このページでは西川貞一衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。
○西川貞一君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま上程されました昭和二十七年度一般会計、特別会計及び政府関係機関予算の補正案に対しまして、委員長報告の通り附帯決議を付して賛成の意を表し、改進党及び日本社会党両派共同御提出の修正案並びに特別会計及び政府関係機関補正予算案組みかえの動議に対しましては反対の意を表するものでございます。(拍手) 本補正予算案は、先刻委員長御報告のごとく、当初予算に計上された歳入の自然増収を財源といたしまして、二百三十億余円の減税を行うとともに、公務員の給与ベースの引上げ、それに伴う地方財政需要の増加に応ずるための平衡交付金の増加、仲裁裁定の実施に要する国鉄その他……
○西川委員 私はこの点は他の面において非常に重大だと思うのであります。保安隊の任務といたしまして、たとえば警察予備隊のごときでも、先年――私は山口県の者ですが、山口県の暴風の被害の際に、その地方の治安を維持し、また難民の救護をするために、警察予備隊が出動をしたのでありまして、そのために、当時非常に人心が不安になつたのが安定をいたしまして、また復旧のために非常に効果を上げたのであります。ところが、そういうことは日本にはしばしば起る。大震災の被害等の非常に多い日本。私は大正十二年の関東大震災のことを記憶いたしておるのでありますが、当時鉄道交通等全部不通になりまして東京はまつたく孤立の状態になつた。……
○西川委員 時間の制限につきましては、ただいまの先例に従わせていただきます。
【次の発言】 私は現在の争議に関します政府の態度につきまして、少し異なる方面からお尋ねいたしたいのであります。
わが国の労働運動は、敗戦以来占領軍の治下におきまして急速に発達いたしました。爾来毎年のように大規模な争議が起り、ストライキが行われたのでありますが、その都度多くの場合占領軍当局の命令もしくはその強力なる調停によつて解決を見ていたのであります。従つて今春講和条約が発効いたしまして祖国が独立いたしました際に、国民が深く懸念いたしましたことの一つは、独立後におけるところの労働争議がいかなる形をとつて行くかという……
○西川委員 神川先生の御説は非常に理論上ごもつともに拝聴したのでありますが、私は特に先生が国際政治の専門家であられますので、特にこういう点についてお教えを願いたいのであります。三点ありますので、一緒にお教えを願いたいと思います。 第一に、われわれが無条件降伏をいたしまして、ポツダム宣言を受諾する際に、私どもも若干その衝に当るような位置におりましたので、これが史上空前の苛酷なものであることをしみじみと痛感いたしますと同時に、それに続いて今回の講和条約、またそれに付随する条約、これがまた史上空前の苛酷なものであることも、先生の御説のようにわれわれ感じおるのであります。しかしかくのごとき講和条約を……
○西川委員 大蔵大臣がお見えになりませんので、まず冒頭に中共地区よりの引揚者の問題について、外務大臣にちよつとお尋ねいたしたいのでありますが、この問題に対しまして、本日の正半日赤の本社への入電によりますると、昨十五日双方の代表者が公式の会談を行いまして、その際中共側の主席代表から、今回の日本人の送還は、帰国を希望する日本人の帰国に対しまして、中共が援助するという建前であつて、引揚げというのは妥当でないというような発言があり、その援助の方針につきまして、日本人が帰国をする港は天津、秦皇島、上海の三港を予定しており、それぞれの港から同時に三千人ないし五千人が出発できる、そうして第一回の帰国は日本側……
○西川委員 第三分科会における審議の経過並びにその結果について御報告申し上げます。 本分科会に付託されました議案は、昭和二十八年度一般会計、特別会計予算中、文部省、外務省、厚生省及び労働省所管に関するものでありまして、一昨二月二十五日及び昨二十六日の両日にわたり、深夜に至るまで各委員の御精励によりまして、慎重に審議をいたしました。質疑に入るに先だちまして、各関係当局よりそれぞれ所管別に予算の説明を聴取いたし、それより各般の問題に関し、熱心かつ活発な質疑応答がかわされたのであります。その詳細につきましては、会議録によつてごらんを願うことといたしまして、ここにはその取上げられました項目を中心に御……
○西川委員 昭和二十八年度の予算は、わが国が独立をいたしまして最初に日本政府の責任において、また国会が自主的な責任において決議をし、成立いたしまする最初の予算でございまして、まさに民主日本の百年の大計の基礎となるものでございますから、私は今までの質疑を総括いたしまして、特に財政上において私どもが明らかにしておかなくてはならぬと思います二、三の点につきまして、大蔵大臣の御見解を伺い、内閣全体の責任においての大蔵大臣の答弁を得たいと思うのでございます。 まず第一にお伺いをいたしたいことは、私どもが予算を審議いたします場事合におきまして、平常の時代におきましては後年度財政計画というものを必ず参照い……
○西川委員 あなたの団体では中小企業の実態について御調査になつておりますか。私の伺いたいのは二十六、二十七、二十八年と三箇年を通じて見まして、そういう人たちの所得の状態が増加傾向にあるか、減少傾向にあるか、横ばいにあるか、そういうような点について根拠のある何か資料をお持ちでありますか。
【次の発言】 もう一言伺いますが、商工中金などの金が、金利の高いことを御指摘になりましたが、使用する方の側から見るともつと高いように承つておるのです。いわゆる信用保証協会の保証料とか、調査費というものがかかつて、日歩四銭以上にもなつておるというふうに聞いておるのですが、使う方面の方から見られていかがでしようか。
○西川主査 ただいまより予算委員会第三分科会を開会いたします。 議事に先だちまして一言ごあいさつを申し上げます。 私今般第三分科会の主査を仰せつけられまして、まことにふなれなものでございますが、各位の御協力によりまして円満なる議事の運営を期したいと存じます。どうか御支援のほどをお願いいたします。 本分科会は昭和二十八年度一般会計予算、同特別会計予算中外務省、文部省、厚生省及び労働省所管の審査に当ることに相なつておるのでありますが、審査の都合上、本日は文部省及び厚生省所管を議題として、審査に入ります。 まず昭和二十八年度一般会計予算中文部省所管について政府より説明を求めます。岡野文部大臣……
○西川主査 これより会議を開きます。
昭和二十八年度一般会計予算及び同特別会計予算中外務省及び労働省所管を議題に供します。
まず昭和二十八年度一般会計予算、同特別会計予算中労働省所管について、政府より説明を求めます。労働政務次官。
【次の発言】 まず昭和二十八年度一般会計予算、同特別会計予算中、労働省所管について質疑に入りたいと思いますが、政府委員に対しましての御質疑はございませんか。
【次の発言】 大臣は参りますが、十二時過ぎになると思います。なおその前に外務大臣の出席を求めておりますので、外務大臣から外務省所管の予算の説明を求めまして、外務大臣に対する御質疑を願うことにもいたしたいと……
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