このページでは奈良治二衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○奈良治二君 ただいま議題となりました労働省設置法の一部を改正する法律案、農林省設置法の一部を改正する法律案及び建設省設置法の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会の審査経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず労働省設置法等の一部を改正する法律案について申し上げます。 本案は、労働省設置法並びに職業安定法の一部を改正せんとするものでありまして、同省の権限中、失業保険に関する認可事項の改正、労働基準監督官研修所の設置、各種審議会の整理及び公共職業安定所の所掌事務の改正等をおもなる内容としております。 本案は、四月八日、本委員会に付託され、ただちに政府の説明を聞き、質疑を行つた……
○奈良治二君 ただいま議長から御報告になりました通り、議員清藤唯七君は、去る七月十五日、にわかに逝去せられました。日ごろきわめてお元気にて、御病気のうわさも聞かず、改進党青森県連合支部結成に奔走せられ、結成大会に出席の直前、急に病を得、突如として逝去せられたのであります。まことに痛恨のきわみ、痛惜の至りにたえません。この際、私は諸君の御同意を得て、議員一同を代表いたし、つつしんで弔意を表したいと存じます。 清藤君は、明治二十六年四月、青森県南津軽郡尾上町に生を受けられ、幼時より俊敏、志を実業に立てられ、烱眼よくりんご産業の振興に着目され、東都の青果市場にあつて、つぶさに実務の修練を積まれ、爾……
○奈良委員 農業の自立計画のことを主にして二、三質問いたしたいと存じます。この前の御説明では、國土総合開発計画と今の自立経済計画との関連性について何ら触れられなかつたのでありますけれども、これはおのおの切り離しては考えられないことだと思うのであります。ことに電源開発という問題は農業水利の面、治水という面、おのおの密接な関連性もあるので、それを切り離しての電源開発となり、食糧増産というようなことは考えられない次第でありますから、この関連性について伺いたいと思います。
【次の発言】 示されました資料によりますと、三箇年でもつて千二百万石の増産という目標になるのでありますが、千二百万石と申しますと相……
○奈良委員 外資導入は、昨年実施当時非常に大きな期待を持たれておつたのでありますけれども、予期の通りの実績が上つていないように考えられるのであります。これは單に届出または認可の制度だとか、あるいは各種の制限を緩和する、廃止する、あるいはまた外国人の財産取得や配当金その他の送金の保障というようなことだけで、盛んになるとは考えられないのでありまして、やはりわが国の経済的な安定と自立の見通しがなければ、盛んになるものではないと思います。これについて当面伝えられております日米経済提携がどうなるかということは、きわめて重要なことだと考えられるのであります。そこでこの日米経済提携という問題に対しての政府の……
○奈良委員 私が質問いたしたいと思つたことは、今まででほぼ尽きてしまつたのですが、ただ一点、国土調査の担当機関は、いろいろたくさん国の機関としてあるわけでありまして、そのおのおのについて、政令でもつて調査の具体的な事項を規定するというような法案なのですが、これが矛盾撞着するような――もちろん調整は審議会の方でやるでしようけれども、何かしら大きな不安があるような気がするのですが、その点はどうですか。
【次の発言】 たとえば水調査にいたしましても、治水関係は建設省が担当する、灌漑用水の方は農林省が担当するというような場合に、実際問題としてどつちに重点を置かるべきか。水の調査にしても、不明というよう……
○奈良委員 私は電力に関する小委員会の委員として、本問題に関する小委員会の経過と、その調査によつて得た本委員会の要望事項を簡単に申し述べたいと思います。 電力に関する小委員会が森曉、岩川與助、宮原幸三郎、有田喜一、勝間田清一、後に奈良治二の諸委員を委員として設けられましたのは、昭和二十五年七月二十五日でありましたが、以来本委員会は主として電力再編成問題の経過、電源開発計画と開発資金、電力の需要と供給電力料金の諸点を中心に、政府の説明、資料の提出を要求し、また同年八月国土総合開発計画の実地調査並びに事業者団体法、協同組合制度、経済緊急政策、電力に関する各小委員会の連合による実地調査の一環として……
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