このページでは菅波茂衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○菅波茂君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました国有林野の活用に関する法律案について、賛成の討論を行なわんとするものであります。(拍手) 私は、国有林野がその面積においてわが国森林面積の約三分の一、国土面積に対しても二割余を占め、国土の保全、林産物の需給及び価格の安定などに大きな役割りを果たすとともに、従来からも、経済情勢の推移に即応して、地元産業の振興と地元住民の福祉向上に寄与してまいったことにつきましては、高い評価を与えるものであります。(拍手)しかしながら、近年の社会、経済の伸びと変化はまさに驚異的であり、このことは、昭和三十年代以降幾たびか立てられた国の中・長期経済計……
○菅波委員 関連して。ただいま箕輪さんのほうから保険制度の根本的な問題について触れたわけであります。実は厚生省の監修である「厚生」という本の六月号の中に、特にこういうことばがあるわけであります。最近の医療給付の現状から見て、実際に給付を受ける者と給付を受けない者との均衡からいっても、いわゆる一部負担を設けなければならぬ。つまり、病気の者が健康な者に対して一部負担をしなければならぬというようなことが書いてあるわけであります。これは厚生省保険課が出しておるわけでありまして、非常に重要な発言ではないかと思うのです。保険というものは、やはり相互扶助の精神の中でやられておるわけでありまして、まして、だれ……
○菅波委員 私は、自由民主党を代表して、本法案に対して賛成の討論を行なわんとするものであります。 わが国海運の置かれている実情、体質、問題点等については、すでに今日までの委員各位の熱心な審議の過程で明らかになり、その問題把握については各委員ともほぼ同様の認識を持たれたものと承知いたすものであります。 今回の改正法案は、現在実施されている開銀融資分の利子補給を再建整備計画期間中である昭和四十三年度についても実施し、四十四年度以降の海運自立発展計画への基礎がために資せんとするものでありまして、以下申し上げる理由により、賛成を表明いたしたいと存じます。 その第一の理由は、今回の整備計画の進捗に……
○菅波委員 まず、大臣に総括的な質問をして御回答をいただきたいと思います。
新港湾整備五カ年計画というのは、昭和四十三年度から発足すると考えておるわけでありますけれども、すでに昭和四十年を初年度とする五カ年計画がなされて今日まで来ておるわけであります。四十三年と四十四年という二カ年を残してまたこの計画を改正するわけでありますけれども、その新しい計画を策定する上に立っての必要性といいましょうか、まず計画の必要性について、大臣からお伺いしたいのであります。
【次の発言】 本法案が成立をすれば、運輸省は直ちに新しい計画の内容確定の作業を急ぐわけでありますけれども、そこで新計画の投資額というもの、こ……
○菅波委員 ただいまの漁業問題に関連をしまして、私から二、三お伺いしたいと思います。 ただいま日ソ漁業交渉中でありまして、非常な微妙な段階になっておりますので、私のほうからはできるだけ、大臣としてこの席で発表でき得る点についてお伺いをしたいと思うのでありますが、まず、本年度の北太平洋におけるところのニシンの刺し網漁業についてであります。 すでに御承知のとおり、昨年の操業期日をもうすでに過ぎておるわけであります。現地におけるところの船主並びに乗り組み員というものは、非常な不安と動揺にかられておるわけでございます。また御承知のとおり、一日この操業というものがおくれますと、まことに価値のないもの……
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