このページでは三輪寿壮衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○三輪壽壯君 私は、日本社会党を代表しまして、吉田内閣総理大臣に対し、現下重要なる諸問題につき、その所信をたださんとするものであります。 まず第一、私は吉田内閣の汚職、疑獄に関する政治的責任をお尋ねしたいと思うのであります。吉田内閣は、政権の座にあること六年、この間金力と権力とを聖断して正邪の区別を誤り、政治腐敗を助長いたしましたために、政界、官界、財界にわたつて、買収、汚職等の醜悪事実が続出いたしましたことは、いまさら私が喋々を要しないところであります。たとえば国有財産払下げ事件、黄変米及び麻袋事件、輸入外貨割当事件、印旛沼、手賀沼干拓事件、霊友会事件、保全経済会政治献金事件、日殖事件、陸……
○三輪委員 蝋山さんに一点伺いたいと思います。今島上君から妻や子供というようなことでお話が出ましたのですが、私は、総括主宰者という問題は、これはやはり事実問題ではないかと思うので、出納責任者一本にまとめるというような責任の所在を明らかにするということは、私はそれはそれでけつこうだと思いますけれども、しかし候補者を中心とする選挙運動の集団の犯罪、その不正によつて当選を獲得したという場合は、今お話がありましたように、ほんとうの意味の刑罰という意味ではなくて、その当選を無効にしよう、こういう制裁を加えて行こうということであると、どうしても、総括主宰者と申しますか、とにかく実際に買収選挙の中心になつて……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。