肥田次郎 衆議院議員
29期国会発言一覧

肥田次郎[衆]在籍期 : |29期|-30期
肥田次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは肥田次郎衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院29期)

肥田次郎[衆]本会議発言(全期間)
|29期|-30期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 衆議院本会議 第20号(1961/03/25、29期、日本社会党)

○肥田次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっている国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案に対し、絶対反対の理由を明らかにして討論を行なうものであります。(拍手)  このたびの国鉄運賃の値上げの理由は、政府の所得倍増計画に国鉄の輸送力を適合させ、現在でも不足しておる国鉄の輸送力を増強するために、昭和三十六年を初年度とした新五カ年計画に要する総額九千七百五十億円の金を、運賃値上げという手っとり早い手段によった、こういうふうに述べておるのであります。国鉄当局も資料を作っていろいろとPRをしておりますので、われわれも、従来よりもはるかに認識を深めることができました。ただし、私たち……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第41号(1962/04/26、29期、日本社会党)

○肥田次郎君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました近畿圏整備に関する決議案について、賛成の討論を行ないたいと存じます。(拍手)  滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県あるいは和歌山県は、由来五畿内と称されて、いにしえよりわが国文化、経済の中心的役割を果たしつつ今日に及んでいるのは周知のことであります。自来幾多の時代推移の中にあってもいささかも退歩することなく、今や近畿六府県は、面積において約二万七千三百平方キロメートル、人口に至っては一千四百万人をこえて、わが国経済発展上ますます重要な立場に立たされておる反面、ようやく過大都市の様相を帯びるに至ったのであります。そういう……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第18号(1963/03/29、29期、日本社会党)

○肥田次郎君 私は、日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました、海運業の再建整備に関する臨時措置法案並びに外航船舶建造融資利子補給及び損失補償法及び日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案に対して、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  去る二月十九日本案の趣旨説明がなされた際、わが党の久保三郎君が、本案で海運業の再建ができると思うかと質問をいたしました。これに対して総理の答弁は、金利高で採算がとれない、経営規模の不合理、こうした点を改めることによってよくなるんだ、こういう答えでありました。われわれは総理の答弁を信用して本案を審議して参……

第43回国会 衆議院本会議 第37号(1963/06/22、29期、日本社会党)

○肥田次郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっている衆議院副議長原健三郎君不信任の件に賛成の討論を行なわんとするものであります。  さきに衆議院議長清瀬一郎君に対する不信任動議が提案され、いままた引き続いて副議長原健三郎君の不信任案が提案されたことは、わが国の国会の醜態をさらしたもので、国際的信用を失墜することはなはだしく、国政に携わる日本社会党といたしまして、まことに痛恨の一語に尽きるのであります。(拍手)  そもそも今を去る三年前、かり安保国会の際、当時の議長清瀬一郎さんは、亡国安保を通過成立させるべくずいぶん無理を重ねられ、その無理がたたってか、三年くらいは絶対安静が必要で……

第43回国会 衆議院本会議 第43号(1963/06/29、29期、日本社会党)

○肥田次郎君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっている日本鉄道建設公団法案に反対し、久保三郎君提出の修正案に賛成の討論を行なわんとするものであります。  そもそも、わが国の鉄道新線建設は、いまを隔たること遠い大正十一年四月十一日、「朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル鉄道敷設法ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム」ここから発足して延々四十年の歳月を経て今日に至ったのであります。自来、年々歳々予定鉄道路線はその数を積上げ、ついに別表(1)において二百三十一線、別表(2)において七十一線、合わせて三百二線の多きに達しているのであります。この予定鉄道路線は、調査線、着工線の順序で工事完了の上開業に至りますが、……

肥田次郎[衆]本会議発言(全期間)
|29期|-30期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院29期)

肥田次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|29期|-30期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会 第2号(1961/02/07、29期、日本社会党)

○肥田委員 質問いたします。  政府の方では鉄道と道路との交差に関する法律案というのを用意しているというように前回の委員会で御説明がありました。これはともかくとして、この法律ができてもすぐ実施ということには時日を要するし、また、これがそのまま通らない場合もある。しかしそれとは関係なしに、最近踏み切り事故というものが非常にたくさんふえて参りました。御承知のように本年に入ってだけでも国鉄の戸塚の事故、あるいは小田急のように、ダンプカーに突き当たられて、川の中に飛び込んでいくといったような事故、こういうものがあるのです。当面ダンプカーの事故に対して、これの防止について何か特別な考え方を持っておられる……

第38回国会 運輸委員会 第7号(1961/02/24、29期、日本社会党)

○肥田委員 冒頭にちょっとお断わりしておきたいと存じますが、今度の豪雪調査に派遣をされまして、各地域を視察いたしましたが、運輸関係の特に著しい被害に対する調査という件につきましては、国鉄の被害という別な資料がありますので、それは後刻見ていただきますし、内容の報告もそれに書いてあると思います。従って全般的に見て参りました地域は陸上運輸を兼ねたような概念的な報告になりますので、あらかじめ一つ御了承をいただきたいと思います。  私は今般六委員会で行なわれました雪害調査について、運輸委員会を代表して参加いたしました。本調査班には、私のほかに地方行政委員会からは二宮武夫君、大蔵委員会からは広瀬秀吉君、文……

第38回国会 運輸委員会 第12号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○肥田委員 私は、御質問を申し上げる前に、質問の中の特定の個所だけ、先ほど委員長がおっしゃられたように朝から建設省の委員が見、にておられるので、その点についての質問をいたします。従ってこれは、運輸省あるいは国鉄で考えておるところの日本の交通輸送に対する基本的な政策の一環として聞きたいのであります。ですから、ただ抽象的に、交通政策として、あれもこうしたい、これもああしたいというふうなことではなしに、具体的に日本の交通政策というものを再検討する時期がきているのではないか。それでないと、国鉄がいうところの輸送の隘路ができたとか、あるいは五カ年後のいわゆる経済成長に沿ったところの輸送対策が持てないとか……

第38回国会 運輸委員会 第13号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○肥田委員 昨日に続いて質問を行ないたいと思います。  私は政府の交通輸送に対する基本的政策、この問題についてはただいま次官がお見えになっておりますが、大臣はまだお見えになっておらないようでございますので、これは一つ順序をひっくり返しましてあとで御質問を申し上げたいと思います。  そこで具体的な問題について質問をいたします。その前に昨日いろいろと質問をされた中で、言葉の行き違いだとかいうようなことでいろいろとあったようでございます。私らがよく聞く話の中に、新しい法を作ると、その法に対する違反者は多くの場合その第一号は法を作った人がその違反者であった、こういう例がたくさんあります。きのうの話も実……

第38回国会 運輸委員会 第28号(1961/05/12、29期、日本社会党)

○肥田委員 委員長、質問の対象は、実は国鉄の方に大部分質問したいのです。というのは新線建設と、それから既設路線の維持状態について、これを中心として質問したいのです。その関係者はどういうことになっておりましょうか。
【次の発言】 それでは運輸省の方にお伺いしたいのですが、これは格別新線建設に関係があるわけじゃありません。ただこの前、私が鉄監局長に質問をした条項について一つ聞きたいことがあります。  それは国鉄の運賃値上げの際に、国鉄の旅客運賃と貨物運賃が上がりましたが、貨物運賃が上がった場合には、それはいかなる手続をとって民間の、いわゆる私鉄の貨物運賃との関係を処理していくのかということをお伺い……

第38回国会 運輸委員会 第29号(1961/05/16、29期、日本社会党)

○肥田委員 それでは若干の質問をいたします。まずその前に、ここに「倉庫統計月報」というのが出ております。これは発行者が運輸省港湾局の倉庫課となっておりますけれども、これはどういうふうに発行しておられるのですか。
【次の発言】 今手元にいただいたのは、これは一九六〇年の第十号ということは、去年の十月号ということですか。実はこれ、初めて見るのですが、毎月発行ですか。
【次の発言】 そうすると、これは毎月見してもらうというわけにいきませんか。
【次の発言】 一つそううふうにお願いいたしたいと思います。議案を審議するときだけこういう資料を見るのでは、やはり勉強不足になりますから、発行しておるものなら、……

第38回国会 運輸委員会 第31号(1961/05/23、29期、日本社会党)

○肥田委員 きょう私が質問をしたいのは、実は先般国鉄の施設の内容について不安があるのではないかという質問をいたしました。たまたまその答弁に主として当たってもらったのは中村常務とそれから運転局長でありました。その次の委員会におきまして国鉄当局の方から、列車の動揺あるいは振動、こういうものに対する資料が出されておったのであります。ところがこの資料は、実は私が質問したことについてどういうふうに理解されたかというこの資料を見て実は私は疑問を持ったのです。というのは、私が質問した要点に合致する面もありますけれども、しかし大部分はただ現在の施設が安全だという、そういう回答のみをわれわれに出されておるように……

第38回国会 運輸委員会 第32号(1961/05/26、29期、日本社会党)

○肥田委員 関連して。私は今の久保委員の質問の中でもう一、二点聞いておきたいことがあります。それは、今言われたように、契約の審査を委員会を作ってやっておる、こういうお答えでありました。ところがこの契約の審査という委員会を作っておったとして、現実に人が足りないでやっておった場合には、その機関にいくまでに実際には現場ではどんどん進んでおるという状態が現われてくるのではないかと思う。ここにも新聞に書いてありますよ。「当局によると、」――これはだれか話したに違いない。「当局によると、牧原は課長欠員中、補佐として事実上課長の立場にあり、指名業者の資格選定、工事契約などいっさいの権限をもち三十余にのぼる出……

第38回国会 運輸委員会 第33号(1961/05/30、29期、日本社会党)

○肥田委員 鉄道敷設法の別表改正ということで、九路線にわたる答申が出ております。そこでこれに対して、この鉄道敷設法と、それからさらにこの予定された路線が実際に建設に移される、こういう関係について質問をいたしたいのであります。  この鉄道敷設法というのは、御承知のように、大正十一年に制定されて、そうして自来四十年を越す状況になっております。この法律を見てみますると、大正十一年から昭和十二年までの間は省略されておりまして、そして、そのあと、昭和十七年、二十四年、二十六年、二十八年、三十年、ここまでの間に、いわゆる別表の中で予定路線とされておるものは百五十路線あります。この百五十路線あるものに、さら……

第38回国会 運輸委員会 第34号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○肥田委員 昨日から今審議されております敷設法の一部改正についていろいろと質問をいたしまして、当局の説明を聞きました。しかし説明を聞いてみても、依然として私は、ただいま審議しておる一部改正というものは非常な弊害をもたらすものだという考え方を変えるわけにはいかないのであります。すなわち今度これが改正されますと、九路線が別表に追加されることになります。従ってこれによって予定路線の合計は百五十九路線ということになるのであります。この多数の予定路線というものは、明らかに大正十一年の立法化以来今日までに累積されたものでありまするから、これがいわゆる調査線あるいは着工線のそれぞれの段階を経て実際に実現をす……


■ページ上部へ

第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会 第4号(1961/10/10、29期、日本社会党)

○肥田委員 今の關谷委員の方から質問があったことと少し似たような性質のものなんですが、先日の水害の調査で大阪に参りましたところが、そのときにこういう話を聞いたのです。今、日本が気象庁で設置しておるところのレーダーは非常に古い、これをもっと整備したいということも考えておるけれども、これはいろいろな関係もある。特に潮岬にあるレーダーを完全なものにすれば相当正確な情報がつかめるのではないかという話がありました。ところがこの潮岬のレーダーというものはもうライフがきておる、非常に古いものだ、これを新しいものにかえよう、近代的なもっと形式の新しいものにかえようとすると、アメリカの方から苦情が出て、これは取……

第39回国会 運輸委員会 第5号(1961/10/11、29期、日本社会党)

○肥田委員 まず、その前に国鉄当局にちょっとお伺いしておきたいことがあります。それは、実はもうことしになって数回台風がありましたが、まだ台風がこれで終わったというわけではありませんので、関連する問題として聞いておきたいと思います。  実は先般第二室戸台風の際の問題ですが、こういう話を聞きました。大阪駅の構内に十四日の晩ぐらいから避難者が押しかけてきて、そして駅としてはこの整理に実に困ったという話であります。それで、従来どうしておるのかということを聞きましたら、大体区役所だとか災害対策本部、こういうところと打ち合わせはやられておるようですけれども、なかなか適切な打ち合わせというものは困難なようで……

第39回国会 災害対策特別委員会 第7号(1961/10/16、29期、日本社会党)

○肥田委員 重複しないように注意をして簡単に質問をいたしたいと思います。  まず最初に、私は岡本委員の質問を聞いておった全く同感な点が二、三点ありましたので、この点については、質問ではなしに、特にそういう問題について私も同感の意味で一言触れておきたいと思います。  それといいますのは、いわゆる空中を含めて、地上の資源あるいは地下の資源というものは、従来の習慣と制度、そういう姿のままで今日まできておることは、これは間違いないと思います。従いまして、これによって起こるところの災害というものが今日いろいろな姿で現われてきておる。これは岡本委員の例をとるまでもないと思いますが、たくさん現われてきており……

第39回国会 災害対策特別委員会 第10号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○肥田委員 私も、重複しないように、大阪の工業用水の問題について御質問したいと思います。  まずお聞きしておきたいことは、簡単に言いますと、大阪の今度の高潮の被害というものは、実は地盤沈下が主要な原因である、こういうことを特に大阪の地域では強調しています。それから、被害の点についても、被害が少なかったということは、これはもう最大限の努力をした結果が被害をこれだけの範囲に防ぎとめたのだ、こういうことも強く訴えております。ですから、被害が少なかったということが、将来の復旧対策についてもし響くようなら、これは非常な間違いだから、その点は特に強調してくれ、こういう意向が強いのであります。そこで、実は先……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 運輸委員会 第9号(1962/02/16、29期、日本社会党)

○肥田委員 先ほど特定船舶整備公団法の一部を改正する法律案が、全員の一致で決定をされました。ただ、この論議の中でいろいろと質問が出ておりましたように、荷役機械という関係について、私は提案をしたいと思うのであります。  これは質疑の中でも明らかになっておりましたように、そしてさらに運輸省の当初の計画の中にも、岩壁が幾らできても、はしけというものはいよいよ必要になってくる。こういうふうにはしけの必要性を認め、そしてさらに荷役機械というものの必要性が認められております。運輸省の重要政策要綱の中にも、この荷役機械というものが重要な部門として認められておりまして、これに対しても、予算の中では、当初の五カ……

第40回国会 運輸委員会 第10号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○肥田委員 それじゃ質問いたします。  実はその前に大臣にお伺いをしますが、あれは日にちは昨日でしたか、大臣が上林山議員の質問に対して、タクシー料金の値上げは、あれは確認をいたしますが、当面必要はないというふうに発言されたのですか。
【次の発言】 大臣、今すぐ必要がない、あるいは当分必要がないという、その内容はともかくとしまして、タクシーの料金にかかわらず、現在トラックだとか何とか、それからバスだとか、こういういろいろな輸送関係の料金値上げというものの申請が相当出ておりますけれども、これは全体としてどういうふうにお考えなんでしょうか。

第40回国会 運輸委員会 第11号(1962/02/28、29期、日本社会党)

○肥田委員 私は、きょうは主として国鉄の経営について質問をいたしたいと思います。  ちょっとその前に、雑件として一つお伺いしたいことがあります。その一つは、これは結論を言いますと、公安官というものの扱い方について当局はどういうふうに考えておられるかということになります。新聞投書ですが、こういう投書がきています。国電の中で三人のハイ・ティーンが女性の背中に手を回したり、ひざの上に腰をおろしたりしておった、これを駅へ連絡したけれども、駅では処置をとってくれなかった、そこで、東京駅の公安室に行ってこの実情を訴えたところ、公安室の方では、現場を見なくてはどうにも仕方がない、相手は走っている車だから、こ……

第40回国会 運輸委員会 第13号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○肥田委員 きょうお伺いをいたしたいのは、例の東洋電機の関係で、これがあたかも国鉄の汚職に関係があるかのような新聞記事が、続いて二回出ております。これについて、当局の方ではどういうふうにお考えになっておるか、質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 実はわれわれも同感なんです。最近、何か汚職がどうこうというような新聞記事が出ると、やはり国鉄が一応関係しておる。まことにどうも、われわれとしても、共同の責任を感ずることをどうすることもできなくなります。そこで、俗にいいますように、火のないところに煙は立たないということわざがあります。この記事の根拠になっておるのは、これは警察の取り調べですから、将……

第40回国会 運輸委員会 第16号(1962/03/20、29期、日本社会党)

○肥田委員 先般の委員会で久保委員からいろいろと質問がありまして、大体わかりましたが、なお二、三質問をいたしたいと思います。  その質問の要点と申しまするのは、実はこの文章の中にありまするように、国有鉄道の運送事業と密接に関係する運輸に関する事業であって、政令で定める範囲内のものに投資できるものにする、こういう一条があります。問題はやはりこの辺にあるんじゃないかという気がいたします。というのは、民間でこの国有鉄道法の一部改正法律案に対するいろんな不安を生じてきておる。問題は、民間の企業を圧迫するのではないか、こういうことがいわれておりますので、この点についての内容を少しただしたいと思います。結……

第40回国会 運輸委員会 第18号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○肥田委員 ちょっと関連して。重大な問題なので、関連して私は少し質問の時間をもらいたいと思います。  まず、今副総裁のおっしゃった言葉、それから中村常務のおっしゃった言葉で、基本的なものの考え方というものを私は少しただしておきたいと思いますが、労組法制定の趣旨というものを、どういうふうにお考えになっていますか。これはもう簡単な言葉ですから、一つはっきり答えてもらいたいと思います。二人に答えてもらいたいのです。
【次の発言】 私は、事を荒立てた言い方をするのは、まことに不得手で、きらいなんです。ところが、今お二人のおっしゃっていることは、これは私、全くわれわれを愚弄された言葉じゃないかと思うので……

第40回国会 運輸委員会 第19号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○肥田委員 先ほどの久保委員の質問の内容と同じ東洋電機の関係で質問の継続をしたいと思います。  まず、電気機関車のことについてはわかりましたが、次に今国鉄の方で考えておられるところの気動車――客車の種類はそうでないとしても、気動車には相当の種類がありますが、今後も継続していこうと考えておられる気動車の種類というものは幾種類くらいですか。その形態はどんなものを考えておられるのでしょうか。
【次の発言】 これらの車両の製造については、それぞれ違っておりますか。幾社くらいにこれらの車両の製造をやらせておられますか。
【次の発言】 この車両についての価格の算定基準ですが、各社の車両の製造価格については……

第40回国会 運輸委員会 第20号(1962/04/04、29期、日本社会党)

○肥田委員 先般、三月三十一日の問題ですが、実は国鉄当局の不手ぎわだとわれわれは思っていますが、期末手当の紛争から問題があったようであります。ところが、これは三月三十一日の早朝に解決をしたということが、新聞に載っております。非常にけっこうなことでありまして、このことで当日の運行はあまり支障がなかっただろうとわれわれは思っておるのですが、その通りでしょうか。
【次の発言】 私は問題の焦点をしぼって質問いたしますから、お答えをいただきたいと思います。  当日の夕刻におけるところの影響というものは、どういうものでしょうか。
【次の発言】 二十三時というのは、三十一日の二十三時ですか。

第40回国会 運輸委員会 第21号(1962/04/11、29期、日本社会党)

○肥田委員 先日、四月四日でしたか、質問したときに、明確な返事がいただけなかったので、引き続いて質問をさしてもらいたいと思います。  まず、当日は、運転局長が見えましたが、その理由がわからないので報告を後刻にする、こういうことでしたが、それについての報告を一つ願いたいと思います。わかっていますか。
【次の発言】 大体そういう理由については了解をいたします。ただ、たまたま例の国鉄当局と国労との紛争が前日あったわけですから、こういう際には、やはり例の国鉄の看板であるところの列車が正確に動くということが、第一義的な意味を持っておると思うのです。ですから、一般乗客は、聞いている人と聞いていない人がある……

第40回国会 運輸委員会 第22号(1962/04/13、29期、日本社会党)

○肥田委員 この法律の中で一見して私たちが感ずることは、改正の要点であるところの、「小型船による輸送に対する信頼を向上させ、不適格者による小型航海運業の秩序撹乱を排除するため、」こういうふうに書かれております。ところが、この法案の内容を見てみると、これはさほど内容を強く改めようというのではなしに、ただ単に登録という程度の扱い方でもってこの法案の趣旨が組み立てられておる。そういう登録制によって、先ほど申し上げましたような、ここに書いておるところの不適格業者や秩序を撹乱する、そういういわゆる悪質業者、こういうものを実際に排除できるのかどうか、この点について説明を願いたいと思います。

第40回国会 運輸委員会 第23号(1962/04/18、29期、日本社会党)

○肥田委員 今度提案されております鉄道敷設法の一部を改正する法律案について、若干の質疑をいたしたいと思います。  まず、鉄道敷設法の改正案の中で、今度新しく十二件予定路線というものがふえて参りましたが、これによって、さらにその他の着工線あるいは調査線、こういうものがふえておりますが、これの区分別の数というものをまず一つ伺いたいと思います。
【次の発言】 もう一度お伺いしますが、予定線は総計で幾らになりますか。――格別そう大して重要な数字ではありませんから、あとでけっこうです。私の方にも数字を持っていますけれども、それの対比はあとでいたします。  そこで、この鉄道建設審議会の答申の中で、こういう……

第40回国会 運輸委員会 第26号(1962/04/25、29期、日本社会党)

○肥田委員 大体逐条的に久保委員の方から質問がありましたので、私は、その中で不十分な点について質問いたしたいと思います。お答えは一つ簡単に願いたいと思います。  通産省の方へお伺いしますが、昨日の久保委員の質問に対して、こういうお答えがありました。交通渋滞という問題と、それから自動車の生産という問題とのからみ合わせということがあるけれども、とにかくいうところの交通規制には協力していかなければならぬ、こういう答弁があったわけです。そこでさらに話を進めて、実はいろいろな陳情といいますか、意見といいますか、そういうものがきておりますので、それらの関係から、通産省としての立場を一つ聞いておきたいのであ……

第40回国会 運輸委員会 第27号(1962/04/27、29期、日本社会党)

○肥田委員 私は、ごく要点だけ二、三お伺いしておきたいと思います。  運輸大臣にお伺いしますが、先ほどの久保委員の質問に対して、こういうふうに了解したらよろしいのですか。運輸省は監督権限を民間に移譲する考え方がない、こう言われましたが、しかし、実際には指揮、監督の権限という範囲ですか、それとも現在の陸運局がやっておるそういう範囲のものは、そのまま残していく、こういうように理解をするのですか、どう理解したらいいのですか。
【次の発言】 そうすると、自動車局長にお伺いいたします。この新しい法案では、要点的にはこういうふうに理解をされることになると思うのですが、間違いかどうかお答えをいただきたい。 ……

第40回国会 運輸委員会 第28号(1962/05/06、29期、日本社会党)

○肥田委員 先ほどから質問の要点が全般にわたってありましたが、その質問の中で、直接この事故の起こった原因についての質問の点は、ある程度ぼやけておったように思います。  そこで二、三この点について質問いたしたいと思いますが、まず、国鉄当局としては、最近頻発するところの貨物列車の事故について、この事故の起きた場所は今度の三河島とは条件が少し違いますけれども、しかし、総体に起きるところの貨物列車の事故というものと、それから今度起きた三河島の事故と、この点についてどういうふうに理解をしておられたのか。あれはただ単に貨物列車の事故、こういうふうに単純に考えておったのか、それともああいう事故が起きた場合に……


■ページ上部へ

第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 運輸委員会 第3号(1962/08/24、29期、日本社会党)

○肥田委員 今、委員長のお話がありましたように、さきの国会で、これが衆議院においては、社会党は反対の立場でこの法案が継続審議ということになったわけです。従いまして、この反対の立場で質問を継続することになりますから、そういう意味で御答弁をいただきたいと思います。  まず、この法案の趣旨について再確認をしなければ、この法律に対するわれわれは賛成の方向にどうしても向かない、こういうことを前提として考えておるのです。ですから、いうところの、今この法案の継続審議にあたっての再説明という点では省略をされましたが、ここで明らかにされておるところのいわゆる船舶職員法の一部を改正するほんとうの目的というものは、……

第41回国会 運輸委員会 第4号(1962/08/28、29期、日本社会党)

○肥田委員 先般に引き続いて質問を継続したいと思います。まず、船員局長に聞くのはどうかと思うのですけれども、法案の提案責任局ですから、郵政省のなにが見えるまでに少し聞いておきたいと思います。  オート・アラームの確実性と申しますか、この確実性について説明してもらいたいと思うのです。先般、久保委員の質問に対してある程度説明がされておりますけれども、オート・アラームの性能について、いわゆる安心だという結論までにはいっていない、こういうふうに思います。ですから、その後の調査事項がはっきりしておれば、それをお答え願いたい。  なお、本質的な問題点として、三枝課長の答弁というか、それを読んでみると、要す……

第41回国会 運輸委員会 第5号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○肥田委員 私も、航空問題で簡単に関連質問ということでお願いいたします。  あとで本論に入りますけれども、まずお伺いしたいのは、日航と全日空に対する政府の援助の状態、たとえば資金的な面、これについて簡単に一つ知らしてもらいたいと思います。
【次の発言】 その次にお伺いしますが、全日空とそれから日航に対して、業務提携について航空局長が話し合いを進めろということでこの両社を呼んだ、これはいつごろおやりになっておりますか。
【次の発言】 その日にちは八月十五日です。ところで、私はこのときに示された内容を見て非常に疑問を抱くのですが、ちょっと読み上げてみます。一つは、日本航空及び全日本空輸の路線が並立……

第41回国会 運輸委員会 第9号(1962/10/31、29期、日本社会党)

○肥田委員 私がきょう質問をしたいと思いますのは、大体こういうことです。七月の二十一日に、金剛丸という船が北朝鮮の興南港でスパイ容疑で抑留された。そうしてそれが十月二十一日に釈放されたわけですが、これについてスパイ事件などということが言われておるのです。しかも、天川という第五管区の係長に依頼をされてスパイ行為をやった、こういう記事が出ておったわけです。あまり時間を要して説明されると、こちらにも都合がありますから、どういう経過であったかという要点だけまず説明願いたいと思います。  それからその次に、天川照雄という人は、一体どういう職務をつかさどっておったのかという関係、これについても説明を願いた……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 運輸委員会 第2号(1963/02/06、29期、日本社会党)

○肥田委員 私も関連して若干の質問を行ないたいと思います。  まず、前回の三十五年の暮れの豪雪害のときに、労務者の賃金が安くて国鉄自身が労務者の供給を受けることができなかった、こういうことが現地で言われておった。それから今度の雪害についても、やはりそれと同じようなことが言われております。一方では、先ほどからの質問の答弁にもあったように、二千円ぐらいのいわゆる人夫の除雪費というものが出されておる。ところが国鉄では五百円ぐらいしか出さないというようなことも言われておりました。その差額の問題が結局は失対の費用の問題にまで触れておるように新聞に出ておりましたが、今度の場合に、その点で実質上やはり支障が……

第43回国会 運輸委員会 第4号(1963/02/13、29期、日本社会党)

○肥田委員 先般、裏日本一帯を襲いました未曾有の豪雪害に対する政府の調査、あるいはこの一応の対策などについて報告を受けました。基幹交通であるところの国鉄についても、その実情について御報告を受けましたが、民営鉄道の交通機関における雪害については、まだ格別報告を受けておらないのであります。去る十一日に、多数の自民党、社会党の両議員が出席をいたしまして、北陸三県の民営鉄道、バスなど十五社の代表から、雪害の陳情を受けました。まことに聞きしにまさる惨状でありまして、このほかにまだ東北、新潟その他を初め、滋賀、京都、兵庫、さらに山陰の各県――山陰と申しましても、中国山脈を脊梁に、いわゆる日本海側に面する地……

第43回国会 運輸委員会 第5号(1963/02/15、29期、日本社会党)

○肥田委員 私がきょう質問したいと思いますのは、民間の航空事業の中で、特に広告宣伝などをやっておる飛行機の弊害について質問したいと思っております。  その前に、まずお伺いいたしておきたいのは、航空局から発行されております「民間航空の現況」というのを読んでみましたら、民間航空の中のいわゆる産業航空と称する部門で最近その需要が非常に増大をしておることが書かれております。特にその中でわれわれがまことに喜ばしい傾向であると思いまするのは、いわゆる航空写真によって産業の開発にいろいろ寄与する面、それから衛生方面あるいはまた農業、漁業、こういう関係についての著しい成果というものをわれわれはまことにけっこう……

第43回国会 運輸委員会 第6号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○肥田委員 それでは船舶職員法の一部を改正する法律案について質問いたしますが、まず、この法案は再三出されて、そうして一部の修正を行なって、附帯決議をつけたなどというような姿で、そのまままた次回に持ち越すというような形をとった経過を持っております。ところが、今度出てきたものは、そういうものを一切抜きにしてまた出てきておるというこの経過について質問をしたいと思います。その経過について答えて下さい。
【次の発言】 法律というものはそういう経過もあると思いますが、私が聞きたいことは、まあいうところの何回か審議未了の形で送られてきたものが、最後には附帯決議あるいはその他のものがついたものが、それがそのま……

第43回国会 運輸委員会 第8号(1963/02/27、29期、日本社会党)

○肥田委員 私は久保委員の質問に関連をして、こういう事故の事故対策について若干の質問をしておきたいと思います。  まず去年の神戸港を中心に瀬戸内海、このあたりの事枚が非常に多いということが新聞記事にも出ておるのですが、これは昨年の五月の十三日に、天保山横橋でやはり衝突をやっておる。その次には六月の十六日、愛媛県の北条市の沖で、やはり衝突がある。それからさらに七月の十三日、これは兵庫県の津名郡の沖、江崎灯台の沖でやはり衝突をしておる。その次には、今度は淡路島と明石との中間で八月の十四日に自衛艦と舞子丸が衝突をしておる。その次は川崎の例のタンカーのまる焼け事件、それから今度の衝突事件、こういうふう……

第43回国会 運輸委員会 第9号(1963/03/01、29期、日本社会党)

○肥田委員 この貨物列車の脱線転覆は、これは幸い貨物列車であったために、人的事故がなかったということはまことに不幸中の幸いであったと思います。  そこで私は特に質問をしておきたいと思いますのは、機関士がトンネル内で中毒、窒息をするという、こういう状態が今日なお残っておるという、こういう問題であります。およそ国鉄では、施設の近代化ということで、ずいぶん積極的な対策をしておるということを常々いわれておるのですけれども、今日なお昔あったようなこういう状態が何らの改良も加えられずに残っておるのではないか、この点について一体どういう処置を講じられておるのかということをまず質問いたします。  それからもう……

第43回国会 運輸委員会 第10号(1963/03/05、29期、日本社会党)

○肥田委員 この踏切道の改良促進及び踏切保安員の配置等に関する法案は、社会党の議員提案となっておりますが、主として、この中で生じてきます運輸省の政令に関する範囲の内容について、まず質問を行ないたいと思います。  この法案の第六条の中で、末尾の方にありますように、保安職員を配置することが必要と認められる踏切道を指定をする、この内容の中で、こういうものは一体どうしたらいいのかということで質問いたしたいのであります。御承知のように、現在踏切遮断機を設置しておるところもありますし、現実にはないところもあるだろうと思いますが、要するに、具体的な例を申しますと、二車線以上の線路が、たとえば一方は国鉄で一方……

第43回国会 運輸委員会 第14号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○肥田委員 私が質問いたしたいと思いますのは、御承知のようにきのう大館の付近でディーゼル車の火災事件がありました。これについて概要でよろしいから御報告いただきたい。
【次の発言】 簡単に答えてもらって、けっこうなんですが、私が聞きたいのは、故障の原因がどこにあるかというような問題じゃなしに、一番疑問に思ったのは、消火に努めたということです。それからこれは、消火に努めたけれども停車はしなかったのでしょう。いわゆる運転を続行しておった。この関係を私は聞きたいわけなんです。新聞で見ると、二キロ走った、こういうのですね。そうして結局駅に入るまで燃えている車をそのまま引っぱっていって、そして停止をした、……

第43回国会 運輸委員会 第18号(1963/03/22、29期、日本社会党)

○肥田委員 離島の住民の旅客運賃等の特例に関する法律案について質問いたしたいと思います。  まず、この法律案の審議の過程でお伺いしたいのは、現在離島航路整備法で国から補助を受けておる対象が三十一航路ということになっておるようですが、現在のこの法律をもって補助額をさらに引き上げるというふうなことは具体的に不可能なのかどうか、現在提案されておるこの法案の実現した際の処置について運輸省としてどのように考えておられるか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 提案者の方にお伺いしたいのですが、提案者の方では、この法案の提出について、要するに現在ある整備補助というようないわゆる航路業者を補助することだけ……

第43回国会 運輸委員会 第26号(1963/05/23、29期、日本社会党)

○肥田委員 私も賛成の立場で一、二点質問をしておきたいと思う点がございます。  まず、きょうは若干私の考え方と違いましたのは、予定が少し違っておりますようで、そういうことで関係者の出席を求めたいと思っていることがいま直ちにはかないませんが、しかししかるべくお答えをいただきたいと思います。  その一つは、いま公園部長のお話を聞いておりましたら、その中にも一言含まれておったと思います。要するに、観光資源という立場に立つ目的も当然でありますけれども、観光資源といういわゆる当面する問題ではなしに、文化財を保存をしてそれを観光資源に役立てる、こういう立場からお聞きしておきたいことがあります。  それは、……

第43回国会 運輸委員会 第27号(1963/05/29、29期、日本社会党)

○肥田委員 私簡単に、資料の提出をお願いしたいと思います。先般二十四日に滋賀県から大阪の新幹線の終点まで視察して参りましたが、ただ線路を走った関係で非常に不明確な点がありましたし、説明を聞いたのですが、その中ではっきりしなかった点があるので……。  まず一つは、近江鉄道と新幹線との並行区間におけるところの近江鉄道の踏切施設の警報機あるいは遮断機のついておるところは何カ所かということです。これは運輸省でなくともあなたのほうでわかりますね。  もう一つは、近江鉄道が近江八幡へ延びておるところで国道八号線を横断しておるところがあります。ここには――これも記憶がはっきりしていないのでお願いしたいのです……

第43回国会 運輸委員会 第28号(1963/05/31、29期、日本社会党)

○肥田委員 私は、いま久保委員の方から質問がありました貯木場の本年度の計画の次に、さらに、具体的な問題について、一つ二つお聞きしたいと思うのであります。  それは、先般も港湾の視察にまいりまして、至るところに、いわゆる水路に木材が係留してあるという実情を見まして、したがって、そういうふうな状態を解決するためには、一体今後どれくらいな日時を要するのか、いわゆるああいう状態は、提案の理由にもあるように、そういう状態をなくするというのが大きな目的であるように思いますので、これらは一体どれくらいが目標のうちに解消されるのであるか、この点についてまずお伺いしたいと思います。

第43回国会 運輸委員会 第29号(1963/06/06、29期、日本社会党)

○肥田委員 去る六月二日の晩に、神戸市営バスの車掌の若林栄子さん、二十三歳という人が、バスの勤務を終わって職場へ帰ったときに身体検査を受けまして、その身体検査を受けた屈辱と不当な疑いを悲しんだあまりに死をもって一身の潔白を立てた。こういう悲しいできごとが新聞に出ておりました。そこで、こういうことについての政府の指導と監督のあり方についてお尋ねをいたしたいのであります。  まずお伺いしたいことは、いままでこういうふうにバスの車掌が身体検査を受けて、その不当に抗議をして死んだという例がほかにあるのかどうか。このことをひとつお伺いいたいと思います。

第43回国会 運輸委員会 第30号(1963/06/07、29期、日本社会党)

○肥田委員 私は自由民主党、民主社会党、日本社会党の三党の同意を得ましたので、港則法の一部を改正する法律案に対する附帯決議を提案いたしたいと思います。  まず案文を朗読いたします。   港則法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   ふくそうする船舶航行の安全確保のため政府は次の諸点についてすみやかに必要な措置を講ずべきである。  一、船舶運航の現状にてらし、関係者の意見を尊重して、港湾、特に工業港の水域の整備を促進すること。  二、港湾における信号所、通信設備、標識、巡視艇、消防艇の整備を促進するとともに、これが要員の確保をはかること。  以上であります。  特にこの中で一の「関係者……

第43回国会 運輸委員会 第31号(1963/06/11、29期、日本社会党)

○肥田委員 先般近江の鉄道連帯清算金について資料の提出を求めました。いまここに一枚の資料をいただいておりますが、これについて若干の説明をしていただきたいと思うのです。それはまず清算の方法ですね。これは先ほども言われておったように、格別それぞれの各社について特別な取り扱いはしておらない、こういうふうにおっしゃっているのです。それはよくわかるのですが、この表を見ると、原則的な清算の方法というものはどうなっておるのですか。たとえば三十四年度、三十五年度はいわゆる完全納入がされておる。三十六年度では五千七百六十六万三千九百十五円というのが滞納になっておる。そしてその次には、三十七年四月から三十七年十二……

第43回国会 運輸委員会 第35号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○肥田委員 きょうは二人の質問がありましたが、だいぶこの法案を中心にして質問がありまして、息詰まるような感じがしましたから、少し気分を転換する意味で、この法案が提出されるに至るまでの、いうところの原因、動機、目的、こういう関係で少しお伺いしたいと思います。  それについてまず大臣にお伺いしたいのは、大臣が昨年就任をされたときに、大臣の所信の中に、交通難対策として重要ないわゆる所信が明らかにされておりました。私たちは、この大臣の考え方というものを非常に好意を持って、これが実現されるということを非常に期待をしておったわけです。その結果止まれてきたものは、実はいうところの建設公団法だけであった、こう……

第43回国会 社会労働委員会 第30号(1963/05/16、29期、日本社会党)

○肥田委員 質問の時間がおそくなっても許していただきまして、ありがとうございました。環境衛生の問題で質問いたしたいと思います。  最近、工場の煙突の煙あるいは汚水などについては、積極的にこれらの対策が進められておるのでありますけれども、一般的な面では、なお非衛生的な、あるいは非道義的な行為が放置されておりまして、多数の人がこれに迷惑をいたしております。私は具体的な例をあげてお答えをいただきたいと思うのでありますが、私のほうへ相談に来た人が、これは大阪の堺市北新町四丁目、名前は近所との関係があって、問題が起きてはいけませんから伏せておきます。ここに居住する人でありますが、この近所に大きなパチンコ……

第43回国会 文教委員会 第10号(1963/03/13、29期、日本社会党)

○肥田委員 私は具体的な問題をあげて質問をいたしたいと思いますが、その前に、まず航空自衛隊のヘリコプターのようなものが、何かの目的で学校を訪れるようなことがあるかどうか。そういうことをやる場合にはどういう手続をもっておやりになっておるか。今私がお聞きしたことは抽象的なお尋ねでありましたけれども、何か基本的な考え方があるのならそれをまず承りたいと思います。
【次の発言】 それでは、まず初中局長の方にお尋ねいたしますが、今防衛庁の方で言われたような、たとえばヘリコプターを見学する目的だとかいうような場合に、双方の意思がいずれにあったかということはあとでまたお聞きしたいと思いますけれども、そういうよ……


肥田次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|29期|-30期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院29期)

肥田次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|29期|-30期
第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第1号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○肥田小委員 私は、一つこういうことをお聞きしたいのですが、原口参考人の方にお聞きいたします。首都の交通対策の中で占める部分として、今主として計画されておるのは、やはり道路と地下鉄の新線建設、こういう方向に主点が置かれていますね。ところが、実際に現存をしておるところの路面の中で、現在持っておられるところのいわゆる路面電車というものは別にして、東京都が持っておるところのバス路線、トロリーバスというものを含めて、バス路線がありますね。これらと、民間の東京都内に乗り入れておるところのバス路線、こういうものとの関連というものはどういうふうに考えておられるのでしょうか、これを一つ聞かして下さい。

第38回国会 大蔵委員会地方行政委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○肥田委員 重複を避けて簡単に質問いたしますから、一つずばりと答えていただきたいと思います。  まず国鉄関係について質問いたしますが、あの雪害で列車がとまったために、給食といいますか、食事関係についていろいろと混乱が起こっておりました。たとえば小さい握り飯が三個で百円もする、それを列車の中へ売りにくる、しまいには、それを買いだめする人もできてくる、こういう話を聞きました。そのために、いろいろと努力はされておったようでありますけれども、実質的に混乱というものが非常に起こっておるということも聞きました。これが対策として、具体的にわれわれが一つ考えられる方法は、災害というものは予測するときにあまりく……


■ページ上部へ

第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 運輸委員会踏切道整備に関する小委員会 第1号(1961/11/10、29期、日本社会党)

○肥田小委員 関連して。これは格別お答えはけっこうですから、一つ参考意見ということで申し上げておきたいと思います。  今の久保委員の最後の言葉にあったように、私もそのことを確認してもらいたいということであります。それは、個々の裁判にも現われておりますように、裁判というものはそのときの事情で判決を下す場合が多い。これは同時に地域的に異なる場合もある。ですから結局これは当該監督庁であるところの運輸省あたりがはっきりした態度を出すということが、これらの判決に対する大きな影響力を持つだろう、こういうことを考えるのであります。一つの例を申し上げますと、たまたまこういうことがありました。この問題は未然に表……


■ページ上部へ

第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 運輸委員会都市交通に関する小委員会 第1号(1962/02/15、29期、日本社会党)

○肥田小委員 関連して簡単に質問をいたします。西垣課長、今聞いてましたら、大体さっきおっしゃったのは、四種類くらいと言われましたが、路線トラックという総称をした種別の中には、たとえば、さっきから、井岡委員の質問されておったように、同型の車両、車種というものは入るか入らぬかということははっきりわかりませんか。
【次の発言】 同型というのは、同じくらいな大きさだとか、トン数だとかいうようなもの、そのほかにも同型というものの解釈の中に入るものはありますがね。
【次の発言】 そうすると、最初に考えられておったいわゆる交通緩和の対象として規制をしようというふうな当初の考え方とは、いろいろ練っている間に全……

第40回国会 運輸委員会踏切道整備に関する小委員会 第1号(1962/04/12、29期、日本社会党)

○肥田小委員 これは実は予算の第四分科会で運輸大臣に質問いたしまして、どうもそのときの運輸大臣のお答えも私不的確なように思ったので、それ以上さらに突き詰めて質問しなかったのですが、ここで、そういうことを前提にして、少し確認しておきたいと思うのですが、私鉄の整備法によるところの補助金がありますね。それから今度のこの踏切の改良促進の予算と、この関係であります。実は、私はこういうことを質問したのです。踏切整備促進のために、二千万程度の金ではどうにもならぬじゃないかというふうに質問をしたのです。そうしたら、この金では、いわゆる整備補助の対象になっておる企業に対して補助金を出していきたい、こういうちょっ……

第40回国会 運輸委員会踏切道整備に関する小委員会 第2号(1962/04/19、29期、日本社会党)

○肥田小委員 私は若干の時間をかりて質問をいたしたいと思いますが、先ほど海堀主計官の話を聞いておりますと、大蔵省の方ではなかなか金を出してもらえそうにない。ただここでいうところの受益者負担という概念ですね。これはどういうふうに考えておられるかということだけをお伺いしておきたいと思います。いわゆる鉄道の踏切におけるところの受益者負担という概念、これは、先ほどの工場の場合の水をよごす、河川を汚濁するというようなことはだいぶ考え方が違うように思うのです。ですから、この受益者負担という新しい概念について、どういうふうにお考えになるかということをお聞きしたいと思うのです。

第40回国会 商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1962/03/15、29期、日本社会党)

○肥田委員 私は、重複しないように質問いたしたいと思いますから……。  この法案でも、やはり総理大臣の任命によるところの審議会制度というものが設けられております。それで、とかく最近、審議会あるいは調査会というものに対する答申だとか建議だとかというようなものが、どうもそのまますなおに採用されないような傾向があります。そういう非難も直接よく聞きます。それで、ここでやはり慣例的にこの審議会を設けられる内容になっておりますが、実際に、この審議会の答申あるいは建議がそのまますなおに扱われる――言葉の上ではそうお答えになると思いますけれども、一つ何か新しい心がまえというものがあるならお伺いしておきたいと思……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○肥田分科員 まず項目別に質問したいと思いますが、実は運輸省の昭和三十七年度予算重要施策事項というこの項を見てみますと、これは海上保安庁関係でありますが、この中でまず当面非常に急がねばならぬ問題は、海難救助体制と海上の治安体制を強化するのだ、こういうふうに言っております。そこでその予算を見てみますと、海上の問題は、何といっても足は船ですから、これに重点を置かれるということで、これに対して当初は二十億くらいの予算が考えられておった。ところが実際にことしの予算の大綱の説明を聞いてみると、この中でたった一億六千九百万円、こういうように非常に小額なものに減っております。こういうことで、当初に考えている……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1962/02/24、29期、日本社会党)

○肥田分科員 質問が抽象的になりますが、一つ御了承の上、答弁をいただきたいと思います。  一番最初にお伺いしたいのは、最近交通問題が中心に取り上げられて、これらの責任が全く道路にある、こういうふうな表現も聞くのでありますが、建設省当局として実際そういう関係についてどういうふうに考えておられるのか。いわゆる交通問題が道路を中心にしてすべて考えられるということなら、建設省は道路に対して思い切った対策を立てなければならないし、そうじゃなしに、他に何か道があるとするならば、そういう点が明らかにされない限り、この交通問題というものは解消されない、こういうことを考えますので、その点についてまず基本的な考え……


■ページ上部へ

第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○肥田分科員 私は昨年の予算委員会の第四分科会で質問をして要望をつけ加えておいた件がありますので、それに対してその後どういう措置を考えていただいておるか、この点について質問をいたしたいと思います。  当時の大臣は中村大臣でしたが、私が申し上げておいた要点というのは、最近特に活発に開発されるところの臨海工業地域の埋め立て、それから至るところで巨大なマンモス住宅団地ができておりますが、それに対する土砂運搬あるいは建築用材の運搬、こういう運搬に従事しておるトラック、ダンプカ−というものが至るところで交通事故を起こしておる、これを何か規制する方法、そういうことの対策について何らかまとまった考え方を持っ……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○肥田分科員 私は、まず運輸省の予算全体についての質問を行ないたいと思います。  今政府が立てておる経済成長政策を成功させるのには、交通と輸送の面で万全を期する。これが先決条件であろうと思うのです。従って運輸省が所管をしておるところの陸運、海運、航空、気象、海上保安、さらにこうした重要任務が達成されるために継続をされた事業あるいは新規計画、こういうものが非常にたくさんあったと思うのです。ところがそういう継続計画、新規計画に対する今度の予算の内容を見てみると、まことに不足をしておるのではないか、不十分きわまるものがあると思います。この点について大臣としてこれでやっていけるのかどうか。やっていける……



肥田次郎[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
|29期|-30期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

肥田次郎[衆]在籍期 : |29期|-30期
肥田次郎[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 29期在籍の他の議員はこちら→29期衆議院議員(五十音順) 29期衆議院議員(選挙区順) 29期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。