このページでは西村彰一衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。
○西村彰一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、数項目にわたって鳩山内閣総理大臣及び関係国務大臣に所信をただしまして議会を通じて全国の国民諸君に知っていただきたいと思うのであります。(拍手) 先日来、政府の施政方針演説及びこれに対する質疑をいろいろ伺っておりますと、わが国の八千八百万の国民の大半を占むる農山漁村民に対する事柄が、本日になってやや現われたのでありますけれども、非常に少いことを痛感するものであります。鳩山総理大臣は、農業はこれを育成しようと思っておるけれども、財政の関係その他でなかなか思うようにいかないというようなことを申しておられます。私は、主として食糧、農林水産業に関するこ……
○西村彰一君 私は、ただいま議題となっております新市町村建設促進法案には反対し、日本社会党提出の町村合併促進法の一部を改正する法律案に賛成の討論を、日本社会党を代表していたしたいと存じます。(拍手) 以下、きわめて簡単に、反対の理由を二点について申し上げたいと存じます。 その一つは、市町村合併を、今さら、さらに促進する必要がないではないかということであります。政府の発表によりますれば、町村合併促進法施行以来、九千五百の町村が三分の一に減少し、合併未済の町村は千九百六十でありまして、その成績がきわめて顕著であるというのであります。なるほど、従来の町村は規模もきわめて小さいものがあり、今日の時……
○西村(彰)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、今問題になっておりまする地方税法の政府原案に反対いたしまして、社会党の修正案に賛成の討論を行うものであります。 簡単に要点を申し上げますが、中央地方を通じての税制の改正の問題は非常にむずかしい問題でありまして、自治庁当局においても非常な御苦心をしておられることはよく了解ができるのでありますけれども、特に地方税の問題は中小者以下のものには非常に負担が重いのであります。国税の問題になりますと、非常に一般が熱心になりますが、地方税の問題においてはややもすれば軽んぜられるのでありますけれども、大衆に対しては非常に重い税金でありまして、これに対する根……
○西村(彰)委員 私は自治庁長官に、地方の行政に関係のある、特に主要都市の所在の地方行政に非常に関係のある地方競馬の問題について、質問を申し上げたいと存じます。 戦後、競馬のほかに競輪あるいはボート・レース。オート・レースというものの競技が非常に盛んになりまして、一面においては戦災を受けた都市の復興をはかるということで、いろいろ行われております。競馬の問題については、戦争の前において、射幸心を非常に神経質に取り締っておった時代においても、御承知のように、全国十一の大きな地区においては、帝国競馬協会というものが民主的に競馬を行いました。それから、府県においては産馬奨励の意味で、畜産組合の連合会……
○西村(彰)委員 観光税の問題ですが、ただいま部長が、仏教会が間に入っていろいろあっせんをして、お寺の側も感謝をしておる、こういうお話がありましたが、私二、三日前に京都の大学に講義に参りましていろいろ聞いたところによりますと、一つも円満に解決しておりませんし感謝もしていない。自治庁はそういうこまかい事情はお調べになっていないのでありましょうけれども、現在京都のお寺十九カ寺が対策委員会を開いてまっこうから反対をしております。それが中央におきまして、仏教会その他が調停に入ったということですけれども、十九カ寺のものは別に仏教会に調停を頼んでいないのです。仏教会の人たちは、自治庁が自分らの言い分を聞い……
○西村(彰)委員 今回の地方公務員法の改正の一番重要な点は、今いろいろ問題になっております停年制の問題であることはわかり切ったことであります。そこで停年制という問題が起きてきたところの第一の原因は何であるかといえば、やはり地方財政が行き詰まったので、人員が多過ぎるので整理をして、財政にゆとりができるようにしていきたい、こういうことが根本であると思うのでありまして、人事が停滞をしておるからということも理由にはなるでありましょうけれども、それは理事者が人事行政よろしきを得なかったことでありまして、かりに停年制を設けたところで、ただ単に年令に限らず、やはり人事が渋滞するということは当然起り得ることで……
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