田島ひで 衆議院議員
24期国会発言一覧

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このページでは田島ひで衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

田島ひで[衆]本会議発言(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 衆議院本会議 第22号(1949/04/26、24期、日本共産党)

○田島ひで君 私は、日本共産党を代表いたしまして、本案に反対の意を表明するものであります。  まず第一に、昭和二十四年度予算の收支の点と関連いたしまして、七千四十六億という厖大な予算は、歳入の面から見ましても、また歳出の面から見ましても、大衆の犠牲においてたくみに少数独占資本の利益に奉仕せんとするものでありまするから、本年度予算について、すでにわが党代表によつて詳しく反対の意を表明したのであります。本年度逓信省関係の予算について見ましても、さらにその負担を大衆の上に轉嫁しておるところの郵便料金値上げということになつておるのでありまするがゆえに反対いたすのであります。  逓信事業におきましては、……

第5回国会 衆議院本会議 第34号(1949/05/20、24期、日本共産党)

○田島ひで君 私は、日本共産党を代表いたしまして、ただいま議題となつておりまする簡易郵便局本案に反対の意を表明するものであります。  医者のない村、電燈のない村に医者や電燈を置きますと同じように、現在郵便局のない約一千八百町村に郵便局にかわる窓口機関が設置されますことは、その趣旨におきましては、もちろんわれわれも賛成なのであります。今日郵便局のない町村の住民がいかに切実に郵便局を要求し、不便を忍びつつあるかにつきましては、特定局設置の数多くの請願に悩まされておりますところの民主自由党の皆樣自身が身をもつて知つておられるところであります。わが党は、住民の要求の切なるものがありますがゆえに、すでに……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第41号(1950/04/25、24期、日本共産党)

○田島ひで君 日本共産党を代表をいたしまして、ただいま上程になつておりまする法案に対して反対の意見を申し述べるのであります。本法案の内容は、ごく簡單でございまするが、問題は重大でございまするから、私は簡單でございますが反対。意見を申し述べたいと存じます。  日本の中小企業家が食べられないで死ななければならないという今日、外国人に対しましては税金をただのようにしようというこの法案、これこそまさに吉田現政府の売国的な政策をはつきりと現わいているものであると思うのであります。(拍手)政府は口を開けば外資導入、外資導入と申しまして、外資の導入によらなければ日本の経済の再建ができないかのように申しており……

第7回国会 衆議院本会議 第42号(1950/04/26、24期、日本共産党)

○田島ひで君 共産党をを代表いたしまして、本法案に反対の意を申し述べます。  見返り資金制度につきましては、今まで共産党といたしまして、再三この制度の性格、運営の面から廃止を主張して参つたのでございますが、今日この米国の対日援助資金につきましては、大蔵大臣の答弁でも明らかになりしたように、これは日本にとつての債務となつておるのでございます。私どもが問題といたしますところの第一点は、この莫大な債務となるところの援助物資の輸入について日本政府はまつたく関與しないのでありまして、従つて援助物資の中には、現在の日本でそれほど必要としないものが相当数入つて来ており、アメリカの過剰のために買いつけられて、……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第7号(1951/01/29、24期、日本共産党)

○田島ひで君 私は、日本共産党の代表として総理大臣に質問いたすものであります。  第一にお聞きする点は、国連協力の名で行われている日本の戰争参加についてであります。日本は国民が知らない間に


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第32号(1952/04/17、24期、日本共産党)

○田島ひで君 私は、日本共産党を代表いたしまして、ただいま上程になりました二法案に反対いたすものでございます。  本法案は、いかにも事務的な簡單なもののようでありまするが、この二法案の前提となるところの行政協定にまつで、日本の電気通信事業が、日本の国民の手から永久に米軍の支配下に置かれるという重大な問題が隠されているのでございます。  第一に、行政協定第一條、第二條、第七條等では、日本の通信機関や電波がどうなるかといいますと、今後無制限に駐留する米軍基地において、無期限に駐留する米軍によつて有産的に使用され、その費用は国民の血税によつてまかなわれるのであります。無線局の設置、運営についても、行……

第13回国会 衆議院本会議 第50号(1952/06/05、24期、日本共産党)

○田島ひで君 私は、日本共産党を代表いたしまして、ただいま上程になりました三つの法案並びに修正案に反対でございます。わが国の電気通信事業は、創立以来八十年の間、一貫して国営によつて行われて来た、最も大きな全国的な組織を持つ企業の一つであり、同時にこれは、日本国民が長い間の税負担によつて築き上げて来た、二千億円に近い民族の一大財産であります。言うまでもなく、電信電話は国家活動全般にわたる神経系統として、独立国にとつては重要な基本的な事業であり、同時に、本来国民の文化、経済、政治、社交上の近代的日常必需品でなければならないのでございます。ところが、日本では、創設のとき、すでに純粋な軍事、警察機構の……

田島ひで[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

田島ひで[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第2号(1949/04/05、24期、日本共産党)

○田島委員 議事進行について??ちよつとお願いになりますが、たいへんこの委員会の開会が遅れまして本会の開会もあと少くなりましたが、非常に急を要する問題が相当ございますから、できるだけ早い機会にもう一度こういう会をもつていただきたい。今立花委員が申されましたように、概略は政府の説明でわかりますが、具体的には新米議員のせいか、わからない点がありますのでお伺いいたしたい点がございます。これを一つ希望しておきたいと思います。  次にもう一つつけ加えて、これは申し上げるまでもないと思いますが、私予算委員会をちよつと傍聽いたしました。少数の方の意見が封ぜられまして、大変発言が不十分な点を見て來ました。この……

第5回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1949/04/14、24期、日本共産党)

○田島委員 二、三点農政局長にお尋ねいたしたいと思います。まず最初に、御説明の中において、現地に残つておる人々に一方的な宣傳がなされて、いる、内地のことはあまり知らないと申されましたが、これは問題が数々ございますが、実は私が伺つておりまする範囲では、帰つて來た人の御様子は全く反対でございます。政府委員のお言葉の中にこそ一方的なお考えがあるのではないかと思います。こういうことが引揚促進に対して大きなじやまをするのではないかということを憂えまして、どのような一方的なことがなされておるか、これを具体的に責任を持つて御説明を願いたい。これが第一点であります。  その次に引揚げて來る人たちに対するいろい……

第5回国会 逓信委員会 第2号(1949/03/25、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 大臣にお尋ねいたします。行政整理の問題と、それにつきまして機構の簡素化という問題であります。具体的な問題で私にお尋ねしたいと思います。実は愛知縣の依佐美におきまして、送信局でありますが、それが改廃になりました。この問題につきましては、私は大臣に直接お会いして申し上げてありますが、御承知のようにあすこの通信所は、通信関係でもただ一箇所黒字になつております。一年に一億円黒字でございます。あれを改廃いたしまして、機構の簡素化、いろいろの点から大阪方面に持つてくようになつております。大体あすこではアジア、ヨーロツパ関係の無線を引受けておつたと思いますが、今後日本の貿易関係から行きます……

第5回国会 逓信委員会 第3号(1949/04/01、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 この第二項の調査目的のところに、労働者の生活の向上ということを入れたいと思います。それからもう一つお願いいたしたいのは、会期中だけでは期間が短こうございますから、調査いたします目当を東京の中央郵便局、中央電話局、中央電信局、この三箇所を中心にしたいと思います。あまりたくさんの所を調べましても困難ではないかと思います。
【次の発言】 今度の二省分割につきましては、行政整理、機構の簡素化ということが中心になつております。そういう点から見まして、行政整理が大きく問題になつておりますので、ぜひとも労働者の生活向上の問題をつけ加えていただきたい。大きく廣く調査するのは困難でございますけ……

第5回国会 逓信委員会 第5号(1949/04/15、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 大体の予算の御説明にこの前に伺いました。これは数字で非常にたくさんでございますから全部御説明いただくことも困難でございますが、二十三年度と二十四年度の比較などにおきまして、たとえば厚生施設に対する費用がどこにどの程度に盛られておるか、そういう点についての概略の御説明でもいただきたいと思うのであります。
【次の発言】 これは大臣にお聞きしたいと思いましたが、大臣の行政整理のお答えに対して言葉じりをとらえるわけではございません。出血をしないで配置轉換等でやりたいという親心はよくわかりますが、最近一例といたしまして、東京の赤羽局の貯金課に配置轉換が現われております。それも私ども伺つ……

第5回国会 逓信委員会 第6号(1949/04/22、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 資料をお願いしたいと思います。それは昨年度の予算と本年の予算の歳入歳出の面での比較の表がございましたから、詳細なものをいただきたいと思います。
【次の発言】 もし比較したいものがありましたら、二十三年度の予算と比較いたしますから……。
【次の発言】 予算に関係して御質問いたしたいと思います。その前に前提として、私は新米議員で、予算審議の方法についてはよく知らないのですが、まず予算の問題について、この逓信委員会である一定の期間審議いたしまして、各省からもそれらのものが予算委員会に持ち込まれて、そこで審議されるものだと思つておりました。ところが御承知のように、予算は本会議を通過し……

第5回国会 逓信委員会 第7号(1949/04/23、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私ども共産党といたましては、この法案に対して全面的に反対しておりますので、その点につきましては後の討論に譲りたいと思いますが、この法案の中でちよつと私不審に思いますのは、第四種郵便物の中に「盲人用点字のみを掲げた印刷物を内容とするものの料金」の値上げがあります。盲人に対しては、ここに「料金徴収上の便宜を考慮いたして」と書いてありますが、それはどういう理由でございますか。八十銭に値上げをいたしましてどれだけの収入があるか。少くとも盲人に関しましては、その保護のためにも國家の特別な配慮がされはければならないときに、これだけ値上げしてどれだけの収入がありますか。その点をお伺いしたい……

第5回国会 逓信委員会 第8号(1949/04/25、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 関連して……。ただいまのお話で大体はわかりましたが、私は具体的に少し例をお示しいただきたいと思うのであります。と申しますのは、他の参考人から申されました御意見の中には、逓信省のサービスが非常に悪い。大したお金じやないから、値上げしてもよいだろう。値上げするかわりに、サービスをよくせよという御意見が相当おありになつた。最初の参考人の田倉さんはたしかサービスをよくするのも、惡くするのも、金がかからないというお話があつたと思います。ところが今度の予算で見ましても、厚生福利の施設に関する費用は全然入つておりません。そこへ持つて來て、現業員の首切りが二割進行しつつあります。そうなります……

第5回国会 逓信委員会 第9号(1949/04/26、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私は共産党を代表いたしまして、反対の意見を申し上げます。  まず根本的な点におきまして、本案に対しまして、本年度の予算との関連の面から反対するものであります。一般会計收支七千四十六億という厖大な予算の内容を見ましても、その歳入の面におきましては、大部分が國民大衆の犠牲によつて取上げられ、歳出の面の四〇%以上が、惜しげもなく独占資本のふところに入り、消費されております。その詳細にわたりましては、すでに予算の審議にあたりまして、わが党の代表によつて述べられておりますので、ここでは私は省きまするが、公共事業として当然國家の一般会計よりまかなうべき逓信予算の不足が、本案によりまして、……

第5回国会 逓信委員会 第10号(1949/05/06、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 ただいまの松井委員の質問に関連しまして、私もこの前大臣に御質問いたし、人員の整理に関して、労働強化にはならないという一應の御返答をいただきましたか、数字の面で少し見ますと、やはりどのくらいしか整理しないのか、あるいは全然しないのか、その点はわかりませんけれども、大体定員法からいいまして、二割は削減になる。そうしますと、大臣は一應抽象的に労働強化にはならないと言われましたが、たとえば簡易生命保險の方でも、少額契約は大幅に整理するという、その一つの点を見ましても、大体総数八千万件くらいは現在あるじやないか、これを半分に減らすと見ましても、四千万件でありますので、これを四年間に割つ……

第5回国会 逓信委員会 第11号(1949/05/09、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私は共産党を代表いたしまして、この両案に対し、次の條件をつけまして、一應賛成いたしたいと思います。  第一には保険契約並びに年金約款の制定または改正等について、大幅の権限を持つておりますところの審議会制度でございます。提案理由によりますと、一應民主的な方法とあり、人員の構成等について、学識経驗者、加入者代表よりなるとありますが、民主的な眞のあり方よりいたしまするならば、学識経驗者よりは、むしろ民主的な大衆の代表といたしまして、民主團体、たとえば労働組合、農民組合、協同組合あるいは婦人青年團体の代表よりなると、こういたしたいと思います。  第二といたしましては、保険金並びに年金……

第5回国会 逓信委員会 第12号(1949/05/11、24期、日本共産党)

○田島(ひで)委員 紹介議員が他の委員会に行つておりますので、かわつて御説明申し上げます。  今時戦争中外地にあつた軍人、軍属は、それぞれ零細なる給料、俸給のうちから、月々軍事貯金に預け入れを行い、万一に備える準備としておりました。その数は貯金原簿の日数によつて調査しますと、二百三十万の多数に上つております。このうち四十六万は外地貯金の拂いもどし整理によつて、それぞれの預金者に拂いもどしされておりますが、残りの百八十四万は現在受拂いのない睡眠原簿として、預入者の権利放棄の形になつております。これは外地にあつて、終戦後の混乱のため通帳を紛失した者、接收された者で、記番号を忘れたため、再度通帳の発……

第5回国会 逓信委員会 第15号(1949/05/19、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 この一應大臣に御質問した問題でありますが、第三條に、公共団体、組合以外のいかなる法人にも受託させないというようなことがあります。私どもは、この機構でも請負制度の弊害がはつきり残つておると認めますので、公共団体以外の個人とともに、他のいかなる法人にも受託しないというようなことを、この法文にはつきりうたつておく必要があるのではないかと思います。なお簡易郵便局の実収入が多くなつたら、これを郵便局に切りかえるというようなお話が大臣からありました。先ほど松井委員からも御質問があつたかもわかりませんが、最近電報の請負制がなされようといたしております。これと関連いたしまして数日前の新聞に、……

第5回国会 逓信委員会 第17号(1949/09/13、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 大臣の御説明に対しまして、御質問いたしたいと思います。時間もありませんけれども、まず第一に二省分割後の行政の運営につきまして、たいへんけつこうな御報告を伺いましたが、私はこの前の國会のときにいろいろ分割後の行政の運営につきまして、大臣に質問しました。それからその他の点でも申しましたときに、具体的な事実、どこの職場でどういうことが起つておるかを申されたいという大臣の希望でありました。私は今度の休会中に、國政調査委員の中には入れられませんでしたが、できるだけ目で見、耳で聞き、実際の職場の状態を知りたいと思いまして、最近十箇所以上の職場を実際まわりました。そうしまして、その間私の得……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 外務委員会 第6号(1949/11/29、24期、日本共産党)

○田島ひで君 本請願につきましては、ただいま松谷議員から詳しく趣旨の御説明がございましたので、私は詳しくは申し上げませんが、簡單に経過を御説明いたしますと、代表派遣につきましては、去る六月国際民主婦人連盟から日本の民主婦人協議会を通じまして、日本の婦人代表をアジア会議に出席させ、日本の婦人と子供とが、日本の民主化にどのように努力しているかということを報告するように要請をして参つたのでございます。全国的にこれが準備がなされて参りまして、その準備の過程には大体五百万の婦人が参加しているのでございます。労働組合、地域的な婦人組織、あるいは專門家など、広汎な婦人がこれに参加しております。いろいろな調査……

第6回国会 電気通信委員会 第2号(1949/11/08、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 大臣の御説明で大体のことを伺いました。こまかいことに後日に譲りたいと思いますが、二、三御質問いたしたいと思います。第一の点は、一万一千五百名の人員整理に対しまして、その後――たしかこの前の国会のときの委員会で大臣は、失業者に対する委員会をつくつて善処したいというようなことを申されましたが、具体的にどういう処置をとつでおられるか。もう退職金もなくなつて、生活に困つておられる。これは電通関係の責任でないと言われれば、責任でないように思われ、あすが、それでは切捨て御免で、そのままでは生きて行けない。これに対して政府はどういう処置をとつておられるか、これが一つ。  それから厚生施設の……

第6回国会 電気通信委員会 第4号(1949/11/28、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 警察用電気通信施設の整備強化について、この説明書の中に、臨時物資需給調整法に基く経済安定本部の訓令による電気通信施設利用の適当な調整を期するためにとありますが、臨時物資需給調整法というのをごめんどうでも、ずつと一応ここでお読みになるなり、御説明いただくなりしていただきたいと思います。
【次の発言】 大体のことでよろしゆうございますが、おわかりになりませんか。
【次の発言】 警察の電話の設備の非常に荒廃しておるのは、御承知だと思います。具体的か資料なども私どもはいただきたいと思つておりますが、たとえば電柱なんかも、私は専門でありませんのでよくわかりませんが、クレオソートなんか入……

第6回国会 電気通信委員会 第5号(1949/11/29、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 日本共産党は本案に反対であります。以下私が代表いたしましてその理由を申し上げます。  わが国の電気通信事業は、今日まつたく危機に瀕しております。そのうちでも設備資金の主をなす電話は、戰災による打撃から一応戰前に近いまでに復旧したとはいいましても、政府みずからが認めるように、量の上でのことで、質的に見ますならば、はるかに戰前には及ばないのでありまして、話中や途中切断や、いくら呼んでも出ない。出ても音質が低くて不明瞭である等のサービスの低下は、はなはだしいものがございます。サービスの低下の理由は、設備の老朽と従業員の質の低下に帰せられるのであります。現存施設の老朽破損は、戰時中、……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵委員会 第42号(1950/03/29、24期、日本共産党)

○田島委員 ただいまの法案に関連しまして、第六條の女子の身体捜索についてはというこの條項につきまして、何か今までこういう事件について弊害があつた例がありますかどうか。もしございましたならば、それを具体的に、おわかりにならないかもしれませんけれども、お示しをいただきたいと思います。

第7回国会 大蔵委員会 第45号(1950/04/06、24期、日本共産党)

○田島委員 この貴金属管理法案の御説明の終りの方に、「金鉱業者が機械、器具等を輸入する場合には、一定の條件のもとに、輸入税を免除する」ということが出ておりますが、この一定の條件というのはどういう條件ですか。
【次の発言】 これによりますと、産金保護政策ということが盛られておりますが、特に今こういうことが問題になりますのはどういう理由でございますか。この産金保護というのは戦争中に相当強力になされた問題だと思いますが、そういう点での特別の御所見がありましたらお伺いしたい。
【次の発言】 それから私はしろうとでよくわかりませんけれども、この国際通貨基金に加入いたす点でございますが、これはドルヘの従属……

第7回国会 大蔵委員会 第48号(1950/04/10、24期、日本共産党)

○田島委員 まず第一に旧軍港用財産が公共団体にどれだけ拂下げになつておるか。政府の方にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ただいまのお答えによりますと、これはお売りになつたものなのでございますか。どれだけ建物が売却されておるか、それはおわかりですか。
【次の発言】 現在残つておりますので、使用に耐える建物がどのくらいありますか。
【次の発言】 それは使えるものの値段ですか。お売りになつたものですか。現在建物で遊休しておるものはそれはおわかりになりませんか。どのくらいあるかお伺いしたい。
【次の発言】 お貸しになつておるものは相当ありますね。そういうものの賃貸料などはどうなつておりますか。そ……

第7回国会 大蔵委員会 第51号(1950/04/13、24期、日本共産党)

○田島委員 今のお答えは私にはよく聞えませんでしたが、私どもは祕書をいただいております。祕書の職能を完全に遂行しようといたしますと、祕書の族行ということも相当問題になると思いますが、祕書の旅費などについては、あるいはまた日常の交通関係について、何か特別のおはからいがありましようか。その点をちよつとお伺いしたいと思います。
【次の発言】 もう一点お伺いいたします。この法律によりますと、一応全公務員の旅費の引上げになつておりますが、下級職員の旅費とか移転旅費というものは、現在非常に少いのでございます。三、四割上つてもきゆうくつだと思います。上級職員との比率はどんなふうになつておりますか。その点をお……

第7回国会 大蔵委員会 第52号(1950/04/14、24期、日本共産党)

○田島委員 きのうちよつと御質問いたしたのに関連いたすのでありますが、この法案によりますと、大体一様に公務員全体の旅費の三割値上げということになつておりますが、最後の方の率の表で、非常に上の方の高級官吏は率がよくなつておりまして、下の方はこの率が非常に惡くなつております。御承知のように今日では、公務員の旅費というのはほとんど生活費の一部のようになつております。ところが上級官吏になりますと、旅費は行き先で持つて、向う様持ちの旅費になつておりまして、旅費というものがほとんど問題になつておらない。その旅費は上の方が厚くなつて下の方に薄くなつておる。むしろこれは逆にしなければならない。さもなければ下級……

第7回国会 大蔵委員会 第56号(1950/04/21、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 先ほどの見返り資金の問題につきまして、ちよつと関連して大臣にお尋ねしたい。大体よくわかりましたが、援助物資そのものは日本の債務になる。しかし見返り資金は、援助物資が入りましてから、拂い下げられようと、在庫になつていようと、やはり四十五日の間に当然それだけのドル資金を積み立てることになつておりますが、税金が入つておりますから、やはり国民の積み立てたものだということは、これは一般に言われておる通りであります。この見返り資金の運用について、何度も今まで問題になりましたが、日本政府がはつきりした自主性を持つておるかいないか。その点をお答え願いたい。

第7回国会 大蔵委員会 第58号(1950/04/24、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 石原次長はお見えになりませんか。
【次の発言】 わざわざおいでいただきましたのは、たしか予算委員会の今年度の審議のときだつたと思いますが、共産党の砂間委員の質問に対して、東海道本線の浜松、米原間の電化につきまして、私速記録を詳しく調べているわけでございませんが、そのときにあなたから、見返り資金の四十億が国有鉄道に融資されますので、それを電化の方に用いたいということを申されていることを聞いておりますが、そのようにはつきり言明なされておりますかどうか。この点をちよつとお聞きいたします。
【次の発言】 私は石原金融局長とお願いしましたがそうではありませんか。

第7回国会 郵政委員会 第3号(1950/03/14、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 簡易生命保険法案と郵便年金法案は大体第五国会で通過いたしまして、その際共産党といたしましては條件付で賛成いたしました。と申しますのは、その中でも審議会制度の運用につきましては、民主的な運営を希望いたしまして賛成いたしました。その点について質問いたしたいのでございますけれども、質問するほどのことでもなくて、私どもの期待に沿わない点が多うございますので、大体本法案には私どもといたしましては賛成しかねるという立場にございます。質問がないわけではありませんが、その点は省略いたします。


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 電気通信委員会 第1号(1950/07/17、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 理事はたしかこの前委員が二十名のときに七名でありましたが、今度は二十五名の委員になつたのに五名に減つたというのは、一体どういうわけですか。動議の理由をもう少し詳しく……
【次の発言】 これは運営委員会の申合せということは、私どもも聞いておりますけれども、運営委員会の申合せが決定的なものでございますか。それともやはり理事の選挙はこの委員会に権限があるのか、承つておきたいと思います。小さいような問題でございますが、これについて意見を申し上げますのは、他の委員会においても決定されているところがございますが、大体自由党と民主党と社会党から出ておりまして、共産党からは出ておりません。前……

第8回国会 電気通信委員会 第2号(1950/07/19、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 新大臣の御説明を伺いますと、たいへん簡単な御説明でございまして、先ほどどなたかの御意見がありましたように、なるべく詳細に資料なんかをいただきたいと思います。ここでは大臣の御説明はむずかしいかもしれませんけれども、たとえば警察電話が移管になりまして以後に、相当従業員も増加しておりまするけれども、費用の点でも、予算の点でも、従業員の増減の点でも、数字をあげて、どのような結果が出ているか、たとえば電話料金の不払い状態や、人員の労働も相当強化されておるように聞いております。そういう点を数字をあげて御説明いただきたいと思います。なお見返り資金の使途についての詳細な資料、それから定員法以……

第8回国会 電気通信委員会 第3号(1950/07/20、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 電波監理委員長のお話を伺いまして、電波監理委員会関係の質問をいたしますけれども、その前にちよつと委員長にお願いしておきたいことが一つございます。昨日大臣の行政に関する御説明をいただきまして、質問をさせていただきましたのですけれども、あのあとで私がここに持つて参つております国際連合通信の記事で、たいへん重要な問題を拝見いたしました。朝鮮内戰に関する重大な問題と思いまするので、あらためて大臣の御意見をも伺いたいと思いまするから、後ほどでも、あるいはその他の委員会でもけつこうでございますから、そのことをまずお願いしておきたいと思います。

第8回国会 電気通信委員会 第4号(1950/07/28、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 今資料をいただいておりますが、見ておりませんから、あるいはこの資料の中にお答えいただかなくてもいい点が出ておるかもしれません。重複いたすかもしれませんが、一応御質問いたしたいと思います。  電通行政の方につきまして、大臣の先日の御説明の中に、電通事業が公共企業体に移行するということについて御説明がありました。この点をもう少し具体的に、どのように進行しておりますか、おわかりになつておる点がありましたら、それを御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、近い国会にこういうような法案をお出しになるという具体的なものは何かありませんか。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 電気通信委員会 第2号(1950/11/22、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私は今自由党の方と政府の方と、いろいろやつていらつしやることについては、こまかい点は申し上げませんけれども、電波法案ができますときに、この法案は官僚統制である。この法案ができますれば、軍事的の方にどんどん使われて、漁業には来なくなつて、日本の漁業関係の者がお困りになるということで、共産党は反対をして来たのであります。この問題は非常に重大な問題だと思います。なぜかというと、最近の国際情勢からいたしまして、日本の水産は破壞状態に来ていると思います。それで日本の民族産業である水産業を守るという点から、ぜひともこれをお取上げになつて、国際的に日本に許されている周波数の中から、水産の方……

第9回国会 電気通信委員会 第3号(1950/11/29、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 大体大まかなところ二、三点だけお伺いいたします。先ほどの補正予算その他の財政面の説明の中で、いろいろ今度の朝鮮動乱に関する費用が出ておるように見受けられましたが、特需関係の施設が一体どのくらいありますか、大体の御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 この支出につきまして、ドル建円払いと開いておりますけれども、現在までどうなつておりまするか。また特需勘定だけの特別の資金操作がなされておるということも聞いておりまするが、その点の御説明をもう少ししていただきたいと思います。
【次の発言】 先ほどの御説明によりますと、資材の面でニッケルや銅が非常に値上りした、たしかそういうふ……

第9回国会 電気通信委員会 第5号(1950/12/07、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 この前の委員会で、私は大臣に今度の賃金のベース・アツプについて、大まかなことを質問いたしましたのです。それは大体平均一千円あての賃金が上ることになつておりまするが、実際上の方に厚くて下の方に薄い。その上、電通関係でも号俸調整の関係で、ずつと下の方は、かえつてあるところではマイナスになるのじやないかということを、私は大まかに質問いたしましたのです。それに対して大臣は、そんなとこは、ないとお答えをいたされました。そういう点につきまして少し詳しく御説明いただきたいと思つております。大体電通関係の現業の特別職というのは何名ぐらいございますか。その点のお答えをひとつお願いいたします。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 電気通信委員会 第2号(1951/01/31、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 いろいろお尋ねしたい点がありますが、大臣から大ざつぱに御説明を伺つただけですから、詳しい点は次の委員会に保留いたしまして、私は電通の従業員の問題について二、三お尋ねしたいと思います。その前に、大臣がおいでになりますから、大臣にお尋ねいたしますが、これはこの前の国会のときにも私は多分申し上げたと思いますが、この前の国会では年末の賃金アツプがありまして、多少の手当も出ておりました。あのとき私が質問いたしましたときに、あのベース・アツプで一体従業員の給料がどのくらい多くなるか、一番下の方の従業員は、わずかに三百円ぐらいであつたということを私は聞きました。私はいろいろな点で、号俸調整……

第10回国会 電気通信委員会 第4号(1951/03/01、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 最初に先ほど松井さんが御質問になりました点に関連いたしまして、私も質問いたします。この予算の中で一般の施設面とか、事業計画につきましては、一般物価が上つているという点で、非常に予算がふえております。にもかかわらず職員の賃金だけはすえ置いている、非常に節約しているということを、委員長自身が自慢のごとく申しておられますが、先ほど松井さんから詳しく御質問がありましたので、私は詳しく質問いたしませんけれども、それに関連いたしまして、この協会の給与の面では、世間でも非常に部課長がたくさんとつているということは、これはもつぱらのうわさになつております。一体部課長級が何人おありになつて、部……

第10回国会 電気通信委員会 第5号(1951/03/08、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 議事進行について……。ちよつと委員長にお伺いしたいのですが、この前の委員会で、私が質問を始めたら、すぐぱぱつと採決に入つてしまつた。この前の前の委員会には委員長がお休みで、高塩さんがそこにおられた。そしてきようは説明だけで終つて、この次にゆつくり質問しようということで、田島さんは一時間も二時間も質問されますかと聞かれたので、いや私は古垣さんを呼んで、三十分か四十分聞けばいいと言つておいたのです。それをその次の委員会では、委員長は私が質問を始めると、すぐ打切られた。これはどういう理由ですか。古垣さんに対して私が質問をするのを、何か委員長はいわくがあつてとめられたのか。それとも共……

第10回国会 電気通信委員会 第6号(1951/03/13、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 松井さんから大体質問なさいましたので、二、三の点について伺いたいと思います。これだけの料金の値上げで四億七千五百万円も入ることになつておりますが、たしか文化新報なんかには、四十億からの電話料の未収金があると出ておりましたが、その内訳についてちよつと御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 たしか連合軍関係、それから警察とか、いろいろな大きなところに、相当未収金があるというように記憶しておりますが、その未収金がどれくらいあるか、それをお教え願えればよろしいのです。
【次の発言】 数字がわからないとおつしやいますが、今度はつきりその数字を出していただきたい。そういう厖大な未収……

第10回国会 電気通信委員会 第10号(1951/03/24、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私はきよういろいろな資料をいただきまして、詳しく見ておらないのでわかりませんが、一、二の点をお尋ねします。共同聽取になると、聽取料なんかはどういう関係になりますか。
【次の発言】 電通関係の方にお伺いしたいのですが、たしか有線電気通信法案がこの国会に出るように聞いておりましたが、それとの関係はどうなりますか。そういう法案が出るのでしたら、その中で一括してこういう法案は、それとの関連で審議なさるのが当然ではないかと思う。それと切り離して特にこれだけをお出しになるという理由がちよつとわかりませんが、特にこれは議員提出になつておりますが、この点電通省関係の政府の御説明を承りたいと思……

第10回国会 電気通信委員会 第14号(1951/05/11、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 御報告の終りの方にありました国際会議の問題でありますが、国際会議には、やはり専門的な代表をお出しになるのですか。また出すとすれば、大体どのくらいお出しになるのか。その人選とか、あるいはそれに要する費用は委員会の予算の中から出ますものか、そういう点のあらましのことをお知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 まだはつきり御決定になつていないということでありますから、それ以上お伺いはいたしませんが、最近国際会議のほかにもいろいろ外国へ出張される。あるいはアメリカあたりにもどんどん出張なさる方が多うございます。これがやはりとうとい国民の税金でもつてなされるとすれば、相当重大なことで……

第10回国会 電気通信委員会 第17号(1951/05/22、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私は共産党を代表いたしまして、本案に反対いたします。  本法案は、これだけを取上げてみますれば、たとえば国際放送電報の料金の引上げなどは、当然原価に基いて料金が定めらるべきでありますから、この法案の部分的な点につきましては賛成する箇所もありますが、しかし本法案は、現在の電気通信事業の根本的な運営の面から見ますとき、反対ぜざるを得ないのであります。今日平和な日本建設のための公衆サービスとしての電気通信事業の使命は、まつたく失われているのであります。一般公衆の電報は遅れほうだいでありますし、電話は通じないというのが、今日常識になつております。一般家庭や平和産業への新設、増設などは……

第10回国会 電気通信委員会 第21号(1951/05/31、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 きのう私は中座いたしましたから、他の委員からすでに御質問になつた点を重複いたしますかもしれませんが、二、三お尋ねいたします。  これは大臣にお伺いいたしますけれども、通常国会が済みまして延期になつたあと、突然この法案をお出しになつた理由、たとえば装置料の値上げなんかは、この間すでに決定になつておりますが、どうしてそのときに関連してこういう問題をお出しにならなかつたのか。急にお出しにならなければならないような、予算との関係なんかで、何か理由があつたのですか、その点をちよつとお伺いいたします。
【次の発言】 そういたしますと、この電話の窮迫の原因につきまして、電通当局といたしまし……

第10回国会 郵政委員会 第7号(1951/03/29、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 本四法案を一括いたしまして、共産党を代表して反対いたします。  特に郵便法の一部を改正する法律案は、その趣旨によりますと、郵便事業の円滑な運営とサービスの改善をはかるためといつておりますが、実際には、郵政事業の根幹であります日曜配達を現に廃止して、大衆サービスの剥奪をしているというようなわけで、その趣旨とは矛盾することが行われております。第二に、第三十一条の帯域制は、一番利用価値の多い第三地帯では、実際には七割の料金の値上げになつておりまして、現行法による料金は、わずかにその利用価値のない第一地帯だけになつております。こうした莫大な料金の値上げは――郵便料の値上げが実際には諸……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 電気通信委員会 第4号(1951/10/25、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私は電通関係の少しこまかいこともお尋ねしたいのでありまするが、他の委員会と重複しておりまして、時間がございませんので、こまかい点は次会に保留いたしまして、新しい大臣がおいでになりましたので、大臣の所信を二、三お伺いいたしたいと思います。  さきに電信電話の施設料などの値上げがなされまして、今度またここに電信電話料金の一部改正によつて値上げがなされる。この値上げも、政府の説明理由の中には、給与ベース改訂による人件費の増加によつて多額の不足があるから、値上げをするのだということが書かれておりますが、政府はこれが根本の理由であるかどうか、お上げになつた料金は、これを全部給与べ一スの……

第12回国会 電気通信委員会 第5号(1951/10/26、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 わが国の電話事業が現在ますます不均衡になつていますことは、すでにわが党がたびたび指摘したところでございます。その原因は、根本的には、言うまでもなく、吉田政府の国連協力の名による戦争への政策のためであります。占領軍用の回線増設は、昨年六月の朝鮮戦争始まつてから、日本の国民大衆の必要な回線の極度の犠牲においてなされて来ております。このことは明らかであります。特に最近のいろいろ物価の値上り、国民生活の窮乏化、これらに対する国民大衆の不平不満を弾圧するための警察用には、これまた優先的に通信事業が使用されております。大体現在の日本の国家財政の支出の面から見まするならば、公共事業としての……

第12回国会 電気通信委員会 第6号(1951/11/07、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 ただいま松井さんから申されましたけれども、大蔵当局のお話を聞いておりますと、非常に御説明があいまいなのです。海底ケーブルの調査だけを許したというような御説明かと思うと、結局それを売り払つているというような結果になつているのですけれども、そういう国家のものを払い下げするときなんなのことは、公文書としてはつきり残つているはずだと思うのです。それはきのう電通省から通知を受けたからわからないとおつしやるのか、それとも公文書に残つていないのか、残つているのか。残つているとすれば、今松井さんが言われましたように、その間の詳しい資料をお出しになつていただきたいということが一つ、それから一月……

第12回国会 電気通信委員会 第8号(1951/11/15、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 この前の委員会で資料をいただきましたテレビ放送についてお尋ねいたします。これは大体来年の六月ごろから実施なさる御予定なんでございますか。はつきりそれは確定しておりますか。
【次の発言】 私はそういうのをちよつと聞いたのですが、政府の方の予定としてはどうなんです。その御予定があつての大体のお見通しがおありになるのだろうと思いますけれども、そういたしますと、それに対するいろいな資金関係とか何かありますから、そういう点をお尋ねしたいのです。
【次の発言】 そうしますと、まだ具体化していないとあなたはおつしやるわけですね。ただこの前の決議について、それを早く実施したいという政府の方針……

第12回国会 電気通信委員会 第9号(1951/11/17、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 さきに私が青森湾内の海底電線の売拂い事件が提出されましたときに、官側の不正が相当行われておるから、それとの関連もあるやに存じまして、資料の提出をお願いしたのでございますが、この問題は未定でございますけれども、最近の吉田内閣の不正は、今椎熊さんの言われた通りでございまして、ここに現われて参りましたのはおそらく氷山の一角で、運の悪いところが現われて参つた程度だと思います。もちろん私はこれを現在の吉田内閣では、この腐敗し切つた官側の根本を直すというようなことは不可能だと思いますが、事件はこれだけではございません。地方的には相当こういう問題が出ております。電話の工事にからまつた不正は……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第9号(1951/10/25、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 日本の歴史上かつてない二つの亡国的な條約――平和條約並びに日米安全保障條約に、私は日本共産党を代表して反対いたすものであります。  まず第一に、日本国民の大多数は、国の運命を決するこの重大な二つの條約の締結にあたり、今日までその内容について真実を知らされていないのであります。特に日米安全保障條約のごときは、吉田総理は二月以来ダレス氏と條約の交渉を重ねて来たと述べながら、その内容については国会に報告もせず、審議にもかけず、何一つ国民の前に明らかにしていないのであります。政府は今回の講和條約にあたつて、まず国民の言論、集会、出版の自由を奪つておいて、一方的な宣伝だけで国民をだまし……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 電気通信委員会 第2号(1952/02/05、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 日本で許されている周波数につきまして、資料でいただいているかもしれませんけれども、国内でどのように使われておりまするか。たとえば占領下で米軍がどのように利用しているか、その詳しい資料なり、数字なりをお示し願いたいと思います。
【次の発言】 ただいまのテレビジヨンに関連して、一、二の点を御質問申し上げたいと思います。ただいまのお答えでは、たしか六メガのアメリカ方式の――私もあまり専門のことはわかりませんけれども、基準方式というか、それについて聽聞会をお開きになつて、たいへんそれがいいというような聽聞会の空気だつたというお答えだつたと聞きましたが、そうでございますか。

第13回国会 電気通信委員会 第3号(1952/02/14、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 機構改革の問題につきまして、もう一言申し上げたいと思います。先ほど與党の加藤委員から、内閣がかわるたびに機構がかわる。こう申されましたけれども、実は吉田内閣ができましてから、郵政、電気通信省と、旧逓信省が二つにわかれました。わかれますときには、おそらく自由党はこれを押切つて賛成なさいました。あのときのアメリカ式システムそのものは非常にいいかもしれないが、破壊された日本の通信事業にあのまま持つて来たのでは、実際上には役立たない。それでわかれるときにわれわれは反対をいたしました。それからまだそんなに日がたつておりませんのに、まるで機構いじりのように同じ吉田内閣のもとにおいて出され……

第13回国会 電気通信委員会 第4号(1952/02/15、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 新聞の報じますところによりましても、最近の各官庁における汚職不正は実にたくさんございまして、特にこの電通関係の問題は非常に大きくなりまして、おそらくこれを徹底的に進めて発展させましたならば、吉田内閣がぐらつくのではないかとまでいわれているのでございます。さきに芦田内閣が不正問題で倒れましたあの昭和電工事件にも匹敵すると、新聞は報じております。今までの政府の方からのお答えや御報告の内容では、詳しい点はわかりませんし、現に事件はただいま進行中でございまするが、私も先ほどの松井委員と同じように、この事件はきようここで問題を全部私は質問申し上げるのではなく、私が気づきました二、三の点……

第13回国会 電気通信委員会 第5号(1952/02/19、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私は昨年、二十六年度の協会の予算を審議いたしますときに、旧法人から新法人に切りかえられましたときに、いろいろ世間に疑惑を生んでおりましたので、古垣会長をお呼びいただきまして質問いたしましたが、あのとき、二十六年度の予算外のことは質問を許さないというので、質問を打切られてしまいまして、緊急動議でそれはそのまま承認されてしまつりたのです。私は旧財産と新財産の切りかえについて、まだ納得がいたしかねる点が相当ございます。これだけでは私よく納得できないのです。そういう詳しい点は検討させていただいて、なお疑惑のあるところはいずれ質問いたしたいと思います。きようは一、二点だけ質問させていた……

第13回国会 電気通信委員会 第6号(1952/02/26、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私が御質問したい点は、大分前から質問をされているようでありますが、私は最初に佐藤新大臣にちよつと苦言を申し上げておきたい。それは本国会が開かれましてから、通信行政についての説明は、最初次官が代読されましたけれども、その後一箇月以上になりましても、まだこれに対する十分な質疑がなされておりません。この前の委員会は大臣がおられなくて、流会になつたのです。ところが大臣は本会議へはのこのこと出て来ておられるのであります。私がこう申し上げますのは、本国会であの二條約が通りまして、政府の言い分で言いますれば、本年からおそらく日本は独立するだろうということを言われておる。そういたしますと、こ……

第13回国会 電気通信委員会 第7号(1952/02/28、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 ただいまの椎熊さんの発言に関連いたしまして、たいへん椎熊さんはテレビジヨンのことについて熱心に、標準方式が決定になつたのだから、早く日本にこれを許可せよと言つておられます。そしてこの問題は当委員会で決定すべきものではないからこれをしない方がよいという御意見でございます。その点は別にいたしまして、参議院ではこれが非常に問題になつておりまして、最近では秘密会議を開いて、特にこの問題の会合を持つておるということも聞いております。椎熊さんは前の国会で、とにかく今申しましたように科学はどんどん進歩するのだ、決定されたものを早く実行して、アメリカの白黒標準方式を持つて来て、その上で研究し……

第13回国会 電気通信委員会 第8号(1952/03/01、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 まずただいまの松井さんの御質問に関連いたしまして、従業員の給與の問題でございますが、昨年聽取料を値上げいたしました際に、その中に従業員の給與が加算されていない。朝鮮事変以来どんどん物価が上つているのに、従業員の賃課金が上つていないがどうしてかという点を、松井委員か質問されました。そのときのお答えが、予備金の中からこれを考慮するということであつた。ところが私が聞きましたところでは、予備金からは考慮されておりません。一体それは考慮なさつているのか、なさつていないのか、あのときの言葉はどういう意味なのか、その点はつきりお答え願います。これは放送協会の方からお答え願います。

第13回国会 電気通信委員会 第9号(1952/03/04、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 古垣さんは先ほど講和後の協会の構想を述べられました中に、海外に特派員を出したいという御意向がございましたが、現在どこかに出しておられますか。
【次の発言】 そういたしますと、今後どの辺にお出しになる御予定でございますか、お聞きしたいと思います。
【次の発言】 それは今年度の予算の中で、その費用が組まれておりますのかどうか。もう一つモスクワにも同時にお出しになるのかどうか。といいますのは、最近共同通信は特派員をモスクワに出すことを決定しておりまするし、朝日も現在申請中だと聞いておりまするが、NHKとしても当然特派員の派遣を要請されるものと思いまするけれども、その点とあわせて二つ……

第13回国会 電気通信委員会 第10号(1952/03/05、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 日本共産党を代表いたしまして、昭和二十七年度収支予算、事業計画及び資金計画に、不承認の理由を述べます。  日本放送協会の予算は、收入のほとんどが聴取者の受信料に依存しておりまするが、私は受信料は撤廃して、すべて国庫の負担にすべきものであることを主張いたします。ラジオの受信機を持つているだけで月五十円、しかも三箇月前どりという受信料は、ラジオ税とも言うべき強制徴収なのであります。ラジオは文化日本の国民生活には必需品であります。ことに文化に遅れがちで、娯楽機関に恵まれない農山村の人々にとつては、ラジオは欠くことのできない唯一の文化的娯楽機関ということができるのであります。しかも今……

第13回国会 電気通信委員会 第11号(1952/03/06、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私はテレビの問題については、皆様方から御質問がありましたから、きようは御質問いたしませんけれども、先ほど松井さんからも申されましたように、衆参両院でも各党ともこの問題について非常にまだ疑惑があるのです。そうして問題が解決していないと思います。そういう中で、電波監理委員会が電通委員会には権限がないという、何かそういうような立場から、御自身の方に権限があるというので、非常にあせつて早く標準方式を決定し、また許可もなさろうとするところに、私は疑問点があると思います。この点は私はこの前も申しておきましたけれども、なぜ現在これを急いでやらなければならないか。世間に疑惑があるならば、もつ……

第13回国会 電気通信委員会 第13号(1952/03/18、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 関連しまして、ちよつとお聞きいたします。この前私が行政協定のときにお尋ねしましたところ、はつきりした御回答を得られませんでしたけれども、占領下に占領軍に使用されております市外電話は、たしか三万何千個あつたと記憶しております。そういうような電話を――先ほどから自由党もあのように電話がないと言われております。これが占領政策が終るとすれば、それを一応日本の国民のために返してくれという要求を出しておいでになるのか、ならないのか。今後のことについては別といたしまして、何か先ほどから次官のお話を聞いておりますと、向うさんの御意向がわからなくて、それでわからないというような、結局は占領下の……

第13回国会 電気通信委員会 第14号(1952/03/26、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 先ほどの石原さんの御質問に対して電波監理委員長は、石原さんは初めておいでになつたから、非常にごまかしの返答をしておられます。最初からのいろいろな議論がわからないからだろと思います。これは明らかに政府部内の総理と電波監理委員会との意見の相違でございますけれども、電波監理委員会はまだ許可するまでの段階に至つていないと思いますが、これは速記録をごらんになればおわかりになるだろうと思います。さきのいつでしたか委員会で、椎熊委員の御質問に対して、もう四月か五月には許可できるということをはつきりお答えになつておられます。私はその点を言うのじやありませんが、率直にあなた方は、この審議の仕方……

第13回国会 電気通信委員会 第15号(1952/04/04、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私はいずれ次会に詳しく御質問したいと思いますが、今関連しまして、これは料金についての法律になつておりますけれども、私どもはかんじんなことは、行政協定による電通事業のサービスの内容や種類をまず知りたいのです。例を引きますと、私どもが自分の家を占領されて今まで使われておつた。その家が明くのか明かないのかわからないのに、その家賃のとりきめをしておる。どこの家をどういうふうに使われるのか、その説明を私はこの前にお伺いしたのですが、目下交渉中だとか、協議中だとかいつて、それに対する御説明がない。やはりその内容、種類を御説明いただかなければ、ただ料金だけ――これは料金も問題ですけれども、……

第13回国会 電気通信委員会 第16号(1952/04/14、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 ちよつとそれに関連してお尋ねいたしますが、安保條約第三條に関してのこの行政協定ですが、行政協定は全体的に非常に抽象的なのです。この行政協定のどの條項に当てはまるかという点をもう少し詳しく、行政協定三條の一、二だけではわかりませんから、その他の條項のどこに当てはまるかという点を、一緒に御説明願いたいと思います。

第13回国会 電気通信委員会 第17号(1952/04/15、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 大臣がお見えになつてから、主要な要点をお尋ねいたしますけれども、この法案を見ますと、電信電話の料金に関する行政協定に基く特例のように見受けられますけれども、その実、この大臣の説明にもありますように、現在連合軍に対する電信電話サービスは、スキヤツプイン一二九九号によつて提供されておりますが、講和條約発効後におきましては、行政協定第七條により提供されることになりと、この説明にも書いてあるのです。問題は、やはりここが重要な点で、電信電話の料金をきめます前に、私どもは一応この問題についてお伺いしたい。このことは、もうたびたび今まで申しておりますけれども、ここに大臣がおられませんので、……

第13回国会 電気通信委員会 第26号(1952/05/22、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私のお開きしたいことは、前委員から大体お聞きになつておられますが、残念なことに政府側の答弁が非常に具体性を欠いている。また科学的な答弁をなされておりませんので、重複いたすかもしれませんが、重ねてその点を少し詳しく御説明いただきたいと思います。と申しますのは、御承知のように明治以来数十年間、二千数百億というような厖大な国民の資産がこのようなあいまいな政府の説明で、しかも法案によつて、国民の財産からばらばらに分離させられてしまつたということは非常に重大なことでありますから、その点をもつと明確にしていただきたいという観点からお尋ねしたいのであります。  そこで今までのいろいろな御質……

第13回国会 電気通信委員会 第29号(1952/05/26、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 私はもう少し基本的な問題についてお伺いいたしたいのですが、きようは大臣がおいでになつておりませんから、この前の継続の点については次会に残しまして、二、三お尋ねいたします。  この前予算委員会の分科会で林委員から質問が出ておりましたが、電通関係に入つております見返り資金の問題について少しお尋ねしたいと思います。大体二十四年度には借入金で百二十億、二十五年度には自己資本というので百二十億、これが入つております。予算委員会の分科会における政府の答弁では、たしかこれは自己資本の方だろうと思いますが、もらつたのだというお答えがあつたわけでありますけれども、今回公社に移行するについて、こ……

第13回国会 電気通信委員会 第31号(1952/05/29、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 簡単に一、二点お伺いいたします。テレビジヨン放送がされますと、大体国民大衆が受信する相手方になりましようが、大体その料金はどのくらいおとりになりますか、そのをお伺いしたい。
【次の発言】 大体二百円というお答えでしたけれども、それは確定的なお答えではなかろう、おそらく二百円ぐらいとられる予定をしておられるのだろうと思います。現在のラジオの聽取料でも五十円、三箇月前取りというような状態では、今日の農村なんかの不況状態から行くと、非常に困難であります。私どもはそれに対しましては、文化的施設をあまねく国民大衆に不等に與えなければならないという点から、当然国家で負担すべきものだという……

第13回国会 電気通信委員会 第32号(1952/05/30、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 この公社法案の第三條の二項の「公社は、前項の業務の円滑な遂行に妨げのない限り、委託により左の業務を行うことができる。」という点の御説明ですが、この委託というのはその次に四箇條出ておりますが、その内容をちよつと御説明いただきたいのです。どういうのを委託というのか、今まで電通省ではそれをやつていなかつたのかどうか。
【次の発言】 そうしますと私がお伺いしたいのは、行政協定によりまして、米軍の施設に対しての委託などもやはりこの條項によつてすることができるのか、またするようにするのかどうか、この点を伺いたい。
【次の発言】 その場合は郵政省を通じてなされるのか、それとも直接公社になさ……

第13回国会 電気通信委員会 第33号(1952/05/31、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 日本共産党を代表い場たしまして、三つの法案の原案並びに修正案に反対いたします。  政府は本法案提出について、国営では設備の拡充資金が十分得られないのと、企業経営の基本である財務、会計、人事管理について、活発な企業活動を阻害される等の理由をあげております。今日日本の電気通信事業が当面するこのような課題が、單に企業形態をかえることだけで解決されるというのは、まつたく欺瞞もはなはだしいと言わねばなりません。電通事業は創立以来電信は八十年、電話は六十年の長い間、一貫して国営によつて運営されて来たのでありますが、過去の実績を振返つてみますと、まず第一にわが国の電信電話事業が、その発足の……


田島ひで[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院24期)

田島ひで[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 内閣委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1949/04/28、24期、日本共産党)

○田島(ひで)委員 二、三御質問いたしたいと思います。私、説明書をいただきませんでしたが、機構の簡素化ということは、今まで何度も申されております。大臣の御説明によりますと、上の方の機構は相当局が廃止になり、三局になつたりして簡素化のように見えますが、その結果、下の方にいろいろな課とか、あるいは部とかいうものが非常にふえまして、中間のところに從來よりもいろいろな機構が相当ふえておるような形が感ぜられるのであります。そういう点についての簡素化との御関係を伺いたいと思います。これがまず第一点でありまして、その御返答をいただきましてから、またあとで続いて御質問いたします。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 建設委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1950/04/14、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 一、二の点でちよつとお尋ねいたしておきますが、さきに別府の国際観光温泉文化都市としての都市計画建設法が出ましたときに、おそらく今後こういうような要求が、熱海とか伊東その他次々出て来るのではないか、こういう疑問を持ちまして、共産党の砂間氏からいろいろな意見が本会議で述べられておりますが、相続いてここにこういう法案が出て参りました。政府といたしましては、こういう計画が次々なされますと、たとえば奈良とか京都とかその他そういう温泉地区、景勝地区が次々観光都市として取上げられるというような、いろいろな問題が起きて来るとわれわれは思いますが、それに対しまして政府は何か一貫した方針を持つて……

第7回国会 大蔵委員会農林委員会運輸委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1950/03/27、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 電通委員がおりませんので、電通委員にかわりまして、二、三電通関係につきまして御質問申し上げたいと思います。二十四年度の電通関係の予算に百二十億の見返り資金が入つておりますが、日本の重要な神経系統をつかさどるこの事業に、ともかく外資の形で入つて来る。それに対するいろいろな條件について、私どもは質問いたしました。そのときには大臣は、これは公債で入つて来た。利子をつけてちやんと五年還付で返すのだから、心配ないというお答えでありました。本二十五年度においても、やはり入つて参ります。これは先ほどからの御説明にもありましたように、使い切りで、ただでくれてやるということは、たいへんこのせち……

第7回国会 電気通信委員会公聴会 第1号(1950/02/07、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 大体江崎さんの質問がありましたから、ちよつと関連したところを念を押しておきたいと思います。この法案は、先ほど杉山さんからお話がありましたように、良間放送に開放しておりますが、事実はなかなか民間企業ができないようになつている。小さな日本の資本でつくるといたしましても、これは容易じやなく、何か莫大な、特別な資本を持つたバツクでもあれば特別といたしまして、できましたところで、この電波監理委員会が生殺與奪の権を持つておりますから、結局これは街頭の広告放送とか、あるいは雑誌や映画で見ますような低級なエログ口の民間放送に堕する以外には、民間放送としてはこの法案では効果はなかろうと思う。今……

第7回国会 電気通信委員会公聴会 第2号(1950/02/08、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 一つだけちよつとお伺いしたいと思います。昨日から水谷さんのお話を伺いましても、たいへんいろいろと謝礼のことが問題になつておりましたが、これはひとり放送協会の問題だけではなくて、日本の今年度の予算にいたしましても、昨年度の予算にいたしましても、予算の中で日本の文化とか、あるいは教育とかいう面の予算が非常に少い。日本全体が文化に対しての関心を持つていない。こういう点が非常に大きいと思います。ことにこの法案ができますにつきましては、やはりNHKが今後相当この法案で強化されて参ります。そしてまたここでは一応は民主的にいろいろな委員会や何かの制度ができておりまするけれども、私は皆さんが……

第7回国会 電気通信委員会公聴会 第3号(1950/02/10、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 紺野さんにお尋ねします。各專門の方が專門のお立場からこの法案に御賛成なさつておられます中で「紺野さんが一人、文明の利器はだれでも自由に使える。それがこういうがんじがらめのいろいろな法律によつて縛られておると、大体においてあまり御賛成でないような御意見を伺いましたのですが、私もこの法案を見ておりますと、非常になかなか專門的でむずかしいのでございまして、おそらくこの電通委員の中でも、この法案をずつと初めからしまいまで十分理解して賛否のできる方は、おそらくまだないのじやないかと私は思います。この法案を見ておりますと、機械をつくる人、あるいはそれを利用する人、従事者、それぞれの立場に……

第7回国会 内閣委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1950/04/20、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 国税庁関係につきまして二、三お尋ねしたいと思います。大分與党の委員から御質問がありましたし、関連いたしますので、簡單にいたしますが、国税庁に監察官を設けるにつきまして、こういう制度の改革をなさいますにつきましては、おそらくいろいろな犯罪が相当あつたことと思うのであります。その犯罪の内容とか件数、またそういう犯罪についてどのような処置をされたかについての御説明を最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 ここには出ておりませんが、たしかこの法案の中には調査査察部というのがあつたと思います。この調査査察部と監察官とやはり両方をお置きになるのでしようが、その関係、その仕事の分担に……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 電気通信委員会公聴会 第1号(1952/05/20、24期、日本共産党)

○田島(ひ)委員 大橋さんに一点だけお伺いいたしたいと思うのですが、ただいまのお二人の公述人のお話を聞いておりますと、大体公社案に御賛成かもしれませんけれども、今までの国家経営のもとでは非常に困難だという点のお話はわかりまするが、どうしても公社案にしなければならぬという具体的な、また科学的な根拠といいますか、賛成の御意見を私は納得するわけに行かないのです。まあ公社にした方がいいだろう、今後そういうふうに努力してほしいというような御意見のように伺うのでございます。同時に、公社にいたします一番大きな問題であるところの資金の面でございまするが、この点では私も大橋さんの御意見のように、たとい企業体にい……



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データ更新日:2023/02/05

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