このページでは斉藤正男衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○斉藤正男君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました日本学術振興会法案に反対の討論を行なうものであります。(拍手) 文部大臣の提案説明によれば、本法は、学術の振興をはかるため、特殊法人日本学術振興会を設立し、学術研究の助成、研究者に対する援助、学術に関する国際協力の実施の促進等の業務を行なわせることを目的としております。 政府は、本法により、今後、振興会を窓口として学術振興行政を積極的に推進すると説明しておりますけれども、しさいにこれを検討いたしますと、実はわが国学術研究の将来に重要な問題をかかえ、重大な影響のあることを見のがすわけにはまいらないのであります。(拍手) その第……
○斉藤正男君 私は、日本社会党並びに公明党を代表し、文部大臣坂田道太君不信任決議案を提出せんとするものであります。 まず、案文を朗読いたします。 文部大臣坂田道太君不信任決議案 本院は、文部大臣坂田道太君を信任せず。 右決議する。 理 由 文部大臣坂田道太君は、日本国憲法ならびに教育基本法を尊重し、その各条項を実現する重大なる責務を果たさず、今国会に「大学の運営に関する臨時措置法案」を提出し、国会を混乱せしめた。 この法案は、学長への権限集中、文部大臣の監督権強化、教員人事への不当な干渉、一方的な休廃校認定など国家権力の介入によって、大学が自由的におしすすめようと……
○斉藤(正)委員 面接関係があるわけではないのでありますけれども、冒頭、大臣の所見を伺いたいことがございます。 それは、ことしの東京大学の卒業式に大河内総長が卒業生に対して卒業のことばを贈りましたけれども、その中に、エリートとして権力の座にすわるよりも国民生活の底辺にあえぐ多くの人たちのよき指導者になれというような意味のことを言われました。また、昨年は、御承知のように、肥えた豚になるよりもやせたソクラテスたれというようなことを言いましたけれども、今日の世相の中で、特に教育の問題がいろいろ言われている中で、私は傾聴するに値することばだというように考えるわけでありますけれども、東京大学の大河内さ……
○斉藤(正)委員 去る五月二十六日の本委員会におきまして、自民党の葉梨委員から概括的な質問が行なわれました。私のただいまからの質問と重複する面も多少ありますけれども、なるべく重複を避けたいと思いますが、速記録もまだ出ておりませんので、あるいは若干重複するかと思いますけれども、その点はお許しをいただきたい。 まず第一に、学級編制基準について伺いたいと思うわけでありますけれども、学校教育法第三条の学校設置基準、これは御承知のとおりでありますが、「学校を設置しようとする者は、学校の種類に応じ、監督庁の定める設備、編制その他に関する設置基準に従い、これを設置しなければならない。」という条項を受けて、……
○斉藤(正)委員 いわゆる高校定数法の審議にあたって、過日教壇外職員の問題についていろいろ伺ったわけでありますけれども、特にそのうちで農、工、水に多くあります実習助手の定数について、これまた触れたところでありますけれども、局長の答弁を伺った中で、現場の実態とそぐわないというふうに思われる点が具体的にありますので、少し触れてこの問題を究明してみたいというように思うわけであります。 静岡県に沼津工業高校という学校がありますけれども、この学校は実は七学科あるわけであります。現行法によりますと、この実習助手の定員は十五名であります。また、改正法によりましても同じ十五名であります。この学校には定時制が……
○斉藤(正)委員 いわゆる公立高校定数法の審議の最終段階を迎えて、過日の齊藤初等中等局長の説明並びに答弁、ことに私の質問に関連して、附則の第三項の解釈をめぐってなお私、若干疑問がありますので、解明をいたしたいと思うのですが、きわめて簡単であります。 と申しますのは、政令の内容は、たとえば昭和四十二年度を例にとってみますと、新法による定数と旧法による定数の差の五分の一を充足する、いわゆる五分の一方式をとっていくという説明であったわけです。これはそのとおり解釈して間違いないものかどうか。そのお答えいかんによって次の質問が出てくるわけです。この点、はっきりしていただきたいと思うのです。
○斉藤(正)委員 関連して。長谷川委員の質問にお答えになって概略わかったわけでありますけれども、特に埋蔵文化財を発掘して出土したものを、どう利用し、活用していくかという点につき特段の御配慮をいただいておるということも聞いておるわけでありますけれども、私は静岡の出身でありますが、東名の工事にあたって非常に多くの埋蔵文化財を調査をし、発掘をし、なお今後もあることでございますけれども、出土品があるわけです。先ほど長谷川委員の質問に答えて、事後処理の問題として今後十分配慮したいというようなお答えがあったわけでありますけれども、たとえば収蔵庫の新設といったようなものに対し、道路公団側はどこまでの配慮をし……
○斉藤(正)委員 先ほどからお三方の説明並びに質問者に対する答弁を伺っておるわけでありますけれども、一点だけ伺いたいと思うわけであります。 ちょうだいいたしました学術会議の関係資料をいろいろ拝見いたしたわけでありますけれども、特殊法人日本学術振興会の法制化にあたって、一番問題になっております先ほどの申し入れ書であります。いろいろ資料がついておりますので、ずっと一読しましたけれども、事こういうような事態で日本学術会議が政府に申し入れをしたというのは、一二ページの要望事項とともに二つあるように思います。したがって、日本学術会議といたしましては、かなり強い総会の総意でもってこの申し入れをした。説明……
○斉藤(正)委員 私は、過日来問題にされており、今日なお十分理解がいっておりません二、三の問題について、お尋ねをいたしたいと思います。 そのまず第一は、日本学術会議との関係であります。午前中の石川委員の質問の中にもありましたけれども、過日参考人の意見を徴した際の参考人の陳述、あるいは当局の答弁等と関連をいたしまして、石川委員がお尋ねした内容が私の考えた点とまるきり違いますので、まずこれはどちらがほんとうであるかを伺っておきたいと思うのであります。すなわち、昭和四十二年四月二十四日付で内閣総理大臣あてに、日本学術会議の会長である朝永さんから日本学術振興会法案についての申し入れがありまして、この……
○斉藤(正)委員 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題になっております日本学術振興会法案の採決にあたりまして、反対の討論を行ないたいと思います。 日本学術振興会法は、文部大臣の提案説明によりますと、学術の振興をはかるため、特殊法人日本学術振興会を設立し、学術研究の助成、研究者に対する援助、学術に関する国際協力の実施の促進等の業務を行なわせることを目的としております。政府は、本法案により今後振興会を窓口として学術振興行政を積極的に推進すると説明しておりますが、しさいにこれを検討いたしますと、実はわが国学術研究の将来に重要な問題をかかえ、かつ重大な影響のあることを見のがすわけにはまいらないので……
○斉藤(正)委員 関連。答申に出ている基本線あるいは先ほどの討論等々から、私は、過日も申し上げましたけれども、持論としてPTAというものは社会教育団体ではない、学校教育団体だという考え方をますます強くしたのです。学校教育団体というとちょっとおかしいのですけれども、やはり学校教育の外郭団体だというように思うのですが、その点相変わらず、PTAというのはやはり社会教育団体だ、したがって社会教育局が扱うのだという考え方については、これっぱちも微動だもしないですか。多少お考えになっている点はないですか。これは社会教育局長に聞けば返事はわかっているので、初等中等局長に一言……。
○斉藤(正)委員 午前中、唐橋委員の質問が行なわれまして、かなり詳細にわたっていわゆる人事院勧告の内容につき質問と答弁がございまいました。私はなるべく重複を避けて伺っていきたいと思います。 初めに、佐藤総裁から、この勧告は内閣並びに国会へ行なったものであり、したがって、国会の立場から、あるいは議員の立場からこれをどういう角度で把握していくか、というような点につきましては全く同感でございまして、いたずらに関係当局を追及するとか、あるいは要望するとかという態度を捨てて、勧告を受けた側の立場も考慮しつつ伺っていきたいというように思うわけでございます。そういう立場から、実は例年行なってまいりましたこ……
○斉藤(正)委員 先ほど唐橋委員の質問に答えて、大臣の答弁の中から、どうしても理解できない点がございますので、関連して二、三伺いたい。 人事院勧告の完全実施をめぐって大臣が特に六人委員会へ入っていって努力されたことについては敬意を表するものでありますけれども、私どもが期待していたほど大臣の働きがあったと評価するわけにはまいりません。非常に残念であります。しかも大臣は、スト権が剥奪されている日教組が実力行使などということは違法である、一カ月繰り上げて八月にしたんだから前進ではないかというような言い方をされておりますけれども、基本的な問題を忘れておられるのではなかろうか、このように思いますので伺……
○斉藤(正)委員 去る委員会におきまして、私は唐橋委員の質問に関連をし、日本教職員組合のあり方、これに関連をするわが国の文教政策のあり方につき大臣にお尋ねをいたしました。その際特に私が承りたかったことは、WCOTPが大臣に対し要望書を提出している問題、これをごらんになったか、また、ごらんになったとすれば、この要望の事項に関しどのようにお考えになっておられるのかということを聞いたわけでありますけれども、不幸にして当時大臣はこの要望書をまだ見ていないということで、たいへん残念に思ったわけでありますけれども、その後かなりの時日を経過いたしておりますので、初中局長の答弁もこれあり、ごらんになっているこ……
○斉藤正男君 ただいま議題となりました学校警備員の設置に関する法律案について、提案の理由と内容の概略を御説明申し上げます。 第一に提案のおもな理由について申し上げます。 今日、学校教育法で規定する公立諸学校の用に供する教育財産の管理は地方公共団体の長の総括のもとに教育委員会が管理するものと規定されています。(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第二十三条、「教育委員会の職務権限」、第二十八条、「教育財産の管理等」、第三十三条、「学校等の管理」)そしてこの学校等の管理の重要な仕事の一つとして教職員の宿日直勤務が行なわれているのであります。 数職員の宿日宿勤務を課する根拠法規とされているの……
○斉藤(正)委員 私は、日本学校安全会の運営につきまして若干の質問をいたしたいと思うのであります。 日本学校安全会法の第十六条によりますと、「安全会に、運営審議会を置く。」「運営審議会は、二十人以内の委員で組織する。」「次に掲げる事項については、理事長において、あらかじめ、運営審議会の意見を聞かなければならない。」というようなことがずっと書いてありますけれども、現状、安全会はこの運営審議会の委員を二十名任命されているのかどうか。そしてまた、審議会は最近一カ年どの程度に招集をされ、どのような審議を続けられてきたか。審議会委員のメンバーまでは必要ありませんけれども、人数と、ここ一年間の審議会の開……
○斉藤(正)委員 議題となっております日本学校安全会法の質疑に入るわけでありますけれども、その前に、去る三月二十八日安全会法に関連をして質問をいたしましたが、その内容につきましては、千葉県国府台高校の石井君と柳沢君が浅間山で遭難をされたことに対し、学校安全会法の適用をするわけにはいかないであろうかということでるる伺ったわけでございます。その後明らかになった事実は、柳沢君が学校に対する旅行届けを家庭から承諾を得て捺印をし、これを担任の先生に提出をし、担当の先生また署名をされまして、気をつけて行っていらっしゃいということまでこまかに配慮されている事実も明らかになったわけでございます。過日も申し上げ……
○斉藤(正)委員 関連。ちょうど藤繩監督課長さんお見えでございますから伺うのでありますけれども、本法案主管課である文部省初等中等局地方課のれっきとした職員がこういうことを正式に言っておるのでありますけれども、監督課長の見解を伺いたい。「教員について労働基準法の労働時間、休憩、休日に関する規定を適用除外すべきだといっても、二十年にわたって教員に適用されてきた法律の規定を適用除外することは、いうほど簡単なものではない。事務的に考えても、次のようなことを検討する必要があるのである。1労働基準法の労働時間に関する規定を適用除外することにより、教員には二十四時間勤務を命ずることも可能となる。」断定をいた……
○斉藤(正)委員 現場がたいへんお忙しいのに、参考人の先生方御苦労さんでございます。私は参考人全員に御指名を申し上げて、二、三具体的な問題を伺いますので、お答えをいただきたいと思うわけであります。 まず、遠藤先生に伺いたいと思うわけでありますけれども、先生は、全国連合小学校長会の会長をおつとめで、一応全国小学校の校長先生を代表して意見を述べたというようにとられます。したがって、きわめて重要な意見になるわけでございますが、まず一点伺いたい点は、先生、現場の校長先生でありますけれども、先生の学校は児童数何人で学級数幾つで、先生は何人で、その男女比はどのようになっておられるでありましょうか。
○斉藤(正)委員 今回の日本学校安全会法の一部を改正する法律案、第一には高等専門学校の学生を共済給付の対象とするということが第一点、第二点は、監事に関する規定等を整備をするということで、二項目にわたっていると思うのでありますけれども、高等専門学校の学生をその対象とするということは当然なことであろうと思うわけでありますが、ここで一ぺん総括的に伺いたい点は、日本学校安全会の監事に関する規定というようなことで、文部省関係の特殊法人につきましてはすでにその大部分がこの監事規定等整備をされていると考えるわけでありますけれども、この際、特に高等専門学校の学生を対象とするという法案の一部改正が行なわれること……
○斉藤(正)委員 それでは、まず局長に伺いたいと思うわけでありますけれども、日本学校安全会法施行令第二条「法第十八条第一項第二号に掲げる災害共済給付は、同一人に係る同一の負傷又は疾病に関しては、医療費の支給開始後二年を経過した時以後は、行なわないものとする。」ということで、災害給付は期限を切って二年ということになっております。この二年という制限はどういう根拠から出たのか。と申しますのは、いろいろな災害給付がありますけれども、二年という給付よりも三年というような給付のほうが多いように私は承知をしておるわけでありますけれども、たとえばこれを三年とした場合にどういうことになるのか。と申しますのは、予……
○斉藤(正)委員 大臣直接御存じでないかもしれませんので、また国鉄関係者に後ほど聞きますけれども、御承知の国鉄飯田線の被害状況ということについて、寸断をされて今日なお不通であります。復旧のめど等については大臣どのように聞いておられるのか。 特に私が伺いたい点は、あの国鉄飯田線は佐久間ダム並びに秋葉ダムの設置に伴い大幅なつけかえを行なった路線であります。鉄橋とトンネルの多いことについては天下でも有数な路線であります。今回二、三の鉄橋が流失をいたしておるのでありますけれども、この国鉄飯田線の鉄橋の流失とダムとの関係について、国鉄当局なりあるいは運輸省がお考えになったことがあるかどうか。その二点に……
○斉藤(正)委員 過日の本委員会で要請をいたしました資料を調製いたしまして、手元へちょうだいいたしたわけでありますけれども、私は本日も、天龍水系の台風第十号による被害に関連し、特にこれが佐久間、秋葉両ダムとの関連においていろいろ検討した結果、今次災害はどうしても佐久間、秋葉両ダムとの関係を抜きにしては考えられないという立場から、関係大臣あるいは電源開発の皆さん方に伺いたいと思うわけであります。 私は現地へ参りました。現地には――ちょっと大臣や関係者は見てください。これは静岡県と各市町村が、本年の災害の月に際してこういうポスターを出したのです。このポスターがむなしくあの台風によって落っこちてい……
○斉藤(正)委員 前回に引き続いて、台風第十号による天竜水系の災害につき、建設省、電源開発、さらに総理府総務副長官等々にお尋ねをしたいわけでございますけれども、まず最初に、私はきょうの委員会に電源側の総裁の出席を求めたわけでありますけれども、何かお祝いがあって出かけたということでありますが、副総裁も同行されたということで、相変わらず前回から出席をされている桑原理事の出席しか得ないわけでありますけれども、きわめて遺憾であります。桑原理事の参考人としての答弁は総裁の答弁と見てよろしいかどうか、まず桑原さんに伺いたい。
【次の発言】 しからばまず伺いますけれども、過日の私の質問の内容につき電源側の答……
○斉藤(正)委員 たびたびのお尋ねでたいへん恐縮いたしておりますけれども、台風十号の天竜水系に及ぼした災害につきまして、なお釈然としない点が多々ございますので簡単に承りたいと思います。 最初に、天竜川の支川であります問題の大千瀬川の災害復旧につきまして、最近査定を終えられて復旧にかかっていただくということでありますが、この災害復旧は、漏れ承るところによりますと、ほとんどが原形復旧であって改良復旧になっていないというようなことも聞きます。しかし、私が仄聞したところによりますれば、かなり思い切った大千瀬川の改修も計画されているやに聞いたり見たりしているわけでありますけれども、どの程度の災害復旧を……
○斉藤(正)委員 時間がございませんので、簡潔にお尋ねをいたします。 質問の内容は、私どもが今回災害対策特別委員会として国政調査をやった結果は、先ほど永井理事から報告があったわけでございますが、それに関連をして、気象観測について二、三のお尋ねをいたしたいと思うわけであります。 今回私どもは、高松気象台、室戸岬測候所、潮岬測候所等々を調査をいたしたわけでございますけれども、この種の施設に国会が大挙参上したというようなことは初めてだそうでございまして、私どももたいへん勉強をいたしたわけでございます。先ほど報告の中にもありましたけれども、具体的に高松気象台について、室戸岬測候所について、潮岬測候……
○斉藤(正)委員 同じ問題で関連。現実は非常にきびしいものがあるんですよ。例の地方財政法の改正が行なわれましたけれども、父兄が出した金で建てたものを県に寄付する。寄付願いを出して寄付して受け取ってもらうというような抜け穴。それもいかぬというのだったら、今度は父兄が金を出し合ってつくった校舎、建物等を県が家賃を払って借りる。長い間に元利を家賃とともに返して県のものにするというようなことが、もう公然と行なわれているわけなんですね。さらにPTAのほかにほとんどの学校に法人組織の後援会があるのです。この後援会が主たる資金の用意をして、公立高校等では県の肩がわりをしてやっているというのが事実です。こうい……
○斉藤(正)委員 私は、公務員の給与改定にあたって、去る八月十六日、人事院が例によって勧告を行ないました。政府は八月三十日の閣議で、これが八月実施を決定したわけでございますけれども、この勧告と実施につきましては多くの問題があると考えております。したがって、本日は給与担当の諸大臣の出席を求めて、その経緯を明らかにしていただくつもりでありました。残念なことに、大臣はまだ一人も出席をしていないというようなことで、非常に残念でありますけれども、特に大蔵大臣は病気のために倒れておられるということでございますから、これまた非常に残念なことですが、大蔵省関係の皆さんが所用があるそうでございますので、最初に大……
○斉藤(正)委員 私は、時間もございませんので、簡単にダムの対策について大臣その他関係者に伺いたいと思うわけでございますが、数回にわたって災害対策委員会におきましてこの問題につきましてはお尋ねをいたしました。今日なお釈然といたさない問題がございますので、あえて伺いたいと思うわけでありますが、私の調査によりますれば、建設大臣、さらに知事が管理するおもな河川だけで三千七百余のダムが全国にあることを承知いたしておるわけであります。このうち、いわゆる河川法四十四条の規定に該当する堰堤の高さ十五メートル以上のダムが千八百カ所あるといわれておるのであります。一体、この千八百の堰堤十五メートル以上のダムのう……
○斉藤(正)委員 福島県郡山市における火事による被害状況等調査のため、二月七日議長の承認を得て、同月十二日、十三日の両日、福島県に派遣されました派遣委員を代表して調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、自由民主党の古内広雄君及び細田吉藏君、日本社会党の川村継義君及び私、斉藤正男、民主社会党の神田大作君及び公明党の小川新一郎君の六名であり、ほかに地元選出議員多数の御参加を得ました。 われわれ調査団は、二月十三日福島県郡山市の磐梯熱海温泉、磐光ホテル並びに磐光パラダイスの火災現場を克明に調査した後、郡山市熱海支所において、県当局並びに市長及び市消防長から事情を聴取し、各委員の熱心な質疑に……
○斉藤(正)委員 私は、ただいま委員長からおはかりがございました本委員会に対する請願二件のうち、特に自然災害防止のため気象業務の整備拡充に関する請願に関連をし発言をいたし、関係政府当局の見解をたださんとするものであります。 御承知のように、私ども災害対策特別委員会は、去る昭和四十三年九月十九日、「自然災害の防止に資するための気象業務の整備拡充に関する件」ということで特別決議をいたしました。政府当局に、災害対策に対しまして、特に気象業務の整備拡充に対する決議をいたしたわけであります。この決議は、災害による国土の荒廃あるいは人命、財産等々に対する激甚な被害というようなことに対して、いわゆる気象業……
○斉藤(正)委員 私は台風第七号による天竜水系の水害について、たいへん残念なことでありますけれども、昨年に引き続き主として建設省に伺うわけであります。 昨年も申し上げましたけれども、三十六年、四十年、四十三年と連続災害がございまして、特に昨年の八月二十九日の災害に対しましては建設省としてもその復興に鋭意努力をしていただいて、従来見なかった改良復旧を計画され、一部分については実施をされておるわけでございますが、残念なことに一年たたないうちに同じ場所に同じような災害が発生をいたしました。私どもは、ただ単なる天竜水系の水害ということでなくて、昭和三十二年でき上がりました佐久間ダム並びに秋葉ダムとの……
○斉藤(正)委員 昭和四十四年八月の集中豪雨による被害状況調査のため、議長の承認を得、去る八月十八日から四日間、新潟県及び富山県に派遣されました派遣委員を代表して、調査の概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、自由民主党の湊徹郎君、日本社会党の私、斉藤正男、民主社会党の小沢貞孝君及び公明党の小川新一郎君の四名で、ほかに地元選出議員多数の御参加を得、現地の実情をつぶさに調査してまいりました。詳細は、県及び市町村からの陳情書等、資料を委員長のお手元に提出いたしておりますのでそれらを御参照いただくこととし、以下簡略に御報告申し上げます。 今回の災害の特徴は、ゲリラ豪雨と呼ばれるきわめて局地的な集……
○斉藤(正)委員 各位からかなり広範な質問がございまして、特に激甚災害特別援助法の適用等については、概略的でありますけれども、当局の御答弁もあったわけでございます。幸いきょうは電源開発株式会社、東北電力、関西電力、電力関係のお三方が参考人として御出席でございますので、まず、私は、ダムの問題について基本的な質問をしてみたいと思うわけであります。各位からダムに関連をしたお尋ねもございました。しかし、根本的にわが国の電力開発の中で占める水力発電、この水力発電が特に国土総合開発の名のもとに戦後急速に進められた。総合開発といえば当時は水力発電だというまで言われたわけでありますけれども、私は毎回の災害対策……
○斉藤(正)議員 提案に先立って、お手元に配付いたしておりますプリントにミスがございますので、御訂正をいただきたいと思います。 まず二ページの「第三」の二行目です。「国が負担することがあります。」が、「負担することであります。」同じページの終わりから二行目、下から七、八字目に「金銭の集約事務等」とございますけれども、これは「集金」の誤りであります。四ページへ参りまして、初めから七行目、「まず法律の題名を」云々といきまして、かぎカッコの中の下のほうに「義務教育国庫負担法」とありますが、「義務教育費」としてください。同じページの終わりから二行目でありますけれども、そこが少しややこしくなります。冒……
○斉藤(正)委員 私は、ここ一、二年の間に続発をいたしております愛媛県教育界の不祥事件に関通をし、かつ、四国の全体にわたって教育の正常化がそれぞれの立場で提唱されている今日、大臣以下関係者にその事態と今後の対策について伺わんとするものでありますけれども、まず第一に、最近愛媛県におきましては、いわゆる土居町の校舎損壊事件、鴨川中学の暴力事件、教育関係者の参議院選挙の違反事件等々続発をしておるわけでありますけれども、まず伺いたい点は、土居町の校舎損壊事件、これは一体どういう事件であったか、御承知でありましょうか。
【次の発言】 鴨川中学の暴力事件はどのように把握をされておりますか。
○斉藤(正)委員 まず大臣にお伺いいたしますけれども、去る東京オリンピックに引き続いて、第十一回冬季大会を札幌に迎えるわけでありますけれども、近々十年足らずのうちに、オリンピックと冬季オリンピックを続けて開催をするという壮挙といいますか快挙といいますか、あまり例のないことだと思うのでありますけれども、大臣の見解として、こうした東京オリンピックに続く冬季オリンピックの招致といったことが、わが国の政治、経済あるいはスポーツ界の現状といったような観点から見て、どういうように位置づけられておるでありましょうか。私は、去る東京大会自体が非常な負担であった、ともすればオリンピックに浮かれて国民の生活を忘れ……
○斉藤(正)議員 このたび社会党から提出いたしました日本学校安全会法の一部を改正する法律姿につきまして、その提案の内容と理由を申し上げます。 まず内容といたしましては、現在義務教育諸出校の児童生徒の学校安全会の共済掛け金は、学齢設置者と父母が折半をして負担をしておりますが、昭和四十五年度から、この共済掛け金の負担率を設置者十分の七、父母十分の三としたいとするものであります。 理由といたしましては、私は児童生徒の安全ということについて現状を憂慮をする立場にあることを申し上げたいと思います。この理由の一つとして、最近の児童生徒の交通災害の多発があげられましょうし、いま一つは、中学校の理科、技術……
○斉藤(正)委員 河野委員の質問とダブらないように簡潔に、愛媛から高知へ順次質問をいたしたいと思うわけでございます。 最初に愛媛県教育長毛利さんに伺いたいと思うわけでございますけれども、先ほどの河野委員の質問にもありましたけれども、松山教育事務所長篠原祐一氏が、一方では教員人事をめぐって収賄をし、一方では教科書採択をめぐって収賄をしている。まことに遺憾なことでありますけれども、この篠原祐一氏の辞職に関連をして、愛媛新聞等の記事あるいは愛媛県議会における教育長の答弁あるいは当時の教育委員長でありました竹葉さんの答弁等々から推察をするに、一月十四日の臨時委員会で、篠原が病気のため年度末の人事異動……
○斉藤(正)分科員 私は、昨年十一月文教委員会、におきまして、当時の文部大臣でありました三木さんを中心に、国民体育大会のあり方につき質問をいたしました。その後も、国民体育大会のあり方につきましては、私なりに考えておるわけでありますけれども、大臣がかわられまして、この際国民体育大会のあり方につき大臣の考え方をただすとともに、関係者から、多くの問題が派生をいたしておりますので、その対策につきお伺いをしたい、かように思うわけであります。 昨年の埼玉国体が数えて二十二回であります。御案内のように、非常に大きな規模で、大きな成果をあげたといわれる埼玉国体でありますけれども、その陰にやはり勝たんがための……
○斉藤(正)委員 時間がございませんので、自席で失礼ですけれども伺いたいと思います。 加藤先生に伺いたいわけでございますが、東大紛争の発端は、いろいろ原因はあったと思いますけれども、私どもが承知しておる限り、直接的には医学部における処分の問題から発生をした、火がついたというように把握をいたしておるわけでございますが、東大当局として鋭意再建の方途を講じられている中で、学生処分についてどのような方向をお考えになっているのか。大学生といえども何をやってもいいというわけではない。おのずから規制があり、規律ある大学でなければならぬというように考えておるわけでありますけれども、東大改革路線の中で、学生処……
○斉藤(正)分科員 私は気象行政のあり方について、きわめてじみな質問でありますけれども、運輸大臣をはじめ関係各位に数点の質問をいたしたいと思うわけでございます。 その第一は、去る四十三年九月十九日、衆議院災害対策特別委員会は、各党一致で「自然災害の防止に資するための気象業務の整備拡充に関する件」ということで決議を上げているわけでございます。この決議を上げるにつきましては、わが国の地理的な条件、そしてまたわが国土の複雑な条件等々から、台風あるいは豪雨あるいは豪雪、さらに干ばつ、地震等によって、年々全国に多くの災害が発生しているわけでございまして、このことは、わが国の経済あるいは民生の安定上きわ……
○斉藤(正)分科員 地元に関係した問題でたいへんおそれ入りますけれども、二、三建設省あるいは国鉄等にお伺いをいたしたいと思います。 まず第一は、東名高速道路の静岡―岡崎間の開通に伴いまして、地元浜松市に関係した浜松西インターチェンジについて伺いたいと思うわけでございますけれども、二月一日開通後東名高速道路の使用状況はかなり高度なものがございまして、この東名開通に伴う沿線産業の開発なりあるいは輸送の革命なりといったようなものにつきましては見るべきものが非常に多いわけでございますが、静岡県並びに浜松市といたしましては、これが設計協議の段階で浜松市に西インターチェンジをぜひつくってほしい、すなわち……
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