このページでは山本正一衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○山本正一君 ただいま議題となりました雇用審議会設置法案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。本案の要旨は、雇用問題の解決をはかるため従来総理府に設置されておりました失業対策審議会を改組強化し、新たに雇用及び失業に関する事項を調査審議する雇用審議会を設置せんとするものであります。雇用審議会は、内閣総理大臣または関係各大臣の諮問に答申するほか、必要に応じ意見を述べ、または報告することができることとし、内閣総理大臣が任命する学識経験者三十人以内の委員をもって組織することといたしております。そのほか、審議会の運営について所要の事項を規定しております。 本案は、去……
○山本正一君 ただいま議題となりました床次徳二君外四名の提出にかかる南方同胞援護会法案につきまして、内閣委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本案は、沖繩や小笠原諸島の現状にかんがみ、それら地域の諸問題の解決の促進をはかるため必要な調査研究及び啓蒙宣伝を行い、かつ、それら地域の同胞に対して各種の援護を行なっておる財団法人南方同胞援護会を特殊法人といたし、法律に規定しようとするものであります。 すなわち、同会に対する政府の監督を強化し、同会の行う事業を憲法八十九条の「公の支配」に属せしめ、慈善、教育もしくは博愛の事業と認められるものについても政府の補助金を支出できるようにしよ……
○山本正一君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題になっておる防衛二法案に対して、簡潔に賛成の意思を表明するものであります。(拍手) 世界に戦争の発生を否定して平和の確立をこいねがうことは人類の理想であることは申すまでもございません。しかし、現実の世界の平和は力のバランスによって維持されておりまして、一たびこのバランスが破れました場合はそこに戦争の危機をおそれますがゆえに、各国は現に軍備の充実を進めており、今年度の防衛年鑑は、この世界各国における軍備充実の実情を明らかに伝えておるのでございます。 まず、自由諸国の中心たるアメリカにおいては、国民所得の十数パーセントを国防費に充てて、百二……
○山本正一君 私は自由民主党を代表して、ただいま議題の恩給法等の一部を改正する法律案に対して賛成の意見を申し上げます。 この法律の目標とするところは、恩給を受けておる人んの間にありまする不合理や不均衡の部分を是正いたしまして、適正公平な処置をはかろうとするものであります。しかるに、世論の一部には、恩給はすべて特権的なものであるから、これを廃止して国民年金に切りかえるべきであるという意見がございます。元来、恩給の制度は、恩給という言葉の響きは別といたしまして、その実質は退職年金の分割払いとも申すべきものであります。(拍手)すなわち、公務員が長年忠実に勤務して老齢となり、あるいは公務のために傷病……
○山本(正)委員長代理 吉田賢一君。
○山本(正)委員 関連してちょっと伺いますが、あなたの会社と平郡漁業協同組合とが共同で払い下げの申請をしておりますね。認可になったのも共同名義で認可になっているんじゃないですか。ちょっとそれを念のために伺いたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、払い下げを受けた品物の所有の権利は、この払い下げを受けた組合とあなたの会社が共同所有になるわけではありませんか。あなたは最初、形式的には所有権は私の会社にあるものと思うと言われておるが、その所有権というのは実はあなたの会社だけではなく、払い下げを共同で申請して、共同で認可を受けた組合と会社とが共同の所有であるという意味ですか。
○山本(正)委員 関連してちょっとお尋ねいたしますが、国と払い下げ申請人との間に払い下げ契約が締結されたのは、二十九年六月二十二日でございましたね。
【次の発言】 二十二日のように思いますが、六月二十一日でございますか。
【次の発言】 そこでさっき山田委員からもお尋ねしたのですが、この物件の引き揚げ作業はそれよりも四十日ぐらい前から現実に着手しておるのです。これは従来の参考人より説明があり、それからそれを了解できるような文献、資料がありますから間違いないと思います。それでその作業を担当した人のこの間の説明によりますと、六月の二十二日、つまり契約の当日には海の底に横倒しになっておった沈船の引き起……
○山本(正)委員 本委員会は国有財産旧軍艦「梨」の処置について、次の決議をなされんとの動議を提出いたします。 政府は、旧駆逐艦「梨」について、国と富士製鉄株式会社及び平郡漁業組合との間になされた売買契約は速かにこれを解除して国にその所有権を回復し、これが処理については更に適切なる措置を講ずべきである。 右決議する。 以上であります。
○山本(正)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が所用のため出席できませんので、その指名により理事の私がその職務を代行いたします
まず昭和二十八年度決算中文部省所管について審査を進めます。それでは昭和二十八年度決算検査報告第一二七ページより一三五ページに至る、報告番号八三四ないし八六七を一括議題といたします。会計検査院当局より説明を求めます。上村検査第二局長。
【次の発言】 ただいまの説明に対して文部当局に補足説明がありますならば、これを許します。
【次の発言】 質疑の通告があります。これを許します。吉田賢一君。
○山本(正)委員長代理 古田君ちょっと待って下さい。山中次長、わかりましたか。
【次の発言】 よく聞いておっていただかぬといかぬ。今のはわかりましたか、わかりませんか。
【次の発言】 資料として提出させます。
【次の発言】 山中次長、今の資料は出せますか。委員全部に渡るだけのものは……。
【次の発言】 具体的には、いつごろになりますか。
【次の発言】 もうちょっと具体的に言えませんか。
○山本(正)委員 関連して……。厚生大臣に特に考慮を求めたいと思うのですが、この黄変米の問題の調査に入りましてから今日まで二カ年経過しておるわけです。昨年八月に、今吉田君からお話がありましたように、決算委員会は厚生、農林両当局に対して忠告をすべく決議を行いました。その後厚生、農林両当局からも、その決議に対しまして至急に善処するという御返事があったのであります。至急に善処するという御返事から今日まで一年以上を過ぎております。そこで決算委員会は先般会議を開きまして、もうこの黄変米の問題は結論の方向へ急ぐ必要があるということでした。そこで将来に慎重に努力をして善処をするという趣旨は、だれが答えてもそ……
○山本(正)委員 十日付の農林省の資料の提出、これは多といたします。内容を拝見いたしますと、在庫黄変米の処分に関する問題と、それから今後の輸入米の方針に関する問題と二つばかり出ておりますが、そこで文書等で一応了解はできますが、この病変米を食料品加工原料として使っても差しつかえないという厚生当局の御見解であるならば、これこれの処分をいたしたいという前提があるわけですね。従って農林当局としては、食品加工原料に使ってもいいか悪いかという判定は、すべて厚生省の判定にゆだねておるのか。これは念のためですが一応伺っておきたいと思います。
【次の発言】 そこで厚生省の結論が、もし在庫病変米が食品加工原料とし……
○山本(正)委員 ここで将来の問題についてちょっとこの際伺っておきたいのですが、私どもの常識からいたしますと、食糧の需給調整は食糧庁でおやりになる、需給調整される食糧そのものが有害であるかないかということは厚生省の所管であるわけです。これはきわめて明瞭だと思うのです。従って食糧庁から正規の依頼を受けて、請求を受けて有害かどうかを研究をするということでは適当でないじゃないかと私は思うのです。今申し上げる通り、責任の分界がきわめて明確なものでありますから、そこで、従来経験のあるものは別としまして、従来経験のない、海外から食糧を入れるというような計画は前もってわかっておるはずであります。いわんや現物……
○山本(正)委員 決算に表われて参りまする批難事項を、いかにして改善するかということにつきまして総理の御意見を伺いたいと思うのであります。 ただいま委員長からもお話がありましたように、決算的批難事項というものは相当数多く発生しておるのでございます。ただいま国会におきましては、三十一年度予算の編成にそれぞれ努力を続けておるのでございますが、申すまでもなく政治の実体は予算でございます。しかしこの予算が一たび編成、改定されまして、その先いかようにこれが執行されておるものであるか、またその執行の結果が果して期待するごとき効果を上げておるものであるかどうか。要するにこの予算執行の指導監督というものが実……
○山本(正)委員 今、中村先生から、この問題になっておりまする一事不再議の原則の問題につきまして、訴訟法学の立場から見た原則の意義、主としてそれを伺いまして、なお会議体にこれをどの程度に応用すべきものであるかということを詳細に伺ったのでございますが、私は、今国会においてこれが問題になっておりますので、主として会議体の場合における一事不再議の原則というものをどういうふうに解釈すべきものであるか、それから、具体的懸案になっております。三月一日に成立をいたしました公職選挙法の一部改正法律案、ただいま審議中の公職選挙法の一部改正の法律案、この両件が果して一事不再議の原則に抵触するものであるかどうかとい……
○山本(正)委員 私は主計局長にきわめて簡単にお尋ね申し上げたい。今まで同僚委員諸君が、いろいろこの問題の内容及び処置について、条理を尽してむしろあなたにお尋ねするというよりも懇願要請するという方向で申し上げておる。あなたのそれに対するお答えも非常に理解を持って臨んでおられるということを私はよく理解いたします。あなたが主計局長として非常に熱心な御方針であるということは私はむしろ敬意を表する。しかしあくまでも国会の意思というものは尊重していただかなければならぬ。繰り返し申し上げておりますが、前国会における衆参両院の附帯決議の趣旨というものはきわめて明確であります。先ほどお話のようにこの問題の処置……
○山本(正)委員長代理 飛鳥田君。
【次の発言】 次会は二月二十七日午前十時より開会することとして、本日はこれにて散会いたします。
午後零時二十一分散会
○山本(正)委員長代理 次会は明二十八日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時三十五分散会
○山本(正)委員長代理 辻君。
○山本委員長代理 受田委員。
○山本(正)委員 各省庁の設置法の一部改正案がだいぶ出ておりますが、かつてこの委員会でも例を見ざるごとく量が多い。それで非常に感ずることは各省庁がこれを国会に提案する前に、政府部内でまず行政管理庁が審査をしておるようでありますから、それでこのような設置法改正が必要しかも適当と認めて出しておるのですから、本来はそういうことから考えると、この質疑に応ずるものは、もっぱら行政管理庁がその審査に供せられた資料あるいはその判断をもとにして質疑に応ぜられる、それで足らざるものを各省庁担任者が補うということが本来の行き方であろうと私は考える。ここ数日の審議の状況を見ておると、事はまさに本末逆であって、まず各……
○山本(正)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長が不在でありますので、私が委員長の指名によりまして委員長の職務を行います。
郵政省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、まず提案理由の説開明を求めます。田中郵政大臣。
【次の発言】 本案に対する質疑は次回以後に譲ることといたします。
【次の発言】 次に科学技術庁設置法の一部を改正する法律案及び科学技術会議設置法案を議題とし、質疑に入ります。質疑の通告があります。これを許します。前田正男君。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にとどめまして、本会議散会後、再開することといたし、暫時休憩いたします。
午前十一時五十四分休憩
○山本(正)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長不在のため、理事の私が委員長の指名により委員長の職務を行います。
防衛庁設置法の一部を改正する法律案、自衛隊法の一部を改正する法律案、国防会議の構成等に関する法律の
一部を改正する法律案及び第二十六国会より継続審査になっておりまする防衛庁設置法の一部を改正する法律案、右各案を議題とし、質疑を続行いたします。赤松勇君。
【次の発言】 これにて暫時休憩いたします。
午前十一時五十二分休憩
○山本(正)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。 質疑を続行いたします。飛鳥田一雄君。
○山本(正)委員 私は自由民主党を代表して、ただいま議題になっております防衛二法案に対して賛成の意思を表明するものであります。 世界戦争の発生を否定して、平和を願うことは、人類の理想であることは申すまでもありません。しかし現実の世界の平和は、力のバランスによって維持されておりまして、この国際情勢が各国をして自衛力の整備を余儀なくせしめており、しかも現在の世界いずれの国も単独の力で防衛の目的を果し得る国はありません。欧州諸国においても米国と協定して基地を提供し、その防衛に万全を期しておるのが実情であります。 わが国は、今や国連に加盟し、逐次国力、国情に応じた防衛力を整備し、集団安全保障機構の……
○山本(正)委員 総理府設置法の一部を改正する法律案並びにその提案の理由を申し上げます。 まず修正案を朗読いたします。 総理府設置法の一部を改正する法律案に対する修正案 総理府設置法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。 附則第一項中「昭和三十三年四月一日」を「公布の日」に改める。 以上のごとく、この修正案は政府原案の施行期日が四月一日となっており、すでにその期日が経過しておりますので、これを公布の日と改めるものであります。 次に建設省設置法の一部を改正する法律案に対する修正案の理由及び概要について申し上げます。 まず修正案を朗読いたします。 建設省設置……
○山本(正)小委員 資料の提出を一つお願いしたい。最初出された公有水面占用願、それから順次何回か、さき説明のあったように、これが埋め立てに変ってきておるが、初めから現在に至るまでの東京都経由、建設、運輸、大蔵、本件に関して各省庁に提出をされた基本的な申請並びにその設計変更等に関係する一切の資料を一つとっておいていただきたい。特に重要なのは、当初の申請にかかる計画と、現在施工された出来型との比較を当局でよく整理して、資料として次会までに提出を求めておきたい。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。