このページでは和爾俊二郎衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○和爾委員 ただいま御説明がございました地方行政連絡会議法案に関しまして、いささかお尋ねを申し上げたいと存じます。大臣がいまほかのほうにお立ちになりましたので、関係の方々、特に本業の立案に関係した方ないしは同時に詳しい方にお答え願えればけっこうであります。 わが国の地方行政が、明治の初年に府県の制度として区域が設定され、行なわれてまいりましたが、当時の社会情勢等から考えますると、あの区域でちょうどよかったかもしれませんけれども、その後人力車やかごや馬車というような交通機関とは変わって飛行機か飛びかい、ジェット機が飛びかう時代となりましては、この区域というものはもうすでに非常に古い形のものであ……
○和爾委員 私は地方税制、財政の問題に関連いたしまして、人口過密の都市、すなわち大都市の税財政の問題について、二、三お教えを願いたいと思うのであります。 この問題につきましては、前回の委員会におきまして、奥野委員から御質問があり、それに政府側よりお答えがございましたので、大体了承をいたしておるのでございますが、もう一度、重複するようなことになるかもしれませんが、簡単にお尋ねをいたしまして、政務次官から簡明直截なお答えをいただきたいと存じます。 その第一点は、御存じのように、大都市におきましては財政が非常に逼迫いたしております。これは当局におかれて御調査があったので、御認識をしていただいてお……
○和爾委員 ただいま、過般本委員会が三重県、大阪府、兵庫県にわたりまして、詳細な御調査があって、その報告を承りましたが、その中にあらわれておりますように、産業公害特に大気汚染あるいは河川の汚染、騒音、振動、各方面にわたりまして、いろいろな重工業を営む大都市におきまして、この公害は極点に達した観がある。それに対しまして各都市ともそれぞれ特別な調査機関であるとか、研究機関を設けまして、精進をされておることも調査報告の中に出ておりますとおりでありますが、ただ単に、われわれは、その個々の間における調査研究は重要でありまするけれども、国全体として考えてみまするときに、これに対する国の総合的な調査研究が必……
○和爾委員 私は、自民、社会及び民社の三党を代表して、首都圏及び近畿圏の近郊整備地帯等の整備のための国の財政上の特別措置に関する法律案に対する三党共同提案にかかる附帯決議案について、提案の趣旨を御説明いたします。 附帯決議の案文はお手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。 第一に、首都圏及び近畿圏の整備は、御承知のとおり、これら両圏の既成市街地への産業と人口の集中がますます激化する傾向にかんがみ、近郊整備地帯等の整備開発を行なって、両圏の秩序ある発展、建設を推進しようとするものでありますが、これら人口及び産業の集中は、もちろん全国的な社会経済事象の流動の一環でありまして、……
○和爾委員 ただいま議題となりました自民、社会、民社の三党共同提案にかかる地方公営企業法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案について、三党を代表して提案の趣旨を御説明申し上げます。 附帯決議の案文はお手元に配付されておりますので、朗読は省略をさしていただきます。 御承知のとおり、近年における水道、交通等地方公営企業の財政悪化の現状にかんがみまして、国は、地方公営企業の健全なる発展をはかるため、左の諸点に留意すべきであると思うのであります。 第一は、人口の都市集中など社会環境の変化に伴う水需要の増大により、地方団体は水道の新設、増設、改良等、膨大な建設投資の必要に迫られておりますが、水……
○和爾委員 ただいまの華山委員の御質問は、まことに当面の問題をえぐった適切な御質問でありまして、それに対する災害の補償とかあるいはまた年金の問題等について、政府のほうにおける御決意のほども承りまして、まことにけっこうであると思いますが、この際、警察行政の最高峰におられる国家公安委員長の御決意を承りたいと存ずるのであります。いま、この問題については次に議員提出ででも法案の提出をしてみたいという華山委員のお話でございましたが、それよりも、国家公安委員長におかれましては、その立場から、この問題を自主的に提起されるほうがよいのではないかとこの際思いましたので、国家公安委員長の御決意のほどをお伺いいたし……
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