聴涛克巳 衆議院議員
24期国会発言一覧

聴涛克巳[衆]在籍期 : |24期|
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このページでは聴涛克巳衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

聴涛克巳[衆]本会議発言(全期間)
|24期|
第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第8号(1949/03/30、24期、日本共産党)

○聽濤克巳君 私は、日本共産党を代表いたしまして反対意見を開陳いたします。  第一には、すでに社会党の今澄君から表明されました通り、本案の内容になりまする從業員の生活保障について、ほとんど何らの手も打つていないということ。これはすでに四公團六千七百名のうち二千七百名の首切りを意味しておるのでありますが、さらに問題は大きうございまして、これは日本にある全公團、十五公團の從業員十二万余名の運命をすでに暗示しておる問題でございます。さらにもう一言加えまするならば、民自党内閣が計画しておりまするところの行政整理の先がけをなすものと考えられます。しかも、かかる重大な從業員の生活の問題について何らの保障を……

第5回国会 衆議院本会議 第27号(1949/05/12、24期、日本共産党)

○聽濤克巳君 私は、日本共産党を代表しまして、本法案に反対を表明いたします。  鉱山保安法案は、言うまでもなく鉱山の災害を防止し、労働者の身体、生命を守るということが目的であります。ところが、それならば一体今まで日本において非常におびただしい災害が起つて來ておりまするが、これは何を理由にして起つているでありましよう。これを究明することなくしては保安の目的を達し得られないことは、これまた言うまでもないことであります。  ところで、終戰後日本の石炭産業におきましては二つの事実が非常に明らかに現われておるのである。第一には、政府が石炭増産を強行して來た事実であります。これは皆さんのよく御存じの通りで……

第5回国会 衆議院本会議 第34号(1949/05/20、24期、日本共産党)

○聽濤克巳君 私は、日本共産党を代表いたしまして、配澄公團法の一部改正法案に対しまして反対討論をを行いたいと思います。社会党の今澄君から主要な点につきましての反対討論がありましたので、なるべく簡單にやりたいと思います。  この改正法案は、やがて公團を全面的に廃止するということを目的にして出されたものでありまして、販賣機構を新しくつくるとか、あるいは四千カロリー以下の低品位炭を統制から除外するというようなことが、その経過措置として入つておるのでございます。  ところで、この法案で一番問題になります点は、政府は公團を今まで必要としたけれども、今日では必要がなくなつて來た、だんだんにこれを廃止して行……

第5回国会 衆議院本会議 第39号(1949/05/25、24期、日本共産党)

○聽濤克巳君 政府は、今までにすでに三回も会期を延長して参りました。ところが、またまた会期を延長しようと策しておるのであります。大体本議会におきましては、吉田内閣は與党の多数を擁しております。この多数を擁しながら、こういうふうに何回ともなく会期を延長しなければならないというのは、まことに醜態の限りであります。(拍手)この事実は、吉田内閣が多数を擁しながら、まつたく議会を運営する能力がないことを示しておるのであります。(拍手)  ところが、これにつきまして、去る二十三日付の時事新報によりますると、増田官房長官はこういうことを放言しておるのであります。「重要法案の審議を妨害する動きが野党の一部にみ……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第7号(1949/12/21、24期、日本共産党)

○聽濤克巳君 国鉄裁定案を否認しようとするような委員長の報告に対しましては、日本共産党は絶対に反対しておるのでございまして、われわれは、逆に、あの裁定案の全面的な即時実施を要求するものであります。  国鉄裁定案の今後の議会におきます問題は、最初から非常に――な計画をもつて行われました。第一に、政府は、この裁定案につきまして、いわゆる予算的措置を全然伴わない裸提出をいたして参りましたが、その魂胆たるや、初めから明らかでありまして、つまり政府は、自分がこの予算措置に対する責任をとりたくない。しかし、そうかといつて、これを自分の名前でつぶすほどの勇気はない。結局、これを国会に持つて来た。しかし、国会……

第7回国会 衆議院本会議 第27号(1950/03/16、24期、日本共産党)

○聽濤克巳君 私は、この法案に対しまして、日本共産党を代表して反対意見を申し述べます。  この法案は、すでに今までの討論その他でおわかりになりましたように、外見上はどういうことになつておるかと申しますと、一旦政府から有償で拂い下げられた物件が、後になつて略奪品として沒收された場合に、その人たちに対しまして、收納金に相当する益額だけはやはり拂いもとしてやらなければならぬ、こういう趣旨のものでありまして、これは政府の言い分を聞きますと、これだけのことでありますと、いかにも一見合理的に見えるのであります。しかしながら、実はそれは、一目見たところ、うつかりすると、だまされるという性質を持つておるのであ……

第7回国会 衆議院本会議 第46号(1950/05/01、24期、日本共産党)

○聽濤克巳君 私は、野党連合を除外した日本共産党独自の吉田内閣不信任決議案を提出いたしまして、これに対する趣旨弁明をいたします。  まず最初に不信任決議案を朗読いたします。  衆議院は、吉田内閣を信任せず。   右決議する。  今日、日本民族が有史以来最大の危機に立つているときに、吉田内閣は、今国会におきまして、その━━━本性を余すところなく暴露いたしました。(拍手)第一に、日本国民の主権を放棄していることであります。吉田首相という人は、ワンマンとまで言われまして、独裁者のごとくふるまつておりますけれども、これは日本国民に対してだけであつて、日本の外に対しましてては、彼はまことに━━━━を振る……

聴涛克巳[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

聴涛克巳[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 考査特別委員会 第17号(1949/07/08、24期、日本共産党)

○聽濤委員 共産党規約を読んで來い。
【次の発言】 私もいろいろ聞きたいことがあるのですが、この考査委員会において民自党の諸君は、ただこれは労働爭議であるという事実を無視して――今日なぜこういうふうな爭議が起らなければならないか、この問題を抜きにしていろいろな議論が行われたために、これが非常に一方的な印象をはうきり與えておるわけである。私たちはこの点でもつと正しくこの問題を取扱う必要があると思う。そこで包括的に第一にお伺いしたいのは、國鉄労働組合として今日なぜこういうふうな闘爭をやらなければならない事態にまでなつて來たかということを、ひとつ簡單に総括的にお話願いたい。

第5回国会 考査特別委員会 第18号(1949/07/11、24期、日本共産党)

○聽濤委員 私証人に二、三の問題をお聞きしたい。その前にお尋ねしておきたいのは、この前鈴木君やなんか呼ばれましたときに、お前は共産党員だとか何とかいうことを民自党から非常に言われましたのですが、私は現在の証人が社会党員であり、民主化同盟の一員であることをよく知つております。しかし私はそういうことは問題にいたしません。また問題にすべき筋合でもないのであります。あくまで中鬪委員の一員としてお尋ねしたい。  第一にお尋ねしたいのは、先ほど委員長が問題にしておりました井上唯雄君が原案をつくつて、それが大会に持ち出されたということを、いろいろ各証人ごとに聞いているのでありますが、事実はそうでしようか。し……

第5回国会 考査特別委員会 第20号(1949/07/15、24期、日本共産党)

○聽濤委員 証人にお聞きしたいことが大分あるのですが、まず第一に新交番制のことをお聞きしたいのです。あなたは先ほど、新交番そのものは組合の方では首切りになるから反対だ。その一点だけでどうにもならなかつた、実際はこれを実施すれば大してつらいことはないのだ、首切りになるとあなたは思わないと言つておりましたが、今度の新交番制を実施すると、私の聞いているところでは、六十五名ぐらい人員が余つて來るそうですね。しかも今行政整理が行われようとしているとき、新交番制の実施で人間が六十五名も余つて來る、こういう事実が現われて來るのに、あなたはこれを首切りにならないとお考えになつたのですか。

第5回国会 考査特別委員会 第21号(1949/07/16、24期、日本共産党)

○聽濤委員 ほんとうはいろいろ聞きたいのだけれども、時間も経つばかりで、本人が大分くたびれているようですから、ごく二、三点だけ聞きます。若宮区長がこの間ここへ来て証言しましたのには、問題の六月五日の会見ですが、これは実脅迫されて心ならずもああいうことを言つたのだと言つていたが、あなたの話によればそうではなくて、合意の上でやられたということは大体わかるのです。ところがとにかくその態度がかわつているということは事実なんですが、その間二日あつたか三日あつたか知りませんが、突如二、三日後にあなた方との話合いで、そういう態度をとつていたのを翻えした。これは一体どういうことが理由で翻えしたと組合ではお考え……

第5回国会 考査特別委員会 第22号(1949/07/19、24期、日本共産党)

○聽濤委員 私の聞きたいのは、証人が先ほどの委員長の質問に対して答えておつたときに、あなたは組合員でもあるとおつしやつたが……。
【次の発言】 ところでちよつと途中で切れておるわけですけれども、それまでは組合員であつたわけです。駅長であり組合員であつたということですけれども、するといろいろ立場上苦しいところがたくさんあつただろうと思います。ところで組合員でもあつた時代に、すでに新交番制の問題も起りかかつて來ておるし、今度の行政整理の問題が非常に大きく出ておつたと思うのですが、それについては組合員としてあなたはどういうふうな態度をとつておられたか。

第5回国会 考査特別委員会 第23号(1949/07/21、24期、日本共産党)

○聽濤委員 私は本問題を取上げることに関しましては絶対に反対いたしますが、その前に本日の議事につきまして、発言を五分間に制限する、しかも多数をもつておる民自党の動議によつてただちにわれわれの反対を無視してやるやり方は、すでに私が商工委員会で経験しまして、本会議でこの点を暴露した問題と、まつたく同じ性質のやり方であります。非常に重要な問題の提起があると、そういう横暴な暴力的な議事の運営が行われているということは、まことに許すべからざることである。ほんとうに皆さんが多数をもつて正しいことを正しく運営する自信があるならば、民主的なる方法につて諸君の意思が必ず貫徹されるにきまつている。ところがこういう……

第5回国会 考査特別委員会 第24号(1949/07/22、24期、日本共産党)

○聽濤委員 あなたの大分激しい共産党きらいは、よくわかりました。新交番制にあなた一人乘つたという事実もはつきりしておりますが、なるほど自由意思が、あなたが主張されているように憲法で保障されているというのは事実ですが、しかし労働者の自由意思というのは、大体労働組合をつくつておるところから申しましても、やはり集團として意思を決定して、資本家といろいろなことを交渉してやらなければ、もしばらばらになつて、各人が一人々々では自分たちの利益が守れないということから、労働組合においては、常に組合の中に機関を設け、あるいは大会を開き、いろいろなことをして意思を決定してやるというのが組合運動の原則であろうと思う……

第5回国会 考査特別委員会 第25号(1949/07/25、24期、日本共産党)

○聽濤委員 この間の琴平大会のとき、加藤委員長はこういうふうな発言をなさつていると聞いておるのです。それは私を除く他の全部の中鬪委員は吉田内閣にぶつかれ、私はGHQにぶつかるというか、体当りするというか、そういうふうにやるというような趣旨のことを言われたと聞いておるのですが、どうでございますか。
【次の発言】 私がそれをお聞きしたのは、別の趣旨でございまして、今前の人から聞かれました質問の中で、ストライキが起るようなことは全然予想されなかつたという御回答があつたわけですが、もちろんこれはストライキなんか起るということは、だれしも予想できないことであろうと思いますが、ただ國鉄の琴平大会のときに、……

第5回国会 考査特別委員会 第26号(1949/07/27、24期、日本共産党)

○聽濤委員 この考査委員会におきましては田中君以外にもほかの証人に、やはり衆議院の考査委員会というものはよくわからなくて、來てここでいろいろな質問をしておるのです。考査委員会というのは裁判所でもありませんし、國会のあれでつくつたものですから、世間ではどういうものであるかよく知らない。これについては当然委員会において、証人に対しては親切にはからつてやるという精神がなければ事実上審理はうまく行かないと思う。この点われわれが常に主張して來たところでありますし、のみならず石田委員からもいつかこの委員会におきましては、証人に対して被告的な扱いをする空氣があるというようなことに対して反対の意見も正式に述べ……

第5回国会 考査特別委員会 第27号(1949/07/29、24期、日本共産党)

○聽濤委員 証人にお伺いしますが、例の掲示板の撤去命令は、今証言したところによりますと、道路妨害が理由で撤去命令を出したものだということですが、ところで先ほど民自党の人からも質問があつたのですが、あれは進駐軍の命令であつたということはさつきも言われたのじやないかと思います。これについてもう一度確かめたいのですが、杉森巡査部長が二十五日の午前十時ごろに石城地区委員会か何かに來まして、これは進駐軍の命令があつたによつて出したのだということを言つたとはつきり言つておるそうでありますが、そのことは間違いありませんか。
【次の発言】 それはどういうのですか。軍政部の自動車のじやまになるからとりのけろと言……

第5回国会 考査特別委員会 第30号(1949/08/02、24期、日本共産党)

○聽濤委員 会社の首切りの案を出したのは、先ほど工場長も言つていたようですが、ちよつと聞き落しましたから念のために聞いておきますが、二十何日でございますか。
【次の発言】 二十七日に初めて具体的な首切り案を出したのですか。
【次の発言】 それで二十一日に臨時大会をやつておりますね。
【次の発言】 ここではどういうことが――こまかいことはいいですが、大ざつぱにどういうことがなされたか言つてください。
【次の発言】 もちろんあなたも反対でしたね。
【次の発言】 さらにその後闘爭委員会をつくられたようですね。
【次の発言】 あなたが拡大闘爭委員になつたのは、そのときになられたのですね。

第5回国会 考査特別委員会 第31号(1949/08/04、24期、日本共産党)

○聽濤委員 民自党諸君は今度のこの問題が労働争議であるという本質をおおい隠して、暴行脅迫の暴力革命であると盛んに言つておりますが、少し本質的な質問してみたいと思うのであります。四月二十日に会社が停年を実施して、老練者の相当数の首切りが行われたのだそうですが、この停年制の実施については組合側とその前に協議したことがございますか。
【次の発言】 その就業規則は四月一日に出たそうですが、これについては組合側と協議して了解でつくりましたか。
【次の発言】 ところで就業規則にはこういう停年制の規定があるが、実施については組合と協議してやるということになつていたのではないですか。

第5回国会 考査特別委員会 第32号(1949/08/05、24期、日本共産党)

○聽濤委員 どうも本人の知らぬうちに自分の名前が出ておるのですが、今日鋼争議について東京の共産党で、五人争議の指導の担当をやつている。春日、田中、土橋、伊藤律、私というよな各前が出ているのですが、あなたはそういうことを言われるぐらいなら、向か根拠があつて言われておると思いますが、それはどういう根拠から……。
【次の発言】 だれからお聞きになつているのですか。
【次の発言】 そうしますと、そのうちだれか一人か二人でも覚えておりませんか。
【次の発言】 どうもあいまいですが、それではいろいろの人というのは、どういう種類の人ですか。
【次の発言】 声援している人もあり、罵倒している人もあると言うので……

第5回国会 考査特別委員会 第33号(1949/08/08、24期、日本共産党)

○聽濤委員 一番最初に十四日附の軍政部命令というのをあなたが当日の午後七時ごろ、文書の命令を受領された話は先ほど証言になつたのですが、筋道から行きますと、あなたが命令を受けたので、それを執行するについて警察の方に協力を求めたというか、あなたの方から警察側の方に連絡をとつたように筋道としては考えられるのですが、その件につきまして、いつ警察とは御連絡をおとりになりましたか。
【次の発言】 そうしますと、軍政部の方から警察の方に直接命令があつたということですね。そうして先ほど電話連絡が二度もあつたというのですが、それは何時ごろでございますか。最初は……。

第5回国会 商工委員会 第5号(1949/03/28、24期、日本共産党)

○聽濤委員 質問したいことが二、三あります。第一の点においては前の質問者と大体同じ趣旨でございますが、とにかく三箇月延長するという案が突如として出ておるのでありますが、われわれには内容がよくわからないのであります。一体これは配炭公團を全然廃止してしまうか、あるいは何らかの機構の改革をやろうとする、そういうふうな前提が当然あるように思われますが――もちろん今の説明によりましては政府の態度はきまつていない、方針がないという話でありましたが、いろいろの案がもうすでに出ておることと断然予想されるのでありまして、どういうことを政府は考えておるのか。どういうふうな案が対立して檢討されているのか。そういう点……

第5回国会 商工委員会 第6号(1949/03/30、24期、日本共産党)

○聽濤委員 この貿易公團の廃止の問題は、非常に重要な内容を持つていると思います。すでに今各党の委員の方から質問の形で提出されました中にも、ここにお集まりの各委員に方々全員が、こういう無謀な計画に対する非常な不安を皆表明しておると思います。これは何と申しましても、從業員の生活の問題が第一にからんで參りまするし、そのほか全体の、他の公團の縮小、廃止の問題にも関連がありまするし、また今まで政府がやつて參りました公團方式というものが、方々で切りかえられようとしておるという重大な根本的な問題を含んでおります。それが一体日本の産業にどういう影響を與えるものであるか、非常に慎重に檢討しなければならない問題が……

第5回国会 商工委員会 第10号(1949/05/07、24期、日本共産党)

○聽濤委員 今鉱山保安法、中小企業協同組合法、工業標準化法、その他の重要法案等、商工委員会としてはきわめて重要な問題が今度初めて一緒くたにずつと出て來た。それをこれから審議しなくてはならないのですが、この商工委員会には、この間一ぺん商工大臣が顔を出したくらいで、ほとんど出て來ていない。こういう重要法案が出たときに、これは各委員会におきましても、必要に應じて大臣は必ず出席して愼重審議しております。これはやはり委員会を尊重し、政府がいずれも法案を提出しておる趣旨の中に言うておるように、ほんとうに愼重に審議してもらいたいというのならば、当然商工大臣が責任をもつてここへ出席する必要がある。今後きようの……

第5回国会 商工委員会 第12号(1949/05/11、24期、日本共産党)

○聽濤委員 今提案者の説明を聞きますと、これを今町村に拡大しましても、全國的に行われる心配はないというようなことでもつて、盛んにこの案の弁護をしておられたようでありますが、弁護しなければならぬようなこういう法案は、始めから出さない方がいいのであります。特に法案を出しておきながらその可能性はないということを、盛んに提案理由の中に言わなければならぬような法案は、初めからおかしな本質を持つておる。大体共産党はこれに対して三点をあげて反対いたします。  第一には、これは地方財政が非常に窮迫しておるから、その一助にするということを言つております。それによつて何か地方の人に対して、明るい希望を與えるかのご……

第5回国会 商工委員会 第13号(1949/05/12、24期、日本共産党)

○聽濤委員 私は共産党としまして、この電源の開発という趣旨には賛成であります。ところでこういうものは、もちろん提案された方も全会一致できめたいという御趣旨であろうと思うのであります。ところが、貿易の問題だとかそういうことになりますと、これは御承知のように、言うまでもなく民自党の考え方と共産党の考え方とには、まるで白と黒のような対立があるのです。そういうものをやはりまる出しで持ち込まれると非常に賛成しにくくなる。それで具体的に申しますと、決議案の非常に技術的な問題になりますけれども、電源開発という一本の線でずつとやりてもらいたい。たとえば書出しの「まず貿易の振興を計り」というような文句を削つても……

第5回国会 商工委員会 第14号(1949/05/13、24期、日本共産党)

○聽濤委員 私は本日の本会議における今澄君の演説を不幸にして聞いておりませんので、内容はわかりませんが、今の今澄君の弁明を聞きますと、三点をあげておられる。もしそうならば、これはあたりまえのことである。これは私が緊急質問をやりましても当然やることである。そういうことについて、ほかの党からあれこれ言われる筋合いは一つもない。門脇氏は一体何を問題にされておるのか。その具体的な内容を話していただきたい。ただ委員長にまかせろなどと言つても、これは委員会全体の問題ですから、そういうことがもしほんとうに問題になる筋合いのものならば、一体どういう点を問題にされたのか、明らかにしていただきたい。

第5回国会 商工委員会 第15号(1949/05/14、24期、日本共産党)

○聽濤委員 改正案という名前に至つてやさしいが、中身を調べるとなかなか恐ろしい内容を持つている。特に四千カロリー以下を統制からはずして行くということの問題がありますし、それから新しい販賣機関をつくる。それから結局公團は將來廃止して行く。それに伴ういろいろな人員整理の問題と失業の問題がある。大体三つの主要な特徴を持つておるのであります。これらの点について御質問をいたしたいと思います。  今度の四千カロリー以下を統制からはずすということにつきましては、前からの質問に対するお答えもあつたようでありますが、政府の説明を聞きますと、大体需給関係がだぶついて來ておるということを大きな理由にされておる。とこ……

第5回国会 商工委員会 第18号(1949/05/18、24期、日本共産党)

○聽濤委員 これについては、もうすでにわれわれの方の委員会として、全会一致で意見は統一されておるのでありますから、この際それについて採決をされんことを望みます。
【次の発言】 私は日本共産党を代表しまして、修正部分については賛成をいたしますが、原案の全体に対しまして反対をいたします。大体この配炭公團の一部改正案というのは、そういう名前で出されておりまするが、根本的には公團を全面的に廃止するということを目的としておる。そうしてその他の販賣機構をつくるとか、あるいは四千カロリー以下の統制を除外するとかいうことは、そこに至る経過措置として行われて來ておるわけであります。本法の目的は公團を全部廃止しよ……

第5回国会 選挙法改正に関する特別委員会 第2号(1949/05/09、24期、日本共産党)

○聽濤委員 こまかなことですが、この間の理事会の話では、休会になつて一応みな一ぺんは地元にお帰りになりたいだろうし、そういう必要もあろうから、従つて一月ばかり休会のの間を置いて、そして小委員会なら小委員会をやつていくというようなことにしたら……。


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 考査特別委員会 第2号(1949/10/27、24期、日本共産党)

○聽濤委員 申合せをしておりませんとかなんとかいうことを言つておりますが、これは明らかに申合せは厳重にしてあります。この考査委員会において扱うところのものは、委員会にかけて審議か何かしていない限りは、絶対に取上げる問題になつたものですらも、どういう問題を取上げるかさえも、世間に発表しないというかたい約束があるじやないか。そういう事実があるにかかわらず、こういう申合せがないということはまつたく逃口上だ。一体考査委員会の責任者である委員長が、こういうものをわれわれに相談なしに、審議もしないでこの内容を世間に発表するのは、委員長、いかなる資格においてやつたのか、民自党の委員の代表としてやつているのか……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 外務委員会 第1号(1949/12/21、24期、日本共産党)

○聽濤委員 私も、時間がありませんので二、三のことだけお聞きして本日はとどめたいと思います。  本日の質疑の中でヤルタ協定の問題が出て参りまして、これは非常に重大な問題であります。もちろん短時間でほとても論議されない問題でありますが、それで出たついでにというだけの意味で、ただ一点だけ最初にお聞きしたいと思います。先ほど佐々木委員の質問に対しまして政務次官から、ヤルダ協定については、日本は拘束されるものでないという意味のことを御返答になつたのでありますが、そのことは結局当委員会におきまする各委員の質問の内容から見ましても、直接南樺太及び千島列島の帰属の問題に関連していることでありまして、非常に重……

第7回国会 外務委員会 第2号(1950/02/01、24期、日本共産党)

○聽濤委員 先ほど佐々木委員からも、すでに私に先んじて問題が提出されておるのでありますが、朝日新聞で報道した問題もありますけれども、その前に、とにかく新聞でもこういうものが出るくらいの状態で、私の方から戰争状態終結宣言のことについて、いろいろお聞きしたいということを通告いたしましたのに対して、外務省の方ですでに準備をされておることは、西村條約局長が言明されておりますので、まず最初にいろいろ外務省で研究された結果の要点を先にお聞かせ願いたい。この点條約局長自身も希望しておられたようでありますし、私たちも聞きたいと思いますから、ひとつ大事な点を、御研究の結果をお話願いたい。

第7回国会 外務委員会 第3号(1950/02/08、24期、日本共産党)

○聽濤委員 議事運営について……。この間の外務委員会におきまして、ちようど岡崎委員長が退席されたあとでありましたが、議事の運営について発言を求めました。それに大体私と同じような趣旨を與党側の委員からも、また民主野党派の方からも大体同様趣旨の発言があつたと思うのでありますが、大体この外務委員会に吉田総理兼外務大臣が出席しないということは、当委員会を非常に軽視する傾向が非常に強い。これは今国会だけでなく、今までもそういうことが非常に強かつたと聞いておる。時に国会が始まりますと、外務委員会というのは事実上講和の問題についての特別委員会的性質を持つておるがために、わざわざ三十数名に委員を増加しまして、……

第7回国会 外務委員会 第4号(1950/02/15、24期、日本共産党)

○聽濤委員 倭島局長に引揚げの問題をちよつと聞きたいと思うのです。大体引揚げの問題が、非常に日本の国内でも大きな政治問題化しておりますし、特に国際的な問題にまで発展しておりますから、いろいろ疑問をただしたい。私たちも例の三十七万という数字については、的確なことをかねて知りたいと思つて政府にいろいろ要望しておるわけです。最初にお聞きしたいのは、今まで政府では、大体簡単に申しまして三十七万というソ連からの未引揚者が残つておるということを、発表しておるわけであります。ところがこの間、去る六日の予算委員会におきまして、吉田首相がこういうふうな答弁をしております。これは倭島局長も御存じだろうと思いますが……

第7回国会 外務委員会 第5号(1950/02/22、24期、日本共産党)

○聽濤委員 私は中ソ條約について端的にお伺いいたしたいのでありますが、このたびの中ソ條約は一口に言うと、日本からの侵略に備えてこれを防止するという見地で結ばれたことははつりきりしておる。その中に日本帝国主義の再起を指摘し、また日本と結びつく外国の侵略云々ということを規定しておるのでありますが、これについて日本として何か思い当ることがあるでしようか。
【次の発言】 私の聞いたのは逆なことでありますが、ああいうふうに指摘されておる通りのことが日本で行われておるのではないか、つまり一口で申しますと、日本の軍事基地化がどんどん進んでおることはだれでも知つておるし、最近におきましては軍需産業の復活が顯著……

第7回国会 外務委員会 第6号(1950/03/01、24期、日本共産党)

○聽濤委員 これは大体戰争中などのどさくさの間に行われた事柄であろうと思うのですが、拂い下げた相手方というのは、品物の性質からいつてもいろいろ想像されるわけでありまして、主として軍需会社とかそういうものに拂い下げられたのではないかと思うのですが、相手方はどういうものでありましよう。
【次の発言】 たとえば今事例をあげられました個人などの家庭にそういうものが拂い下げられたというのは、どういう手順で行われたのでしようか。
【次の発言】 そういう場合もあるように今御説明がありましたが、大体自動車、工作機具、金塊、銀塊、その他いろいろな機械類、資材類が非常に多いので、結局割合からいうと、大きな軍需会社……

第7回国会 外務委員会 第7号(1950/03/08、24期、日本共産党)

○聽濤委員 菊池委員はどうもこの委員会でしばしば台湾問題についてはなはだ不穏当なる言明をなされるのですが、まことに重大なことだと思うのです。先ほどの質問の中で見のがしのならないことをまた言つておるが、あれは政府も同意見でありますか。
【次の発言】 今度の平和條約についてはすでにいろいろな事実が現われておりまして、平和條約前にも帰属が決定しておるという事実はヨーロツパの場合にもある。それから南樺太や千島の場合にも行われておるし、カイロ宣言に基いて、中国の台湾に対する領土権というものを特にはつきり主張しておりまして、これはもう現実にそういうことになつておるのです。カイロ宣言を尊重しなければならない……

第7回国会 外務委員会 第9号(1950/03/14、24期、日本共産党)

○聽濤委員 この間資料を出してもらいましたが、それによりますと、今日までの陳情ないし調査によつて、賠償庁で集計したものが云々となつて、大体三千万円程度としてありますが、このほかこの前に質疑応答中に、山口国務大臣が言つたと記憶しておるのですが、大体一億くらい見積つておけばいいんじやないかというふうな話があつたのですが、その点をちよつともう一度確めておきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、大体今わかつているのは三千万円程度で、あと一億といたしますと、七千万円程度のものは、これは今後陳情があり、あるいは調査によつてわかつて来るものが、大体この見当だ、こういう趣旨なんですね。

第7回国会 外務委員会 第10号(1950/03/17、24期、日本共産党)

○聽濤委員 議事運営について……きようは関税に関する、こういう初めての案件が出るわけでありまして、この内容の技術的な点は、非常に簡単なことのようでありますけれども、やはりわが国の現在置かれている立場からいつて、非常に重要な性質を持つたものであります。こういうものが終戦後初めて日本の議会に出て来るわけでありますから、これは当然大蔵大臣などが出席して説明にも当り、議員の質疑にも答えるべき性質のものであると思うのですが、きようはなぜ大蔵大臣の出席がないのか。それから出席委員も少いのです。私はあえてここでやぼに定足数を持ち出したりなんかするつもりはないのですがあんまりこれじやひどいじやないか。やはり各……

第7回国会 外務委員会 第11号(1950/03/22、24期、日本共産党)

○聽濤委員 この関税表の刊行の議定書のことが案件になつて出ておるのですが、実はこの問題につきましては、共産党の議員がたしか先月の十四日であつたと思いますが、衆議院の予算委員会で、吉田総理にこのことを聞きました。石田税関部長が行つてすでに年末十六日に調印して帰つて来ておる。帰つて来ておるのだけれども、国会では何も知らないんだがということで質問しました。ところが総理大臣は、そのときには回答ができなくて、調査して御答弁する、こういう話だつたのです。ところが実際には、まだ何らこれに対して総理大臣からは回答がないのであります。私はこの点は、決して言いがかりをつけるわけではなくて、何か非常に不明朗なものを……

第7回国会 外務委員会 第12号(1950/03/24、24期、日本共産党)

○聽濤委員 この前私がこの案件につきまして質問をしておりました途中に、大蔵大臣の退席を見ましたので、私続いてやりたいと思いますが、あのときにお伺いした中で、途中になつてはつきりしなかつた点からお伺いしたいと思います。私はこの案件自体は非常に簡単なことのように見えますけれども、日本のポツダム宣言下の状態で国際的な関係をつけて行くという観点から、問題は重大であるように考えていろいろお聞きしておるわけなのですが、そのときに、なぜ事前に国会に承認を求めなかつたかということを私聞きました。それにつきまして西村條約局長から、これは国会に事前承認を求めているのだ、こういうふうに答弁がありましたが、私は大蔵大……

第7回国会 外務委員会 第13号(1950/04/03、24期、日本共産党)

○聽濤委員 今專門員から説明のありました趣旨と大体同じ趣旨のものでありますが、ここに出ておりますのは、大阪市北区堂島浜町、全逓信労働組合大阪地区本部木村一三君ほか二百四十五名の請願のものと、それからこれには二百四十五名の住所氏名を書いて署名捺印したものが添付されておるのでありますが、そのほかにもう一つは富山市桜橋通り一番地、日本軍気産業労働組合北陸地方本部執行委員長今井嘉助君からの請願となつております。大体同趣旨でありますが、その請願の趣旨は單独講和によれば、一部の国との交戰状態は解けず、永世中立は不可能となり、また日本の経済を自立させることができず、すべての国との平等互恵の貿易を行うことも不……

第7回国会 外務委員会 第14号(1950/04/05、24期、日本共産党)

○聽濤委員 民主党の並木委員から言われていることは、やはり外務委員会としては重大な問題であります。軽々しく講和合議に惡影響を及ぼしているというのですが、どういうふうに惡影響を及ぼすのか、廣川幹事長の意見をぜひここで聞かなければならぬと思います。とりわけこれから審議する予定になつております在外事務所を設置法案にいたしましたところで、これにもちやんと覚書というものが出ておるから、これについて審議しても、反対したり、修正したりすれば、すべて占領政策違反だというならば、われわれはすべてこういう覚書が出たような案件については、審議する権利がなくなつてしまう。国会の審議権というものが一体どこにあるのかもわ……

第7回国会 外務委員会 第16号(1950/04/19、24期、日本共産党)

○聽濤委員 私質問に入る前にちよつと委員長にお伺いしたいのです。私少し遅れて来たものですから最初の事情を知りませんが、この間の理事会で本日の外務委員会には吉田総理に来てもらうように決定して、委員長において善処するということになつておつたのですが、本日お見えになりません事情は、もうすでに御報告なさいましたか。
【次の発言】 私はちよつと旅行してけさ帰つて来たものですからよくわかりませんが、どうして出られないかという理由もはつきりしておるわけでありますか。
【次の発言】 そうですか。どうもいつもいつもそういうことなんで、はなはだ困るわけですが、吉田総理が外務委員会を無視している傾向は明らかです。そ……

第7回国会 外務委員会 第17号(1950/04/26、24期、日本共産党)

○聽濤委員 私は簡單に反対します。もうすでにいろいろの問題は、先ほどの質問でその内容が出ておりますが、大体阿波丸事件に関する賠償の請求権を放棄するときにも、われわれは全面的に反対した。これは決して一郵船会社の権利を守るために、われわれが反対したんじやない。国全体の立場から反対したわけであります。さてこういう請求権をかつてに放棄するようなことをきめておいて、そうしてアメリカ政府か負担すべきものを、結局日本の国民に転嫁さしておいて、しかも一郵船会社のために、日本の国民の税金の中から、代船を建造するはめに落し込んだ政府の責任が明らかにならずして、とてもこういう案に賛成するわけには行かぬ。阿波丸の請求……

第7回国会 外務委員会 第18号(1950/05/01、24期、日本共産党)

○聽濤委員 これは私がしばしば過去の委員会において発言して要求したことでありまして、理事会でも問題にするようにと言つて、ここのところ二回理事会におきまして大体みんなの意向が一致して、それは形式的に決議という形はとつていないけれども、実際上紳士協約によつて、これは必ず出るというような建前でやつております。しかし私ここで外務大臣が出て来ないということだけを質問しようとは思いませんが、先ほど外務委員会がよく運営されておると言われましたけれども、その運営自体について、外務大臣が出席するかいなかということが、実はその一部として非常に重要な問題になつて来ておる。このことは委員長もおわかりだろうと思う。それ……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 商工委員会労働委員会連合審査会 第1号(1949/05/10、24期、日本共産党)

○聽濤委員 今政府委員の方では、川上君の言つたような事実は上つていない、こういうことを言つておられますが、しかしながら麻生鉱業におきましては、今まで会社では赤字だ赤字だと言つておりながら、昨二十三年の十月十四日の不当財産取引委員会で、麻生太賀吉氏は、二十二年中に百三十万円吉田茂氏に政治献金をしたという証言をした。その他にその地方の税務署におきましては、脱税の疑いさえあると報告されておるのであります。しかも今川上君が言われましたように、実際に昭和二十一年下期から二十三年の上期に至る二箇年間において、収支累計が二十二億程度、このうち復金の資金は三〇%を占めておると言われております。しかもこういう多……



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データ更新日:2023/02/05

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