このページでは岡田五郎衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○岡田(五)委員 先ほどの玉置委員の質問に関連いたしまして、二、三お尋ねしておきたいと存ずるのであります。
まず第一にお尋ねを申し上げたいのは、フイリピン国の領海、あるいは近海において、すなわち日比賠償問題解決のために、いわゆる引揚げられる沈船といいますか、沈船の予想トン数は一体どのくらいあるのか、もちろん概数しかおわかりでないと存じますが、この概数をまずお聞かせおき願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つお伺いしたいのでありますが、聞くところによりますと、最近遠からずと申し上げてよいかどうかわかりませんが、フイリピン政府から賠償使節のごときミツシヨンが日本に来られるらしいのでありますが……
○岡田(五)政府委員 先ほど中村政務次官から御答弁になりましたけれども、李承晩ラインというものについてはわが方としては認めていない、こういう見地から、またわが領海内の警備は保安庁の責任としてやらなければならない。こういう二点から攻めたてて行きましても、李承晩ラインの中に入つていてしかもわが領海内にあるという区域においは、わが方は当然警備もし、また領海内に行われる不法行為につきましては、適正な措置を講じなければならない、かように考えております。
【次の発言】 お答えいたします。防衛水域は、私あるいはお答えが間違つているかもしれませんが、アメリカ極東軍の作戦上から来た一つの区域だろうと思うのであり……
○岡田(五)政府委員 お答えいたします。お尋ねになりました保安隊――おそらくまた警備隊のこともだろうと御推察申し上げるのでありますが、装備の内容を詳細に報告しろというお話でありますが、答弁となりますかどうか存じませんが、ごく概略的に申しますと、装備といたしましての武器と申しますか、兵器と申しますか、その部面の関係を申し上げますと、自動拳銃、機銃、短機関銃、小銃、自動小銃、軽機関銃重機関銃、二・三六インチ、三・五インチ・ロケツト弾発射筒、六十ミリ及び、八十一ミリ迫撃砲、百五ミリ榴弾砲、百五十五ミリ榴弾砲、それから昔の戦車と申すべきものだと存じますが、特車、大体兵器といたしましては、こういう種類の……
○岡田(五)政府委員 お答えいたします。本法案が議員提出として出されました経過につきましては、昨日栗山委員から一応御説明になりましたので、私からお答え申し上げることを差控えさせていただきます。あるいはまた必要とあれば谷川さんから御説明あるかとも思います。第一の本法案を提出するに至つた経過は、昨日栗山委員から申し述べ済みでございます。 次に、なお政府はこの法案を提出しなくともいいと考えておるのかどうか、こういうような御質問かとも存じますのでお答えいたしますが、政府といたしましては、現在の状態におきましても決して條約違反をしておるものではない、従つてまた憲法違反をしておるものでもない。また従つて……
○岡田(五)政府委員 北九州といいますか、南西地区の警備隊の基地がいずれにきまつたかという御質問のようでありますが、実は御承知のように、伊万里か佐世保かという二箇所が、実は問題になつておるのでございまして、目下保安庁におきまして、両箇所につきまして慎重に調査研究中でありまして、目下のところ、伊万里に置くとも佐世保に置くとも決定いたしておりません。できるだけ早く両基地の長短を比較いたしまして、最後的な決定をいたしたい、かように考えておる次第であります。
【次の発言】 現在軍事顧問団は、補給廠とか学校とかいうようなところに主としておられます。また各管区におられますが、大体御承知のようにアメリカ式装……
○岡田(五)政府委員 私今ここに入りまして、突然の具体的な御質問でございまして、あとで政府委員が参りまして、確かめましてお答えいたします。
【次の発言】 今保安隊の保有しておる武器は、勝間田君のお尋ねによりますと、少し限度を越しておるのではないか、こういうような御質問のように承つたのでありますが、現在保有しております武器は、原則といたしまして保安庁法に定められました国内の平和及び安全を維持し、人命及び財産を保護する、こういう目的で、そういう事態に出動する際に、必要やむを得ざる最小限度のものを現在持つておると私は考えております。
【次の発言】 お答えいたします。今保安隊が保有しております武器とい……
○岡田(五)政府委員 ただいま三橋会計課長から説明されました保安庁関係の予算につきまして、私から補足的に御説明申し上げます。 二十八年度保安庁関係の予算案の総額は八百三十億円でありまして、これを昭和二十八年度予算額約五百九十二億円に比べますと、先ほど会計課長から報告がありましたように、約二百三十八億円の増加となつております。まず、予算案見積りの基礎であります職員の定数について申し上げます。保安官の定数は十一万名でありまして、昭和二十七年度と比べて増減ございません。警備官の定数は一万三百二十三名でありまして昭和二十七年度の定数七千五百九十名に比べて二千七百三十三名の増加となつております。その増……
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