このページでは中村庸一郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○中村(庸)委員 きようは政府委員はどなたが出ていらつしやいますか。
【次の発言】 本法案は去る十五国会におきまして、衆議院を通過いたしまして、解散のために流れたのであります。従つてすみやかに本法案の成立を希望するのでありますが、二、三明らかにしたい点がありますので、政府委員より御答弁願いたいと思うのであります。
本法案によりますと、第一條本文に「政令で定めるその他の事業」ということが記載されておるのでありますが、政令で定める事業というのはいかなる事業をさすのでありましようか。また政令ができておるならばお示し願いたいと思います。
【次の発言】 昭和二十八年二月十日の水産農林連合審査会におきま……
○中村(庸)委員 私は各魔提案名を代表いたしまして、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案に対する修正案についてその趣旨弁別をいたします。 本法案はさきに、漁船の操業制限等に関する法律制定当時からその必要を強く要望せられておりました次第でありまして、これが一日も早く制定実施されますことを切望している次第であります。御承知のごとく前の第十五国会におきましては、衆議院の解散によりまして、法律案は衆議院において可決されながらその制定を見ることができなかつた次第であります。かかる事情によりまして、同一内容の法律案が再び提出された次第でありますが、この間におきまして……
○中村(庸)委員 私は改進党を代表いたしまして、この漁業法の一部を改正する法律案につきまして賛成の意を表するものであります。 この法律案の提案の理由並びにその内容につきましては、提案者の提案理由の説明の際、種々お述べになり、その内容もしごく簡単でありますので、私は繰返すことを省略いたします。 この免許料、許可料の撤廃の件は、日本全漁民の漁業法制定当時よりの熱望でありまして、他産業に見ない制度であり、あまりにも矛盾と不均衡のため、関係者はその不合理をつき、その廃止を叫び続けて来たのでありまして、わが改進党は漁民より強い要望を受けておりましたので、早くからその廃止について研究して参つたのであり……
○中村(庸)委員 この農林漁業金融公庫法の改正につきましては、小委員長の詳しい御報告でまことにけつこうなことと思うのでありますが、この改正によりまして、実際の貸し出のわくが幾らある、との点を一点だけ明かにしておいていただきたいと思います。また開発銀行との関係についても御説明願いたいと思います。
【次の発言】 この改正によります貸出しのわくの見通しでありますが、中小企業金融公庫の方の残がどのくらいあるか、それからまた貸し出される点は、復金の貸出し残が約五億円あると言われております。こういうものを流用できるではないかという意見もありますので、本年度において大体どのくらい貸出しできるかという見通しく……
○中村(庸)委員 議事進行について……。本日のこの委員会というものは、天下注視のうちに開かれておると私は考える。また昨日の懇談会におきましても、何らきめ手がないのだ、しかるがゆえにいかんともすべからざる状態にあるのだという説明を伺つておるのであります。しかしてまたこの問題解決に対してアメリカの介入も希望するのだ。輿論の喚起も大いに努めるのだ。本委員会において外務大臣の出席もなければ、保安庁長官の出席もない。委員会軽視の問題は重大な問題だろうと思う。私はこの際外務大臣の出席を要求し、天下にこれを訴え、わが国の輿論の喚起に努めなければならぬと思う。この委員会を休憩しても私はさしつかえないと思う。外……
○中村(庸)委員 昨日に引続きまして外務大臣にお尋ねしたいと思います。 昨日李承晩ラインの設定につきまして、どういう径路で通告を得たかという質問に対しまして、大臣より、日韓漁業会談のうちにずらずらつとこの李承晩ラインというものが出て来たという御答弁を承つたのでありますが、現在わが国におきまして、この李承晩ラインを認めておるかのごとき感を与えておるのでありまして、この李承晩ラインをいかにも認めておるというような感じを与えておることはまつたく遺憾に存ずるのでありますが、外務大臣はこの点いかがお考えになりますか、はつきり承りたいのであります。
○中村(庸)委員 第二項の問題でありますが、事故を未然に防止しますのは当然のことでありますので、決議といたしましてはこの程度でさしつかえないと私は考えます。 それから代船建造の問題は、これはまたいろいろな場合も起り得ると思いますが、大体この李ラインの日韓紛争問題について政府を鞭励しまする決議としましては、本案しごく適当と考えますので、賛意を表するものであります。
○中村(庸)委員 第十六国会におきまして、米軍の行為による特別損失の補償に関する法律ができたのでありますが、今日までたいへんその施行が遅れておる。この法律のできましたときに、迅速に損害を補償するようにという附帯決議がついておつたのであります。この遅れました理由をただいま簡単に御説明になつたのでありますが、この遅れました理由がどの点で遅れましたのか、この点をもう少し承りませんと、はつきりいたさない点があるのであります。あるいは政令で定める行為が非常に多種多様にわたつておるためにきめかねておつたのか、あるいは手続上の問題で遅れておつたのか、こういう点をもう少しはつきり御説明願いますと、それに対して……
○中村(庸)委員 私は漁業制度に関する小委員会の審議の件について御報告いたします。 昨日小委員会を開きまして、漁船損害補償法の一部改正の件並びに漁船乗組員給与保険法の一部改正の件について審議をいたしたのであります。まず水産庁より大体の構想の説明を聴取し、各委員より種々意見が述べられましたが、結果は出なかつた次第でございます。そのため小委員会といたしましては、明日から国会が閉会となりますが、その間に審議の必要が生じたときには小委員会を開けるようにしておくべきものであるとの決定がなされた次第であります。委員長におかれましては各委員にお諮りくださいまして、小委員会の決定通り決議されんことを望みます……
○中村(庸)委員 私はただいま夏堀委員の御発言の中に、この許可問題に関して現職大臣が圧力を加えた、また自由党幹部が非常な圧力を加えた、しかもその証拠がはつきりあるというお話を承つて、まつたく驚いた。綱紀粛正を叫ぶこの内閣、かような許可問題に関連して現職大臣が圧力を加えるということは重大問題であります。しかるにこの委員会においてこの発言があつたのでありますから、委員会の権威の上においても、この問題を明確にしてもらいたいということを希望するものであります。この点は委員長においてしかるべく、きようただちにおきめ願いたい、かように考えます。
【次の発言】 ただいま私の発言に対して、椎熊委員より関連して……
○中村(庸)委員 関連して……。ただいま松田委員より、この陳情に対して詳細な質問がありました。私は実は、七日の休みに見て参りました。今参考人からいろいろ説明がありましたが、少々実情がおわかりにくいと思いますので、私の見て来た感じを申し上げたいと思うのです。 はまぐりの養殖場はほんとうに広い。浦安町から船で走つて出まして、約四十分、相当遠いのであります。ここでひとでを拾うとか、棒で刺すということは、まつたく不可能であります。船を動員して、船の中に網をひつぱつて取上げております。そのひとでの量たるや、莫大なものであります。私はその説明を聞いたのですが、七日の日も、漁業会は総動員してとつておられま……
○中村(庸)委員 私はこの法案につきましては、「特定海域における」ということが問題だと思う。しかしこの九州西水域における漁場というものは、わが国の漁業者の開発した非常に大きな漁場であつて、その漁場に対して、李承晩が一方的にこういう暴挙をあえてしたということによつて、この特定海域ということだけ取上げて、こういう法律をつくろうとされると私は考えるのであります。またこの李承晩ラインによつて拿捕された漁業家の損失というものに対しては、同情にたえないのでありますが、これに以通つたケースにおいて拿捕された船をどうされるのか。これだけこういう措置をとられるのか。あるいは中共において、あるいはフィリピンにおい……
○中村(庸)委員 輸出水座業の振興に関する法律案の起草につきまして、その経過及び結果につき御報告申し上げます。 本案起草に至りますまでには、各委員御存知の通り、昭和二十六年十月、第十二回国会当時、主要輸出水産物の九割以上の販売先である米国において、冷凍まぐろ類に対しポンド当り三セントの輸入税を課そうとする関税法案が下院を通過したとき以来、水産委員会においては輸出水産物についての対策が特に検討されて参つた次第であります。 此の関税法案は上院において過半数の賛成が得られず、四十三対三十二をもつて否決され、一応本問題に対する解決を見たわけでありますが、米国においては、その後も引続き関税委員会に対……
○中村委員長 これより経済安定委員会を閉会いたします。 本員は、議事に入ります前に一言ごあいさつを申し上げたいと思います。 このたび、はからずも私が当委員会の委員長に就任いたすことと相なりました。まことに光栄に存ずる次第であります。もとより浅学菲才でありまして、その器ではいと思うのでありますが、皆様の絶大なる御支援、御協力によりまして、この重責を全ういたしたいと念願いたしております。どうかよろしくお願いをいたします。(拍手) 次に、理事の補欠選任の件についてお諮りいたします。本委員会には理事が一名欠員となつておりますが、前例によりまして委員長において指名するに御異議ありませんか。
○中村委員長 これより会議を開きます。
日本経済の基本的政策に関する件について調査を進めます。目下経済審議庁当局において立案されております経済総合六カ年計画の構想につきまして、この際石原経済審議庁次長よりその説明を聴取することにいたします。経済審議庁次長石原武夫君。
【次の発言】 御質疑もないようでありますので、本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもってお知らせすることにいたします。
午後三時三十八分散会
○中村(庸)委員 私は前回の委員会におきまして質問を保留しておつたのであります。本日は水産庁長官の出席も要求しておいたのですが、出席がないので、まつたく遺憾に存ずる次第であります。この提案されておりまする法律案は、すでに前国会におきまして衆議院を通過いたしておるわけであります。そこでこの法案審議にあたつて、今年の二月十日に水産農林連合審査会におきまして、この法案は講和発効後に遡及してこれを適用するとい御答弁が、川田前不動産部長よりあつたのであります。これは当時水産庁長官も御出席になつておりましたし、はつきりいたしておるのでありますが、先日の水産委員会におきまして、山中不動産部長よりこの法案は遡……
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