このページでは広瀬勝邦衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○廣瀬勝邦君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま上程になりました産業投資特別会計の貸付の財源に充てるための外貨債の発行に関する法律案に対し、反対の意を表明せんとするものであります。(拍手) まず、私が冒頭に申し上げたいことは、同法案がきわめて重大な意義を有する法案であるという点であります。本法律案は、全文五条よりなる、米ドル表示の外債募集の手続事項を規定している、一見何のへんてつもない手続法でありますが、この手続法を通じて岸内閣が何を期待しているかを考えますと、その内容は、容易ならざる日本経済べの根本的影響をはらんでいる法律案だと言えるのであります。(拍手) 私が本法案に反対する……
○廣瀬勝邦君 私、ただいま提案されました決議案に対し、賛成の討論を行わんとするものであります。 古来、わが国において辺境の地と目され、その後進性が指摘されていた北海道、東北、九州、四国の各地方のうち、前三者については今日まですでに開発促進の立法化がなされ、着々と総合開発が進められているにかかわらず、ひとり四国地方のみが、いまだにその趨勢から取り残されているのであります。 海を隔てて隔絶せられている本地方は、瀬戸内に面する一部の地帯を除いては、その本土との交流の疎外に因を発し、全般的に産業、経済の開発が著しく立ちおくれ、近時急テンポに上昇の一途をたどる日本経済の進展に即応し得ず、他地域に比し……
○廣瀬勝邦君 私は、ただいま上程されました日米安保条約改定交渉即時打ち切りに関する決議案に対し、社会クラブを代表して賛成の意を表せんとするものであります。(拍手)本決議案に賛成する第一の理由は、安保改定交渉の前提となる政府の国際情勢の見通しと判断の幾多の誤りについてであります。すなわち、一昨年、第一次岸内閣が成立直後、独立したわが国としては、現行日米安保条約による不平等性より脱却せねばならぬとする素朴なる国民感情を逆用して、自主的な、双務的なものにするとのふれ込みで、その実は、岸体制確立の一方便として、安易にその改定に手を染めたことに端を発するのでありますが、その重要なる背景をなす国際情勢が、……
○廣瀬(勝)委員 松隈総裁にお尋ねいたします。あなたは、日本専売公社運営の責任者として、もちろん法に定めるところに従って運営されているとは思いますが、公社事業の特殊性、その社会的関連性等について、常にどのような心がまえで運営に当っておられますか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 公社運営に当りまして、公社の中の労使関係、特に労働態勢についてはどのようにお考えになっておりますか。
【次の発言】 専売業務のうち特にたばこ関係について若干お尋ねいたしますが、近時着々と機械化、近代化が進められております。その実施計画を、大略でけっこうでございますが、お尋ねいたしたいと思います。
○廣瀬(勝)委員 二十八国会で新しいたばこ耕作組合法ができました。それに基いて現在組合が編成がえをされておりますが、その過程におきまして、大体公社側として、その指導並びにこの組合の将来というものについて、これでいける、問題はないのだというような十分なる確信が今ありますか。
【次の発言】 総裁は今そういうふうにお答えになったが、われわれが調べたところ、あるいはまた新聞あたりでいろいろ報道されているところを見ますと、前途はそういうふうに楽観できるようなものじゃございません。私の方で調べましただけでも、各所の組合設立の経緯を見ましても、公社側の強力な圧力が加わっている。運営の面からいきましても、従来……
○廣瀬(勝)委員 昭和三十三年の一月二十六日の南海丸の海難事故につきまして、本委員会でしばしば取り上げておられますが、本件につきまして、去る十五日に神戸地方海難審判庁において行われました論告によりますと、この海難事故は、すべて予測不可能な天災によるものであって、南海汽船側に責任がないというような結論が述べられたようでございます。これは、本委員会におきますこれまでの経緯、政府側のいろいろな答弁、そういうところから見ましても、われわれはどうも納得できない趣旨でございます。これにつきまして当局の方は、大体この論告は妥当なるものというふうに考えておられるかどうか、お尋ねいたします。
○廣瀬(勝)委員 昨年南海丸の事件が起きまして、当運輸委員会におきましても種々論議を尽された。また昨年末これが論告が出まして、いよいよ本年になりまして裁決が出ようといたしております。そういうような時期で、この過程につきまして非常に重要段階にきたと思いますので、本日お開き願ったわけでありますが、いろいろ御配慮いただいてありがとうございました。時間があまりないようでありますから、端的に問題に入って参りたいと思います。
まず海難審判庁長官にお聞きしたいのでありますが、大体海難審判の対象とします範囲、これを御説明願います。
【次の発言】 その対象となる事項、これはその船が転覆した、あるいは事故が起き……
○廣瀬(勝)委員 最近の日本の塩菜を見ておりますと、どうも大蔵省並びに公社の方の指導方針は一貫性を欠いておる。終戦後、例の塩飢饉、それから増産ということになりまして、一応二十九年あたりを境にしまして、非常にこの塩の増産については力を入れ、枝条架、流下式、それから真空、ああいうふうなやつがとられまして、それには資金までを世話されてやっておった。ところが、最近になってきまして、それらの結果、大体国内塩が百十五万トンも生産されるようになってきますと、今度は国内用が過剰だというふうに言われまして、特に最近においては、塩業審議会においてその整理すら考えられている。こういう点につきまして、大蔵大臣並びに公……
○廣瀬(勝)委員 長官はおられますか。
【次の発言】 それでは、最近問題になっております農業法人のことについて若干御質問したいと思います。
申すまでもなく、日本の農業が総人口の中で約半数を占めており、しかもその所得たるや国民総生産の二〇%を占めているにすぎない。この農村の貧困、農民の貧困ということに対して、やはり政治はもう少し常に親切であるべきだ、かように私どもは思うのであります。ところが、農村も農民自体も、やはり自分たちで自衛手段を講じて、細分化の問題、あるいは所得面の向上というふうな面から、農業法人というような形態が昭和二十七年以来鳥取、広島において取り上げられ、それが現在に至っておるわ……
○廣瀬(勝)委員 農業法人の取扱いに関しましては、先般の委員会以来当委員会で問題にしておったのでございますが、大体国税当局、農林省等の方で話し合いができた。これについての了解点に達したということを聞くのですが、どうですか。
【次の発言】 もう少しそれを具体的に……。従来の問題点は長官もわかっておると思うのです。経営実態がどういうふうなもので、それをどういうふうにして把握しておるか。しかもその土地において国税庁はどういう行き過ぎをやっておるか。これはわかると思います。その具体例をあげてちょっとおっしゃっていただけませんか。
【次の発言】 具体例といいましても、個々によって違ってくると思います。今……
○廣瀬(勝)委員 今日まで論議は尽されてきたわけでございますが、今回のこの整備法案が国内塩を対象にしております関係上、案外この法案の出されました底流である、実は工業塩として年々歳々国内需要の三分の二以上を輸入しておること、これによって国内塩の生産が約三十万トンずつ年間過剰である、これに要するいわゆる赤字が三十億ほど出る、それを何とか整備しなければいけない、かような観点からこの法案が出されておると思うのです。だとするならば、この外国塩の輸入、これが、現在いわゆるソーダ工業とこれの関連工業について、果して今のような専売公社の外塩輸入の取扱いでいいのかどうか、こういう点について公社は考えられたことは……
○廣瀬(勝)委員 ただいままで参考人各位の御意見を聞かしていただいたのでございますが、本会議が迫っておるようで、あまり時間がありませんから、私、端的に課税面の取扱いについてだけ参考人の方々にちょっとお伺いをし、おもに直税部長にお伺いします。 きょう配付になっておりますこの農業法人問題の資料、報告者中田長吉君のこれを見ましても、今日まで私たちが大蔵委員会並びに当委員会で追及してきました通り、相当にひどい課税上の取扱いをしておる。すなわち、当局によるところの個人申告への切りかえの慫慂、こういうようなことをやっておりますが、徳島の方にお伺いしますが、ここに出されておりますこの報告資料、これに書かれ……
○廣瀬(勝)委員 関税暫定措置法につきましてお伺いいたしたいと思うのですが、今回の措置法によりまして、重油については農林漁業川の免税が規定されております。この農林漁業川重油の現実の使用面におきますところの免税取り扱い、これが非常に煩瑣でございます。たとえば国産のA重油と輸入品あるいはその他の油と混合品して、実際にはこれはまかなわれておるのでございます。その間の取り扱いが、特に漁業川なんかにつきましては非常にと煩瑣で、そのために実際の需要者は困却いたしておる、こういう点がございますが、これにつきましてどういうふうにされますか、お伺いしたい。
○廣瀬(勝)委員 今次国会は安保国会といわれるくらいに、開会劈頭以来本会議において、あるいはまた本委員会におきましても、安保条約の調印後の政府の説明をめぐりまして、今や論議は白熱化しております。国民は今この委員会の審議の過程を非常なる関心を払って見ておるのでございます。国会はこのような国民の神聖なる負託にこたえて、これらの疑点を明白にしていかなければいけない義務があると思うのでございます。賢明なる総理は、もうすでにこういうようなことは御存じであろうと思います。であればこそ、先般もわが党の水谷議員団長の総理施政方針演説に対しての質問に対して、この点については安保の審議は十分に尽くしていくこういう……
○廣瀬(勝)委員 私は、民主社会党を代表して、明年度予算政府三案に対して、手元にお配りした通り組みかえの動議を提案するものであります。わが党の組みかえの趣旨の詳細につきましては、別紙資料を御参照願いまして、ここではわが党組みかえ動議の要点を御説明申し上げます。まず最初に、わが党の組替案を作る前提として、政府予算案が内包する問題点につき、わが党の見解を明らかにしておきたいと存じます。第一に、政府は一般会計予算において二千百億円という大幅な租税自然増を見積もりながら、今回は一切減税を行なっておりません。しかも歳出増加は公共事業費と防衛庁費に全力を集中しており、国民生活の安定については、何ら見るべき……
○廣瀬(勝)小委員 輸入塩は突っ込みで大体幾らぐらいになるのでございますか。
【次の発言】 国内塩の大体のコストはわかりますか。あなたの方で握っておられる純生産費をお知らせ願いたい。
【次の発言】 オーバー・チャージを含んで、大体それがあなた方の方で握っておられて、今公社側の口から言える大体の数字でございますか。
【次の発言】 この資金の方ですが、現在の日本の国内塩の生産設備として投下されておりますのは、ここに出ておりますように、二百三十九億、これで大体間違いございませんか。
【次の発言】 この「その他借入金」ということになっておりますが、これは自己資金も含めておるわけですか。そうでなくて、純……
○廣瀬(勝)小委員 ちょっと数字的なことだけ聞いておきます。交付金の額の中で一から五までの額は、大体割り振りしておられると思うのですが、おっしゃっていただけますか。
【次の発言】 それでは、一つ最後のものを、作業はできておると思いますから、できるだけ早く出していただきたい。法案自体はあした提案ですか。
【次の発言】 あとは政令できめられるのですか。施行令ですか。どうですか。
【次の発言】 これは同時ですか。
【次の発言】 それから、先ほどの質疑の過程でも出たのですが、錦海が問題になっておることは御承知の通りなんです。錦海の組合員、これの住所、氏名、それから持ち分、それからあとの機械製塩八社につ……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。