北川定務 衆議院議員
24期国会発言一覧

北川定務[衆]在籍期 : |24期|
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このページでは北川定務衆議院議員の24期(1949/01/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は24期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院24期)

北川定務[衆]本会議発言(全期間)
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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 衆議院本会議 第29号(1950/03/23、24期、自由党)

○北川定務君 ただいいま議題と相なりました副検事の任命資格の特例に関する法律の一部を改正する法律案、裁判所職員の定員に関する法律の一部を改正する法律案及び裁判所法等の一部を改正する法律案について、それぞれその要旨及び委員会における審議の経過並びに結果の概要を御報告申し上げます。  まず副検事の任命資格の特例に関する法律の一部を改正する法律案について申し上げます。  この法案は、副検事の任命の期日をもう一年間だけ延期しようとするものであります。委員会においては、この法律は特例法であるのに、すでに二年延期して、今また一年延期すれば、検察庁法の原則がくずれるではないかという質疑がありました。これに対……

第7回国会 衆議院本会議 第38号(1950/04/18、24期、自由党)

○北川定務君 ただいま上程になりました弁護士法第五條第三号に規定する大学を定める法律案の提出理由を説明いたします。  弁護士法は、さきに第五国会において成立したわけでありますが、付属法律としては、ただ一つ、いかなる大学の教授または助教授が弁護士の資格を有するかを定める法律を制定することが残されていたわけてあります。そこで、法務委員会においては、二月十四日、弁護士法案第五條第三号に規定する大学を定める法律案に関する小委員会をつくり、立案起草に当り、小委員会を開くこと数回、遂に三月二十八日関係方面の了解を得てその小委員会案を四月十五日法務委員会の成案としたわけであります。  さてその内容を申し上げ……

第7回国会 衆議院本会議 第44号(1950/04/29、24期、自由党)

○北川定務君 ただいま上程になりました司法書士法案の議案理由を説明いたします。  現行司法書士法は、今を隔たる三十余年の昔、すなわち大正八年に制定せられた古い法律であつて、その後若干の事務的修正を加えられましたけれども、実質上の改正は一回もなくて今日に及んでおります。されば、三十年の歳月を経過した今日、しかも新憲法原則に照しますると、現行の司法書士法は改正すべき点が多々あるのであります。よつて衆議院法務委員会は、二月十四日、司法書士に関する小委員会を設け、立案起草に当りました。この間、小委員会を開くこと数回、法務庁、最高裁判所、弁護士会の意向はもとより、計理士会、会計士会、測量士会等広く民間の……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 衆議院本会議 第21号(1951/03/17、24期、自由党)

○北川定務君 ただいま議題となりました犯罪者予防更生法の一部を改正する法律案につきまして、委員会の審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  犯罪予防と犯罪者の更生をはかるために一昨年制定せられました犯罪者予防更生法によりまして、地方少年保護委員会と地方成人保護委員会とはいずれも全国八箇所に設置せられまして、おのおの三人の委員で組織せられ、それぞれ青少年または成人につき仮出事獄、仮出場、仮退院の処分をいたし、また保護観察をつかさどり、その他犯罪者の予防及び更生のために必要な事務を遂行しておるのでありまして、そのため委員はみずから刑務所または少年院に出向き、受刑者または在院者に個々に面接するこ……

第10回国会 衆議院本会議 第43号(1951/05/28、24期、自由党)

○北川定務君 ただいま議題と相なりました司法書士法の一部を改正する法律案につきまして、法務委員会を代表いたしまして、その趣旨弁明を申し上げます。  本法案における改正は二点ありまして、その第一点は、司法書士の報酬に関する問題であります。現行法においては、報酬額は法務総裁の定むるところとなつております。これを、報酬額は司法書士会において定め、それを届け出て法務総裁の認可を受けようとするものであります。もつとも、法務総裁が二箇月以内に認可の有無を決定しないときは、届け出た報酬額が効力を生ずることといたしました。その理由は、報酬については、他の同種の法律と同じように会の自主性を認めるとともに、現状に……

北川定務[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院24期)

北川定務[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 法務委員会 第5号(1949/04/08、24期、民主自由党)

○北川委員 選挙の手続を省略して、委員長において御指名あらんことを望みます。

第5回国会 法務委員会 第6号(1949/04/12、24期、民主自由党)

○北川委員 二つの点につきまして質問いたしたいと存じます。まず第一は本法を適用する範囲、すなわちいかなる場合に罹災都市として本法を適用するかというその標準であります。たとえて申しますと、ある都市が五百軒罹災したという場合に適用するか、あるいは縣会や委員会がその適用を求めた場合に本法を適用するかという、その標準についてお尋ねいたしたいと存じます。もう一つの点は、先般罹災いたしました明石市は、本法の適用範囲に入つておらないようでありますが、いかなる理由で入つておらないかということをお尋ねしたいと思います。

第5回国会 法務委員会 第7号(1949/04/14、24期、民主自由党)

○北川委員 討論を省略いたしましてただちに採決せられんことを望みます。

第5回国会 法務委員会 第8号(1949/04/19、24期、民主自由党)

○北川委員 檢務長官に資料の提供をお願いしたいと存じます。檢察権の運用につきましては、万遺漏ないように御配慮を願つていることと存ずるのでありますが、檢察事務官制度、副檢事制度が新たに設けられまして以來、ことに地方におきましては、あるいは濫訴の弊と申しますか、あまりに小さい事件が処罰されすぎているという声を聞かないでもないのであります。また執行猶予中の者、あるいは仮出獄を受けた者が非常に数が多い。從つてこれは小さい事件が処罰されすぎているということをうかがうに足る一つの例でありますが、執行猶予中の者とか、あるいは仮出獄中の者が非常に多くて、しかもこれらに対する適当の措置が講ぜられておらないと思う……

第5回国会 法務委員会 第9号(1949/04/23、24期、民主自由党)

○北川委員 理事の補欠選挙につきましては、選挙の手続を省略せられまして、委員長において御指名せられんことをお願いいたします。

第5回国会 法務委員会 第11号(1949/04/26、24期、民主自由党)

○北川委員 出版法及び新聞紙法を廃止する法律案につきまして、一、二点質疑をいたしたいと思います。  出版法の存在することは憲法の規定に抵触いたしまするので、その廃止は当然のことと思いまするが、この廃止の後に、民間の出版界を手放しにしては悪いような結果を生ずるのではないでしようか。この点が質疑の第一点であります。次に今後出版法をつくられる予定がございますかどうか。第三点は著作権法との関係がどうなるか。この三点について質疑いたしたいと思います。

第5回国会 法務委員会 第12号(1949/04/27、24期、民主自由党)

○北川委員 会社等臨時措置法等を廃止する政令の一部を改正する法律案につきまして、政府委員に質疑をいたしたいと存じます。  まず第一にポツダム宣言に基く政令を法律で変更する形式をとつてあるのでありまするが、その妥当な根拠を説明していただきたいと存じます。  それから第二点は、本年四月末日にその効力を失う法律をどうしてただいままで提出せられなかつたかということについて伺いたいと思います。もしこの法律案が成立しなかつた場合に、いかなる影響があるか、すなわち附則の第二條によりまして、その適用を受けまする会社の数、それから戰前と戰後の、これらの適用をうける会社の現在の状況と比較して説明していただきたい。……

第5回国会 法務委員会 第16号(1949/05/07、24期、民主自由党)

○北川委員 この際公判前の証人等に対する旅費日当、宿泊料等支給法案並びに司法警察職員等指定應急措置法の一部を改正する法律案、この二つの法律案につきまして議題とされましてただちに討論、採決に入られんことを望みます。
【次の発言】 少年院法の一部を改正する法律案につきまして、二、三の点について質問いたしたいと存じます。  実は私は福岡の國立少年院を視察して参つたのでありますが、九州に少年院が――これは初等、中等の少年院でありますが、一箇所しかない。そういう状態で、各家庭裁判所で審判しておる事件によるところのものを收容することができない。從つてなるべく送致をしないようにといつて、拒否しているような実……

第5回国会 法務委員会 第17号(1949/05/10、24期、民主自由党)

○北川委員 特別少年院は全國に何箇所ありますか。またこれに收容する少年、女子の人数はどのくらいありましようか。
【次の発言】 少年保護施設の費用として本年度は二億四千万円が計上されておりますが、この予算が実施されれば、これで十分に施設は完備されますでしようか。この点お伺いいたします。
【次の発言】 この設備ができ上るまで何らかの施策を講ずる必要があると思うのです。たとえばそれまで少年刑務所を利用するということはお考えになりませんですか。

第5回国会 法務委員会 第18号(1949/05/11、24期、民主自由党)

○北川委員 本修正案は全委員の共同提案にかかるものであります。これを次に朗読いたします。    少年院法の一部を改正する法律案の一部修正案   少年院法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   第二十一條の次に二項を加える。   2 特別少年院の施設の收容能力が十分でないため、特に必要があるときは、昭和二十六年三月三十一日までの間、少年を收容する監獄の特に区別した場所を特別少年院に充てることができる。   3 女子の医療少年院の施設が十分でないため、特に必要があるときは、前項の日までの間、男子の医療少年院を特に区分して男女の別に從つて少年を收容することができる。

第5回国会 法務委員会 第23号(1949/05/19、24期、民主自由党)

○北川委員 証人に伺いますが、あなたは花園纖維会社に行つて調べられるとこに、証処品を押收されましたか。
【次の発言】 それからガラ紡の横流しの事実を発見したと言つておられますが、それはなんによつて発見しましたか。
【次の発言】 それは全部押收したのですか。
【次の発言】 それらによつて調べられた結果、交通局はほか数箇所に横流ししたことがわかつたわけですね。
【次の発言】 そうすると、意見書にその犯罪事実を全部書きましたか。
【次の発言】 これは統制品であつて、配給に関する証明がいるのと違いますか。
【次の発言】 そうすると、買つた人はさしつかえないわけですか。

第5回国会 法務委員会 第25号(1949/05/21、24期、民主自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 花村君より、安定本部に対して質疑の通告がありますので、これを許します。花村四郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にて散会いたします。     午後五時五十九分散会


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 法務委員会 第5号(1949/11/15、24期、民主自由党)

○北川委員 青少年の不良化の大きな原因の一つとして、私は未成年者禁酒法、禁煙法が嚴格に実行されることが必要ではないかと考えております。福岡の少年院に参りました際に、入院しておるほとんどすべての者が、タバコをのんでいるというような現状でありました。これらを防止することによつて、不良化を防止することができるのではないかと考えておるのであります。最近に禁酒禁煙法によりまして取扱われました事件がどのくらいございましようか。また将来この法律の実行について、特にこれを強化しようというお考えを持つておられましようか、伺いたいと存じます。

第6回国会 法務委員会 第11号(1949/11/25、24期、民主自由党)

○北川委員 討論はこれを省略し、ただちに採決に入られんことを望みます。
【次の発言】 本請願の要旨は、さきに愛知県碧海郡安城町に簡易裁判所並びに検察庁が設置され、碧南市、高浜町及び明治村はその管轄区域に編入されたのでありますが、碧南市の市制が実施された今日においては、碧南市に設置した方が種々な点で利便が大きいのでありますから、これが実現を要望いたす次第であります。
【次の発言】 本請願の要旨は、廣島県吉田町は高田郡の行政の中心地でありますが、該地方の犯罪は逐日増加の傾向にあります。しかるに現在管轄となつている三次裁判所までは遠路かつ交通の便きわめて悪く、そのため捜査及び逮捕上多大の支障をきたし……

第6回国会 法務委員会 第13号(1949/11/28、24期、民主自由党)

○北川委員 国政調査権等、裁判官の態度につきまして、最高裁判所にお尋ねいたしたいと存じます。法務委員会は本年八月二十二日から二十四日にわたりまして鹿児島市における衆議院議員滿尾君亮君の選挙違反事件にからむところの人権蹂躙の事実の有無に関しまして、審査に参つたのであります。その結果、本委員会におきましては十月二十四日議長に報告いたしております通り、該調査によりまして、警察並びに検察庁が人権蹂躙の事実をなしていることがはつきりといたしたわけであります。ところが、その調査に参りました際は、満尾氏の選挙違反事件の審理中でありまして、従つて私ら調査に参つた者としては、裁判に影響のないようにという細心の注……

第6回国会 法務委員会 第14号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○北川委員 本決議案に関しまして、政府並びに提案者でありまする梨木委員に伺いたいと存じます。決議案を拜見しますと、その内容として逮捕状の濫用、不当長期勾留、拷問による自白の強制、その他人権蹂躪というようなことが掲げてございまするが、そのおもなる事件の概要と、その件数につきまして伺いたいと思います。


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 法務委員会 第6号(1950/02/10、24期、民主自由党)

○北川委員 最高裁判所の御調査の結果を伺つたのでありまするが、私が質問いたしましたのは、何らの根拠がなかつたのではないのであります。滿尾君亮君の直接のお言葉と、あるいは各新聞紙が報道しております事実に基いて質問をいたしたのであります。ことに新聞紙の記載によりますると、裁判の言渡しと同時に、被告が当裁判の係属中に法務委員会を呼んだということについては、まことに遺憾であるということを述べたというような趣旨が報道されておつたのであります。おそらく裁判所の御調査でありまするから、間違いはないとは思いまするが、いまだに私としては、裁判官のなしました言動につきまして、はたして御調査の結果の通りであるかどう……

第7回国会 法務委員会 第10号(1950/02/28、24期、民主自由党)

○北川委員 過般当委員会を代表いたしまして調査いたしましたいわゆる喜連川事件の中間報告をいたしたいと思います。  喜連川町は栃木県塩谷郡にある人口一万ぐらいの小さい町でありまするが、由来政争の激しいところであります。この事件の発端は、喜連川町の公安委員の深尾法順、手塚鉄平、この両氏を罷免いたしましたのにつきまして、これを不法として栃木県知事に訴願をいたしてその救済を求めたのであります。ところが県知事は法規上の根拠なしとしましてこれを受理しなかつたので、やむなく地方自治庁に陳情いたしたのであります。ところがこれまたその権限事項にあらずとして受理せられなかつたので、遂にこの事件の法律的解釈を当法務……

第7回国会 法務委員会 第14号(1950/03/10、24期、自由党)

○北川委員 私からちよつと伺います。笹沼清一のところをやめたのはどういうわけですか。
【次の発言】 現在あなたと笹沼一家と別に反目しているわけではないですか。
【次の発言】 それから先ほど專売所から葉タバコを笹沼清一と一緒に行つて、十二俵くらい運んだと言われましたが、間違いありませんか。
【次の発言】 その專売所と笹沼の家との距離はどのくらい離れておりましたか。
【次の発言】 そこは運ぶ場合には人目につくようなところですか。
【次の発言】 笹沼多三郎のところは、政府の葉タバコの集荷をやるのですか。回送というのはどういうことですか。
【次の発言】 そうすると、集荷する人は別にいるのですか、たとえ……

第7回国会 法務委員会 第16号(1950/03/18、24期、自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、私が委員長の職務を行います。  本日はまず日程に入ります前にお諮りいたしたいことがあります。理事であります小野孝君が理事の辞任を申し出られておりますので、これを許したいと思いますが、御異議はありませんが。
【次の発言】 御異議なければさよう決定いたします。小野孝君理事辞任に伴い、その補充選任を行わねばなりませんが、理事の補欠選任は委員長において御指名いたすのに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、中村又一君を理事に御指名いたします。  なお大西正男君が去る三月二日委員を辞任いたしました。また小玉治行君の去る三月十五……

第7回国会 法務委員会 第17号(1950/03/22、24期、自由党)

○北川委員 私は自由党を代表いたしまして、裁判所職員の定員に関する法律の一部を改正する法律案に対しまして、賛意を表したいと思います。  申すまでもなく、民刑事を通じまして事件は増加の一途をたどつておるのであります。ことに裁判所書記官の研修所を新設せられまして、公判中心主義を貫かんとしておる現制度のためにも、職員の増員を必要とすることは当然であります。また家庭裁判所におきましては、少年犯の激増の現状にかんがみまして、少年保護司を少年調査官としてその完璧を期することも、もとより当然であると思うのであります。かような見地からいたしまして、本法の改正につきまして賛意を表するものであります。

第7回国会 法務委員会 第20号(1950/04/05、24期、自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 ほかに御質疑はありませんか。――御質疑がなければ、本日はこの程度といたしまして、次会は明日午後一時より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後四時五十六分散会

第7回国会 法務委員会 第24号(1950/04/10、24期、自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 これより会議を開きます。本日は委員長所用のために、理事の私が委員長の職務を行います。  これより国籍法案及び国籍法の施行に伴う戸籍法の一部を改正する等の法律案を議題といたし、質疑に入ります。質疑の通告がありますからこれを許します。田万廣文君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか――御質疑がなければ午前中はこの程度にいたし、午後は一時から再開いたします。  午後一時まで休憩いたします。     午前十一時五十一分休憩

第7回国会 法務委員会 第27号(1950/04/13、24期、自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 次に加藤充君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――御質疑がなければ、両案に対する質疑は一応終了いたし、参議院より両案が送付されて参りましたら、ただちに討論、採決に入りたいと存じますから、さよう御了承願います。
【次の発言】 次に、土地台帳法等の一部を改正する法律案を議題といたし、質疑に入ります。質疑の通告がありますから、これを許します。田嶋好文君。

第7回国会 法務委員会 第29号(1950/04/15、24期、自由党)

○北川委員 弁護士法第五條第三号に規定する大学を定める法律案につきましては、さきに二月十四日、小委員会を設けまして立案起草にあたり、小委員会を開くこと数回、三月二十八日に一応の成案を得まして、これを法務委員の方々に内示した上、ただちに関係方面の了解を求める手続をとりました。この間弁護士連合会の促進方の陳情もあり、昨日関係方面の了解を得ましたので、本日ここに正式に法務委員会に報告する次第であります。  御承知の通り弁護士法は法務委員会が議員立法として起草し、第五回国会におきまして制定した法律でありまするが、付属法令としてただ一つ残つております。それはいかなる大学の教授または助教授が弁護士の資格を……

第7回国会 法務委員会 第35号(1950/04/27、24期、自由党)

○北川委員 司法書士法案に関する小委員長の報告を申し上げます。  現行司法書士法は今を去る三十年の昔、すなわち、大正八年に制定せられた古い法律でありまして、その後若干の事務的修正を経ましたけれども、実質上の改正は一回もなく今日に及んでおるのであります。しかるに当時の代書人は法律知識の程度も低かつたので、司法書士の取締りや監督の規定も嚴重でありましたが、三十年の歳月を経過しまして、新憲法の原則に照しまして司法書士法を見ますると、改正すべき点が多々あることは一目瞭然であります。この改正の必要は司法書士の業者のみならず朝野法曹はもちろん、国民一般の認むるところであります、よつて衆議院法務委員会は、御……


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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 法務委員会 第8号(1950/07/29、24期、自由党)

○北川委員 ただいま議題と相なりました限時法の取扱いに関する小委員会の審議の経過並びに結果を御報告いたします。  今国会の初めに法務委員の中で、統制のわくが次々と廃止せられておるが、統制廃止後、すなわち取引が自由となつた後においてもなお統制中の行為を処罰することは穏当でないから、これを立法手段によつて解決したいという議論が持ち上つたのであります。一方弁護士会の一部から、限時法の規定はずさんをきわめているから、限時法の取扱いに関する立法を望むという陳情がありました。ここで初めて法務委員会において限時法に関する小委員会を設けて、限時法を正式の問題として取上げるに至りました。七月十八日限時法の取扱い……

第8回国会 法務委員会 第9号(1950/07/31、24期、自由党)

○北川委員 限時法の取扱いに関しましては、学問的にも幾多の議論もありますし、またこの法律の制定せられるにつきまして、その及ぶ効果がきわめて大きいのでありまして、もつともつと資料を集めていろいろ研究をするとか、十分なる準備が必要であると思われるのであります。従いまして継続審議として取扱いますよりも、専門員におきましてこの法律の施行によつて及ぶ範囲などを、実際問題につきまして研究する必要があると思うのであります。さような意味合いからいたしまして、継続審議といたさないで、専門員において十分なる調査をするという限度にとどめておかれることを希望いたします。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 海外同胞引揚に関する特別委員会 第3号(1950/12/08、24期、自由党)

○北川委員 私も一、二点お伺いいたしたいと思います。在外公館の借入金につきましては、引揚者が外地において公館などに貸しつけた金でありましてこれは純然たる国家が国民から借財をしたものと私は考えておるのでありますが、この財源につきましては、御当局におかれましては十分尊重していただきたいと思うのであります。そうしてでき得まするならば、私は予算の範囲で支払うなどおつしやらずに、これに利息を付して相当率のよい換算率でお支払いくださるように私は希望をいたすものであります。伺いたい点は、本年の五月十九日までであつたと思いますが、それまでに申告することのできなかつた人もあると思うのでありますが、これらの支払い……

第9回国会 通商産業委員会 第9号(1950/12/06、24期、自由党)

○北川定務君 法務委員会を代表いたしまして、二、三の点について政府委員に質問いたしたいと思います。本法制定の理由は、鉱山業と農林業との利害の衝突、さらに地下資源の生殖業者と地上の一般社会大衆との利害衝突を調整しようというのでありますから、委員会の裁定が大なる権威と実力がなければならないと思うのであります。さきに通産委員会の公聽会がありましたときに、本法案の立案に盡力した東京大学の我妻榮教授は、この委員会が紛争解決の気休めになるおそれがあると申しておつたのであります。検地思想の低い鉱山地帯の事件につきまして、この委員会が活用されるという見込で準備と調査がなされておりましようか。この点につきまして……

第9回国会 法務委員会 第5号(1950/12/04、24期、自由党)

○北川委員 この際動議を提出いたします。裁判所職員の定員に関する法律等の一部を改正する法律案につきましては、大体質疑が終つたようでございまするので、この際質疑を終局しまして、討論を省略、採決に入られんことを望みます。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 法務委員会 第4号(1951/02/16、24期、自由党)

○北川委員 簡單に申し上げます。神戸その他の地における騒擾事件につきましては、現地派遣委員の報告はきわめて詳細であり綿密でありまして、しかもこれは事実に基いて作成報告せられたものであります。梨木委員からこれに対する御意見の一端といたしまして、この報告書は偏見と予断によつて作成せられたものであつて、しかも正確を欠き、事実を歪曲したる報告であるというような言葉があつたようでありまするが、これはひつきようするに思想及び立場の相違でありまして、私はここに自由党を代表いたしまして、ただいまの報告書を委員会の報告といたしますることに全面的に賛成いたしますと同時に、梨木委員から提出せられました修正案につきま……

第10回国会 法務委員会 第21号(1951/05/10、24期、自由党)

○北川委員 各派の共同提案といたしまして、ただいま議題と相なつておりまする民事調停法案に対する修正意見を提出いたしたいと思います  修正案は次の通りでございます。   民事調停法案の一部を次のように修正する。   第十條第二項中「二十円」を「十円」に改める。   第十二條中「現状の変更、物の処分等を禁止し、その他必要な事項を命ずることができる。」を「現状の変更又は物の処分の禁止その他調停の内容たる事項の実現を不能にし又は著しく困難ならしめる行為の排除を命ずることができる。」に改め、同條に次の一項を加える。 2 前項の措置は、執行力を有しない。  この修正の理由といたしましては、この調停の制度は……

第10回国会 法務委員会 第23号(1951/05/15、24期、自由党)

○北川委員 議題に相なつております裁判所侮辱制裁法案は、まことに重要な法案でありまして、日本弁護士連合会その他各界の意見を徴するために公聴会を開催せられまして、審議の慎重を期せられんことを希望いたします。

第10回国会 法務委員会 第32号(1951/05/26、24期、自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 これより会議を開きます。  本日はまず請願の審査を行います。請願の審査は紹介議員のお見えになつている請願については、その紹介説明を聴取し、お見えになつていない請願につきましては、かわつて事務当局の方で文書表を朗読いたします。なお審査に当つて同趣旨のものについてはこれを一括議題といたします。議題となりました請願についてはその都度関係当局より意見を聴取することにいたします。各請願に対する委員会の態度の決定については、一応請願全部の審査を終了した後にこれを行いたいと存じますから、さよう御了承願います。  請願日程中まず第一及び第五を議題といたします。紹介議員が見えておりませんから、……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 法務委員会 第5号(1951/10/24、24期、自由党)

○北川委員 提案者に対しまして二、三の点を伺いたいと存じます。まず第一点は、財界の一部におきましては、この法案がありまするために、銀行や信託会社が資金を融通することを躊躇するのではないかという意見があります。この種の、融資を特に懸念する方面に対しまして、法案においていかなる準備がいたしてありましようか。まずこの点を伺いたいと思います。
【次の発言】 次にお伺いいたしたい点は、この法案に対しまして賛意を表しておりまする事業会社では、この法案に示されている通りに進行しますると、その終了までには数年を要するのではないか、これを二年くらいに終らしめることが実際に必要ではないかと言うておるのでありますが……

第12回国会 法務委員会 第8号(1951/10/30、24期、自由党)

○北川委員 ただいま提案になりました破産法の一部を改正する法律案に対しまして、二、三の点につきまして政府委員に質疑をいたさんとするものであります。  まず破産法に採用せられんとしておりますところの債務の免責制度でありまするが、その効力が一体絶対的であるか相対的であるかという点でございます。民法の消滅片効のように、債務が消滅してから後に、債務者が時効完成後に支払いをした場合には、これは有効であるということになつているならば、相対的消滅の効力であります。これに反しまして、破産法に採用せんとしておる免責制度が絶対的なものでありますならば、免責後の弁済は、民法のいわゆる非債弁済として、債務者は債務者に……

第12回国会 法務委員会 第11号(1951/11/09、24期、自由党)

○北川委員 議題になつておりまする会社更生法案の修正の動議を提出いたします。まず修正案を朗読いたします。会社更生法案を次のように修正する。附則中「昭和二十七年一月一日」を「昭和二十七年七月一日」に改める。提案の理由を申し上げます。  本法案は第十国会に提出せられたものでありまするが、原案では昭和二十七年一月一日から施行することと相なつておりまするが、第十二国会で本法案を成立せしめるといたしますれば、余日幾ばくもないのでありまして、かつ三百條の厖大なる法案でありまして、国民にも十分これを周知せしめる必要もあり、かつ各会社にもそれぞれ準備をさせる必要がありまするので、昭和二十七年七月一日より施行す……

第12回国会 法務委員会 第12号(1951/11/14、24期、自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 次に発言の通告がありました世耕弘一君に対し、これを許します。世耕弘一君。
【次の発言】 これより休憩前に引続いて再開いたします。  それでは文部大臣が御出席になりましたから、世耕弘一君に質問を許します。
【次の発言】 本日はこの程度にいたし、明日は午前十時三十分より開会いたします。     午後四時五十四分散会

第12回国会 法務委員会 第13号(1951/11/15、24期、自由党)

○北川委員 田嶋委員の質問に関連いたしまして、最高裁判所の説明員の方に二、三質疑をいたしたいと思います。ただいまの御説明で判事の上級の号俸を受けております者は、一号の分につきましては大体わかつたのでありますが、二号、三号の俸給を受けておられる方の数、その地位並びに一、二、三号を受けておられる方の年齢、一番多いのは幾つで一番若いのはどのくらいであるかということを御説明願いたいと思います。
【次の発言】 判事の一、二、三号俸を受けておられる方で、大学を出られまして試験に合格して、最も早くその号俸を受けられるようになつた方を、一、二、三号別に御説明をいただきたいと思います。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 法務委員会 第6号(1952/02/01、24期、自由党)

○北川委員 ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く法務府関係諸命令の措置に関する法律案につきまして、二、三点お伺いしたいと思います。  すでに他の委員からも前委員会で御質疑があつたと思うのでありますが、私はこの法律のうちの第三條につきましてお伺いしたいと思います。第三條は法律によつて廃止されます第二條について、占領期間経過後にもなお処罰するという規定であると思うのでありますが、この條文を設けられました理由は、占領中の違反行為について、占領後も処罰するということを明確にするために設けられていると思うのでありますが、占領中に犯されました犯罪は、なるべく占領後には特に罰則を設けてまでも処……

第13回国会 法務委員会 第11号(1952/02/12、24期、自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 世耕弘一君。

第13回国会 法務委員会 第24号(1952/03/25、24期、自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が所用のため、暫時理事である私が委員長の職務を行います。  本日の日程に入る前に連合審査会開会に関する件についてお諮りいたします。  現在外務委員会に付託となり審査中の、ポツダム宣言の受諾に伴い発する命令に関する件に基く外務省関係諸命令の措置に関する法律案につきまして、外務委員会へ連合審査会開会の申入れをいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければさよう決定いたします。  なお開会の日時につきましては、委員長において外務委員長と協議の上決定いたしたいと存じますから、さよう御了承願います。

第13回国会 法務委員会 第25号(1952/03/26、24期、自由党)

○北川委員 一点だけお伺いいたしたいと思いまするが、この住民登録法が施行せられますにつきまして、これの管掌者であるところの市町村は、相当の経費がかかるものと思うのであります。この施行に伴う経費につきましては、いかなる措置を講ぜられるものか伺いたいと存じます。
【次の発言】 最初に施行せられます場合の予算措置は、ただいまの御説明でわかつたのでありまするが、市町村には調査員などを置かれるようでありまするし、二十七年以後におきましてもやはり相当の経費を要するのではないかと思うのでありまするが、その点につきまして法務府の御計画を説明していただきたいと思います。

第13回国会 法務委員会 第27号(1952/03/28、24期、自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 田中堯平君。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――他に御質疑がなければ、本案に対する質疑はこれをもつて終局いたします。  引続き本案を討論に付します。討論の通告がありますからこれを許します。田中堯平君
【次の発言】 これにて討論は終りました。  本案を表決に付します、本案に賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立多数。よつて本案は可決すべきものと決しました。  なおただいま議決いたしました議案に対する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さようとりはからいます。  本日は……

第13回国会 法務委員会 第36号(1952/04/18、24期、自由党)

○北川委員 本法につきまして、この際二、三の点を政府委員にお伺いいたしまして明確にしておきたいと思うのであります。まず第一條第二項に「日本国内及びその附近に配備された」云云と規定されておりまするが、この「日本国内」というのはいかなる地点をさしておるか、問題になりますのは沖縄であると思います。将来沖縄がアメリカの信託統治になりました場合に、日本の主権が制限されると思うのでありまするが、この法律関係を伺いたいと思います。さらに「その附近」という文句がありまするが、この「その附近」というのはいかなる地点をさしておるかを伺いたいと思います。
【次の発言】 さらに第二條につきましては、大西委員並びに委員……

第13回国会 法務委員会 第37号(1952/04/19、24期、自由党)【議会役職】

○北川委員長代理 田万廣文君。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて……。
【次の発言】 速記を始めてください。
【次の発言】 本案に対する質疑は本日はこの程度にとどめておきます。  なお明後二十一日は午前十時より建設委員会との連合審査会を、午前十一時より本委員会を開会いたしますから、さよう御承知おき願います。  本日はこれにて散会いたします。     午後五時二分散会

第13回国会 法務委員会 第43号(1952/04/26、24期、自由党)

○北川委員 前委員の質問に引続きまして、なるべく重複を避けて質問をいたしたいと存じます。  破壞活動防止法のきわめて必要でありますゆえんは、昨日吉河特審局長の資料に基いての詳細なる説明によりまして、十分了解することができたのであります。そのうちに朝鮮人の問題が取上げられたのでありますが、在日朝鮮人六十万、そのうち四十五万が北鮮系と言われておりまして、これらは中共からソ連につながつているものと言われておるのであります。ことに出入国管理令の改正等によりまして、北鮮系の朝鮮人の動向につきましては、非常な重大なことだと思うのであります。これらの朝鮮人の最近の動向につきまして、いま一応政府委員の御説明を……

第13回国会 法務委員会 第62号(1952/06/04、24期、自由党)

○北川委員 私は、二、三点明確にしておきたい点がありますので、政府委員に質問したいと思います。本法案は民事、刑事の裁判について適用されるものと思うのでありまして、弾劾裁判には適用ざれないものと思いますが、御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 次に、先ほどの御説明によりますと、裁判所侮辱制裁の裁判については、民事訴訟法の規定を準用される場合がありまするが、その場合に、弁護士を入れることはできないと申しておりました。その点はいかがでございますか。
【次の発言】 最高裁判所の規則にまかせられるつもりですか。つまり弁護人を入れることを規則に規定するつもりでありますか。それともこれは性質上弁護人を……

第13回国会 法務委員会 第64号(1952/06/06、24期、自由党)

○北川委員 私もこの際修正案等につきまして二、三の点を明確にいたしておきたいと思います。修正案におきまして、抗告によつて取消しの裁判がなされた場合には、刑事の無罪の判決を受けた場合と同じように、刑事補償法によつて国家に補償を請求することができるという修正案でありますが、まことにけつこうだと存じます。この場合にさらに国家賠償法によつてもなお請求ができると思うのでありますが、この点に関します御見解を伺いたいと思います。
【次の発言】 次に今度の修正案によりますと、審判の妨害を受けた判事、裁判官だけでなくして、他の裁判官もまた裁判をなし得るという規定になつております。この場合にたとえば嘱託をするよう……

第13回国会 法務委員会 第67号(1952/06/13、24期、自由党)

○北川委員 刑事訴訟法の改正にあたりまして、私はこの改正案並びにこれと関連いたしまして政府委員に質疑を行いたいと思います。  昨日の委員会で吉島委員からも質疑がなされましたが、刑事訴訟法の三百四十三条、三百四十四条の規定によりますと、保釈によつて出ておる被告人が禁錮以上の刑の言い渡しを受けますと、ただちに無条件で拘束されることに相なつておるのであります。そこで再び保釈を得ようとすると、さらに保釈の手続をせねばならぬことになりまして、この場合の保釈金の問題ということにつきましても、被告は非常な不利益をこうむるのであります。すなわち第一審で保釈を受けるときに納めておつた保証金のほかに、さらに二審に……

第13回国会 法務委員会 第68号(1952/06/17、24期、自由党)

○北川委員 権利保釈の点について伺いたいと思いますが、現行法にも規定されているように、被告人が罪証を隠滅するおそれのある場合には権利保釈を許さないことに相なつております。そのために実務に携わつている弁護士や被告人からいたしますならば、現行法でも権利保釈については相当満足いたしておらない点があると思うのであります。ところが今度の改正案を見ますと、権利保釈にたくさんの條件を付せられているようであります。私らはかように権利保釈にたくさんの制限を加えなくても、現行法でも十分活用ができるのではないかと思うのであります。この改正案の中で、他の委員からも質問がありましたが「多衆共同して罪を犯したものであると……

第13回国会 法務委員会 第71号(1952/06/27、24期、自由党)

○北川委員 私も二、三の点について政府委員にお伺いいたしたいと存じます。ただいま山口委員や押谷委員から申されましたように、戦争犯罪者に対しまする個々の刑の減免だけではなく、包括的に赦免せられる方法を講じていただきたいということを私も心から望んでおるものであります。政府委員の御説明によりますと、現在四十二件について裁判をした相手国に勧告をせられたが、その回答はなかなかなされないということでありました。おそらくこれは書面で勧告がなされていると思うのでありますが、書面で勧告をなしてその回答を待つておるというのでは、赦免をするとか保釈をするとかいうことはなかなか困難なのではないか。むしろ外務省の役人な……

第13回国会 法務委員会 第74号(1952/07/30、24期、自由党)

○北川委員 私は英連邦を主とする濠洲、カナダ、ニュージーランド等の日本に駐留しておりまする国連軍の犯罪の状況、並びにこれらのものの管轄等につきまして、政府委員に質問をせんとするものであります。  講和條約が発効いたしましてすでに二箇月以上に相なりまするが、いまだにこれらの駐留軍と日本国との間に條約または協定が締結せられておりませんために、駐留地でありまする岩国や呉におきましては、駐留軍に属する人々の犯罪が頻発いたしておるのであります。そしてこれらの人々の管轄権がはつきりしておらないために、ようやくこれらの地方の社会的不安が醸成されんとしておるのであります。この地におきまする犯罪の発生件数、並び……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務委員会法務委員会連合審査会 第1号(1952/03/26、24期、自由党)

○北川委員 出入国管理令改正案につきまして質疑をいたしたいと思います。本令が施行せられまして以来、今日まで法務委員会並びに法務委員に対しまして、全国からたくさんの抗議書あるいは陳情書が殺到して参りましてまた一面におきましては朝鮮人団体の方が法務委員会に見えまして、いろいろ陳情なり、抗議なりをいたしておつたのでありますが、その大体の趣旨は、国籍に関する問題と、強制送還の問題に集約することができると思うのであります。私はこの二つを中心として質疑を行いたいと思うのでありますが、まず第一に伺いたいことは、出入国管理令の改正の範囲について概要の説明が願いたいのであります。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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