三宅則義 衆議院議員
24期国会発言一覧

三宅則義[衆]在籍期 : |24期|
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このページでは三宅則義衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

三宅則義[衆]本会議発言(全期間)
|24期|
第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第27号(1950/03/16、24期、自由党)

○三宅則義君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま上程せられましたる証券取引法の一部を改正する法律案に対して賛成の討論をせんとするものであります。  本案は、今日の証券対策として、わが国証券の民主化取引の安全感を基準として提出せられたものであつて、シヤウプ博士の勧告案の線に沿いまして財務諸表の統一をはかり、証券取引委員会のこれらに対しまする整備を基準とたしまして、証券取引所の健全なる発達をなさんとするためにこの法案が提出されたのでありまして、従来と異なりして、証券業者をしてその内容の充実を期すべく、純資産金額五十万円以上を常に堅持する方策をとりきめたる点は、わが自由党といたしまして、特に取……

第7回国会 衆議院本会議 第32号(1950/03/30、24期、自由党)

○三宅則義君 私は、ただいま議題となのましたる災害被害者に対する租税の減免、徴收猶予等に関する法律の一部を改正する法律案、国税犯則取締法の一部を改正する法律案、国税の延滯金等の特例に関する法律案、国税徴收法の一部を改正する法律案の四法案に滯しまして、自由党を代表して賛成の討論をいたしたいと思うものであります。これより各法案の改正の要点につき、また特長について申上げ、満堂の諸君の御了解を得たいと思う次第でございます。  災害被害者に対する租税の減免、徴收猶予等に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、震災、風水害、火災及びこれらに類する災害に対しまして特別の免除をいたしたいという点は、現……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 衆議院本会議 第12号(1950/07/31、24期、自由党)

○三宅則義君 ただいま議題となりました協同組合による金融事業に関する法律の一部を改正する法律案について、大蔵委員会におきまする審議の経過並びに結果を御報告申し上げたいと存じます。  この法律は、協同組合による金融事業に対しまする免許を大蔵大臣の自由裁量にまかせることなく、その定款、事業の方法または事業の計画が法令の規定に違反しない限り免許することを要することと改正しようとするものでございます。  この法案は、七月二十九日、本委員会に付託せられまして本三十一日、提出者今澄勇君より提案理由の説明を聴取し、ただちに質疑に入り、有田二郎委員、田中啓一委員、三宅則義委員、竹村奈良一委員等より活発なる質疑……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第40号(1951/05/25、24期、自由党)

○三宅則義君 ただいま上程せられました昭和二十四年度国有財産増減及び現在額総計算書並びに昭和二十四年度国有財産無償貸付状況総計算書につきまして、決算委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず昭和二十四年度国有財産増減及び現在額総計算書について御説明いたしますと、本年度における増加は、一般会計におきまして一千六百三十四億八千余万円、特別会計におきまして四百二十億七千三百余万円となつております。減少額は、一般会計におきまして百一億百余万円、特別会計におきまして六百八十三億一千四百余万円、合計七百八十四億千五百余万円でありまして、その増減差引の結果は、両会計を通じまして一千二百……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 衆議院本会議 第44号(1952/05/22、24期、自由党)

○三宅則義君 ただいま議題となりました三法律案及び一承認案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず第一に、貸付信託法案について申し上げます。  この法律案は、わが国現下の経済事情にかんがみ、資本の蓄積をはかり、電源開発資金その他緊要な長期資金の円滑な供給をはかるために、新たに貸付信託制度を設けようとするものでございます。その内容を概略申し上げますと、まずこの貸付信託は、一個の信託約款に基きまして多数の委託者が信託した金銭を、信託約款に定められた特定の目的に合同いたしまして運用する金銭信託でありまして、その受益権は受益証券により表示することといたしております……

第13回国会 衆議院本会議 第48号(1952/05/31、24期、自由党)

○三宅則義君 ただいま議題となりました四法律案について、大蔵委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。まず第一に、国立病院特別会計所属の資産の讓渡等に関する特別措置法案について申し上げます。この法律案は、今回厚生省所管の国立病院の一部を地方公共団体等に移讓することになつたことに伴いましてその資産の讓渡等について特別の措置を講じようとするものでありましてまず第一に、移讓される国立病院の所属にかかる資産のうち、国有財産法の適用を受ける国有財産については時価の七割減を、消耗品を除いた一般の物品については時価の五割減を、国立病院の経営により生じました未收金債権については時価の三分の一以内……

三宅則義[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

三宅則義[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 運輸委員会 第21号(1949/05/17、24期、民主自由党)

○三宅則義君 ただいま議題になりました奥三河開発のため、鉄道敷設に関する請願でありますが、このことにつきまして、わが愛知縣の最北端でありまして、ちようど北海道といわれおるような所であります。面積は四百十三平方キロ、人口は三万七千でありますが、ほとんどその全部の八割までは、山々をもつて囲まれておるのであります。その中には國有林もありますし、また公共團体所有林もあるわけでありまして、このことにつきましては、私どもは早く開発をいたして、林産物を名古屋方面、あるいは大阪方面にも移出いたししたいとかんがえておつたのでありますが、何せ鉄道が敷けておりません。そのために隣郡の西加茂郡という所まで名古屋鉄道が……

第5回国会 商工委員会 第9号(1949/04/30、24期、民主自由党)

○三宅則義君 ただいま請願になりましたガラ紡製品に対する統制一部撤廃の請願でありますが、これは第三ページにあります陳情の一四と同一でありますが、一括いたしまして請願の趣旨を御詮明いたしたいと存じます。このガラ紡製品というものはくず繊維でありまして、私の選挙区であります愛知縣の岡崎というところが中心になつてやつておることは、御承知の通りであります。現在紡績の落綿もしくは加工品の裁断くずをもつて原料といたしておりますが、それは全需要の約三〇%しかむいのであります。あとのものは家庭に埋藏せられておるところの古綿繊維、あるいは紡織繊維が中心になつてやらなければならぬということになつておりますが、現在こ……

第5回国会 大蔵委員会 第6号(1949/03/30、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は昭和二十四年の所得税の四月予定申告書の提出及び第一期の納期の特例に関する法律案に関連いたしまして、ちよつとお伺いしたと思います。  先ほど川島委員からも御質問がありましたが、われわれは予定申告をいたしておるのでありまするが、政府は予定申告にかかわりませず、任意にきめて納税者に通知する、いわゆる更正決定をするのでありますが、そのときに、私の考えからいたしまするならば、政府の單独でおきめになることではよろしくない。もつと民主的にするために、前には所得税調査員というものがありましたが、現在ではそれが廃止になつております。私の試案といたしましては、各市区町村に十数名の公選せられた……

第5回国会 大蔵委員会 第7号(1949/03/31、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は公認会計士法の一部を改正する法律案の質問をいたしたいと存じます。まず総括的質問と、細目にわたる質問と、結論と三点にわかれるのでありますが、一度に一遍に言いますとわかりませんから、三点ぐらいずつ項を追つて質問いたしますが、特に私が本委員会に出席して感じます事柄は、政府はなぜ早く法律案を提出しないか、この点であります。もちろん関係方面のOKをとらなければならぬと思いますが、われわれに十分な審議をさせるためには、少くとも一週間ぐらい前に全部の法案を見せていただいて、愼重審議する機会を與えてもらいたいと私は常に感じているのであります。ことに昭和二十四年の四月一日から改正せられるも……

第5回国会 大蔵委員会 第9号(1949/04/08、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は委員長から特に政府並びに專門員にお願いいたしたいと思います。いろいろ法律案が出ますけれども、法律案は断片的でありますからして、この法律案の全文をわれわれ大藏委員に対しまして開会前に一應見せていただいて、この辺がこういうふうに直るのだ、こういうぐあいに專門員の方にやつてもらうようにすべきであると思います。いろいろ法案がたくさんありましてはなはだ御迷惑と思いますが、專門員の方は二人おられますから、ぜひわれわれ委員に対しまして、これをこういうふうに直すということを一應見せていただいて、しかる後に審議になられんことを、特に委員長からお願いしていただきたいと思います。

第5回国会 大蔵委員会 第11号(1949/04/12、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま前尾委員からお尋ねになりましたこと以外の点を、簡單に御質問いたします。現在の自由販賣のタバコの比例と配給のタバコの比例をお聞かせ願いたいことが一つ。  それから二番目に市中にやみタバコがあるということでありますが、そういうものの現状はどういうところからどうなつておるかしりませんが、現在の取締りに関します点について御説明を願いたいのであります。  次に巻タバコと刻みタバコと両方あるようでございますが、その比例はどんなぐあいでありますか。それと葉巻に関する点はどうであるかという点を伺いたい。  次に労働攻勢ということはないかもしれませんが、專賣局におりますところの男の從業……

第5回国会 大蔵委員会 第12号(1949/04/13、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 それと関連ではありませんが、私は委員長を通じまして、特に本委員会の面目のために大藏大臣の御出席を願いたいと思うのであります。その理由は申し上げるまでもなく、大藏大臣は予算総会に出席でございまして、非常に忙しいということは知つておりますが、本委員会も大藏大臣の関係の最も深いところでありますから、たとい少時間でもけつこうでございますから本委員会に出席して、重要法案については特にその説明なり、質疑應答なりをされまして、われわれの心行くまで納得の行くようにとりはからつていただくよう、特に委員長から御催促を願いたいと思います。

第5回国会 大蔵委員会 第14号(1949/04/15、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 この貴金属特別会計法における種類について第一條二項に書いてありますが、このうち現在どのくらいの数量になり、どのくらいの金額になる予定か、おわかりならお知らせ願いたいと存じます。
【次の発言】 この特別会計法案において、実際金の利用せらるべきものは、この第八條に、支拂いに関して現金に不足があるときは、この会計から借入れるようにすると書いてありますが、それはどのくらいの予定ですか。もし予定がわかりましたらお知らせ願いたい。
【次の発言】 もう一項だけ簡單に申し上げますが、附則の一番しまいの方に、連合國占領軍云々と書いてありますが、これに対する説明をしていただきたいと思います。

第5回国会 大蔵委員会 第15号(1949/04/16、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました学習用水彩絵具に対する物品税免除の請願について、私は説明いたしたいと存じます。  この学習用の水彩絵の具につきましては、すでに学習用のクレオンに対しましては免税になつておるのであります。小学校の兒童がすべて使いまするところの学習用絵の具に対しましては、もちろんクレオンと同樣に物品税は、免除せられてしかるべきであると考えておるものであります。ことに平和國家、文化日本の建設にあたりまして、ぜひとも情操教育上から考えましても、この水彩用に使いまするところの学習用の絵の具につきましては、ぜひ物品税を免除していただきたいと思つておるのであります。この際参考に申し……

第5回国会 大蔵委員会 第18号(1949/04/21、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 この際ちよつと、主税局長がおいでになりましたからお話しておきたいと思いますが、私ども大藏委員といたしまして、この税法を審議するためには、ぜひ租税類集の直税編、間税編、徴收編、財政法、こういうものを参考資料として各大藏委員に御配付くださるか、もし配付ができないというならば、実費で頒布していただくか、いずれにいたしましてもそういうお手配をぜひこの際お願い申し上げたいと思います。
【次の発言】 今回の税制改革につきましては、シヨープ博士がおいでになる前提といたしまして、こちらで政府当局がこれを立案されたものでありますか。それとも根本趣旨は、日本独得の精神によつてやろうという意味合い……

第5回国会 大蔵委員会 第19号(1949/04/22、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 昨日に関連いたしまして、一言大臣にお答えを願いたいと思うのであります。私は昨日大臣のお留守のときに主税局長にお尋ねしたのでありますが、今日の税制につきましては申告納税になつておりまするが、大体において八〇%までは更正決定できまつて來るのであります。これを円滑にせしむるために、ぜひ私は各市区町村に十数名の選ばれたる財務調査員なり、税務調査員なりを設置いたしまして、これらの委員によつて政府原案は税務署長がつくるのでありますが、これを最後に決定するものは財務調査委員なり、税務調査委員なりの委員会によつて決定してもらう方が、穏健ではないかと考えておつたのであります。この質問をいたしま……

第5回国会 大蔵委員会 第21号(1949/04/25、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 主税局長がおいでになりますから、簡單に一、二御質問いたしたいと思います。今日税務署が納税者に対して更正決定するのは当然ですが、所得総收入よりも多く更正決定せられたような場合、それに対して異議の申請をして、間違つておれば訂正なさるのですか。
【次の発言】 まことに明快な御答弁でありましてけつこうでありますが、事実はたとえば税務署へ参りますと、相当君らは長くやつておるから收入ガあるだらうと言つて、税の申告をしたにかかわらず、また個別的に收入の総額を書いて出したにかかわりませず、これを眼中に置かずして、いわゆる形式的課税をするという場合が多々あるのでありますが、これはひとつ主税局長……

第5回国会 大蔵委員会 第24号(1949/04/28、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま政府の御説明がありましたが、この三法案に対しまして審議をどのくらいの日数で上げる御予定でありますか、それを一應聞いておきますことは、審議の上にもたいへん適当だと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 今委員長の御発言によりますと、きわめてすみやかにということでありますが、私は毎回このことを委員会において発言するのでありますが、およそ法律案というものはなるべく早く出してもらわないと、きよう出してきよう審議せよということが、かなりあつたように考えます。もちろん向うの関係筋もあることでありますから、そうたくさんの時間はどうかと思いまするが、少くとも二、三日前ぐらい……

第5回国会 大蔵委員会 第25号(1949/05/06、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 それではちよつと伺います。台湾や朝鮮が外國になつておるわけでありますが、しからば貿易に対しまするトン税というものはどのくらい入つておるかわかりますか。
【次の発言】 ただいまの御説明でありますが、今政府の予定されておりますところの、貿易港その他についての御感想を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 私は二つだけ質問いたします。先ほども申しましたが、この法律は正式に提出されたものと思います。これは印刷をして各議員にまわしていただきたいと思いましたが、間に合わなかつたことであろうかと思います。この点をひとつ伺いたい。  もう一つは、外國に対しまする輸出、あるいは入出國いたし……

第5回国会 大蔵委員会 第26号(1949/05/07、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私はただいまより塩に関することを多少お伺いいたします。塩に対しましては、平がま製塩、蒸氣製塩、眞空製塩の三種類があると聞いておりますが、その種類によりまして、全國にどれだけの人員とどれだけの反別があるか。そうしてこれの買收價格を別になされるべきが当然であると考えておりますが、政府におかれましては、今日のところ一本建になさるというようなお話でありますが、これに対する改革案のお持合せがあるかないかを、まず第一にお伺いいたしたいと考えております。
【次の発言】 私は今反別を承つたのでありますが、それに対する從業員と申しますか、あるいは人数と言いまするか、それがわかりましたならばお知……

第5回国会 大蔵委員会 第31号(1949/05/13、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は時間の関係上割合に簡單に質問を終りたいと思います。塩とタバコの二点についてお伺いしますが、第一に塩について御質問いたします。原田局長官におおむねわれわれの意に沿うように、懇切丁寧に御説明あそばすのでありまして、この前私がこの委員会において話しておきました業者の声といたしまして、平がま製塩は一万四千四百円、蒸氣製塩は一万三千四百円、眞空製塩は一万二千三百円というような希望の要綱を掲げておきました。これに対して政府当局は一万一千円が適当であろうということを仰せになりました。その後多少場合によつてはその價格の上下は、物價廳と協定して決定するという御答弁でありましたが、その後いか……

第5回国会 大蔵委員会 第33号(1949/05/16、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま上程されました公認会計士法の一部を改正する法律案は、ただ第五十六條但書中、「昭和二十四年十月一日」とありますのを、「昭和二十五年四月一日」に改めるという法案であります。その趣旨を申し上げます。  現在の計理士におきまして、本年の十月一日までは監査、証明ができるということになつておりましたのですが、今公認会計士の特別試驗というものが行われつつあるのでありまして、現在まで公認会計士ができ上つておりません。第一回の予備試驗がありまして、今度九月に再び本試驗があるわけでありますが、これによりましても、現在の状況から考えますと、人数の上においても少く、合格者も割合に少数であると……

第5回国会 大蔵委員会 第35号(1949/05/18、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は二、三の点について質問をいたしたいと思います。この貸金業に対しますところの――第十五條にあります金融機関の役員や職員が、自分の地位を利用して第三者に利益を與える場合が相当あると思うのであります。これに対しまして、罰則の十九條に懲役もしくは三十万円以下の罰金とあるが、利益を供與された者はもつとたくさんの罰金を出してもいいように考えますが、そういう御意向はないでしようか、伺いたいと思います。
【次の発言】 私どもの試案ですが、相当額というふうにやることは法律上の技術としてはまずいかもしれませんが、実際面といたしましては、利益を相当得た者からはそれを吐き出させるという方法がよい……

第5回国会 大蔵委員会 第36号(1949/05/19、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題になりましたほしのりに対しまする物品税の件でございますが、これま御承知の通り寒中、冬のさ中に漁民の方が海岸に出ましてとり上げて來るのでありまして、それは加工品ではないのでございます。とり上げて來たものをほすために、わくの中へ入れてこれをたなにつけてかわかすのでございまして、決して加工しておるのではないのでございますが、それに対して物品税がかかつておりますから、これは普通の農業の生産品と同樣に、物品税はぜひやめてもらいたいという趣旨を特に申し上げたいと思うのです。ぜひ当局におかれましても、加工品にあらざる原始的産物である。かように御承認たまわりまして、これに対する御……

第5回国会 大蔵委員会 第37号(1949/05/20、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は税務署設置に関しまして約十点ばかりお伺いいたしたいと思います。一ぺんにいたしますと混乱いたしますから、二、三点ずつわけて御質問いたします。はなはだ簡略のようでありまするが、この町村をわける場合において、たとえば杉並区のようなところは、区全体をわけたらよいと思いますか。それとも一部分わけてさしつかえないものであるか。たとえば大宮市のごときも、北足立郡の北都部の方だけは大宮にやるとか、南部の方は浦和にやるとかいうことがあります。これは地方民にとりましてはなはだ迷惑ではないかと思いますが、どんな考えでありましようか。その点をひとつお伺いいたしたいと存じます。

第5回国会 大蔵委員会 第39号(1949/05/23、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題になりました塩の賠償價格の引上等に関する請願の件でございますが、これは御承知の通り平がま製塩、蒸氣製塩、眞空製塩とあるわけでございますが、現在大藏当局、專賣当局のお話によりますと、今度引上價格一万一千円内外になさるとのことでありますが、現状といたしまして平がま製塩というものは、非常に原料の点その他について費用がかかりますので、ぜひ一万四千円程度に上げていただきたい。蒸氣製塩は一万三千円程度、眞空式製塩に対しましては一万二千円程度に上げてもらいたいという請願であります。御承知の通り小規模でやつております平がま製塩につきましては、非常に経費のかかるという点と、また現在……

第5回国会 大蔵委員会 第41号(1949/05/31、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりました、公認会計士法の一部を改正する法律案、これに対します法文と、並びに提案の理由を説明いたします。   公認会計士法(昭和二十三年法律第百三号)の一部を次のように改正する。   第五十七條に次の二項を加える。  7 計理士でその職に任つた年数を通算して十五年以上になる者は、特別公認会計士試驗にかえて、大藏省令の定めるところにより公認会計士試驗委員の行う陪審式試驗を受けることができる。  8 第五項の規定は、陪審式試驗を受けようとする者に、第四項及び第六項の規定は、陪審式試驗に合格した者に準用する。     附 則   この法律は、公布の日から施行する。……

第5回国会 大蔵委員会 第42号(1949/07/08、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ごく簡單にお伺いいたしたいと思います。中小企業に関しまする実態調査というものを承つておりますが、大藏省には直接関係がないかもしませんが、多少は関係があると思いますから、お伺い申し上げます。現在の企業に対しまして、大企業は割合に政府の庇護を受けておる。しかし中小商工業企業等については、あまりめんどうを見ていないということを世間でよく言われておる。先ほど宮幡君は、中小企業こそわが國の中枢をなすべきものであるから、これに対して相当の援助をするということを言われておりましたが、はたして大藏当局の銀行局方面におきましては、中小商工業者に対しまする金融状況につきまして、めんどうを見ておら……

第5回国会 大蔵委員会 第43号(1949/09/07、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 先ほど主税局長の御説明がありましたが、これは大体論の御説明でありますので、私も大体論を先に質問さしていただきたいと思います。局長のお話によりますと、シヤウプ勧告案は大体のわくをきめておるのであつて、詳細は後日発表するというお話でありましたが、今日の構想といたしましては、私どもはシヤウプ博士の線に沿つて改正することはもちろんでありますが、多少のことはわれわれによつて修正し得るのでありましようか。得ないのでありましようか。その点をひとつ最初に聞いておきたい。
【次の発言】 そうです。
【次の発言】 私は当局に質問したのですが、大臣がお帰りになりましたから、あとでまた御相談なすつて……

第5回国会 大蔵委員会 第45号(1949/09/20、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は大臣のお見えになりましたときに質問いたしたいと思う点がありまするが、これはおいでになりましたときに譲りまして、大体の構想を申し上げまして、政府当局の御参考に供せられたいと思うのであります。  昨日平田主税局長から私どもに詳細な御説明を賜わつたのでありますが、私のかねてからの構想でありまして、これは各選挙区をまわつて聞いたことでありますが、この税制改革につけ加えて、ぜひ次の数点を了承せられたいということを考えているのであります。その一つとしてここに申し上げたいと思います事柄は、やはり税制改革に対しましては、官吏が一方的にきめることはどうかと考えますので、ぜひ市区町村に公選せ……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 大蔵委員会 第5号(1949/11/08、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は日本專売公社になりましたにつきまして二、三質問を継続いたしたいと思うのであります。これは第五国会におきまして日本專売公社になつたのでありますが、そのなりましてから今日までの経過報告と申しまするか、状況等につきまして、たとえて申しますると製造高でありますとか、あるいは販売高でありますどか、あるいは人間の数でありますとか、その他について一応の御説明を承れれば承りたいと思うのです。説明を承りましてから、順次十数点についてお伺いいたしたいと思つております。
【次の発言】 專売公社になりまして政府の益金を確保いたしたいということは当然であります。これにつきまして、最初から横道に入る……

第6回国会 大蔵委員会 第6号(1949/11/09、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私はこの法案についてはきわめて重大でありますから、タバコに対しましては、その製造地でありますとか、あるいは耕作反別または公社におきましての製造能力及び種類、こういうものについての資料を昨日要求しておきました。これはしようのうについても、また塩についても同様であります。これを一日にしてつくることは困難かもしれませんが、大蔵省には相当の役人がおりますから、明日あたりにはこれをガリ版に刷つて全大蔵委員に配付されるよう、委員長を通じて政府の方に嚴達されんことを特に要望しておきます。

第6回国会 大蔵委員会 第7号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は一昨日の委員会におきまして、資料の提出方を要求いたしましたところ、大分広汎な資料をいただきまして、これを調査いたしたいと思います。  私の本日まで考えておりました事柄は、なるべく適材適所にりつぱな種類のタバコをつくらせる。これはまことにごもつともな話でありまして、また製造地域におきましても、人間の数の点または工場の設備の点等につきまして、それらの製造能力も従つてかわるべきものであろうと思いますが、さらにタバコの種類等につきましても、たとえて言うと東北地方においてはこういうものが向く、関西ではこれが向く、あるいは九州にはこれが必要であろうというような大よその調査ができておる……

第6回国会 大蔵委員会 第11号(1949/11/17、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま池田大蔵大臣からこの所得税法の臨時特例等に関する法律案外二法律案の提案理由の説明がありました。この問題はシヤウプ勧告案によりまして、たいへんな厖大な法案であると思いますが、本日は他にも用があると聞いておりますので、大臣に対する質問その他は明日に延期いたしまして、本日はこの程度において散会せられんことを望みます。  但し申し上げたい事柄は、物品税等につきましてはただいま池田大蔵大臣が御説明になりましたように、たいへん妥当でないものもありますからして、はなはだ恐れ入りますが事務当局にお願いしたい。一から九十二、第二種が四つありますが、その一々、でき得べくんば一から九十二ま……

第6回国会 大蔵委員会 第12号(1949/11/18、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は本日この三法案について質疑をいたしたいと思うのでります。いろいろ案がありまするが、一番問題になるものは物品税法の一部を改正する法律案であると思つております。あとに織物消費税に関しまする問題、さらに清涼飲料税並びに取引高税を廃止する問題等につきまして、質疑があるのでありまするが、わずかに三十分でありますから、要約いたして質問いたします。後日大蔵大臣がおいでになつたときには、大蔵大臣に対しまする質問をいたしますが、今日は主として政務次官並びに事務当局の方の御答弁を得たいと思うのでありまするその根本趣旨を最初に申し上げます。  所得税法の臨時特例等に関する法律案につきましては、……

第6回国会 大蔵委員会 第14号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は過日大蔵当局から物品税に対する見込書の資料をいただいておるのでありまするが、私の構想からいたしますると、これは集計でありまして、なるべくならば物品税施行細則に関係あるものの資料を承りたいのです。たとえて申しますと、身辺細貨類でありますとか、文房具でありますとか、あるいは紅茶ならびに碾茶というものであるとか、あるいは家具、こういうようなものにつきましても、細目の方には十も二十も書いてあるのでありますが、文房具の中におきましてもなお落していいものもあるし、あるいは身辺細貨類等についても落していいものがあるのではないかと思います。たとえて申しますと、きわめて税收の少いものであつ……

第6回国会 大蔵委員会 第15号(1949/11/22、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私はこの際政府並びに議院に対しまして、認識を改めてもらいたい点があるのであります。私の質問いたします点は、所得税並びに物品税でありますが、特に本日は物品税について申し上げたいと思います。  この物品税法の丁類の第三十九にあります点でありますが、「紅茶、烏龍茶、包種茶、コーヒー、ココア及其ノ代用物並二碾茶」とありますが、この碾茶というものは、元来は緑茶でありまして、緑茶は御承知の通り、この大蔵委員並びに政府の御了解によりましで、今回物品税中からはずすことに内定いたされたのでありますが、同じ原料から精製します碾茶のみは残ることに相なつたのであります。初めは碾茶も緑茶の中に入つてお……

第6回国会 大蔵委員会 第16号(1949/11/24、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は質問がたいへんあるのですが、ごく簡單にいたします。私の感じますことは、こういうことなのであります。薪炭特別会計は、昭和十五年以来約十箇年間にわたつてやつて来たのでありますが、私どもの想像するところによりますと、今度の問題は統制経済の欠陷なのであります。もう一つは、これに対しまする監査の実があがつていなかつた。こういう二つの原因にあるべきものと思つております。これは水田大蔵次官にも伺いたいと思つておつたところでありますが、お帰りになりましたから具体的のことは申しませんが、私の今まで聞くところによりますと、官庁の会計は單式簿記である。物品会計とか企業会計というものを含んだもの……

第6回国会 大蔵委員会 第19号(1949/11/27、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私はこの際両法案に対して政府当局に質疑をいたしたいと思います。  第一の問題は、復金は今後縮小する段階にあると考えておりますので、資本におきましても千二百億円に縮小いたしたい、こういう希望であると思つておりますが、さらに今日の金詰まり問題につきまして、大蔵当局はどういうふうにして打開する御構想であるか。銀行局長の御答弁を承りたいと思います。
【次の発言】 ただいま愛知銀行局長から精細なる御答弁がありました。私はこの金融に関しまして二つの構想があると思う。まず大企業に関しまする金融と、もう一つは中小商工業金融の二つがあると思つておりまするが、その一つの例を申し上げます。たとえて……

第6回国会 大蔵委員会 第20号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました復興金融金庫法の一部を改正する法律案、並びに復興金融金庫に対する政府出資等に関する法律の一部を改正する法律案、この二つを一括いたしまして、私は民主自由党を代表し、原案に賛成するものであります。その理由を簡單に申します。  復興金融金庫は、今回の改正案によりまして、その資本を縮小するということに相なつたのでありまして、千四百五十億円を二百五十億円減じまして、資本を千二百億円に減小することになつたのであります。なお復興金融金庫は、将来回收いたしましたらそれを国庫に納入いたしまして、さらに相当額の資本を減少することができる、こういうことになつたのでありまして……

第6回国会 大蔵委員会 第21号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま山口国務大臣のお話もありましたが、およそ官吏の商売というものは、民間人から見ますと非常に手遅れであり、また実質からかけ放れておるような点が多いと思うのであります。たとえて申しますと、品物を売買するような場合におきましても、その御用商人といいますか、あるいは御用下請人といいますか、わずかに出入りいたしております数人もしくは十数人に限つて、公売をする場合が多いと思います。これははなはだ旧来の官吏の弊であると思うのでありますから、これを除去いたしますには、やはり先ほど大臣の言われたように、新聞広告もしくは宣伝と申しますか、各人に行き渡るようにすることが、最もかんじんであると……

第6回国会 大蔵委員会 第23号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 この未復員者に対しましての数字の御説明があつたわけでありますが、さらに相当ソビエト地区また中共地区から帰つて参りますが、予算の範囲はどのくらいでありますか。もう一ぺん御説明願いたいと思います。
【次の発言】 今の御説明によりますと相当数が帰つて来るのでありますが、この家族の方に渡す手当二十万五千件というものにつきましては、わが衆議院におきましても、たとえば所得税等についても多小の軽減をしなければならぬのではないかという試案を持つておるのですが、その方につきまして、政府当局とお打合せになつておりましようか。
【次の発言】 ただいま参議院の方では相当考慮しておるけれども、まだ関係……

第6回国会 大蔵委員会 第25号(1949/12/03、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 時間がありませんからごく簡単に質問いたします。私は証券取引委員会の株式の増資等に対しまして、大分監督を厳重にし過ぎていろいろ手続上たいへんな迷惑を感じておるということを聞いておりますが、そんなことはないかどうか。とにかく五百万円の会社が二百万円、三百万円くらいの増資をするということになると、非常に厳重な監督をやられると聞いておりますが、その辺の事情を承りたい。  次に承りたいのは、上場する株式に対しましては、証券取引法によると公認会計士、計理士というようなもののサインをしたものが上場されることと聞いておりますが、どうなんですか。この二点について簡単にお答えを願います。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 大蔵委員会 第1号(1949/12/15、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 この薪炭需給調節特別会計における債務の支払財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案に対しましては、質疑をこの程度において打切られんことを望みます。

第7回国会 大蔵委員会 第2号(1949/12/21、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は主税局長かあるいは高橋国税庁長官がおいでになつたときに、お伺いしたいと思つておりましたが、おさしつかえがあるようですから村山さんにお尋ねいたします。根本のことを申して失礼でありますが、一体本年度の所得の決定額をどのくらいに見積つておられるか。つまり政府は一体更正決定をして、どのくらいの收入を得る予定を持つておられるかということを承りたいと存じます。今度の更正決定は十一月ないし十二月になさると思つておりますが、その更正決定をせられました金額を聞きたい。なおそれに関連しまして、全国的にどのくらいの予定申告をしてあるかということも知らせてもらいたい。それから最後にこの一月に確定……

第7回国会 大蔵委員会 第3号(1949/12/22、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は昨日高橋国税庁長官より、いろいろ御答弁を承つたのでありますが、なお数点残つておりますから、今日継続いたしたいと思う次第でございます。  御承知の通り、高橋長官もこまかいことはなかなかおわかりにならぬかもしれませんが、根本の事柄は十分御了承だろうと考えております。つきましては各国税局に対しまして、所得の決定いたしました金額を、それはたとえば農業所得ならどうとか、商業所得ならどうとか、商業でもまた部類別にたしか情報を取つていらつしやることと考えます。その取られておりまする情報等を総合いたしまして、ぜひ本委員会に提出せられたいのです。その徴收状況がむりのないようにしたいというの……

第7回国会 大蔵委員会 第6号(1950/01/30、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま委員長からも政府に要望がありましたが、私も同じく議員といたしまして政府に強く要望いたしたいと思う。というのは筆国会において、私はわれわれ大蔵委員については財政法規というものを早くこちらへ持つて来い、こういうことを言つておいたのであります。もちろん金の関係もありますから持つて来られないかもしれませんが、そういう場合には買いますから、もう少し迅速にやることを政府にひとつ要望いたしたい。のみならず本日の預金部特別会計につきましては相当な質問もあり、もしくは意見も開陳いたしたいと思いますが、何せ簡単な説明しかついていない。承るところによりますと、二部本委員会に来ておるとい……

第7回国会 大蔵委員会 第7号(1950/01/31、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は昨日御質問を申し上げたのでありますが、佐藤さんもおいでになりましたから、佐藤さんからもお答えを承れましようし、また銀行局の方もおいでになりましたから、銀行局の方からも承りたいと思います。  昨日ちよつと触れておきましたが、零細なる国民の金を集めましたのが郵便貯金であるということは、言うまでもないことであります。これを運用いたします点につきまして、どうも政府といたしましては今までの行きがかりもありましようけれども、運用面がまずい。こういう点に盡きるものと思うのであります。それはもちろん司令部の関係もあろうと思いますからして、かつてにこれを使うことは禁ぜられておるわけでありま……

第7回国会 大蔵委員会 第8号(1950/02/02、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました臨時通貨法の一部を改正する法律案の審議に入るにあたりまして、せつかく理財局長がおいでになりましたから、私は政府に要望いたしたいと思うのであります。と申しますのは、第一日の委員会におきましても委員長からも御忠告がありまして、私も大蔵委員の末席を汚しておりまする関係上、なるべく早く審議を進めたいという気分で一ぱいであります。今期国会におきましても八十数件という厖大なる案件が、本委員会に上程せられると聞いております。同時にまた司令部との関係もありましようが、法案はわずかに二つしか付託されておらないと記憶いたしております。かような状況にありましては、会期の終り……

第7回国会 大蔵委員会 第9号(1950/02/04、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 臨時通貨法の一部を改正する法律案につきましては、すでに二日間にわたりまして質問をいたしたわけでありますからして、この際質疑を打切りまして、討論を省略し、ただちに採決せられんことを望みます。

第7回国会 大蔵委員会 第11号(1950/02/09、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 幸い農政局長がおいでになりますからちよつとお伺いいたしたい。  農業共済再保険特別会計の歳入補填に関する一般会計からの繰入金でありますが、ここに書いてあるのを見ますと、歳入不足が九億一千五百二十万円となつております。歳入歳出予定計算書を見ますと、歳入一般会計からの受入れが十億二千九百二十万五千円となつております。その内訳を見ますと、災害発生による支拂金が九億一千五百千円、農業災害補償金が一億一千三百万円、こういうふうに解してよろしいでしようか。わかりましたら明細を承りたいと思います。
【次の発言】 今局長が仰せになりましたが、そういうようなことを何か明細に書いてお出し願えれば……

第7回国会 大蔵委員会 第12号(1950/02/11、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私はまず開拓者資金融通特別会計において貸付金の財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案について、質疑を行いたいと思うものであります。この開拓者資金融通法についての現状でございますが、これは今日本の国内においてどういう状況になつておりますか。その分布状況を承れればけつこうだと思います。私どもにも関係があると思いますから、これについて政府の答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 この開拓者につきましては御承知の通り引揚者もあり、転業した人もあるわけであります。これについて政府は親心をもつて事情を認めておると思うわけでありますが、承るところによりますと、本年は昨……

第7回国会 大蔵委員会 第14号(1950/02/14、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は時間がありませんから、一、二点だけ労働大臣にお尋ねいたしたいと思います。先ほど来田中君も仰せになつたのでありますが、失業対策ということを中心に考えて、われわれは保険料の問題等も考える必要があると思つておつたわけであります。私は由来大蔵省の官吏並びに労働省の官吏にばかり言うのではありませんが、政府が議案を提出されるときには、なるべくこれに関連いたしました統計とか資料をおそろえになつてお出しになりますと、早く審議が進むんじやないかと思います。幸いに労働大臣が御出席でありますから、私は根本のことを一二点申し上げまして一つ御参考に供し、また御答弁を承りたいと思います。というのは、……

第7回国会 大蔵委員会 第15号(1950/02/15、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は議事進行につきまして、昨日も奥村君から質問がございましたが、私からも強く政府に要望いたしたいと思います。私はもちろん與党でありまして、決して政府をいじめて快哉を拍するものではない。われわれといたしましては、なるべく早く法案を審議して、議員たる職責を十分全うしたいと思う。ただ私の案ずるところは、お前は国会議員であつて特に大蔵委員であるから、大蔵委員会にかかつておることは精細に知つているだろう、こういうことを聞かれる場合がありますが、私たちはそういうことに関しましてただ一片の参考書、この提案理由書を持つて帰れない。選挙区に帰つたならば、これに関することにつきましてはこういうよ……

第7回国会 大蔵委員会 第16号(1950/02/16、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は民主自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました失業保險特別会計法の一部を改正する法律案に対しまして、賛成の意を表するものであります。  御承知の通り今日の失業問題につきましては、全国的に金詰まりの問題が起つたり、あるいは企業再建整備の途中にある、あるいは今度の復興につきましてそれに対しますところの失業者もあるわけでありますが、二十五年度におきましては常時失業保險を受けますものが、三十万人という見当でもつてやつておるわけであります。いかにいたしましてもなお予備的に十億円ぐらいの予定をもつて、失業保險に関する基金を運用しなければならぬということを考えておる次第でありま……

第7回国会 大蔵委員会 第17号(1950/02/20、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりましたこの法律案につきまして、最近指定生産資材の割当統制が大部分の品物について解除になりましたが、現在なお統制を必要とするものがどのくらいありましようか。数字的に内容的にわかれば御説明願いたいと思います。
【次の発言】 現在幾分統制が残つておるのに、どうしてこれを廃止してしまわなければならぬかというようなことも考えたいが、やはり安本の方にお願いするのでしようか。
【次の発言】 佐藤さんにお聞きすることは失礼かと思いますが、適当な機会に……。もう一つ伺つておきます。申請手数料及び割当手数料を收入印紙をもつて攻めておると称しておりますが、この法律廃止の結果、それ……

第7回国会 大蔵委員会 第18号(1950/02/21、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は幸い国務大臣がおいでになりましたから、ひとつ重要なことを御注意かたがた申し上げておきたい。その点は昨日も大要を聞いたわけでありますが、こまかいことは下僚官僚から聞きましたから了承いたしております。たとえて申しますと事務系統に七万人、技能系統に十一万三千人、宿舎用に二万六千人、船員二千人、合計二十一万二千人が進駐軍のためにわが国の方から労力を奉仕しておるかように承つております。つきましてこれに対する賃金の支拂いが、今回は各地の地方銀行、市中銀行を通じて拂うということに法律はきまるわけでありますが、その法律案を審議するときにおきまして、この手続については大蔵大臣が定める。これ……

第7回国会 大蔵委員会 第19号(1950/02/24、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は過日湯地局長にお尋ねしたのでありますが、幸い大臣がおいでになりましたから二、三点だけお伺いしたいと思います。私の考えるところによりますと、証券業者というものは、一般民衆に対しまして非常に関心を持たせ、また信用を高めなければならぬと思つておりますが、本法案によりますると、五十万円が営業純資本である。これ以上であると言つておりますが、むしろ現今の経済状態からいたしまするならば、五十万円はおろか百万円以上でも純資本金はいいのじやないかと思うのでありまするからして、ぜひそういうふうに改正せられるよう、その用意があるかないかということを伺いたい。  次の第二点は、この証券会社に対し……

第7回国会 大蔵委員会 第20号(1950/02/25、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は今回提出されました法人税法の一部を改正する法律案、所得税法の一部を改正する法律案、富裕税法案並びにその他の案につきまして、大臣がおいでになりましたときに根本的の意見を聞きたいのでありますが、幸いに当局者の平田主税局長がおられますから、平田局長に質問いたしたいと思います。  その前に私は一つ言いたいことがあるのでありまして、この点につきましてはよく了承してもらいたいと思います。私どもは今回のシヤウプ勧告案に伴う税制改革案に対しましては、希望と熱意を持つてわれわれの希望する通りにやつてもらいたい、こういう観点からわれわれは常に政府に要望いたしておつたわけであります。幸いに一部……

第7回国会 大蔵委員会 第21号(1950/02/27、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 小山君があと質問されますから二、三点だけ国税庁長官並びに主税局長にお伺いいたしたいと思います。私は昨日の日曜を利用いたしまして地方をまわりましたところ、いろいろな実情を聞いて参りましたから、この際一、二点だけ御答弁願いたいと思います。たくさんあるのでありまするが、多くの質問はあとに讓りますから、二、三点だけ、私はこういうことを考えておるのでありまして、一般的に通用できるものと考えまするから、主税局長と国税庁長官とがおそろいで相談の上で御答弁なさつてもけつこうです。  実際問題でありまするから事実を申し上げまするが、愛知県におきましてガス紡というものは、岡崎市が全国の半分以上を……

第7回国会 大蔵委員会 第22号(1950/02/28、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私はこの前総括的質問をいたしたのでありまするが、本日は多少時間を拝借いたしまして、各論にわたつてお伺いいたしたいと思います。この前に少々伺つたことでございまするが、この基礎控除につきましては、政府委員の御答弁によりますると二万五千円が適当であろうということであります。こういう線でおやりになつたと思いまするが、ただ私の心配いたします点は、扶養控除に関しまする一人一万二千円の源泉控除であります。それにつきまして扶養親族との関係について、もう一度詳しい御説明を賜われば仕合せであると思います。
【次の発言】 今主税局長から詳細な扶養親族に関するお話がありましたが、勤労控除に対しまして……

第7回国会 大蔵委員会 第23号(1950/03/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私のお尋ねいたしたいと思います事柄はいろいろありまするが、まず一番の主になりまする所得税の方からやります。所得税の方につきまして難点になつておりますところの山林所得ということにつきましては、御承知の通り何十年も前に植えましたもの、あるいはこれに手入れをいたしましたもの等につきまして、このインフレになつて以後に売買することになりますと、相当な金額になるわけでございます。そういうふうになりますると、税法上いろいろの論点があるようでありますが、私はむしろこれにつきましては、町村に山林の価格を算定する委員会を設けてやつたらよろしいかと思いますが、政府といたしましては、そういう構想を持……

第7回国会 大蔵委員会 第24号(1950/03/03、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は本日専売公社の総裁がおいでになりましたから、総裁にお尋ねいたしたい次第でございます。  実は前国会、いわゆる第六国会におきまして、そこにおいでになります冠木政府委員にお尋ねいたしたのでありますが、新国会、いゆる第七国会になりまして、私はあらためて総裁にお尋ねいたしたいと思う次第でございます。その問題は、私の心配いたしまするのは塩のことでございまして、塩は御承知の通りすべての価格の基礎になりまするし、また日本国民といたしましては生活必需品であると考えております。これに対しまして今日の構想から考えまして、年産四十万トンということを実は聞いておつたのでありまするが、その後どうい……

第7回国会 大蔵委員会 第25号(1950/03/04、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は所得税並びに法人税についてお伺いいたしたいと思いますが、まだ本日提案されたものには手をつけませんから、主税局長もそのつもりで御答弁願いたいと思います。  主税局長の今までの御説明によりますと、所得に対します予定申告をするときに、昨年の半額に満たないという場合があります。そのときには政府の許可を得て予定申告をするといいますが、どういうふうな許可を得てやりますか承りたいと思います。
【次の発言】 次にちよつと簡單な問題でありますが、農業得得等につきまして農村では鶏一羽――これは卵を産むものもひよこも含めてでありますが、一羽に七百円もかけたといつております。これはまことに不見識……

第7回国会 大蔵委員会 第26号(1950/03/06、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はさきに奥村君の質問の時に、ちよつと五分間ほどお願いしたいと思いましたが、時間がないもので保留しましたが、国税庁長官並びに主税局長がおりますから、この二人にお聞きしたいと思います。  私は民情調査をいたしまして、関東地方もしくは各当該地域をまわりましたが、どの税務署をまわりましても人間の割に庁舎が狭い。はなはだしきに至りましては、署長が係官もしくは全署員を集めて訓示をいたしたりする講堂なり、あるいは会議場がないために、わずかに署長室の五坪か六坪の所に、係長級までの者を呼びまして、割合に簡單にこれを済ましておるという例があるのであります。こう申しては、はなはだ失礼でありますが……

第7回国会 大蔵委員会 第27号(1950/03/07、24期、自由党)

○三宅(則)委員 先ほど内藤委員がお尋ねになつたことでございますが、私が主税局長にお伺いいたしたいことは、個人に対する固定資産の減価償却を認めていない。これは確かに法人と違いまして、個人の経営は先ほどもたびたび各委員も御説明になりました通り、この固定資産の減価償却でありますとか、あるいは個人の給與というものは全然認めておらないのでありますが、これに対して、今回の改正におきましては、個人経営でも嚴格な帳簿をつけたものに対しましては、固定資産の減価償却並びにたなおろし等については、相当の値下りはこれを認める。こういう寸法であろうと考えておりますが、これに対して政府は準備しておられるかどうか。また貸……

第7回国会 大蔵委員会 第28号(1950/03/08、24期、自由党)

○三宅(則)委員 昨日国税庁長官並びに主税局長から御答弁がありまして、納税者の納得の行くような税金にいたしたい、こういう御答弁でたいへん力強く、納税者も今後努力するであろうと確信いたしますが、先ほどの大上委員の御質問のあとを受けまして、主税局長は第三者通報というものに対しまして信頼を置くようなお話でありましたが、第三者通報というものは現在どのくらいの通報を得られまして、またどのくらいの税金をおとりになつたかということをお伺いいたしたい。
【次の発言】 今主税局長からあとでお調べになるというお話でありますが、第三者通報というものは、往々にして業者間におきましても、やきもちをやくというような状態が……

第7回国会 大蔵委員会 第29号(1950/03/09、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は資産再評価について、伊原理財局長にお伺いしたいのでありますが、時間がたくさん超過しますので、割合簡單に急所だけ質問申し上げまして、また時間があれば再質問いたしたいのであります。資産再評価につきましては、わが国の経済の現段階としてきわめて重要な段階だと思います。今私の考えております事柄は、法人、個人を問わず財産目録、貸借対照表を完全にしておかなければ、はつきりした資産再評価はでき得ないと思つております。現段階におきまして二十五年一月一日をもつてやられる、こういうような法律の趣旨でありまして、こういう基準が昭和二十五年一月一日に定められましたが、むしろ私は昭和二十五年四月一日……

第7回国会 大蔵委員会 第30号(1950/03/10、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ちよつと関連して申します。今通報ということでございますが、私はこれにちよつと関連して、大上委員から了承したわけでありますが、税務署長に対しまして国税庁なりあるいは主税局から通報ということではありませんが、命令を出しております。それの一部分を本委員会に、委員長あてに写しを出していただきたい。これが必要だと思います。お出しにならぬようでありますが、申し上げておきます。  もう一つ申し上げておきたいことは、これは各会社が税務署に対しまして、税務署から会社の設立当初の貸借対照表、財産目録、株主名簿を出せということで出したにかかわらず、三箇月たつてからまた出せといつて来ておる。これはは……

第7回国会 大蔵委員会 第32号(1950/03/14、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は財政法の一部を改正する法律案につきまして、簡単に二、三の点を御質問申し上げたいと思うのでございます。ただいまここに提案されたものによりますと、目節を合一せられまして、割合に簡単にしようという案でございまするが、そうすることによつて、経理内容といたしましては簡單になるかもしれません。しかし実際にこれを使う面におきまして、ほかに流用することが多くなりはしないかと思うのでございますが、その方面について政府はどう考えておられますか、一応の御説明を賜りたいと思います。
【次の発言】 しつつこく質問するわけではございませんが、私の観点からいたしますると、ときどき政府としても監査しなけ……

第7回国会 大蔵委員会 第33号(1950/03/15、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は二、三お尋ねいたしますが、私の心配しておりますのは、今度の造幣庁特別会計におきまして、資金関係でありますが、これについて資金は、固有資本、減価償却引当金並びに借入金資本、また一般の資金と三つにわかれておるようであります。これにつきまして、相当数量の準備ができておるはずであると思いますが、これは大蔵省の方でおわかりでしようか、承りたいと思います。
【次の発言】 この資金関係におきまして相当余剰があつた場合には、特別会計に繰入れることはもちろんでありますが、また足りない場合には、そちらから持つて来なければならぬということに相なろうと思います。現実面におきましては造幣庁といたし……

第7回国会 大蔵委員会 第35号(1950/03/17、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は昨日本会議におりました関係上質問いたしませんでしたから、二重になるかもしれませんが、もし二重になりましたら、どうか御遠慮なく、もう答弁したからということをおつしやつていただきたいと思います。  日本勧業銀行法等を廃止する法律案によりまして、不動産金融ということを中心に考えなければならぬと思いますが、これらにつきましてはすでに御答弁があつたかもしれませんけれども、これを各府県につずつ設けるような必要があるのじやないかと思いますが、その点をひとつ承りたいと思います。
【次の発言】 これは中小企業との関係も深いことでございますが、かつて大銀行に大蔵大臣が金融をつけるという意味合……

第7回国会 大蔵委員会 第36号(1950/03/18、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ごく簡單なことでございますが、日本興業銀行が今度他の銀行と同じように、やはり債券を発行しておることになるわけでございますが、それにつきまして各地方の銀行等を考慮するわけですか。大体日本興業銀行といたしましては、他の銀行とさつそくやられましようか。それとも漸次やつて行くというような方向に進んで行きましようか。中央におられます興業銀行の態度を聞きたいと思います。
【次の発言】 よくわかりました。  次にもう一つ聞きたいのですが、不動産金融に関しまして、興業銀行も中小企業もしくは大企業に対して、大分おやりになつておるのでございますが、一般の市中銀行は御承知の通り長期資金でなくして、……

第7回国会 大蔵委員会 第37号(1950/03/22、24期、自由党)

○三宅(則)委員 過日小山委員並びに同僚委員から御質問がありまして、御答弁があつたと思いまするが、二、三点残つておりまするから、この際私は銀行局長にお尋ねをいたしたいと思うのでございます。今度の銀行等の債券発行等に関する法律案につきましてこの資料によりますると、日本興業銀行、勧業銀行並びに北海道拓殖銀行及び農林中金、商工中央金庫という諸銀一行もしくは金庫が中心になつてやられることと考えておりまするが、地方のいわゆる弱小と申しまするか、大銀行に比べますと、地方銀行等におきましては、相当力はありましようけれども、大発展はいたしておりません。しかし一般人に重要な役割をいたしますのは、もちろん地方銀行……

第7回国会 大蔵委員会 第38号(1950/03/23、24期、自由党)

○三宅(則)委員 わが党の小山委員から詳細に質問がありましたから、二、三点だけ補足的な意味において御質問いたしたいと考える次第でございます。  私が申すまでもなく、前国会におきましてもこれは問題になつたことでありまして、特に必要といたします事柄は、これは現内閣ばかりではない。歴代内閣もそうですが、薪炭特別会計が始まりましてから今日まで、ずつと会計記録もしくは帳簿の整理というものは、役人の整理は比較的商売人に比べますと單純でありまして、これに配するに燃配とか、先ほどお話のありました新規の会社とか、あるいは生産に従事しております系統の会社、こういうものに代行なさつたのであります。そこで非常に監督の……

第7回国会 大蔵委員会 第39号(1950/03/24、24期、自由党)

○三宅(則)委員 せつかく大臣がおいでになりましたから、一つ根本のことをお伺いしたいと思います。薪炭需給調節特別会計法を廃止することになりまして、各府県で多少統制はやつておるということを聞いておりますが、これは全然統制をやらないようにいたした方がよろしいかと思いますが、大臣に対して今後の薪炭に関する見通しをお伺いしてみたいと思います。
【次の発言】 大臣はそう仰せになりましたが、私どもの選挙区の愛知県などは、多少そうしたような臭みがまだ残つておるのでありまして、木炭事務所は今度廃止になつたのでありますが、将来もこれは自主的に自由に販売し得られるように、薪炭業者もまた消費者も自由にやれるように、……

第7回国会 大蔵委員会 第41号(1950/03/28、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はほんの十分ほど根本のことを……。先ほど西村委員からもお尋ねのあつたことですけれども、ちよつとお尋ねいたしたいと思います。配炭公団につきましての損失のあることは、先ほど来たびたび皆さんの御質問によつて明らかになつております。先ほどお聞きになつたかもしれませんが、相当数量の金額が未收になつているということを考えているのです。どうしてそういうふうに未收になるかという点を、もう一ぺんはつきりされたいと思うのであります。回收不能分としてたしか二十億というものがこの中にあると考えておりますが、その他にも相当未收があるのです。どうしてそういう未牧があるか。この根本の原因について承りたい……

第7回国会 大蔵委員会 第42号(1950/03/29、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は一、二点だけ最後に補足的質問をさせていただきたいと思うのであります。国税徴收法の一部を改正する法律案でありまして、第三十一條に再調査ということがあるのでございますが、これにつきまして相当の理由ありと認めまして、再調査いたしましたものにつきましては、税務署長はなるべく徴收は猶予する、こういうふうに書いてあるのでありますが、実際面につきまして、おれの方は決定する方である、おれの方はとる方であるというようなわけで、関連がない場合が多いのでありますが、これはひとつ同情ある制度におきまして、一応審査請求いたしましたものもしくは再調査いたしましたものにつきましては、一箇月もしくは二箇……

第7回国会 大蔵委員会 第44号(1950/03/31、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました公認会計士法の一部を改正する法律案に対しましては、私どもはこれに対して大体賛意を表するのでありますが、二、三点だげ補足的にお尋ねいたしたいと思いますから、何とぞ御親切なる御答弁を賜わりたいと思います。  今回の改正によりまして、監理委員会が大蔵省の内部から外へ出て、いわゆる外局になつて、公認会計士管理委員会ができます事柄は、まことにりつぱな組織であると思います。これは前前国会から私どもが主張しておりましたところが今回いれられましたので、われわれは賛成するものであります。ただその委員の任命でありますが、現段階におきましては、御承知の通り公認会計士は百五、……

第7回国会 大蔵委員会 第45号(1950/04/06、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました配炭公団の損失金補てんのための交付金等に関する法律案につきまして二、三点質疑をいたしたいと思います。すでに同僚議員からたびたび質問もあつたことでありまして、御了承済みの点もあると思いますが、二、三点だけ追加的に質問いたしたいと思います。  この配炭公団に対しましては、御承知の通り今日まで来ておるわけでありますが、この損失を補輝いたしまして、あとはこれきりでなくなるという意味合いのものと思いますが、政府といたしましては、どのくらいあとあるというお見込みでありましようか、承りたいと思います。
【次の発言】 食料品配給公団並びに飼料配給公団及び配炭公団となつ……

第7回国会 大蔵委員会 第46号(1950/04/07、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました地方自治第百五十六條第四項の規定に基き、税関監視署及び税関支署監親署の設置に関し承認を求めるの件について、数点にわたり政府当局に御質疑をいたしたいと思います。  本問題につきましては、御承知の通り今までありましたものを廃止いたしまして、位置を変更することに相なつておるのでありますが、もちろんこれにつきましては今後の情勢、過去の実績等を勘案いたされましてなさつたことと思います。これに対しまして、政府におきましては何かの事情があろうと思いますが、相当数量の人間と申しますか、役人がいるのではないかと思います。この署にはどれくらいずつ役人がおつてやつております……

第7回国会 大蔵委員会 第50号(1950/04/12、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりました関税法の一部を改正する法律案、につきまして、二、三点政府にお伺いいたしたいと思うのであります。過日これにちよつと関係したことを伺つたのでありますが、現在におきましては貿易が自主的に行われるわけでございませんから、政府といたしましても、これにつきましては相当の許可、もしくは政府自身が貿易に関係せられることと考えておりますが、それに対しまして多少資料がありましたら、この際いただければ幸いと思いますが、いかがでありましようか。
【次の発言】 民間もしくは政府といろいろ貿易関係はありましようが、これに対してどういうような関税になつているか承りたいと思うので……

第7回国会 大蔵委員会 第51号(1950/04/13、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は数点だけ御質問申し上げます。各委員からも御質問がありましたから、要点だけを申し上げます。いわゆる転任いたしますにつきまして、宿舎がなくて、場合によると遠くの方から通つている人があります。官吏の移転につきましては、宿舎ということと関連があるわけでありますが、各地におけるところの局長とか課長等は住居を持つておりましようか。おそらく私の見るところによると、半分ぐらいは地方の国税局、税務署においても宿舎がないということで、遠くから通つているのではないか。また前任地からわざわざ高い汽車賃を拂つて通つている人もあります。こういうことを考慮して、もう一つは親族、家族も考慮して、別表につ……

第7回国会 大蔵委員会 第53号(1950/04/18、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりました租税特別措置法等の一部を改正する法律案につきまして、質疑を行いたいと思うのであります。  ただいま水田政務次官から提案理由の御説明があつたのでありまして、外国人に対しましてこの法律を施行するということでありますが、政府はどのくらいの予算的措置を持つておられますか。ただ漠然と按分するわけではありませんから、今の昭和二十五年度の予算に組んだものをどういうふうにして按分するのか。その線があると思いますが、それを伺いたい。
【次の発言】 非常にお忙しい中でありましようから、本日は資料の提出が困難であるかと存じまするが、私は由来法律をつくるときにおきましては……

第7回国会 大蔵委員会 第54号(1950/04/19、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は、咋旧租税特別措置法等の一部を改正する法律案について質疑を行つたのでありますが、平田主税局長がおいでになりませんでしたから、あらためて二、三伺いたいと思います。  本法には、日本内地におきまして「住所及び一年以上居所を有しない個人又は」「法人」とありますが、この住所及び居所について非常に疑問があるのであります。これに対して政府はどういうような考えでこの法律をおつくりになつたか。その点を承りたい。
【次の発言】 外資を導入するための措置ということは承知いたしておるのでありますが、これに関連いたしまして、たとえば娯楽機関であるとかあるいはそれに類するような、重点的ということか……

第7回国会 大蔵委員会 第56号(1950/04/21、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました租税特別措置法等の一部を改正する法律案、並びに昭和二十五年の所得税の六月予定申告書の提出及び第一期の納期の特例に関する法律案の両案に対しまして、質疑を行いたいと存じます。  今年はことに税法が改正せられましたが、まだ国民によく徹底していない、かように私は考えておりまするが、政府当局はいかなる手段方法等によつて国民に徹底を期しておられまするか。この辺をひとつ最初にお伺いいたしておきたいと思います。
【次の発言】 今村山説明員は、細目の解釈につきましては、本年の五月ごろにでき上るであろう、こういうことを仰せになつておりまするが、その細目がわかりましたならば……

第7回国会 大蔵委員会 第58号(1950/04/24、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は過日来数次にわたつて質問したのですが、二、三残つておりますから、幸い局長がお見えでありますのでお尋ねしたいと思います。租税特別措置法の第一條の法人税をおやめになりまして、附則の方の三というところに「法人の昭和二十五年三月三十一日以前に」云々と書いてありますが、第一條からお拔きになつたのは、有価証券移転税かなくなつたからなくしたのでありましようか。どういうような御都合でありましようか。伺いたいと思います。
【次の発言】 しつこく質問いたしますが、もう一点だけお尋ねいたします。大体こういうような特例を設けられたことはけつこうでありますが、先ほど川島委員もお聞きになつたのであり……

第7回国会 大蔵委員会 第60号(1950/04/27、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました予算執行職員等の責任に関する法律案について質疑をいたしたいと思います。本法案につきましては、予算執行に対しまする職員等の責任に関する問題でございますからして、私どもはこの趣旨には賛成であります。これにつきまして、政府にひとつお尋ねいたしたい件は、最初に第一條に書いてあるところでございますが、「この法律は、予算執行職員の責任」と書いてございます。しかしやはり予算執行職員等のという意味合いが含まれるべきが当然かと思いますが、はたして政府の方では、これは落していらつしやるのであろうか、どうであろうかという点をひとつお伺いいたしたい。その理由になつております点……

第7回国会 大蔵委員会 第61号(1950/04/28、24期、自由党)

○三宅(則)委員 つむぎ等に関しまするものですが、日本においては今まで沖縄と大島という方でやつておつたわけですが、現在は内地の方で多少できましようか。これが加工状況はどうですか。これを承りたい。
【次の発言】 そういたしますと、将来は日本との関係が密接になるべきことを確信いたすわけでありますか、これにつきまして、日本の内地の産業にはあまり今影響がないと思いまするか、これについての提案者の御理由を聞きたいのであります。
【次の発言】 もう一点お伺いいたしますが、最初に申し上げたいと思います事柄は、このつむぎもしくは上布は相当耐久力がありまして、わが国におきましても貴重品であるとか、あるいは相当軍……

第7回国会 大蔵委員会 第62号(1950/04/30、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました政府に対する不正手段による支払請求の防止等に関する法律を廃止する法律案に対しまして、二、三質疑をいたしたいと思います。この法律案によりまして、御承知の通り昭和二十二年に行われました法律を、今回は統制が排除されました点が多くなりましたから、この法律は必要ないということになつたのでありますが、統制中でもこの統制価格に基準を置いて、政府に請求せられたものが多かつたと聞いております。しかしこれに対しまして、全部そうした物価の統制価格を越えざる範囲内において、政府の方へ請求されておつたのでありましようか。その点をひとつ大蔵省の関係の方から承りたい。

第7回国会 大蔵委員会 第63号(1950/05/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私もひとつ伺いたいのでありますが、連合国関係の使用人は、この別表もあるわけですが、これと関係がありますか。これにつきましてもう一応御耐用を願いたい。
【次の発言】 もう一点お伺いいたしたいと思いますが、この国家公務員等に対する退職手当の臨時措置でありますが、将来を見越されまして、こういう法案をおつくりになると思います。従来のものは、すでにこの法律が施行になりますと廃止になるわけでありますが、ことに本年も昨年と同様に増額するということは、物価水準が上ろからという意味合いでありますか。それとも同情して昨年と同じようにやろうというお考えでありますか。この点を承りたい。


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 決算委員会 第2号(1950/07/22、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 それでは次に海上保安庁より御説明を願います。
【次の発言】 委員長より各関係官庁に御忠告申し上げたいと思います。この決算委員会というものは、今御承知の通り昭和二十三年をやるわけでありますが、過去のこととは申しながら、政府といたしましてもこれについて重大な関心を持ち、またその実績が将来の参考になるべきものと思うのです。つきましては、各省ともなるべく責任のある政府委員の方が御出席願いたいということが第一と、第二番目は明細なる御説明があるわけでありますが、何せ数字を根幹といたしているのでありますから、この書類に書いてありますが、なお一段と皆様の御協力を得るために、今説明員の御……

第8回国会 決算委員会 第3号(1950/07/26、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま見えておられるのは、どちらかというと下の方の実際の係りだけでございまして、いやしくも国家の決算でございますから――もちろん説明のために係官の御出張もけつこうでございますが、もう少し政府を代表する責任のある大臣が出られなければ政務次官、政務次官も出られなければ局長くらいの人の説明を聞く必要があると思う。ただ末端の官吏のみに依存しておるとういことははなはだ不見識であると思う。委員長からひとつ嚴重に各省に対して、大臣なり次官、政府委員の出席するように申込んでもらいたい、かように希望します。
【次の発言】 会計検査院の下岡検査官がおいでですから、一応根本のことをお聞きしたいと……

第8回国会 決算委員会 第4号(1950/07/28、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はこの前の決算委員会におきまして、事務当局から各省の大要を事務的に承つたのであります。本日はその責任の所在を明らかにせしむべく、わざわざ政府委員の御来場を願つたわけです。私が申すまでもなく、各新聞紙上に伝えられております通り、公団につきましては、まことにいかがわしい問題があるわけでありまして、本日付の朝日新聞、また日本経済新聞等にも掲載されておりまするが、鈴鹿肥料公団の総裁が逮捕せられた、こういう事件が載つておるわけでありまして、これは各新聞にも掲載せられたところでありまして、まことに遺憾千万な点であると思つておりまするが、ここに一段と声を励まして申し上げたい事柄は、この取……

第8回国会 大蔵委員会 第5号(1950/07/21、24期、自由党)

○三宅(則)委員 先ほど小山委員並びに宮腰委員から御質問がありましたが、現在の証券取引法におきまして純資産金が五十万円以上ということになつておりますが、これははなはだ少な過ぎるということを私どもはかねてから考えておる。第七国会におきましても痛烈にこの点を政府に迫つたのでありますが、多分純資産五十万円でよかろう、こういう説明があつたわけでありますが、私はむしろこれよりも増大する必要があると思います。現在政府といたしましては、現在の各業者の資産内容について調査資料があるはずだと思つておりますが、どのくらいの平均になつておるか、これをこの際承ることができれば仕合せであると思います。

第8回国会 大蔵委員会 第7号(1950/07/24、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は最初に西川大蔵政務次官にお尋ねいたし、次に国税庁の政府委員にお尋ねします。私の考えでは、第五国会、第六国会、第七国会と、ずつと税法に関しまする改革案を研究し、またその案の達成に努力して参りました。前国会すでに通つておるのでありまするが、今回シヤウプ博士がおいでになるにつきまして、わが国の税制に関して、一応体系は整つたと申しながら、部分的には修正を要するところがかなりあると思うのであります。たとえば物品税のごとき、零細工業もしくは農業、水産業等に関係のありまする小さいものについては、相当大幅にとりはずすべきものがあると思う。こういう点について、政府は次の国会に税制改革の試案……

第8回国会 大蔵委員会 第8号(1950/07/25、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はこの際せつかくこちらに出頭せられました鹽見局長にお尋ねをいたしたい。何百万円かの買職容疑で他の数名とともに取調べを受け、送検せられたという記事があつたのでありまするが、これに対しまして、一応その真相をこの際本委員会に発表せられんことを希望いたします。
【次の発言】 ただいまの鹽見局長のお話まことに概要でございまして、もう少し責任のあるお話をしていただきたい。部下のうちに、もちろん結論は出ておらないかしれませんが、どのくらいの横領があつたということがわかつておれば、その内容を知らせていただきたいのであります。免職させたということはあなたの責任でありますから、もう少し具体的に……

第8回国会 大蔵委員会 第9号(1950/07/26、24期、自由党)

○三宅(則)委員 本日は公社の問題が取上げられましたので、せつかく昨日から注文いたしておりました税改正案に関しまする、もしくはそれに対する調査のために主税局長を呼んでおつたのでありまするが、司令部に行かれたそうでありますから――実はシヤウプ博士も今明日中に東京へ来着される予定であります。政府としましてはシヤウプさんには原案を示されるはずであるが、その示される前に、われわれ国会議員として、政府にのみかつてにまかしておくということは、これはどうもいけない話であると考えますので、ぜひ明日午前中に主税局長並びに原もしくは忠両課長、また国税局の正示さんその他の課長をここへ呼びまして、その原案に対して多少……

第8回国会 大蔵委員会 第10号(1950/07/27、24期、自由党)

○三宅(則)委員 その小委員並びに小委員長の選任は委員長に一任いたしたいと思います。
【次の発言】 今般シヤウプ博士が御来朝になるにあたりまして、税制改革並びに現存の税法に関しまする改革試案を、大蔵当局では立案せられつつあると聞いておるのであります。この際ひとつ主税局長からざつくばらんに、こういう点をぜひ改正したいということを聽取いたしたいと存じます。
【次の発言】 今主税局長の御答弁を伺いましたが、根本のことを一、二申し上げて次に移りたいと思います。  実は本国会でも前の国会でもそうでありますが、税法の改革にあたりましては主税局は非常に骨を折つて立案せられたようであります。本国会も会期が非常……

第8回国会 大蔵委員会 第11号(1950/07/28、24期、自由党)

○三宅(則)委員 この際私は金融行政並びに会計監査等に関連いたしまして、河本政府委員に質問いたしたいと思うのであります。わが国の経済の復興に関連いたしまして、各種金融の発達、融通をはかるためには、ぜひりつぱな会計監査を、各役所もしくは銀行等において要求いたしておるのでありますが、これらに対しまして現段階におきましては、公認会計士と計理士とあるのでありまして、公認会計士については、幸い公認会計士管理委員会委員長の河本氏がおいでになりましたから、現在におきましてはわずかな二百数十名と聞いておりますが、さらにこれを拡大されまして、現段階において三千有余の計理士から、相当これをおとりになる余裕があると……

第8回国会 大蔵委員会 第12号(1950/07/29、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は日本銀行並びに農林中金、商工中金、国民金融公庫各総裁、副総裁等のお話でありましたが、まず国民金融公庫の方からお伺いいたします。  今櫛田総裁は、この庶民金融の申込数は相当ありますけれども、二割方しか融資していない、こう御説明になりましたが、あとの七割ないし八割というものは、いわゆるけられたということになるのではないかと思うのであります。これはもちろんその内容が悪かつたということにもなりましようが、その調査が疎漏ではないか、申込人の人格あるいは財産が貧弱であろうか、そういう点について何か御考慮になつていらつしやるかということが一つ。  第二点は、やはり櫛田総裁でありまするが……

第8回国会 大蔵委員会 第13号(1950/07/31、24期、自由党)

○三宅(則)委員 これより請願及び陳情書審査小委員会の、請願及び陳情書の審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本小委員会に審査を付託されました請願は総計百九十二件、陳情は二十八件でありますが、昨三十日、日曜にもかかわりませず、小委員各位の御参集を得て、熱心なる審査の結果、左の結論を得たのであります。すなわち請願につきましては、日程第六〇、第七〇、第一三七、第一四三、第一四七及び第一五五の各請願は留保すべきものとし、日程第七一、第七二、第八七、第一四一及び第一四二の各請願は採択すべきものとし、他のすべての請願は、すなわち「揮発油税撤廃若しくは軽減に関する請願」百二十七件、「物品税撤廃若し……

第8回国会 大蔵委員会 第15号(1950/08/31、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は議事進行について発言を求めます。というのは、かつて夏堀大蔵委員長より、各選挙区ごとに税務署に対しまして滯納の状況、これに対する今後の見通し等について調査を終え、委員長のお手元まで提出せよという命令の手紙が参つております。よつて私はただちに自分の選挙区であります愛知県岡崎の税務署長にその由を申し伝え、八月二十五日までにぜひその実際調査を終え、報告をするようにという依頼状を書留で出しておきました。ところがその返事が、国税庁長官に申してあるから、あなたの方には申されないという、まことに劔もほろろのあいさつであります。まことに国会軽視もはなはだしいものであると思う。私はこの際委員……

第8回国会 大蔵委員会 第16号(1950/09/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 議事進行について……。私は昨日の本委員会におきまして、特に徴税問題について高橋国税庁長官の出席を求め、われわれは北海道を初め各地をまわりまして現地調査をいたしました結果、ぜひ適切なる資料は国会議員に提出するように申したのでありまして、夏堀委員長初め各班の委員の方々は、それぞれ現地において適当に各税務署より参考資料、たとえば滞納に関しまする問題とか、あるいは今後の整理の状況とか、そういうような詳細なる資料を拝承いたしたのであります。しかるにかかわらず私の選挙区でありますところの岡崎税務署であるとか、あるいは佐久間代議士の選挙区であります千葉市であるとか、有田委員の選挙区である大……

第8回国会 大蔵委員会 第17号(1950/09/15、24期、自由党)

○三宅(則)委員 今銀行局長が概略の説明をせられたのでありますが、これは前にも関係あることでありますが、この前の小委員会におきまして、有田委員並びに大上委員が質問いたしました大阪の信用組合の中止命令、営業停止、こういうことがありました直後にまた災害があつたと思うのであります。そういうような点を考えまして、中小金融に対しまするあらましというものにつきましては、大阪の方はどうなつておるかということを、もう少しはつきりと説明を願いたいと思いまするが、はたして大上君や有田委員の言いましたところの営業停止に関しましては、今日もはや再開せられたと信ずべきものでありましようか。前途まだ遼遠であると考えており……

第8回国会 大蔵委員会 第18号(1950/11/20、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま平田主税局長のお話がありましたが、臨時国会は御承知の通り明日から来月の初旬で終るわけでありますから、短時間のようでございますが、税法改正は臨時国会中に必ず出す用意を持つておられると思いますが、この点はいかがでしようか、承りたい。
【次の発言】 臨時国会は二週間で、最初の一週間ぐらいは施政方針演説や質問演説等がありますので、なるべく政府においてはこれに対して準備せられまして、早く委員に示していただきたい、かように希望しておきます。
【次の発言】 宮幡委員から御質問がありまして大分わかつたのでありますが、くどいようですが、政府といたしましても試案は最初にできておるはずだと……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 決算委員会 第1号(1950/11/27、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は本年の八月十四日から十六日まで、北海道並びに東北地方をまわりました班といたしまして、主として租税徴収状況並びに公共事業費の支出状況等について御報告いたしたいと存じます。なお一方林野関係に関しましては、前会に畠山重勇君より御報告になりましたから、その点とダブらない点を申し上げたいと思います。  まず第一に租税徴収状況でありますが、一、北海道札幌国税局管内におきましては、昭和二十三年度徴収状況を見まするに、徴収決定額百七十八億一千百三十二万五千円、牧納済額は百五十億二千百十九万九千円で、収納歩合は八四・三%となつておる次第でございます。昭和二十四年度の徴收決定額佳一百九十六億……

第9回国会 決算委員会 第2号(1950/12/08、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題になつております国有林野特別会計に関しましての小委員長を勤めさせていただいたのでありますが、先ほど委員長報告にもありました通り、数回この席上に、林野庁関係者、会計検査院の関係者、あるいは法制局の各位等の御出席を得まして、目下検討中でありまして、将来はここで掘り下げて運用の妙をきわめるようにいたしたい。もちろん今日の国の状況から考えまして、ただちにどういうふうにしろということは、まだ研究する余地があると思いますから、もう少し研究させていただいて、次の国会までに結論を得るようにいたしたい、かように考えております。

第9回国会 大蔵委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ちよつと根本のことを私からも補足的に質問さしていただきたいと思います。  御承知のように国民金融公庫というのは、零細企業者に対しまして融資をする公庫であります。ところが先ほど御説明があつたと思いまするが、大体この前の国会において質問したときには、申込人の八〇%はこれを拒否する、わずか二〇%しか申込みを受けることができなかつたというお話でありましたが、現在もそういうような形式でありますか。もつとひどく八〇%も九〇%も拒否しておる、いわゆる断つておるのであるかということを、資料を出していただきまして、その資料に基いて検討を加えたいと思うのであります。私の承るところによりますと、私……

第9回国会 大蔵委員会 第3号(1950/11/28、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は昨日も質問をいたしたのでありますが、税務当局、ことに国税局の間税部長もおいででございますから、よく聞いていただきたいと思います。実は昨日主税局長のお帰りになるときに、わざわざ同僚川野委員は言を強く発言いたしまして、密造対策は、今後の酒税の徴收面に対しましても、当然厳格にしなければならぬと何時に、相当額を見込まなければ、とうてい不可能であるという名論卓説をはいたわけであります。主税局長一人がこれを聞いただけではまだ足らない。ぜひ国税庁長官も間税部長も、また酒税の係官も、この速記を読んで、しかる後に答弁すべきことを私は要求いたしたいと思います。それだけの努力と用意を持つておら……

第9回国会 大蔵委員会 第4号(1950/11/29、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は昨日平田主税局長からいろいろな話を伺い、各委員からも御質問があつたのでありますが、所得税に関しまして、一番しまいの方から先にお伺いします。  所得税の申告納税に対して、農業所得者以外の納税者につきましては、確定申告書の提出時期が一箇月延長になつたのでありますが、私どもの観点からいたしますと、やはり一月末日に確定申告をいたしまして、二月に更正決定をなさつて、三月には完了という程度の方が穏健であろうということを考えております。むしろ日本の会計制度を毎年七月一日から翌年の六月三十日までに改正せられる用意があるならば、それは一月延ばしてもよろしいのでありますが、そうでなくて、やは……

第9回国会 大蔵委員会 第5号(1950/11/30、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はこの前、銀行局長の留守のときに質問いたしましたが、ちよつと補足的に銀行局長に二、三点だけ伺いますから、御答弁をいただきたいと思います。国民金融公庫の理事の御答弁もありましたが、あなたは大蔵省を代表しておる銀行局長ですし、国民金融公庫を監督しておられるわけですが、国民金融公庫は金がないために、ほとんど開店休業なんです。そこで私が言うまでもなく、この増資をかりにいたしましても、わずか半月や一月で、全部貸出しを終つてしまうのではないかというふうにも思われるのであります。そういたしますると、明年の予算に、もう一ぺん増資をやられるだろうと思いますが、また三、四箇月間というものはブラ……

第9回国会 大蔵委員会 第6号(1950/12/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は塩田等災害復旧事業費補助法案に対し、三、四点お伺いいたしたいと思います。この法案によりまして、塩田等に対しまする災害の復旧を補助しようというのでありますが、資料でもけつこうでありますが、わが国の塩田の面積もしくは堤防の延長数等がわかりましたから、この際監理官から御説明願いたいと思います。
【次の発言】 災害の算定は公社がやることかと考えておりますが、算定には相当めんどうがあると思いますが、どういうような方法で、どういうようなところまでこれを研究して査定するかということをお示し願いたいと思います。
【次の発言】 監理官に対してもう少しつつ込んだことをお伺いいたしたいと思いま……

第9回国会 大蔵委員会 第7号(1950/12/02、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は今回の税法改正に対しまして、大蔵当局並びに議員各位の熱意によりまして、だんだんと改善せられつつある姿を見まして欣快にたえません。ことに戰時中できました物品税等についての改廃は、おそらく将来は全廃せられることと信ずるのでありますが、しかも本年度におきましても、大分改善せられたと見えるのであります。そこで根本のことを平田主税局長にひとつお尋ねいたしたいと思います。私どもは法律を審議し、その内容を検討しつつあるのでありますが、要するにこまかいことは政令によつてつくるというのが、今までの官吏の方の常套の手段であると思うのであります。もちろん、あまり細部にわたることは急速に法律化で……

第9回国会 大蔵委員会 第8号(1950/12/04、24期、自由党)

○三宅(則)委員 昨日来物品税の一部を改正する法律案について、皆さんから質疑をなさつたようでありますが、私は資料の要求をいたしたい。実は物品税の事柄は、局長もよく御存じの通り法律だけではわからぬのでありまして、施行細則が出て参りませんから、審議の過程といたしましてはうまく行きません。政府も忙しいと思いますが、ぜひ午後の委員会までに間に合うように、施行細則いわゆる政令に属する原案なりあるいは参考案なりを、本委員会に提出していただければまことにけつこうであると思いますので、資料の提出をお願いいたします。
【次の発言】 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となつておりまする塩田等災害復旧事業費……

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/07、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は自由党を代表いたしまして、本法案に賛意を表するものであります。  郵政事業は、御承知の通り全国津々浦々に広がつております事業でありますから、非常に経費もかかり、また努力を払つておるような次第であります。今般の補正予算におきまして、賃金ベースの改訂とか、あるいは臨時手当等の処置によりまして、わが党といたしましては、そういうような大勢の従業員に便益を与えたい、こういう意味においてこの法案に対する整備をいたしたわけでありまして、ここに十二億円の歳入不足を生じましたから、一般会計から繰入れることは、当然過ぎるほど当然であるということを感じておるような次第でございます。なおこれは独……

第9回国会 大蔵委員会 第12号(1950/12/08、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま奥村小委員長の発言については全部賛意を表した次第でありますが、どうかこの請願審査につきましてはなるべくもう少し前にやつていただいて、よく政府当局とも折衝を加えて検討を加えるということが、一番重要であると思いますから、特に委員長にそのことを要望する次第でございます。

第9回国会 大蔵委員会 第13号(1950/12/09、24期、自由党)

○三宅(則)委員 前の委員からも質問があつたと思いますが綿製品の主要生産地であるインドに日本からも相当繊維製品、機械が行つて、向うで活発に活用せられておるかどうか。また日本の内地産業との割合はどんなものか。もしわかりましたら、参考意見でもけつこうですから承つておきたい。
【次の発言】 ごく簡単なことで、案は自分の選挙区に関係したことを伺います。ガラ紡機械は相当南方方面に行つておるということを聞いておりますが、今後も行くようでありますか。こんなものは用いないでしようか。
【次の発言】 ごく簡単なことですが、くつ下製品というものはこれは日用雑品でありまして、非常に日本でも生産が多いわけです。多少外……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 決算委員会 第1号(1951/01/31、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 次は二五、会計経理のはなはだしく当を失したもの――この件につきまして、経済安定事務官渡邊一郎君。
【次の発言】 次は法務府関係になりまして、第三八より五九に至りまする件につきましての批難事項に関しまして、法務総裁官房経理部長、政府委員岡原昌男君。
【次の発言】 それでは二十九、三十ページ、法務府関係の特別俸並びに勤務地手当合計千五百二十三万一千七百九十円、こういうのがございます。そのことにつきまして、関連しておりまするから、この際説明を求めます。
【次の発言】 以上で各所管に対する政府当局の説明を聽取いたしたのでありますが、右各所管に関し、会計・査院側の御意見を伺いたい……

第10回国会 決算委員会 第2号(1951/02/02、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま大蔵大臣の御説明がありまして、また政府から出ております二十三年度歳入歳出決算の検査報告に関し、国会に対する説明書の中にもあることでありますが、この「正規によらない給與を支給したもの」に対しましては、法律上は特別俸及び勤務地手当の増額は、政府職員の新給與実施に関する法律の運用として実施したものであるというふうになつております。運用ということを強弁せられるのでありますが、客観情勢もあつたことでありましようが、手早く国会の審議を経るようにした方がよかつたと思います。当時の内閣の官房副長官なり、その他におきましては、多少そうしたうらみがなかつたかということを質問いたしたいと思……

第10回国会 決算委員会 第3号(1951/02/05、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより本日の決算委員会を開会いたします。  委員長はやむを得ぬ事情のため御出席になれませんので、理事の私が委員長の職務代行の委託を受けましたから、私が委員長代理を行います。何とぞよろしくお願いいたします。  この際、一昨三日、決算委員会理事会を開きまして協議決定いたしました事項につきまして、御説明いたしたいと存じます。去る二日の委員会の席上、大蔵省政府委員中、当日審議予定の所管に属し、当該説明に当るべき関係政府委員の御出席なきため、議事の進行に支障を来し、散会のやむなきに至つた事実は、すでに御承知の通りであります。委員長及び理事の間で協議の結果、右は国会法第七十一條の……

第10回国会 決算委員会 第4号(1951/02/07、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより本日の決算委員会を開会いたします。  委員長はやむなき事情のため御欠席でありまするから、私が代行いたします。何とぞよろしくお願いいたします。  ただいまより昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算を議題とし、審議を進めます。  まず七十九ページ、批難番号三一七ないし三二三、職員の犯罪に因り国に損害を與えたもの――本事項に関し一応説明を求めます。主税局調査課長忠佐市君。
【次の発言】 委員諸君に申し上げまするが、なお本日の委員会に大蔵省主税局長平田敬一郎君並びに国税庁長官高橋衛君の両君を呼んであります。後刻御出席になりまするから、両君……

第10回国会 決算委員会 第5号(1951/02/09、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより決算委員会を開会いたします。  この際政府並びに会計検査院当局に一言申し上げておきます。議事の運営上、政府側の説明はなるべく簡潔に、要点のみを述べらるるよう、また検査院側は、政府当局の説明と相異なつた意見があつた場合、特に発言を求め、意見を開陳せられるよう希望いたします。本日も批難事項は相当たくさんありまするが、以上のごとき運営で連行いたしたいと存じまするから、各位の御協力をお願い申し上げる次第でございます。前会に引続き、昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、同年度特別会計歳入歳出決算を議題とし、大蔵省所管につき審議を推めます。  まず報告書八十五ページ、国有物件……

第10回国会 決算委員会 第6号(1951/02/12、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより決算委員会を開会いたします。  まず会議を開きまするに先だちまして、委員長より政府当局に申し上げます。二十四年度の決算検査報告書が会計検査院の手を離れて、政府に提出いたしてあるそうであります。つきましてはその稿本なりあるいは写本でもよろしゆうございますが、早急に本委員会に提出せられまして、この審議を進める上においての便益に供せられんことを、特に政府委員でありまする大蔵省の平井司計課長に申し上げておきます。  なお、本日は前会に引続き、昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、同年度特別会計歳入歳出決算を議題とし、大蔵省所管中、終戰処理費関係につき、審議を進めたいと存じ……

第10回国会 決算委員会 第7号(1951/02/14、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより委員会を開会いたします。  前会に引続いて、昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、同年度特別会計歳入歳出決算を議題とし、大蔵省所管職員の犯罪等に因り国に損害中、特に終戦処理費関係三六六ないし四三七について審議を進めます。  審議に先だちまして、皆さんの御了承を願つておきたいと存じます。何分終戰処理費に関する批難事項に、八十五件も指摘されて、おりまして、審議促進の関係もあり、また特別調達庁当局の出席ぐあいも考慮いたさねばならぬ関係上、この際批難事項中、きわめて特異のもの数件につき、会計検査院及び当局の説明を聽取した後、重点的質疑をなさるようお願いいたします。本日特別……

第10回国会 決算委員会 第8号(1951/02/16、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 ただいまは文部当局の説明を聽取したのでありまするが、右批難事項中、特に異なる意見があれば、会計検査院から簡単に補足的説明を願います。
【次の発言】 本所管に関し、質疑を許します。井之口君。
【次の発言】 途中でありますが、ちよつと委員長から申し上げます。文部省は、官房より相良会計課長が参りましたが、ほかの局長は来ませんか。
【次の発言】 本委員会は、予算と並んで決算は、きわめて重要な問題でありますから、決算面については、相当重要視して、局長が出て来るのが当然でありまして、かつても、本委員会において、委員長より発言を求めて、そういうことを忠告いたしてあります。本日も局長が……

第10回国会 決算委員会 第9号(1951/02/19、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、前会に引続いて、昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算及び特別会計歳入歳出決算のうち、農林省並びに元商工省所管について審議を進めます。  委員長より申し上げておきますが、天候が惡かつたり、いろいろの御都合もあろうかと存じまするが、本委員会におきましては、各省とも局長以上の人の御出席がない場合には、開会しないことにいたしておりますから、さよう御承知願います。本日も局長以上の御出席があつて初めて開会することにいたしました。各省に政府を通じまして嚴重に警告を発します。  まず報告書百七十二ページ、一般会計、報告番号四八七、農業水利費分担金の徴收……

第10回国会 決算委員会 第10号(1951/02/21、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより会議を開きます。  前会に引続いて、本日は、昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算及び同特別会計歳入歳出決算中、運輸省並びに元逓信省所管につき審議を進めて参ります。まず報告書百九十六ページ、運輸省、一般会計報告番号五一九、特殊物件売渡代金の回收処置当を得ないものを議題といたしまして、運輸当局から説明を聽取いたします。運輸省鉄道監督局国有鉄道部長石井昭正君。
【次の発言】 ただいま運輸省側の説明を終りました。本件に関しまして、会計検査院の御意見はありませんか。山名会計検査院検査第三局長。
【次の発言】 これに対しまして質疑はありませんか。

第10回国会 決算委員会 第11号(1951/02/23、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 ただいまから決算委員会を開きます。  本日は、去る十人目付託となりました予備費使用総調書五件の審議をいたしたく存じます。  それでは昭和二十四年度特別会計予備費使用総調書(その2)、昭和二十四年度特別会計予算総則第六條並びに第七條に基く使用総調書、昭和二十四年度日本国有鉄道予備費使用総調書、昭和二十五年度一般会計予備費使用総調書(その一)、昭和二十五年度特別会計予備費使用総調書(その一)の承諾を求める件を議題とし、大蔵当局より提出理由の説明を求めます。大蔵政務次官西川甚五郎君。
【次の発言】 ただいま西川政務次官より御説明のありました、予備費承諾を求むる件につきましては……

第10回国会 決算委員会 第12号(1951/03/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま委員長から、司令部との交渉の結果を御報告になつたのでありますが、私どもも、かねてからそのことは本委員会を初めといたしまして、国会でも考えておつたところであります。本日委員長の御発議でありましたが、幸いに大蔵省の主計局長河野さんがこちらにおいでになりましたから、この決算のあり方について、一応の私見を申し述べ、またこの機会に政府当局の現在の考え方を承りたいと存ずるのであります。  私は、多年私経済の方を担当しておるのでありますが、どの私経済――会社等におきましても、決算が終了いたしまして二週間、もしくは一月ないし二月以内には、必ず会計報告、決算報告があるわけであります。そ……

第10回国会 決算委員会 第13号(1951/03/02、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 ただいまより決算委員会を開きます。  前会に引続いて、昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算及び同特別会計歳入歳出決算を議題とし、前回文部省所管の審議の際、関係局長に対する質疑が保留されております。この際その質疑を許すことになるのでありますが、実は昨日、せつかく当局がおいでになりましたにかかわらず、本会議が開会されました関係上、その機を逸しましたから、今日再び御出席を願つたわけであります。これより質疑を許すことになりますが、どうぞ文部省当局も、現今の終戦以来の日本の文教教育並びに今後の対策等についての特段な御意見を、御遠慮なく御開陳願いたいと思います。質疑は通告順によつてこ……

第10回国会 決算委員会 第14号(1951/03/05、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより決算委員会を開会いたします。  前回保留いたしておきました昭和二十三年度決算中、運輸省所管について、審議を続行いたします。批難事項に関しましては、すでに去る二月二十一日に一応説明は済んでおりますので、本日は幸い運輸省当局から足羽監督局長外関係者一同、並びに日本国有鉄道側からは三木経理局長及び吉利監査課長が御出席になり、大蔵省からは石原主計局次長並びに東條主計局次長が参つております。あとで河野主計局長も参りますが、本日は單に批難事項のみならず、運輸省決算全般にわたりまする質疑を、とつくりといたされんことを希望いたします。  それではまず委員長から御質問いたします。……

第10回国会 決算委員会 第15号(1951/03/07、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいままでに大分質疑がかわされましたが、私はたつた一つであります。二十九ページ、昭和二十四年度特別会計予算のうち、電気通信事業特別会計におきまして、特別会計予算総則第六條但書に基き、既定予算の不足十一億三千六百余万円を増加収入金から充当するに至りました経過をひとつ一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 その話で了承いたしましたが、この内容につきましては、電気通信事業ですから、電話とか、いろいろなものがございましよう。もしわかりましたら、御説明願います。
【次の発言】 今の東條政府委員の御説明によりまして了承いたしました。  次にもう一つだけ参考に伺いますが、三十七ペー……

第10回国会 決算委員会 第16号(1951/03/09、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより決算委員会を開きます。  本日は前回に延期となりました昭和二十三年度決算農林省関係中、食糧管理特別会計を議題とし、審議を続行いたします。当局からは検査院報告事項等について、すでに一応の御説明がありましたので、本日はただちに質疑に入りたいと存じます。  なお過日の委員会で宮腰委員から要求がありました食糧管理特別会計の経理について、大蔵、農林、予算、決算委員会等で論議せられた事項の調べ書は、専門員室で調製、お手元に配付しておきましたから、御参考に供せられんことをお願いいたします。  それでは質疑を許します。井之口君。

第10回国会 決算委員会 第17号(1951/03/27、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより会議を開きます。  この際議事日程変更の件についてお諮りいたします。本日は昭和二十三年度決算の審議を最初にいたす予定でありましたが、都合により日程の第二及び第三に掲載してありました国有財産二件を先に審議いたして参りたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは去る三月二十日付付託と相なりました国有財産二件について審査をいたします。昭和二十四年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和二十四年度国有財産無償貸付状況総計算書、以上二件を一括議題といたして審議に入ります。  まず大蔵当局の説明を求めることでありまするが、本日はまだ……

第10回国会 決算委員会 第18号(1951/03/29、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより決算委員会を開きます。  御承知の通り、昭和二十三年度決算に関しましては、第七回国会において付託されて以来慎重審議をいたし、あるいは小委員会の設置により、あるいは国政調査のため、委員を現地に派遣する等の方法により、あらゆる角度から審議の完璧を期して参つたのであります。本国会になつてはすでに委員会を十六回開会し、終始委員各位と各省並びに会計検査院当局の間に熱心な意見がかかわされ、一応検討し尽したものでありまして、質疑は前会をもつて終了しておる次第でございます。従つて本日は昭和二十三年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十三年度特別会計歳入歳出決算を議題として討論に入るこ……

第10回国会 決算委員会 第19号(1951/05/16、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより本日の決算委員会を開会いたします。  委員長はやむを得ぬ事情のため、本日御出席になれませんので、理事の私が職務代行の御委託を受けましたから、私が委員長の職務を行います。何とぞよろしくお願いいたします。  本日日程に掲載の国有財産関係二件は、すでに去る三月二十七日において、大蔵省吉田管財局長の提出説明並びに会計検査院小峰第四局長より、検査報告に関して概要説明をそれぞれ聴取いたしたのでありまするから、この際直ちに質疑に移りたいと存じます。  これより昭和二十四年度国有財産増減及び現在額総計算書、昭和二十四年度国有財産無償貸付状況総計算書、以上二件を議題といたしまして……

第10回国会 決算委員会 第20号(1951/05/23、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより会議を開きます。  本日はまず、去る二月二十四日付託となりました昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十四年度特別会計歳入歳出決算及び昭和二十四年度政府関係機関収入支出決算を議題とし、大蔵省並びに会計検査院当局の総括的説明を聴取いたしたく存じます。  なお議事に入るに先だちまして、本日の都合を申し上げます。本日は本会議の定例日ではございませんが、都合によりまして本会議が開催せられました関係上、午後一時に開会すべきものが午後二時半に開会というふうに延期になりましたことを御了承願います。なお本会議の日程第十二、日本国有鉄道法の一部を改正する法律案等につきましては……

第10回国会 決算委員会 第21号(1951/05/25、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより会議を開きます。  前会に引續き昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十四年度特別会計歳入歳出決算及び昭和二十四年度政府関係機関收入支出決算を議題として審議に入ります。  本日は主計局長が参ることになつておりましたが、大臣と打合せの関係上、遅れますので、主計局長に対する質疑はあとに譲ります。よつて、最高裁判所所管の決算を審議いたす所存でありまするから、あらかじめ御了承を願います。  なお委員長より最初に申し上げておきまするが、本会議が大体二時に開かれる予定になつておるわけでありまするから、審議の都合上、中途で本会議の開会になる場合におきましては、中止休憩いた……

第10回国会 決算委員会 第22号(1951/05/30、24期、自由党)【議会役職】

○三宅委員長代理 これより委員会を開きます。  前会をもちまして、当委員会の第十国会における議事は全部終了いたしたというふうに、あいさつをしたのでありましたが、一昨二十八日、会期延長の議決がありましたので、本国会の悼尾を飾り、慎重審議する意味におきまして、再度開会したわけでございます。委員各位は右事情を了とせられましで、せつかく御精励を願つておるわけでございます。  実は、本日は午後二時から議員総会がありますので、二時になりましたら、暫時休憩いたします。大体三十分ないし一時間で終ると思いますから、二時半ないし三時には再開の予定であります。  なお委員長を勤めております私は、参議院の方の大蔵委員……

第10回国会 決算委員会 第23号(1951/06/01、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより会議を開きます。報告する事項があります。一昨日皆様のお集まりを願つたのでありましたが、委員長が参議院の方に参つておりまして、提案の理由を説明し、かつまた質疑応答に答えるべく出席いたしましたために、はなはだ皆様に御迷惑をかけたことを、ここに御了解を得たいと存じます。本日もすでに本会議があるわけでありまするが、本会議が確定になりましたならば、暫時休憩することをお許し願います。  それでは、本日は決算委員会の会議に付する事件といたしまして、昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十四年度特別会計歳入歳出決算及び昭和二十四年度政府関係機関収入支出決算を議題とし、大蔵省……

第10回国会 決算委員会 第24号(1951/06/05、24期、自由党)【議会役職】

○三宅委員長代理 これよわ委員会を開きます。  昭和三十四年度決算中、法務府所質につきまして、去る五月三十日、当日から詳細説明を聽取いたしたのでありますが、その後都合悪くて、質疑に入ることなく散会いたした次第でございます。よつて本日は、過日に引続きまして審議をいたしたいと存じます。それでは昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十四年度特別会計歳入歳山決算及び昭和二十四年度政府関係機関收入支出決算を議題とし、法務府所管の質疑を許します。  本日はたびたび国会が延長になりましたので、引続き会議を開くことになつたのでありまして、われわれといたしましては、決算は予算と同様に範囲が非常に広いのであり……

第10回国会 決算委員会 第25号(1951/08/15、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 ただいまより決算委員会を開きます。  本日は委員長が議院運営小委員会の方に出席せられましたので、当委員会に御出席になりまするまで、不肖私が委員長の職務を代行いたしますから、さよう御了承を願います。  委員諸君から、委員会開会の御要求もありましたので、本日委員会開会の運びとなりまして、御参集を願つた次第でございます。お暑い折から御出席くださいましたことを感謝いたします。  では、公報掲載の通り派遣委員の調査報告聽取に関する件を議題といたします。本委員派遣については、去る六月十二日付をもつて議長の承認を得ましたので、三班を編成し、実情調査に派遣を行つたのでございます。すなわ……

第10回国会 大蔵委員会 第4号(1951/01/30、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま委員長の仰せになりました各議員提出法案に対しましては、おそらく大蔵省としても大体の素案はできておるはずでありますし、またこれらの担当委員たらんとする人も、目下折衝を続けておるような状況でありますので、至急大蔵省と折衝いたしまして、委員会に小委員会を設けるなり、もしくは各委員との連絡をとりまして、なるべく各党共同提案という意味合いにおいて、委員長提案にして、そのうち主任をきめていただきたい。たとえばどの法案に対しましては、どの人が主任だということになりますれば、円満かつ迅速にそれが進行し得られる、かように確信いたしますから、この際委員会において、小委員会を設けることもけ……

第10回国会 大蔵委員会 第6号(1951/02/02、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は郵政事業特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案、これについて伺います。今の郵政事業関係から考えまして、非常に費用のかかる割合に收入が少いと思うのであります。最初に大ざつぱに質問しまするが、郵便料は高過ぎるので、郵便物が少いというふうにも考えられます。私は少しく極端な論になるかもしれませんが、少くとも封書のごときは六円くらいに値を下げてやつた方が、もつと頻繁に封書が出る。たとえば開封のごときは四円とか五円とかいうふうにお下げになる方がよろしかろうと思いますが、これに対しまして、どういうふうに当局は考えておられるか。その根本の観念を伺いたいと……

第10回国会 大蔵委員会 第7号(1951/02/03、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はアルコール專売事業特別会計から一般会計への納付の特例に関する法律の一部を改正する法律案、これに関しまして二、三質問をいたしたいと思うのであります。  まず俗つぽい質問から始めますから、そのつもりで御答弁を願いたいと思います。アルコールというものは御承知の通り、われわれといたしましては、たいへんに必要があると思いますが、なかなか市中では売つてない、買えないということを言われておるのであります。よほど病院その他薬用等にもアルコールをまわしておるように考えておりますが、実際まわしていましようか、どうですか。私ども買いたいと思つても買えぬところをみますと、どこかへ行つているように……

第10回国会 大蔵委員会 第9号(1951/02/06、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は郵政大臣に一、二お伺いいたしたいと思います。大臣も御存じの通り今日の郵便料金につきましては、はかきは別といたしましても、封書等について八円は高過ぎると私は思う。八円を六円ぐらいにし、開封の六円を四円ぐらいに下げて、また同一市内等におきましては、市内郵便というものはかつてはあつたわけでありますが、そういうものにつきましては、たとえば二円のものを半分くらいにして――集約しておりますから、市内郵便は同一市内に限つて半分の一円である。かようにいたしましたならば、かえつて販売政策上能率もよくなりましてまた收入も多くなる。たとえば酒を二百円と下げたために、今日では市内に酒がないという……

第10回国会 大蔵委員会 第10号(1951/02/07、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は大蔵大臣に一つ質問があります。
【次の発言】 アルコール専売事業というものは、これは通産省の所管になつていると聞いているのでありますが、アルコールと酒とはきわめて密接な関係があるのですから、これは専売公社、大蔵省所管に移した方が国家財政上も便利であると思いますが、それをどういうふうに考えておられるか、これが一点。  第二点は、事務当局から聞きますと、何かアルコールの工場は官営でありますが、まだ三分の一しか能力を出していない。三分の二は余力がありますけれども、製造していない。こういうことを言われているのでありますが、私どもは国家の今日の情勢から考えまして、ガソリンというもの……

第10回国会 大蔵委員会 第11号(1951/02/08、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりました。郵政事業特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案に対しまして、自由党を代表し賛成の意を表するものでございます。  郵政事業は文化的施設でありまして、全国津々浦々にその従業員を持つておるのでありまして、わが国の通信文化のためには多大の貢献をいたしておるわけでございますが、昭和二十六年度特別会計予算にありますように、歳出総額が五百七十一億円余でありまして、この会計固有の歳入額は五百三十五億円余になつておりまして、差引三十五億八千三百八十三万五千円の歳入不足になつておるわけでございます。かような特別会計でございまするが、……

第10回国会 大蔵委員会 第13号(1951/02/12、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案外税に関しまする若干の質問を試みたいと思うものでございます。毎国会同じような質問でありまするが、国会が改まりましたことによりまして、やはり感想もあらためて申し上げるわけでありまするから、どうぞその辺を御了解の上において御答弁を願いたいと思う次第でございます。  まず第一に、前国会のことを申しますが、前国会におきまして、所得税その他については大幅の削減をせられまして、国民の要望にこたえられた点は、わが国会といたしましても、政府といたしましても、まことに適切なる法案を審議いたしたものであると思いまして、そのことは了承いたし……

第10回国会 大蔵委員会 第14号(1951/02/13、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は昨日主税局長と一時間にわたりまして問答したのでありますが、多少残つておりますから、二、三点を本日申し上げたいと思うのであります。  今度の税改正によりまして、われわれ国民生活の安定を期する上において、基礎控除の引上げ、扶養控除のこれまた引上げ等によりまして、われわれといたしましてはまことによき改善をなし得られたと思うのでありまして、特に老年者六十五才以上の者につきましては、基礎控除の三万円のほかに、また一万五千円を控除するというような案、さらに未亡人に対しましては、これまた基礎控除いたしましたほかに一万五千円を控除するというふうになり、また勤労学生に対しましても、一万五千……

第10回国会 大蔵委員会 第15号(1951/02/14、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はわずかの時間でありまするが、法人税につきまして局長にお尋ねいたしたいと存じます。今度の改正は積立金に対しまする法人税を廃止したことでありまして、これはまことによい制度であると思つておるのであります。つきましては日本の株式会社、合資会社、有限会社等の数、もしくはそれに対しまして課税いたしておりまする実績を見まするために、参考でけつこうでありますが、そこに資料がありましたならば、この際株式会社でどのくらい、合資会社でどのくらい、有限会社でどのくらいとれるか、また積立金に対しまする法人税を廃止いたしたことによりまして、どのくらい減少したか知りたいと思いますから、御説明願いたいと……

第10回国会 大蔵委員会 第16号(1951/02/16、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は過日来質疑の通告をいたしておきましたが、この税制の改正に伴いまして、ことにこれに関係の深い法案を近日議員立法として提出しなければならぬと考えております。幸いに本日は平田主税局長並びに高橋国税庁長官二人おいででございますので、この際認識を改めておきたいと思います。と申しますのは、法人税、個人の所得税を初めといたしまして、わが国財政の根幹をなすのは租税であります。租税の公平を期し、また国民の納得の行きます租税をいたしますのには、お互いに税に対する了解が必要であります。それには今日のごとく複雑多岐にわたる税法でありましては、やはり税務代理士という戦時中の昭和十七年から今日までで……

第10回国会 大蔵委員会 第18号(1951/02/20、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私の質問いたしたいと思いますのは、通行税のことについてであります。航空機が発達いたしまして、将来は日本の国土を縦横無盡に通行できる、こういうことになるだろうと思いますが、現在ではあまりたくさん使つてないように思います。もちろん外国人には適用はないと思いますが、航空機による通行税はどのくらい見積つておられますか。またその状況等について、主税局長から承りたいと思います。
【次の発言】 通行税の問題でもう一つ伺いまするが、汽車の一等、二等にかけて汽船にはかけない。これは常識であろうと思います。この通りになると思いますが、従来は汽船に相当かけておつたわけであります。つまり汽車は三等、……

第10回国会 大蔵委員会 第19号(1951/02/21、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は国民金融公庫についての質疑をいたしたいと思います。先ほど天野委員の御質問を聞いておりませんから、多少ダブるかもしれませんが、お許しを願いたいと存ずるのであります。  私は日本の零細中小商工業岩の金融を円滑にするためには、銀行によるということは思つておりますが、実際はたよつておりません。市中にありまするところの夢み金利等に悩まされておる者が往々あるのでありましてこれを救済せしむるには、どうしても国民金融公庫というような、いわゆる庶民階級に適当なる公庫を必要といたすことは当然であります。これにつきましては、先般来たびたび質疑をいたしたことでありまするから、銀行局長からも同じよ……

第10回国会 大蔵委員会 第22号(1951/02/24、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案、通行税法の一部を改正する法律案、登録税法の一部を改正する法律案、相続税法の一部を改正する法律案、印紙税法の一部を改正する法律案、骨牌税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案の八法案に対しまして、自由党を代表して賛成の討論をいたしたいと思うものでございます。  わが自由党は国民租税負担の公平と軽減を期するために、シヤウプ博士の勧告案に同調いたしまして根本的に改正を行わんといたしたのでありまして、かつての先国会におきましては、酒税の引下げや物品税の大幅の改正、並びに……

第10回国会 大蔵委員会 第25号(1951/03/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま委員長より申されました通り、私三宅則義は、昨日宮幡靖君とともに公認会計士法に関係いたしまして、その一部を質問の予定でありましたところ、時間の都合上本日に延びましたことを、御了承願いたいと思うのであります。  第一番目にお尋ねいたしたいのは、本年は特別試験をこの四月七日、八日、九日と行われるように承つたのでありますが、客観情勢を考えましても、昭和二十五年末におきましては、大体地方選挙が五月の半ば過ぎにあるだろう、こういう状況であつたのでありまするが、その後衆議院、参議院の申合せによりまして、遂に四月中に地方選挙を全部行う。町村会議員も、町村長も、また県会議員も県知事等も……

第10回国会 大蔵委員会 第26号(1951/03/02、24期、自由党)

○三宅(則)委員 大蔵大臣がお見えになります前に、ちよつと主税局長に二、三点お伺いいたしたいと存じます。今度の関税定率法の一部を改正するにあたりまして、従来と異なつた点を今御説明になつたわけでありますが、私どもは、はなはだ大ざつぱなことを聞くようで恐縮でありますが、米、麦あるいはその他の農産物につきましては、日本の国土におきましても相当あるわけであります。しかしなお将来を考えまして、日本といたしましても国際小麦協定に入つておつて、ある程度これを確保する必要があると思いますが、これに関しまして政府はどういうふうに考えておられますか。この際承れれば幸いであります。

第10回国会 大蔵委員会 第29号(1951/03/06、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は国税庁長官高橋衛氏がおいでになりましたから、特にたびたび質問いたしておりますが、確定申告を出しました時期でもありますからして、一言御忠告かたがたお聞きいたしたいと存ずるのであります。  二月末日までに確定申告を各税務署に出したわけでありますが、まだ早々でありますから、最高幹部である国税庁長官のところには来ていないかもしれませんが、私どもの観点からいたしますならば、今度の十国会で、基礎控除を三万円にし、扶養控除一人一万五千円に上げましたからして、大体農村におきましては九万円までは、まあ国税は免税ということになつたわけであります。さて考えてみますると、各納税者の六〇%というも……

第10回国会 大蔵委員会 第31号(1951/03/08、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は農林漁業資金融通特別会計法案並びに農林漁業資金融通法案に関連いたしまして、質疑をいたしたいと存じます。実は昨日他の委員会におりまして、出席したのはあとでありましたから、あるいは二重になるかもしれませんが、二重になつた場合は簡單にひとつ御説明を願いたいと思うのであります。ただいま同僚奥村委員並びに小山委員から詳細にお質問もあつたわけでありますが、私はごく大綱的なことをお伺いいたしますから、お答えを願いたいと存ずるのであります。今度の農林漁業資金融通特別会計法案につきましては、見返り資金をあてがつておるのであります。見返り資金は二十六年度までであつて、二十七年度からなくなると……

第10回国会 大蔵委員会 第33号(1951/03/12、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はわずかの時間を利用いたしまして、物品税のことについてちよつとお伺いいたしたいと思います。  この前の国会で物品税については大分免除するものができましたが、これはまことに国会並びに政府の努力であると感じておるのであります。今回ズルチン、サツカリン等に関しまして、一キロにつき千円というふうに改正せられておりますが、これに関連して二、三お伺いいたしたいと思います。物品税を納めたということを証明するには、物品税証紙または物品税表示証というのですか、それを張るというふうに定められておるのであります。この手数もしくはそれらに対しまする取扱い上においてなかなか困難であろうと思うのであり……

第10回国会 大蔵委員会 第35号(1951/03/15、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題になりました企業再建整備法の一部を改正する法律案につきまして政府の提案理由もあるわけでありまするし、企業再建整備についてはこの前にすでにやつたわけでありますが、今度の改正によりまして、企業再建についての構想についての特徴をひとつ示されたいと思います。幸いに吉田さんが来ておりますから、一応簡單に説明を願います。
【次の発言】 ただいま吉田さんから詳細な御説明があつたわけでありますが、非常に俗つぽい質問でありますが、今日インフレも終息したとは申しながら、すべての固定資産等につきましては相当高く見る必要があると思いますから、一応再建整備法の当初と今度は価格の点が内容的に……

第10回国会 大蔵委員会 第36号(1951/03/17、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私が本委員会において質疑をいたしたいと思います事柄は、沖繩いわゆる琉球でありまするが、この地はかつては日本の領土でありましたし、砂糖でありますとか、あるいはしようちゆうでありますとか、その他の物資、大島つむぎ等も日本内地によく入つて来ておつたのです。ところが今日はそういうわけには参りませんから、昨年の議会におきまして、大島つむぎ等につきましては特に輸入税を免除する、こういうことを言つておつたのでありまするが、今年はどういうような結果になりまするか。当局は考えておられますか。私どもはなるべく昨年に類しましたように、輸入税等は免除いたしたいと考えておりますが、いかがなものでしよう……

第10回国会 大蔵委員会 第38号(1951/03/20、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました外国為替資金特別会計法案、並びに緊要物資輸入基金特別会計法案の両案に対しまして、賛成の意を表する次第でございます。  この外国為替資金特別会計法は、従来の外国為替特別会計を廃止いたしまして、新たに外国為替資金特別会計法を制定いたしたものでありまして、今日の段階といたしましては、わが国の国際的観点から見ましても、当然この改正案には賛成をいたすのでありまして、ただいまの共産党のお話でありまするが、これはまことに共産党自身の宣伝でありまして、何ら日本の大衆諸君の要望を代表いたしておるものではないと、私どもは確信する次第であります……

第10回国会 大蔵委員会 第39号(1951/03/22、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となつております関税定率法の一部を改正する法律案につきまして、せつかく池田大蔵大臣がおいでになりましたから、二、三質疑をいたしたいと存ずるのであります。今度の改正によりまして、政府といたしましては、生活必需品及びわが国の経済復興に重点を置きまする諸原料品に対しましては、相当思い切つて関税を安くいたしまして、わが国の生産を増加することに努力せられつつあると私も信ずるのであります。この表によりますと、ことに鋼材その他につきましての関税定率があるわけであります。もしでき得べくんば、そうしたような日本の基礎産業であり、わが国の経済の復興に最も必要であるところの鉄鋼品等……

第10回国会 大蔵委員会 第40号(1951/03/23、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました公認会計士法の一部を改正する法律案につきましては、提案者を代表せられまして、参議院議員平岡市三君の提案理由をお聞きしたわけであります。これに関連いたしまして、私は政府当局、いわゆる大蔵省公認会計士管理委員会の委員長に二、三の質疑を試みたいと思う次第でございます。この公認会計士法の一部を改正する法律案につきましては、すでに昨年十月より数回にわたりまして、衆議院におきましても研究を積んでおつたところであります。ことに本年の正月早々の国会には通過すべく努力いたしておりましたが、その後都合上参議院の提案するところとなりまして、すでにわれわれもその方面につきまし……

第10回国会 大蔵委員会 第41号(1951/03/24、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました公認会計士法の一部を改正する法律案につきましては、討論を省略してただちに採決せられんことを望みます。

第10回国会 大蔵委員会 第42号(1951/03/26、24期、自由党)

○三宅(則)委員 すでに同僚諸君から種々御質問があつたわけでありますが、私は、二、三点だけ補充的に質問いたしたいと思います。国税徴収法の一部を改正する法律案についてでありますが、ダブつた点がございましたならば、簡單に御答弁願いたいと思います。今度の改正によりまして盗難、疾病あるいは廃業等によりまして、非常に減収になる分に対しまして、御承知の通り今回の改正によつて猶予することは、まことにけつこうな話でありまして、われわれは賛成を惜しまざるものであります。また延滯加算税を免除したり、また利子税等について免除する規定は、まことに当を得た規定であると考えております。この適用につきましては、かなり実情を……

第10回国会 大蔵委員会 第43号(1951/03/27、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は三点です。一点ずつ伺いますからそのつもりで……。
【次の発言】 私はタバコ専売に関しますものについてお伺いいたします。政府といたしましては良質のタバコを安く売る。これが根本でなければならぬ。四月からは光、ピース等において十円ずつ下げて売られることはもつともであると思いますが、その葉タバコの原料等は、従来も外国品種の良好なものを内地に移植いたしまして、相当りつばにでき上るようになつたと思いますが、さて将来ともこういう問題につきましては十分に監督すると同時に、民間でも良質なタバコをつくりたいという陳情もあるわけでありますが、われわれはそれは承認しておりません。どうか官営であり……

第10回国会 大蔵委員会 第46号(1951/03/30、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題になりました日本開発銀行法案に対しましては、すでに各委員からも長い質問もあつたわけでありますが、私も二、三質問をいたしたいと存じます。ごく簡單でけつこうでありますから、要領よく御答弁を願います。  この日本開発銀行は特に長期資金を融通するということに主眼があると思うのでありまして、今までは長期資金につきましては、前の日本興業銀行等がやつておりましたが、その他におきましてはあまりやつておりませんでした。不動産金融ということも、昔は日本勧業銀行でやつておりましたが、最近はまだやつておりません。こういう場合におきまして、必要欠くべからざる事業に対しまして、たとえば船舶あ……

第10回国会 大蔵委員会 第47号(1951/03/31、24期、自由党)

○三宅(則)委員 この税理士法案につきましては、川野芳滿、三宅則義、宮幡靖、宮腰喜助、松尾トシ子の、自由党、民主党、社会党、各党協同提案でありまして、この税務代理士というのは、戦時中昭和十七年にでき上つた法律でありまして、いかにも戦時色が濃厚でありまして、統制経済盛んなりしころにできたものでありますが、これは潔くなげうちまして、民主的な民主納税になりました今日までは、税理士として出直すのがしかるべきであり、最も民主的なものに直したいというので、名前をかえ内容もかえた次第でございます。
【次の発言】 ただいまの竹村奈良一君の御質問にお答えいたしたいと存じます。「税理士は、税務代理をする場合におい……

第10回国会 大蔵委員会 第50号(1951/05/16、24期、自由党)

○三宅(則)委員 時間の関係上二つばかり簡単に申します。幸い国税庁から原さんがおいでになりましたから申し上げておきます。私どもが議員に当選して以来ずつと長らく税の改正に努力して参りました。ことに終戦直後、二十一年、二年、三年というのは一番税の高いときでありまして、私が申すまでもなく、今までの公債、すなわち借金政策がなくなつて、わかわかの経済は全部国民の負担でやる、租税でやるということになつたのですから当然でありますが、その当時から憂えていたのでありますけれども、税務官吏が経験年数も割合少く年齢も少い者が、徴税の第一線に立つてはいかぬというわけで、大分改革に努力したのでありますが、その後大分上昇……

第10回国会 大蔵委員会 第51号(1951/05/18、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となつております租税債権及び貸付金債権以外の国の債権の整理に関する法律案につきまして伺います。これは租税及び貸付金以外とありますが、どのくらいありますか。何か現況をお調べになつたものがありましたら、参考までにひとつお示しを願いたい。
【次の発言】 今の御説明でよくわかりましたが、私どもの考えでは、件数は二千何百件、金額は千七百万円、大体平均しまして一件一万円弱、こういうふうになると思うのであります。これらにつきましては相当早く整理しなければならぬと思うのですが、今の政府の見通しとしては、どのくらいかかつたら整理が終了し得られるか。その時期をひとつ承りたいと思い……

第10回国会 大蔵委員会 第57号(1951/05/28、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は原案の提案者でありますから、長く質問する必要もございませんが、一言このことについて言及させていただきます。原案の提案のときには、今同僚宮幡君もいろいろお話になつておられましたが、川野芳滿君、不肖私、宮腰喜助君、松尾トシ子君等それぞれ各党から出ておるのでありまして、これは三月三十日に提案の理由を説明、さらに三月三十一日には採決ということになつておつたわけでありますが、その後事情によりまして、四月一ぱい自然休会となりました。ところが五月になりまして、法務委員会の方から申入れがありまして、これにつきまして安部法務委員長並びに鍛冶良作君、あるいは押谷富三君、あるいは角田幸吉君等の……

第10回国会 大蔵委員会 第61号(1951/07/27、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより会議を開きます。  本日は閉会中審査事件のうち、徴税及び納税状況に関する件を議題といたします。本件及び金融状況に関する件の両件につきましては、委員を各地に派遣して調査をいたした次第でございますが、派遣委員の調査報告につきましては、各班から委員長の手元に提出されておりますので、これを委員長の手元においてまとめ、議長のもとに閉会中審査報告を提出いたしたいと存じまするが、この点御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、さよう決定いたします。  それではこれより質疑を許します。清水君。

第10回国会 大蔵委員会 第62号(1951/07/28、24期、自由党)【議会役職】

○三宅委員長代理 これより会議を開きます。  本日は金融状況に関する件を議題といたしまして、主として銀行局に対する質疑を行いたいと存じます。  なおこの際、お諮りいたしておきます。実は昨日閉会中審査報告書の件について、委員長に御一任願つた次第でありますが、次回国会が来月早々開かれるかもしれませんので、その場合に備えて、再び閉会中審査事件申出の必要を予想いたしまして、あらかじめお諮りいたしておきたいと存じますが、この際の閉会中審査事件の申出については、第十国会と同様の申出をいたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないようでございますから、さよう決定いたします。  なおその場合の閉……

第10回国会 大蔵委員会 第63号(1951/08/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はまず第一に政府並びに委員長にお尋ねいたしたいと思います。本委員会を炎暑の折にかかわりませずわざわざ開会するのは、金融事情について国民の訴えるところを、現実に議会を通じて反映せしめたいというゆえんであると思うのであります。でありますれば、大蔵大臣も当然出て来て説明をいたし、また議員と質問応答をいたすべきだと思いますが、もしこれが予算の編成上等において出られないというならば、他の代理者を出すのが当然であります。またもう一方から考えてみますと、中小企業に関しまする金融の逼迫状況、これらと関連をもちまして、わが国の金融全般に対しまする銀行の状況をつまびらかにするのが、議員の当然な……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 決算委員会 第1号(1951/10/17、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま三番、四番、宮内庁と全国選挙管理委員会の両條件に対します当局の説明があつたわけでありますが、私は決算委員といたしまして、政府当局並びに当事者諸君に申し上げたいと思うのであります。会計経理というものは、すべての業態の一番中心になるべきことは当然でありまして、どの官庁でも相当上の人が監督しなければならぬにもかかわりませず、二十才や二十二、三才の若年にして経験の浅い者にのみ依存することは、はなはだ穏当を欠いておると思う。でありますから、取扱いの、字を書くくらいのことは下の人にまかせましても、相当の責任のある人、いわゆる官庁の最高責任者が当然判を押さなければならぬ。たとえば会……

第12回国会 決算委員会 第2号(1951/10/19、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は、議事進行に関して発言をいたします。毎回決算委員会には、会計検査院当局の検査官が必ず出て来る、こういう慣例をつくりたいと、かつてから希望しておつたのであります。幸い本日は東谷検査官がおいでになりましたが、今後も決算委員会のあるときには出席していただいて、国民がいかにこれに関心を持つておるかという空気を洞察せられて、今後の官庁行政に関します監督なり、検査なりを十分にしていただきたいと思うのであります。予算につきましては、御承知の通り各大臣が出席しなければ審議をしないのであります。予算と決算とは、ともに必要欠くべからざる重大な案件であります。われわれといたしましては、検査官の……

第12回国会 決算委員会 第3号(1951/10/24、24期、自由党)

○三宅(則)委員 数点ありまするから、まず一点ずつ伺つて行くことにいたします。  過日来、田中委員より、政府に対しまする嚴重なる戒告あるいは警告がありました。私もこれを了承したのであります。私は毎回言うことでありまするが、予算と決算とは同一に重大であるということを考えている。予算の方では、大臣次官が来ないときには必ずやらぬ、こういう原則でありますが、決算の方になりますと、ややもするとそれが課長級になる、もつてのほかである。こういう意味合いにおきまして、そういうような当局者がいないときには流会、こういう原則を立てたいというわけで、前委員会において発言したのでありますが、やむを得ないときにはある程……

第12回国会 決算委員会 第4号(1951/10/29、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより本日の決算委員会を開会いたします。  本日はまず理事の補欠選任についてお諮りいたします。理事田中不破三君が去る二十六日委員を辞任いたされ、理事一名の欠員となりましたので、その補欠選任をいたしたいと存じます。この際先例により、委員長から指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。田中不破三君が二十七日再び本委員になられましたので、この際理事にお願いいたします。
【次の発言】 これより昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十四年度特別会計歳入歳出決算及び昭和二十四年度政府関係機関收入支出決算を議題とし、前会に引続いて終戰処理費につき審議を……

第12回国会 決算委員会 第5号(1951/10/31、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は本委員会におきまして質疑をいたしたいと存じますが、実は本委員会は決算委員会でありまして、委員の中には大蔵委員と決算を兼ねている委員もあります。本日大蔵委員会の重要案件の討論、採決にあたりますので、時間の関係上省略さしていただきまして、じきに退席することを御了承願います。ことに社会党の委員もその採決に加わつておりますので、本日は出席も少いようでございますが、これもまた御了承を願います。  私が多年要望いたしておりましたところの会計検査、ことに予算と決算とは並び称せられるところの重大性があるのでありまして、ことに予算におきましては、各大臣あるいは最高の長官が出席いたしまして、……

第12回国会 決算委員会 第8号(1951/11/09、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより開会いたします。  前会に引続き、昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十四年度特別会計歳入歳出決算及び昭和二十四年度政府関係機関収入支出決算を議題とし、本日はまず郵政省所管の審議から始めます。報告書百二十九ページ、郵政省、郵政事業特別会計及び簡易生命保険、郵便年金特別会計、物件、報告番号五一〇ないし五二〇、物品の調達及び処分当を得ないもの、十一件を一括して、郵政当局より説明を聴取いたします。郵政省経理局長中村政府委員。
【次の発言】 委員長から申し上げますが、なるべく簡略に御説明願いまして、質疑がありました場合に御答弁を願います。

第12回国会 決算委員会 第9号(1951/11/14、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となつております郵政省関係の諸点について、大臣がお見えになつておりますからお伺いいたしたいと思うのでございます。  これは昭和二十四年度のことでありまして、過去のことでございますが、現内閣は直接関係があるわけでありますから、この郵政事業に関する最高の責任の地位におられまする佐藤郵政大臣から、その心構え並びに今後の対策等についてお伺いいたすことが、国民の代表として最も必要であろうと考えるのであります。一々案件を読みますことは、はなはだ煩に属しまするから、結論だけを先に申しまして、御答弁を得たいと思うのであります。  郵政事業は、御承知の通り国民の零細なる資金を集めま……

第12回国会 決算委員会 第10号(1951/11/16、24期、自由党)

○三宅(則)委員 本日は、大蔵委員会と決算委員会の両方がありましたので、前半は大蔵委員会の方で質問いたしておりましたからこちらへ参れませんでした。ただいま同僚田中委員からも意見がありました通り、われわれも公共事業につきましては、全幅の信頼をもつて十分やつてもらいたいという熱意を持つておるのであります。そこで先ほど治水課長からもお話がありました通り、いろいろな問題があつたのでありまするが、ことに河川局長も来ておられますからお話申し上げたいと思います。その点は、大臣、次官も御出席のときにも申し上げるつもりでありまするが、こういうような公共事業、特に河川というようなものは、先ほど田中委員からもお話が……

第12回国会 決算委員会 第11号(1951/11/21、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま野田建設大臣から率直な御意見があつたのですが、先ほど菅家委員長のお問いになつたことで、御答弁にならぬ点があるのではないかと私は思いますので、補足して申し上げたいと思います。というのは、今お話になりましたような架空な人間、幽霊人口、架空な人夫等をつくつたという事柄は、どうしても許すべからざる事案であると私どもも考える。そういうものに対しましては、もちろん厳重な処分、あるいは減俸あるいは転勤等々はなされたことと確信いたしまするが、さらにそういうものにつきましての処分方法といいますか、懲戒方法といいますか、どういうふうにやられたかということにつきまして、今後そういうことのな……

第12回国会 大蔵委員会 第2号(1951/10/24、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となつておりまする日本輸出銀行に関しまして、二、三の質疑をさしていただきたいと思います。今回輸出銀行の資本金を二十億円増資されまして、今年度百億を百二十億に改められたわけでございますが、これによりますと、ただいまの御説明にもありました通り、重点的に基礎産業あるいは重工業に属するようなものが多いと思うのでありますが、軽工業等につきましても輸出の奨励等について、この銀行を利用することができましようか。それとも今のような電気とかあるいは鉄道とかいうような、大きい問題を中心に考えておられまするか。その辺をひとつ承りたいと存じます。

第12回国会 大蔵委員会 第3号(1951/10/25、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は連合国財産補償法案につきまして、簡単に質疑をいたしたいと思います。先ほど内田管財局長から詳細な説明がありまして、大体了承したわけでございますが、二、三明確にするために質問を許していただきたいと思います。  昭和十六年十二月八日の開戦の当時における連合国の財産のことでございますが、この第三條にもあります通り、その当時は日本といたしましてほとんど各国と戦争状態に入るわけです。その開戦の十六年十二月八日後交戦したという理由によつて、この第三條の第二項の規定があるわけだと思いまするが、今のところを見ますと、世界各国みな入つておるように思いますが、どういう状況ですか。開戦当時に日本……

第12回国会 大蔵委員会 第5号(1951/10/27、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりました所得税法の臨時特例に関する法律案、法人税法の一部を改正する法律案等々につきまして、質疑をいたしたいと存じます。  今度の所得税の改正によりまして、なるべく零細なる商工業者あるいは少額勤労所得者等に対しまして、政府当局も軽減しようという意思が現われたことは、了承するにやぶさかでございません。私は物価の上昇等を考えまして、基礎控除を三万円から五万円に引上げなすつたことも了承するわけでありまするが、この際抜本的にもう少しく基礎控除を高めまして、十五万円以下の者は扶養控除等を引きますと、かからないようにいたしたいというのが私の根源でありまするが、ただいまの……

第12回国会 大蔵委員会 第7号(1951/10/30、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま大蔵大臣御出席でありましたが、予算委員会に出席された関係上、平田主税局長並びに高橋国税庁長官にお伺いいたしたいと思うのでございます。昨日も高橋長官が来られたわけでありますが、局長会議があるというわけで、本日に延びたわけでありますが、御出席でありましようか。――それでは事務当局からさつそく催促していただきたい。  大臣から伺うのが正当であろうと思いますが、局長も来ておられまするから一応お伺いをいたします。この二十六年度租税収入を見ますると、もちろんインフレの増進その他特需景気等もありました関係でありましようが、源泉徴収におきまして非常にふえているわけであります。これ……

第12回国会 大蔵委員会 第8号(1951/10/31、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は簡單に三人の方にお尋ねいたします。旭化成の磯部さんは、化学工業は今発展途上にありまするから、税金は多くしてもらいたくない、こういうようなお話でありましたが、私どもは糸へん、金へんというのは、今の企業の代表的業界であるというふうに考えておるわけです。特に今回の改正によりまして、重要産業の一つでありますところの、特定重要産業の機械等につきましては、これは一年に半額も免除するというような特別償却にいたしておるわけでありまするから、これらと関係いたしまして、化学纎維等に関しましても、これは適当なように私どもは考えるのです。この点あなたの考えと多少食い違うかもしれませんが、もう少し……

第12回国会 大蔵委員会 第10号(1951/11/05、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となつております国民金融公庫法の一部を改正する法律案につきまして、数点に対し質疑をいたしたいと存じます。  まず最初に河野銀行局長にお尋ねいたしますが、国民金融公庫は零細なる商工中小企業者の刮目をいたしております、実は潤いの水であると考えておるのであります。今回第四回の増資によりまして、六十億円を七十億円に進められることになりました。もつとたくさん進めることを私どもは希望しておつたのでありますが、なぜ十億円にとどめておられるのか。むしろ私は八十億にも九十億にもいたしたいというのが、一般の希望であろうと思うのであります。もちろん予算の関係等もございまするが、せつ……

第12回国会 大蔵委員会 第11号(1951/11/07、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は一昨日も、公庫の総裁がおいでになりましたから二、三質疑をいたしたのでありますが、時間の関係上中途でやめておきましたので、さらにお伺い申しあげたいと思います。  総裁にお尋ねいたしましたのは、国民金融公庫というものは中小企業者、零細なる商工業者の渇望の的であることは申すまでもないのであります。これに対します総裁のお答えによりますると、前は申込みに対しまして一五%、いわゆる一割五分しか貸していなかつた。本年も二割くらいは貸すようになるだろう、こういうことでありまするが、私ども前会も御質問申し上げたのでありますが、中小企業の中には、その性質上帳簿などが完備してないのも相当あるわ……

第12回国会 大蔵委員会 第13号(1951/11/09、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は今議題になつております米国対日援助物資等処理特別会計法の一部を改正する法律案、並びにこれに関連をいたしまして質疑をいたしたいと存じます。実は今朝選挙区から来客がありまして、おそくなりまして、同僚議員の質問とダブる点があるかもしれませんが、ダブつた点がありましたならば、なるべく簡略に御答弁を願います。これに関連をいたしまして、見返り資金ということをちよつと最初にお伺いいたしますが、二十六年度で打切りになつて来年度からはない、こういうふうに考えておるわけです。この対日援助見返資金等によりまして、日本の公共事業、たとえば道路とか河川とか、あるいは電源開発とか、あるいは土地改良と……

第12回国会 大蔵委員会 第14号(1951/11/12、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題になつております農業共済再保険特別会計云々に関連いたしまして、質疑をいたしたいと思います。  農業共済ということにつきましては、もちろん全国的にこれは見ておることでありまするが、私の選挙区は愛知県で、どちらかというと非常に災害が少ないのであります。しかしこれは一般の農家全般に関しまする問題でありまするからして、九州に起りました災害でも、あるいは北海道なり東北地方に起りました災害でも同じことだと思いますが、この分布の状況について少し詳しく御説明いただきたいのです。私の選挙区でありまする愛知県のごときは非常に少い、こういうふうに私は感じておるのですが、どこが一番多……

第12回国会 大蔵委員会 第15号(1951/11/13、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は農業共済保険につきまして、最初に農政局長、次に畜産局長に伺いたいと思います。  第一に申し上げたいことは、農業共済保険金が従来早く支払われない。たとえば十箇月ぐらい過ぎないと払われない、こういうことを聞いておるのでありまして、災害が確定したならば、三箇月ぐらいのうちに払うように、当局が努力したらよろしいと思うのでありまするが、その点については、どういうような形式で長く時間がかかるのかということを聞きたいのが第一点。  また私は愛知県の選出でありまするが、愛知県におきましては、海岸には近年まれなる高潮、また稻熱病というようなことで大凶作になつております。今までは災害が少かつ……

第12回国会 大蔵委員会 第18号(1951/11/16、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となつておりまする食糧管理特別会計に関しまする問題をお伺いするわけですが、最初に根本のことをお聞きしてはなはだ恐縮ですが、率直に御答弁を願いたいと思います。  私どもは食糧は大体食糧庁長官の御説明もありましたが、内地産米と外国米とによつてまかない得る、こう考えておるのですが、やはりいつまでも食管がありますると、多少百姓さんは供出を澁るというのが今までの例であろうと思うのです。そこで根本的に考えられまして、これはむしろ供出ということにつきましてははずした方がほんとうに国民の生活にまんべんなく渡る、かように考えておるわけですが、長官といたしましては、どういうような構想……

第12回国会 大蔵委員会 第21号(1951/11/21、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題になつております物品税法の一部を改正する法律案につきまして、関連質問を先にいたしますから、御了承を願います。ただいま奥村委員並びに淺香委員から、国税の徴収状況について質問があつたのでありますが、私は今回の物品税法の一部を改正する法律案というものは、特に輸出に重きを置いておると考えておるのであります。最初お伺いいたし事が、実は名古屋の税関におきまして輸入いたさるべきもので、いわゆる密輸入でありますが、南京虫と言われる小さい婦人持ちの時計について、これが横流しになつておるということでありまして、すでに一万人以人もこれを利用しておる者があるというわけでありますが、こ……

第12回国会 大蔵委員会 第24号(1951/11/27、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となつておりまする財政法、会計法等の財政関係法律の一部を改正する等の法律案につきまして、根本的なことを少し伺いたいと思つておるのであります。私は大蔵委員であり、なお決算委員を兼ねております関係上、ことに財政法、会計法等については非常な関心を持つておるわけです。そこでいつも言うことでありますが、民間企業でありますと、もちろん会計課員がやりますが、実際の責任をとる者は専務であるとか常務あるいは社長、こういう最高の地位にある者が全部責任を持つてやつておる。しかるに公経済になりますと、最高の地位にある者は決裁をするかもしれませんが、実際上は責任を負つていない。わずかに……

第12回国会 大蔵委員会 第25号(1951/11/28、24期、自由党)

○三宅(則)委員 租税特別措置法の一部を改正する法律案に関連いたしまして、今問題になつておりまする事柄は、この青色申告に対しましての立法をどうするかという点であろうと思います。私は前々国会に、青色申告については特に一割を減ぜよということを申したのでありますが、その当時平田主税局長は、税というものは公平にとるものであつて、決して青色申告云々によつてきまるものではないのでありまするから、そういうような考慮はしないと言つておられたわけでありまするが、私どもつぶさに実情を調査いたしますると、はなはだ失礼な話でありまするが、相当漏れておる所得があるわけです。たとえて申しますと、物品販売業あるいは型通業に……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 決算委員会 第2号(1952/02/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はせつかく国鉄総裁がおいでになりましたから、根本のことを承つて、この問題に移りたいと思います。  今承れば、経理局長が六四八ないし六五三に対して資料をおよこしになつたそうでありますが、一つしかない。これは私、不届き千万であると思うのでありまして、われわれ委員全部にお渡しになるように資料を御提出願いたい。これが一つ。  第二番目は、国鉄は、もちろん国家が重要なる政策の一つといたして取上げておるのでありまして、申すまでもなく日本の興隆、文化の源泉ともいうべき重大な使命があるわけであります。ところが、これは私が言うまでもなく、過去におきましては、相当な批難事項もありましたし、また……

第13回国会 決算委員会 第3号(1952/02/06、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はあとで下岡さんに詳しく申し上げたいと思いますけれども、原則として、委員長にも申し上げ、全委員の方にも申し上げたいと思うのであります。決算委員会は国の最後の締りをつける委員会でありまして、予算の方は来年度のもくろみであり、決算は結末をつけるところでありまして、そこにはいやしくも作為あるいは誤りがあつてはならぬと考えるのであります。つきましては、幸い本日は下岡検査官もおいでになつておりますが、往々にいたしまして検査官がおいでにならぬときがありますので、これは私は委員長に申し上げておきますが、検査官のおいでにならぬときには――三人ありますから、院長か、他の検査官か、いずれか一人……

第13回国会 決算委員会 第4号(1952/02/08、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は本日決算委員会の開会にあたりまして、下岡検査官の御出席は了といたします。私の堅持いたします事柄は、予算と決算は並び称せられる委員会であります。国の最後の結末をつけるのは、決算委員会であると思いますから、ぜひ検査官の御出席を求めておるわけであります。検査官は、たしか三人おると思いますから、三人のうちかわるがわるでけつこうでありますが、必ず一人は御出席を願います。こういう線を堅持いたします。もし御出席のないときには、その日は散会、これを主張したいと思います。  次に、今度は大蔵省に申し上げることでありますが、やはり大蔵省も、主計局長並びに次長が二人おります。合せて三人が主計局……

第13回国会 決算委員会 第5号(1952/02/13、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は本日の質問の初めにあたりまして、会計検査院並びに大蔵省に申し上げます。前の委員会で申しておきました通り、会計検査院の検査官、大蔵省は主管でありますから、主計局長もしくは次長の御出席がなければ散会、こういうことを強く主張いたしておきましたところ、本日はようやく御出席になりましたから、その問題は今後も慣例にいたしたい、かよう思いますから、われわれといたしましては、それを強く要望いたしておきます。  まず第一に東條主計局次長がおいでになりましたから、申し上げておきますが、昨年は、いわゆる二十四年度の決算の説明につきまして、この説明書きをお出しになつたのでありまして、非常に参考に……

第13回国会 決算委員会 第6号(1952/02/15、24期、自由党)

○三宅(則)委員 今の点に関しまして、清算室長がおいでになりましたが、私の要求するのは、やはり大蔵大臣もあとからおいでになりますが、主計局長もしくは次長が出席しないということは不穏当である。それまでこれを留保しておきたい。
【次の発言】 下岡検査官に申し上げます。二十四年度の決算報告書は、近々のうちにして議了いたしたいという考えでありますが、二十五年度の会計検査院の報告書はいつごろ出ましようか、それを第一に伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、もう近々にわれわれ国会にも配付になることと思つております。  次はこの前の委員会でも、私は強く要望したのでございますが、こういうような未……

第13回国会 決算委員会 第7号(1952/02/20、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は委員長を通じまして政府に申し上げます。本日は重要なる案件を審議するときでございまして――毎回重要でない案はないわけでありますが、特に先々委員会から継続いたしておりまするやみ給料、これにつきまして国税庁長官の出席を要求いたしておりまするが、いつごろ来まするか、これをまず第一に伺いたい。  第二番目に、下岡検査官がおられまするが、大蔵省からは主計局長もしくは主計局次長が出席しなければならぬと思つておりまするが、出席しないことは非常に怠慢であります。こういうふうでは、実際のわが国の経済財政を担当する大蔵省に誠意が認められない、こう言われてもしかたがないわけですから、委員長から厳……

第13回国会 決算委員会 第8号(1952/02/22、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は本日大蔵委員会の方で質問する番になつておりましたので、まことに失礼いたしました。あとから参りましたので、多分前にも質問があつたかと思いますが、船舶公団並びに船舶運営会、これは巨大なる資本をもつて運営に当られたものと考えるのでございまして、この問題について、あるいは説明があつたかと思いまするが、こういうような大企業の運営を命ずるのは、やはり運営委員会ということになつておつたかもしれませんが、運輸大臣はどの程度まで監督権があつたものでございましようか、その辺承りたいと思います。
【次の発言】 あまり詳しいことを本日聞いてしまうわけではございませんが、私はこういうことを直感的に……

第13回国会 決算委員会 第12号(1952/04/30、24期、自由党)

○三宅(則)委員 議事進行について……。私はたびたび申すようでありますが、本委員会は、国民にかわつて重要な案件を審議する委員会でありますから、今畠山委員のお話になりましたような事柄も、十分林野庁その他の関係庁から出て来てもらつて、納得の行くようにお話願いたいと、こう思うのでありまして、今後ぜひそういうようなおとりはからいを願いたい。  次に、毎回私言つておりますが、私が委員長代理をさせてもらつたときには、会計検査院の検査官が来ないとやめてしまつた。本日は政府委員、特に管財局長が来られるはずであるが、御出席がないので、審議上非常に不便であると思います。これは委員長を通じ、てお願いいたしますが、ぜ……

第13回国会 決算委員会 第15号(1952/05/16、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は本委員会の理事として、ひとつ議事の進行上について政府当局に申し上げたい。本委員会はもちろん決算委員会でありまして、重要な案件も山積しておるわけであります。当該主管省である大蔵省から、今内田管財局長がおいでになりましたが、委員会の通知は一時となつておりまするし、ひとつなるべく早く来ていただかぬと、みなの委員が三十分以上も待つておつたのであります。そういうようなことは、私は大蔵委員の一人でありますから、言いたくないのでありますが、各委員の気持を代表して申し上げますから、大蔵委員ばかりではない、各委員会も政府委員の方はぜひなるべく早目に御出席願いたい。言葉は非常にやわらかいので……

第13回国会 決算委員会 第16号(1952/05/21、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となつております昭和二十四年度一般会計歳入歳出決算、昭和二十四年度特別会計歳入歳出決算及び昭和二十四年度政府関係機関収入支出決算につきまして、自由党を代表し、賛成の討論をいたしたいと思う次第でございます。  この決算につきましては、従来各委員より御質問もあり、希望もあつたわけでありますが、特に一般会計の歳入歳出につきましては、租税及び印紙収入は、国民のいわゆる血税からなつておるものでございます。また官業及び官有財産収入におきましても、これまた国の財産でございますから、これに対しても正確を期し、また不都合のないように、またその他の汚名を着せられざることを期したい……

第13回国会 決算委員会 第17号(1952/06/28、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました公社等の経理に関する小委員会におきまする審査の経過報告をいたしたいと存じます。  公社等の経理に関しまする小委員会は、本年五月二十七日以来六月十七日までに、合計六回にわたつて会議を開きまして、日本専売公社並びに日本国有鉄道につきまして審議をいたしましたが、その経過並びに結果は次の通りでございます。  まず第一に日本専売公社について申しあげます。  日本専売公社の取扱品中、塩及びタバコの両方を中心にいたしましたのでありますが、その専売の目的は公益という点にあるのであります。わが国におきましては塩は自給ができず――できますけれども、少いのでありますから、外……

第13回国会 大蔵委員会 第2号(1951/12/14、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま大蔵当局の各課長から、第十三国会に提出予定の法律案の概略の説明があつたわけであります。しかし本委員会といたしましては、いろいろ広汎に内容を検討する必要がありますから、ぜひ責任者の御出席を願いまして、次会にはもう少し掘り下げて検討を加えたいと思いますので、委員長を通じまして各局長の出席方を要求いたしておきたいと思います。

第13回国会 大蔵委員会 第4号(1952/02/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 議事進行について……。ただいま平田主税局長から、詳細な説明を聞いたわけでありまして、質疑もありますが、私は質疑に先だちまして、議事進行について委員長に対して申し上げたいと思うのであります。税收入に対するこの法案は、われわれ大蔵委員会の主管であると考えております。ところがこの要綱等も、新聞にはすでに二十七年一月二十六日に発表になつておりますが、その要綱が、実は本日手元に渡つたわけであります。予算委員会の方には数日前渡つたということでありますが、本委員会の方も予算委員会と同時に、もしくはそれ以前に渡るべきが当然であろうと思います。でありますから、今後こういう問題につきましては、ま……

第13回国会 大蔵委員会 第5号(1952/02/02、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題になつておりまする二十七年度の租税收入につきまして、質疑を行いたいと思う次第でございます。大きな話を先に持つて参りましたが、大蔵大臣は本会議でも資本の蓄積を言われたのでございまして、われわれも賛成であります。利子の引上げを考えているというような意味合いでありましたが、また画期的な事柄は無記名定期預金をやる、こういうことを言つておられたのですが、利子をどのくらいにするか。あまり高くいたしますと、資本が集中するかあるいは脱税になる。それであるいは安くした方がよろしいか。その問題は十分に検討しなければならぬと思いますが、政府当局はどう見積つておられまするかどうか。ど……

第13回国会 大蔵委員会 第6号(1952/02/04、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は一昨日の委員会の直後夜行で郷里に帰りまして、名古屋並びに刈谷市、安城町、岡崎市の四箇所をまわつて来ました。そのとき聞いた、なまなましいことを申しまするから、それについて承りたいと思います。  高橋長官がおいでになりませんから、従つて平田さんに伺うことになるわけですが、会社の配当につきましては源泉徴收いたしまして、総合からはずしたらどうか。無記名定期もできた関係もありまするから、これとにらみ合せまして、株式の配当には相当高額な配当所得に対しますものを取上げまして総合はしないという線を堅持した方が、税收入が確保されるのではないかと思います。その理由なるものは、はなはだ失礼な話……

第13回国会 大蔵委員会 第8号(1952/02/07、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は総裁にお伺いいたしたいと思います。  公庫の総裁はまことに親切をもつて第一とせられ、よく部下を監督しておられるわけでありますが、ややもいたしますると公庫の総裁の気持を、末端の方でははき違えるわけではありませんけれども、多少考え方の浸透せぬ点があるわけであります。私はその点につきまして、昨年末から本年にかけましての状態について、少しくお伺いしたいと思うのです。たとえて申しますと、昨年の十二月十日ころに出しました申請書類につきまして、もちろん年末年始のことで休業もあつたと思いますが、一月二十日に呼出しがあつたわけであります。一箇月以内に呼出しをいただいて、あと一箇月以内に必ず……

第13回国会 大蔵委員会 第11号(1952/02/13、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は開拓者資金融通特別会計に関します根本のことを、当局にお伺いしたいと思うのでありますが、どなたがお見えになつておりますか。
【次の発言】 それでは最初にこまかいことをお伺いいたします。開拓ということになりまして、農地を開拓地に指定したのでありまするが、その後いろいろな事情によりまして不適当であるということに相なつた関係上、関拓を見合わしておるところがあります。そういうものは早く原野の方に引きもどした方がよろしいと思いまするが、一旦指定したものは、開拓に不適当でありましても、あるいは草がぼうぼうとはえておりますものでも、そのままにしておくのでありましようか。どういうふうに取扱……

第13回国会 大蔵委員会 第12号(1952/02/14、24期、自由党)

○三宅(則)委員 本日は提案理由を承つたのでありますが、大臣に根本のことを二、三御質問いたしたいと存ずるのであります。今度の税の簡素化につきまして努力せられたこともけつこうでございますが、所得税その他の減税に重点を置かれたことも多といたすものでございます。地方に参りますると、自由党は減税々々といつておりまするけれども、国民所得等を考えてからでありましようが、末端の税務署等においては、本年は五割平均上げるということを言つて歩いておるのでございます。これは私は少し行過ぎであると思うのであります。場合によつては上らない場合もあり、また二割上るものもあるのでありましようが、平均というような言葉を使うこ……

第13回国会 大蔵委員会 第13号(1952/02/15、24期、自由党)

○三宅(則)委員 本日議題になつておりまする所得税法の一部を改正する法律案以下諸法案につきまして、御質疑申し上げたいと思うのでございます。第一にお伺いいたしたいと思います事柄は、わが党の政策の一環といたしまして減税に次ぐ減税、こういう線を出されましたことはわれわれは了とするのでございますが、一番問題になりつつあります問題は、この十二、三万円の所得の人であります。この人方は大郷分勤労階級であり、また零細なる農業もしくは商工業の従事者であると信ずる次第でございます。この人方に対しましては、大体五人までは減税ということになり、免税に相なつたのでございますが、その所得を算定する方法につきまして、昨日も……

第13回国会 大蔵委員会 第15号(1952/02/18、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は開拓者資金融通特別会計におきまする質問が二つばかりありますから、一つずつお答え願います。最初にお伺いいたします事柄は、三十七年度には十五億三千百二十二万円を開拓者資金融通特別会計の方に繰入れる、こういうことになつております。これは年々こういうふうに繰入れて来たものと思つておりまするが、その繰入れたものに対していつ返済するか。返済の時期はこの法案では第二の方に、後日開拓者貸金特別会計の方から入れることになつておりまするが、いつ入れる予定でありますか。その予定を一点聞きたい。
【次の発言】 そういたしますると、こういうような何千億という貸付金は、少くとも十年とか十五年というよ……

第13回国会 大蔵委員会 第16号(1952/02/19、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は自由党を代表いたしましてただいま議題となりました開拓者資金融通特別会計において貸付金の財源に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案について、賛成の意を述べんとするものであります。  そもそもこの開拓者資金融通特別会計につきましては、昭和二十五年度において一万人、二十六年度において六千五百人、二十七年度において九千人というように貸付金をいたすのでございまして、われわれといたしまてはこの開拓者については、十分なる同情と認識を持ちまして、わが国策の線に沿い、食糧の自給態勢を確立するためにも、きわめて重要な役割を演じ、なおわが国の人口問題等も考慮に入れまして、ぜひこの開……

第13回国会 大蔵委員会 第17号(1952/02/20、24期、自由党)

○三宅(則)委員 時間の関係上三点ばかりでございますが、一点ずつお伺いいたします。従来もあつたことでございますが、特に身に迫つた問題がありましたから、参考にお伺いするわけです。法人につきましては、私どもは大法人、中法人とあると思いますが、各税務署等においてその税務署のお得意台帳、たとえば何々会社についてはお得意台帳でしておりまして、それと同じように、いつの会計年度においてはどれだけ税金が納まつたというふうに、計算を系統的にやるということが、漏れがなくなることだと思うのでありますが、そういうようなことをお考えになつたかどうか。決算書を見て、もちろんこれに対する課税をなさるわけでございますが、われ……

第13回国会 大蔵委員会 第18号(1952/02/21、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は昨日もお伺いいたしましたが、関連をいたしましてお伺いをいたしたいと思う次第でございます。つきましては昨日もお伺いしたことでありますが、山林に対しましては課税の問題も研究されておるのでございますが、さらに相続ということにつきましては、十分に愼重を期したいと思うのであります。  申すまでもなく戦後あるいは戦前から、ずつと山林の方は伐採に次ぐに伐採をいたしまして、今までりつぱな造林をしておりましたものを切り盡した、こういうふうに言われておるのでございまして、これは実にゆゆしき問題でありまして、たしか昭和二十三年でありましたが、関東の水害ではげ山にしてしまつた。それはあの大洪水が……

第13回国会 大蔵委員会 第19号(1952/02/23、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はすでに本委員会において、数回主税局長にも質問をいたしたのでございますが、本日は委員外として金原舜二君、並びに平野三郎君が質疑いたしましたが、幸い林野庁長官が来ておられますから、林野庁長官にもひとつその御趣旨を伺いたいと思います。私は言うまでもなく、すでは緑化運動、治山、治水という問題からいたしましても、森林愛護の念、森林感謝の念は十分に認識しておるわけであります。そこで今平野君も申されましたが、われわれは相続税につきましては特に別に考えて、宅地や建物等とは別な観点から、特別な考慮を払つたらよろしかろう、また所得につきましても、今度は十万円の基礎控除にはなりましたけれども、……

第13回国会 大蔵委員会 第20号(1952/02/25、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はごく簡單に事務的に申し上げまするが、議事進行についてであります。たびたび前委員長夏堀氏も本委員長の佐藤氏も言われたことでございますが、予算委員会におきましては、大蔵大臣はもちろん主管大臣でございますが、他の各大臣もあるわけでございます、必ずしも終日予算委員会に詰め切らなければならぬということはどうかと考えておるのでございますから、三日に一ぺんでよろしいから、こつちの方にも顔を出していただいて、十分野党の質問等にも答えていただきたい、こう考えるのでございまして、特に予算委員会もすでに終らんといたしておりまするから、今度は隔日くらいに出は席していただいて、政務次官ももちろん経……

第13回国会 大蔵委員会 第24号(1952/02/29、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は、国税庁長官に二点と、主税局長に二点伺います。一点ずつ伺います。  私は本日二月二十九日は、いわゆる確定申告の最終日であると考えております。確定申告は各所において提出せられるわけでございますが、この点につきまして、将来も参考になると思いまするから、国税庁長官に所見を伺つておきたいと思うのでございます。というのは、確定申告いたしまするが、もちろん本年におきましても、大体におきまして適正なる申告をしておるものと思いまするが、場合によりましては更正決定しなければならぬものがある、こういう点が考えられます。つきましては、従来昭和二十二年、三年は政府の方で割当てをいたしまして、各国……

第13回国会 大蔵委員会 第27号(1952/03/05、24期、自由党)

○三宅(則)委員 関連してお伺いいたします。公庫の予算及び決算に関する法律の一部を改正する法律案について、今お話があつたようでありますが、国民公庫並びに住宅金融公庫は固定資産を別に考えまして、その必要の経費等は除外する、こういう線でありまするが、私は企業会計と官庁会計とは相違があると思うのであります。企業会計いわゆる私経済におきましては、固定資産は十分これを見ておるわけです。ところが官庁会計になりますると、固定資産ということをあまりやかましく言わないで、むしろ経費の面、通常予算の面に重点を置いておるわけでありまするか、今度の改正によりまして、公庫の経費面と別個に、いわゆる固定資産の取得というこ……

第13回国会 大蔵委員会 第31号(1952/03/12、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は農業共済再保険特別会計の歳入不足を補てんするための一般会計からする繰入金に関する法律案、これに関連いたしまして当局にお尋ねをいたしたいと思うのでありまして、これはしばしば他の委員からも質問せられたことでありますが、この農業共済再保険の特別会計のことでございますが、農業共済保険につきましては、一旦これを査定いたしましたものに対しましても、相当長い時間をかけなければ、保険金が支拂われないという弊害があるわけでございます。これをなるべく早く緩和いたしまして、当局といたしましては、地方財政の危機もございますから、これを早手まわしに、査定を終えたものは予算を執行いたしまして、地方に……

第13回国会 大蔵委員会 第32号(1952/03/13、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は、ただいま議題となつておりまする法案中、日本専売公社法の一部を改正する法律案、並びに塩田等災害復旧事業費補助法の一部を改正する法律案につきまして、専売公社総裁にお尋ねをいたしたいと思う次第でございます。  昨日久米監理官から一応の御説明を承つたのでございますが、専売益金を出しております根本といたしまして、タバコの製造は専売公社が独占いたしておるわけであります。これがわが国の大なる財源の一つになつていることは、申すまでもないわけであります。これにつきまして、過日も申し上げたわけでありますが、わが国のタバコの品種を改良いたし、欧米各国の長所をとり、わが国の短所を捨てまして、り……

第13回国会 大蔵委員会 第33号(1952/03/14、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は、ただいま議題になつておりまする塩田に関しまする件につきまして、一昨日も質疑をいたしましたが、二、三残つておりまするから、この際申し上げたいと思うのでございます。日本の塩田事業につきましては、昨日も専売公社の総裁の御出席を得まして、質疑を続行したわけでございまするが、日本の内地製塩だけでは足らない。内地の生産が七十万トン、こういうふうに承知しておるわけでございまするが、外塩も相当これは輸入しなければならぬということは当然でございます。外塩に対しましては、計画的にこれを輸入することになつておりましようか。さらにまた講和が成立いたしました以後におきましては、どういうふうに外塩……

第13回国会 大蔵委員会 第34号(1952/03/15、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は昨日も質問いたしましたから、残つておる二、三点だけを伺いますが、塩田につきましては、久米監理官も十分に真意を吐露せられまして、この塩田の災害について特別の考慮を拂つた、こういうことについて私も了承するわけでございますが、この際ひとつ主税局長が来ておりますから、主税局長にお尋ねいたしたいのであります。塩田につきましては、これは国策の線に沿うべく専売事業に協力いたしておるわけでございますから、塩田等につきましては、特別な租税措置を講ずる必要があるかと思うのでありますが、主税局長は塩田の收穫につきましては、一般の收穫と同じように考えておりますか。またはタバコもしくは塩等につきま……

第13回国会 大蔵委員会 第36号(1952/03/19、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました各法案につきまして、質疑をいたしたいと思いますが、とりあえず租税特別措置法等の一部を改正する法律案以下四法案を中心にいたしまして質疑を行いたいと思う次第であります。主税局長はもつぱら税の方面の権威者といたしまして、また立案者といたしまして多年の経験を持つておられる方でございまするが、戦後の状況を観察いたしまして第一にお伺いいたしまする事柄は、新築家屋、むろんこれは貸家でございまするが、こういうものはほとんど賃貸を目的といたしまするものはつくられていなかつた。特殊のもの、たとえばアパートのようなものは多少できたかと思いまするが、一般住宅等につきましては、……

第13回国会 大蔵委員会 第38号(1952/03/25、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりました七法案のうち、主として資産再評価の問題、通行税の問題、災害被害者に対する租税の減免、徴収猶予等に関する法律の諸問題について、質疑を続行さぜていただきたいと存ずる次第であります。  今回提案されました資産再評価の問題でございますが、私は従来とも物価指数の上昇、経済の変動等によりまして、もつと早く再評価を実施いたしたい、こういう観点に立つておつたのでありますが、今回の再評価法の一部改正によりまして、相続の場合においては再評価税を非課税にする、こういう線が出されたこともけつこうでございます。私のまず第一にお伺いいたしたい事柄は、一般の会社等におきましては……

第13回国会 大蔵委員会 第39号(1952/03/26、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は昨日主税局長と国税庁長官のいらつしやる前で質問したかつたのでありますが、後刻国税庁長官もおいでになると思いますから、その分はあとまわしにして、一応主税局長にお尋ねいたしたいと存じます。  まず残つております方面で災害被害者に対する点でありますが、給與所得者の既納税額の還付等ということがございますが、これはやはり半年前、一月から六月ごろまではすでに納めておるわけでありまして、こういうような既往期間におきまして、すでに納めた額について、あとで災害の起つた場合におきましては、五十万円以下である場合に、これをそのあとの分に対して返すというように書いてあるのでございます。これもやは……

第13回国会 大蔵委員会 第41号(1952/03/28、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はきわめて簡單に質問いたしますから、お答え願います。当せん金附証票法の一部を改正する法律案についてでありますが、いわゆる宝くじでございます。私どもは宝くじというものは、なるべく少くいたしたいという考えを持つておるわけでありまして、今日はパチンコ等もはやつておりまして、非常に国民の道義といいますか、思想上といいますか、あるいは実務的に欠点がある、かように考えておりますが、政府は宝くじにつきましては、将来これを少くするという用意を持つておりますか。いかなる方針でありましようか。この際係官から承りたいと存じます。
【次の発言】 ごく簡單にもう一点伺います。政府といたしましては将来……

第13回国会 大蔵委員会 第42号(1952/03/29、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は、同僚委員も質問いたしましたが、特定道路整備事業特別会計法について、二、三御質問いたします。  道路は、御承知の通り公共性を十分持つておるものでありまするから、新しくこの法律によりまして新設道路、新設の橋というようなものを基準に考えておられましようか。従来ともありました道路、もしくは橋等におきましても、今この法律によりまして、新たに金を費しまして特定道路をつくる、こういう線を出されるのでありましようか。たとえて申しますると、東京の近郊に四ツ木橋のようなものがあります。これは十数年来かかつて、まだできておりません。しかしそういうものにつきましては、従来の公共事業費でやります……

第13回国会 大蔵委員会 第44号(1952/04/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題になつておりまする日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う国有の財産の管理に関する法律案の件から移つて行きます。もちろん総括質問でありまするから詳しいことは明日伺いますが、この行政協定によりまして、日本国とアメリカ合衆国とは、軍事用に用いますものにつきましては、無條件でこれは何でも使用し得る、こういう案件を含んでおるものと思うが、どんなものですか、承りたい。
【次の発言】 合同委員会によつてきめるということでありますならば、了承いたしますが、そのときにおいてはもちろん無償で、金をとらないですべての設備やあるいは土地などを提供す……

第13回国会 大蔵委員会 第45号(1952/04/02、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は国有財産特別措置法案につきまして、長岡さん並びに当局にお伺いしたいと思うのであります。本国会におきまして特別調達庁がただ調達庁とかわるわけでありまして、私は前の国会にもずつと質問しておつたのでございますが、今の段階におきましては調達庁というものは存続する必要がある、こういう意味合いで質問いたしたわけでありましてすでに長岡さんからもそういうような答弁があつたと思いますが、私どもといたしましては、特別という名前はとりましても、やはり軍の要請あるいは占領とは違いますけれども、アメリカ駐留軍の要請等によりまして、十分これは存続すべきものである、かように考えておるものでありますが、……

第13回国会 大蔵委員会 第46号(1952/04/03、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は国有財産の特別措置法案、並びに日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約に基きました国有財産の管理に関する法律案につきまして、河野主計局長並びに長岡政府委員の両者にお尋ねいたしたいと思うのでございます。  まず昨日長岡管理部長にお尋ねしたのでございますが、特別調達庁がただ調達庁となつた、こういうことになりまして、今後もアメリカ軍の要請等によりまして、相当広汎に日本の内地のものを供給しなければならぬ、こういう点が出て来るわけであると思うのであります。そこで昨日長岡さんにお伺いいたしますると、今度の法律によりまして向うが直轄いたしまするその工事あるいは請負工事等につきましては……

第13回国会 大蔵委員会 第47号(1952/04/10、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題になつております法案について、二、三質疑をさしていただきたいと存じます。  まず平田主税局長にお尋ねいたしますが、日本とアメリカ合衆国との間におきます安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う規定でございますが、大体アメリカの法人が日本の国に参りまして、米軍の基地の設定とか、あるいは所要の調達をする、建設をする、こういうことに相なると考えておりますが、米国の本国で契約して来たのでありますから、日本に来てその工事を進行する場合におきましては、やはり日本人を手下に使つてやる、下請をするということがあるのではないかと思います。この点については、どういうふうに政府は……

第13回国会 大蔵委員会 第48号(1952/04/11、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はこれに関連をいたしまして、合衆国軍隊が日本に駐留する、もしくは軍属あるいは家族等が駐留する場合におきまして、富裕税をとるのは免除になるということになつておりますが、富裕税をとるように内容を調べることはなかなか困難である。私どもは元来からいたしますと、富裕税は廃止いたしたい、こういうふうに考えておるのでありますが、主税局長は今後富裕税は存続する意思を持つておられますかどうか。私はむしろこういう法案は早く撤廃をいたしまして、所得一本の方が單純化しもいたしまするし、合理的である、かように考えておりますが、一応主税局長の答弁を求めます。

第13回国会 大蔵委員会 第49号(1952/04/14、24期、自由党)

○三宅(則)委員 同じく簡單なことでございますが、ただいま同僚委員からも質問がありましたが、補足的に説明を願いたいと思います。日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う国税犯則取締法等の臨時特例に関する法律案、この問題でありますが、この家族というものに関しまして、家族は二十一歳以下の子供もしくは妻、当然でありますが、父母も含まれておるわけであり、また二十一歳以上でありましても、アメリカ合衆国の構成員または軍属が生計費の半分以上を負担しているものは家族という、こういうふうに善いてあるわけでありますが、そういうような名簿もしくは人間は、やはりわが国の方に届けてあるも……

第13回国会 大蔵委員会 第52号(1952/04/17、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となつておりまする六法案中、関税法の一部を改正する法律案、補助貨幣損傷等取締法臨時特例案、特別調達資金設置令の一部を改正する法律案、及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴うたばこ専売法等の臨時特例に関する法律案の四法案につきましては、質疑も大体尽されたと思われますので、この際質疑を打切り、討論を省略いたしまして、ただちに採決に入られんことを望みます。

第13回国会 大蔵委員会 第58号(1952/04/26、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました塩専売法につきましては、大体この趣旨におきまして、いわゆる苛性ソーダでありますとか、ソーダ灰等につきまして、化学製品の製造用に供します塩、並びににしんや鯨、さけ、ます等に対します、こういうような漁獲物の塩蔵用の塩につきましては賛成をするものでありますが、これに関連いたしまして私どもは、私の特に要望いたしておりますところの農産用、特に農林省では多くの予算をとつておりますが、ことに土地改良でありますとか、農地の改良等についての問題であります陶管、これは灌漑用もしくは排水用に必要欠くべからざる重要なるものでありまするが、これに使いまする塩に対しましてはどうい……

第13回国会 大蔵委員会 第60号(1952/05/07、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました国民金融公庫について質疑をいたしたいと思います。国民金融公庫につきましては、一般の中小企業のためにたいへんに便利になつていることも私は認めております。また総裁初の係官等の精神が、だんだんと下へ浸透いたして参りまして、われわれも期待をいたしておる次第でございますが、なお欲を申しますると、係官等において多少時日を長くするおそれがありまするが、もう少しく詳細に、おつしやいました通り一月以内くらいに、何とかひとつ御整理を願いまして、イエスかノーかをきめてやつていただくということが、一番公平でありまた便利であると思うのですが、この点につきまして櫛田総裁はどう考え……

第13回国会 大蔵委員会 第61号(1952/05/08、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は数点だけごく簡略にお伺いいたします。ただいま同僚宮幡委員から御質問になりましたように、日歩五十銭という線を出されたわけでありますが、実際の面におきましては、その取締りをいたします上におきまして、一円もとつておる者もあるわけで、ずいぶん相対でやる者もあろうと思いますから、これを取締るには、なかなか困難を感ずるように考えるわけですがこれは借りた人が訴えを起して取締られるものでありましようか。仄聞するところによりますと、新聞もしくは投書等によつてこれを取締るということですが、その辺について明確にお答え願いたいと存じます。

第13回国会 大蔵委員会 第64号(1952/05/12、24期、自由党)

○三宅(則)委員 同僚委員の御質問がありましたが、私の調査によりますとこういうことがわかつて来たわけでありまするから、大蔵省銀行局長にお尋ねいたしたいと思う次第でございます。この法案によりまして、百円につき日歩五十銭の割合ということになつておりまするから、月に直しますと一割五分ということに相なると存ずるのでありまして、その際に手数料を五分とるという話であります。私ども一般の常識からいたしますと、手数料、いわゆるこれを媒介いたし、または調査いたしました手数料等のことを勘案いたすわけであります。これは五分ということになつておりますので、私は、一ぺん手数をかけましたならば、切りかえる場合は一年くらい……

第13回国会 大蔵委員会 第69号(1952/05/17、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりましたうち、主として長期信用銀行法案につきまして、質疑を行いたいと存じます。  長期信用銀行につきましては、政府といたしましては、勧銀とかあるいは興銀とかいうような大銀行を中心に考えておられると聞いておりまするが、私どもはなるべく地方の方にも分散いたしたいという気持もありまするから、長期信用銀行は大銀行のみならず、地方にもひとつ設けたらどうであろうか。道州制を考えられ、また大府県ということを考えますると、あながち東京のみの大銀行に依存する必要はない、こう考えておりまするが、政府といたしましてはどういうお考えでありましようか、承りたいと存じます。

第13回国会 大蔵委員会 第70号(1952/05/19、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりました四法案中、貸付信託法案に対しまして二、三質疑をしたいと存じます。この貸付信託法案というものにつきまして、いろいろの案もございまするが、大体政府といたしましては、提案理由にもございますように、無記名定期というようなことを考えられておりましようと思いますが、貸付信託法案に対しまする効果等について、政府の持つておりまする法案の内容について、ごく簡單に御説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 この貸付信託は、信託会社もしくは貸付信託につきましていろいろの契約もあるわけでございますが、受益者の保護ということに十分な注意を促さなければならぬと思つておりますが……

第13回国会 大蔵委員会 第72号(1952/05/21、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は、国務大臣でありまた全権として出られました大蔵大臣に、ちよつとお伺いいたしたいと思います。ただいまの関係もありまするが、実は役務賠償あるいは技術賠償等は相当やられるように承つておりますが、本国会を通じ、もしくは来国会でそういうような事柄を定めまする用意を持つておられまするか。ごく簡單に御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 あまり深いことをお聞きするのはどうかと思いまするが、将来日本の財政と見合せまして、でき得べくんば技術の点等につきましての賠償は、やはり日本の貿易を振興せしめ、産業の開発の一助となるかと思いますから、これもいろいろ御考慮願いたいのであります。次に、こ……

第13回国会 大蔵委員会 第74号(1952/05/23、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はごく簡單に二、三点質問をいたしたいと存じます。  最初に一井三井船舶株式会社の社長さんにお尋ねいたします。長期信用銀行につきましては、長い期間の金融ということを目標にいたされておるわけでありますが、もちろん船舶などは超超重要産業でありまするから、政府の方も相当これに考慮を持ち、金融面も考えておることと存じます。この長期信用銀行のねらいは長い期間というのでありまして、私の質問に対しまして大体三年ないし五年ということを政府当局は答えておるわけでありますが、船舶などを中心に考えまして、どのくらいの年度をもつて長期の期間であるというふうに考えられておりまするか。債券発行等もあるわ……

第13回国会 大蔵委員会 第76号(1952/05/26、24期、自由党)【議会役職】

○三宅(則)委員長代理 これより会議を開きます。  まず国立病院特別会計所属の資産の讓渡等に関する特別措置法案を議題といたします。本案につきましては、本日参考人といたしまして、全日本国立医療労働組合中央執行委員長岩崎清作君の御出席を得ておりますので、同君より本案について御意見を伺うことといたします。全日本国立医療労働組合中央執行委員長岩崎清作君。
【次の発言】 ただいまの岩崎君の御意見に対して、御質疑があればこれを許します。
【次の発言】 ほかに御質疑ありませんか。――御質疑もないようでありますから、岩崎参考人よりの御意見の穂坂を終ることといたします。参考人の方には御多忙中にもかかわらず御一席……

第13回国会 大蔵委員会 第77号(1952/05/27、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は製塩施設法案について、ちよつと関連がございますから、この際久米監理官にお尋ねいたしたいと思うのであります。  製塩施設法に対しましては、われわれはかねてから願望いたしておりました通り、災害のあつた場合、高潮のあつたとき、あるいはその他暴風、地震、異常な天災地変のありました場合におきましては、大部分これは国家で負担したがよい、こういうことを申し上げておつたのでありますが、幸いに今回の法案によりまして、だんだん国家の補助率が多くなりましたことは、歓迎すべき現象であると思つておるのであります。  つきましては先般問題になりました、いわゆる塩の運搬事業について、単一の輸送会社に委……

第13回国会 大蔵委員会 第79号(1952/05/29、24期、自由党)

○三宅(則)委員 時の関係上、二、三点ごく簡單にお伺いいたしたいと思います。総裁に第一にお伺いしますが、この製塩施設法に関係を持つておることでありますが、私は従来から災害といつうことに対しては、災害を受けた部分だけを改修したのでは何にもたらぬ、それ以上に改修しなければ何ら効果がない、こういう持論であります。そこで承るところつによりますと、塩田等については五割、堤堤防については六割五分、こういう補助をせられておるように聞いております。ところが、その超過分につきましては一割ずつ減じまして、塩田については四割、堤防については五割五分というよりに、一割ずつ減ぜられておるのでありますが、むしろ同じような……

第13回国会 大蔵委員会 第81号(1952/05/31、24期、自由党)

○三宅(則)委員 貴金属管理法の一部を改正する法律案につきまして、貴金属は日本におきましても、講和が発効いたしました関係上、相当これを保有し得られるものと思いますが、在来のことを聞きますと、日本銀行にありましたものは接收されておりました関係上、日本に引渡しに相なると思つておりますが、最近正式にどのくらい引渡しになつておりますか。そのことについて、もしわかりましたら承りたいと思います。
【次の発言】 将来それに対しまして日本は管理するわけでありますが、民間からも、一応こういうものにつきましてはこれを買い入れるような用意がございましようか、承りたいと思います。民間に所有いたしておりまする貴金属等が……

第13回国会 大蔵委員会 第88号(1952/06/12、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ごく簡單に一言申し上げます。今の酒井参考人のお話によりますと、一言にして申せば、金の運用面は大蔵省預金部の方がよろしいのですか。それとも郵政省という意味ですか。今までの公述では、もちろん大蔵省預金部を中心にしてやるというお話のようでありますが、それをひとつ……。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 私はごく簡單に一、二点だけ質問をいたしたいと思います。特定郵便局長さんでありまするから、あまり長いことは質問いたしませんが、今までの御説明によりますと、保険金は地元に返すということが中心であるというふうにお考えになつていらつしやると思いますが、むしろこれは国家的見地から考え……

第13回国会 大蔵委員会 第90号(1952/06/14、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました簡易生命保險及郵便年金特別会計法の一部を改正する法律案、並びに資金運用部資金法の一部を改正する法律案に関連しまして、質疑を行いたいと存じます。  すでに同僚委員より質問もあつたようでありますが、私は他の委員会に出席いたしておりました関係上、質疑をいたしておりません。多少ダブるところがあるかもしれませんが、なるべくダブらないように、根本のことを最初にお伺いいたしたいと思うのであります。  まず佐藤郵政大臣にお伺いいたしたいと思うのでありますが、私ども簡易生命保險というものにつきましては、その発生の当時と今日とはたいへん違うということであります。発生いたし……

第13回国会 大蔵委員会 第91号(1952/06/16、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま井上議員よりの提案の理由を拝聴いたしておりましたが、政府に一つお尋ねをしたいのです。今提案の理由にありました通り、タバコ耕作農民のために、長日月を要しまするから、金融面が非常に困難である。まことに同情すべき事柄でありますので、早く前払いをしてやるということについては賛成であります。今の提案の理由にありましたが、政府といたしましては、実際にどのくらいを何箇月くらい前に前払いをする用意を持つておりますか、この御用意のほどをひとつこの際承りたい。
【次の発言】 今私は、耕作者に対しまして、最初から收納いたしますまでの間におきまして、どのくらいずつ割振つてやるかということをお……

第13回国会 大蔵委員会 第97号(1952/06/25、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となつております食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、二、三質疑をいたします。ただいま中野議員から御答弁があつたのでありますが、飼料の日本に必要であることは当然であります。これは政府委員に尋ねた方が確かだと思いますが、飼料をどのくらい買い入れるか。今の段階において調査したものがありましたならば、簡単でけつこうでありますから、一応承りたいと思います。
【次の発言】 農林委員会でないから、あまり詳しいことは聞きませんが、これらの今まで足りなかつた飼料も、従来もこれは買い入れていたのでありましようが、今回あらためてこの会計として仕入れることになつたのであ……

第13回国会 大蔵委員会 第102号(1952/07/01、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題となりました案件中、食糧管理特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、政府当局にお尋ねをいたしたいと存ずるのであります。  過般質疑をいたしましたところ、二十七年度において二十五万トンの飼料を入れる予定であるということでございました。私どもといたしまとては、飼料の輸入についての地域別を承つておりますが、その際はまだはつきりわからぬというようなお答えであつたのであります。その後一週間以上たつておりますから、各地からどのくらいの数量と、あるいは品目もしくはその輸入の価格等につきまして、概略でけつこうでありますが、もう一応はつきりと明示せられたいと存ずる次第でござい……

第13回国会 大蔵委員会 第104号(1952/07/05、24期、自由党)

○三宅(則)委員 本日委員会を開かれまして、特に税制に関する件と金融制度に関する件、二つの問題を中心にやるということになりまして、実は宮幡委員がこれを要望せられまして、私もこれに賛成をいたしておつたのでありますが、宮幡委員が御都合によりまして御出席がございませんから、私が先に質問させていただきます。  それでは税制に関する件をお伺いいたすのでありますが、今度の通常国会はもうわずかで終末を告げるわけであります。来国会等におきましては、ある程度大幅に税の改正が必要であろうということを言明せられたと信ずるのでございますが、主税局当局といたしましては、これに対しまする腹案を持つておられるでございましよ……

第13回国会 大蔵委員会 第105号(1952/07/26、24期、自由党)

○三宅(則)委員 宮幡委員からも御質問がありましたが、私は二、三点だけ補足的に質問さしていただきたいと思います。  すでにお聞きになつたであろうと思いますが、今度主税局長は、新聞紙に発表せられた基礎控除、扶養控除等を引上げる、こういうことを構想の中に入れられ、また私が多年この委員会で叫びまして、三十万円ないし四十万円というような中堅階級の所得に対しましては、もう少し御考慮を願いたい、こういうことを申し上げておつたのであります。これにつきまして政府といたしましては、大いに参考資料をお持合せと思いますが、もしその片鱗がうかがえましたら、ひとつ承りたいと思います。

第13回国会 大蔵委員会 第106号(1952/07/28、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題になつております未復員者給與法等の一部を改正する法律案、並びに右に関する修正案につきましての御説明があつたわけでありますが、この際せつかく外務政務次官が来ておられますから、これに関連してお尋ねいたしたいと存じます。  少くとも戦犯者という名前は、これは御承知の通り日本でつけたわけではございません。勝つた国、連合国の方でつけられた名前でございまして、今講和が回復いたしました以上は、そういう名前はおもしろくない、こういうふうに考えられるのであります。でありますから、俗に言われておりますところの戦犯者並びにその家族等につきましては、未復員者――ソ連やその他におりましてま……

第13回国会 大蔵委員会 第107号(1952/07/29、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題になつております駐留軍徴用の国有財産に関する件でございますが、これはわが国にとりまして最も重大な問題だと思いますので、同僚宮原委員から口をすつぱくいたして申したことでございますが、こういう重大な問題につきまして、岡崎外務大臣並びに条約局長等が出て参りまして、こういう事情でありますということを率直に申されるのが必要だろうと思う。また大蔵省といたしましても、池田大蔵大臣並びに管財局長等が来まして、国際的問題でありますから、こういうふうになつております、こういうふうにしなければならぬという点を、率直に申し述べるのが当然である。ところが本日は、はなはだ失礼な話でありますが……

第13回国会 大蔵委員会 第108号(1952/07/30、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は二、三点だけ先に質疑をさせていただきたいと存じます。この前も質問いたしましたが、最近の情勢におきまして、ことに中小企業の金融については最も関心を持つておる一人でございます。要するに商売いたしますのに、金融難で困るというのが現状でありますから、この金融難の打開のためには、あらゆる魚皮から政府もひとつ御考慮を願いたい、こう考えます。時にかつてわが国において最も親しまれておりましたところの国民金融公庫、本国会におきましても、これに対しまする資金の融通等について審議をいたしたのでありまするが、現状を承つてみますると、七月には特に引揚げ援護者もしくはそれらに相当します者等を考慮いた……


三宅則義[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院24期)

三宅則義[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 内閣委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1949/04/27、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 私は、同僚委員の宮幡代議士が質問いたしましたが、これに関連いたしまして、二、三質問いたしたいと思います。  先ほど宮幡君も仰せになりましたが、会計士管理委員会ができまして、出発の途中においてちよん切つたということになりまして、特別試驗を受けております受驗者もしくはこれから会計士になろうという人に対しましては、多少不安を抱かせるのじやないかと思いますが、そんなことはないかどうかをお伺いしたい。
【次の発言】 そのことにつきましては安心だというお話でありますが、私の所見の一端を申しますと、やはり理財局の一部に置くよりも、むしろ外局に置いた方が公平に判断し得るというような見解を持つ……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1949/11/21、24期、民主自由党)

○三宅(則)委員 今織物に関しまする御開陳がありまして、私実は席をはずしておりましたが、前から承つているわけでありますが、実際来年の一月からということがさきに発表せられましたために、往々にして取引が不円滑になり、業者が非常に困つておりますことは、今の説明でもわかつているわけであります。つきましては政府当局は、今おられませんが、私の希望といたしましては、来月の十二月一日から何らかの手を打ちたいというような構想もあるわけでありますが、それに対しまして、業者の方の代表者の意見をもう一ぺん承りたいと思います。
【次の発言】 十二月一日から実施するにあたりまして、たとえて申しますと、十二月からは一割くら……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 建設委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1950/04/14、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は大蔵省関係のことをお伺いいたしたいと思つたのですが、管財局の方から参つておりませんから、一、二だけ参考に聞いておきまして、あとでまた連合審査があることと思いますから、詳しく御説明を承りたいと思いまするが、建設省の計画課長はおいでだそうですが、今度熱海が火災になりました関係上、相当保険もとり、また新たに挾苦しい熱海を、多少都市的に計画なさるのじやないかと思いますが、これについて、今早急でありまするから、詳しいことはおわかりにならぬと思いますが、何かこれに対しまする御試案がありましようか、承れれば仕合せであります。
【次の発言】 今の御説明で概略わかつたのでありますが、こうい……

第7回国会 建設委員会大蔵委員会連合審査会 第2号(1950/04/17、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題となりました熱海国際観光温泉文化都市建設法案並びに伊東国際観光文化都市建設法案、両法案に対しまして質疑を続行いたしたいと思うのであります。  この前小松さんのかわりに黒澤議員が提案の理由を説明され、本日は小松議員から詳細に説明があつたわけでありますが、私は根本のことを一つ政府にお伺いいたしたいのでありますが、別府ができ、こうやつて熱海並びに伊東の温泉の文化都市ができるわけでありますが、将来こういうものに対しては、相当範囲許すつもりでありましようか。それとも国会できめれば、そのきめた方針で進まれるのでございましようか。これは政府の方に聞いたらよろしいと思いますが……

第7回国会 大蔵委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1950/03/04、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は、先ほど前尾委員から、資料の要求があつたのですが、私鉄から本線に乗入れます人員、料金、それらの受拂い等におきます関係等も、御一緒にお調査なさいまして国鉄と私鉄関係の人間の数、あるいは料金につきまして御要求をいたしたい、かように考えるのであります。

第7回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1950/03/02、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は簡單に二、三の点について公述人の稻川さんにお話を承りたいと思います。御承知の通り中小企業は零細な事業が多いのでありまして、税金に苦しむことは一番多いことと考えております。ただ一方的に官吏が更正決定をいたしましたときにおいて、この異議申請をいたしましたらこれに対する訂正をいたさなければならないとは存ずるのでありますが、今連盟の方ではどう考えておられるかどうかという点が一つ。  第二番目は、青色申告という点につきましてはまことにけつこうなお話でありますが、場合によりますと青色申告をいたしましても、帳簿か不完全の場合におきましては、かつてに税務署がやるのではないかという不安があ……

第7回国会 大蔵委員会農林委員会運輸委員会電気通信委員会連合審査会 第1号(1950/03/27、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は小澤大臣がおられますから、一、二点だけ簡單に申し上げます。電気通信事業、国有鉄道並びに林野事業でありますが、これを同じように繰入れというふうに字を直してしまつた方がよいと思いますが、何か政府の方で間違いがありますか。  次に資産再評価ということがたびたび問題になつておりますが、政府は近いうちに資産再評価をした方がよいと思います。この二点だけを伺いたい。
【次の発言】 準備中と仰せになられますが、資産再評価というものは、伊原政府委員もおいでですが、最近の法律で衆議院を通すことになつたのでありますが、政府もこれに適応するように、本年もしくは二十五年度内において資産再評価した方……

第7回国会 地方行政委員会大蔵委員会水産委員会連合審査会 第1号(1950/04/08、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま広汎なる御説明がありまして了承いたしたわけでありますが、結論の方から先へ質問いたしまして、恐縮でありますが、こういうような附加価値税とか、あるいは市町村住民税とか、あるいは固定資産税というような厖大な案に対しましては、よほど愼重に研究しなければならぬ点があると思います。その質疑に入る前において、最後に申し述べられました通り、現在の税務機構におきまして、税務署でもなかなか目こぼしがありましたり、また調査が十分でない点がありますが、それではたして市町村におきまして、あるいは地方団体において、正確にその数字が把握できると考えておられますか。私ども考えますならば、おそらく……

第7回国会 地方行政委員会大蔵委員会文部委員会連合審査会 第1号(1950/04/29、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は地方財政平衡交付金に対しまして、数点にわたつて質疑を行いたいと思います。本法案によりまして、地方に新たに平衡交付金を相当出さなければならぬと思いますが、今の政府の考えでは、どのくらいの町村にお出しになるつもりでありますか。その内容がわかつておりましようか、わかつておれば、一応最初に承りたい。
【次の発言】 今の荻田政府委員のお話によりますと、まだ基準ができていないけれども、これから法律ができまして、あの地方財政委員会ができるわけでありましようが、私はこれは政府としても、一応の構想を練つておいてお出しになることが、一番便利だと思うのです、その方まで調査が行き届かなかつたので……

第7回国会 内閣委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1950/04/20、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題になつております大蔵省設置法の一部を改正する法律案に対しまして質疑を行いたいと思います。本日は高橋政府委員もおいでになりまするが、ほかの政府委員ももしおいででございましたならば、ぜひこの際出席を願いたいと思います。  まず第一にお伺いいたします点は、今まで財務部と言つておりましたものを、財務局に改称することに相なつたのでありますが、今度財務局に直した理由をもう少しはつきりと御説明を願いたい。
【次の発言】 今水田政務次官の御説明でわかつたのでありますが、従来各地には財務局と申しまして、実際は国税局の出張所があつたわけです。これをこの前の国会で国税局と直したわけであ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1950/11/29、24期、自由党)

○三宅(則)委員 それでは私は梅津署長に三点伺います。順次一点ずつ伺いますから簡單にお答えを願います。  ただいま第一線の税務行政の担当者として、日本橋税務署長がおいでになりましたが、私の持論として大蔵省にも聞いたことでありますが、今度は第一線の梅津さんの感想を承れればけつこうです。今国税局に調査査察部というのがありまして、調査の方は、各税務署の管内でありましても、三百万円以上の大会社とか、あるいは百万円以上の所得者に対しては、やつておるのであります。そして調査と査察の両方ありまするが、これはむしろ査察部の方は廃止してしまつて、調査部の方もその職員を税務署に配置した方がいいと思いまするが、署長……

第9回国会 大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/12/05、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は大蔵委員といたしまして、ただいまから質疑をいたしたいと存じます。この特別鉱害復旧特別会計法案は、御承知の通り今回通産委員会にかかつておりまする特別鉱害復旧臨時措置法の一部を改正する法律案に関係深いものでございまして、この点についてお尋ねいたしまするが、この復旧特別会計法案については、政府は現在どのくらいの支出をしようとするもくろみを持つておりますか。もう少しはつきりと御説明を承りたいと思います。
【次の発言】 この復旧の対象となりまするところは、どこを中心に考えておりますか。全国の各鉱山等に関するものであります。その辺を明確にされたいと思います。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1951/02/17、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま井藤教授のお話になりましたところによりますと、学問的見地からいたしまして、たいへんにりつぱな御意見であると考えております。私どもの観点よりいたしますと、この税法の施行によりまして、御説の通り負担の軽減、社会政策の改善と資本の蓄積ということが問題化しておるわけでありますが、ここで先生のお話になりましたところによりますと、われわれの負担の軽減はパーセントからいつて二十年が最高潮であつた、こういう説明を承つておるのであります。私どももそれを中心に考えておるような次第でございます。ただわれわれの今後のあり方に対しまして、この税法はこういうふうな基礎控除の引上げとか扶養控除の設……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 通商産業委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1951/11/14、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私はただいま議題になつております商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案につきまして、最初に提案者に御説明を願いたいと思います。この法案は、中小企業の金融難を打開するために、大幅にこれらの救済を目的といたして改正せられておることと考えるのでございますが、従来の観点からいたしますると、組合に金融をいたしまして、それから組合員が肩がわりして借りる。こういう制度でありましたのを、発展的に、組合員でありまするならば直接借りられる、こういう制度を開かれたことは非常にけつこうだと思うのでありますが、今までの経験からいたしましてボス的存在にのみ重点を置いて、普通の平組合員にあまり恩典はなか……

第12回国会 通商産業委員会大蔵委員会連合審査会 第2号(1951/11/30、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいま議題になつております企業合理化促進法案でありますが、先ほど来同僚小山委員並びに佐久間委員から質問がありましたからしてなるべく重複を省きたいと思いますが、根本の事業者ということにつきましては、やはり疑念があるわけでありまして、工業、鉱業、電気事業、ガス事業、運輸業、土木建築業、水産業、これは全部入つておるわけでありまして、こういうようなものを将来入れるということについての構想からやるというならばともかく、当分は入れないというのであつて、鉱工業、鉄鋼業、あるいは石炭、工作機械、こういうような超重要産業のみに根幹を置く、こういう構想でありまするならば、むしろ今のうちにそうい……

第12回国会 通商産業委員会大蔵委員会連合審査会 第3号(1951/12/07、24期、自由党)

○三宅(則)委員 私は前国会におきまして質疑をさしていただいたのでございますが、継続審査になりましたので、さらにお尋ねをしておきたいと思うのでございます。  この提案者は、もちろん通産委員会並びに各党の代表者がおなりになつておるわけでありますが、企業合理化促進法案、こういう名目でありますが、実際上は租税特別措置法であるというふうに私どもは考えるのであります。なぜこういうような名前を使われたか、企業合理化促進法案という根本の趣旨を提案者から承りたいと思います。
【次の発言】 私どもの観点からいたしまするならば、今提案者の中村代議士からお話があつたのでありますが、こういうような問題は、人をあやまた……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1952/02/22、24期、自由党)

○三宅(則)委員 ただいまの井藤教授のお話によりまして、これはあげ足をとるようですが、申告所得税につきまして八千四百八十九億円とおつしやつたが、私の計算が違うかもしれませんが、これは何か間違いじやないかと思うのです。
【次の発言】 その点につきまして、私が計算しますと、二十七年度予算につきましても、たしか七千百四十億というふうに考えておつたのですが、何かはかに専売益金か何かお入れになつたんじやないでしようか。
【次の発言】 今お話になつた相続税のことでありますが、相続税につきまして、米国におきましてはこれらの基礎控除をするというふうに言われたわけでありまして、今度は改悪であるとお話になつたわけ……

第13回国会 大蔵委員会地方行政委員会通商産業委員会決算委員会連合審査会 第1号(1952/04/18、24期、自由党)

○三宅(則)委員 時間も過ぎておりますし、各委員から質問がありましたから省略いたしまして、簡單に二、三点申し上げます。ただいま同僚委員からお話のありましたように、旧軍用財産並びに普通の国有財産に対する明細につきましては、大綱でけつこうですから、これはぜひ各委員にお配りいただきたいと思います。なぜかと申しますと、先ほどもお話にありました通り、状況をよく承知しておる者もありますが、大部分の者はそういう詳しいことは知つておりませんから、こういうような委員会を通じまして、明確にせられたいと考える次第でございます。同時にまた地方の実情につきましては、地方の財務局が中心になつて、この法の運用の衝に当るかと……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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