このページでは高橋円三郎衆議院議員の26期(1953/04/19〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は26期国会活動統計で確認できます。
○高橋圓三郎君 私は、自由党を代表いたしまして、政府提出の昭和二十九年度予算補正三案に対し賛成の意見を述べんとするものであります。 今回の補正予算の主たる内容は、本年度発生災害の復旧促進と、社会保障関係費の充実をはかるとともに、第十九国会における三党共同修正等に伴う所要の補正を行う点にあるのでありまして、この補正予算自体は独自の性格を持つものとは言いがたいのであります。しかしながら、しさいにこの補正予算案全体を検討いたしますれば、そこには見のがすことのできない重要な点が相当発見されるのであります。今これらの点を検討いたしながら、以下私が政府原案に賛成の意を表する理由を簡単に申し上げたいと存じ……
○高橋(圓)委員 これはただいまの国有鉄道法とは関係がないのですが、最近東京都内におきまして、各官庁の間を連絡するための官吏専用のバスの許可を得ておりますある運送会社が、そのバス路線を新たに一般の旅客運送のハスにするために、許可の申請をいたしておるということであります。同時に東京都の交通局が同様の許可の申請囲いたしておるということであります。このことにつきまして運輸大臣に一言お伺いをいたしておきたいと思います。 東京都は、昭和十七年か十八年に軸心調整法というような――確実な名前はあるいは違うかもしれませんが、特別立法で、いわば法律上の命令といいますか、強制によつて、都の財政をもつて、現在の金……
○高橋(圓)委員 私は当面の最も重大なる政治問題になつております保守新党の結成につきまして、総理大臣にお伺いをいたしたいと思つておつたのでありますが、本日は総理大臣の御出席がございませんのでその点は省略いたします。ただこの機会に、政府に対して希望を申し述べておきたいと存じます。 わが国の政界が過去相当の期間にわたつて常に混迷、不明朗な状態を続けておりましたことは、国家のため、はなはだ遺憾なことであり、また大なる災いであつたと思うのであります。自由党の声明にもありますように、これまで国会のたびごとに、政府の提出した予算あるいは法案等がいろいろな形で、常にほとんど例外なく修正等を受けまして、もち……
○高橋(圓)委員 私はこの際道路運送法の津別につきまして、石井運輸大臣に原則的な御方針、御意見を伺つておきたいと存じます。実は現在あるバス営業の認可に関連しまして、運輸大臣に対して訴願が提起されているのであります。これは固有名詞を使つて申し上げる必要はないと思いますが、原則的な御意見を伺いたいと思います。そのことにつきまして、本来三箇月以内に訴願の裁決が行わるべきものが、すでに一年九箇月くらいになつている。その実情は、運輸省がこの問題について裁決をいわば故意に延ばしておられる。故意というのは、別に悪意というのではありませんが、裁決が運輸省の立場上非常にやりにくいというような事情から、延びている……
○高橋(圓)委員 私は先ほどの正木委員の質問に関連しまして、大臣に質問にあわせて希望を申し上げておきたいと思います。 新内閣ができまして、新しい内閣の抱負経論がいろいろな形でうたわれております。しかし新聞記事を見ましても、目ぼしいものは何か大臣の公邸を廃止するとか、いわば子供だまし選挙の目的の宣伝のようなもので、私はそういうようなものはあまり当てにしておりません。しかし三木大臣は私どもかねがね尊敬しておる政治家でありますし、ことにひとり運輸行政だけでなく、政治家としての大きな見識の上に立つて、必ずこの内閣の中でも政治家たる見識の広い見地から、行政長官としての面でも大きな働きをされるものと大き……
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