の立場において、反対の意見を一応逐條的に簡単にはつきりしておきたい、こう思います。  第一に、この條約は戰時中発生した権利にも、全戰時期間を加算するという旨が規定されてはおりますが、この法案はその期間を短縮しようとしております。すなわち柴田課長の説明によれば、有利にする、日本人に非常に有利な法律である、こういう答弁をされておりますが、これは対外信義の問題にもからんで参りますし、また條約違反の疑いが非常に濃いということは、日本が独立して間もない現在においてこういう拡大解釈をすると……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 地方行政委員会人事委員会文部委員会労働委員会連合審査会 第1号(1950/12/02、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 文部大臣がおいでになつておりますので、一点お伺いいたします。午前中の本委員会におきましても、文部委員の松本委員や、若林委員から岡野国務大臣に御質問がありまして、大体基本は了承したのでありますが、ただ具体的な経過について一度お尋ねしたいと思います。それは補正予算に盛られました三十五億円の平衡交付金の配分であります。これについて、地財と文部大臣の御意図はたいへん食い違いがあつて、苦境に立たれて、吉田総理の御出馬をお願いしなければならぬというような、文部大臣の御意向があつたそうでありますが、その経過をちよつとお知らせ願いまして、どういう結果になつたか、お尋ねいたします。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 文部委員会公聴会 第1号(1951/03/19、24期、公正倶楽部)

○浦口委員 公述人にひとつお尋ねいたします。この法律案が非常に長い準備期間をもつて草案に当られたということは承知をいたしておりますが、また一面いわゆる新興宗教といわれる方の面には、必ずしも賛成でないという方もございます。そういう人方についてはこれは別といたしまして、必ずしも反対でないという方の中にも、もう少し時をかして愼重に審議すべきだという意見もありましたが、今お聞きをいたしますと、すでにもう法案がまだ通適しない前に、認証手数料とかいろいろの名義で金を集めている行動もある、だから早くこの法案を通過させてもらわないと宗教団体は困る、混乱するというような御意見があつたように思うのでありますが、ど……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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