このページでは五十嵐吉蔵衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○五十嵐吉藏君 ただいま上程せられました、米国において制定せられましたる可燃性織物法に関する決議案につきまして、提案者を代表いたしましてその趣旨を弁明せんとするものであります。 まず案文を朗読いたします。 可燃性織物法に関する決議案 可燃性織物法は、千九百五十三年六月三十日アメリカ合衆国国会において成立し、即日大統領裁可となり、千九百五十四年七月一日より施行されることとなつた。 本法の施行によつて、軽目絹織物等の対米輸出はいちじるしく阻害せられ、わが国の当該産業及び関連諸産業に与える打撃は、まことにじん大であり、ひいては、国民感情を刺激し、日米経済外交の前途に暗影を投ずるおそれが……
○五十嵐委員 まず修正案を申し上げます。 北海道防寒住宅建設等促進法案に対する修正案 北海道防寒住宅建設等促進法案の一部を次のように修正する。 第八条第二項中「資金の貸付をする場合においては、」の下に「貸付金の利率は年五分五厘とし、」を加え、「公庫法第二十条第一項及び第二十一条(貸付金の利率並びに償還の期間及び方法)第一項の規定にかかわらず、」を削る。 第九条第二項中「資金の貸付をする場合においては、」の下に「貸付金の利率は年六分五厘とし、」を加え、「融通法第九条第一項の規定にかかわらず、」を削り、同項の表を次のように改める。 本修正案の趣旨を簡単に申し上げます。 本修正案は……
○五十嵐委員 建設行政について二、三お尋ねをいたしたいと思います。
まず第一番目に、府県道の砂利道の補修に関する問題ですが、従来公共事来として府県道の砂利道の補修費というものが支出されておつた。ところが二十八年度からはこれが打切られるということを聞いておるのですが、その点はどうなんでしようか。
【次の発言】 これは、言うまでもないのですが、都道府県の砂利道というものが、交通量の増加によつてだんだんに悪くなつて行くことは当然なんです。しかも、今の地方の財政の上からいつて、もしこういつたような費用を打切るということになりますと、これはもうたいへんなことになると思うのですが、一体建設省は、この問題……
○五十嵐委員 蚕糸業問題についてお尋ねをいたしたいと思います。まず第一番に蚕糸業に対する政府の基本的な考え方を承ります。と申しますのは、こういうことなのです。今後政府として日本の蚕糸業というものを指導し、育成し、また奨励をして行くという上におきまして、一体この蚕糸業というものを輸出産業として育成をして行くか、それとも内需産業としてこれからひとつ奨励をして行くかという点なんです。一体なぜこういうお尋ねをするかというと、言うまでもなく戦争前までは日本の蚕糸業というものは輸出貿易の大宗であつて、その王座を占めておつた。従つて大きな外貨の獲得の役割を果しておつたのですけれども、戦争後これが中断されてお……
○五十嵐委員 私はこの機会に国道十七号線、通称三国国道といわれておるところの地帯の国道改修工事に関する問題について、お尋ねをしたいと思います。 国道十七号線の一部路線変更に関する陳情あるいは請願というような運動が、地元住民から、国道十七号線(無多子線)開通期成同盟会長であり、新治観光協会長である岡村宏策氏を代表者といたしまして、数年間熱心に、しかも真剣にこの運動が行われて参つたのでございます。しかもこの運動がこの路線の重要性にかんがみまして、国家的見地に立つての陳情であり、主張であるというところに、私は政府としても十分検討をし、調査をし、そうして考慮しなければならない問題がある、かように考え……
○五十嵐吉藏君 河川局長の御答弁のうち、補償に対する基本的な考え方、それは、従前の生活水準を下らないということを基準としてやつておる。それはむろんそうでしようが、これは金だけではなかなか解決のできない点が多々あるわけなんでありまして、先ほど通産省からも御説明がありましたが、補償の金をもらつて、その金をふところにして、行く道に困るという場合ができて来るわけなんです。そこで問題は、補償ということと同時に、あとの更生計画、つまり村づくりということになると思うのですが、今の通産省の御説明では、それは金だけでなしに、そういう面で推進をして行きたいというのです。それはもつともだし、またそうでなければなかな……
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