このページでは山本正一衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○山本(正)委員 天坊副総裁に伺います。今問題になつておりまする会社の使用土地、これを使つておる法律上の根拠はどういうものか伺いたい。
【次の発言】 法律上の根拠を私は伺つておる。よく質問の要旨を感違いしないようにお答え願いたい。
【次の発言】 国有鉄道に法律行為の能力のあることは、国民たれもが知つておる。その法律行為の根拠を聞いておる。どういう法律上の根拠によつて株式会社がこの土地を使つておるのか。
【次の発言】 あなたのお答えは問いに対するお答えになつておらぬ。私の聞いておるのは、正当なる権限をもつて使つておるのかという法律上の根拠を聞いておるのです。
○山本(正)委員 法務大臣に伺いますが、本年の五日三十一日に、選挙違反の容疑者でありました川上長蔵なる者が、浦和警察署から釈放せられました直後自殺いたした事件があります。この自殺の原因につきまして、これは警察当局の苛酷なる拷問によるものであるという有力なる意見があります。また反対に、そのような事実がなかつたというところの意見もあるのであります。これについて法務大臣はどういうふうにお考えになりますか。
【次の発言】 緒方副総理にお尋ねいたします。あなたは六月二日の毎日新聞をごらんになつたろうと存じますが、この新聞にとりますると、今法務大臣に伺いました川上長蔵の自殺の原因は、警察の拷問に耐えかねて……
○山本(正)委員 財務局の関係で、下川委員の質問に関連してお伺いをいたしたいと思います。下川委員の申される趣旨は、事務の渋滞をよそにして、ただ政府の要請する人員の整理に応ずるということは、ほんとうの立場から見て不適当ではないかという趣旨なんであります。これは私どもも原則的には同感なんであります。しかしただ伺つておりますと、少し釈然としない点がある。たとえば下川委員が御指摘になつた数万件に及ぶ物納財産の処分が非常に渋滞しておる、この渋滞ということが、はたして人員が不足なためであるのか、あるいは人員は不足ではないけれども、処分の対象たる物件の性質から、いかほどに人員を充実しても、買手がないとは、事……
○山本(正)委員 ただいま議題になつております防衛庁設置法案及び自衛隊法案について、基本的な事項について質疑をいたしたいと思いますが、特に申し上げない限り、原則としてお答えは長官からいただきたいと思います。 まず防衛庁設置関係でありますが、この中における統帥関係の事柄は、将来の自衛隊の運営に関する基本問題でありまして、これは審議の上で非常に重要視せらるべき点であると思うのであります。この長官のもとにあります内部部局、それから統合幕僚会議、この二つの構成及びそれに対する人事の問題――内部部局は防衛、教育、人事、経理、装備の五局でありますが、これら五局の局長は文民をもつて充てる御方針であるのか、……
○山本(正)委員 私は自由党を代表いたしまして、ただいま提案になりました決議案に反対の趣旨をごく簡潔に表明いたしたいと思うものであります。(拍手) 第一は、政府がこの反民主主義活動対策協議会を設けること自体は、国会が政府に信託した行政行為の一部でございまして、そのこと自体何ら問題はない次第と考えるのであります。事柄は、この協議会の運用にあたりまして基本的人権を侵害するおそれがないであろうかということが考慮の対象になつておるのでございます。もとよりこの思想、言論、出版等の基本的人権を尊重するということは当然のことでありまして、現にこの協議会設置及び運営の事柄につきましても、政府の緒方副総理はそ……
○山本(正)委員 私の質問はごく簡単なことですが、自衛力を漸増するということは国家内外の情勢から国民大多数の要望でありまして、当然のことですが、警察予備隊以来今日までの実情を見て参りますと、とにかく量的には相当増強されて参つておる。特に今示された三十年度の増勢に関する予算を見てみましても、量的には漸次というよりはむしろ今高瀬君からもお話がありましたような次第でありまして、経済事情、財政規模から見ましても、むしろ飛躍的な増勢と考えてもさしつかえないほどに増勢計画がなつておるのですが、ただここで私が、長官に特に再考を願いたいと思うのは、増勢ということが、どうしても、従来のもの及び来年度の計画を拝見……
○山本正一君 親しく弁明、釈明の機会をお与えいただきまして、まことに幸いなことに存じます。今委員長からお話のございました事柄につきましてまず申し上げたいと存じますることは、私の行き届かざる配慮の欠陥から、院の申合せの趣旨に疑念を持たれたということにつきましては、はなはだ遺憾に存じておる次第でございます。なおその事柄につきまして、いささか実情を申し上げたいと存じますが、あのはがきを鳩山一郎名義で発信することの承諾を得ました時期は、十一月の中旬でございます。日と時間を正確に記憶しておりませんが、十一月中旬でございました。その後新党の結成、引続きそれに伴い多忙の日を過しまして、これを印刷に付しました……
○山本(正)委員 村瀬参考人に二、三お尋ねいたしますが、今大分技術的なお話が入つているようですが、ちよつと原則均な問題ですが、この審議の過程において日本の人口、同時にまた面積、こういうものが一つの基本になつております。そしてそれには、いろいろ面倒な、要素が伴うと思うのですが、国民の思想、それから経済、その一部分をとりましても、治安関係の職員というものの確保ということが考えられるのですが、国民の経済力あるいは思想動向ということによつて治安の状態が違いますから、そこで治安関係の職員の数というものはよほど考慮が払われて来ると思う。それからまた治安を確保することについて国民生活の、特に居住性――こまか……
○山本(正)委員 一、二伺いたい点があるのでありますが、その一つは、現行憲法の中の平和条項に関する規定は相当たくさんあると思うのですが、その中で戦争を放棄する、戦力の保持を禁止するというこの二つの点につきまして、これはあなたのお説によりますと、必ずしも当時のアメリカ当局が日本に押しつけたものでなくして、当時総理大臣であつた幣原氏の一つの日本再建の基本の考え方として、それが入れられたのであるということをあなたは断定して、確信してお話があつたのであります。ところが、御承知と思いますが、その点につきましては、あなたと同じような見方を伝えている人もあなた以外におらぬわけではありませんが、しかし一面、事……
○山本(正)委員 議事進行――今郵政、電気通信各委員会の諸君とこのケースについての連合審査を進めております間、われわれ内閣委員会だけでは知り得ざるところを知る機会を得たことは、これは非常に意義あることであつたと思うのでありますが、ただ内閣委員会がもしこの提案されている定員法を修正することなく可決されるというような場合がありとすれば、遂には内閣委員会をも信任することができないというお言葉であつたのでありますが、内閣委員会はその責任と判断において最も適正なる結論を得ようとして今努力しているのであります。どうかその点は御信頼を願いたいということが一つと、連合審査会における正規の御発言として、今申すご……
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