永田良吉 衆議院議員
25期国会発言一覧

永田良吉[衆]在籍期 : |25期|-26期
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このページでは永田良吉衆議院議員の25期(1952/10/01〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は25期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院25期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
永田良吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院25期)

永田良吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 運輸委員会 第5号(1952/12/02、25期、自由党)

○永田(良)委員 私は抽象論をおきまして、具体的に一、二お尋ねしたいと思います。まず第一に、地方出先機関の点でありますが、管区海上保安本部が日本の国において今九管区になつておる。これについては政府当局は現在の通りでやはりお進みになるつもりか、何かまたこれについて考慮しておられるか、これが第一問。
【次の発言】 私は現在の九つにおいては無理があると思うのであります。この表でごらんの通り、何ゆえに皆様方は九州を第七管区として、九州の北端の門司に本部を置いておるか、私は九州のごときは南端にも一つくらいは置いてしかるべきものと思う。その理由は第一に、戦争の結果台湾並びに沖縄、鹿児島の奄美大島地方、こう……

第15回国会 運輸委員会 第6号(1952/12/03、25期、自由党)

○永田(良)委員 関連して……ただいま田原君から鉄道の路線の審議会の問題について御発言がありましたが、私もそのことについて大いに共鳴する一人であります。それは鹿児島県において薩摩半島の枕崎線と私の大隅には古江、隼人線があるのであります。これらの問題についてこの間たいへんな錯誤を来したのであります。私は明らかに言いますが、ここにおる運輸委員の鹿児島県の出身の尾崎君が本審議会の内容をどうして聞いたのか知らぬが、鹿児島県の二線は鉄道の審議会において決定したというようなことを私に話をしました。それから私は、そういうことは知らぬ、あなたは自分の選挙区に電報を打つたらどうか、ばか言え、まだ審議会の審議も経……

第15回国会 運輸委員会 第7号(1952/12/06、25期、自由党)

○永田(良)委員 私は気象の件につきまして、ちよつと簡単な質問を申し上げたいと思います。長い間追放でいなかに立てこもつていたので、近、ごろの事情に通じませんから、あるいは質問の要領等、間違つたことを申し上げるかもしれません。なおまた私はややともしますと興奮するくせがありますので、たまには脱線的な失礼なことも申し上げるかもしれませんが、そういう際におきましては、委員諸君や当局の方でも遠慮なしにおつしやつていただけば、脱線したことはただちに取消しをいたす覚悟を持つていますから、この点を前もつて申し上げておきます。われわれが若いころは、地方の測候所の気象の予報なんか、失礼ですが間々当らぬことが多いの……

第15回国会 運輸委員会 第9号(1952/12/09、25期、自由党)

○永田(良)委員 私も鉄道の未成線のことについてこの間もお願いをしたのですが、きようは未成線のことでありませんけそども、現在運転しておる線路の運転関係についてお尋ねしたいと思うのであります。日本全国の状況はどうであるか、私は専門家でないから知りませんが、最近日本の一番隅つこである大隅の繭端においてさえも、鉄道の貨車の今の運営方法では、地方のバスの動きによつて、われわれの地方の交通量は鉄道の方が年々少くなつてしまつた。そして私営バスの薩州バスのごときは、すばらしい勢いで、一日に十何回も頻繁に回転をして、客を吸収しておる。しかもその運賃たるや、マイル単位として鉄道の運賃よりも高くなつておる。これは……

第15回国会 運輸委員会 第10号(1952/12/10、25期、自由党)

○永田(良)委員 議事進行について申し上げたいと思いますが、私は今日の参考人の御意見を承つてまことに感激いたした次第でありますが、私途中から参つたので、こんな無鉄砲なことをお尋ねするとお笑いになるかもしれませんけれども、私実は今日の委員会でこういうりつぱな方々が参考人としてお話を聞かしてくださることは、まつたく夢のような話で、知らなかつたので、今日は政府側との質疑応答があるものと思つて参つた次第です。初めの天日さんの御意見を聞き漏らしましたが、いろいろ参考人より御覧を伺つたあとで、委員と質疑応答があつたようであります。ところがここで私どもが参考人の御意見を伺い、鉄道当局の御意見を伺つてから政府……

第15回国会 運輸委員会 第11号(1952/12/11、25期、自由党)

○永田(良)委員 ちよつと申し上げます。私は今の委員長の御態度に、率直に言うと不満があるのです。われわれは、各党の理事の方あるいは幹部の方で、どういう協定をなすつたか知らないけれども、私どもは、委員として政党政派を超越して、この交通問題では、他の政党の方がどんなに長い質問をなさつても、正直に拝聴しております。また関連質問は、地方的な問題もありますから、政党政派を超越して、今何議員が質問なさつた、ここにも非常に関連した質問がある、こういう場合は、その機会にやつた方が効果的であると私は思う。何もわれわれは、他の社会党や改進党の方が発言なさるその演説を妨害しようというような非立憲的な考えは持つており……

第15回国会 運輸委員会 第12号(1952/12/12、25期、自由党)

○永田(良)委員 委員長は、きようの委員会は午前中で打切るのか、午後も引続いてやられるのですか。
【次の発言】 それならば時計は何時ですか。一時半であります。人間は食うべきときには食わなければならぬ。そのくらいのことは委員長は考えなければならぬ。委員長は何と思つておられるか。
【次の発言】 重要な議案であればあるほど、休んでゆつくり飯を食つて慎重にやらなければならぬ。
【次の発言】 私は午前中に議事進行について委員長にお願いしたのですが、どうも委員長少し御迷惑だつたようであります。朝の十時の開会がきようは十一時になつても始まらない。私が申し上げるのは、少し失礼かもしれませんが、時間を励行せぬと……

第15回国会 運輸委員会 第13号(1952/12/13、25期、自由党)

○永田(良)委員 さきにわが党を代表して關谷君が詳しく賛成の意を表されましたが、私もつけ加えて本案に賛成の意を表明したいと思うのであります。  その前に、私どもは長くいなかにおつた関係上、こういう法案等については、たいへん認識が薄かつた。法案が上程されて以来、各委員の方が熱心に御質問をなさり、また当局としても詳細にわたつて説明があつたのであります。われわれはその質疑応答の間露ける両方のまことに真剣な態度について、心からある意味の喜びと感謝を持つている一人でありますが、この法案がいよいよ最後の決定を見んとするにあたつて、今まで私どもが数日にわたつて討議した間に、私のごときまずい者が、誤つて委員長……

第15回国会 運輸委員会 第14号(1952/12/16、25期、自由党)

○永田(良)委員 私は海運再建の見地から、ただいま日本各地にある海運局の配置状態についてひとつお尋ねしてみたいと思います。私は日本全国に幾つあるか、全部は知りませんけれども、特に私は九州の者でありますから、九州方面の海運局の配置について当局にお尋ねしたいと思います。  現在門司に海運局があつて、これが九州全体、あるいは山口県も含んでおるかもしれません、管轄はどうなつておるか知りませんが、あそこでいろいろ指導をしておられる。そして全国の各海運局の人の数なんかも、表によつて拝見しますと、大体門司の九州の海運局などは二千何百人で、一番人数が多い。これはむろん門司は日本の関門で、ああいう大事な場所です……

第15回国会 運輸委員会 第15号(1952/12/20、25期、自由党)

○永田(良)委員 ただいま關谷さんから詳しく御質問がございましたから、よけいなことはお伺いいたしませんが、ただ一、二少しわからぬことがありますから教えていただきたいと思います。この休職者のうちで、結核性の疾患で休職になつておるのは、先ほどちよつとおつしやいましたけれども私聞き漏らしてしつかり覚えておりませんが、休職者の数のうちの幾らぐらいになつておりますか。
【次の発言】 次にもう一つお尋ねしておきたいのは、一万四千名の休職者の全体の鉄道従業員の数に対するパーセンテージ、それとほかの官公署の公務員と休職者のパーセンテージの比例はどういうふうになつておりますか。鉄道は特にこういう休職者が多いので……

第15回国会 運輸委員会 第16号(1952/12/22、25期、自由党)

○永田(良)委員 この根占港は、旧藩政時代においては天然の良港として、大分うたわれて来たよき港であつたのでありまするが、その後上流の方から土砂を毎年押し流して来て、現在では満潮時でも船が入れぬというようなさんたんたる光景になつておるのであります。根占港の周囲には、ごらんの通り大隅半島の官有林、民有林等の林産物、特に粗材、木炭等も相当あるのであります。それらが、ごらんの通り鉄道の便もないし、よき港もないので、例年この天然の入江を通して外に持つて行くことができないという苦しい状態にあるのであります。そういう意味で、この根占港を来年度予算において少上でも国の方から手を加えて、ひとつ開発していただきた……

第15回国会 運輸委員会 第18号(1953/02/19、25期、自由党)

○永田(良)委員 私はこの新年度の建設費九十億円の各路線の割当と年度制、これをたいへんごめんどうですが、もしわかつておればひとつこの際説明を聞かせていただきたい。まずそれからお尋ねいたします。
【次の発言】 たいへん御丁寧な御答弁ですけれども、われわれ六線に関係のある地方民としては非常に心配をいたしておる。九十億のうち六線に対する大体のお見込み、たとえば本年度は六線に対して各線に測量費とかいろいろな費用でも、どの程度くらいはというあらましのお見込みは御説明できぬものでしようか。
【次の発言】 ただいまの御説明で、着手していただくということですが、そうすると実地測量の費用だけしか本年度には出せぬ……

第15回国会 運輸委員会 第19号(1953/02/23、25期、自由党)

○永田(良)委員 ちよつと議事進行について……。航空問題は必要ですから、今日は本会議が始まるならば、これでやめてくださつてけつこうですが、私はこの次も引続いてたくさんの質問を持つておりますので、どうか今日で打切らぬように願います。

第15回国会 運輸委員会 第20号(1953/02/24、25期、自由党)

○永田(良)委員 私は国内線の航空路の延長について、大臣の御意見を承つておきたいと思います。ごらんの通り国内線の幹線は、北は北海道の千歳、南は博多の板付になつている。これにつきまして、私は幹線を九州南端の鹿児島まで延ばしていただきたい。その理由は、現在日本国際航空会社がやつている博多線の航空路は、今鉄道と航空機との連絡がついていない。私はたびたび乗りますけれども、ここ定時半に立つて行くけれども、博多に行つた際には、鹿児島行の十二時十五分かの汽車には間に合つていない。これはあなたも九州の御出身だから特に御承知だと思うが、私の鹿児島や宮崎、それから熊本、長崎県の方面は、あれに遅れますと、夜の急行の……

第15回国会 運輸委員会 第23号(1953/03/05、25期、自由党)

○永田(良)委員 私は国内のローカル線の問題について、まず第一着にお尋ねしたいと思うのです。さきの航空局長の説明によりますと、相当の計画はしておられるとおつしやいまして、われわれとしてはむろん国際航空並びに国内航空の幹線の発達も大事であります。私は世界に取残された日本の民間航空を発達せしめるには、国内のローカル線を迅速に開発せられることが、たいへんけつこうなことじやないかと思うのです。しかるに最初航空審議会なんかでおきめになつた予定の計画が、一例を申し上げますと、私たちの鹿児島の航空路のごときも、たしか七千万か八千万か、飛行場をつくるについての予算も組んであつたようだけれども、それらもまだ達成……

第15回国会 決算委員会 第3号(1952/12/08、25期、自由党)

○永田(良)委員 今この事件についての報告を承りまして、私は非常に物足らなく考えます。私は追放でいなかに六、七年間しやがんでおつたのでありますが、このたび久しぶりに中央に参りまして、人の動きやその他いろいろな点を観察をした場合、やはり上のなすことが一般の民衆に深い影響が及ぶのでありますから、特に会計検査院等において、地方においでになつたときのいろいろな調査とか検査についても―むろん厳重にやつておられるものと思うけれども、今の地方裁判所の例のごとく、疑いを受けた者がすぐ保釈になる。昔のように非常に謹慎して相済まぬというような反省の念が薄らいでおるようなことを、われわれは地方でも中央でも至るところ……

第15回国会 決算委員会 第4号(1952/12/10、25期、自由党)

○永田(良)委員 私もこの問題に関連してお尋ねしたいと思います。先ほど寄附金のことについて会計検査院の答弁が、私どもにはどうしても了解できない。私はいなかものだから法律のことは何も知らぬけれども、多年地方政治や中央の政治問題において、何か国家の施設か県の施設をする際に、政府当局や県当局が地元に対して、悪くいえば寄附の強要ぐらいなことをやつて、お前のところで土地か建物を寄附するならば、裁判所もつくつてやろう、学校がほしいというならば、よし、敷地か建物の一部を寄附でもすればつくつてやる、そういう無理な交渉の結果、日本全国至るところに寄附金のあとがふしまつになつた例がたくさんあるのであります。それら……

第15回国会 決算委員会 第5号(1952/12/15、25期、自由党)

○永田(良)委員 関連して――終戦処理費の中で、私は年度関係はよく記憶しておりません、これは事実あつたことでありますが、お尋ねさせていただきます。私は鹿児島県の大隅海軍航空隊の飛行場に関係いたしておりませんが、厚木と鹿屋の飛行場に米軍が最初に進駐して来た。約一年半ぐらい三千五百の空軍とか海兵隊が駐屯しておつた。当時海軍の航空隊並びに工廠の所有物であつた飛行場から建物、倉庫、格納庫、一切米軍が占領しておつた。ところが一年半ぐらいしてから、米軍が一応鹿屋の駐屯地を引揚げて、その後鹿児島とか福岡方面、各地にアメリカの進駐軍は駐屯したわけですが、その駐屯をしたあとにしばらくだれもいなかつた。その間に国……

第15回国会 決算委員会 第6号(1952/12/17、25期、自由党)

○永田(良)委員 私は直接これに触れた問題ではありませんけれども、疑義を抱いておる点がありますので、お伺いいたします。これは所官でないからと皆さまがつつ放してしまえばそれまででありますが、これは過去の二十五年度における処分でありますけれども過去から現在にかけて、私ども地方で事めんどうに及ぶことをたくさん見ておる。これは現在でも、また将来もあり得る問題です。一例は今保安隊のいる越中島の建物です。あれは、元商船学校であつた。それが米軍に占領され、それから警察予備隊が入り、それが保安隊と名前がかわつて今入つておる。これは国有財産になつていると思う。使用料を出しているわけではないだろうと思います。あの……

第15回国会 決算委員会 第7号(1952/12/19、25期、自由党)

○永田委員 関連して……。私も今鈴木さんの質問通り特に人事院に関係のある地域給の引上げの問題、これが全国一万有余の市町村の市町村長、それから議長、議員から毎日のように電報も来ますし、それから書類も出します。その上はるばる鹿児島県からもここに押し寄せて来ております。この事実は鈴木さんのおつしやるように、ほかの補助と同じように、中央の官庁から末端の市町村に関係した少額の金額の補助まであまりに複雑になつた結果、今こういうふうに末端から始終東京を目がけて上京せられる陳情の関係が多いのです。これはたいへん悪く言えば、かえつて市町村を助けはしないで、鈴木さんのおつしやるように、市町村の行政自体を麻痺せしめ……

第15回国会 決算委員会 第8号(1952/12/22、25期、自由党)

○永田(良)委員 この決算委員会に知事さんの御意見を承るような機会を得ましたことはたいへんわれわれ国会の進歩だと思います。私はこの点から委員長に、今回は二人でしたけれども、もし明けましての正月、二月、三月のころにおいては、全国のたとえば九州地方とか、北海道、各地方々々に関係のある決算の問題が起つた場合には、ほかの知事さんからもいろいろ意見を承る機会を得たいものであるということを希望しておきますが、これはたいへん進歩だと思います。  なお私はこの機会に、こういう考えを持つておるので、これをお尋ねしたいと思うのです。これは幸い両県知事から、地方の自治体を監督しておられるのだから、そういう意味で私の……

第15回国会 決算委員会 第9号(1953/02/06、25期、自由党)

○永田(良)委員 私は九州方面においてこの問題と関連したことについて質問をしたいと思いますが、委員長お許しくださいますか。
【次の発言】 それでは簡単でありますからお尋ねしたいと思います。これは調達庁と会計検査院の方にお尋ねしたいと思うのでありますが、それは大隅の鹿屋海軍航空隊のあの終戦処理の物件の問題であります。ごらんの通り、あの飛行場は進駐と同時に米軍が占領しました。そして米軍が引揚げてから、あの建物やいろいろのものを日本政府にまたもとして参つたわけであります。それでただいまのところは、私、官庁関係はよく存じませんが、この物件の処理は調達庁で主としてやられておられたか知りませんが、私は大蔵……

第15回国会 決算委員会 第10号(1953/02/09、25期、自由党)

○永田(良)委員 今の質問の御答弁のうちに、事実に照して符合しない点があるからして、ひとつ重ねてお尋ねしたい。今あなたは自分の手元とか、大きな官庁のところにはそういう目が届いておるから失態がないというようなことをおつしやいましたけれども、ここに明らかに事実があります。名古屋の百四十四万、大阪も百八十万ですか、たまには私の鹿児島のごときも百十六万というのがありますが、この点はあなたの説に同意するけれども、さつきの説明と符合しない点はいかがなのですか。
【次の発言】 一体検察庁として、まことに予想外にこういう犯罪事件がたくさんあるということは、これは国政の上にまことに遺憾な点であると思います。しか……

第15回国会 決算委員会 第11号(1953/02/11、25期、自由党)

○永田(良)委員 私も一、二お尋ねしたいと思います。会計検査院長さんはいろいろ欧米各国のことにお詳しいと考えておるのであります。私は終戦後追放になつて今度ようやく復活したのですが、われわれは国内の事情、世界の情勢にまつたく盲であり、この意味からこの機会にあなたに真剣にお尋ねしたいと思います。一体敗戦国に一千何百件ものこういう不正な忌まわしいことが起るというのは、私ども生れて初めて聞くことです。われわれが前に代議士なんかしておつたときはこんなことは少かつた。私の鹿児島あたりでは、田尻さんなどが会計検査員をしておるときにはずいぶん官紀は振粛されて、こういうことなんかわれわれ決算委員会にいたときには……

第15回国会 決算委員会 第12号(1953/02/13、25期、自由党)

○永田(良)委員 これに「月額坪当り五円」とあつて、それに「一〇」と書いてありますが、この一〇というのは何を意味しておりますか、私にはちよつとわかりませんから、よく説明してください。
【次の発言】 この五円十銭とあるのは、この時期における一般の民間会社等の一坪当りの使用料との関係はどうなつておりますか。やはり一般もこのくらいであつたのですか。これも御承知ならば聞いておきたい。
【次の発言】 この徴収料は六百五十坪に対して三千三百十五円で、ばかに金額が少いのだが、そのかわりに寄付金としては二百万もとつておられる。この寄付金はどういう理由でおとりになつたのですか。さきに説明があつたと思うけれども、……

第15回国会 決算委員会 第13号(1953/02/16、25期、自由党)

○永田(良)委員 不当不正事実が二十五年度において千百十二件、二十六年度が千百九十八件、実は私追放で、久方ぶりで再び議員として出て来て、敗戦後の状態とはいえ政府の役人が、こういう不当不正なことをなさつたことを、決算委員になつて知つてまことに驚きました。まだ心臓の鼓動がやまぬ。大蔵大臣よく聞いていただきたい。私の地方には国有林なんかがあるが、それ木のを一本切つても罰金や懲役に処せられて泣いている人がたくさんある。金額に見積つたならばわずか十円か百円以下であると思う。われわれ辺鄙な地方の純良な国民は、納税においてわずか千円か二千円の滞納があれば、地方の税務署が踏み込んで来て差押えをして、無理な徴収……

第15回国会 決算委員会 第15号(1953/02/20、25期、自由党)

○永田(良)委員 ただいまの御報告によりますと、五千万円のうちまだ三千万円近く未回収のようでありますが、三千万円というと大した金です。こういう損害を与えておつて、まだ回収を今督励しておられるというけれども、今の説明によると、あとの四つの会社は縁を切つたのであるというのだから、なかなか縁を切つた讐んは処分がむずかしいんじやないかと思うのです。それで今はただ金の回収のみを督励しておるようであるが、その監督者等の責任者の処分はどうなつておりますか、それをお尋ねしたい。
【次の発言】 戦争の跡始末に、国の財産を取扱つておる皆さんのうちで、大蔵省の財務局ほど悪いことをする役人はおらぬ、こういう悪いことを……

第15回国会 決算委員会 第16号(1953/02/23、25期、自由党)

○永田(良)委員 私は癩病院のことについてお尋ねしておきたい。先般熊本に九州全体の癩患者を収容するために、大きな計画のもとに建築をなさつたと聞いております。私は寡聞にして実際の収容状態を知りませんが、巷間伝うるところによれば、熊本にはなるほど大きな計画のもとに建築をなさつた。ところが実際の患者の収容はその計画に満たない。しかるに南九州の敬愛園においては、これは熊本県より先に、かく申し上げる永田が命がけであそこをつくつた。そこにはもはや患者が入る病床もない。しかも厚生省は地方の患者の心理状態をきわめず、また家族に対する同情も考えずに、ただ図面の上でかつてに患者数を調べて、熊本が九州の中心だという……

第15回国会 決算委員会 第18号(1953/02/27、25期、自由党)

○永田(良)委員 この買上げ澱粉の管理の方法は、食糧庁としてどういうことをやつたのか知らぬが、澱粉のごときは、粗製でお買上げになれば水分の含まれておるものもあるから、長持ちしないことはわかつておるのであります。それでこれを精製して貯蔵したのでしようが、その地方によつて、その原料を一手に集めて精製せられるのには、大分運賃等で混乱を来すものである、しかしいずれにしても澱粉の処置は並たいていでないと思う。しかしこういうことが一年や二年で済むものではない、食糧問題の対策はわれわれ子孫永遠の計だと思う、だから澱粉のごときはその主要な産地、たとえて申し上げれば、千葉県だの、私の鹿児島県のごとき澱粉の主産地……

第15回国会 決算委員会 第19号(1953/03/04、25期、自由党)

○永田(良)委員 これに関連したことですが、今委員長から百九十二ページ、四九〇「収納未済が多額のもの」「林野庁管下各木炭事務所収納未済額一、一五五、一三八、五七六円のうち、一、一三一、三五八、八六九円についてはまだ収納の報告に接していない。」と書いてあります。これの報告はきよう配付になつた書類に書いてあると言われますけれども、この数字以外には何も書いてないではありませんか。それでは質問者は何もわかりはしません。こういう多額の、木炭事務所の十一億の未済があるというのだが、この内容について私どもは説明を願いたいのです。林野庁からだれか来ておられますれば御説明を願います。

第15回国会 法務委員会 第2号(1952/11/11、25期、自由党)

○永田(良)委員 このフイリピンであるとか濠州方面にまだたいへんいらつしやつて、お帰りになれぬ気の毒な人方に対して、あるいは政府もしくは親族関係からでも差入れ等については何か御考慮になつたことがありますか。これの話を聞いてみますと――私も先日巣鴨に行つて、いろいろ鹿児島県出身の戦犯者から承つたのでありますが、向うに入つておる者は待遇もあまり芳ばしくないというようなことも聞いたのであります。こういう方に対してはたいへんお気の毒でありますから、何か政府の方からひとつこういう差入れ等については便宜をはかつていただくということが、もしなかつたとすれば――今後あり得るならば、どうかそういう方法を大いに考……


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データ更新日:2023/02/05

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