このページでは薄田美朝衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○薄田委員 私は今までの小委員会の経過をちよつと報告いたします。皆さんから、これからどういうふうにしたらいいかというような御意見もありましたので、実はゆうべ大蔵政務次官の愛知君に会いまして、例のオホーツク海のその後のいろいろな問題をお話いたしました。大蔵省としては大体あの案の方向で行こう。ただ十五億という金額の問題について多少意見がある。従つて水産庁長官の方で大蔵省の事務当局と打合せいたして、その結果に基いて大蔵省でも態度を決したい。大体においてその補償の点と、それから利子の点は了承いたしておるような模様でございまして、十五億という金額の問題について多少今問題がある。従つてその問題は水産庁長官……
○薄田委員 さきに小委員会へ皆さんから付託されましたオホーツク海暴風浪及びカムチヤツカ沖地震による漁業災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案につきましては、本日大蔵省、水産庁並びに各方面と連絡いたしまして、大体早急に本会議に上程するというふうなぐあいに運びました。大体各方面の意見を入れまして総合いたしますると、本案の趣旨は全部賛成でありますが、ただ最後に、小委員会で御報告申し上げました通り、政府といたしましては、補償の関係で、第三条第二項の「前条第一項の規定による契約に基いて政府が行う損失補償の金額の限度は、融資機関ごとに、当該融資機関のした同条同項の融資(以下「融資」という。)の総額の百分……
○薄田委員 オホーツク海暴風浪及びカムチヤツカ沖地震によつて漁業者が受けた災害復旧対策について、本日の小委員会におきまして結論を得ましたので、小委員会が検討いたしました経道及び結果の概要を御報告申し上げます。本問題につきましては、十一月十一日の委員会においてこれが対策について小委員会に移されましてより、小委員会といたしましては数回にわたつて小委員会を開き、熱心に研究いたして参つた次第でありまして、その都度委員会に対しては中間報告をいたして参りましたから、すでに大略は御承知の通りでありますが、その結論といたしまして、ただいま皆さんのお手元に差、上げました通りの法案を作成いたした次第であります。以……
○薄田委員 今の川村君、大橋君の意見に私は賛成であります。先ほど来の政府関係者のお話を聞いておりますと、この問題は、海上警備の問題としてだけの回答しかないのでありますが、なかなか大問題であります。ひとり外務省の存亡の問題でなしに、わが国の存亡というと大きいのでありますが、非常に大きな問題でありますので、政府としましては、この問題について相当の対策をお持ちになつて、外務大臣もこの委員会に出てお話をいただき、また国会としてもその政府の方針を聞いて、政府を鞭撻いたしまして、わが国の外交折衝上のあと押しになるようなことに行かなければならぬと思うので、早急に外務大臣の出席を願い、政府の確固たる方針を承り……
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