このページでは田中元衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○田中(元)委員 大臣に承りたいと思うのでありますが、健康保険は国民生活の上で必要な大きな問題でございます。保険経済を確立して、少くとも保険の万全を期したいということが社会保障の問題の中心になつておるわけでございまするが、実は保険経済の根本をなす医療の問題におきましては、医療が万全を期せられなければ保険の問題とは解決ができないと思うのでございます。その医療は医師並びに歯科医師が行う以外に本質的には行えないわけなのであります。そこで私は、この保険経済の根本をなす医療の体系と申しますか、医療のあり方というものが基本となつて保険経済の確立がなされなければならないと思う。そこで一昨年の十二月、当時医師……
○田中(元)委員 私は自由党を代表いたしまして健康保険法外三件に賛成の討論を行うものでございます。 御存じのごとく社会保障の中心は、医療問題の解決にあり、健康保険その他の問題について十二分に政府は施策を行いまして、一日も早く社会保障としての最も問題とされておりまする医療問題を解決することが、今日最も大きな急務であると思うのであります。今日出されております法律は、その意味において全体の問題とは言えないのでございますけれども、一歩前進したという点については私は認めざるを得ない。ただ御存じの通り、健康保険の問題を一つ取上げて参りましても、いまだ健康保険の経済と申しますか、財政と申しますかが確立され……
○田中(元)委員 社会保険審査官及び社会保険審査会法案に関する討論を、自由党を代表していたします。 社会保険のいろいろの問題等につきまして、いろいろと意に満たない、抗議を申し込むべきような問題というものは、社会保険が進展いたしますればいたしますだけ、そうした問題が起つて来ることは当然のことでございます。そこで各府県等においては審査官を置いて、中央においても労使並びに中立から出られておりまするところの十八名からなる審査官によつて、今日までもいろいろなるそうした不在の問題について解決をすべくやつて来ておるのでございます。ところが、これらの方々は、非常勤の方々でございますし、問題が多くなればなるだ……
○田中(元)委員 議事進行について発言いたします。非常に理想的な内容を盛つておりますこの法案に対しまして、厚生省の諸説明、法律の内容等につきましても委員として納得の行かない点が多々あるわけでございます。ゆえに今日は質疑をこの程度で終了いたしまして、次回には厚生省は少くとも納得の行くような説明をひとつ用意していただきまして、この法案について十二分な検討をいたしたい、こういうふうに考えるわけでございます。この動議を提出いたしたいと思います。
○田中(元)委員 関連して……。今質疑がありましたが、これは人体に関する医療給付の問題でございますから、相当きつい監査をして処罰することは私は当然のことだと思う。しかしながら私は前々の安田さんの局長の時代から、特に今の久下局長は、医療関係者として医務局におられて、お医者さんの立場はよく考慮していらつしやると思うのです。あなたは保険局長になられて、医療の本質をどこに置くか。一体今日の保険制度の中において、一番貧乏くじを引いて、そして医療給付をやつておるのは医者だと思う。この問題がなお厚生省で今日解決されていないということが一つだと思います。 同時にまた監査の問題でありますが、医師会の人にしても……
○田中(元)委員 当分の間というのは、何年くらいですか。
【次の発言】 これは提案者であります中山先生にはちよつとなんでありますが、この法律に基く猶予期間の延長が一日も早く解決できて、現法律がやられる日が来るということを私たちは望んでおるのでありますが、医療設備がいまだしつかりでき上らないということは、これは何といつても残念なことでありますので、国会あたりでただ法律を延期するということに厚生省が頼らずに、ひとつ一日も早く法律に基くような医療設備にならんことを、私どもは希望してやまないのであります。そういうようなことでありますから、ひとつこの点は、提案者にはなんでございますが、厚生当局として十二……
○田中元君 私は、同僚議員でありまする長君と伊藤君の懲罰の提案をするという悲しむべき事態に対して、まことに心から残念であるということを、まずもつて申し上げたいと思うわけでございます。 実は、七月三十一日の夕刻、私どもが自由党の北海道の代議士会をやつておりまする席上、いろいろと予算委員会の模様等を承りまして、私と篠田君とが、それではひとつ行つてみようということで予算委員室に入つたわけでございます。私はうしろから入りまして篠田君は委員長席の方へ行つておつたようでございますが、私は、ちようどまうしろの分自党の木村武雄さんやあるいは高木松吉さん等々と、いろいろと予算委員会の模様等につきまして雑談まじ……
○田中(元)委員 昨年の七月、第十三国会におきまして、寒冷地におきまする小学校に、屋内体操場をつくるべしという決議が、満場一致で可決しておるわけでございます。これは寒冷地におきまする学童の保健衛生上の問題からいたしましても相当重要な問題でございますが、このことに対しまする文部省の今後の方針等について承りたいと思うわけでございます。 いま一点は、限局された問題でありますが、北海道における学芸大学の構想の問題について承りたいのでありますが、シニア、ジユニアの学芸大学は、各県に一校ずつ置きたいということが基本条件になつているようであります。北海道も一県並に、札幌に一校置かれておるわけでありますが、……
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