三田村武夫 衆議院議員
27期国会発言一覧

三田村武夫[衆]在籍期 : |27期|-28期-30期
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このページでは三田村武夫衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

三田村武夫[衆]本会議発言(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第44号(1955/07/21、27期、日本民主党)

○三田村武夫君 ただいま議題となりました売春等処罰法案につき、日本民主党を代表して、神近市子君外十八名提出の原案に反対し、委員長報告の決議に賛成の意見を申し述べます。  冒頭に一言いたしますが、いわゆる売春行為を一日もすみやかにわれわれの社会から一掃したいという念願については、われわれも、もとより異論のないところであります。敗戦後十年を経て正常な社会関係の回復を熱望する国民の中から、最近特に売春問題が大きな社会問題として取り上げられ、本国会の審議経過に世論の鋭い批判が向けられている理由もここにあると思います。私は、あたかもこの国民の声にこたえるがごとく、今回の本法案提出に当って、衆参両院の婦人……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第50号(1956/05/16、27期、自由民主党)

○三田村武夫君 ただいま議題となりました、政府提出、公職選挙法の一部を改正する法律案につき、私は、自由民主党を代表して、青木正君外二十名提出の修正案並びにこの修正部分を除いた政府原案に賛成の討論を行いたいと思います。(拍手)  本法案は、去る三月二十三日本院において提案の趣旨説明が行われて以来、五十数日間の長きにわたって審議が継続され、世論の焦点になった問題の法案でありますから、内容はすでに十分御承知の通り、選挙制度としていわゆる小選挙区制を採用せんとする画期的な改正案であります。  私は、まず、この小選挙区制に賛成する理由を申し述べたいと思いますが、その第一の理由は、この小選挙区制は現行憲法……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 衆議院本会議 第17号(1957/03/08、27期、自由民主党)

○三田村武夫君 ただいま議題となりました滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する法律案につき、法務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  この法案は、民事訴訟法に基く強制執行と国税徴収法の滞納処分の手続に関する特例法でありまして、動産、不動産、船舶等に対し、滞納処分と強制執行等との手続を重複して行うことができることとするとともに、両者が競合した場合の手続の調整をはかろうとするものであります。  本案の要点は四点に要約できますが、その第一は、民事訴訟法により強制執行ができる有体動産、不動産または登記される船舶に対しては、先に滞納処分が行われていても、さらに強制執行または仮差……

第26回国会 衆議院本会議 第35号(1957/04/23、27期、自由民主党)

○三田村武夫君 ただいま議題となりました裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案につき、委員会における審議の経過並びに結果を一括して御報告申し上げます。  両法案は、一般の政府職員の給与改訂に伴い、裁判官及び検察官の報酬または俸給の額等を改正しようとするものでありまして、その要点は、裁判官及び検察官の報酬または俸給について、一般の政府職員との均衡を考慮し、適正な給与月額を定めること、及び、裁判官、検察官の中には長期間にわたって昇給のできない者が相当数おりますので、最高額の給与を受けるに至ったときから長期間を経過した判事または検事に対し……

第26回国会 衆議院本会議 第39号(1957/05/10、27期、自由民主党)

○三田村武夫君 ただいま議題となりました国際海上物品運送法案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  御承知の通り、一九二四年ブラッセルで署名されました船荷証券に関するある規則の統一のための国際条約が今国会におきまして批准される運びとなりますので、これを国内法として立法化する必要があるのであります。  すなわち、本案は、現行商法の特例法として、右条約の趣旨にのっとり、国際的海上運送における船主の責任を軽減するとともに、船荷証券に関する関係人の利害を調整し、もって船荷証券の国際的価値を高揚し、わが国における海運界の伸展に寄与せんとするものでありまして、海上運送人の……

三田村武夫[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

三田村武夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 行政監察特別委員会 第11号(1955/07/11、27期、日本民主党)

○三田村委員 前回の委員会、本日の委員会で、いわゆる教科書問題に関する質疑と証言が行われました。時間の制約がありますから、簡潔二、三の点をお尋ねします。どうぞ証人も簡潔に御証言をお述べ願いたいと思います。  まず第一に、石井証人はずいぶん長い間日教組の組織と機構の中で御活躍になっておったしようであります。前回来の、証言を伺いますと、日教組の内部を相当詳しく御存じのようであります。そこで、まず第一点、お尋ねしますが、いわゆ日教組が日本の中小学校教育のその実際面において、その教育活動の面においてどのような影響力を持っておるか。これは、抽象的な概念論でなくて、実際活動の面においてどのような影響力を持……

第22回国会 行政監察特別委員会 第20号(1955/09/19、27期、日本民主党)

○三田村委員 九州調査班の調査報告をいたします。  本調査一に参加した、委員は六名でありまして、調査の要旨は、一、教科書採択の実情二、学校生活協同組合系の特約供給所の実情と教科書採択との関係、三、理科研究九州地区委員会の実情と教科書採択との関係、四、ワーク・ブック、夏休み帳、冬休み帳等の編集、発行及びこれが販売方法、五、教科書発行会社の宣伝活動状況、等でありますが、現行教科書制度に対する関係者の意見をも参考として聴取した次第であります。しこうして、調査上教科書採択の自由と公正が確保せられているやいなやという点に重きを置いた関係上、調査箇所を福岡、佐賀両県に集約いたしたのであります。また、調査の……

第22回国会 行政監察特別委員会 第23号(1955/09/22、27期、日本民主党)

○三田村委員 議事進行。ただいま井手委員から議事進行に関する発言がありました。委員長の希望もさることながら、当問題を取り上げて調査を進めていきます委員会の立場においても、今の井手委員の発言については一言委員長に申し上げておく必要があると思うのであります。それは、ただいま井手委員は、調査のために喚問されました証人の証言に関して、それが立場の違う方々であるから、委員会における証言内容から地方においてあるいは威圧が与えられるのではないかというような御発言であったようであります。そのことがあるかどうかはわれわれわかりませんが、少くとも当委員会において証人として喚問しこれを尋問する場合は、真実発見のため……

第22回国会 行政監察特別委員会 第24号(1955/09/23、27期、日本民主党)

○三田村委員 委員長からの総括質問で大体明らかになっておりますが、さらに私から具体的にお尋ねいたします。  委員長のお尋ねで何か明瞭になっていない点もあったようでありますし、私たちもはっきり割り切れていない点もありますから、さらにお尋ねいたしますが、大日本図書から発行されています理科の教科書、この取扱いに関して学生協と契約されたのは、たしか二十七年のようでありますが、これはこういうことじゃないのですか。従来あなたの方の会社は旧特約店として大日本図書発行の教科書をお取り扱いになっておった。だから、大日本図書から新しく発行される「科学の世界」――中学の理科の教科書についても、あなたの方の従来の商慣……

第22回国会 地方行政委員会 第28号(1955/06/25、27期、日本民主党)

○三田村委員 本案はすでに参議院の審議を終って参りまして、参議院では相当熱心な議論が重ねられたようでありますが、まだ手元に委員会の会議録が参っておりませんので、その詳細を知ることができないのであります。従いましてすでに御当局御承知の問題を、ここで申し上げるかもしれませんが、その点御了承願いたいと思います。  本案提案の理由を伺いますと、第一に空気銃の所持について制限を加える、つまり許可制にするということが一点、第二には、いわゆる飛び出しナイフ、それから刀剣類の中に含まれる通称あいくち、これの所持を禁止する、さらにその次にもありますが、主たるねらいはこの二点にあるように思うのであります。これはお……

第22回国会 地方行政委員会 第29号(1955/06/27、27期、日本民主党)

○三田村委員 前回の委員会におきまして、大体総論的な問題についてお尋ねいたしたのでありますが、きょうは本改正案の主要なねらいの一つである飛び出しナイフと小型あいくち等の所持禁止について、さらに具体的に当局の意見を伺い検討を加えていきたいと思います。  まず初めに重ねてお伺いいたしますが、前回の委員会でもお尋ねしましたように、本法案立法の目的と申しますか、その理由の中には、近ごろやかましい問題が出て参りました青少年不良化防止の問題があるのであります。われわれはもちろん必要な手当をしなければならぬと思いますが、本法案に盛られた対策の一つは、すでに不良化した青少年のいわゆる反社会的犯罪手段の一部とし……

第22回国会 地方行政委員会 第30号(1955/06/28、27期、日本民主党)

○三田村委員 昨日中井委員の質疑の中にありましたことですが、通産当局にあらためてこの機会にお伺いておきたいと思います。これは今お述べになりました通りこの法案の対象になる業者は岐阜県の関市だけであります。私はその岐阜県の関市を選挙区にしておりますので、きのうもはっきり申し上げたのでありますが、業者の立場を十分考慮してお尋ね申し上げるのであります。もとよりこの立法の目的については私も了承するにやぶさかではありません。しかしながらきのう中井委員の御発言の中にもありました通り、今までこの業に従事しておりました業者は、善良な立場において生業に安んじておったものでありまして、このナイフを作ることあるいはあ……

第22回国会 法務委員会 第1号(1955/03/25、27期、日本民主党)

○三田村委員 動議を提出いたします。理事はその数を七名とし、その選任は委員長の御指名によられんことを望みます。

第22回国会 法務委員会 第3号(1955/03/30、27期、日本民主党)

○三田村委員 本委員会の審議を進めますに必要と思います二、三の資料について、その提出方をお願いいたしたいのであります。ただいま法務大臣のごあいさつにも、また人権擁護局長の御説明にもありました通り、法務委員会の使命はまことに重要でありまして、なかんずく人権擁護に関する問題はきわめて重要だと思います。最近あるいは新聞紙上で、あるいはその他の機会にしばしばわれわれが耳にいたしますことは、あるいは検察事務の遂行中、あるいは警察において扱われる捜査活動の過程においてしばしば好ましからざる事件の発生を見ておることであります。たとえば今春行われました衆議院の選挙に関しましても、その選挙事犯の捜査中あるいは自……

第22回国会 法務委員会 第4号(1955/04/01、27期、日本民主党)

○三田村委員 前回の委員会で、人権擁護に関し、検察、警察両当局に対して資料の御提出をお願いしてあったのでございますが、昨日夕刻法務省関係の資料をいただき、けさ警察庁関係の資料をいただきました。まだいただいたばかりで、全体によく目が通されておりませんが、なお足りないものがありますので、冒頭に重ねてお願いをいたしておきます。警察庁から出た資料では、大体私が前会お願いした内容を概略備えておると思いますが、なおその中に、今度の選挙で検挙されました被検挙者の中の地方議会議員の数字は出ておるようでありますが、その地方議会議員の被検挙者のうちで、取調べのため身柄を拘束された者、それから勾留口数、これは重要な……

第22回国会 法務委員会 第6号(1955/05/09、27期、日本民主党)

○三田村委員 ただいまの細迫委員の質疑に関連して一、二点お尋ねしたいのです。  長谷川浩氏の逮捕に関連した細迫委員の御質問、並びに政府当局の御答弁を伺っておりますと、二つの疑問が出てくるのです。一つは、細迫委員も言われますように、満五年もさきに出された逮捕状を今あらためて執行する必要があるかないか、この疑問であります。もう一つは、行政監査と申しますか、当委員会が最初、委員会開会の当初に、国政調査に関する態度を一応きめたのでありますが、そういう立場から申しますと、逮捕しなければならない必要のあるものを、一体満五年間もどうして放任したのだ。この二つの疑問が出てくる。ただいま藤井長官は、今の段階では……

第22回国会 法務委員会 第7号(1955/05/11、27期、日本民主党)

○三田村委員 この機会に緊急事案としてお尋ねいたしておきたいことがあります。実はただいまこの号外を拝見したのですが、けさ七時ごろ宇野――高松間の連絡船紫雲丸が衝突、沈没した事件が発生いたしております、修学旅行のための生徒その他三百余名が、悲惨な犠牲者となっているようであります。近ごろひんぴんとしてこのような事件が起きますので、当委員会におきましても、先般来これらの交通禍をいかにして防止するかという点に関して、しばしば意見の交換が行われ、けさの当委員会では、交通禍防止に関する特別小委員会を設けることに決定したのであります。そういう観点からも、この際ぜひ法務、警察両当局に、交通禍防止の監督の立場か……

第22回国会 法務委員会 第10号(1955/05/20、27期、日本民主党)

○三田村委員 先般当委員会で審議の対象になりました脱獄事件でございまするが、この点に関して昨日小菅の東京拘置所に参りまして、委員長初めわれわれ現場の模様を伺ってきたのであります。そこで二、三の点についてお尋ねいたしたいのでありますが、その前に中川刑事局長がおられますから、その後の捜査経過はどのように進んでおりますか、簡単に御説明願いたいのであります。
【次の発言】 この捜査活動につきましてはまたあとから伺いますが、今までこの捜査上お使いなった費用は概算どのくらいでしょうか。
【次の発言】 私は警察庁の本庁からどれだけ捜査費用をお出しになったとか、各府県の警察でどれだけ費用がまかなわれたとか、そ……

第22回国会 法務委員会 第11号(1955/05/24、27期、日本民主党)

○三田村委員 一、二点参考人にお尋ねしておきてます。今参考人の御陳述を伺っておりまして、どうもふに落ちないところが一、二点あるのであります。久米何がしが留置場に入ってきたときに、その房内には参考人だけでしたか。
【次の発言】 そうすると、参考人は独房におられたのですね。
【次の発言】 留置場の構造がちょっと頭に浮んでこないのですが、そうしますと六つ房があって、あなたはその一つの房におられた。他の房には他の留置人がおられたのですね。あなたは房から出て、房の前の看守巡査のいる火ばちの前で話をされた、こういうことになるのですが、そうするとこの監房に入ってくる前にもう一つ入り口があるでしょう。ここにも……

第22回国会 法務委員会 第19号(1955/06/14、27期、日本民主党)

○三田村委員 実は少年院法のもとをなすものは少年犯罪でありますが、近ごろ少年犯罪というものは非常に激増してきたような傾向がありますので、基本的な問題について少しお伺いしたい点があるのですが、これは法務当局だけの御意見を伺ってもどうかと思いますので、別の機会に文部当局、警察当局の御意見もあわせてお伺いいたしたいと思います。もし局長お手元に資料をお持ちでありましたら、その少年院法によって少年院に収容されている人員、年令別、犯罪種別等ありましたらちょっとお知らせ願いたい。
【次の発言】 二十九年現在でいいです。
【次の発言】 今お伺いいたしますと、少年院に収容されておる被収容者の中には、年令の点から……

第22回国会 法務委員会 第20号(1955/06/15、27期、日本民主党)

○三田村委員 昨日の委員会で一応質疑を終了したことになっておりますが、この機会に少年法及び少年院法に関連して、最近特に論議の焦点になって参りました青少年不良化の問題について、二、三お伺いいたしたいと思うのであります。少年法及び少年院法の経過を見ますと、ほとんど毎年のように部分的改正が行われてきております。端的に申しますならば、行政的な事務的な便宜と申しますか、そういう立場からの改正がおおむね多いようにうかがわれるのであります。これは根本の対策というものをもっと真剣に考えなければならぬと思うのであります。きわめて問題が重要でありますがゆえに、本来ならば青少年問題に関係のある法務大臣、文部大臣、厚……

第22回国会 法務委員会 第21号(1955/06/16、27期、日本民主党)

○三田村委員 ただいまの古屋委員の質問に関連いたしまして、以下二、三点資料に基いてお尋ねいたしたいと思います。  今、日本の内地におります朝鮮人問題、国籍の点から申しますと、韓国人と北鮮系朝鮮人と両方ありますが、これはなかなかやかましい問題になっておるのです。資料を拝見いたしますと、二十七ページですが、いわゆる北鮮系の人で現在日本におる人が四十二万七千八百六十二名ですか、それから韓国籍の人が十三万九千百九十一名、こういう数字になっておりますが、両方合せて大体五十五万。しかしわれわれがよく聞く説明によりますと在留鮮人七十万ないし八十万、百万を越えると言う人もあるのです。この統計から判断いたします……

第22回国会 法務委員会 第22号(1955/06/17、27期、日本民主党)

○三田村委員 議事進行についてちょっと……。私この際一言申し上げて委員長にも善処を要望いたしたいし、また同僚委員諸君の御賛同を求め、かつ法務当局の御意見を伺っておきたいのですが、今高橋委員から提示されました銃砲等所持に関する問題にいたしましても、これには銃砲刀剣類等所持取締令ですか、取締りの基礎になる法律が一応あるわけなんです。こういった犯罪事犯の取締り法規に対する当委員会の考え方ですが、実は私これを申し上げるには多少の理由があるのでありますが、この国会にもしばしば世間で問題になっておりまする例の日米行政協定に伴う秘密保護法が出ております。これは外務委員会にかかっておるのです。しかし秘密保護規……

第22回国会 法務委員会 第23号(1955/06/18、27期、日本民主党)【議会役職】

○三田村委員長代理 椎名君に申し上げますが、厚生省からまだだれも参りませんが……。
【次の発言】 本日はこれで散会いたします。次会は公報をもってお知らせいたします。     午後零時三十九分散会

第22回国会 法務委員会 第29号(1955/06/29、27期、日本民主党)【議会役職】

○三田村委員長代理 これより法務委員会を開会いします。  委員長が本日都合により出席できませんので、私がその指名により委員長の職務を行います。  本日は、まず人権擁護に関する件を議題とし、徳島市において起った選挙違反取調べ事件について調査を進めることといたします。本件については法務省及び警察庁よりいまだ報告がありません。なぜ報告がおくれているか、いつごろ報告ができるかを明確にしていただきたいと存じます。  まず法務省井本刑事局長より報告を求めます。
【次の発言】 生田君に申し上げますが、お聞き及びの通り本件は法務当局においても、警察当局においても、まだ捜査及び調査が完了していないようであります……

第22回国会 法務委員会 第31号(1955/07/06、27期、日本民主党)

○三田村委員 今日は質疑を申し上げるのではありませんが、椎名委員の質疑に対する提案者の御答弁を拝聴いたしておりまして、法案審議の進行上委員長に一言希望を申し上げておきたいのであります。ただいま椎名委員と立案者の質疑応答を伺っておりまして、ますますこの法案の重要性を感じた一人でありますが、猪俣委員、古屋委員のお説の通り確かに文化革命の一環であり、また従来常に深刻な問題として取り上げられながら、遂に救済の手を差し延べ得なかったいわゆる社会の落伍者、この一群に対する救済の手を差し伸べる突破口となることも私は十分了承できるのであります。従いまして今猪俣委員の御説明の通りただ文化国家の体面としてこのよう……

第22回国会 法務委員会 第33号(1955/07/09、27期、日本民主党)

○三田村委員 先程委員長からお話のありました通り、売春問題は今世論の焦点になっておるようであります。従いましてこの委員会におきましてもきわめて慎重な態度でこの問題の対策を考えなければならぬと思っております。私本日は各閣僚列席の上で、各般の資料をそろえて相当詳しい御意見を伺いたいと思っておったのでありますが、文部大臣お急ぎのようでありますから、簡潔に、まず文部大臣の御意見を先に伺っておきます。先ほど文部大臣は猪俣委員の御質問にお答えになりまして、本来は道義の高場、社会秩序の確立、いわば正しい政治秩序が確立されてこの問題も解決されることが望ましい。別な言い方をいたしますと、法もって臨むことはこの次……

第22回国会 法務委員会 第34号(1955/07/11、27期、日本民主党)

○三田村委員 当委員会の議題になっております売春等処罰法案については、すでに幾回となく委員会が開かれ、審議を継続してきたのであります。私も切れ切れにお尋ねいたしておりますが、少しばかり法案の内容に関連しながらお尋ねしてみたいのであります。冒頭に一言お断わりいたしておきまするが、私は民主党の委員で、いわゆる与党の委員であります。従来与党委員と申しますか、与党議員の立場は、本会議においても委員会においても、あまり立ち入った論議をいたしていないようであります。ことに政府提案の法案については、大体政府と立場を同じゅういたしておりますので、その内容に批判的な質疑とか意見とかを加えないことが一応建前になっ……

第22回国会 法務委員会 第36号(1955/07/14、27期、日本民主党)

○三田村委員 関連して。法案の内容、その解釈については、いずれまた提案者及び関係当局に伺いますが、昨日の社会労働の連合審査会、本日の委員会において提案者の神近委員並びに本日猪俣委員から御説明になりました内容について、今朝来の質疑に関連して一、二点簡潔に、主として神近委員にお尋ねいたしたいことがあるのであります。それは昨日の御説明を聞きましても、本日の御説明を聞きましても、このいわゆる売春行為なるものの内容が、きわめて広範なんです。きのうの神近委員の御説明によりますと、オンリーも二号もすべてこの対象になる、正常な夫婦関係以外の性行為はすべて好ましくないのだという御説明であります。ごもっともだと思……

第22回国会 法務委員会 第37号(1955/07/16、27期、日本民主党)【議会役職】

○三田村委員長代理 吉田賢一君。
【次の発言】 吉田君に申し上げますが、法務大臣は十二時半までには来られるということになっておりますから、もうしばらくであります。刑事局長、政務次官がおられますから……。
【次の発言】 大蔵大臣は来れないそうです。
【次の発言】 志賀義雄君。

第22回国会 法務委員会 第38号(1955/07/18、27期、日本民主党)

○三田村委員 ちょっと議事進行について。この問題は人権じゅうりんのケースとして当委員会審査の対象となったのでありますが、だんだん参考人の御意見を伺っておりますと、いろいろわれわれはふに落ちない点があるのであります。きょうは参考人として御出席願ったので、参考人の発言に何らの制肘も加えておりません。陳述は自由でありますが、良識ある現職の警察官でありますから、どうぞ国会の権威というものを御信用願いまして、できるだけ一つ真実をお述べ願いたい。と申しますことは、本件は先刻委員長も言われましたようにすでにその一部が刑事事件として検察庁の手に渡っておるのであります。やがてその真相は検察活動並びに裁判所によっ……

第22回国会 法務委員会 第39号(1955/07/19、27期、日本民主党)【議会役職】

○三田村委員長代理 委員長からも申し上げておきますが、ただいまの吉田君の発言はきわめて重要な意味を持っていると思います。売春等処罰法案の審議をいたしておりますのは当委員会であります。ただいま吉田君も御発言のごとく、去る十八日の朝日新聞の記事でありましたか、われわれも非常に重大な関心を持ってこれを読んでおるのであります。政府におかれましては、一つ厳重にその事実と真相を御調査の上、しかるべき機会に当委員会に御報告あらんことを委員長から切望いたしておきます。
【次の発言】 吉田君に申し上げますが、文部大臣はどうしてもやむを得ない要務のために本委員会に出席できないという申し出があります。御了承願います……

第22回国会 法務委員会 第40号(1955/07/25、27期、日本民主党)

○三田村委員 本委員会の議事を進めまするに当りまして、この際一言委員長に申し上げておきたいと思います。問題は去る十九日、売春等処罰法案採決の際における神近委員の発言に関連してでありますが、この発言は翌日の新聞にも伝えられ、世間にいろいろな疑惑をまいておるようであります。当委員会といたしましても世上注目の焦点になりましたあの法案審議の過程において、とかくの疑惑をもって見られることはまことに心外千万でありますし、神近委員せっかくの御発言でありますから、この際厳粛に一つこの問題についての御処置を委員長にお願いしたいのであります。神近委員はこの発言の中でこう言っておられます。「今日の委員会のあの廊下で……

第22回国会 法務委員会 第44号(1955/07/29、27期、日本民主党)

○三田村委員 関連して。先般紫雲丸事件が当委員会で審議の対象になったことがありますが、そのとき私は一言申し上げたのですが、当事件も同じ観点から意見を申し上げて、当局の御意見を伺っておきたいと思うのであります。  こういう事件が起りますと、従来よく職務上怠慢がなかったとか、十分なすべき手続を踏んでおるとか、あるいは十分監督の手を尽したとか、こういう言葉でのがれやすいのであります。近ごろ、御承知の通り、あまりにも人命が粗末にされ過ぎております。毎日の新聞を見てもそうでありますが、紫雲丸事件でわれわれはまだあれだけ痛々しい記憶を持っておる。その上また四十何名の人が、しかも何らの責任のない人の命が失わ……

第22回国会 法務委員会 第45号(1955/07/30、27期、日本民主党)

○三田村委員 関連して。私はその東女史と直接関係のある発言でありませんが、この問題の質疑、御答弁を伺っておって、実は深刻な体験を申し上げて、さらに一そうの人権保護の立場からの御善処を要望したいのであります。  私実はかけがえもない肉親の弟を精神病院でなくしているのであります。これは戦争中戦地に行きまして妙な病気を持って帰ったらしく、頭が変になってなくなったのでありますが、私約三カ月くらいその精神病院通いをしたことがあります。猪俣委員の発言の中で思い出したのでありますが、ほんとうに乱暴も何もしない、実にすなおで穏やかな人がたくさん入っております。相当の名家の人らしい人が入っております。これはどう……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 法務委員会 第1号(1955/12/05、27期、自由民主党)

○三田村委員 先ほど鹿児島の奄美大島の災害について御発言がありましたが、法律関係について伺っておきたいのです。あの名瀬市の災害に関しても新潟の災害と同様の法的措置をしなければならぬと考えておりますが、新潟市の火災と同じような法律的措置が可能であるかどうかということが一点と、それから、この前提にはすでに借地借家法がその地域に施行されていなければならないと思いますが、その点どうなっておりますか。新潟市と同じ形で法律的救済ができますかどうかということ、その点、法律的の立場を一つ御説明願いたいと思います。

第23回国会 法務委員会 第3号(1955/12/08、27期、自由民主党)

○三田村委員 前回の当委員会で同僚古屋委員から興安丸に関する御質疑がありまして、まだこの御質疑は結論に達していないようであります。古屋委員は他の用件のために御出席がおくれておりますが、この興安丸問題に関連し、また、今日世上最も注目すべき問題になっております李ラインにおける日本漁船拿捕問題、さらに、それに関連いたしまして、これもまた予算委員会その他の委員会で大いに論議されております大村収容所における収容中の韓国人釈放問題、これらの問題に関連して二、三お尋ねいたしておきたいと思います。  興安丸問題に関連したお尋ねは、古屋委員の御質疑の進行と見合せてさらにいたしたいと思いますが、まず、この大村収容……

第23回国会 法務委員会 第6号(1955/12/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長代理 午前中はこの程度にとどめ、暫時休憩いたします。午後の会議は一時半より開会いたします。    午後零時四十二分休憩


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1956/03/27、27期、自由民主党)

○三田村委員 午前の青木委員の質疑に続いて、今回提案されました選挙法改正案の主として内容についてお尋ねいたしたいと思います。  その第一は、今度の改正の内容で新しく制度化されました候補者の公認制度であります。第二は、政党及び政治団体の政治活動に関する規定であります。第三は、いわゆる連帯規定、附帯訴訟の制度が加わっておることであります。主としてこの三点について、簡潔に実体的内容をお尋ねいたしてみたいと思います。  冒頭に一言申し上げ、主として太田長官の御意見を伺いたいのでありますが、選挙制度というものは、民主政治、議会政治を円滑にかつ公正に行うために最も重要なものであることは、言うまでもありませ……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第17号(1956/04/12、27期、自由民主党)

○三田村委員 青木委員の質問に関連して、といいましても、選挙法の根本問題ですが、社会党提案の選挙法改正案の提案者中村高一君がそこにおられますので、一、二点お尋ねいたしたいと思います。  本委員会は、選挙法の実体規定と別表、すなわち、政府提案の小選挙区制を採用する案について審議すると同時に、社会党提案の改正案についても審議をしているのであります。そこで問題の中心点は小選挙区にしぼられてくるのであります。中村高一君に率直にお尋ねいたしますが、選挙はあくまでも自由であり公正に行われなければなりません。同時に、政策を基礎にして選挙が行われるということは好ましいことであります。この点について、おそらく中……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第34号(1956/06/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長代理 これより会議を開きます。  委員長の指名によりまして、私が委員長の職務を行います。  この際お諮りいたします。本日、委員長小澤佐重喜君より委員長を辞任いたしたいとの申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。辞任を許可することに決しました。
【次の発言】 これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただい左の大村君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、青木正君が委員長に当選になりました。  委員長青木正君に本席を譲ります。

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第35号(1956/08/20、27期、自由民主党)

○三田村委員 第三班北陸方面について調査の報告をいたします。  去る八月一日より四日まで、島上善五郎委員と私とで富山、石川、福井の三県を調査して参ったのでありますが、初めに総括的な意見を取りまとめて報告し、次いで個別的な問題についての意見を逐次報告することにいたします。  なお、第一班、第二班の御報告とその報告内容が重複するところがありますが、調査の対象が同一でありますから、その点重複の煩を避けることなく、参考として御報告いたしたいと思います。  まず、総括的な意見でありますが、第一に、公職選挙法の構成についていろいろ意見がありました。現行の公職選挙法は、衆議院、参議院、地方公共団体の議会の議……

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第36号(1956/08/23、27期、自由民主党)

○三田村委員 この際、選挙の常時啓発費の財政措置に関し、本委員会において決議をされたいと存じます。  まず、決議の案文を朗読いたします。    選挙の常時啓発費の財政措置に関する件   民主政治の確立は、選挙の公正を確保して、国民の国会に対する信頼をうることがその前提条件である。   このために公明選挙運動が多年に亘つて行われてきたが、選挙界の実情はなお満足すべきものということはできない。   選挙の自由と公正を期するための啓発運動は、常時かつ組織的に行うことによつて、はじめて全国民に浸透しよくその目的を達成しうるものである。   このような見地から、選挙管理委員会は、選挙の重要性を解明して国……

第24回国会 行政監察特別委員会 第4号(1956/06/03、27期、自由民主党)

○三田村委員 この際決議案を提出いたしたいと思います。  まず、案文を朗読いたします。    決議  一、事務局職員については可及的多数配置転換の出来るよう配慮すること。  二、事務局職員の退職金については、実情に即した特別の措置を講ずること。  三、事務局職員については、委員会の残務整理のため残務整理要員として任命すること。  四、委員中より実行委員を挙げ右各項の実現を計ること。  この際決議案提出の趣旨について一言申し上げておきたいと思います。  御承知のように、本委員会は、第一国会において、いわゆる隠退蔵物資の問題がやかましく取り上げられ、隠退蔵物資摘発調査特別委員会として発足し、次いで……

第24回国会 法務委員会 第12号(1956/02/24、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長代理 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後零時二十六分散会

第24回国会 法務委員会 第17号(1956/03/14、27期、自由民主党)

○三田村委員 法務大臣はお急ぎのようですから、まず概括的な問題を提示いたしまして法務大臣の御意見を伺います。  御承知のように、最近ギャング映画を地で行くような集団暴力事件あるいは殺人事件など凶悪犯罪が激増しておる傾向にあります。これを率直に見ますと、人間の命をあまりにも粗末にし過ぎるということが言えると思うのです。いとも簡単に人殺しをやる。こういう世の中はまことに好ましくはい世の中でありまして、一体どこに欠陥があるかということを真剣に考えてみたいと思います。ケースは違いますが、去る三月の九日でありましたか、江戸川で十九才の娘が母親と弟三人を青酸カリで毒殺したという事件も新聞に大きく報道されて……

第24回国会 法務委員会 第35号(1956/05/25、27期、自由民主党)

○三田村委員 関連して。今卒然の見解になるかもしれませんが、古屋委員と平賀参事官の質疑応答を伺っておってちょっと気になることがあるから、お尋ね申し上げておきたいのです。  この法案は、当法務委員会において議員提案で審議され、参議院に行って参議院の修正で戻ってきたことになっておるのでありますが、ただいま平賀参事官は、何かこの立法が少数特定の人の利益のためになされるかのごとき発言があったようであります。法務委員会として、この法案を立案し、審議し、あるいは提案するときには、特定少数の者の利益のために、また恩恵のためにやるのではないのであります。ただ、この権利関係が正しいかどうか。その比重の点において……

第24回国会 法務委員会 第39号(1956/05/31、27期、自由民主党)

○三田村委員 ちょっと関連して。先ほど来猪俣委員、福井委員、椎名委員から参考人の方にいろいろお尋ねされまして、ここでじっと伺っておったのですが、どうも私にはこの事の真相がはっきりしてこないのであります。伺えば伺うほど複雑であり、またきわめて重要な要素を含まれておると思うのであります。ただ、事件として裁判で審理され、その結果が明らかになることが、これは順序でありまして、そのまますればいいのですが、当委員会にこの問題が提起されましてわざわざ参考人の方々に出ていただいた上、かくのごとくこの問題の真相を究明するための国政調査活動が今行われておるのであります。どうもわからないままに放任することはわれわれ……

第24回国会 法務委員会 第41号(1956/06/02、27期、自由民主党)

○三田村委員 私、きょうは、昨年の五月ころから全国的に行われております全逓のいわゆる点検闘争に関して少しお尋ねしたいのであります。これは元来郵政省所管の業務でありまして、郵政行政の適否、あるいはまた労働関係法規に基くその業務の適否については、当委員会の所管外でありますから、これはお問いするつもりではありませんが、このいわゆる点検闘争に関連して、人権侵害と申しますか、人権擁護上ないしは人命尊重の立場から看過しがたい事例があるように承知しておるのであります。その点に関して具体的な二、三の例を取り上げてお尋ねいたしてみたいと思います。申し上げるまでもなく、人間の社会で一番大切なことは人命すなわち人の……

第24回国会 予算委員会 第7号(1956/02/10、27期、自由民主党)

○三田村委員 文教政策に関して文部大臣にお尋ねいたしたいと思います。  昨年の第二十二特別国会におきまして、教科書問題が行政監察特別委員会で取り上げられ、世上相当の論議をかもし出したのであります。わが党といたしましては国政の根本をなすものは教育制度であり、教科書問題がその中において非常に重要な地位を占めることは当然でありますがゆえに、この教育制度に関しましては相当の熱意を持ちまして研究してきたのであります。その点は文部大臣よく御存じでありますが、あの行政監察特別委員会で問題になりました教科書に関する調査の結果は、まだ当衆議院に正式に報告になっておりません。やがてこれは本会議に報告され、議長の手……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第1号(1956/11/12、27期、自由民主党)

○三田村委員 動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、青木正君を推薦いたしたいと存じますので、お諮り願います。


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 法務委員会 第1号(1957/02/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  この際一言ごあいさつ申し上げます。このたび、はからずも不肖私が本委員会の委員長の職を汚すことになりました。まことに光栄に存じますとともに、その任の重きを痛感しておる次第でございます。果して未熟な私が十分に職責を果し得るやいなや、心配をいたしておる次第でございますが、幸いにして委員各位におかれましてはいずれも練達堪能の方々ばかりでありますので、御理解と御協力を賜わり、この責めを果さしていただきたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)  ただいま前委員長高橋禎二君より発言を求められておりますので、これを許します。高橋禎一君。

第26回国会 法務委員会 第2号(1957/02/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  本日は法務省関係、算の説明を当局より聴収することといたします。中村法務大臣。
【次の発言】 続いて竹内経理部長から予算の説明を求めます。竹内政府委員。
【次の発言】 次に、最高裁判所の予算について当局より説明を聴取することといたします。  この際お諮りいたします。最高裁判所当局より出席、説明いたしたいとの申し出がありますので、国会法第七十二条第二項の規定によりこれを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう取り計らいます。岸上経理局長。
【次の発言】 これにて法務省及び裁判所予算についての説明聴取は終りました。……

第26回国会 法務委員会 第3号(1957/02/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。すなわち、今国会の会期中、最高裁判所当局より発言の申し出がありました場合には、国会法第七十二条第二項の規定により、これを許可いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、今後そのように取り計らいます。
【次の発言】 それでは、まず相馬ケ原における農婦射殺事件についての調査を進めます。  発言の通告がありますので、順次これを許します。池田清志君。
【次の発言】 佐竹晴記君。
【次の発言】 委員長から申し上げますが、問題はなかなか複雑であり、重要であるようですから、政府の方において十分御検……

第26回国会 法務委員会 第4号(1957/02/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  本日は昨日に引き続き相馬ヶ原における農婦射殺事件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを順次許します。福井盛太君。
【次の発言】 高橋禎一君。
【次の発言】 志賀義雄君。
【次の発言】 佐竹晴記君。
【次の発言】 次に、昭和三十二年度法務省及び裁判所予算について質疑を行います。佐竹晴記君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。  次会は公報をもってお知らせいたします。    午後一時十分散会

第26回国会 法務委員会 第5号(1957/02/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  本日は法務行政に関して調査を進めます。  質疑の通告がありますので、 順次これを許します。花村四郎君。
【次の発言】 次は吉田賢一君。
【次の発言】 厚生省は安田社会局長、労働省は谷野婦人少年局長が来ております。
【次の発言】 神近君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。  次会は公報をもってお知らせいたします。    午後一時十分散会

第26回国会 法務委員会 第6号(1957/02/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  法務行政及び裁判所の司法行政について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。横井太郎君。
【次の発言】 吉田賢一君。
【次の発言】 ただいまの吉田君の御希望は、関係当局とも協議いたしまして、善処いたします。  本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもってお知らせいたします。    午後零時三十一分散会

第26回国会 法務委員会 第7号(1957/02/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  昨日付託になりました滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する法律案を議題とし、政府当局より提案理由の説明を聴取することといたします。中村法務大臣。
【次の発言】 次に補足説明を求めます。村上民事局長。
【次の発言】 以上で補足説明は終りました。  本法律案に対する質疑は次回に譲ることといたします。
【次の発言】 次に法務行政に関し調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。池田清志君。
【次の発言】 委員長からちょっと申し上げておきますが、先刻池田委員から青少年犯罪に対する資料の御要求がございましたが、事態の重要性にか……

第26回国会 法務委員会 第8号(1957/02/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  本日は、滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  まず政府当局より逐条説明を聴取することといたします。村上民事局長。
【次の発言】 以上で逐条説明は終りました。  質疑に入ります。椎名隆君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせいたします。  本日はこれにて散会いたします。   午後零時二分散会

第26回国会 法務委員会 第9号(1957/02/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  昨日に引き続き、滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。椎名隆君。
【次の発言】 古島義英君。
【次の発言】 古島君に申し上げますが、今の古島委員の御質疑の内容は、ひとり法務省民事局の立案者の立場だけでなくて、お話の通り国税庁、同時に自治庁関係の地方税関係にも非常に深い関係がありますので、大蔵省国税当局、それから自治庁の地方税関係の責任者も当委員会に出席していただいて、十分御審議願いたいと存じます。それで、法務大臣が御出席になりましたが、古島さん、大臣は……

第26回国会 法務委員会 第10号(1957/03/01、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。古島義英君。
【次の発言】 坂本泰良君。
【次の発言】 坂本君にお諮りいたしますが、先刻の古島君の法務大臣に対する質問が留保になっております。法務大臣は予算委員会の方で質疑がまだ残っておるそうでありますから、この際古島君の質疑を続行いたしたいと存じます。
【次の発言】 大蔵省事務当局に申し上げますが、問題は政治的になかなか重要だと思います。大臣なり次官なり責任のある人が他日本委員会に出席の上御答弁願いたいと思うので……

第26回国会 法務委員会 第11号(1957/03/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑を許します。坂本泰良君。
【次の発言】 他に御質疑がありませんでしたら、本案についての質疑は一応これにて終了いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時四十二分散会

第26回国会 法務委員会 第12号(1957/03/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する法律案を議題といたします。  本案について御質疑はございませんか。なければ、質疑はこれにて終局いたします。  次に、本案について討論、採決を行います。  討論の通告がありませんので、これより採決を行います。滞納処分と強制執行等との手続の調整に関する法律案に賛成の諸君の御起立を願います。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決いたしました。  本案についての委員会報告書の作成については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。

第26回国会 法務委員会 第13号(1957/03/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  裁判所法等の一部を改正する法律案を議題とし、政府当局より提案理由の説明を聴取することといたします。中村法務大臣。
【次の発言】 大臣は参議院の予算委員会で質問があるそうですから、退席されてよろしゅうございますか。――ではどうぞ。  次に補足説明を求めます。法務省位野木調査課長。
【次の発言】 以上で補足説明は終りました。  本法律案に対する質疑は次回に譲ることといたします。
【次の発言】 古島君に申し上げます。御意見の通り、本法案は非常に重要でありますから、どのように取り扱うか、法務委員会散会後理事会あるいは御出席の委員全員まじえましての……

第26回国会 法務委員会 第14号(1957/03/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会と開会いたします。  裁判所法等の一部を改正する法律案に議題とし審査を進めます。  本日は法案作成までの経過を政府当局より聴取することといたします。位野木調査課長。
【次の発言】 この際法務大臣から今の経緯について何か御発言がありますか。
【次の発言】 ただいまの高橋委員の御発言は、当委員会の審査上非常に重要な御発言と思いますから、政府側はその趣旨に沿うよう御準備願います。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。  次会は公報をもってお知らせいたします。    午前十一時五十七分散会

第26回国会 法務委員会 第15号(1957/03/15、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、政府当局より提案理由の説明を聴取することといたします。中村法務大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終りました。  本法律案に対する質疑は次回に譲ることといたします。
【次の発言】 裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案を一括議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。福井盛太君。
【次の発言】 椎名隆君。
【次の発言】 池田清志君。

第26回国会 法務委員会 第16号(1957/03/20、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  裁判所法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。高橋禎一君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせいたします。  これにて散会いたします。    午後零時四十九分散会

第26回国会 法務委員会 第17号(1957/03/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  法務行政及び人件擁護に関して調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。古屋貞雄君。
【次の発言】 ちょっと委員長からく二点お尋ねしておきたい点があるのです。ただいま古屋委員の発言並びに矯正局長の御答弁を伺っておりますと、行刑上相当重要な問題が含まれておるように思われるのです。実は私も刑務所の経験を持っている一人でありまして、矯正局長の御答弁の中にふに落ちない点が一・二点あるのであります。まずお尋ねいたしますが、大分の刑務所ですか、これは……(志賀委員「そうです」と呼ぶ)この今の古屋委員の質疑の中に登場して参ります被……

第26回国会 法務委員会 第18号(1957/03/26、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  裁判所法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。猪俣浩三君。
【次の発言】 高橋禎二君。
【次の発言】 猪俣君。
【次の発言】 この際公聴会開会に関する件についてお諮りいたします。すなわち、裁判所法等の一部を改正する法律案につきまして公聴会を開き、学識経験者等より意見を聴取することについて議長の承認を得たいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。なお、議長の承認がありましたならば、開会の日時、公述人の選定等につきましては……

第26回国会 法務委員会 第19号(1957/03/27、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  判事補の職権の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び裁判所法の一部を改正する法律案を一括議題とし、法務大臣より提案理由の説明を聴取することといたします。中村法務大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終りました。  質疑は次回に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、裁判所法等の一部を改正する法律案を議題とし、その審議を進めます。質疑の通告がありますので、順次これを許します。池田清志君。
【次の発言】 位野木君にちょっと申し上げますが、速記席に聞き取れない点があるようですから、もう少し高声に御答弁願います。

第26回国会 法務委員会 第20号(1957/03/28、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  この際中村法務大臣より発言を求められております。これを許します。中村法務大臣。
【次の発言】 ただいまの法務大臣の発言、了承するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは、了承することにいたします。
【次の発言】 それでは、裁判所法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  発言の通告がありますので、順次これを許します。横井太郎君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、これにて散会いたします。  次会は公報をもってお知らせいたします。    午後零時二十三分散会

第26回国会 法務委員会 第21号(1957/03/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  法務行政及び人権擁護に関して調査を進めます。  まず、売春防止法の実施に関し神近委員より発言の申し出がありますので、これを許します。神近市子君。
【次の発言】 神近さんに申し上げますが、厚生大臣が今予算関係でちょっと出席困難だと言っておられましたが、安田社会局長が来ておりますし、警察庁から石井長官が来ておりますから、御質疑がありましたならばこの際一つお願いいたします。
【次の発言】 それでは、志賀義雄君。
【次の発言】 坂本泰良君。
【次の発言】 池田清志君。
【次の発言】 法務大臣に申し上げますが、答弁される前に委員長からも申し上げたい……

第26回国会 法務委員会 第22号(1957/04/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。裁判所法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。発言の通告がありますので、順次これを許します。田中幾三郎君。
【次の発言】 午前中の会議はこの程度にとどめ、暫時休憩いたし、午後一時再開いたします。   午後零時十五分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  裁判所法等の一部を改正する法律案を議題として審査を続行いたします。  発言の通告がありますので、順次これを許します。小林かなえ君。
【次の発言】 本日はこれにて散会し、次会は公報をもってお知らせいたします。    午後三時二十分散会

第26回国会 法務委員会 第23号(1957/04/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  法務行政及び人権擁護に関し調査を進めます。  発言の申し出がありますので、これを許します。古島義英君。
【次の発言】 よろしゅうございます。  本日はこの程度にとどめ散会いたします。次会は公報をもってお知らせいたします。    午後一時一分散会

第26回国会 法務委員会 第24号(1957/04/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  判事補の職権の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び裁判所法の一部を改正する法律案の両案を一括飛越とし、両案について政府の補足説明を一求めます。位野木政府委員。
【次の発言】 これにて両案に対する補足説明は終りました。質疑は次会に譲ります。
【次の発言】 下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  池田清志君。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――なければ、これにて質疑は終結いたします。  次に、本案について討論、採決を行います。討論の通告がございませんので、直ちに採決を行います。……

第26回国会 法務委員会 第25号(1957/04/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  この際、法務当局より発言の申し出がありますので、これを許します。井本刑事局長。
【次の発言】 ただいまの井本刑事局長の発言に対し御質疑はございませんか。椎名隆君。
【次の発言】 古屋貞雄君。
【次の発言】 林博君。
【次の発言】 他に御質疑はございませんか。――なければ次に移ります。
【次の発言】 国際海上物品運送法案を議題とし、政府当局より提案理由の説明を聴取いたします。中村法務大臣。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終りました。  次に、本案についての補足説明を求めます。村上民事局長。

第26回国会 法務委員会 第26号(1957/04/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  判事補の職権の特例等に関する法律の一部を改正する法律案及び裁判所法の一部を改正する法律案、以上両案を一括議題とします。  両案に対する質疑はすでに終了いたしておりますので、これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、に採決いたします。両法案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、両法案は原案の通り可決いたしました。  なお、ただいま議決せられました両法案の委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。これに御異議はございませんか。

第26回国会 法務委員会 第27号(1957/04/19、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  本日は法務行政及び人権擁護に関し調査を進めます。  発言の通告がありますので、これを許します。佐竹晴記君。
【次の発言】 古屋貞雄君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめて散会いたします。  次会は公報をもってお知らせいたします。    午後零時四十分散会

第26回国会 法務委員会 第28号(1957/04/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案の両案を一括議題といたします。  この際、両法律案に対する自由民主党、日本社会党町党共同提案にかかる修正案が提出されております。この修正案は委員各位のお手元に配付してありますので、これより直ちに両法律案に対するそれぞれの修正案の趣旨説明を求めます。福井盛太君。
【次の発言】 以上で両法律案に対する修正案の趣旨説明は終りました。  質疑はありませんか。――なければ、この際委員長より一言政府並びに裁判所当局にお尋ねいたします。  ただいまの修正……

第26回国会 法務委員会 第29号(1957/04/25、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  裁判所法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。  本日は田中最高裁判所長官の出席を得て、審査を進めて参りたいと存じます。  それでは質疑に入りますが、質疑に入ります前に、田中長官に一言ごあいさつ申し上げます。長官には、公務御多端の折柄、本日はわざわざ委員会に御出席願いまして、貴重な御意見をお述べいただくことは、本案審査の上に非常に重要な資料となることと承知いたします。一言ごあいさついたします。  まず委員長から二、三の基本問題について長官の御所見を伺いたいと思います。  最初に、今回の政府原案に関連いたしまして基本的な問題を……

第26回国会 法務委員会 第30号(1957/05/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  国際海上物品運送法案を議題とし、審査を進めます。  まず政府当局より本案の逐条説明を聴取いたします。村上民事局長。
【次の発言】 以上で逐条説明は終りました。  次に、質疑の通告がありますので、これを許します。長井源君。
【次の発言】 私からちょっとお尋ねいたしたいと思います。  ただいま長井委員の御質疑にもありましたように、本法案は海上物品輸送に関する立法で、貿易の面から見ても非常に重要な関係を有するものと思われます。すなわち、貿易の実際面を規制するもので、船主と荷主の商行為を、あるいは保護し、あるいは規制し、あるいは海上輸送中の損害に……

第26回国会 法務委員会 第31号(1957/05/07、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  国際海上物品運送法案を議題といたします。  本案に対する質疑はすでに終了しておりますので、これより討論に入ります。  討論の通告がありませんので、直ちに採決いたします。本案に賛成の諸君の御起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案の通り可決いたしました。  なお、ただいま議決せられました法律案の委員会報告書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、恩赦法の一部を改正する法律案を議題とし、提出者より提案理由……

第26回国会 法務委員会 第32号(1957/05/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  鈴木茂三郎対外十二名提出、刑法の一部を改正する法律案を議題とし、提出者より提案理由の説明を聴取することといたします。猪俣浩三君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終りました。質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、法務行政及び人権擁護に関し調査を進めます。  発言の通告がありますので、順次これを許します。猪俣浩三君。
【次の発言】 中村高一君。
【次の発言】 大久保国務大臣と石井警察庁長官、それから中川刑事部長が出席しておりします。
【次の発言】 坂本泰良君。

第26回国会 法務委員会 第33号(1957/05/16、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  本日の日程は裁判所法等の一部を改正する法律案の審査を進めることにいたしておりますが、委員古屋貞雄君より検察行政に関し緊急質問の通告がありますから、これを許します。古屋貞雄君。
【次の発言】 次に、裁判所法等の一部を改正する法律案を議題とし、審査を進めます。発言の通告がありますので、順次これを許します。菊地養之輔君。
【次の発言】 長井源君。
【次の発言】 この際私から一、二点お尋ねをいたしておきたいことがあります。御承知のように、本法案については、三月八日当委員会に付託されて以来、十数回の委員会を重ね、さらに公聴会を開いて、熱心かつ慎重に……

第26回国会 法務委員会 第34号(1957/05/18、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。この際、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。すなわち、一、裁判所法等の一部を改正する法律案、二、違憲裁判手続法案、三、裁判所法の一部を改正する法律案、四、刑法の一部を改正する法律案、五、裁判所の司法行政に関する件、六、司法試験制度に関する件、七、法務行政及び検察行政に関する件、八、国内治安及び人件擁護に関する件、九、外国人の出入国に関する件、一〇、交通輸送犯罪に関する件、一一、売春防止法の施行に関する件、一二、戦犯服役者に関する件について、閉会中もなお審査を継続する旨議長に申し出をいたしたいと存じますが、これに御異業ありませんか。

第26回国会 法務委員会 第35号(1957/08/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  会議に入る前に、唐澤法務大臣、正力国務大臣、横川法務政務次官より発言の申し出がありますので、これを許します。なお、正力国務大臣は他の委員会の都合上少々時間がおくれるようでありますから、正力国務大臣の御発言は御出席の際にいたしまして、まず唐澤法務大臣の御発言を許します。唐澤法務大臣。
【次の発言】 横川法務政務次官。
【次の発言】 法務大臣、法務政務次官のごあいさつは終りました。正力国務大臣のごあいさつはあとにいたします。
【次の発言】 それでは、最高裁判所の機構改革問題、暴力問題及び売春問題につきまして先般委員派遣を行い調査を行いましたが……

第26回国会 法務委員会 第36号(1957/08/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  本日はまず最高裁判所機構改革問題について調査を行います。  委員各位からの御質疑があると思いますから、本日はまず私から一、二点、原案提出者である法務当局並びに最高裁当局に御調査をお願いいたしておきたいと思います。  御承知の通り昨日の委員会で本問題に関する現地調査の報告が行われたのでありますが、その報告の中にもありますように、現地下級裁判所のご意見を伺いましても、なかなか結論が出てこないようであります。かたがた、当委員会といたしましては、本案が当委員会の継続審査に付されておる関係上、どうしても次の通常国会までには一応の成案を得る必要があり……

第26回国会 法務委員会 第37号(1957/10/14、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  本日は法務行政及び人権擁護に関して調査を進めます。  この際委員長より法務当局に対して一言申し上げ、かつお尋ねしておきたいことがあります。今朝の新聞を拝見いたしますと、当委員会において審議されました売春防止法に関する問題に関連して何かスキャンダルのあるような記事が大々的に報道されております。当委員会といたしましては、委員会の権威のためにも、また委員会の性質上、まことに重大な関心を持たざるを得ない事案であると思われます。御承知のように、当委員会は裁判所法に関する立法を管掌し、また検察行政に関する調査、管掌の任務を負うております重要な立場にあ……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 法務委員会 第1号(1957/11/02、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  本日はまず国政調査承認要求に関する件についてお諮りします。すなわち、衆議院規則第九十四条により常任委員会は会期中に限り議長の承認を得てその所管に属する事項について国政に関する調査をすることができることになっております。当委員会といたしましては  一、裁判所の司法行政に関する事項  二、法務行政及び検察行政に関する事項  三、国内治安及び人権擁護に関する事項  四、司法試験制度に関する事項  五、外国人の出入国に関する事項  六、交通犯罪に関する事項  七、売春防止法の施行に関する事項  八、戦犯服役者に関する事項以上の各事項につきまして議……

第27回国会 法務委員会 第2号(1957/11/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  本日は前会に引き続き法務行政並びに人権に関する調査を行います。  前回の委員会で行われた法務大臣及び刑事局長の報告並びに答弁に関連して、委員宇都宮徳馬君及び福田篤泰君より一身上の発言を求められておりますので、この際これを許します。宇都宮徳馬君。
【次の発言】 福田篤泰君。
【次の発言】 ただいまの宇都宮、福田両君の御発言に対して、法務大臣、何か御所見がありましたらこの際お伺いいたします。
【次の発言】 質疑の通告がありますから、順次これを許します。佐竹晴記君。
【次の発言】 横井太郎君。

第27回国会 法務委員会 第3号(1957/11/08、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  議事に入ります前に、理事の補欠選任についてお諮りいたします。ただいま理事小島徹三君より理事辞任の申し出がありましたので、これを許可いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたします。  次に、ただいまの小島徹三君理事辞任に伴い理事が一名欠員になりましたので、高橋禎一君を理事に指名いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、高橋禎一君を理事に御指名申し上げます。
【次の発言】 それでは法務行政及び人権擁護に関する件を議題として調査を進めることにいたしますが、この……

第27回国会 法務委員会 第4号(1957/11/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  法務行政及び人権擁護に関し調査を進めます。  質疑の通告がありますので、順次これを許します。辻原弘市君。
【次の発言】 田中織之進君。
【次の発言】 局長は来ていません。

第27回国会 法務委員会 第5号(1957/11/12、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより法務委員会を開会いたします。  この際閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。すなわち  一、裁判所法等の一部を改正する法律案  二、違憲裁判手続法案  三、裁判所法の一部を改正する法律案  四、刑法の一部を改正する法律案  五、裁判所の司法行政に関する件  六、司法試験制度に関する件  七、法務行政及び検察行政に関する件  八、国内治安及び人権擁護に関する件  九、外国人登録に関する件  十、交通犯罪に関する件  十一、売春防止法の施行に関する件  十二、戦犯服役者に関する件 以上十二件について閉会中もなお審査を継続する旨議長に申し出たいと存じますが、これに御異……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 法務委員会 第4号(1958/02/13、27期、自由民主党)

○三田村委員 この際政府に資料の提出を御要求いたしておきます。法務省は御出席になっておりますが、御出席になっていない他の官庁については委員長にしかるべくお取り計らいをいただきたいと思います。当委員会に付託されることを予想されております重要法案が相当多数あるように存じております。なお、最近世上相当深刻な論議の対象になっておりますいわゆる青少年犯罪の問題でありますが、これらの問題についても、その対策に関していずれ当委員会で慎重にその対策を審議しなければならないこともあると思います。従いまして、それらに関しまして、以下御提出願いたい資料を御要望申し上げておきます。  第一に、青少年犯罪に関する資料で……

第28回国会 法務委員会 第6号(1958/02/20、27期、自由民主党)

○三田村委員 関連して一、二点お尋ねしたいと思います。  今この猪俣委員の御質問に対する御答弁は、私はちょっとおかしい点があると思います。と申しますのは、実は私も刑務所に出入りした関係がありますが執行指揮書に送逓簿をつけていくのです。いきますが、判こだけ、では受け取らないのです。その係の看守長なり、あるいは文書課長が判こをつきますが、そのついた逓送簿に執行指揮書をつけて、刑務所長なら刑務所長の前に持っていって身柄を受け取らなければ、逓送簿は返さない。それを、そうではなくて、窓口で判こだけつけばそれで身柄を引き取ることになるというのはおかしいですよ。巣鴨の刑務所などはそれを厳重にやっておる。大阪……

第28回国会 法務委員会 第8号(1958/02/27、27期、自由民主党)

○三田村委員 当委員会で審議中の売春防止法関係の二法案、並びに年来当委員会で問題になって参っております青少年犯罪の問題、さらにやがて当委員会に付託される予定になっておりますいわゆる暴力追放に関する立法、これらに関連いたしまして、世上長い間論議の焦点になっております映画の倫理管理の問題であります。売春防止法の施行といい、青少年犯罪の問題といい、ないしは暴力の問題といい、これらの問題に関連して映画の与える影響が非常に大きいのでございます。でありますから、これらの法案を審議するために、映画の倫理化の問題、これはこの任務を持った映倫管理委員会というものがありますが、どういうような意図で映画倫理化の問題……

第28回国会 法務委員会 第9号(1958/02/28、27期、自由民主党)

○三田村委員 議事進行について…。  先ほど来法務当局、裁判所当局の御意見を伺っておるのでございますが、当委員会としては、私ははなはだ迷惑だと思う。御承知の通り、政府提案として、裁判所関係、法務省関係の法案は法務省から提案されることになっておるのであります。従いまして、今度の売春防止法施行に関する二法案につきましても、法務省の提案は、裁判所側とも十分意見調整の上、両者何らのそごもなく了解の上提案されたものとわれわれは了承しておった。ところが、ここで伺っておりますと、全く違った御意見を述べておられます。江里口刑事局長のお話を聞いておりますと、もしこのままで法案が通るならば、あたかも裁判所側すなわ……

第28回国会 法務委員会 第10号(1958/03/04、27期、自由民主党)

○三田村委員 参考人の方々には、大へんお忙しい中をわざわざおいで願いまして、まことにありがとうございます。  御承知の通り、世上注目の的になっておりました売春防止法が、来たる四月一日から完全実施されることになっておるのでございます。そのために必要な関係法案が当委員会でただいま審議されておるのでございますが、世間ではこの売春防止法の全面実施に関していろいろな不安やら、あるいはまた危惧の念が持たれておるのでございます。私ここに少しばかり材料を集めてみたのでございますが、新聞あるいは週刊誌など、昨年の暮れごろから、ほとんど毎日毎週のように現地ルポルタージュなどを載せまして、その行方を見守っておるよう……

第28回国会 法務委員会 第11号(1958/03/06、27期、自由民主党)

○三田村委員 先ほどの猪俣委員の御質疑、御発言に関連して、一言最高裁側にお尋ねしておきたいと思います。お尋ねというよりも、むしろ御注意願いたいと思う。私は率直に申しますが、決して悪意や悪感をもって申し上げるのじゃないのです。先ほど来問題になっておりますように、全国の注視の焦点になっておる売春防止法の完全実施に関しまして、それに必要な二法案が当委員会で審議されておるのです。しかも、二十八日の委員会では、真正面から最高裁判所と法務省の意見が対立した。法務省で現場の手当をして裁判所に送る、裁判所であとの法的処置をされるのでありますが、最高裁側の意見を聞いていると、どうも今の原案のままじゃ困るというよ……

第28回国会 法務委員会 第12号(1958/03/11、27期、自由民主党)

○三田村委員 ただいま議題になりました法案について、二、三の点に関しお尋ねしておきたいと思いますが、まず、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、問題を具体的にして一々項目に分けてお尋ねいたします。  判事補を二十名増員するということになっておりますが、第二十六国会で改正された判事補の職権の特例等に関する法律によって、地裁、家裁の判事補が現在何名くらい高裁の陪席判事になっているか、それが第一点です。  第二点は、現在地裁、家裁の判事補が十九名欠員になっているが、どういう理由か、どういう理由で欠員のままでこうなっておるか。  第三点といたしまして、判事補の欠員十九名と今回の判事補の増員二……

第28回国会 法務委員会 第13号(1958/03/13、27期、自由民主党)

○三田村委員 御承知の通り、最高裁機構改革の問題は長い懸案でありまして、当委員会においてもずいぶん久しい前から論議が出ておるのでございます。また在野法曹においてもさらに関係当局においてもそれぞれ御研究の上、昨年の二十六国会に政府提案として当委員会に付託され、会期中審議を続けてきたのでございます。当時私ちょうど委員長の職を汚しておりまして、いろいろ委員長の席から質疑応答、論議を伺っておったのでございますが、なかなか問題がすっきり割り切れて参りません。二十何人かのそれぞれの学識経験者、権威ある方々の御意見を伺いましたが、これまたどうもすっきりしたものが出てこないというような状態であったことは御承知……

第28回国会 法務委員会 第17号(1958/03/27、27期、自由民主党)

○三田村委員 関連して……。  今の話ですが、これはあるいはむしろこの法案の一番重要なポイントになるかもしれないと思う。刑事局長の法的見解はわからなくないのでありますが、この法律ができますと、直ちに現場に持ち帰って適用される事案でありますから、事はきめて具体的になるのです。たとえば、Aという議員がある会社に頼まれてある事項のあっせんをするということによって、Bという業者が相当の利益を得た、その報酬をAたる議員に提供することは、法律の適用云々ということでなくて、どうもAたる議員の人間とか社会的立場も考えて、先生のところに持っていくのでなくて、先生の後援会に持っていく、Aたる議員もそれを承知の上で……

第28回国会 法務委員会 第18号(1958/03/28、27期、自由民主党)

○三田村委員 ちょっと関連して――。  ただいま猪俣委員の質疑に対する竹内刑事局長の答弁の中で、一つ浮んできた問題があるのです。これは他の委員からの御質疑があったかと思いますが、先ほど猪俣委員の設例された、かつて国税庁の某高官をしておった人で、その後国会議員になって、元議員という名称がついております。そういたしますと、この本法案の公務員には該当しないのです。元高官であり元議員は公務員には該当しない。私は、前々から、あっせん収賄罪の問題を考えるたびごとに、いつも頭の中にこびりついておるものは、いわゆる官庁ブローカーの問題です。農林省をやめた元官吏あるいは通産省をやめた元官吏、大蔵省、国税庁をやめ……

第28回国会 法務委員会 第19号(1958/04/01、27期、自由民主党)

○三田村委員 まず法務大臣から御所見を伺いたいと思いますが、今回の刑法の一部を改正する法律案は、御承知のいわゆる汚職の追放、暴力の追放、この二つの問題を対象にして立案され、提案されたものであります。世上、いわゆるあっせん収賄罪の問題は大きくクローズ・アップされておりますが、暴力関係の手当については比較的話題になっていないようでございます。両者いずれが重いかは、おのおの見る人によって違いますが、われわれは、この法案を審議するに当りましては、あっせん収賄罪ももとより重要でありますが、暴力関係の立法も現在の世相にかんがみてなかなか重要な問題だと思うのであります。この点は、むしろ大きく世論に訴えて、わ……

第28回国会 法務委員会 第21号(1958/04/03、27期、自由民主党)

○三田村委員 時間が大へんおそくなりましたから、簡潔に一点だけ総理の御所見を伺っておきたいと思います。同僚委員からだんだんと質問がありまして、総理の御見解を伺いましたが、私、今度の改正法案に関連してただ点だけ同僚委員の触れられなかった問題が残っておるような気がいたしますから、その点についての御意見を伺っておきたいと思います。それは、総理も御承知の通り、最近青少年犯罪が非常にふえてきておるのでございます。今度の刑法改正の中で暴力に関する手当の部分、これはいわゆる町の職業的暴力団ももとよりその対象になりますが、近ごろ町の暴力の中に青少年の手で犯される暴力が非常に多いのでございます。いわゆるグレン隊……

第28回国会 法務委員会 第22号(1958/04/04、27期、自由民主党)

○三田村委員 提案者を代表される社会党の委員の方にお尋ねいたします。  まず率直に端的に提案されるまでの経緯からお尋ねいたします。御承知のように、あっせん収賄罪の規定を刑法中に設ける案は、ずいぶん前から論議されておりまして、昭和十五年の改正刑法仮案の二百一条にもあります。それから、昭和十六年、第七十六帝国議会に政府提出法案として出されたことも御承知の通りであります。社会党御提案の法案の内容を拝見いたしますと、大体、刑法仮案二百一条、昭和十六年提案の刑法改正案と歩みを同じうしてきているような感じをいたすものでありまして、多少文言について違うところもあるようでございますが、私がここで第一点としてお……

第28回国会 法務委員会 第23号(1958/04/08、27期、自由民主党)

○三田村委員 一、二点簡潔に御所見を伺いたいと存じます。  第一点は、いわゆるあっせん収賄罪に関する規定でございますが、この点については、島田先生、戒能先生に御所見を伺います。小野先生の御意見にもありました通り、また島田先生もよく御存じの通り、これは非常にめんどうな規定でございます。しかしながら、われわれとしては国民の立場から立法をするのでございまして、問題が重要であればあるだけ慎重な態度が要るのでございます。端的に申しまして、刑罰法規で国民の自由行動を制限する場合の限界の問題になるのでございまして、刑事法規であります場合には、その範囲を広くするか狭くするかということが非常に重要だと思うのでご……

第28回国会 法務委員会 第30号(1958/04/25、27期、自由民主党)

○三田村委員 この機会に一言申し上げて、政府当局の御所見を伺っておきたいと思います。  問題は、昨年の二十六国会以来、当委員会に継続審査となっている最高裁判所機構改革に関する案件でございます。御承知のように、本件は相当長い間の懸案でありまして、在朝在野法曹の非常な関心の的にもなっておりますし、また同時に一般国民の基本的人権にも至大の関係を持っておる法案でありますから、御承知のように当委員会といたしましても二十六国会以来慎重審議をやってきたのでございますが、遺憾ながら、二十六国会では、政府原案に対する批判も相当ありまして、原案そのものは当委員会においてこれを承認するに至らなかったのでございます。……


三田村武夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

三田村武夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会閉会中審査小委員会 第2号(1956/08/22、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村小委員長代理 島上善五郎君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。    午後零時四十九分散会

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第2号(1956/09/10、27期、自由民主党)

○三田村小委員 ちょっとお尋ねいたしたいのですが、私もよく勉強した上の意見じゃないので、その点冒頭にお断わりいたしますが、いつだったか最高裁側からお出しになりました資料の中に、今お述べになりましたように、司法行政の独立ということを非常に強くうたわれておったことを記憶いたしております。そこの中に、司法関係、裁判関係の営繕もまた全部最高裁の手でやらなければいけないという趣旨が強く述べられておったように思います。今お述べになりました趣旨も同一であろうと思います。いただいた資料も、第一に、裁判は他のいかなる権力によっても左右されることなく独立に運営されねばならないことは近代国家の根本原則であり、わが国……

第24回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第3号(1956/09/11、27期、自由民主党)

○三田村小委員 最近毎日のごとく新聞紙上に報道され、あるいはまた雑誌、ラジオなどでも問題が提起されまして、大きな社会問題になりつつありますいわゆる暴力団の問題であります。これは実は、私、ことしの三月十四日でありましたか、第二十四国会における当委員会においてもこの問題を取り上げ、法務大臣の御所見を伺い、また石井警察庁長官、江口警視総監の御意見も伺ったのであります。先ほど来猪俣委員の御発言にもありました通り、国政調査の大きな任務を持っております国会のその意見を尊重されることは行政当局もとよりでありますが、われわれの発言があるなしにかかわらず、この暴力団事犯というものは看過し得ざる問題であることは言……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 法務委員会公聴会 第1号(1957/04/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより裁判所法等の一部を改正する法律案につきまして法務委員会公聴会を開会いたします。  この際公述人の皆さんに一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多忙中にもかかわらず当公聴会に公述人として御出席下さいましたことにつきましては、委員一向を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。本案は重要法案でございますので、審査に万全を期すべきであるとの委員会の意見によりまして、本日公聴会を開き、公述人の皆さん方に御足労を願った次第でございます。公述人におかれましては、本問題につきましてそれぞれのお立場から忌憚のない御意見を御発表下さいますようお願いいたします。ただ、時間の都合上、公述の時間は……

第26回国会 法務委員会公聴会 第2号(1957/04/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより裁判所法等の一部を改正する法律案につき法務委員会公聴会を開きます。  本日午前御出席の公述人は、岩松三郎君、佐藤藤佐君、野村正男君、大和田悌二君の四名の方々でございます。  この際公述人の皆さんに一言ごあいさつを申し上げます、本日は御多忙中にもかかわらず当委員会に公述人として御出店下さいましたことにつきましては、委員一同を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。公述人におかれましては、最高裁判所の機構改革問題につきまして、それぞれの立場から忌憚のない御意見を御発表下さいますようお願いいたします。ただ、時間の都合上公述の時間は御一人大体十五分から二十分程度といたしますが、……

第26回国会 法務委員会公聴会 第3号(1957/04/11、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村委員長 これより裁判所法等の一部を改正する法律案について法務委員会公聴会を開会いたします。  本日午前御出席の公述人は、東大教授宮澤俊義君、全労連法規対策委員長間宮重一郎君、法務省特別顧問小野清一郎君、以上の三名の方々でございます。  この際公述人の皆さんに一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多用中にもかかわらず当委員会に公述人として御出席下さいましたことにつきましては、委員一同を代表いたしまして厚く御礼を申し上げます。公述人におかれましては、最高裁判所の機構改革問題につきまして、それぞれの立場から忌憚のない御意見を御発表下さいますようお願いいたします。ただ、時間の都合上公述の時間は御……

第26回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第1号(1957/06/04、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村小委員長 これより法務委員会閉会中審査小委員会を開会いたします。  議事に入ります前に、川合警視総監より発言を求められておりますので、これを許します。川合警視総監。
【次の発言】 警視総監のごあいさつを終りました。  それでは議事に入ります。本日は法務行政及び人権擁護に関して調査を進めます。  発言の通告がありますので、順次これを許します。猪俣浩三君。
【次の発言】 椎名隆君。
【次の発言】 法務、警察両当局に委員長から一言申し上げますが、御承知のように、暴力団問題は非常にやかましい世論になっておるのです。岸総理の言われる三悪追放の中の一つでもあり、当法務委員会としても非常に重要な問題……

第26回国会 法務委員会閉会中審査小委員会 第2号(1957/07/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○三田村小委員長 これより法務委員会閉会中審査小委員会を開会いたします。  この際お諮りいたします。本日は、最高裁判所機構改革問題、暴力問題及び売春防止法の施行に関する調査等につきまして先般委員派遣を行い調査を行なって参ったので、その結果に基いて以上の諸問題を検討することになっておりますが、議員田中彰治君、松岡松平君より法務行政に関し一身上の問題について委員外の発言の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、さよう決定いたします。  それでは、まず田中彰治君より発言を許します。
【次の発言】 次に松岡松平君の発言を許します。



三田村武夫[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

三田村武夫[衆]在籍期 : |27期|-28期-30期
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