肥田次郎 衆議院議員
30期国会発言一覧

肥田次郎[衆]在籍期 : 29期-|30期|
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このページでは肥田次郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

肥田次郎[衆]本会議発言(全期間)
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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 衆議院本会議 第43号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○肥田次郎君 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、ただいま議題となりました日米航空協定改定促進に関する決議案に賛成し、現行協定の不平等の源を究明するとともに、忍びがたき実害について申し述べ、諸君の御賛成を得たいと存ずるのであります。(拍手)  そもそも、日米航空協定は、いまを去ること遠く、日本がいまだ占領下にありしころ、時の連合軍最高司令官が、パンアメリカン及びノースウエスト両航空会社に、無条件にて日本への定期空路を許したに端を発しております。昭和二十七年四月締結の平和条約第十三条に航空に関する特権が規定されるに及んで、アメリカ航空会社の一方的有利な権益が確定して、ついに二十……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 衆議院本会議 第4号(1965/08/03、30期、日本社会党)

○肥田次郎君 ただいま運輸大臣より報告のあった大阪港安治川口における遊覧船「やそしま丸」が引き船芦屋丸に追突されて沈没し、多数のとうとい人命が失われた事件は、幼い学童の犠牲者が多かっただけに、ひとしお悲惨な事件として胸を打たれるのであります。衝突されて沈没した突発事故により死亡された幼い九名を含む二十名の霊に対し、ここに、本院に列席される議員諸君とともども頭を深くたれて、心から哀悼の意を表する次第であります。(拍手)  さて、この多数の死者を出した沈没事故の原因が芦屋丸側の過失によることは明らかでありますが、同時に、港湾航行対策について、政府の措置が無策、怠慢であったがゆえに、こうした海難事件……

肥田次郎[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

肥田次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 社会労働委員会 第5号(1963/12/18、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は大体いまの滝井さんの関連質問にさらに関連するようなことになりましたが、時間も過ぎておりますから、質問の要点をしぼってお聞きしたいと思うのであります。たまたまいま問題になっておりましたところの、いわゆる政府の療養対策として基幹療養所をつくることについて、それぞれの地域で若干問題が起きておる。現に大阪の南部のほうにおきましても問題が起こっておりまして、このことについて私は具体的に質問したいと思うのであります。  それは、御承知のように堺市には大阪厚生園というのがあります。  それから貝塚市には大阪療養所というのがあります。これの統合問題が起こって、そしてそれに対して、先般私がちょっ……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会 第1号(1964/01/29、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は大臣に、陸運行政の関係で大臣の考え方を少しただしておきたいのですが、先般、東京の大手のバス会社が運輸大臣を相手どって行政訴訟を起こす、こういうニュースが出ております。新聞にもちょっと載っておりましたが、あれはもう何か実際に行政訴訟をやっておりますか。
【次の発言】 そこで私がお聞きしておきたいのは、昨年の夏に大阪のタクシー料金の値上げの申請をして、そうしてそれが陸運局で許可になりました。許可になったところが、これに対して中央で文句がついて、一時延期するという状態になりました。そして一時延期をしたようなかっこうになったところが、業者が、そういうことならタクシー料金の値上げを強行す……

第46回国会 運輸委員会 第4号(1964/02/05、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は今度の国会になりまして、この公団法が審議されておりますが、この公団法の審議は、前回も今回もさしてこの審議の焦点というものは変わっておらぬと思うのです。この提案者側のいうところの国鉄新線建設はいままでの状態ではとても政府が考えておるような高度経済成長政策に間に合わない。そこで、国鉄側の資金的な面その他を考えてみると、とてもここにまかしておったのじゃ、これはどうにもならぬから、したがって新しく建設公団をつくって、それで政策にマッチさせていくんだ。こういうことになっておるわけであります。そこで、百歩をかりに譲ったとして、ではこの公団がつくられた暁に真に政府が考えておるようないわゆる新……

第46回国会 運輸委員会 第6号(1964/02/11、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は、反対の立場でその趣旨を明らかにしておきたいと思います。  このたび再度審議されましたところの日本鉄道建設公団法案は、四十三国会におきまして、社会党、民社党の反対、自民党の賛成、こういうことで参議院に送られました。ところが、参議院では結局審議未了、廃案になったという経過を持っておるのでありまして、今日までの審議の中でも、この不安定な法案の性格というものがきわめてはっきりしておると思うのであります。  われわれのほうで特に反対の理由を明らかにしておきたいのは、現行の敷設法によりますと、予定路線というのは二百三十一線を数えまして、これは実に四十数年の長い積み上げによるものであります……

第46回国会 運輸委員会 第7号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○肥田委員 私も、鶴見事故の監査報告についての関係で、きょう質問が集中されておるので、二、三お聞きしたい点があります。  その前にちょっと聞いておきたいことは、先ほどの久保委員の質問にありましたが、津田沼の変電所の問題です。たまたま言うところの千数百アンペアがオーバーしたためにサーキット・ブレーカーが働いたのだ、その目盛りの調節を忘れておったのだとか、怠っておったとか、していなかった、こういう意味のことがありました。そういうことが直ちにいろいろな問題に波及するとは思いませんが、ああいう関係については、変電所と電車区あたりの相互間で相当うまく連絡がとれておるはずだと思うのですよ。たとえば一度にノ……

第46回国会 運輸委員会 第8号(1964/02/19、30期、日本社会党)

○肥田委員 時間が迫っておるようですから、私は先ほどからの質疑の関係からなお意見的なことになりますが、ひとつ大臣にただしておきたいと思います。それは日東航空の今日までの経営はこれは御承知でしょうね。どんなになっていますか。
【次の発言】 けっこうです。
【次の発言】 これは私は特に深く聞きたかったわけじゃないのですが、航空局長のほうでその実情を把握されておるだろうということで聞いたわけなんです。ところが、私が聞いておる範囲では、これは間違いがあれば訂正しますが、日東航空が赤字で、それで結局日東航空の名前は変わらないわだけれども、現在では、最初の産経新聞の前田久吉さん、いまも社長の名前はそのまま……

第46回国会 運輸委員会 第9号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○肥田委員 関連して、いまの自動車の路上放置の関係とよく似た問題でひとつお聞きしておきたいと思います。  これは例の小運送をやっておりますトラックがありますね。最近このトラック業者が非常にふえてきまして、これがいろいろと事情はあるようですけれども、いわゆる荷物の積みおろしをするところの場所、それから運送の事業をやっておる事務所、これが違う場合に――車庫の場合に、そこで事業をやっておると、そこが積みおろしの場所になって、あまり問題はないのですけれども、Aの場所に車庫を持っておって、そしてBの場所を自宅にしておる。主としてその自宅が事業の取り扱い場所になっておる。こういう形態で事業をやっておる業者……

第46回国会 運輸委員会 第12号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○肥田委員 私、関連質問で若干聞きたいことがございます。  今度の航空事故は、二十名の死者で、あとが重軽傷で助かったという、まことに不幸中の幸いであったと、その点では思います。ただ、こういう事故があるたびに、航空局長が言われておったように、新聞の報道を見ると、それぞれ事故の根源になるような事態に触れておるような気がします。たとえば日東航空の昨年の五月の事故でも、これは少々の悪天候でも飛ばしてしまえ、こういう指示で無理に飛ばした、そのために事故が起きた、こういうことも言われております。それから先般の事故についても、新聞でも報じておるように、いろいろ事故が当然起こるようなことが新聞には書かれておる……

第46回国会 運輸委員会 第14号(1964/03/04、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は、航空法の関係で若干質問したいのであります。これは正直申し上げましてよくわからぬ点がたくさんありますので、その点を教えていただく意味で御答弁をいただきたいと思うのであります。  先般予算委員会におきまして、外国の軍用機が日本に着陸をしたという問題で質疑がなされておったのであります。  そこで私がお聞きしたいのは、まず日本の領土に外国機が着陸する場合、これは航空法では第百二十六条の第一項と第二項に規定する範囲しかないのでありまして、その際運輸大臣の許可を要するということになっておるのでありますが、この許可の範囲について聞きたいのであります。許可をするという前提に立つならば、これは……

第46回国会 運輸委員会 第18号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○肥田委員 いま久保委員がおっしゃったように、航空小委員会がありますから、そこで質問をする時間もあると思うのですが、私がなお一、二点お聞きしてみたいのは、この富士航空のこのたび事故を起こした飛行機は一九四五年の製造になっており、製造後の飛行時間が八千五百九十七時間ということになっておるのですが、これは富士航空だけというよりも一、日本全体の航空会社が一体どの程度の飛行時間の飛行機を現在使っておるのか知りたいわけです。このビーチクラフトのC18Sを富士航空が購入したときに、どれくらいの飛行時間をこの飛行機は費やしておったのかということをひとつ聞きたいと思います。

第46回国会 運輸委員会 第19号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○肥田委員 航空問題に関係して質問する前に、私は一つ委員長にお伺いしたいのです。この委員会は発言席がないのですが、これはどういうことなのでしょうか。よその委員会ではたいがい一応発言席というものを設けられておりますが、私がこの運輸委員会に所属して三年数カ月、発言席というものをまだ一回も見たことがないのですが、これはどうなんでしょうか、一応聞かしてもらいたいと思います。
【次の発言】 いや、これは先般も実は発言席を設けようという話をちょっと聞きましたので、きょうは発言席をつくっていただいておるだろうと思っておったのですが、それがないのです。

第46回国会 運輸委員会 第20号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は、今度のこの中小型鋼船造船の法律の期間延長という問題に関連しまして、少しお伺いしたいことがございます。それはこの法が制定されたときの目標であったところのいわゆる合理化の基本計画、これがこの報告を見てみますと、先ほど内海委員から若干触れられておりましたが、やはりこの計画の推移の中に矛盾が出ておることははっきりしておると思います。そこで、この矛盾を具体的に今後どういうふうにされるのか。要するに、この計画は三十八年度で終了しようという出発の目標であったと思うのですが、その点についてお伺いをしたいことがあるわけです。  まずお伺いしたい一点は、当初においては、企業の数が三十四年の三月に……

第46回国会 運輸委員会 第21号(1964/03/31、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は、最近国鉄の事故ばかりではなしに、先ほども当局から報告のありましたように、つい先日の名古屋鉄道の事故というものがございましたので、いわゆるこの地方鉄道に対する当局の監督、指導について承りたいことがあります。  それは、われわれがよく問題にいたしまするのは、いつも事故が起こってから後の問題でありまして、いわゆる事故を絶滅する対策としては、本末を転倒しておるように思います。  前口上が少し長くなりますが、先般も京都の東福電鉄の事故がありました。私はこの企業の現在の姿についてどうこう言うつもりではないのでありますが、しかしこの鞍馬線の事故を見て感じたことは、あの企業形態というものが、……

第46回国会 運輸委員会 第22号(1964/04/01、30期、日本社会党)

○肥田委員 私も日韓航空路の開設の問題について質問を続けていきたいと思います。  まず第一に航空局長にお伺いしますが、この前おっしゃった四月十五日ごろに日韓航空路の開設予定だというお話でしたが、これはその後変更はありませんか、そのとおり確定ということになるのですか、どういうふうに理解したらよろしいですか。
【次の発言】 最終的にということですか、どういうことなんですか。ざっくばらんにお伺いしておるのですが、非常にあやふやなという意味でまだということですか。大体その予定は確率の強いものだというように考えてよいのですか、どうでしょうか。
【次の発言】 しまいのほうがよく聞こえなかったのですが、最終……

第46回国会 運輸委員会 第27号(1964/04/15、30期、日本社会党)

○肥田委員 先ほど勝澤委員のほうから質問のありました件で、私はもう少し確認をしたい面があるのですが、それは営業保証金です。この営業保証金制度の目的というものは、この理由にあるように担保額を引き上げ担保力を強化するということと、それからもう一つこの保証金に充当する、こういう目的があるのですか、これをもう一度念を押しておきたいと思います。
【次の発言】 そこで先般の参議院におけるところの参考人の意見を読んでみると、この営業保証金が損害補償として充当された例はない、こういうことを言っておりましたが、これはうそですか、どちらですか。
【次の発言】 あれは件数で触れていましたね。いまはっきり何件か覚えて……

第46回国会 運輸委員会 第31号(1964/04/28、30期、日本社会党)

○肥田委員 大臣がおられますので、先ほどの久保委員の国鉄の問題に関連して、私もお伺いしておきたいことが一つあります。  それは、同じようにいま賃金要求を出しておる地方鉄道の、いわゆる日本私鉄労働組合総連合に関係する組合の賃金要求の問題であります。これは御承知のように、いままでにかつてない異例の措置として十七日のストライキを中止さして、そうして自来、自主交渉という形式で交渉を継続しています。ところが、公労協関係の賃金問題が解決をしない中で、しかも国鉄と私鉄という関係は、従来から非常に密接な関係を持ちながら、この賃金、労働その他の問題が解決されてきたのですが、これは来月の五月十日にストライキを予定……

第46回国会 運輸委員会 第34号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○肥田委員 簡単に質問をいたしますから、答弁もひとつできるだけ簡単にお願いしたいと思います。  まず一つお聞きしておきたいのは、先ほど質疑の中にありました第二条の一項の関係なんですが、この設備その他の機能をそこなうような行為、これは過失の場合にはこの罪の対象にはならない、こういうふうに言われました。ところが実際は、罪の対象にならないような過失が検察官の手で告発をされて、そしてそれが結局罪になる、こういうことが非常に多いわけです。機械の調整を誤ったために大きな事故が起きた、こういうことがいままでたびたびあるわけですが、そういう場合に、これは罪の対象にならないということだけでは実は済まないわけなん……

第46回国会 運輸委員会 第40号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○肥田委員 法案のことで質問を継続したいと思います。  まず自動車損害賠償保障法の一部を改正するというこの内容なんですが、これはどういう改正が考えられておるのですか。
【次の発言】 それは技術的にできますか、あるいは実施がおくれるというようなことになるのじゃないですか、それはどうですか。
【次の発言】 これは軽自動車に準ずるという、これを適用するということはどういう理由からですか。
【次の発言】 そこでなお念を入れて聞いておきたいのですが、この外国自動車がたとえば損害賠償を行なわなければならぬような状態、いわゆる交通事故を起こした場合の扱い方というものはどういうふうに考えていますか。

第46回国会 運輸委員会 第42号(1964/06/10、30期、日本社会党)

○肥田委員 私も関連で若干質問したいのですが、これは上信鉄道のバスは、事業規模といいますか、あれはいまどんな事情ですか、わかっておれば知らしてもらいたいと思いますがね。
【次の発言】 私のほうへ実はこういう報告がきのう来ておるのです。これは参考にしてもらいたいと思うのですが、先ほどから言われておったように、非常にこの事業経営というものに対する公共性が欠けておるのではないかということで、ある事業所に――この事業所の名前がちょっと私のほうではっきりわかりませんが、この事業所では車両が六台あるそうです。そうしてその車両が六台に対して運転手が六名、それから車掌が七名で、そのうち男が一名、女が六名。これ……

第46回国会 運輸委員会 第46号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○肥田委員 この法案について、法案の立て方で一、二点質問したいことがあります。それは今度のこの法案の趣旨にもありますように、国際海上衝突予防規則を受諾したので、これを実施するための国内法の改正だ、こういうことでございます。この面で、一体どういう趣旨でこの程度の改正にとどめられたのか、その改正の立て方と申しますか、この点をまず説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 親切に説明してもらいましたが、実は私の質問の要点も少し簡素に過ぎたかに思うのですけれども、私がお聞きしたいのは、こちらにわれわれがいただいておるところの資料の中で少し判断ができないこと、すなわち海上衝突を予防する国内法改正のそ……

第46回国会 運輸委員会 第47号(1964/07/31、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は国鉄の新線建設に伴う既設の民営鉄道との関係について質問をしたいと思うのです。きょうは特に運輸行政にたんのうな次官がおいでになりますので、あわせてそういう意味で聞いておいていただきたいと思いますが、私のほうへある事情から陳情に来ておるのが実はあります。それは着工線に決定されておるところの――これは番号は三十一号になりますが、宮津―河守、この関係であります。今度新たに生まれたところの鉄道建設公団がこの鉄道を建設するということになりますと、これに当然接続をする位置にあるところの福知山から河守に至る北丹鉄道というのがあります。これは御承知のように非常に貧弱な鉄道でありまして、おそらくい……

第46回国会 運輸委員会 第50号(1964/10/02、30期、日本社会党)

○肥田委員 これは関係はもちろん運輸行政上の自動車局ということになるだろうと思いますが、問題は計量器関係ですから、通産省の計量器の監督の立場から伺いたいことがあります。  まず先般大阪府の計量課でタクシーメーターの抜き打ち検査をやって、その結果が発表されております。この内容を見ますと、まことにどうも運輸行政上の失態をつかれたような結果になっておるのですが、運輸省はこういう実情について何か把握されておりますか。
【次の発言】 これは新聞の切り抜きですが、この内容を見てみると、タクシーの不正料金が非常に多い、こういう記事が出ておるのです。大阪のタクシーは七台に一台の割で料金メーターに不正があった。……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 運輸委員会 第1号(1964/12/02、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は、国鉄の同じ事故の関係で質問したいのですが、特に東海道線関係はだいぶ質問がありましたから省略して、山陽線の信号破壊の事故についてのみ質問をいたします。  これはわれわれがちょいちょい新聞で読んだところでは、もう相当長い期間、この信号機の破壊が続けられておる。特に最近ではだんだん悪質になってきて、信号機用の電源を切断するような非常に手の込んだ妨害というものが起こってきています。これについて、もう長期にわたるので、一体どういう対策をもってこの事故を防止といいますか、事件を未然に防ぐような処置を講ぜられておるのか、質問をいたしたいわけです。

第47回国会 運輸委員会 第3号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○肥田委員 だいぶ時間が過ぎておりますから、いろいろと要員問題で聞きたいことは省略いたしまして、間接にはこの問題に関連するのですが、緊急に確認をしておきたいので、ひとつ質問をしたいと思います。  それは、いま国鉄のほうで新幹線に、正しくは立席承知というのですか、承認というのですか、私はよく確認をしていなかったのですが、先般私と友人五名ほどで乗ったことがあるのですが、そういう切符で乗りました。この料金のことについても、はっきり確認をしてないのですが、この立席承知というか、承認というのですか、これはどういう料金制度で販売をしておるのですか。


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 運輸委員会 第2号(1965/02/05、30期、日本社会党)

○肥田委員 ことしに入りましてから、われわれが最もいやがっておる汚職という問題が各方面でいろいろと出てまいりました。運輸省関係ではこういうことがないように、いままでも、時々起こったところの汚職問題を取り上げて、これらを戒めてきたのでありますが、残念ながら、ことしに入って、いま申しましたように航空局関係と国鉄関係、この二つの方面から汚職で逮捕されたという事実が、新聞に発表されました。  そこで、まずお伺いしたいのは、航空局関係につきまして一月二十七日の新聞を見てみますと、物品係長の福田行雄、それから補佐官の竹本安夫、通信器材係徳田泰親、この三名が収賄で逮捕された、こういうふうにいわれておるのであ……

第48回国会 運輸委員会 第5号(1965/02/16、30期、日本社会党)

○肥田委員 先般私がこの委員会で質問いたしました事項に関連してでありますが、御承知の国鉄の大阪工事局におけるところの汚職問題であります。これはいま準備しておったわけじゃありませんから、この事後処置について、詳細といいますか、ささいなことを大臣にお伺いしようというのではありませんので、その措置について伺いたいと思うことが一つあります。  それはあの新聞発表を見てまいりますと、私が五日の委員会において質問をいたしましたそれ以後において、大阪工事局とそれから鉄建建設の会社との間におけるところの汚職に関連をして、引き続いて逮捕された者が四、五名あるようであります。そしてつい先般には前大阪工事局の局長、……

第48回国会 運輸委員会 第6号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○肥田委員 私はこの前航空局関係の汚職については、ある程度の意見を申し上げたので省略をいたします。で、本日は、この前あまり触れなかった国鉄の大阪工事局の汚職について、大体性格は似たような形になっておるのですが、二、三今後の問題もありますので、質問をしたいと思います。  本来この汚職がどういう階層で行なわれておるか、いわゆる相手方が贈賄し、それから関係者が収賄するという、この関係を見てみますと、あまり下級職にはないのであります。たとえば線路工手だとか、列車の運転士だとか、こういうところに汚職はないのでございまして、それぞれその立場を利用できる、相手に利益を与えられるような、そういう層に限られてお……

第48回国会 運輸委員会 第10号(1965/03/09、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は、この法案の審議に先立ちまして予備的知識を得るために若干の質問をしたいと思うのですが、まずお伺いしたいのは、この「数字でみる自動車」に出ている数字で見ますると、路線トラック業者だとかあるいは区域トラック業者、こういうものの数字が出ていますが、これは三十八年度ですが、これ以後の数字というものは、実際にはどういうふうに変わっておりますか。
【次の発言】 もう一度お伺いしますが、この全体の業者数というのはどの数字で見たらいいんですか。この九百十八というものが、大体いうところの路線トラック、それから地域にあるところの小運送、こういうものを含めた運送業者というものは九百十八、これは三十八……

第48回国会 運輸委員会 第12号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○肥田委員 先般資料をいただきましたので、その資料に基づいて、若干質問をいたします。  これは形式的なことなんですが、東京トラックターミナル株式会社は、三十九年十二月十八日に設立され、そうして事務所は東京トラック協会に間借りをしておる、こういうことなんですが、これはいわゆる東京トラックターミナル株式会社としての運輸省の認可というものは、これは当然行なっているのでしょうね。いつごろでしょうか。
【次の発言】 そうすると、会社を設立して、そして、ざっくばらんに言うと、この法案の準備もできておるころ、いわゆる一月の二十八日に認可をした、こういうことですか。

第48回国会 運輸委員会 第17号(1965/03/26、30期、日本社会党)

○肥田委員 この御殿場線の富士岡駅付近に起こった踏切の事故につきましては、昨日国鉄のほうから資料をもらいましたので、大体の概要はわかりました。それからただいま防衛庁のほうから事故についての説明が若干ありましたので、省略をして問題点だけ聞いておきたいと思うのです。  いまのお話ですと、この事故については、大体自動車に乗務しておった者の不注意による事故であるという性格がはっきりしたようでありますが、ただここで問題になるのは、地形が未知であるというようなことは、これは条件にならないと思う。地形が未知というのは運転未熟ということと同じ条件なので、地形が十分わからなかったから、事故が起こるというふうなこ……

第48回国会 運輸委員会 第24号(1965/04/15、30期、日本社会党)

○肥田委員 私も時間がだいぶたっておりますから簡単に質問いたしますが、これは皮肉な質問のように受け取られるかもしれませんが、真意はそういうことではありませんので、そういうふうに受け取れたら、これは皮肉ではないということで御了解いただきたい。  先ほどのお話と質疑の経過から見まして、商船についてはそれほど不安感はない、こういうふうなとり方をしました。そこで、現在七隻の就航を停止しておる。このことについてはいろいろな問題があるでしょうけれども、これは何かアメリカの意思を尊重して、率先をして就航を停止しておるというふうな印象を与えないこともないような気がするのです。その点について和田さんと米田さんに……

第48回国会 運輸委員会 第25号(1965/04/21、30期、日本社会党)

○肥田委員 今度の新空港公団法で問題になる点について簡単に質問をしたいと思うのですが、その前に、今度の空港の候補地についていろいろと取りざたをされながらも、幾つかの候補地があげられて、その候補地があたかも議論の焦点になっておる。政府部内でもこの候補地については容易に決定しがたいような実情にある。そういう関係の中で、この公団法を審議するということについて、きわめて私は無責任さを感ずるのです。公団法ができてから候補地をきめるということでは、本末が転倒しているのではないか。候補地の目安が大体ついて、政府部内でも意見の一致を見て、そして公団法について審議に入る、そして公団法が成立すればすみやかに着工が……

第48回国会 運輸委員会 第26号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○肥田委員 ちょっと関連して。――先般私が質問したとぎに、やはりこの東京都の周辺の地域というものに対する概念として、一体具体的に新飛行場というものはどこに考えておるのか、こういう質問に対する次官のお答えは、先ほど勝澤委員に答弁ぜられておったと同じように、権威のある航空審議会が長年かかって検討したその結論を尊重して、それに従って決定をしていく、こういうことです。ですから、そのものの考え方から進めていくと、いま勝澤委員が言われておるところの具体的な地域を指させということに対するその考え方は、これは少なくとも富里であろうということを前提にして私はこの間の質問を続けていったわけです。ですから、富里とい……

第48回国会 運輸委員会 第30号(1965/05/11、30期、日本社会党)

○肥田委員 具体的なことで簡単にお伺いしたいのですが、ここに港域変更案というのが一番うしろのページについておりますね。全国的なことじゃなしに、具体的にひとつ例をとってお伺いするのですが、これによると、たとえば大阪府の泉大津港というのは、これは合併に伴う削除ということで、大阪港のほうへ編入されるということになるわけですね。
【次の発言】 この変更の手続というのはどういう形でおやりになりますか。
【次の発言】 そうすると、変更については当該の自治体あたりとも相談してやられる、こういうことですか。
【次の発言】 それからここに変更の面で出ておる旧岸和田港が阪南港になるということですね。この阪南港にす……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1965/04/12、30期、日本社会党)

○肥田委員 目下審議中の公害防止事業団につきまして、その審議に入る前に若干聞いておきたいことがあるのであります。  それは、産業公害問題というのは、実は政府がこの問題を取り上げたのはきわめて最近であるけれども、一般には早くからこの産業公害対策というものが唱えられておった。にもかかわらず、これらに対する具体的な対策がないままに、やっとここで事業団をもってこの問題の一部を解決しよう、こういう程度のものですから、この内容が本質的にきわめて不十分だという印象を強く受けるのであります。今日の状態の中でわれわれが考えられることは、こうした政府の行政上のそごからきた問題、あるいは企業者としての措置に誤りがあ……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第10号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○肥田委員 質問の前にちょっとお伺いしたいのですが、この四月十七日の日付で出された厚生省の環境衛生局から出ておるところの「企業の公害対策所要額の試算」、これはいままでの審議の間にすでに出ておったのなら、私が欠席しておりましたので、申しわけないのですが、そうでなかったら、この資料の二ページの終わりのほうに、「四十年度の大気汚染、水質汚濁関係で五百八十二億円〜六百五十七億円必要と推定される。」と、こういうものと、いままでたびたび質問しておりますところの公害対策の年次計画というものとどういう関係にあるのか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 そういうことでしたら、本日はお約束によりまして、集……

第48回国会 法務委員会 第25号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○肥田委員 だいぶ時間もおそくなりましたので、私も質問したいことはたくさんあるのですが、できるだけつづめて質問したいと思います。  まずお伺いしたいのは、先般もこれはお伺いしたので大体わかっておるのですが、さらに確認をする意味で、この二百十一条の改正というのは、その目的は自動車交通事故の悪質犯に対する対策、こういうことで、自動車はもちろんのこと、汽車、電車、船、それから飛行機にも適用される性質のものだ、こういうふうに伺ったのですが、これはそのとおりですか。
【次の発言】 それは法律ができると、その法律が適用されるというのは広範に適用されるのが、これは当然のことだと思うのです。だから、この除外を……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 運輸委員会 第1号(1965/08/04、30期、日本社会党)

○肥田委員 私、この明興丸の沈没について若干質問いたしますが、この二日の日の新聞には、朝日新聞の記事でしたが、三時五十五分アリゾナ丸から保安庁――新聞にはそう書いてありますからそのとおり言いますが、うろ覚えの点が若干ありますから、その点はあとで間違っておれば訂正します。三時五十五分ごろにアリゾナ丸から保安庁に対して、衝突らしい強いショックを受けたという電報があった、こういうふうに新聞に書かれておる。これで見ると、三時三十八分に緊急通信があった、こういうことですから、若干の時間の違いですからいいのですが、そこで問題になりますのは、ここで事故の起きたのが二時九分ということになっておるのです。三時三……

第49回国会 運輸委員会 第2号(1965/08/06、30期、日本社会党)

○肥田委員 ひとつ伺いたいことがあるのです。やはり船の関係です。ちょっと、簡単ですから……。  昨日予算委員会で運輸大臣が答弁された事項の中に、小松委員からの質問に対して、LSTの乗り組み員が水泳中に死亡をした事件について、五日には立川に運ばれるから調査して報告する、こういうふうにおっしゃっておられます。それからけさ、私のほうへ入りました情報では、昨日横田基地に日本人の死体が運び込まれた、こういう問題が新たに出てまいりました。そこで簡単にお伺いしたいのは、昨日大臣が答弁をされた立川に運ばれるという日本人の死体と、それから昨夜横田基地に運ばれた日本人の死体というものは、これは別なものかどうか、こ……

第49回国会 運輸委員会 第3号(1965/08/10、30期、日本社会党)

○肥田委員 関連して。表現は違っても質的には大体同じことなんですが、私はきょうから始まるところの日米航空協定の改定交渉については、やはり基本的な態度というものは、この前、衆議院の本会議で決議をされたように、廃棄というもの、これが交渉の基本になっておる、こう思っているのです。きょうは大臣が出席されておりませんので、先ほどから新聞に大臣談話として出ておるような、何か代替案をもって、それで一括解決をしようというアメリカの考え方と同じような態度をとておられるということについては、これはどうしても納得ができないのです。しかしこれは先ほどから次官が答弁されておるように、大臣がいないので、大臣のかわりの答弁……

第49回国会 運輸委員会 第5号(1965/08/19、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は簡単に大臣にお伺いしたいことがあるのですが、それは、もう交渉の残されている日にちはあと明日一日、こういうことになっておりまして、新聞にもいろいろなことが書かれております。この書かれておる内容はそれぞれ関係者から得た情報だと思うのですが、先ほどどなたかの質問にもあったように、今日の段階においてさしてこの交渉の障害になるとは思われないのですが、なお、大臣のほうで交渉経過について話はできないとおっしゃるのか、少しぐらいは話してもいいということがあるのか、その点だけひとつ念のためお伺い申し上げたいと思います。
【次の発言】 それでは、新聞のほうで出されておるところの問題点について確認を……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 運輸委員会 第2号(1966/01/17、30期、日本社会党)

○肥田委員 私はこのたび運輸省で認可をしたところの私鉄大手十四社の運賃値上げについて、運輸省からこの内容について説明を求めたいと思います。
【次の発言】 いま値上げの概要について御説明がありましたので、以下順序を追って質問をしたいと思います。  まず今度の私鉄の運賃値上げに際してお聞きしたいことは、経済企画庁長官がまだ所用のためにお越しになっていないようですが、今度の私鉄の大手十四社の運賃値上げについて経済企画庁長官が三つの条件をつけて、そうしてこれが認可されたというふうにいわれておりますが、この点について、まず臨時物価対策閣僚協議会の性格、これは長官がお見えになってから聞きたいと思うのです、……

第51回国会 運輸委員会 第11号(1966/02/16、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は、今度の国鉄の運賃の値上げの問題点を質問する前に、いろいろと経過を聞いておりますと、国鉄の運賃の値上げを実施せざるを得ないというこのこと自体は、国の交通政策といいますか、こういうことに非常に深い関係を持っておるということが理解できるのです。したがって、まずここでお伺いしたいことは、運輸大臣に、国としての交通政策に対するビジョンというものについて、ひとつ詳細な御意見を聞かしてもらいたいと思うのであります。いま当面するところの問題は国鉄の運賃でありますけれども、しかし先般来起こっておりますところの航空の問題についても、これはすでにそれぞれの各航空会社の統一調整というような問題まで表……

第51回国会 運輸委員会 第12号(1966/02/17、30期、日本社会党)

○肥田委員 まず、きょう国鉄の運賃値上げ問題で四名の方々からこうして貴重な意見を聞かせていただいておることに、私もお礼を申し上げます。  参考人の方々には、それぞれひいき筋がありまして、私のほうは社会党のほうでございまするから、自民党のほうでお迎え申し上げた小汀先生と坂本さんに若干お伺いしたいことがあります。  先ほど關谷委員から問題が提起されました国営にすることの是非について、これは御承知のようにイギリスの労働党内閣が戦後にできましたとき、全部鉄道とバス、トラックに至るまで国営にいたしましたが、その後また保守党内閣にかわったときに、これが全部漸次解体をされた、こういう経過があります。ですから……

第51回国会 運輸委員会 第13号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○肥田委員 前会に引き続いて質問を継続したいと思います。  ところで、経済企画庁長官はどういう都合でしょうか。
【次の発言】 それでは、経済企画庁長官が見えてから、経済企画庁長官にお答えをいただく面は質問することにいたしまして、実は、去年の十一月の十六日に、藤山経済企画庁長官は、閣議のあとで、記者会見をやっておるのです。そうして、公共料金問題に触れて、十八日の会議で検討することになっているけれども、私としては、国鉄の値上げは四十一年の四月、郵便料金は十月がよいと思う、こういうふうに経済企画庁長官は言っておるのです。それから、十八日に、中村、福田、藤山、それから党側のほうから田中角榮さん、赤城さ……

第51回国会 運輸委員会 第14号(1966/02/19、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は、日本社会党を代表して、簡単に反対の趣旨を明らかにいたしたいと思います。今度の国鉄運賃の値上げは、まことに不当な高率なものである、こういうことをわれわれは前提にして反対をしたいと思います。  国鉄運賃は、三十六年に一五%の値上げを行なって、その後大体において黒字の経営が続けられてきたというふうにわれわれは承知をしておったのであります。しかるに、今回突如として旅客の運賃が三一%、貨物の運賃は実質収入一二%という値上げを出してまいりました。これは断じて賛成するわけにはまいりません。  そもそも日本国有鉄道は、国民生活の安定と産業発展に資するというために存在をしておるのでありますが、……

第51回国会 運輸委員会 第15号(1966/03/07、30期、日本社会党)

○肥田委員 時間もだいぶたちましたから、問題の要点をしぼって質問いたしますから、答弁もひとつ簡単にお答えを願いたいと思います。ただし正確に要領を得た答弁をしていただきたいと思います。  報告書によりますと、BOACのボーイング707型の飛行機は羽田を十三時五十八分に有視界飛行で離陸をし、そして十七分後には太郎坊付近で墜落しておる、こういうふうになっているのですが、これは結局目撃者の話を総合してみても、金時山、御殿場というふうな方向を飛んでいますから、約八十キロないし九十キロの距離ということになると、この飛行機は羽田を離陸して、例のブルー14を突き抜けて飛んだということになるのですが、これはこう……

第51回国会 運輸委員会 第25号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○肥田委員 実は私の質問表を見ましたが、私はいろいろもっと来てもらわなければならぬ人がありますから、きょうは質問をやめておきます。  一つ委員長にお願いしておきたいのですが、先ほど久保委員から私に伝言がありまして、久保委員が昨日要求した資料を、何か勘違いをされておるようで、ここでことばで言えばいいように思っておられるようですが、それはそうではなしに、文書で出してもらいたい、こういうことづけがありましたから、委員長、ひとつ確認をお願いします。

第51回国会 運輸委員会 第26号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○肥田委員 ただいままでのきょうの論議は、あとにまだ久保委員から資料を要求しておりますので、それに継続して出てくると思いますし、あと時間もあまりないようですから、私はきょうはこの法の運営についてお伺いをしておきたいと思います。  そこで、運営の質問をする前に、ちょうど銀行局長と自動車局長と二人おそろいですからお伺いしておきたいのは、本来この自動車保険というものが、現在施行されておることは間違いないのですが、どうして運輸省で扱わなければならないのか、このことについてひとつお二人からお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 保険事業を大蔵大臣が管理するということはそのとおりだと思います。運輸……

第51回国会 運輸委員会 第44号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は簡単に質問いたしたいのですが、実は先ほどから参議院における審議状況というものを見ておりました。そこで、これは確かに私自身も少し角度がはずれているように思うのですが、答弁そのものもその角度のはずれたものにまともに答弁しておられるように思うのでお伺いしたいと思うのです。  結局それはこういうことです。たとえば、質問の内容を私が概要を縮めてみると、ターミナルがやたらにできる、それから国有地がターミナルとして払い下げられる、こういうことによって――これは少しまた角度が違いますが、選挙運動の際に街頭演説の場所が奪われるのではないかという質問がある。肝心なことはこれからなんです。それに対し……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第3号(1966/02/23、30期、日本社会党)

○肥田委員 だいぶ時間も過ぎておりますから、簡単に二、三の質問をいたしたいと思います。  まず運輸省が急いでおられるようですが、これは結論は、例の排気ガスの被害を――被害というなりも排気弁の改良というようなものに対して、規制するような段階に至っておるかどうかということ。それから技術上の問題、これを二つ聞きたいのです。いま私は資料をここに持っておりませんが、もう五、六年にもなりますか、探しても見つからなかったのですが、こういう資料を私の手元まで送ってきた人がありました。それは自動車の排気弁の中にたまっておるコールタールようのものを耳かきに一ぱい、ネズミになめさしたところが、それでネズミはころりと……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第4号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○肥田委員 私がまずお伺いしたいのは、この資料の中身について具体的にお伺いする前に、大体亜硫酸ガスの被害が起こった発端は、一応重油を使用する火力発電所だ、こういうことに理解をされておると思うのです。そこで現在重油使用の火力発電所の発電量、キロワットアワーでいいですが、これはどれくらいあるのか。それから施設計画は大体何千万キロぐらいの計画になっておるのか。それはわかりませんか。
【次の発言】 私は別に資料がないからといって文句を言うわけじゃないのですが、大体重油を中心に亜硫酸ガスの議論をする場合には、今日重油を使用する火力発電所というものが、根源になっておると私は思うのです。そういうことで、常識……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第11号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○肥田委員 いま丹羽先生のほうからの要望に対してお答えがありましたから、私はそのほうは省略して、私も同じことを実は考えておりまして、先般も、重油から脱硫することについては、これは通産省の中川さんも、そういうことをやるとなると、角をためて牛を殺すような結果になるだろう、腹の中じゃそうじゃないでしょうが、口ではそういうように言っておられた。このことは裏を返せば、いま問題になっておる公害ということで角をためなければ牛が死んでしまうというような事態になるので、当然各関連企業者で一致してぜひいい資料を出してもらいたいと思います。  私は、今度は別の方向でひとつお伺いしたいのは、大体通産省から出してきたと……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第13号(1966/04/21、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は、大臣の時間の制約もあるようですから、実はそれに協力をして、質問はこの決議が済んだあとにしたい、こう思ったのです。しかし、その内容はこの決議に関係がありますから、簡単に私の考え方だけを申し上げて、大臣にその点についての考え方を承っておきたいと思います。  それは、簡単に申し上げますと、いま公害の中で亜硫酸ガスに関係する問題で一番大きな関係を持っておるのは重油を使用する火力発電所だと私は思っております。先般も参考人の意見を聞いておりましたら、これに対する認識がいささかわれわれと違うようであります。したがって、この亜硫酸ガスの排出防止に関する問題の中で、火力発電所の発電容量の一カ所……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第14号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は先般、発電計画と、それから東京周辺、その他伊勢湾の周辺、さらに大阪湾周辺、こういうふうに資料の提出を要求しておきました。ここに資料をもらっておりますが、何か説明をつけ加えられる点があれば、まず簡単に必要な個所だけ説明をしてもらいたいと思います。
【次の発言】 ちょっとこの資料の内容でお伺いしますが、「火力発電所出力一覧」というやつですね。これは下のほうに書いてあるように、電源開発調整審議会の議を経たもののみをここに記されておりますね。そうすると、審議中のものというのがあるはずですね、申請中のものがありますね。それの概要を、ことばの上でけっこうですからちょっと知らしてもらいたいの……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第16号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○肥田委員 私は、先般からきょうで四回にわたって発電所の亜硫酸ガスの排出問題についていろいろと質問を続けてまいりました。先般要求しました資料に対する答えをいただきましたが、この中でまず藤波さんのほうにお伺いしたいのですが、いわゆる集合煙突と単独煙突の場合の拡散の効率の差異というものは、一応資料によってわかりました。そういう状態が大体わかっておる。ところが、亜硫酸ガス問題が四日市あたりで問題になって、その後に建設にかかったところの堺の発電所の例を一つとってみますると、ここは単独煙突で百五十メートル、こういうことになっておるのであります。したがって、こういう施設を認可する際に、この時期的な関係は一……

第51回国会 産業公害対策特別委員会 第17号(1966/06/08、30期、日本社会党)

○肥田委員 私も騒音の問題で若干質問を続けたいと思ったのですが、特にいま丹羽先生の質問に対する警察庁の答えを聞いておりまして、これはどうもふに落ちないので、これは資料が出てからということにせざるを得ないと思うのですが、ただ一つ、私はここで言っておきたいのは、雨森さんの答弁を聞いておると、要するに騒音という問題は、すべて苦情処理事項だというふうな印象を受けてしかたがないのです。そこで丹羽さんのおっしゃるように、そうじゃない、本来これの取り締まり規則があるじゃないか、その取り締まり規則があるのに、規則をたな上げしておいて、苦情が出たときに初めてそれを取り上げるというやり方はけしからぬじゃないか、こ……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 運輸委員会 第2号(1966/07/29、30期、日本社会党)

○肥田委員 関連して簡単にお伺いしますが、横浜でもそういう事実があるということの報告がきている。職業安定所の公認の判こをついてもらって、その判こかどうかわかりませんけれども、職安の公認の判こをついてもらった連絡員という腕章をつけて、そうしてその腕章をつけた男がアンコ集めをやっておる、こういうのです。こういう事実はあなたのほうでは御存じないですか。
【次の発言】 そうすると、そのこと自体は違法ではないという解釈に立っておるわけですね。違法ではないという解釈に立っておられるから例外を認めたということになるのでしょうが、そうすると一つの手段として、職安公認というような腕章を使用することを公然と認めて……

第52回国会 運輸委員会 第4号(1966/10/11、30期、日本社会党)

○肥田委員 関連して。いま運輸大臣は、そんなたいした根拠があって話をしたんではない、ただ勉強足らずでというふうに話がありましたが、あなたの言われたことはこういうふうに新聞に書かれているのですよ。朝七時から七時半までの国電通勤客をただにする、これができなければいつでもやめます、こう言っているんです。それはどういう関係なんですか。  それからもう一つ。これは国鉄とそれから鉄監局長にお伺いしますが、大臣がああいう時間的なものを限ってただで乗客を乗せるということ、いわゆる無賃輸送の法的根拠というもの、それをひとつ説明してもらいたいと思います。


肥田次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第1号(1964/03/12、30期、日本社会党)

○肥田小委員 きょうは第一回の小委員会でありますが、これからの小委員会の進め方として、どういうふうにやっていかれるのか、この点はどなたに御回答を願うことになるのでしょうか。
【次の発言】 航空小委員会が特設されまして、当面急がなきゃならぬ問題というものは、やはり事故対策と、それからそれと同時にいま審議会のほうから答申されておる第二空港、こういう問題であろうと思います。私もよくわからぬもんですからいまお伺いしたら、ここに私の手元に産業計画会議というところから「新東京国際空港の建設に関する勧告」という資料が二部来ております。そういう問題がありますから、この第二空港の問題と、それからもう一つは、最近……

第46回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第3号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○肥田小委員 私も関連してちょっとお伺いしたいのですが、その前に菅野社長さんにお伺いします。  日本航空は俗称日航と言っておりますし、それから全日空もそういうふうに言っておりますし、あなたのほうでは何か呼びやすい略称のようなものをお考えになっておりますか。
【次の発言】 先ほどお伺いしておった話の中に、参考人のおっしゃることと監理部長の言われたことで、ちょっと受け取り方が違ったのです。それは、いわゆるローカル線のほうが伸びの率がいい、こういうことで、これだけ聞いておると、何も必ずしも幹線参入をしなくてもローカル線の伸びがよければ将来に見通しがあるんじゃないか、こういう印象もあるんですところが、……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○肥田分科員 私は問題点だけ簡単に質問したいと思うのですが、まず三十九年度の運輸省の予算は要求の額と決定額とで相当な開きがあって、こういうことでは交通運輸の重要任務を果たせないのではないかという心配がありますので、そういう点で質問をまずいたしたいと思うのであります。 一例をとってみますると、国鉄の要求予算では三千八百五十六億というのが要求でありましたが、決定は約二千八百五十億円、こういうことになっております。国鉄輸送の大問題であるところの保安設備というようなものは一体どういうふうに処理をしていかれるのだろうか。事故は頻発しておりまして、こういう問題をなおざりにはできないと思うのでありますが、要……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○肥田分科員 私は、またとない機会でございますので、建設行政上の重要だと思われる問題について、具体的に二点ばかり実は大臣の御見解を聞いて、ぜひこれは御協力を賜わりたいと思うのであります。  一つは、堺市と和泉市に接しておる――堺市の東南部から和泉市の北部に接しておるところに、今度大阪府が計画しておる住宅都市の構想があります。この構想で、もうすでに現地では、この府の計画発表を見て、相当いろんな意見がわいて出ておるのであります。そこで要約いたしますと、ここで問題になりますのは、千里山の例を一つとってみますと、大体千里山では三分の二くらいが言うところの分譲地にされて、三分の一くらいが、いわゆる勤労大……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 運輸委員会航空に関する小委員会 第1号(1965/03/25、30期、日本社会党)

○肥田小委員 関連して。――資料でもいいですが、先般壱岐のまだ工事中の飛行場でコンベアが事故を起こしたことがありました。これはまた本委員会で必要なことはお伺いしたほうがいいと思いますが、あれはちょっと新聞を見ますと、壱岐の空港の建設中だったというようなことが書いてありました。実は私の近所にも――近所といっても距離は相当ありますが、和歌山の白浜にヘリコプターか何かの基地もできるということで、ことしの予算にもちょっと載っているということで、賛否の意見がちょいちょいやってくるんです。それで民間ではなく、地方自治体あたりでつくる地方空港というものについての実情がよくわかりませんので、そういうもので工事……

第48回国会 運輸委員会中小私鉄振興対策に関する小委員会 第1号(1965/03/03、30期、日本社会党)

○肥田小委員 私も同僚の山口委員と同じように地方交通企業が初めてこうして運輸委員会で取り上げられたということにつきましては、關谷小委員長に敬意を表している次第であります。  そこで私は、きょうはもう時間もだいぶたっておりますから、質問ということではなしに、若干の資料をお願いしたいのですが、まず一つは、大都市においては、最近ようやく電車による輸送――これは地上、地下を問わず、こういうものに対して自信を持ち直してきたようであります。いわゆる大量を早く安全に輸送する、これに対して自信を取り直してきておりまして、ようやくその施設も本格化してくる。巨大な資本を投下しながら、そういう方面に対して強力な動き……

第48回国会 運輸委員会中小私鉄振興対策に関する小委員会 第2号(1965/03/10、30期、日本社会党)

○肥田小委員 勝澤委員のほうから私の尋ねたいと思っていることもだいぶ聞いていただきましたので、私はその先にわたって若干お伺いしておきたいと思うのです。  先ほど資料で見た加悦鉄の場合には、資料を見ただけでも、まことにどうもよく企業の経営がやっていけるものだと思うのですが、現在あなたのほうは、貨物は主として硫化鉄鉱を運んでいるのですか。  それからもう一つ、御承知のように石炭関係の鉄道、こういうものについては、現在まである程度助成金というものが出ておったのですが、あなたのほうはそれはいま打ち切りになっていますか。戦前はどれくらいもらっておりますか。

第48回国会 運輸委員会中小私鉄振興対策に関する小委員会 第3号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○肥田小委員 古谷さんにお伺いしますが、中小私鉄という概念については、これは概念であって、中小私鉄、中小バス、こういうふうに、名称はともかくとして、理解をするということについては、あなたもその条件は同じだというふうにお考えになっている、こう理解をしてよろしいですか。
【次の発言】 私鉄に対して日乗協というのがありますね、この日乗協というものの中で、いわゆるバス、これはもちろん大手も入っているところもあると思うのですが、バス、それから中小バス、それからいわゆる中小私鉄もこれに参加しているでしょうかな。
【次の発言】 それではまあ日乗協というものがあるけれども、実態は古谷さんのおっしゃるように、私……

第48回国会 運輸委員会中小私鉄振興対策に関する小委員会 第4号(1965/04/01、30期、日本社会党)

○肥田小委員 私も若干の質問をいたしたいと思います。  まず、先ほど久保委員のほうからも質問のありました点でありますが、鉄監局のほうで出されましたこの対策について先ほどからおっしゃられておったように、大体経営者側あるいは私鉄総連という労働者側、こういう方面から提起されたいろいろな問題について一とおりの答えはここに出ておるように思いますけれども、どうもまだいささかもの足らない面がありますので、この点については、まず第一番に、あなたのほうで理解をしておられる中小私鉄の赤字というものに対する責任といいますか、これをどういうふうに考えておられるかということを、議論ではなしにずばりひとつお聞きしたいので……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1965/02/23、30期、日本社会党)

○肥田分科員 時間が非常に窮屈なようでありますので、問題を限って質問いたしたいと思いますが、建設省、それから政府も同じような意見で、昭和四十五年度までに一世帯一住宅、こういう考え方が常に明らかにされています。したがって、一世帯一住宅と申しますると、これは相当な予算が必要であると同時に、この長期計画というものの中でこれを具体的に進めていかなければ、なかなかこれは実現不可能だ、こういうふうに思うわけですが、実際に一世帯一住宅というこの住宅対策の中で、建設省で考えておられる予算の具体的な組み方について説明を聞きたいと思います。
【次の発言】 まあ今日まで政府が建てた、あるいは民間で建てられた戸数とい……

第48回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○肥田分科員 まず要点的にお伺いをいたしたいのは、これはここ数年来絶えず一応当初の予算の中では要求されながら、そのたびごとにオミットになっておるところの都市鉄道高架化公団、こういう名称になっておりますが、実際には地方鉄道の大都市の都心へ乗り入れるものに対する高架化あるいは地下化、こういうものに対して事業団的なものに資金を与えて、そしてこれをすみやかに高架化、地下化の実現をはかっていく、こういう精神のものであったと思うのであります。したがって、これは運輸省の省議であるから必ず実現をする、こういうことをたびたび聞いてまいったのですが、本年も結局これは流産、こういうことになってしまいました。これは少……

第48回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○肥田分科員 私は、主として昨日建設大臣にお伺いした点で、どうも納得できないというのですか、こういう点がありましたので、主管省であるところの大蔵省にお伺いしたいと思う点があります。  それは、まず一世帯一住宅というこのスローガンは、政府のほうでも早くから明らかにされて、国民に大きな夢と期待を与えていることはそのとおりでありますが、きのう伺いましたところでは、住宅計画について、昭和四十五年度までに七百八十万戸建てる。そのうちで政府関係では大体三百二、三十万戸、民間で四百五十五戸、合計七百八十万、こういうふうな計画があるということでありました。ところが、実際にそういう七百八十万戸というもので住宅計……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○肥田分科員 私はまず、一つの質問は、運輸省の方針として、都心における交通緩和の対策として、大体対象は地方鉄道、いわゆる私鉄を中心にこれを高架化する、こういうことでもうすでに、おそらく四年くらいだと思いますが、綾部大臣、それから松浦大臣、そしてこのたびというふうに、これが予算の獲得の要求をされました。ところがそのたびにこれが流れてしまっているのです。少なくとも運輸省が四年も引き続いて都市鉄道の高架公団、これは運輸省の名称ですが、都心に乗り入れているところの鉄道の高架化を目ざす、あるいは必要に応じては地下化を目ざす、これら事業団的性格のものに対する予算を要求せられたにもかかわらず、どうしてこれが……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○肥田分科員 私は、地方自治体の赤字問題を中心にして質問をしたいと思います。特にこの赤字問題の中で、最近大きな問題化してきておるところの地方公営企業の中の交通企業に占めるところの問題と申しますか、こういう問題について質問をいたしたいと思うのであります。  私は、まず冒頭に申し上げたいことは、最近の交通機関の推移と申しましょうか、かつては公営企業として地方財源に寄与をしたような性格を持っておったところの路面電車あるいはバス、こういうものが、近時交通難が原因になって、そしてこれらが赤字になってきた。そしてそれが結局は地方自治体の赤字だ。数年前には、この赤字の原因は、さも労働者の賃金が高過ぎるからこ……



肥田次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

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