このページでは五十嵐吉蔵衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○五十嵐吉藏君 ただいま議題となりました繭糸価格の安定に関する臨時措置法案につきまして、自由民主党を代表し、若干の質疑を行わんとするものであります。 最近の相次ぐ糸価の低落は、繭糸価格安定制度そのものの崩壊すら憂慮せられるに至ったのでありますが、政府の適切果断なる措置によりまして、その危機を突破し、繭糸価格の安定を保つことのできる見通しを得るに至りましたことは、まことに喜びにたえません。(拍手)しかしながら、今回の応急措置をして真に効果あらしめ、もって繭糸価格を安定し、さらに蚕糸業の健全なる発展をはかるためには、なお幾多の問題が残されておるのであります。私は、これらの諸問題につきまして、政府……
○五十嵐委員 私は政府にお尋ねしたいと思うのですが、それは国用生糸に対する対策についてお尋ねしたいと思います。
一体国用製糸が年間六万俵も生産をされているわけですが、これに対して何らの対策もとっていない。現に何の手も打っていないわけですが、国用製糸に対してはどうして対策をとられないか、まずこの点を一つ伺います。
【次の発言】 それが実際問題としては非常に困ることなんで、あなた方の方がもう十分御承知になっておることですから、くどいことは申しませんが、問題は、国用製糸の原料も同じく八千七百五十掛で買い入れをしておるわけです。そうすると、何ら対策をとっていないんだから、これは千四百円で繭を買ってい……
○五十嵐委員 これより会議を開きます。
私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの松澤君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、篠田弘作君が委員長に御当選になりました。(拍手)
委員長篠田弘作君に本席を譲ります。
○五十嵐委員 それでは当面の農業法人課税問題についてお尋ねをしたいのですが、まず第一番に、これは実は新聞で承知をしたことなんですが、農林、大蔵の意見が一致をしていわゆる統一見解なるものが発表されたようですが、これは確かにそういうことが発表になりましたか。そして、そうだとすれば、その内容は一体どんなことであったか、これをまず承わりたい。
【次の発言】 そうすると、こういう統一見解のもとにこれを国税庁に流したわけですね。新聞によると、この統一見解を国税庁に通達をしたとある。この通達の内容というのはこの通りですか。
【次の発言】 ところが、国税庁の長官が参議院の予算委員会でこういうことを答弁している……
○五十嵐委員 田邊さんにちょっとお伺いしたいのですが、先ほど来からのあなたの農業法人に対する御意見に私は大体同感であります。従いまして、傾聴をいたしました。ただ、最後に非常にあなたが重大な御発言をなさっておりますので、その点についてお尋ねしたいと思うのですが、それは、資本主義国家のもとにおいては農業政策というものは、限界がある、こういうお話があったわけです。そこで、この点はどういう内容を意味しておるのか一つ御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、あなたは社会主義社会のもとにおいては農政は前進するという考えですか。
【次の発言】 私とどうも若干考えを異にするのであります。(「やぶ……
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