このページでは田中啓一衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。
○田中啓一君 私は、民主自由党を代表いたしまして、ただいま上程の二法案に対し賛意を表するものであります。(拍手) 第一、食管特別会計法の改正は、委員長の報告にもありました通り二点でありまして、一つは、本特別会計の借入れ限度が現在千五百億円でありますものを千七百億円にいたすということ、一つは、二十四年度末におきましては、一般会計より百七十億九千三百万円を本特別会計に繰入れんとするものであります。本特別会計は、その前身たる米穀需給特別会計設置のときから勘定いたしますと、約三十年になるのでありまして、その間、政府は買入量の増加と、また食糧の価格騰貴に従いまして、借入れ限度もしばしば拡張して参りまし……
○田中啓一君 私は、民主自由党を代表しまして、本案に賛意を表するものであります。 本案は、委員長報告にもありました通り、目下精算途中にありますところの薪炭需給特別会計における債務の支拂い財源に充てるために一般会計より繰入金をなさんとするものであります。御承知の通り、この特別会計には相当の赤字が累積しておるであらうということは事実であります。よつて、かくのごとき赤字を補填せんがために、租税を財源とする一般会計より繰入れることは不適当なりとおつしやつておるのでありますが、しかし、すでに赤字のできておるものは、いかにせんやであります。 しかも、本特別会計の成立は相当古いのでありまして、終戰後のみ……
○田中啓一君 ただいま議題と相なりました保安庁職員給與法案両院協議会成案につきまして、協議会の経過及び結果を簡單に御報告申し上げます。 協議委員の互選の結果、本院の議長には小澤佐重喜君、副議長には不肖私が当選いたしました。なお、参議院の競技委員の議長には草葉隆圓君、副議長には杉山昌作君が当選されました。 協議会におきましては、本案につきまして衆議院側からその議決の趣旨について説明があり、参議院側から本院送付の後六十日に至るも審査を終了しなかつた理由について説明がありまして協議に入りました。 本案につきましては、保安庁法が八月一日より施行せられる関係から、その職員の給與法案を不成立のままに……
○田中(啓)委員 ただいま議題になつております食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案は、食糧管理特別会計の借入れ限度を千五百億円から千七百億円にするという点、並びに本会計の歳入不足を補填するため、昭和二十四年度において一般会計から百七十億九千三百万円を限りこの会計に繰入金をすること、こういう二点であります。この会計はわが国主要食糧のうち国内産で配給にまわるもの全部を買い入れ、また輸入食糧をこれに補いまして、その額は莫大の額に上るのでありまして、これに見合いますところのものは食糧証券を発行いたしまして、これをもつて買い入れるのでございますが、本年一月ごろの買入れ最盛期におきましては、食糧証券は……
○田中(啓)委員 私は民主自由党を代表いたしまして本案の成立に賛成をいたすのであります。 賛成の理由は、政府提案の理由説明また質疑等によりましても明瞭になりました通りでありまして、どうか清算の事務は確定したものはただちに、まだ未確定のものもすみやかに調定されまして、一日も早く支払いをされるとともに、また未回収の債権につきましては特段の督励をされまして回収をされ、本会計の赤字を少しでも少くされるように努力されることを希望いたします。以上であります。
○田中(啓)委員 私は自由党を代表して、薪炭需給調節特別会計法の廃止等に関する法律案に賛成をいたしたいと存じます。ただいま社会党の田中織之進君は、反対の理由として三点をあげられました。一つは薪炭の需給関係はなお統制を継続すべきであるがゆえに、本会計は廃止すべからず、かような御論旨であつたと思うのでありますが、私は今日の現状にかんがみまして、もはや自由なる生産者並びに流通機関にまかせまして、何ら不安のない状況に徴しまして、統制を継続すべきものであるとは存じません。また本会計における赤字の責任を追究されまして、赤字会計を一般会計に移すことは、責任の帰属を不明ならしめるがゆえに、反対であるかのごとき……
○田中(啓)委員 ひとつ政府にお尋ねを申し上げたいのでありますが、この退職金に関する法律は、今後廃止をされ、あるいは整理ををされます公団について適用されるのみならず、すでに去る三月末をもつて廃止になつておる、たとえば食料品公団でありますとか、あるいは飼料公団というようなものがあるのでありますが、私どもの見解では、もちろんそれらにも適用されると存ずるのであります。その点に関する明確なる当局の御所見を伺つておきたいと思います。
【次の発言】 私は自由党を代表いたしまして、本案に賛成をいたすものであります。そもそもこの法案は行政機関職員定員法の一部改正、あるいは予算定員減少等のために、今年も相当数の……
○田中(啓)委員 ただいまの入場税問題でありますが、本多国務大臣の御方針、まことに私同感の至りでありまして、将来はぜひそういうことを希望いたしますが、なおいわゆるスポーツというものではありませんが、最近学生みずから音楽とかその他の演劇等をやつて楽しみ、また人を集めるというようなことが、かなり行われておるようであります。たとえば音楽会をやるというような場合に、職業人を頼んで来て、ただ学校を貸すとかあるいは主催のせわをするというようなことを、学生がやつておる場合は別でありますが、そうではなくして、出る者はほとんど学生であり、平素それを指導しておる人が出るというくらいの音楽会に対する入場税は、今度の……
○田中啓一君 飲食営業臨時規整法の一部を改正する法律案を提出いたしましたので、その理由並びに内容の概略を御説明申し上げたいと思います。 飲食営業者は従来外食券と引かえでなければ、食事の提供はできなかつたのでありますが、食糧事情の好転にかんがみまして、前国会におきまして飲食営業臨時規整法の一部を改正されまして、指定主食の制限を緩和し、また外食券のほかに、めん類購入券と引かえでも、めん類の提供ができることとしたのであります。そうして外食者の便益をはかつたわけであります。御承知の通り食糧事情が好転して参りましても、なお米をもつて主食の全部を賄うことはとうていできないので、依然麦類をもつて補うことが……
○田中(啓)委員 この法律は本来の船主が急には持分を買うことができないから待つてやろう、こういうことが趣旨になつて、それに基いていろいろなものが出て来ているように思うのですが、そういう場合に、一体基本になるものは共有契約とか、あるいは公団の性格とかいろいろなことから、買いもどしといいますか、買い受けるべき性格がきまつて来るだろうと思いますが、待つてやることによつて別段船主からは――俗称船主と申すわけですが、延滞の利子をとるというようなことはなさらぬわけですか。これが第一点。第二点は、法律の第一條の四項以下でありますが、読んでもよく内容がわからないので、まずその二点を御説明願います。
○田中(啓)委員 提案者にお伺いしたいのであります。この信用協同組合におきまして、どれくらいの出資で、どれくらいの預金、貸付金があれば、信用組合は立つて行くつもりか。つまりこれは農業協同組合も、従来経営の計画というものがしつかりしておらなかつたために、いろいろ難儀な事態を生じて、今もつぱら経営刷新ということに非常な努力をし、ある程度政府のせわにもならなければならぬという事態を来しておるのでありまして、私はやはり協同組合というもの全体がよく発達をしないということは、これまでの組合にも影響を与えることでありまするので、信用協同組合について、提案者はその点をどういうふうにお考えになつておりますか。つ……
○田中(啓)委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題になりました本案に、賛成の意を表するものであります。 本改正の趣旨は、本年当初より悪條件が重なりまして、本来政府の負担すべきところの異常災害が多かつたために、その不足金を一般会計より繰入れんとするものでありまして、趣旨きわめて明白でございますので、賛成をいたすわけであります。 なおこの保険制度には相当の欠陥がございまして農業保険組合連合会におきましては、年々赤字が累積しつつあるような状態でございまして、これに対して何らかの根本的な改正をすることは、きわめて必要なことと存じます。先ほど質疑応答の際、大蔵大臣がその点に関して言明をされ……
○田中(啓)委員 ただいま立花さんからの御動議でありますけれども、私は地方税改正の方を相当急ぐべきであろうと存じますので、あくまでも、議題は地方税一本にしてお進め願いたい。動議には反対であります。
○田中(啓)委員 私は、最初に経済安定本部長官にお尋ねいたしたいと思います。まことに質問になれませんのでたどたどしくて恐縮だと思いますが、どうぞ答弁は明確にお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 かしこまりました。それでは行政管理庁長官にお尋ねを申し上げます。
今回の行政機構改革を見ますると、何やら今までの行政機構というものは、すべて占領軍から押しつけられてやつておつたけれども、それがなくなつたならば何もかも復元するのだ、こういうような空気が各省の間にあるように私は思われ、かつまた、卒直に申しますと、議員の間にもそういうような空気があるようにも思われるのであります。そこで一体日本の今の……
○田中(啓)委員 関連質問でありますが、今菊池さんと文部大臣との質疑応答で、漢文に関するお考えは、両方ともわかりましたが、私は何分にも日本の隣に四億、五億という、いわゆる漢文系統の――今は時文と称するような書き方でありますが、そういう民族がおりまして、これと日本との関係というものは、文化の系統から申しましても、また今後つき合つて行く上から申しましても、何としても、向うがどういう言葉、文章でやつておるかということは、国民がなるべく理解できるということが、むしろいわゆる外国語と称されている英語とかその他の言葉よりも、大事ではなかろうか。今、どうも漢文をひつくり返して読むのはつらいというお話でありま……
○田中(啓)委員 関連して――どうも今の小林さんのお話は、質問の域を脱して、動議を提出しておられるようであります。(「動議だ」と呼ぶ者あり)また坂本さんの方からは、とにかく意見が異なる場合には、何か委員会できめたらいいじやないか、こういう御発言のようにも承知されます。ただいままでは、委員長の見解をただしておられる程度でありましたので、委員長の御答弁でよろしいかと思つておつたのでありますが、そこは委員長の御判断にまかせまして、委員長の御見解を明らかにされるなり、あるいはまたこれについては討論の必要もないと思いますから、採決をとるなり、適当に御処置をなすつたらよろしかろうと思います。
○田中(啓)委員 私は文部当局に対しまして……。
【次の発言】 議場の整理をお願いいたします。
【次の発言】 委員長から発言を命ぜられておりますので、私は教育委員会法等の一部を改正する法律案のうち、教育委員会法の一部を改正する部面につきまして、文部当局にお尋ねをいたしたいと存ずるのであります。
先般大臣より、提案の理由、すなわち一年間実施を延期したいという旨の理由の御説明があつたのでございますが、御承知のように、この法律が成立いたしましたのは、昭和二十三年の夏でございまして、爾来二十四年、二十五年、二十六年、今二十七年であります。五箇年間延期をしておるわけであります。これをさらに一年間延期を……
○田中(啓)委員 実は私鉄道並びに船舶関係にはなはだ暗いものですから、今ごろそんなことをお聞きするのはいかがかと思いますけれども、戰争中、戰後、船舶運営会なるものがございましてやつておられ、また機帆船の方などもいろいろにかわつたように思つておるのでありますが、そういうのが今日伺いますと、若干予算面にも現われて来ておるようでありまして、今海運の方の大きな船というものがどういうような運営方針、あるいは経済組織で動かされておるか、また小さい機帆船はどういうふうになつておるか、そういう点を伺いたいと思うのであけます。
【次の発言】 小坂さんの質問に関連しましてまず一点伺いたいと思いますが、わが国の商船……
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