このページでは二宮武夫衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○二宮委員 今回の特例法は、去る八月十日に人事院が行ないました勧告が基礎になっておるわけでございますから、当然問題は、人事院の性格並びに人事院の勧告の内容尊重という基本的な問題から始めなければならぬと私は考えておるわけです。そこで、大臣がおりませんので政務次官にお尋ねいたしますが、政府は常に、人事院の勧告を尊重する、こういうことばを使っておりますけれども、実際の問題としてはなかなか尊重ができておらないというように私は考える。それは、民間給与との間にバランスをとっていくというのが基本的な態度であるにもかかわらず、その実施の時期が常に勧告の時期とはずれておる。こういうところに、国家公務員並びに地方……
○二宮委員 大臣にお尋ねいたしますが、実は昨日政務次官にお尋ねいたしましたけれども、政務次官ではどうしても代行のできない内容でございますので、この際、大臣の所信を承りたい。 それは、今回の人事院の勧告は八月十日ですか、に出されまして、それを具体化するために、閣議においては、相当慎重に審議をされたと思うのですけれども、教育公務員を含む地方公務員の相当数の人々が、給与のアップの問題で、非常な関心のある問題でございますけれども、警察職員をも含めて、自治大臣として閣議の中で、人事院の勧告というものは尊重されなければならぬという態度で、一体どのような主張をなされたのか。新聞で見るところによりますと、大……
○二宮委員 ちょっと関連して。青少年白書というのをいただいて通読をいたしまして感じますことは、どうも少年に力が入り過ぎておる、青少年の中に少女の部類が非常に抜けておる感じがトータルの上でするのです。年齢が非常に低くなっておるとかあるいは集団化しておるとか、都市に集中しておるとか、あるいは悪質化しておるとか、あるいは件数がふえておるとか、こういうトータルが出ておりまするけれども、私はやはりこういう問題が派生をする、うん醸される素地というものは、第一次産業が非常に不振であるとか、あるいは社会的な環境がそういうものをうん醸していくような苦しい状態にあるというような、こういうたくさんな問題があると思う……
○二宮委員 文化功労年金法について社会党としても五十万を百万に増額することについては賛成でございます。ただ、先般の質問の際に上村議員から質問のございました尾崎士郎さんの表彰につきまして、これは官房長にお尋ねいたしますが、いつなくなって、いつ審査会にかけて、いつ表彰をやったか、この日時の関係をひとつ明瞭にしていただきたい。法の運用上非常に今後問題を残すことでございますし、そういうような文化功労の人であるならば、なぜ生前にそういうことを選考審査会にかけなかったのか。死んで、あわてて日にちをさかのぼて功労年金を差し上げるというような礼を失した行き方では、私は法の上から非常におかしいと思う。したがって……
○二宮議員 ただいま議題となりました学校給食法の一部を改正する法律案につきまして、提案者を代表して内容の概略を御説明申し上げます。 第一に、提案のおもな理由について申し上げます。 学校給食は発足以来すでに十八年を経過していますが、その普及率は児童生徒数で見まして、小学校が完全給食で七五・一%、ミルクだけが一五・二%、中学校で完全給食が一三・九%、ミルクだけが四五・二%にしか達していません。特に学校給食が必要と考えられる農山村、漁村地帯での普及卒が低いことは考えなければなりません。義務教育諸学校での給食の普及にさらに一段の努力が必要であります。 本年度の予算の中では、小中学校児童生徒全員に……
○二宮委員 この前の質問で保留いたしました監査の報告、認定書、それから教育会館に関係のある財団法人としていろいろと手伝ってやろうという協力体制のもとにやる仕事の内容、これらの発注状況等につきましては一応書類を見せていただきました。監査につきましても三名のうち二名が署名をいたしておりまして、大体において正鵠を期しておるというように考えておるわけでございますが、本日いただきました書類によりますと、大体三月三十一日で会計年度を締め切りますが、実際の出納閉鎖というのはそこまではいかぬと思いますが、私はいままで説明を聞いて、正直者ですから率直に文部省の言う意見をそのまま了承いたしまして、これはあらゆる国……
○二宮委員 ただいま上村委員からお話がございましたが、教育というのは、新聞で発表されました一部のよくない情勢というものでもって万事を律するということは間違いだと思うのです。数百万のほんとうにうるわしい教育というものは師弟の間に精神的な通いをもってりっぱに行なわれておるという事実も、これは認めなければならぬと思うのであります。 それから教育会館法については運営をやってみて、そのうち悪かったら直せばいいじゃないかという試行錯誤的な考え方は、やはりこの法案が出ておる関係上、私としては前もって心配になる点についてはよくただしておいて、よりよい法案にしてこれを通していく、それが一番賢明な方法であるとい……
○二宮委員 僻地教育振興というのは、教育の機会均等を十分に獲得をするための一つの立法化でございますけれども、私は文部省の皆さんは僻地教育の実態というものを知っていないのではないかと思う。海を知らない子供、そういった学童が、どのように機会均等の面で優遇されておるのかという問題については、私はもう少し熱を入れなければ、僻地教育振興法をつくった当時の精神に反するのではないかというふうに考えます。 私の県であった例でございますけれども、先生方の就職の率が非常に悪くなって、どこでもいいからとにかく早く就職したいということになりますと、一番先にAクラスの一番成績のいい組が僻地に行くのです。そうするとその……
○二宮議員 ただいま議題となりました義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法の一部を改正する法律案について提案の理由及び内容を御説明申し上げます。 教育の機会均等と義務教育の水準の維持向上をはかるため、国は適切な法制上財政上の措置を講ずべきであることは、いまさら申し上げるまでもございません。 公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の算定標準に関しては、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律(以下標準法という)の定めるところでありますが、この標準法の実施を財政的に保障する法律が義務教育費国庫負担法でございます。 この法律は、国は、各都道府県ごとの公立の義……
○二宮委員 荒木文部大臣から灘尾さんにかわりまして、やや話がわかるという状況になりました後に、非常に賢明な愛知文部大臣が就任なされましたので、私どもとしては非常に明るい将来の展望を持っておるわけなんですけれども、問題は、私はいままで実は文部大臣と会っていないのです。会わない原因というものをここではっきり申し上げますと、文部大臣は就任当初の委員会においてうそをついておる。これはたいへん失礼なことばですけれども、一番初めの委員会で、初めて愛知文部大臣が就任をされるのだからしかるべきごあいさつがあるだろうということで私どもは期待をかけて実は出席した。ところが、本日は閣議でもって出席ができない、したが……
○二宮委員 その後送検をされました校長、教頭の処分の問題についてはわかりませんか。それも質問をしたのですけれども、その当時わからなかったのですが。
【次の発言】 関連。この前質問いたしました大臣の答弁では、国立の学校についての場合ですが、もし従来のような県からいろいろな寄付を仰ぐとか、そういうようなことをすることは、地方財政法等から考えましても、非常に矛盾がある。したがってその場合には国有のものを代替地として県に与えて、それで大体バランスをとっていくという説明がありったのですが、いまの局長の答弁で、県と国との間に合意に達したというのは、財政的にはどういうことなんですか。
○二宮委員 初中局長にお尋ねしますが、昨年の予算分科会の際に、幼稚園の教育を非常に重視するという意味から、地方財源が非常に困難な情勢の中で、基準財政需要額の中に一本筋を通して、そういう要求を財源的にしたほうがいいと私は考えているという答弁があった。御記憶ですか。ところが、本年度の予算要求そのほか予算決定をしました情勢を見ますと、昨年の分科会で言明された態度は全然変わっておると私は思う。言いかえると、私の要望したそういうような財源を確保する。幼稚園教育の庁舎の建築そのほか、必要なものについて基準財政需要額の中に入れて、一本だけ幼稚園教育のための財源を確保するという、こういう態度の予算要求、予算決……
○二宮委員 先般私は教育行政一般についての質問をいたしましたけれども、その際は大臣が参議院に出席するということで、理事の申し合わせでわずか二十分程度という話でございました。ところが大臣がこちらにお見えになりませんので、一時間以上やりまして、実は非常に間延びした質問になったという反省をいたしております。きょうはひとつ大臣もじっくりここの席に着いていただいて、そのかわり問題をごく集約いたしまして二、三の問題にしぼってお尋ねいたしたいと思います。 大臣は、今国会の当初におきまして、大臣としての文教行政に対する所信表明の中で、私学についてはこのように言われております。「私学についてはその役割りの重要……
○二宮委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表して、附帯決議を付すべしとの動議を提出いたします。 まず、案文を朗読いたします。 私立学校教職員共済組合法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 私立学校教育の重要性にかんがみ、政府は左の事項に検討を加え、すみやかにこれが実現を図るべきである。 一、私立学校教職員共済組合法制定の趣旨にのっとり、本法が全私立学校に適用されるよう考慮すること。 二、私立学校とその教職員の実情にかんがみ、掛金負担の軽減を図るため国の補助率の引き上げに努めること。 三、物価変動等に対応する年金額のスライド制を検討すること。 四、女子……
○二宮委員 参考人にちょっとお尋ねをいたしますが、福岡の教育委員会の責任者の吉村さんですか、今後この問題についていろいろ論議があるようですが、自民党の皆さん方が調査に行かれたらお会いになりますか。
【次の発言】 そこでお尋ねしますが、私どもがまじめに実態の調査をしようということで申し入れをいたしまた際に、教育の中立性を守りたいので、事情聴取には応じられない。私は実態の報告をし、聴取をすること自体が中立を侵害するとは考えてはおらない、そういうような偏狭な考え方自体は私はちょっとおかしいのじゃないかと思うのです。非常に侮辱をされたような気持ちがするわけなんですけれども、これは自民党の方々がおいでに……
○二宮委員 関連して。先ほど尾見さんですか、高橋委員から再度確認をざれました際に、初めは個人と言われましたね。あとからは支部長としての伊藤一郎、こういうように御訂正になっているわけです。伊藤という支部長名で借りた。いま監事の方が言われるように、この規約によりましても、支部長の権限というものは五十万、あるいは随意契約をやる場合には三十万をこえることはならないという項目があるわけです。もしそれ以上のものをやるとすれば、理事長の契約の委任を受けて、その契約の写しを添えて、そうしてその問題について理事長のほうに報告をする、こういうような手続を当然踏まなければ定款を守っておらないということになると私は考……
○二宮委員 私もちょっと資料要求をしておきます。 これは法案関係の資料要求ではなくて、私立大学の助成について、振興対策調査会のほうが早急に資料を出そうというような空気になってまいりました。本会議の答弁におきましても、文部大臣の答弁よりも首相の答弁のほうが、あるいは参議院における文部大臣の答弁のほうが、むしろより積極的になっているような感じがしたわけなんですが、ただ、私がここでお願いをしておきたいのは、私学の中にも種々雑多なものがあるということで、ずっと以前から問題になっておりました例の国士館大学の件ですが、これに対する資料をひとつ。これは助成をして介入せずという大学自治に対する基本対策としま……
○二宮委員 関連して。この問題についての見解は、私は相当対立をしておると思うのです。文部大臣はおかわりになったのだけれども、局長はそのままいらっしゃるわけです。この法律案を通すために、自分の都合のいいような答弁の速記録だけを課長のほうからメモでもらってそれを答弁するが、私どもが昨年から一番心配しておったのは、やはり従来の、二十年前の非常に弊害のあった師範教育というものの復活の意図があるのではないかということで、昨年はずいぶん時間をかけてこの問題について論議を集中したわけです。その結果が私どもとしては、いま川崎君が言ったような見解に達して、そうではないということを理解をして、あの問題は法案をあげ……
○二宮委員 実は、本年度の大学受験難に伴って、私立学校の担当する部門が非常に大きいということを大臣が先般の所信表明でなされました。そこで、大学に対する臨時の調査会をつくって、これに対する具体案を作成をする、六月までには中間の報告をしょうかというような緊急事態でございましたので、私は、それに関係をして、特に先般から問題になっておりました国士館大学のいろいろな問題について本日は質疑をする予定で準備をいたしておりました。しかし、いろいろな事情で、理事会でその内容が、運営の状況が変わりましたので、本日は開会劈頭にこの問題に関連をして資料の要求をいたしまして、その資料に基づいて今後の質疑を展開してまいり……
○二宮委員 関連して。大学院設置について、これは私も同様の問題を持っておりますので金曜日に質問いたしますが、文部省の中に私立大学審議会という文部大臣が任命をする機関がある。その私立大学審議会の皆さん方が、こういう私立学校法第五条に基づく大学院設置に対する基準、そのほかの審議をされるわけなんです。そこでいま管理局長は、これに対して文部省は何ら責任もなければ調査の権限もないというようなことを言われますけれども、文部大臣が任命をされたところの大学設置審議会の諸君がこの大学院の設置についての審議をするのですから、当然私は任命をした文部大臣に責任があると思う。そういう逃げ方をして、全く野放し的な私立大学……
○二宮委員 参議院のほうで、大臣そのほか関係者が動けないそうでございますので、実は三月十八日に資料要求をいたしました問題に関連をいたしまして、御質問をいたしたいと思います。 そこで、この際、そういう参議院との事情も勘案をいたしまして、もし局長がいないところはそれにかわるべき者、責任者のいないところはそれぞれそれを補佐すべき者の陣容が渋滞のないように、そこにひとつ出席をしてもらいたいと思うのです。 したがって、私は前もって質問の項目だけを申し上げますから、これに必要な方はそれぞれ連絡をとって、十分準備をしていただきたいと思います。 まず第一番は、これは文部省の態度として、いわゆる大臣の所信……
○二宮委員 千田参考人にお尋ねをいたしますが、先生のおっしゃるように、三十四年の六月二十六日の準備会で答申をしました際には、第一劇場が伝統芸能、これは千五百人の収容、第二劇場が現代芸能で二千人の収容、能楽堂と第三劇場が伝統芸能で八百人収容、こういう答申案が出ておったのが、建築法の違反等の問題がからみまして、それから後に最終的には三十六年の二月十六日の準備委員会で現代芸能というものが切られてしまっておる、しかも名前は国立劇場である、そこに非常に私どももこの法律の題名と内容とに矛盾を感ずるわけなんですね。 そこで伝統芸能というものを考えてみますと、伝統芸能が発生した当時はやはり新劇だったと思うの……
○二宮議員 ただいま議題となりました学校給食法の一部を改正する法律案について、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。 学校給食は発足以来すでに二十年を経過していますが、その普及率は次第に高まったとはいえ、まだ十分なものではございません。昭和三十九年度の文部省調査によれば、完全給食実施校の在学児童生徒数が小学校では八三・一%(七百六十八万人)中学校ではわずか二二・七%(九十七万人)という現状であります。 特に学校給食が必要と考えられる農山村、漁村地帯での普及率が低いことは考えなければならない問題でございます。昨年来、「へき地の子どもらに学校給食を」との声が高まり、四十一年度国家予算では……
○二宮委員 津田刑事局長にお尋ねをいたします。朝からたいへん御迷惑をおかけしているわけですが、私はこれをお尋ねいたしまして、津田局長にはあと質問がございませんので、先に済ませたいと思います。 これは、私は昨年来いろいろと質問をしてまいりまして、さきの国会で、終末のころがああいうかっこうになりましたために、締めくくりの質問もできずにそのままになっておったわけですが、三十九年の十月二日に国士舘の学長が教授をなぐった、こういう事件がございまして、これに刑事問題として送検をされたわけですが、その送検の結果、柴田学長については起訴猶予という処分が決定をしたそうでございます。 そこで、これは法的な内容……
○二宮委員 大臣が見えますまで質疑をいたしたい問題は、主として今回大体終了いたしました国民体育大会の運営並びに今後の問題等につきましてお尋ねいたしたいと思います。 本年度の第二十一回国民体育大会は、従来の型とは非常に違って、剛健といいますか、いろいろ質素な面を生かして、相当りっぱな成果をあげた国体だったというような批判を私どもは聞いておるわけでありますが、ただ、これについては相当、主催者であるところの文部省におきましても、あるいは体育協会等におきましても、その功罪について厳密に批判をしながら、分析をしながら将来への運営というものを考えておるだろうと思います。 そこで、詳しい問題については資……
○二宮分科員 私は、局地的な問題ですが、大分県の日出生台の自衛隊が演習をしておる地域に沖繩の米軍が上がって演習をしようというこの構想に対して、数点にわたってお尋ねをいたしたいと思うのです。したがって、問題はごく簡単な問題でございますから、明快な御答弁で、あまり時間を長引かせないようにひとつお願いを申し上げたいと思うのです。 これは数年来問題になっていることでございますが、まずひとつ長官に確認をしていただきたいことがあります。たしか西村さんが防衛庁の長官をしておったときだと思いますけれども、北富士に沖繩米軍が上がって演習をしようとして、猛列な地元の反対に会った。そこで、やむを得ず、時期的に考え……
○二宮分科員 いま稻村委員からの御質疑がございましたけれども、私は前もって要綱を申し上げておきます。こういう点について御答弁いただきたいという問題でございます。 第一は、暴力排除の条例というものが、去年東京並びに大阪にできた。そのとき私は指摘をしたんですが、これらの状況が全国的にどのような波及の仕方をしておるか、こういう条例やあるいは法律をもって、ただいま刑事局長も言われておったが、頭から非常に強く押えようとすることはわかるんですけれども、それだけでは私は暴力の絶滅というものは期しがたいと思う。こういう情勢についてまず第一にお尋ねをしておきたいと思うんですが、要綱として申し上げておきます。 ……
○二宮分科員 時間が三十分に制限されておりますので、できるだけ簡明に質問いたしますから、答弁のほうもそのつもりでひとつお願い申し上げたいと思います。 まず第一に、今年度初めて文部大臣が文教委員会で文教行政に対する所信の表明をされましたことは、私どもとしては画期的な非常にいいことだというように考えております。ただ残念ながらわれわれが期待したほどの内容がないということが残念なところでございまして、地方行政の大臣などは、数枚にわたって各方面の問題を取り上げて、一年間の方針を表明されたのに対して、文部大臣はただ一枚だけの所信表明、枚数によっていろいろ言うわけではございませんけれども、内容を検討いたし……
○二宮小委員 先ほどいただきました、警備員制度の実施状況の調査資料ですが、自治省のお方にお尋ねしますが、この市町村の中で地方交付税の不交付団体というのはどのくらいありますか。交付団体と不交付団体とに分けて、いますぐでなくても、わかりますか。
【次の発言】 そうかた苦しく言わずに、不交付団体の都道府県分はわかりますけれども、市町村の中で不交付団体というのは、文部省と自治省のほうで一応内容を調べればわかるのじゃないですか。わかりませんか。
【次の発言】 いまでなくていいですよ。
○二宮分科員 文部省関係の予算全般についていろいろ検討いたしてまいりましたけれども、すでに十一名の質疑者が終わったということでございますので、私は、問題をごく二、三の点にしぼってお尋ねをいたします。特に今度の予算で重点を置き、あるいは新規に予算を計上したというような問題についてお尋ねをいたしたいと思うのです。 その第一点は、特殊教育に対する予算、あるいは教育行政の重点を指向したというこの問題についてお尋ねをいたします。従来非常に恵まれない層にあったところのこういう人たちに対して、自分の責任ではなくて、生まれながらにして身体が不自由である、あるいは精神的に薄弱である、あるいは病弱である。こうい……
○二宮分科員 私は時間を守りまして、簡単に御質問申し上げますが、いままでの質疑を聞いておりまして感じますことは、私は、法律を通すときにはきゅうきゅうとしていかなる附帯条件をつけ、あるいは附則にも挿入をし、どうかこうかそれを乗り切れれば、あとはのど元過ぎれば熱さを忘れるというようなことで、直ちにその約束をほごにする、こういう大臣並びに政府委員というのは優秀な者ではないと考えておる。したがって、いまのいきさつについては、評価がえの際に非常に紛糾をいたしまして、その評価がえの期限を一カ月も延期をするという事態になって、その場合に二割という限度をつけてそれを附則に入れたんです。そういういきさつは税務局……
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