松浦定義 衆議院議員
30期国会発言一覧

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このページでは松浦定義衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

松浦定義[衆]本会議発言(全期間)
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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 衆議院本会議 第7号(1964/12/14、30期、日本社会党)

○松浦定義君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の一部を改正する法律案に対しまして、佐藤総理大臣並びに赤城農林大臣、田中大蔵大臣に対し御質疑を申し上げ、本法の特殊性にかんがみまして、被災農林漁業者が納得のできる御答弁をいただくよう前もって申し上げておきたいと思います。  質問の第一点は、わが国は特殊的地域の多いということであります。すなわち、北海道から九州に至るえんえん三千数十キロに及ぶ長蛇のごとき島国であり、気候、風土ともに異なり、特に災害常襲国、いや災害王国とさえいわれる異名を裏づけるごとく、年じゅ……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 衆議院本会議 第28号(1965/04/06、30期、日本社会党)

○松浦定義君 私は、日本社会党を代表し、ただいま説明のありました加工原料乳生産者補給金等暫定措置法案に対し、社会党提案による牛乳法案と対比いたしまして、佐藤総理をはじめ、関係各大臣に対し、本法案の要点につき、順次お尋ねをいたします。  まず、佐藤総理の酪農に対する基本的態度についてであります。  政府は、農業基本法に基づき、酪農を選択的拡大生産の中心に置いて奨励してきたが、最近の酪農生産の状況を見るに、生産者乳価の不安定、えさ代の値上がり等のため、酪農民の経営はきわめて苦しく、牛乳生産の伸びが鈍化するという傾向があらわれている。特に、生産者乳価が大幅に値下げをされた昭和三十七年末の影響を受けて……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第33号(1966/03/29、30期、日本社会党)

○松浦定義君 私は、日本社会党を代表し、ただいま提案の農地管理事業団法案に対し、佐藤総理並びに大蔵、農林、労働各大臣に、順次質問をいたします。  まず、政府は、本法案を再提出するにあたり、わが国農業の将来並びに食糧自給対策等、基本的かつ長期見通しのもとに総合的な検討がなされたかどうか。法案の内容を見るに、わずか一部分の修正にすぎない。わが党が主張した基本的な点は何ら考慮されていない。この点をまずお伺いいたします。  本法案は赤城前農林大臣の構想によるものであり、その内容は、初年度六千町歩、資金百億、十年間で三十三万五千町歩、利子二分、償還期限四十年、特に離農者対策をも考慮されていたものであった……

松浦定義[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

松浦定義[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 災害対策特別委員会 第11号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 先ほど以来から同僚委員がそれぞれ質問を続けております今度の北海道の一円にわたりましての集中豪雨に対する対策でございますが、まず第一に私のお尋ねいたしたいのは、先ほど松田委員からの御質問に対して井川政務次官の御説明の中で、北海道という地帯の開発については、これはもう北海道だけでなく、日本全体の北海道ということで、終戦後特に新しい法律のもとで北海道開発というものができたわけなんです。ですから、国としてはやはり北海道は相当重視しておる。しかし、それにかかわらず、先ほど政務次官のお話ですと、どうも中小河川については十分でない、やれるところからやっていくんだというお話でいまのような災害……

第46回国会 災害対策特別委員会 第18号(1964/09/10、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 私は、先ほど北海道の鈴木代表から、本年北海道全地域にわたって非常に農作物が冷害だというので、いろいろ対策についての陳情がありまして、すでにおわかりだと思いますが、どうも、ことし北海道が冷害だと申しましても、先般も新聞に出ておりましたように、本州のほうは史上最大の豊作だということで忘れられておるような形でありますが、私自身現在農業をやっておりまして、八月の半ばごろまでは何とかなるのではないか、こういう期待をしておりましたが、その後天候が全然回復しないで今日に至りまして、ほとんど決定的な冷害であるという結論が出てまいりまして、道自体におきましても、各関係市町村におきましてもそれぞ……

第46回国会 災害対策特別委員会 第20号(1964/10/09、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 北海道の冷災害につきまして、すでにもう本委員会委員長以下御調査をいただきましたし、あるいは今日までにも委員会並びに予算委員会等で大体全貌は明らかになったと思うわけであります。ただ私は、今度の災害が、九月の十日現在で私が本委員会で質問いたしましたときには、あまりまだその内容が明らかでなかった。しかし、その後、いま同僚議員から御質問があったように、明日は農林省としていままでにかつてない調査団を派遣される。私は、そのことについては非常に敬意を表しておりますが、この程度といいますか、こうした激甚と思われるような災害がなければお出かけにならないのでありまするが、しかし今回の調査の結果を……

第46回国会 農林水産委員会 第7号(1964/02/18、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 いま議題になっております。甘味資源の特別措置法案につきまして、私は、次の点について、大臣にその御所見を承りたいと思うわけであります。  まず初めに、一言申し上げておきたいと思いますが、私は北海道の帯広におりまして、昭和四年から現在まで三十数年間ビートをみずからつくっておる農民である。こういう点に立って、実際の耕作者という立場も含めて御質問いたしたいと思いますので、そういう点に十分な御留意をしていただきまして、御答弁を願いたいと思うわけでございます。  まず第一に、歴代の内閣のうちでも、農業に関係のある農林大臣がとってまいられました政策が一貫していないではないか、こういう点を御……

第46回国会 農林水産委員会 第13号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 私は、ただいま議題になりました甘味資源特別措置法案に対する自由民主党、日本社会党、民主社会党の三党共同による修正案を提出いたしたいと思います。  修正案を朗読いたします。   甘味資源特別措置法案の一部を次のように修正する。目次中「甘味資源審議会」の下に「及び都道府県甘味資源作物生産振興審議会」を加え、「第三十四条」を「第三十五条」に、「第三十五条―第三十七条」を「第三十六条―第三十八条」に、「第三十八条―第四十一条」を「第三十九条―第四十二条」に改める。  第六章の章名中「甘味資源審議会」の下に「及び都道府県甘味資源作物生産振興審議会」を加える。  第四十一条を第四十二条と……

第46回国会 農林水産委員会 第16号(1964/03/05、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 いま議題になっております金融三法のうちの、北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法の問題に関しまして、主として大臣の基本的な考えをお聞きしたいのですが、この点については保留いたしまして、事務当局並びに政務次官等から、いろいろ御意見を承っておきたい、このように考えておるわけであります。  この法律が制定されまして今日まで五ヵ年間、この間におきまするその経過につきまして、いろいろ御説明が提案理由の中であったわけでありますが、二ヵ年間これを延長したい、こういう考え方については、基本的には私は賛成であります。しかし、過去五ヵ年間において、その処置がはたして十分であったかどうかという……

第46回国会 農林水産委員会 第20号(1964/03/12、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 いま提案になっております北海道寒冷地畑作営農改善資金融通臨時措置法の一部を改正する法律案につきましては、先般、農林政務次官並びに農政局長等に対して、いろいろ御質疑をいたしましたが、重要な点で大臣に対する御質問をいたしたいと思うわけであります。  北海道の非常に恵まれない地帯における畑作農業経営農家の、自立農家を目ざしての対策のための手段として、本法が制定されましてから五カ年間でありますけれども、これが全予定農家に実施することができませんので、今回政府は二カ年間延長して最終的な解決をしたい、こういう意欲的な計画につきましては、私ども賛意を表するわけであります。しかし、先般申し上……

第46回国会 農林水産委員会 第51号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 いま議題になっております政府提案の林業基本法並びに社会党の出しておりまする森林基本法、これらの問題につきましては、国有林野の持つ使命の役割りからいたしまして、非常に重要な法案であろうと思うわけであります。そこで、いま同僚吉川委員から御質問もありましたが、社会党が森林基本法を提案いたしております関係から、いま政府提案になっております林業基本法は、先ほどから大臣の御答弁もございましたが、関連法としての森林法並びに国有林野法等との関係につきまして、今度の基本法を出すに至りました理由等について、御意見を伺いたいと思うのであります。特にこの場合、関係の非常に深い農業基本法につきましては……

第46回国会 農林水産委員会 第55号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 提案になっております林業基本法が、いかにわが国の林業資源確保のために重要な法案であるかということについては、前回の総括質問でも大臣にお伺いし、ある程度の御答弁はいただいたのでありますが、保留しました点が相当ございましたので、本日はその面について特にお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  きょうは大臣がおられませんので、政務次官が大臣を代行していただき、特に長官からいろいろ御答弁いただけると思いますが、午前中に委員長から報告がありましたように、今回、法案の重要性からかんがみまして、地方公聴会を行なったわけであります。本長期国会におきましても、地方公聴会を開いたという法案並び……

第46回国会 農林水産委員会 第71号(1964/10/28、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 本年産の大豆の価格の決定が今月末ということになっておるわけでありますが、今日までいろいろそれぞれの関係者からの要請もあり、特に本年は御承知のとおり、大豆の主産地である北海道が非常な冷害であるということからいたしまして、この大豆価格の決定については、わずかしかとれない地帯における生産者におきましても、非常に関心を持っておるわけであります。したがいまして、この大豆の価格の決定につきましては、従来から生産者並びに生産者団体等でいろいろ要請をいたしておるのでありますが、今日まだ政府といたしましてはその価格の決定が発表されていないわけであります。現在の段階においてどういうような段階であ……

第46回国会 農林水産委員会 第72号(1964/11/07、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 昨日の閣議並びに一昨日の次官会議で、いま御説明になりました北海道並びに青森の冷害について、天災法並びに激甚災害法の適用の問題についての結論が出たということを実は承知をいたしておるわけであります。しかし、内容は、いま御説明ありましたように、現地の災害に対処するにはきわめて適当でない。しかも、法律によるとはいいながらも、すでに相当年月日を経た法律でございますると同時に、最近の経済事情等からいたしましても、それに対する肥料並びにその他の資材の値上がり等というものが考慮されるならば、当然いまお話しになりましたような四十五億等々といったような数字でないということは明らかであります。です……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 農林水産委員会 第2号(1964/12/15、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 昨日本会議でもお尋ねいたしましたが、時間の関係で十分な御答弁をいただけなかったので、重ねてお尋ねをいたしたいと思います。  いま同僚の中川委員の質問を聞いておりましても、現地の事情というものは非常に深刻である。こうした問題は与野党にかかわらず、われわれ議員の責任においても、当然現地に納得のいくような立法を講じなければならぬということで努力をいたしておるわけでございますが、いまのお話の中で私も非常に不満に考えますのは、今回の改定で、なるほど限度額については多少お上げになったことはわかるわけであります。しかも、これをもって十分だというふうに、今朝の政務次官の趣旨説明の中にもありま……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 農林水産委員会 第3号(1965/02/10、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 まず最初にお伺いしたいのは、前池田総理のときから引き続いて農林大臣の要職にとどまりました赤城農政は、御承知のとおりに、前の池田農政の中で、本会議あるいはまたこの委員会、特に所信表明の説明の中でも、革新的な農政を、こういうことをうたっておられたわけです。ところが、今度のあれを見ますと、革新的なというものがなくなっている。したがって、すでにそういう体制は整えられたのだ、こういうような見解に立っておられるなら、私は了承できるわけでありますが、今度の赤城農林大臣の先般の御説明、あるいはまたさらに政務次官からは詳細な予算に対する御説明を承りまして、私どもがいま一番心配いたしておるのは、……

第48回国会 農林水産委員会 第16号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 私は、本日は、海外移住の問題について、特に外務省、農林省、さらに一作々年から設置されました海外移住事業団、こうした三者の中における今日までのいろいろの事情等についてお伺いすると同時に、今後この海外移住問題をどのように政府として進めようとするのか、そういう問題についてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。実は、この海外移住の問題は非常に広範な問題をかかえておるのでありまして、特に通産省に関係する問題もたくさんあるわけでありますが、きょうは特に農業問題、農業者の移住を中心とした質問をいたしたいと思いますので、全体の問題につきましては、また適当な機会にお尋ねしたいと思うわけであり……

第48回国会 農林水産委員会 第17号(1965/03/23、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 本案につきましては、午前中にも同僚の卜部委員から詳細にわたる質問の展開があったわけでありますが、本法案は、御承知のとおりに、終戦後の開拓行政の一環として、今日依然としてこのような形を続けておるわけであります。従来から、この開拓行政については、私も本委員会で何回となくそれぞれ指摘をしてまいったのでありますが、今回の一部修正は、御承知のとおりに、終戦後約二十年にいたしまして、どちらかといえば、開拓行政が成功をして、そういう一部修正をする必要がないというような形に進展すべきであるにかかわらず、国会ごとにこれが修正され、あるいはまたその機会に附帯決議等がずいぶん出されておるわけであり……

第48回国会 農林水産委員会 第19号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 開拓者の営農振興計画について、非常に重大な問題がたくさんございますので、なかなか審議は尽くせないのでありますけれども、特に政府が今日まで開拓者を中心として営農指導をやっておられました。したがって、時間がございませんから、極端に申し上げますと、指導をしたことについて政府はどの程度の責任を持つかということが私は重大だと思うのです。こうして審議しておる場合においても、ただ指導のしっぱなしあるいは計画の立てっぱなしではいかないので、最後までそれを見届ける、こういうことをやらない限りは、私は農政の指導の本意はないと思うのでありますが、そういう点については、政府当局として、農林省として、……

第48回国会 農林水産委員会 第25号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 いま議題になっております農地開発機械公団法の一部改正は、すでにもう数名の各同僚議員から、それぞれの観点から質疑が続けられておるのでありますが、この機械公団が行なう事業というものについては、今度は従来の方針と変わって、乳牛の飼養あるいは管理、さらにまたそうした施設の売り渡しまで行なうといったような、そういう事業をやることになったわけであります。  この機械公団が今日まで開懇あるいは建設等農地造成に主とした基本を置いておやりになったそのことの効果については、それぞれの見方によっては、私は、必ずしも全面的に効果はなかったということは申し上げることはできないと思うのです。しかし、相当……

第48回国会 農林水産委員会 第27号(1965/04/14、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 今度の国会で、農林水産委員会としては、非常に重大な問題が二、三点残っておるわけであります。そこで、酪農振興法、あるいはまた加工原料乳生産者補給金等暫定措置法案、あるいは農地管理事業団法案、こうした問題が最終的な問題として論議をされるわけでありますが、実は昨日の農地管理事業団の審議の場合は、与党の第一人者である吉川委員が質問に立たれたわけであります。私ども初めての法案でありますから、終始一貫、与党であっても鋭い質問をされるだろうと思うし、あるいは政府側としても、そのことについては十分な御答弁があろう、こう思いまして、実はほとんど定員の八割まで私どもは最後までいたわけであります。……

第48回国会 農林水産委員会 第30号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 先日も一本法案につきまして質疑をいたしまして、残余の問題について保留をしておきましたので、本日この点について御質問いたしたいと思います。  実は、本法案は昨日も同僚芳賀委員から詳細にわたる質問がなされまして、関係各省に及ぶ異例の質問がなされたのでありますが、相当明らかになった点がございますので、私は、それと重複しない点について、二、三の点をただしておきたいと思うわけであります。  先般私の質問は、第二条の「酪農近代化基本方針」の中で、第三条、特に「集約酪農地域の指定」の問題について質疑に入って、そこで打ち切っておったわけでありますが、今度の集約酪農地域の指定の項の中で、現行法……

第48回国会 農林水産委員会 第32号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 私は自民、社会、民社三党共同によります酪農振興法及び土地改良法の一部を改正する法律案に対する修正案を提出いたします。  まず修正案の案文を朗読いたします。    酪農振興法及び土地改良法の一部を改正す    る法律案に対する修正案   酪農振興法及び土地改良法の一部を改正する  法律案の一部を次のように修正する。   第一条中酪農振興法第一条の改正規定中「酪  農の健全な発達を促進し」を「酪農の健全な発達  及び農業経営の安定を図り」に改める。  以上の修正案を提出いたします理由につきまして簡単に申し上げますと、現行法では明らかにしておるのであります。しかるに今回の改正案では……

第48回国会 農林水産委員会 第34号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 いま審議に入っております今度の法案につきましては、実は先般来から与党の諸君の質問もあり、またわが党の芳賀委員からも質問がございましたが、私は、どうもこの法案の提案されるまでの経過について、非常に理解のできない点が多くあるわけであります。したがいまして、私どもがこの国会の場において審議する場合においては、その経過については何ら触れる必要がないといえばそれまででありますけれども、やはり世論というものについて、私どもがその動向を見きわめる必要があるわけであります。本法案が提案されるまでの過程については、ずいぶん紆余曲折といいますか、政府当局としてもいろいろ検討されたと思うわけであり……

第48回国会 農林水産委員会 第39号(1965/05/18、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 本法は、昨年の臨時国会で北海道の冷害に照らして改正をしたのだ、こういう御説明であります。むろん、当時の議論の中心は、北海道を中心とした冷害に対しましての対策であったことには間違いないのでありますが、当時はどういうわけか、ただ資金ワクの増大だけで、金利なりあるいは据え置き期間の延長等については、触れていなかったわけです。しかもそれは時間の関係上といいますか、いろいろな関係から、次の国会においてこれを提案したい、こういうことであったわけであります。今国会でその趣旨に沿って御提案されたのでありますけれども、私は、まず第一に、先ほどからいろいろ御質問がありましたのと観点を違えまして、……

第48回国会 農林水産委員会 第41号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 本年の冷害が非常に深刻であるということで、いち早く政府機関においてはその対策本部を設けて、それぞれ善処されておることについては、すでに承知をいたしておるわけでありますが、本日当委員会でも現況における災害の御報告をされ、さらにまた、同時に開かれておりまする予算委員会においてもこの問題は取り上げられると思うわけであります。予算委員会におきましては同僚の石田委員から大臣その他関係者につぶさに全般的の質問があろうかと思いますから、本委員会におきましては報告に基づいて、私は、主として――いま御説明の中にもありましたように、三十八年あるいは三十九年、四十年と、この三年間連続して北海道が冷……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 運輸委員会 第3号(1965/08/10、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 本日は非常に貴重な時間をお許しいただきまして発言をさしていただきまして、まことにありがとうございます。  ただいま各委員から航空協定についていろいろ御質疑がございましたが、特に今回の日米航空協定につきましては、本委員会の委員長はじめ各委員の方々が非常な決意をもって努力されておることにつきましては、われわれ国民を代表して厚くお礼を申し上げたいところであります。  私はこの機会に、一般航空行政について特に町田監理部長に御質問をいたしておきたいと思いますが、実は国内航空会社が行なっております北海道の航路についてでございます。御存じであろうと思いますが、七月二十日から帯広におきます空……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 農林水産委員会 第24号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 本年度の原料価格の決定については、いま芳賀委員からいろいろ詳細な質問がございましたが、いま政務次官が言われましたように重要な問題でありますから、おそらく、再検討をして、発表については十分農民の意思が尊重される結果が出るだろうということをわれわれとしても期待しなければならぬと思うのであります。  そこで、私は、角度を変えましてちょっとお尋ねしておきたいと思うわけでございますが、現在のこのような形の糖業政策、昨年度つくりました事業団等の動きにつきましても、おそらく、今日の段階では、業者側においても実はたいへんな苦慮をしておると思うのです。生産者からすれば、業者は交渉相手だと単純に……

第51回国会 農林水産委員会 第31号(1966/04/26、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 本法案の審議に入る前に、事務当局にちょっと資料の問題について一言お伺いしておきたいと思います。  事務当局が去る二十一日本委員会に提出されました「農地管理事業団運営の考え方」この資料は、内容においてはきわめて詳細な問題が列記してあります。私どもとしては、法案審議のためにはこのような資料は当然必要であると思うのでありますが、ただ、資料の配付の時期について、私はどうも疑問な点がある。と申しますのは、この法案は、御承知のとおり本年の二月三日ですか、提出をされまして、先般本会議で質疑をやり、さらに、二十一日に与党の委員会質問がなされたのであります。したがって、今日までこうした重要法案……

第51回国会 農林水産委員会 第38号(1966/05/24、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 農地管理事業団法案が昨年廃案になった最も中心的な理由の一つとしては、農地を手放す者に対する生活の保障、すなわち、離農者対案というものが全然見られないというところに実は問題がありまして、今回の再提出にあたりましても、政府は、その内容を十分考慮するきょうは労働大臣へのお尋ねでありますけれども、昨年の審議の過程においては、農林大臣はその点を何らかの形において考慮するということを誓っておるわけなのです。にもかかわらず、その片りんも見えていない。  先般の本会議の質問は、非常に時間がない関係から、大要だけ申し上げ、それに対する労働大臣の御答弁がございましたが、そうした経過の中において、……

第51回国会 農林水産委員会 第40号(1966/05/26、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 私は、ただいま議題になっております農地管理事業団法案の内容につきまして、反対の意思を表明し、さらに数点にわたってその理由を申し上げておきたいと思うのであります。  本法案の審議につきましては、御承知のとおりに、昨年の国会におきましても審議を続け、さらにまた今回の再提出にあたっては、ある程度の改正をされましたけれども、その内容については依然として変わらないものと私は思っておるのであります。しかも日本社会党が指摘をいたしておりまするこの内容は、従来わが国における農業の発展がどのような形でこれが阻害されてきたか、私どもは、この点について、少なくとも農業基本法が制定されまして、その一……

第51回国会 農林水産委員会 第53号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 私は、昨日も同僚児玉、川崎両委員から質問をいたしました、現在非常に苦境に立っておりまするでん粉生産農家の生活安定のために、今日のでん粉価格について、時代の変遷とはいいながら政府においてはあまり重点的な力を入れていないのではないか、そういうような観点から一、二御質問申し上げたいと思うわけであります。  従来から言っておりまするように、わが国の食糧行政といいますか、そういう点については今日も依然として米麦中心の行政である。私どもは、国民食生活を安定するためには、むろん麦米に依存をしないでこれが行なわれるということは毛頭考えていないのでありますが、ちょうどいま米価審議会も行なわれて……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 災害対策特別委員会 第3号(1966/07/29、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 非常に時間がおくれましたし、いろいろ各委員から適切な御質問がございましたが、実は私、昨日、社会党で現地をお見舞いにいこうではないかということで、衆議院から三名と参議院から三名と六名で現地へ行ってつぶさに実情を見てまいったわけであります。先ほどお話がありましたように、本委員会でもって調査をされておりますが、やはり水害なんかでありますと、火事と違って、瞬間的に見たときには一番ひどい。しかし、実際の問題は、あとになって水がひいたらどういうものが残るか、あるいはどうしなければならぬかということが、私は対策の一番重点だと思うのです。各党でいろいろ厳密な調査をされておるようでありますが、……

第52回国会 農林水産委員会 第2号(1966/07/27、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 農産物価格安定法の一部が改正になって、それぞれ政令の制定等にいろいろ努力されておるようでありますが、きょうは各委員からいろいろその立場立場で御質問があろうかと思いますが、私二、三の問題だけ簡単に質問をいたしたいと思うわけであります。  今度、農産物価格安定法が改定されたことについては、カンでん並びにバでんの原料生産者は非常な期待を持っておるわけです。なぜそういうことに期待を持つかといえば、昨年の十月の価格決定のときに非常に混乱をした。そこで、政府並びに与党も、これは何とかせなければならぬというふうなことで、次年度、すなわち今年は、価格安定法の一部を改正しなければ農民の要求する……

第52回国会 農林水産委員会 第5号(1966/10/08、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 時間もだいぶ経過いたしましたし、きのうの災害対策特別委員会並びにきょうの委員会でも、同様の問題について同僚委員から質問がございましたから、私はなるべく重複を避けて質問をいたしたいと思います。  先ほどからのお話のように、北海道の冷害、これはもう三十九年から三年連続、こう言いますが、ことしの冷害は、先ほどお話ありました九月二十日現在で四百二十二億と言っておりますけれども、五、六、七、特に六日の降霜は、これは私自分で農業をやっておりますから、すぐ八時ごろ電話をしてみますと、ほとんど残したものについては被害を受けて、たいへんなことだ、こういうことであります。むろん白氷を割ってという……

第52回国会 農林水産委員会 第6号(1966/10/19、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 北海道を中心とした災害の問題で、先ほど、温水政務次官が政府を代表して調査され、その経過報告を聞きましたが、それは、いままであらゆる団体あるいは農林水産あるいは災害対策特別委員会、衆参両院にわたる調査の結果と私は何も変わっていないと思うのです。ただ、見るところが同じであるから変わらないのだと言いますけれども、政府の機関として見る立場と、それから一般の見る立場とは、ある程度表現のしかただってやはり多少変わると思います。私が聞いておりますと、その経過報告を聞いておっても、何か責任を持たなければならぬかのようなふうになった場合のことを考えて、相当遠慮しておるようなところがあると私は思……

第52回国会 農林水産委員会 第7号(1966/11/10、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 質問に入る前に、私はちょっと異様に感じている点で政務次官にお聞きしておきたいのですが、御承知のとおりに、今度の冷害は非常に重大な問題だと私どもは考えているわけなんです。ですから、農林省としましても、あるいは各党としましても、特にわが党は、農林委員会あるいは災害対策特別委員会で調査をいたしております。その報告は随時本委員会に報告されておるわけでありますが、きょうは大臣がおられないから、私はあまりそういう点についてはどうかと思いますけれども、いま考えてみますと、きょうの委員会の決定はすでにもう二週間くらい前に委員長のもとできめられ、われわれ委員には通達がきているわけなんです。それ……


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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○松浦(定)分科員 私は、農林漁業政策が国の重要な問題であるという点から、農林省当局も非常に努力をされておるのでありますけれども、本日は部分的な問題について二、三お伺いいたしたいと思うわけであります。  まず第一点としてお伺いいたしたいのは、林業政策についてでございます。農業基本法が制定され、さらにまた近くは林業基本法等の問題も話題になってきておりますときに、本予算委員会におきましても、あるいは分科会におきましても、多くの委員から特に林業問題等についてはどうかといったような御意見が実はあるわけでございます。私どもがいろいろ現地の問題を見てまいります機会に、この政策の重要性をいろいろの場において……

第46回国会 災害対策特別委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1964/10/20、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 すでに同僚委員からいろいろ御質問がありましたので、きわめて簡単に二、三の点だけをお伺いしておきたいと思います。  まず、先ほど来からいろいろ御意見がありまするように、今回の農林省関係当局から調査に行かれましても、この数字が非常に膨大な被害であるということについての意見は一致しておるわけであります。最近北海道も、二十四年の干害では被害二十四億、二十八年の冷害が二百四十億、二十九年が冷害または例の台風等の被害で三百九十一億、さらに三十一年が全道的な大冷害で三百九十六億であります。本年度の被害は、先般の道のあれが四百二十八億で、それに霜害を合わせますと、おそらく私どもの推定では五百……

第46回国会 災害対策特別委員会農林水産委員会連合審査会 第2号(1964/10/27、30期、日本社会党)

○松浦(定)委員 本日の委員会におきましてもそれぞれ各委員からの質疑があろうと思いますので、時間の関係がございますから、二、三の点について質問をいたしたいと思います。  私は、まず第一に、先般のこの冷害では、北海道に対する政府並びに国会からの調査が、おそらく過去にない非常に熱意を持った調査であったと思うわけであります。それぞれの報告に基づいて質疑がなされましたが、去る二十二日に、社会党の持っておりまする党冷害対策特別委員会でもって政府当局にそれぞれ申し入れをいたしまして善処方を要請したわけであります。その際に、大蔵大臣あるいは農林大臣、自治大臣等々に申し入れをいたしましたが、異口同音に、いろい……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○松浦(定)分科員 実は、官房長官の御出席もお願いしたのですけれども、都合でちょっとおくれるようですから、総務長官にそれまでお尋ねをいたしたいと思います。  すでに御承知のとおりに、昨年の十月五日に起こりました釧路市の新富士の海岸で、釧路市の共栄小学校の児童が、毎年例会のごとく行なっている六年生を中心とした三百名くらいの学童が、この海岸で炊事遠足をやる、こういうことでありまして、実は、昨年も同様続けたわけであります。そのときに不幸にして起こりました爆発問題は、これはおそらく政府としても、すでにいままでいろいろ陳情等がございましたからおわかりと思いますが、ここでまず第一に私がお伺いいたしたいのは……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 農林水産委員会いも・でん粉等価格対策に関する小委員会 第1号(1966/10/05、30期、日本社会党)

○松浦(定)小委員 昨年もこのカンショ、バレイショの価格の決定については非常に重大な段階に入っておったのでありまして、その原因は、今日まで行なっておる基礎になる諸問題が生産者から見れば非常に不当である、こういう立場から問題になりまして、それではそれを是正するということで、いまお話がありましたように、本年の通常国会終末に至って内容を一部変えたわけであります。ところで、いま説明を聞きますと、それによって何ら作業が進んでいないのではないか。特にきょうは千葉あるいは九州のカンショの主産地の委員も質問に立ちますから、私は北海道のバレイショに限って質問をいたしたいと思います。  そこで、まず第一にお聞きい……



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データ更新日:2023/02/05

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