森義視 衆議院議員
30期国会発言一覧

森義視[衆]在籍期 : |30期|-31期
森義視[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは森義視衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

森義視[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第9号(1964/02/21、30期、日本社会党)

○森義視君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明の行なわれました特定産業振興臨時措置法案について、総理並びに関係各大臣に質問を試みんとするものであります。(拍手)  本法案は、貿易の自由化に伴い、わが国産業の新しい体制をどのように整備するかという、いわゆる新産業体制論を理論的な背景として、通産官僚の手によって立案されたものでありますが、その内容は、ただいま通産大臣も趣旨説明の中で述べられたとおりに、わが国産業の国際競争力を強化するために、特定の産業を国の誘導によって集中、合併し、企業の大型化をはかり、金融、財政、税制上の優遇措置を講じて、独占体制を官民協調方式によって強化しよう……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 衆議院本会議 第43号(1965/05/13、30期、日本社会党)

○森義視君 先ほど報告されました林業の動向に関する年次報告、いわゆる林業白書、並びに昭和四十年度において講じようとする林業施策につきまして、私は、日本社会党を代表して、主要な問題点について総理並びに関係大臣の所信をたださんとするものであります。(拍手)  わが国の山林原野は、国土総面積の六八%を占め、EEC六カ国の総林野面積とひとしい世界でも屈指の森林国であるにもかかわりませず、その有効かつ高度な活用に対する政治的施策の適切を欠くため、最近の経済成長に伴う木材需要の急増に対応できないのみか、逆に生産が停滞し、石油、綿花に次ぐ年間四億ドル以上に及ぶ外材の輸入を仰いでやっと需給のバランスを合わせさ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第30号(1966/03/22、30期、日本社会党)

○森義視君 ただいま農林大臣から趣旨説明の行なわれました入会林野等に係る権利関係の近代化の助長に関する法律案について、私は、日本社会党を代表して所要の質問を行ない、政府の所信をただしたいと考えます。(拍手)  去る一月二十八日、最高裁の判決で入会権者の敗訴に終わった小繋事件は、親子三代、五十年に及ぶ入会権をめぐる争いとして、あまりにも有名であり、この判決を契機に、さらに世人の関心を一そう高めたところでありますが、この小繋事件が端的に示しておりますことは、入会権の問題は法律的にも異論の多い問題であり、単に法律問題一本では解決できない複雑な要素を持っているということであります。  すなわち、昭和十……

森義視[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

森義視[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 オリンピック東京大会準備促進特別委員会 第7号(1964/08/31、30期、日本社会党)

○森(義)委員 国内の入場券の販売に関連してちょっとお尋ねしたいのですが、先ほど、関係団体を通じての国内入場券の販売は一〇〇%売れておる、しかし、その他の、たとえば交通公社等を通じて売っておるのはまだずいぶん残っておる、こういうお話なんですが、私は、国内でオリンピックが国民のすべてのものになってないのは、何かオリンピックというのは高ねの花で、見たいのだけれどもどうせ見れないのだ、切符の入手方法も知らないという人が非常に多いのじゃないかと思うわけです。私は陸上競技協会のほうに関係しておりますが、陸協等でも、県の段階で配付しますと、なかなか手に入らぬわけです。何とかやりくりをしてぜひ見たいのだけれ……

第46回国会 商工委員会 第5号(1964/02/07、30期、日本社会党)

○森(義)委員 私は、国会議員一年生の上に、電気事業に関しましてはずぶのしろうとですので、あるいは幼稚な質問をするかもわかりませんが、ひとつ懇切丁寧にお答えを願いたいと思います。  先日来の委員会を承っておりますと、質問者と答弁者のやりとりだけで、うしろですわっておりますとずいぶんわからないことがたくさんあるわけです。特に私のほうでは新人の委員が多いわけでございますので、ひとつ私を含めてみんなにわかるように丁寧な御答弁をお願いしたいと思うわけです。  そういうことを前提といたしまして、まず最初に提案者にお尋ねしたいわけでございますが、電源開発法が去る十三国会で自民党の議員提案として成立いたしま……

第46回国会 商工委員会 第14号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○森(義)委員 時間の関係もございますので、数ある中小企業問題の中で、特に私は雇用問題に限定して二、三総理にお尋ねをしたいと思います。  その第一は、今日の中小企業における深刻な若年労働者の雇用の問題について、その原因がどこにあると総理はお考えか、お尋ねしたいと思うわけです。昨年の三月新中を卒業いたしました卒業生の規模別の充足率を見てみますと、五百人以上の大企業におきましては五七・七%、ところが百名以下の中小企業におきましては二六%、すなわち、十人の求人に対して二・六人しか確保できない、こういう状態にあるわけです。しかも、大企業が雇います若年労働者というのはより抜きの労働者です。それのよりかす……

第46回国会 商工委員会 第21号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○森(義)委員 ちょっと資料要求を…。中小企業の雇用問題について労働省からひとつ資料を出していただきたい。それは若年労働力の定着率ですが、それも単なる若年労働力の定着率ではなしに、特にこういう資料を出していただきたい。というのは、最近中小企業は、いまの質疑応答の中にもありましたように、労働力を吸収するのに非常に困っている。たいへん苦労して集めた労働者が、大体一、二年にしてAクラスは中、大企業に移動する。中小企業は、あたかも職業訓練所のようになっている。こういうふうに中小企業家は優秀な労働者をよそにとられてしまうということで非常に困っているのです。そしてこういう移動する優秀な労働者をジプシー族と……

第46回国会 商工委員会 第31号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○森(義)委員 関連して伺いたいのですが、先ほどから参考人に出席していただきました無担保債権者の方並びに東発の参考人として来ていただきました委員長の前島さんの悲痛な叫びを聞いておりまして、私は暴力事件が起きないかあるいは違法な行為が起きないかと実は心配をして、その気持ちになって聞いておったわけです。ところが通産大臣は、その悲痛な叫びをこの場で聞いておられないから、先ほどの発言を聞いておりますと、参考人の皆さんにとっては、大臣ともあろうものがずいぶん変な感情でものを言うなというふうにお聞きになっておられると思います。また先ほどからわが党の先輩の議員やあるいは同僚の質問に対する中小企業庁長官並びに……

第46回国会 商工委員会 第34号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○森(義)委員 関連いたしまして、先般当委員会で質問されました東発の倒産につきまして、早急に実情調査をして善処する、こういう御答弁もいただいておるわけですが、その後の経過、特に具体的な措置について、計画部長から最初お伺いしたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁で、金融関係について、市中銀行に対しては大蔵省を通じて善処方、それから政府関係の金融機関については具体的には調査中で、若干残っておるところもありますけれども、可能な限り便宜を与える、こういうようなことをやっておるようでありますが、政府関係の金融機関とそれからおたくのほうで機関の代表者が集まって、この辺の意思の疎通が十分にできておるの……

第46回国会 商工委員会 第36号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○森(義)委員 具体的な法文の質問に入ります前に、基本的な考え方をただす意味において二、三お伺いしたいのですが、まず最初に、最近における主要先進国の工業政策、実は現行法が出されましたときに繊維局からこういう膨大な資料をもらったのですが、その後の先進国における繊維工業対策の変化をお聞きしたいわけです。と申しますのは、繊維工業は、もう今日世界的な問題になっておるわけですから、日本だけが独立して現在の情勢をどういうふうに打開していくかというようなことを考えてもこれは無理だと思うのです。そこで最近における先進工業国の繊維工業政策というものをまずお伺いしたいと思うわけです。

第46回国会 商工委員会 第41号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○森(義)委員 この間から、たいへんむずかしい法律でいろいろと勉強し、また先輩委員の質問を聞いておりまして、どうやらこの法案のあれがやっと明るみに出てきて、自分でも理解できるようになったのですが、現行法と新法の大きな違いはごく一部だと私は思うのです。要約すると、結局村区分の簡素化と、現行法の使用規制、使用制限を、使用制限と設置制限で縛る、この二つに要約されてまいるのではないか、いろいろなことを書いておりますが、そういうふうに思うわけです。  そこで共同行為については、現行法でも二十四条で、はっきりと廃棄、格納その他の措置によって通産大臣が共同行為の実施を指示しなければならないと、むしろ新法より……

第46回国会 商工委員会 第47号(1964/05/21、30期、日本社会党)

○森(義)委員 本日、東発問題の参考人として金成富士電機社長と平島東発社長のお二方に御出席をいただいたわけですが、具体的な質問に入ります前に、私どものお二方に対する質問の基本的な態度を申し上げまして御協力をいただきたいと思うわけでございます。  皆さんも御承知のように、国政を担当する最高責任者である池田総理は、高度経済成長政策のひずみを是正するために、中小企業や農業の振興に経済政策の重点を指向するということを、国会におきましてもまたあらゆる機会を通じて述べておられるわけですが、皮肉にも中小企業の倒産は続発をいたしまして、全く悲惨な状態にございます。私どもは、国政に参画する立場から、これ以上の中……

第46回国会 商工委員会 第57号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○森(義)委員 わが国の化学工業界において第三位にランクされる昭和電工の、しかも重要工場である川崎工場が、御承知のように昨日三時十分に大爆発を起こしまして、死者十二名、負傷者百十名という未曽有の大事故を起こしたわけでございますが、私は、この事故によって死亡あるいは負傷された皆さん方に心から哀悼の意を表しますとともに、これが監督機関である通産大臣に対して、この問題について以下御質問を申し上げたいと思うわけでございます。  このようなわが国の新鋭工場といわれる石油化学工場において未曽有な大爆発事故を起こした、その原因あるいはそのような実態に陥った今日の状態というものについて、大臣はいま現在の時点に……

第46回国会 農林水産委員会 第56号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○森委員 海瀬さんにちょっとお伺いしたいのですが、林道の問題につれて外材の問題の研究をしておられるわけですが、これを読んで見ますとですね、ま、外材がどの程度日本の国家に、貿易などに役割りを果してきておるか。それでその林道をですね、政府の国家資金によってつくり、根本的に生産をあげる、こういうことによって、むしろこちらから輸出するようにしようじゃないか、こういうふうな考え方ですが、御承知のように、今後開放経済体制に向っていく中で、今おっしゃられるような方法だけで、外材との競争ができなければ、もっとその具体的なこの点について何かあればお伺いしたいと思います。

第46回国会 農林水産委員会 第61号(1964/06/17、30期、日本社会党)

○森(義)委員 私は、きよう先輩議員のお許しを得まして、商工から差しかえていただいて、質問をさせていただくことになったわけですが、きょうまで十数年間、主として民有林の組織のお世話をさせていただいてまいりました。山林で働く、特に民有林労働者の、社会保障から見放された劣悪な労働条件、あるいは文化から隔絶された悲惨な生活環境、あるいはまた封建的な、あるいは不安定な雇用の中で苦しんでいる労働者の問題を、いやというほど実はきようまでながめてきたわけでありますが、何らかの政府の抜本的な政策がない限り、林業労働者というものは一代にして終わっていくであろうという不安を実は持っておったわけであります。たまたま今……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 商工委員会 第1号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○森(義)委員 先ほどから中小企業庁長官をはじめ参考人として御出席をされた方々から、今日の中小企業の倒産は容易ならぬ事態に入っておるということについて概略御説明を聞いたわけですが、東京興信所の資料が唯一の中小企業の倒産の実態を報告しているように、中野長官からもそれを参考にしておるということがございましたが、東京興信所の調査を見ますと、ことしに入りまして、五、六、七月の横ばい状態を除きまして、毎月新記録を更新している。この状態ですと、ことしの年末一ばいで大体倒産件数は四千件をこすだろう、負債総額も大体四千億をこすだろう、こういうふうにいわれておるわけですが、これは三十一年以降漸増し、慢性化してま……

第47回国会 商工委員会 第2号(1964/12/07、30期、日本社会党)

○森(義)委員 中小企業の倒産に関連して中小企業の特に徴税問題、あるいは税制問題についてお伺いしたいと思います。先日もこの委員会で、倒産の原因についていろいろとそれぞれ業界ごとに違った原因があり、どこに倒産の原因の主たるものがあるかというようなことについてはなかなかつかみにくい現状である、しかしその中で、倒産の大きな原因の一つに、中小企業の金融問題、それから根本的には構造上の問題、こういうふうに大きく分けて倒産の原因が述べられたわけですが、私、中小企業の税制の問題にも今日中小企業倒産の何割かを含んでおる、こういうふうに思うわけです。そこで中小企業の税制の問題ですが、大蔵省の徴税課長がまだ来てな……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 災害対策特別委員会 第7号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○森(義)委員 去る三月十六、七日の近畿地方の異常な雪害による被害状況につきましては、災害対策特別委員会から派遣されました調査団長の楯委員長から、先刻、詳しい現地の悲惨な状況について、さらには現地の被災者の救済についての要望等について御報告がありました。また、ただいま同僚委員の八木委員から、特に奈良県の実情を視察した点についての概括的な被災状況の説明がございましたので、私は重複を避けまして、特に時間の制限がございますので、具体的な救済の内容についてお聞きしたいと思うわけです。  まず最初に、先ほど政務次官も言明されましたように、今月の末には天災融資法の発動がされる。天災融資法の発動によりまして……

第48回国会 農林水産委員会 第6号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○森(義)委員 先ほど林野庁長官からも補足説明がありました森林開発公団法の一部改正につきまして、具体的な質問に入ります前に、せっかく大臣お見えでございますので、この機会に、わが国の林業政策全体について、若干時間をいただいてお尋ねをしたいと思います。  前国会で成立いたしました林業基本法の九条一項によりまして、近く林業の動向に関する年次報告が出されると聞いておりますが、いずれその報告書が出ました段階で、あらためて詳しくお尋ねしたいと思うわけでございますが、大臣も御承知のように、前国会で林業基本法が制定されました趣旨は、先ほどの吉川委員からの質問にもありましたとおり、急速に発展するわが国の経済動向……

第48回国会 農林水産委員会 第7号(1965/02/23、30期、日本社会党)

○森(義)委員 前川の委員会で、大臣並びに長官のほうから、林業行政全体の見地から、主として森林資源の現況、それから資源の開発、さらに労働力の確保の問題あるいは林業経営の動向等についてお尋ねしたわけですが、きょうは大臣お見えになっておりませんので、担当長官の林野庁長官に、もう少し具体的な内容について、掘り下げた質問をさせていただきたいと思います。  質問の内容は、主としていまかかっております森林開発公団法の一部改正に関連する内容に大体限定をいたしまして、それに関連する問題についてお尋ねしたいと思うわけでございますが、長官のほうでは、できるだけ私どもがこの法案を理解する立場から、細部にわたって了解……

第48回国会 農林水産委員会 第8号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○森(義)委員 質問の冒頭に、先ほど同僚の湯山氏から質問がありました地財法の関係で、市町村の寄付金が従来なかったという長官の答弁でございますが、何かの間違いじゃございませんか。私の資料では、昭和三十二年度から現在までの市町村の寄付金の契約総額は二億一千五百八十九万、現在継続中のものが四十六件で一億三千百万となっております。長官は先ほど、地方公共団体からの寄付金はなかった、こういうふうにおっしゃっておられますが、何かの間違いではございませんか。
【次の発言】 同僚の湯山議員はそのことを冒頭に質問したのですよ。それでは、これは受益者負担の総額の何%くらいになりますか。

第48回国会 農林水産委員会 第20号(1965/03/30、30期、日本社会党)

○森(義)委員 ただいま総務課長から、全体の農林業の積雪等による被害のケースをお伺いしたわけですが、特に私は、去る三月十六、七日、近畿地方を襲いました春雪による農林業の被害、わけても奈良県、和歌山、兵庫、大阪の林業被害について、それぞれの該当県から報告のありました資料の概算をお伺いしたわけでございますが、それ以上に、さらに林野庁で実情について調査、把握しておられるのがございましたら、お知らせ願いたいと思います。
【次の発言】 私どもの手元に届いております資料によりますと、特に近畿地方の春雪による林業関係の被害は、奈良県が総被害額の半数に近い六十四億の被害を受けておる。こういう報告をいただいてお……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 農林水産委員会 第6号(1965/08/11、30期、日本社会党)

○森(義)委員 去る四十六国会で林業基本法が制定されまして、わが国の林政の基本方針が明らかにされたわけですが、林野庁の監修による「林業基本法の解説」の冒頭でも、長官が、この基本法は明治以来のわが国の林政に一紀元を画するものである、こういうふうに高く評価しておられます。ところが、この法律はいわば宣言法的なもので、この法律の精神を生かして具体的にわが国の林政を推進するためには、多くの関連立法が必要だと思うわけです。と同時に、政令あるいはその他の行政指導の面で、この精神を生かすための具体的な措置が講ぜられなければ、せっかくりっぱな基本法ができましても、いわば仏つくって魂を入れない、こういう結果になろ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 農林水産委員会 第7号(1966/02/23、30期、日本社会党)

○森(義)委員 先日、大臣が本委員会で明らかにされました所信表明の中で、林業問題に限定をいたしまして、数点お尋ねをしたいと思います。  その第一点は、大臣も方針書で述べておられますように、木材の需要が引き続いて拡大をしている、それに対して国内材の供給が対応できないために、外材輸入が増大をしている、こういうふうに言っておられるのですが、外材の輸入がわが国の林業にどういう影響を与えてるか、まず第一に、この点についてお答え願いたいと思うわけです。政府の刊行物である経済白書等を読んでみますと、外材輸入によって国内価格が低迷をして、造林が非常におくれておる、こういうふうに指摘をしておるわけですが、その実……

第51回国会 農林水産委員会 第9号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○森(義)委員 昨日予算分科会の質問で、長官は、私に、外材の輸入はここしばらく漸増するけれども、五十年をピークとして横ばい、さらに減っていく、こういう答弁をしておられたわけです。これは参議院の予算委員会でも、北村委員の質問に対してそういう答弁をせられておるのは、何らかの根拠があると思うのですが、五十年をピークにして、外材輸入は減っていく、こういう答弁の根拠をお聞きしたい。
【次の発言】 三十七年の十月に林野庁が出しておられます林産物の需給等に関する長期見通し、これによりますと、昭和四十七年に外材が千七百万立米、これは御承知のように、すでに今日、三十九年で千九百十六万立米も入っておるわけですね。……

第51回国会 農林水産委員会 第26号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○森(義)委員 この法案は、当初林業基本法の関連法として、林業基本法の提案と同時期に提出する予定であったところが、関係各省、特に自治、法務、大蔵との折衝が非常に難渋をきわめてきょうになった、こういうふうに承っておるわけでございますが、特に関係各省との折衝の中で問題点になったところ、どういう点が問題点になって二国会も経過したか、その点について最初に承りたい。
【次の発言】 いまのお話で、自治省とは、自治法上の旧慣使用権の問題あるいは民法の入り会い権の問題を同一法律で律することはむずかしいという問題で、議論があった。特に大蔵省、自治省とは税法での恩典の問題があった。それだけの問題で二年ほど折衝に日……

第51回国会 農林水産委員会 第28号(1966/04/19、30期、日本社会党)

○森(義)委員 先日の質問で、政府は今度考えておる入り会い林野の整備については、まず私権化をしたあと行政指導でやる、いわゆる生産森林組合の協業化に指導していく、こういうことで、その問題について若干入ったわけでございますが、そこで質問が保留になっておりますので、引き続いて、その点でお尋ねをしたいと思います。  この間も、大蔵省の中橋税制第一課長に生産森林組合の税制についてお尋ねしたわけですが、林野庁として、今度どのように生産森林組合に対する税制をお考えになっておるのか。個人経営の場合においては、いわゆる林業総所得から所要経費を引いて、それに対して五分五乗方式で、一般所得が分離課税になっているわけ……

第51回国会 農林水産委員会 第41号(1966/05/27、30期、日本社会党)

○森(義)委員 前回の当委員会で、法案の具体的な審議の入り口に入ったわけですが、入り会い林野の整備に関する申請の段階まで質問を大体終わったわけであります。  そこで、第三条の規定に基づきまして、入り会い林野の整備の認可の申請が知事に出されて、知事が第六条によって審査して、これを公告するわけです。第六条では、出されました入り会い林野の整備計画について、詳細な審査を行なって、その適否を知事が決定する、こういうふうになっておるわけですが、どういうふうな審査をやるのか、整備計画の提出の段階でかなり指導が行なわれているわけですが、それに基づいて準備を進められて、整備計画が出され、認可の申請がされる、その……

第51回国会 農林水産委員会 第47号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○森(義)委員 先日、入り会い林野の近代化の問題について、二班に分かれて現地を調査してまいりまして、今日までいろいろと御審議いただいている問題点のほかに、多くの新しい現地の要請を承ってまいりまして、この際、そういう問題について、政府の所信をただしておきたい点が数点ございますので、前回の質問に引き続いて、特に現地で問題点になった点を中心にしながらお尋ねいたしたいと思います。  まず最初に、今度の入り会い林野の整備につきまして、山村僻地の実情から申し上げまして、古い封建的ないろいろな権利関係があって、ややもすると、弱い階層が犠牲をしいられるおそれが多分にあるわけでございますが、特に今度の法案の中で……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 農林水産委員会 第5号(1966/10/08、30期、日本社会党)

○森(義)委員 ただいま北海道の冷害について御陳情がございましたが、私ども委員派遣の第一班の調査について、ただいまから御報告をさせていただきます。  第一班は、去る九月十二日から十六日まで五日間、森田団長外五名の委員をもちまして、北海道における農林水産業の実情に関し、特に道北、道東等の地域に甚大な被害を及ぼしている冷害の状況並びに甘味資源の生産振興等について調査してまいりました。  簡単に調査日程の概要を申し上げますと、九月十二日には、札幌市の日本てん菜振興会てん菜研究所において、てん菜の優良品種育成の試験研究の実情を調査した後、同市において北海道庁をはじめとして、北海道開発局、営林局等それぞ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○森(義)分科員 私は外材問題について、農林省並びに通産省にお伺いしたいと思うのですが、外材問題については、すでに同僚議員からかなりたくさんの質問が出されておりますので、重複しないように、時間がありませんので、要点だけについて質問したいと思います。  まず第一に、外材の輸入について政府は何らかの規制措置を考えておられるかどうか。基本的には、一次産品の輸入については、わが党はワンクッション置くべきであるという考え方に立っております。しかし当面少なくとも国内産材と競合の高い、たとえば米ツガ等の輸入について、何らかの規制措置を考えておられるかどうか。この点まずお尋ねいたします。



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データ更新日:2023/02/05

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