平田ヒデ 衆議院議員
27期国会発言一覧

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平田ヒデ[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは平田ヒデ衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

平田ヒデ[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第51号(1955/07/30、27期、日本社会党(右))

○平田ヒデ君 私は、日本社会党を代表いたしまして、三重県津市橋北中学校の水泳遭難事件に関し、文部大臣に対し二、三お伺い申し上げたいと思います。  一昨二十八日津市中河原浜において橋北中学校生徒三十六名の水死した事件につきましては、まことに遺憾きわまりないことでございまして、ここにつつしんで、深く哀悼の意を表する次第でございます。  本事件は、相模湖の遭難、紫雲丸の沈没と、相次ぐ中学生の水難事件の痛ましい記憶がまだ消えぬやさきでありまして、災難などと申すあきらめの言葉などでは絶対に許されてはならぬ問題であると思うものであります。(拍手)科学が今日ほど進歩発達している現在において潮流の調査もせず、……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第54号(1956/05/24、27期、日本社会党)

○平田ヒデ君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になりました教科書法案に対し、社会党提出の修正案に賛成し、政府原案に反対の討論をいたすものでございます。(拍手)  戦後における教育改革は、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を主眼目として、六・三制度、教育委員会制度等の実施を通じて着々と行われて参りました。一方、教育内容の方面におきましても、教育者の再教育、新しいカリキュラムの編成、検定教科書制度の実施等によって、戦前に比し面目を一新した点が非常に多いのであります。戦後、新検定教科書が作られ始めてから八年目になりますが、この間に発行された教科書は年とともに内容や体裁……

平田ヒデ[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

平田ヒデ[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 文教委員会 第10号(1955/05/24、27期、日本社会党(右))

○平田委員 私松元事件に関連いたしまして、お伺いいたしたいと思うのでございます。この問題はただいま政務次官が申されましたように、人身売買の問題とは違っておりますが、私福島県の出身でございますけれども、実際に今まで昭和二十三年、二十四年、二十五年と、この人身売買の問題と直接取っ組んで参りました。その経験から申しまして、アルバイトの問題にちょっと関連して、申し上げてみたいと思うのでございます。  この松元事件は、時間中にちょっと出てこういうことをしたということのただいま報告がございましたけれども、私は軽いアルバイトの気持ではなかったかと思うのでございます。これはまだ調査していただかないとわかりませ……

第22回国会 文教委員会 第11号(1955/05/27、27期、日本社会党(右))

○平田委員 私は文部省の予算、私立学校振興会に対する出資に必要な経費七億五千万円の計上に関連して、文部省の夜間大学に対する熱意を吟味させていただきたいと思うのでございます。  まず第一に私立大学の振興についてでございますけれども、私立大学振興会に対する出資に必要な経費として七億五千万円が計上されまして、前年度よりも二億五千万円増額されておりますことは、私学振興政策としてまことに喜ばしいことでございますけれども、私は私学振興の目的の大部分を占めております、私立大学の振興についての基本的な政府の考え方をお伺いいたしたいのでございます。文部省大学学術局大学課の発表によりますると、昨年すなわち昭和二十……

第22回国会 文教委員会 第12号(1955/05/31、27期、日本社会党(右))

○平田委員 この前の委員会におきまして、質問を途中で打ち切りましたので、何かしり切れトンボみたいでしたから、初めからまた申し上げたいと思います。  私は文部省の予算について私立学校振興会に対します出資に必要な経費七億五千万円の計上に関連して、文部省の夜間大学に対する御決意のほどを伺わせていただきたいと思うのでございます。  まず第一の質問といたしましては、私立大学の振興についてでございますけれども、私立学校振興会に対しまして出資に必要な経費として七億五千万円が計上され、前年度よりも二億五千万円増額されておりますことは、私学振興政策としてまことに喜ばしいことでございますけれども、私は私学振興の目……

第22回国会 文教委員会 第13号(1955/06/03、27期、日本社会党(右))

○平田委員 私文部大臣にお伺いいたしたいのでございますが、新生活運動についてでございます。これはこの前から三宅委員、それから小林委員からも御質問ございましたので、大体お考えは承わつておるのでございますけれども、最近また特に新生活運動は婦人に関する面が多いので、婦人団体の方からも一体どういう考えだろうかというようなことを私よく聞かれるのでございます。それで五千万円を計上されているということなのでございますけれども、この数字がどこから生れてきたかということをお伺いいたしたいのでございます。
【次の発言】 その本部のメンバーはどういうふうになさるおつもりですか。

第22回国会 文教委員会 第19号(1955/06/24、27期、日本社会党(右))

○平田委員 この間二十二日の毎日新聞でございますが、これに新生活運動費のことについて書いてございました。これは二十一日の閣議の決定事項として蚊とハエの撲滅運動のことでございますけれども、この予算八十一億一千万円が計上されたと報じておりまして、そのうち八十一億につきましては、これはもう御承知でいらっしゃいましょうけれども、伝染病予防法によります都道府県衛生費の二十億、汚物清掃費の三十三億、下水清掃費と浚渫費合せて十五億、それから労働省の失対費が十三億、合せて八十一億になっております。そのほかに新生活運動費の中から一千万円加えられて八十一億一千万円という報道でありました。私は新生活運動費の一千万円……

第22回国会 文教委員会 第22号(1955/07/04、27期、日本社会党(右))

○平田委員 私は質問と意見を織りまぜまして、ごく簡単に申し上げてみたいと思います。先ほど轟さんのお話の中に、私たちは非常にきびしい訓練を受けつつ、当然休むべき日も休まないで、りっぱな芸術作品を作るべく一生懸命に努力しているのに、売春婦と同様に取り扱われたのは何としても憤激押えがたいものがあると言われましたのは、私まことにごもっともな御意見であろうと思います。ただ一言、先ほどの轟さんのお言葉の中にまことに残念な一言のあることを伺ったのでございますが、それは、この競争の激しい職業、ことにニュース・バリューのある職業については、からだを張る人もあるということは認める、こうおっしゃったのであります。こ……

第22回国会 文教委員会 第23号(1955/07/05、27期、日本社会党(右))

○平田委員 ただいまの問題でございますけれども、学校の性教育のことにつきましては、私はやはり必要だと思います。ただだれがそれを生徒、児童に教えるかということは、人の問題でございます。これはよく小中学校では家庭科の若い教師がいたしております。結婚もしたことがない若い人ですと、先生自身は教科書によって一生懸命になってお話をしていらっしゃるのですけれども、どうしても生徒たちに与える心理的影響というものが非常に大きく動いております。そうしてちょうど、これは皆さんよく御存じでいらっしゃると思いますけれども、小学校の六年生ごろから中学校にかけて、男女とも性的関心が一番深められる時代でございまして、若い女の……

第22回国会 文教委員会 第26号(1955/07/15、27期、日本社会党(右))

○平田委員 ちょっと大臣に質問申し上げますが、けさの読売新聞の八ページでございますけれども、高校生の性の問題についてずいぶんたくさん記事が載つておりましたが、ごらんなさいましたてしようか。
【次の発言】 そのことにつきまして、ただいまの永山さんの質問と関連いたしまして、社会教育の面からも青少年の明るい生活、訓練の方向に七千万円という社会教育費を使つていきたいという大臣の御意見でございますけれども、私もあの記事を読みまして、そして今それを考えておつたのですが、これとの関連について青少年の訓育と、けさほどごらんになりました高校生のあの問題との関連について、どうかしたいというお考えをお持ちになりませ……

第22回国会 文教委員会 第31号(1955/07/29、27期、日本社会党(右))

○平田委員 相模湖事件や紫雲丸事件のあの痛々しい事件の記憶がまだ消えずにおるときに、こういう問題が起ったということを非常に遺憾に存ずる次第でございます。ここに小さな魂と遺族の方々に対して深く哀悼の意をささげる次第でございます。これは私の専門学校時代でございますけれども、淡路島の洲本に水泳の講習に参ったことがございます。  これは希望者で二十名ばかりでございまして、私もそれに参加した一人として、あのときの至れり尽せりの指導を今も深く感謝しております。看護婦を一人連れて参りましたし、それから二十名が順番に十名づつ交代で海に入りました。それから私ども女としてあまり人から見られない所で、しかも安全な所……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 文教委員会 第2号(1955/11/29、27期、日本社会党)

○平田委員 教育行政に対する総論的な質問の中に各論の一つもあってよいのではないかと思って立ち上ったわけでありますが、特殊教育の問題につきましてお伺いいたしたいのでございます。あまり今までは差別的であり、片手落ちであったと思うのでございますが、その点私清瀬文部大臣に対して、基本的人権の尊重については最も深き御理解と実行力とをお持ちになっていらっしゃるということをかたく信じまして、非常な期待を持っておるわけであります。だいぶ党議に縛られていらっしゃるようなお答えが多かったのでございますけれども、文部大臣としてのお考え、それからまたその中に人間清瀬先生としてのあたたかいお心持をお入れ下すった御意見を……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 文教委員会 第6号(1956/02/14、27期、日本社会党)

○平田委員 私は特殊教育についてお伺いいたしたいと思います。  大臣並びに緒方局長さんにお伺いいたしたいと思いますが、去る二十三臨時国会の初頭におきまして文部大臣は教育の機会均等を力説され、そうして特に特殊教育についてはお力を注ぐということを承わっておりますけれども、教育特に盲ろう教育についてでございますが、これが義務制の完全実施のために、何か手をお打ちになられたことがございますか。
【次の発言】 点字のことはあとから質問したいと思っておったのでございますけれども、点字機のことが出ましたので伺いますが、その点字機はどこに備えつけられるのでございますか。

第24回国会 文教委員会 第10号(1956/02/29、27期、日本社会党)

○平田委員 紀元節のことについてでございますけれども、ただいまの北村先生の御意見まことに私ごもっともであると思いますが、日本の紀元節は全く学問的には取るに足りない伝説の域を出たものでないということは、もうこれはおわかりになっていらっしゃる通りでございます。アメリカの独立記念日というのは、みずからの力で独立をかちとった全国民の喜びの日でございます。これは国の誕生を祝うという意味は同じであるかもしれませんけれども、その性質においては全く違ったものであるということを私は申し上げたいのであります。  それからまた高知県の紀元第の式典について賛否両論ございますけれども、私はあの日に学校を休んでやったとい……

第24回国会 文教委員会 第18号(1956/03/20、27期、日本社会党)

○平田委員 けさほどの朝日新聞にこのたび上程されております教育委員会と教科書制度の改正法案について矢内原総長ほか十氏が声明を出されておりますけれども、これを大臣はけさほどお読みになりましたか。
【次の発言】 この声明について、大臣の御所見を承わりたいと思います。
【次の発言】 この文教政策の傾向に関する声明というこの中には、私最も大きな問題は、こういう大改革を審議機関に諮問もしないで、急速に提出しなければならなかった理由はということが、ここに書いてあると思うのでありますけれども、私もこの新聞を見ない前に、実は質問申し上げようと思っていた点であります。なぜこれを審議機関に諮らないで、そして急速に……

第24回国会 文教委員会 第19号(1956/03/23、27期、日本社会党)

○平田委員 ただいま議題となりました市町村立学校職員給与負担法及び教育公務員特例法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  幼児教育についての重要性は今さら述べる必要もないくらいでございますが、ことに最近は、幼児の発達段階より見て、小学校入学期よりさらに重要性が大であるという実証もなされ、また一方、生活不安の増大により、家庭における幼児教育が不十分になりつつある事実がございますので、義務教育の必要性も強く叫ばれている現状でございます。従って、現在幼稚園入園希望者も、年々増加しておりますが、公立幼稚園においては、施設が少いため、希望者の三分の一しか収容されておりませんので、幼稚園……

第24回国会 文教委員会 第20号(1956/03/27、27期、日本社会党)

○平田委員 前回の委員会で現行制度か教育にプラスした点、いわゆる成果についてお尋ねいたしましたところが、大臣は調べて報告するとおっしゃいましたので、それをお伺いいたしたいのでございます。私はどういうことをお伺いいたしたいのかと申します、現行制度が子供たちの人間としての成長にいかにプラスしたかというここなのでございます。それについて緒方局長さんは、施設の整備とか内容の改善とか業績は多であるとおっしゃったのでございますけれども、子供たちの成長の内容については御説明ございませんでしたので、大臣と局長さんとお二方にお願いいたします。
【次の発言】 どうぞ。

第24回国会 文教委員会 第23号(1956/03/30、27期、日本社会党)

○平田委員 私は、三月の六日及び三月の十三日に、本委員会におきまして野原委員が質問いたされました正倉院裏に設けられた観光道路について、お尋ねをいたしたいと思います。経過などにつきましては、もう時日もたっておりますのでちょっとお忘れになったかと思われますので、私簡単にその経過を申し上げて、それから私のお伺いいたしたい点に触れたいと思います。  これは昭和二十八年から二十九年にかけて、会社の名前がちょっとはっきりいたしませんけれども、肥鉄土採取運搬を目的として、道路工事を始めたのですけれども、その進捗に伴って指定の史跡内にまで、その道路を拡張したため、二十八年の六月にこれが新聞の上で問題になりまし……

第24回国会 文教委員会 第31号(1956/04/25、27期、日本社会党)

○平田委員 教科書制度のことについて大臣にお尋ねいたします。初め少し問題が大きゅうございますけれども、新教育の根本的なねらいは、教育の国家統制と画一性の排除にございました。これは申すまでもございませんけれども、この点についてまず大臣の御意見を一応お伺いいたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま一定の水準ということでございますけれども、今度の検定のものさしになります検定基準とでもいうべきところに、全体の水準を高め、誤まった事実を記載したり、思想的な偏向のある教科書をなくして、全体の水準を高めるのが目的であると主張しておられますけれども、この全体の水準を高めるということについて伺いたいと思いま……

第24回国会 文教委員会 第36号(1956/05/09、27期、日本社会党)

○平田委員 午前中高村委員から質問がございましたけれども、私は大臣にお尋ねいたします。第二章第一節の検定というところの第五条の検定の基準ということについてでございますけれども、大臣のお持ちになっていらっしゃいますところの検定の基準の構想を、まず最初に承わりたいと存じます。
【次の発言】 今ちょっと声の低いところがあったのでよくわからない点がございましたけれども、ここに言っていらっしゃるように、第五条の二項でございますけれども、教育基本法の精神にのっとってやりたいのだということで私満足なのでございまして、実はこの教科書検定審議会に諮って一応その意見を聞いてきめるということは、ここにもそのように書……

第24回国会 文教委員会 第37号(1956/05/10、27期、日本社会党)

○平田委員 今度の教科書はお値段が高いというような声が一般から出ております。それも御考慮に入れられての案だと思うのでございますけれども、この定価の問題について、政務次官から御意見を承わりたいと思います。いろいろと比較研究されていらっしゃることと思いますので、どうかうんちくを傾けて長い御説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 今政務次官は、若干の値上げをいたしたいと思っておりますとおっしゃいましたが、お間違いじゃございませんですか。
【次の発言】 ただいま、高校が六・二%の教科書の引き下げということをおっしゃっていらしゃいますけれども、この間高校の授業料が値上げされております。そういたします……

第24回国会 文教委員会 第40号(1956/05/17、27期、日本社会党)

○平田委員 関連して。ただいまの小林委員の学習指導要領についての質問に関連してお伺い申し上げたいのでございますが、ただいま緒方局長さんは、指導要領は大綱をきめるのだとおっしゃいました。私の聞くところによりますと、教科書の問題について研究されておる方の御意見をちょっと私伺ったのでありますけれども、現行の文部省の指導要領はあまりに詳し過ぎるということを聞いております。従ってあまりに詳し過ぎるから、その基準によって教科書が作られるものですから、画一的なものができてしまう。ニュアンスな内容のあるものを盛ることができないような結果になっている。それで学習指導要領の規定を大綱にとどめるというところにいかな……

第24回国会 文教委員会 第41号(1956/05/18、27期、日本社会党)

○平田委員 大臣にお尋ねいたします。先ほど小林委員の質問に対して教科書は教材の一部であるという御答弁がございまして、私もその通りであると思っております。参考書的性格のものであるということになるわけでございますけれども、そういたしますならば、学校や教師、あるいは児童、生徒が、一体どれだけの補助教材を持っているか、その点についてお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 大臣はおわかりにならないんですか。
【次の発言】 私は子供たちに最も親しみやすい、そして子供たちが別にお金を出さなくても済むような設備としては、学校図書館の充実であると思うのでございます。そこで学校図書館の数が全国の小中高校につい……

第24回国会 文教委員会 第45号(1956/06/02、27期、日本社会党)

○平田委員 私は具体的な問題について二、三点お伺いいたしたいと思います。この法案を見ますと、非常に大ざっぱにできておりまして足りない点も感ぜられるのでありますけれども、とにかくこうして一歩前進されたことは大へん喜ばしいことと思う次第でございます。そこで教職員の問題でございます。特に精神薄弱児、盲ろうあの児童、肢体不自由児といった子供たちには心理学的な面でも非常に考慮しなければならぬものが多々ございます。それについて、普通一般の正常児のいわゆる義務教育の先生方の学校は整備しておりますけれども、こういう特殊学校の子供たちを取り扱う先生方の資格の問題とかそういう点については大へん欠けるところがあるの……

第24回国会 文教委員会 第47号(1956/07/16、27期、日本社会党)

○平田委員 大臣のただいま辻原さんにお答えになった御答弁に関連してちょっとお尋ねいたしますが、文部省の管轄は幼稚園から大学まででございますけれども、幼稚園は共学などと申せませんが、男女共学の可否の焦点であります。一体どこにあるのでございましょうか。もう少し申しますが、先ほど目と目を見てもというようなことをおっしゃいましたけれども、そういたしますと、問題はそちらの方にあるといたしますと、これは男女七才にして席を同じうせずというふうな考え方もございますし、それから小学校でも、早い子供は五年生ころから問題もあると思います。それを一々取り上げましたらとても大へんでございますが、ただいまとにかく科学的に……

第24回国会 文教委員会 第52号(1956/10/25、27期、日本社会党)

○平田委員 北海道東北の冷害のことは御承知でいらつしやると思うのでございますけれども、私ども東北でございますけれども、この間福祉事務所二、三カ所に参りましたら、子供の姿が見えなくなっているのを御存じですかという質問を受けました。私はそのことを全然知りませんので、冷害で食べ物がだんだん少くなってきてとにかく農村にお金がなくなってきておりますから、また始まったのでしょうかといったら、今調査中ですけれども、どうもそうじゃないかと思う。お家の方では隠しておるのでわからないということでございまして、私今度帰りますまでに調査をしていただくようにお願いして参りましたけれども、またいわゆる冷害について参ってお……

第24回国会 文教委員会 第53号(1956/10/26、27期、日本社会党)

○平田委員 私は辻村事務官にお答え願いたいと思うのでございますが、問題の映画を見まして――問題の映画といいますのは、ただいまこの委員会で問題になったような、いわゆる不良と目されるような映画でございますが、その映画を見てその映画のまねをする、先ほど大臣がおっしゃいましたように、その映画そのままをまねするような子供が出るということは大へん心配だという御意見でございました。いわゆる問題の映画と問題児といったようなことにつきまして、大ぜいの子供もそれを見ているのですけれども、ほかの子供はあえてそういうようなまねをしない、これは健全な精神と申しましょうか、私どもの心配のない子供たち、これについては問題が……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 文教委員会 第4号(1956/12/05、27期、日本社会党)

○平田委員 加藤さんの御質問でたいてい尽きているように思いますけれども、私は特殊学級を作るにつきまして、一番根本的な問題は、それを導いていかれる先生の問題だろうと思いますが、きのう西原小学校でございますか、あすこで塩原という女の先生の話を伺ったのですが、自分一人ではとても困難で、疲れ切ってしまうというお話がございましたし、休むこともできないようになっているとしか思えないというようなことでございましたので、こういう点については、補助教員を置くというような考え方でなくて、随時かわられるように、そういう先生を養成なさることがまず必要じゃないかということでございます。これは普通一般の、いわゆる教師とし……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 文教委員会 第4号(1957/02/13、27期、日本社会党)

○平田委員 関連して大臣にお伺いしますが、ただいまのいわゆる建国を記念する祝日を持とうというふうに自民党の方ではお考えがまとまっておられるようでございますけれども、その建国記念日をどういう形でなさろうとしていらっしゃるのか、知っていらっしゃる限り承わりたいと思います。
【次の発言】 国の起源というものは、古ければ古いほど伝説的で真実を離れるわけでございます。それならそれでただ物語りめいたものとして、力み返らないで、むきにならないで祝うというのでしたら、今の進んだ感覚を持っておられる方々もあまり抵抗がないのじゃないか、そんなふうに考えます。  それからもう一つ心配されている点というのは、精神内容……

第26回国会 文教委員会 第7号(1957/02/28、27期、日本社会党)

○平田委員 佐藤先生の御質問に関連してでございますが、公立大学は文字通り公立でございまして、補助もなし、借金するところもなし、禁治産者のように府県の経費だけでまかなわれておりますので、いわゆる谷間の大学と言われておるようでございますけれども、これに対して大臣はどんなふうにお考えになっていらっしやいますか。
【次の発言】 御趣旨はわかりましたけれども、何だかまま子扱いにしていらっしゃるような気がいたしますが、佐藤委員もおっしゃいましたように、入学試験が困難で、学生が東京の学校に出られない。そこで公立大学の方にはみ出ると言っては、公立大学を私自身が大へん変なふうに申すようになりますけれども、そうい……

第26回国会 文教委員会 第9号(1957/03/13、27期、日本社会党)

○平田委員 昭和三十二年度から東京大学に附置新設される予定の物性研究所につきまして、その規模、将来の構想等を具体的にお伺いいたしたいと思います。二月二十八日の委員会で、河野委員から御質問がございましたので、重複する点は避けてお伺いいたすことにいたします。  場所はどこに設けられるのでございますか。
【次の発言】 講座数は幾つの予定でございますか。
【次の発言】 実験設備を置くということでございますが、河野委員のこの間の御質問に対して、緒方局長さんは、物性研究のためには相当大規模の実験設備が必要であるから、この物性研究所に集中的に施設する。その実験施設としては、この間の速記録の七ページでございま……

第26回国会 文教委員会 第10号(1957/03/14、27期、日本社会党)

○平田委員 関連して。ただいままでの御質問を承わっておりましてふと思いついた質問なんでございますけれども、精神病に対する発熱療法としてマラリアの療法がございますね。そのマラリアの療法の問題については、別に何かこういうきょう御質問になったような問題が起った例はございませんでしょうか。
【次の発言】 どなたかおわかりになる方から答えていただければいいわけです。
【次の発言】 私台北におりましたときに、これは脳梅毒の方なんですけれども、四十五、六才の方がマラリア療法をされて、幸いにしておなおりになったんです。今も健在でいらっしゃるのですけれども、そのマラリアの病原体は一度入りますとなかなか血液の中か……

第26回国会 文教委員会 第11号(1957/03/20、27期、日本社会党)

○平田委員 昨年の第二十四国会におきまして、成立をみました就学困難な児童のための教科用図書の給与に対する国の補助に関する法律によりまして、初めて準要保護児童二十一万五千人、これは全小学生の七%でございますけれども、この教科書が無償で配布されることになったわけでございますが、このたびはさらにこの法律の一部を改正して、小学生だやではなく、中学校の生徒にもその適用の範囲を広げられるというのでありまして、まことにけっこうなことでございまして、私は賛意を表する次第でございます。しかし、これによってどれだけの貧しい恵まれない児童生徒が救われるかと申しますと、政府提出の昭和三十二年度一般会計予算で明らかなよ……

第26回国会 文教委員会 第14号(1957/03/29、27期、日本社会党)

○平田委員 私は南極本観測の計画についてお尋ねをいたしたいと思います。問題点を二つにしぼってお伺いいたしたいと思います。私、昨年の予備観測のときに御質問申し上げまして、前文部大臣の清瀬先生がそこにお見えになっていらっしゃいますけれども、あの宗谷の能力では不安心ではないかということを伺いましたところが、それは大体大丈夫だというような自信のあるお答えでありました。これは前の学術局長、今の次官の稲田さんもそのように申されておりました。もちろん自信がなくてはとうていこれは出発できるものではないのでございまして、そのお答えは了承できるのでありますけれども、このたびの宗谷の能力の問題についてお尋ねいたした……

第26回国会 文教委員会 第17号(1957/04/10、27期、日本社会党)

○平田委員 ただいま議題となりました市町村立学校職員給与負担法及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  幼稚園教育は幼児の心身の発達を助長せしめ、小学校入学前の教育として重要な役割を果すとともに大きな効果を上げていることはすでに実証されているところであり、幼稚園教育の重要性が認識されるにつれて幼稚園に入園する希望者は年々増加しているのでございます。このように幼稚園教育の必要性が大きく叫ばれておりますが、公立幼稚園におきましては、施設が少いため、大体希望者の三分の一しか収容されておらず、その競争率は二倍から二十倍の狭き門となり、その結果公……

第26回国会 文教委員会 第18号(1957/04/11、27期、日本社会党)

○平田委員 関連して。先ほどの委員長の御説明に、二月の二十六日に専門審議会史跡部会の答申がなされているようでありますが、この答申を資料として御提出をお願いいたしたいと思います。  それからもう一点でございますが、三月の一日に運輸、建設、宮内庁、それから文化財委、四者会議の際の議事録がございましたら、あるいはその他の会議の内容でもってはっきりしたものがございましたら、それも資料として御提出をお願いいたしたいと思います。

第26回国会 文教委員会 第19号(1957/04/17、27期、日本社会党)

○平田委員 このたびの国際地球観測年の予備観測につきましては、基地の設営あるいは氷海脱出など予想されなかった幾多の難関に直面されながらも、本観測のために貴重な体験をお積みになり、本日ここにこうしてお三人をお迎え申し上げて、いろいろこの問題について御報告をいただきましたことを大へんありがたく存ずる次第でございます。私ども全国民は新聞やラジオを通し、ほんとうに耳目をそばだてて予備観測の成功を心から念願いたしておりました。無事にお帰りになりまして、お疲れのところ本日は御出席いただき、いろいろ御説明をお伺いできましたことをほんとうにおりがたく存ずるのでございます。大へんお色も黒くなられまして、御健闘の……

第26回国会 文教委員会 第27号(1957/05/18、27期、日本社会党)

○平田委員 お答えいたします。このたび提案いたしました法律案の第一条の趣旨は、神戸、大阪、京都、名古屋、横浜の指定都市の定時制高校教職員の給与が府県費支弁であることは教育上非常な支障を認めますので、市支弁に切りかえるというのであります。  その第一点といたしましては、市町村立学校教職員給与負担法第二条は、昭和二十六年の三月三十一日施行されまして、全国市町村立高等学校定時制教員の給与を府県費負担にすることによりまして、身分の保障と給与の改善を目途としたものでございます。しかしながら五大市のように府県と同等もしくはそれ以上の行財政規模を持っておりまする自治団体におきましては、他の市町村と異なりまし……

第26回国会 文教委員会 第30号(1957/07/11、27期、日本社会党)

○平田委員 関連して田中さんにお伺いいたしますが、百四十九名の病原体の接種をされた患者さんでございますけれども、男女の性別比率はどうなっておりますか。男が何人、女が何人。
【次の発言】 資料をお持ちにならない。
【次の発言】 先ほどから吉田何とかさんとおっしゃったんですが、女の方の患者さんのお名前がたびたび出ておりますね、先ほど人権擁護局の方からも。それで私女の患者さんが非常に多いのじゃないかしらと思ったものですから、大体どれくらいですか。およそでけっこうです。
【次の発言】 それからあなたは総婦長さんで、監督の立場にお立ちになっていらっしゃると思うのですけれども、特に女子の場合は時期的に特殊……

第26回国会 文教委員会 第33号(1957/09/26、27期、日本社会党)

○平田委員 佐藤委員の御質問に関連して大臣にお伺いいたしたいと思います。科学枝術教育の振興につきましては歴代文部大臣の常に力説されたところでございますけれども、その具体策について特にお伺いいたしたいのでございます。教員養成の問題につきましてはただいま佐藤委員から御質問されました。科学技術教育には基礎教育が必要であるということは今さら申すまでもございません。来年度は理科系の学生を千五百名ほどふやされるということを新聞で承知したのでございます。これはまことにけっこうなことだと思いますけれども、いわゆる基礎教育についてはどういうお考えをお持ちになっていらっしゃるのか。ある国立大学の教授さんは、基礎学……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 文教委員会 第5号(1957/11/14、27期、日本社会党)

○平田委員 大臣にお伺いいたしますが、ただいまの河野委員の御質問に関連いたしまして、女子大学卒業生の就職の門戸がはばまれております。はばまれておるだけではなくて、全然試験さえも受けさせてもらえない実情でございますが、この点についてどうお考えになっていらっしゃいますか、お伺いいたしたいと思います。文部大臣は会社の重役さんでもございませんし、そういったことについて責任を持ってお答えになるということはおできにならぬと思いますけれども、その門戸を閉ざされているということについてちょっと御意見をお伺いいたしたいと思います。私二、三分の時間しか与えられておりませんので、これ以上御質問できないことを大へん残……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 文教委員会 第2号(1958/02/12、27期、日本社会党)

○平田委員 関連して、基本的な問題について二、三点お伺いいたしたいと思います。なお私は遅刻して参りましたので、前の河野委員の御質問をよく伺っておりませんので、あるいは重複いたすかと思いますが、その点は御了承願いたいと思います。  まず一点は、昨年の十二月十一日に学術会議南極特別委員会で各部門の主任と文部省の南極統合本部関係者を集めて会議を開き、観測計画延長問題について協議しておられます。その結果、地理部門を除いて九部門は延長を強く望み、少くともさらに一年は延長して三たび観測隊を出してほしいという結論に達しております。すなわち電離層が一年延長、極光が一年延長、地磁気が数年延長、宇宙線少くとも一年……

第28回国会 文教委員会 第11号(1958/03/19、27期、日本社会党)

○平田委員 私は初中局長さんに一言だけ申し上げたいのです。時間がなくて実は私、立ち上ることを許されなかったのを特別にお願いしたわけでございますが、昨日の午前中、特殊教育の振興促進に関する懇談会が第三議員会館の第一会議室で開かれたのであります。私おくれて参りましたので、文部省の方から出ていらっしゃったのかどうか、ずっと見ておりましたけれども、私のおる間はどなたもお見えになっていらっしゃいませんでした。こういう特殊児童を持つ方々、私は三百人くらいお見えになっているのじゃないかと思ったのですけれども、私はああいう人たちの声を文部省の方々に聞いていただきたいと思うのです。予算なども非常に少うございます……

第28回国会 文教委員会 第16号(1958/04/04、27期、日本社会党)

○平田委員 大臣にお尋ねいたしますが、大体辻原委員の質問で尽きておるわけでございますけれども、文部省の養護教諭の配当基準でございますね。小学校は一千五百名について一人、中学校は二千名に一人ということでございますけれども、この基準案は県の配当基準よりも悪いという調査はできておりませんでしょうか。文部省の方が低いという、そういう御調査はなさっていらっしゃいますか。
【次の発言】 中学校が二千名と申しますと、地方の方に参りますと、一校で二千名の中学校というのは少い。そういたしますとこれはかけ持ちでございますね。
【次の発言】 昨年のように大へん流感がはやりまして、ほとんど全校全滅というような場合も、……

第28回国会 文教委員会 第18号(1958/04/16、27期、日本社会党)

○平田委員 議事進行についてお伺いいたしますが、本委員会の法案審議は、いつも政府提出の法案が優先的に取り扱われております。議員提出の法案はなかなか日の目を見ないでおるわけでありますが、これはどうしてそういうふうにおくらせていらっしゃるのか、委員長にお伺いいたします。
【次の発言】 委員長のおっしゃること、まことにごもっともでございますけれども、会期も何か押し詰まっているような感じがいたしているのでございますが、この際大臣もお見えになっていらっしゃいますので、大臣とそれから内藤局長さんにちょっとお伺いをいたしたいと思います。私の提案いたしております法律案についてでございますけれども、これは二十六……


平田ヒデ[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 文教委員協議会 第2号(1955/10/14、27期、日本社会党)

○平田ヒデ君 文部大臣にお尋ねいたします。要保護家庭の児童に対しまして、教科書を無償配付なさる御意思はございませんでしょうか。
【次の発言】 ありがとうございました。私もそういうお答えをいただきまして大へんうれしく存じます。ただいま私要保護家庭のと特に申し上げましたのは、被保護家庭とそれから要保護家庭との区別、御存じでいらっしゃいましょうか。大へん失礼な質問をいたしまして相済みませんが、私要保護とただいま申し上げたのでありますが、被保護家庭と要保護家庭の区別があるのでございます。これは厚生省関係でございますが……。
【次の発言】 先ごろ福島県にこういう貧困児童を取り扱っている方のお集まりがござ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 内閣委員会文教委員会連合審査会 第1号(1956/02/22、27期、日本社会党)

○平田委員 大臣にお伺いいたしますが、現行の教育制度の再検討をうたっておりますが、教育的に見て現行制度によほどの不都合があることを、国民に納得のいくように説明していただきたいと思います。それでなければ、国民は政治の都合によって子供の教育がいじられておるというような印象を消すことはできないと思うからでございます。
【次の発言】 ただいまの懇切な御説明、まことにありがたく存じますが、第一の日本教育の道徳の目標については、私何か修身の時間に御講義を聞いているような感じがいたしました。それから第二の国の先任、監督ということについてでございます。教育の国家的性格とか、あるいは日本の国情に即してとかという……

第24回国会 内閣委員会文教委員会連合審査会 第2号(1956/02/25、27期、日本社会党)

○平田委員 関連して。この前の連合審査会のときに、親孝行のことが基本法の中にうたってないという意味のことをおっしやいましたけれども、ただいま、まことに遺憾なことでございますが、親子心中が新聞を大へんにぎわしておりますけれども、この点についての大臣のお考えを伺いたいと思います。ちょっと申し上げますと、私は親子心中という言葉、あれは心中ではないと思っておるのです。親が子供を殺しているんだと思うのですけれども、この点について御所見を承わりたいのでございます。親孝行ということを大臣はしきりと強調しておられたので、それに関連してお伺いする次第でございます。

第24回国会 農林水産委員会水害による農林災害に関する小委員会 第2号(1956/08/03、27期、日本社会党)

○平田小委員 私、これからお伺いいたします点につきましては、他の委員からもうすでに御質問もあったことで、重複いたすかとも存じますけれども、私、福島県で最も災害のひどかった中心地の会津でございまして、特にその中から二点だけお伺いいたしたいと思います。  本年度において工事を完了いたしませんと、明年度の植付にも支障を来たすような農地、農業用施設の被害が非常に莫大な金額に上っておりますので、これが復旧についてぜひとも本年度において補助金を交付せられたいというのが一問でございます。  それからもう一つは、このたびの豪雨に際しまして、会津並びに一部県北方面の山林に発生しました新生崩壊地は五百カ所、金融に……

第24回国会 文教委員会公聴会 第3号(1956/05/11、27期、日本社会党)

○平田委員 ただいまは私どもが政府提出法案に対しまして非常に疑問に思っておる点につきまして御解明下さいましたことを、まことにありがたく存ずる次第でございます。そこでただいまの御説明には重複いたさないようにお伺いをいたしたいのでございますけれども、第二節の検定審議会のことについてでございます。教科書検定審議会でございますか、この中に「検定審議会は、八十人以内の委員で組織する。」それからまたこの法案の中には出ておりませんけれども、常勤調査員四十五名というものは、初中局の中に置かれることになっておりまして、常勤の調査官でございますか、この四十五名が窓口の仕事をするというようなことになっておるようでご……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1957/02/14、27期、日本社会党)

○平田分科員 実は大臣に一番先に、保育所の根本的な改正をはかられるお考えがあるかどうかということをお伺いいたしたいと思ったのですけれども、お見えになっていらっしゃいませんので、児童局長さんにお伺いいたしたいと思います。私、初めて厚生関係の方に出て参りましたので、足らないところはどうか御親切にお答え願いたいと思います。  保育所ができましてから、もうかれこれ十年になります。経済的に恵まれない幼児のためにできた保育所でございますが、この十年間の保育所設置の数などから見まして、社会的にずいぶん寄与していることはだれでも認めているところだと思いますけれども、これに対する世間の声を二つ三つ拾ってみたいと……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

平田ヒデ[衆]在籍期 : |27期|
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