斉藤正男 衆議院議員
32期国会発言一覧

斉藤正男[衆]在籍期 : 31期-|32期|-33期-34期-35期
斉藤正男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは斉藤正男衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

斉藤正男[衆]本会議発言(全期間)
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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 衆議院本会議 第27号(1971/12/24、32期、日本社会党)

○斉藤正男君 私は、日本社会党、公明党並びに民社党を代表し、ただいま議題となりました今国会会期延長に対し、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手)  最近の国会は、常会、臨時会を問わず、与党の党利党略によって、一方的に大幅な会期の延長が行なわれることが通例のようになってしまいました。このことは、国会審議のあり方から見て、きわめて重大な問題だと思うわけであります。  国会の会期は、相撲でいうならば土俵であります。相撲取りがあの手この手を使い勝負を争うとしても、それは土俵内のことであります。土俵の広さは最低のルールであり、このことは、国会においては会期内にすべての案件の審議を終了すべきで……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 衆議院本会議 第29号(1972/05/16、32期、日本社会党)

○斉藤正男君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となりました国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案について、反対の討論を行なうものであります。(拍手)  運賃収入が伸び悩み、反面、経費の増大が著しく、国鉄財政は赤字が続き、いまやピンチにおちいりつつある、こういう理由で、大幅運賃値上げと、十六万五千人の合理化、八十三線区二千六百キロの廃止を内容とした再建計画が、多くの国民や全野党の反対を押え、強行採決という政府・自民党の暴挙で成立したのが、わずか三年前の昭和四十四年であります。当時の再建案は、昭和四十四年度を初年度とし、五十三年度には収支の均衡をはかると国……

第68回国会 衆議院本会議 第34号(1972/05/26、32期、日本社会党)

○斉藤正男君 佐藤内閣は、昭和三十九年十一月九日、第四十七臨時国会召集以来、前後二十二回にわたって国会を召集いたしました。そのうち、常会またはそれに準じた国会七回のうち、六回まで会期を延長し、その延長日数は実に百七十七日になろうとしております。これを醜態といわずして何というのでありましょうか。  国会と相撲を比較して恐縮ですが、大相撲夏場所では、三勝五敗の横綱北の富士は早々と休場し、引退すらうわさされているのであります。七回の常会中六回も延長せざるを得なかった佐藤内閣、まさに一勝六敗というべきであります。しかも、きょう五月二十六日は、第六十八国会の最終日、国民一人残らず、あすにでも佐藤内閣総辞……

斉藤正男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

斉藤正男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 運輸委員会 第8号(1970/03/18、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 大臣がお見えになりませんので、まず局長からお答えをいただきたいと思うのでありますけれども、四十四年七月八日に、自動車損害賠償責任保険審議会に対しまして大蔵大臣が諮問をされて、その答申が四十四年十月七日に行なわれて、今回の改正との関連が生まれてきているというように考えておるわけでございますけれども、この審議会の答申を今度の法改正にあたってどの程度取り上げたのか、この部分とこの部分は取り上げたけれども、この部分は取り上げていないというところがあると思うわけでありますけれども、この点を簡明にお答え願いたい。
【次の発言】 大体わかりましたけれども、この答申の前文の末尾のところに、「……

第63回国会 運輸委員会 第9号(1970/03/20、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、質問に入る前に、委員長にちょっとお尋ねをすることがございます。きょうの新聞を拝見したわけでございますけれども、朝日新聞の記者席、いわゆるコラムでありますが、「十九日朝開いた自民党佐藤派の木曜研究会で、田中幹事長が「九〇〇〇キロ新幹線の計画は議員立法にしたい。たまたま、わが派の福井勇君が衆院運輸委員長なので委員長提案でいくのが望ましい」と佐藤派国会議員にはヨダレの出そうな話。さっそく司会の竹下登氏が福井氏に「時速六〇〇キロで大至急、法案をまとめてもらいたい」と注文すると、塚原国会対策委員長が、これも出席していた橋本運輸相に向って「途中で脱線しないよう頼みます」獲物を山分け……

第63回国会 運輸委員会 第12号(1970/03/27、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 冒頭資料をお願いしたいのですけれども、先ほど加藤委員の質問もあったわけでございますけれども、本法十二条に伴う明治三十五年ですか、ただ一つの判例がある。しかも、それも詳細はわからないというようなお話でございましたけれども、御承知のような状態で、各党一致してこの問題に対処しようというときでございますので、最大限の努力をいただいて、なるべく早い機会にこの一件しかない判例の実態についてお調べをいただいて、戦前の資料でございますので、どの程度のものができるかどうか、私も疑問を持っておりますけれども、少なくも十二条と取り組もうとするわれわれといたしましては、必要な資料でございますので、御……

第63回国会 運輸委員会 第13号(1970/03/31、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 加藤委員からお尋ねがございましたが、一、二不明な点、さらに要望もございますので、伺いたいと思います。  乗客百二十九人は、百二十九席に対する百二十九人で満席だ。子供が二人おったので合計百三十一名、機長以下七名ということでございますが、十時の段階のニュースは、機長らしき人、レシーバーを耳につけておりましたが、おりて滑走路を歩いておられるような写真が出ておりましたけれども、だれか乗り組み員のうち一人が機外へ脱出というか、話し合いで出ることができたのかどうなのか、相変わらず全員閉じ込められているのかどうなのか。
【次の発言】 いまいみじくも御答弁にありましたように、私は、赤軍派と称……

第63回国会 運輸委員会 第14号(1970/04/01、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、海上運送法の一部を改正する法律案についてお尋ねをいたす前に、本委員会の運営について、委員長に一言お伺いと要望を申し上げたい。  ただいま問題になりましたけれども、日航機乗っ取り事件につきましては、少なくも国会においては本運輸委員会がその責任を負うべき国民的な立場に立っている。そこで、私どもは、きょうの冒頭に当局から現状の説明があり、対処の具体策が提示をされ、これに対し各委員から質疑がなされるということを予想し、それが当然だと思ったわけであります。何の都合か知らぬけれども、一度海上運送法の質問に入り、そして臨時大臣の任命が行なわれた時間がどうか知りませんけれども、途中で質……

第63回国会 運輸委員会 第17号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、いろいろタクシー法案のお尋ねをする前に、去る六日物価安定政策会議が提言を行なっておりますけれども、その中で、「行政介入と物価について」ということで、政府がいろいろなものの価格をきめる際に深入りし過ぎて、かえって価格の安定より引き上げの方向に働いている場合も多い、タクシー事業の免許制云云ということで、いわゆる政治の過保護が物価安定に逆作用をしているというような意味のことをあげ、タクシー業界もその一つだということをいっているわけでありますけれども、この提言に対しまして運輸省としてどのようにお考えになっているか。次官から見解を伺いたいと思います。

第63回国会 運輸委員会 第19号(1970/04/17、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 時間がありませんので、簡単に伺いますが、経営者側のお二人の意見の陳述を聞いておりまして、若干ニュアンスの違いかと思いますけれども、受け取り方が私は違っておるわけであります。特に須賀参考人のほうに伺いたいのですけれども、今回のタクシー料金の値上げにあたって、実質的には値上げになっていない、それは朝並びに夜の超勤の廃止を労働省から強く要求されたために、実質的には水揚げ等になっていないという川鍋参考人の意見があったわけですけれども、須賀さんも一同じようにお考えですか。
【次の発言】 やはりだいぶ考え方が違うようでありますし、一律的ではない。特に川鍋参考人は、自分の会社を中心にしても……

第63回国会 運輸委員会 第21号(1970/04/27、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 各位からそれぞれ広範な問題について、しかも掘り下げた質問が行なわれておりますので、私も簡単に二、三点さらに深めたいと思いますので、伺いたいと思うわけであります。  その第一は、この全国新幹線網を整備するという法案は、何といいましても、新経済社会発展計画、さらに新全国総合開発計画というものとの関連、さらに国鉄が指向しております輸送体系の強化というような問題から発生していることは間違いないというふうに考えております。したがって、この法律の目的を達成するためには、新全国総合開発計画における交通体系整備の構想に関連をして、この構想によりますれば、大規模開発プロジェクトを立て、そして幾……

第63回国会 運輸委員会 第22号(1970/04/28、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 今回の航空法の一部改正は、過日発生いたしました不法不当な赤軍によるよど号乗っ取りを契機として、急遽提案をされたというように考えておりますけれども、ハイジャックのその後について、二点だけ局長に確認をいたしたい点がございます。これは、その後の参議院運輸委員会の羽田空港における現地調査の結果等々から、次の二点が明らかになったと思うのでありますけれども、局長はどのようにお考えになっているのでありましょうか。  第一点は、金浦空港に着陸をしたよど号は、特に石田機長については、金浦空港着陸前に、これは平壌ではない、金浦であるということに気づいたということがいわれておりますけれども、そのよ……

第63回国会 運輸委員会 第25号(1970/05/12、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、主として船舶局長に、大型専用船の海難事故に関しましてお尋ねをいたしたいと思います。  すなわち、四十四年一月に鉱石運搬船ぼりばあ丸が海難事故にあった。さらに四十五年一月にはリベリアのタンカー、ソフィア・P号が沈んだ。同じ二月に同じくリベリアのアントニオス・デマデス号が沈んだ。続いて本年二月には鉱石運搬船かりふおるにあ丸が沈没した。いずれも野島崎東方の海域であり、北緯三十二度から三十五度の間、東経百八十三度から百五十八度の間ということで、われわれは非常に残念であり、奇異な感じを持つものであります。今日、これらの沈没の原因が、気象あるいは海流等不可避な自然条件のもとであった……

第63回国会 運輸委員会 第26号(1970/05/13、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 今回のシージャックに関しまして、海上保安庁並びに瀬戸内海汽船等がとった態度は、おおむね良好であったというように私は判断をいたしておりますけれども、事件が決着を見た今日、反省するものがあるとするならば――まだ時間がたっておりませんから、省議その他も開かれておりませんので、的確なお答えはできないかと思いますけれども、もし反省するものがあるとするならばどういうものがございましょうか。次官並びに海上保安庁から伺いたいと思います。
【次の発言】 いま次官からも御答弁がございましたけれども、警察庁の関係に伺いたいわけでありますが、この犯人川藤は、山口県において三人組をもって検問の巡査に立……

第63回国会 運輸委員会 第29号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 田子の浦港の問題につきましては、先ほど同僚議員からお尋ねがございましたが、なお若干の問題をお尋ねいたしたいと思います。  私のお尋ねはきわめて基本的な問題でございまして、見解の相違だとかあるいは考え方の違いだとかということで論争するような問題ではございませんので、イエスかノーか、あるのかないのか、いいのか悪いのかということを率直にお答えをいただきたいと思うわけでございます。  先ほどのお尋ねにもありましたけれども、緊急措置として、二十日ごろから二千六百立方を積むことのできる運搬船二隻を就航させて、しかも黒潮の軸流の外まで運ぶ、こういうお話がございました。一体、この船は時速何ノ……

第63回国会 運輸委員会 第32号(1970/11/11、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 委員派遣第二班の鹿児島県、宮崎県及び愛知県地方に関する調査について、その結果を御報告申し上げます。  派遣委員は、箕輪登君、井野正揮君、和田春生君及び私の四名でありますが、そのほか福井勇君、宇田國榮君、米田東吾君の御参加をいただいたのであります。  派遣期間は、十月十三日から十六日までの四日間で、鹿児島県においては運輸省出先機関及び国鉄鹿児島鉄道管理局の業務概況について説明を受け、宮崎県において知事から県勢及び観光開発等について説明され、愛知県においては運輸省出先機関及び国鉄名古屋鉄道管理局の業務概況について説明を聴取したのであります。  視察個所は、鹿児島県では、喜入港の原……

第63回国会 災害対策特別委員会 第4号(1970/03/24、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、数点にわたってお尋ねをいたします。  まず川上参事官に伺いたいわけでありますけれども、本日提出をいただきました防災関係の予算案は、すでに衆議院におきましては過日予算案が通過をしておるわけでありますが、私ども委員のところへ配付されたものはやはり去る二十日でございました。きょうの災害対策特別委員会を開催するにあたって、数字は変更あり、二十四日確定資料を提出という添え書きをしてちょうだいいたしましたものであります。ところが、きょう正式なものを拝見いたしました。何かこの災害関係予算案なるものは、各省庁で、これは災害関係だ、出せ、それはほかの項目だ、引っ込めろ、いや、うちにはそん……

第63回国会 災害対策特別委員会 第5号(1970/04/16、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 去る四月八日発生いたしました大阪市におけるガス爆発事故について、本院では同月十日、八田商工委員長を団長として、七つの関係委員会から構成された議員団を派遣いたしましたが、当災害対策特別委員会からは私がこの議員団に参加し、現地の実情をつぶさに調査いたしてまいりましたので、当委員会の調査の御参考までに、以下、被害の実情等について御報告させていただきたいと存じます。  派遣議員団一行は、まず大阪市大淀区国分寺町の事故現場におもむき、大阪市立北市民会館に設置されている現地災害対策本部において、大阪市交通局長、大阪瓦斯株式会社副社長等より、事故の概況について説明を聴取した後、事故現場の状……

第63回国会 災害対策特別委員会 第6号(1970/05/07、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 奥田委員から質問がございましたけれども、さらに深める意味で、まず防衛庁関係に伺うわけでありますけれども、昭和四十五年度の防災関係予算過日の委員会に提案をされたわけでありますが、先ほど奥田委員からもお話がありましたけれども、一千七百万円が計上されております。ところが、四十四年、四十三年、ずっと前を見ますと、全然これが出てきていないわけでございまして、四十五年度に突如として出てきたわけであります。  これは、いまの説明でも明らかなように、年々災害出動をされて、罹災者はもちろん、自衛隊がもし国民から歓迎されるとすれば、ただ一つの仕事だというように私どもは考えてもおって、罹災者は感謝……

第63回国会 災害対策特別委員会 第12号(1970/10/12、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 湊副長官から、台風九号、十号に対する施策につき概略的な説明を伺ったわけでございます。その労を多とするものでありますが、私は、九月三日並びに十一日の当委員会の質問の中から、懸案事項と思われる点について一点だけ伺っておきたいと思うわけであります。  それは、愛媛県今治を中心とした中小企業の激甚法指定の問題であります。御承知のように、災害救助法を適用しなければ激甚法の指定にならぬという法のたてまえから、愛媛県の中小企業の災害についてはむずかしい。しかし、山中長官の答弁によりましても、あるいは湊副長官の答弁によりましても、十分検討したい、こういうことでございました。その後、公共土木な……


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 運輸委員会 第2号(1970/12/07、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 時間がありませんので単刀直入に伺いますけれども、私は、今回提案された海洋汚染防止に関する法律についてお尋ねするわけですが、同僚議員と分担いたしておりますので、主として一条から九条までのお尋ねをいたします。具体的なお尋ねにつきましては関係者からお答えをいただき、最終的には大臣からお考えを伺いたいと思いますので、そのようにお含みをいただきたいと思うわけであります。  まず第一は、今回の海洋汚染防止法案と現行の船舶の油による海水の汚濁の防止に関する法律、この相違点を伺いたいわけでありますけれども、現行のいわゆる油濁防止法と今回の海洋汚染防止法との相違点を簡単に五点にしぼって、この点……

第64回国会 運輸委員会 第4号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 一昨日のお尋ねで、なお不十分な点もありますし、ただいま内藤議員がお尋ねした御答弁の中からも、なおお尋ねしたいことがございますので、続けてお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  まず第一は、油による海水汚濁防止のための国際条約との関連を一昨日も伺いました。そしてこの国際条約よりも、今度の海洋汚染防止のための法律のほうがきびしい、上向きだということも、一、二点具体的に例をあげて御説明をいただきました。  しかし、私がなおここでお尋ねしたいことは、この四条あるいは五条等、特にこの四条で、たとえば瞬間排出率一海里当たり六十リットルの問題だとか、あるいは当該船舶の総貨物艙積載容積の……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 運輸委員会 第4号(1971/02/16、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、過日行なわれました大臣の施政方針演説に対し、若干の質問を行ないます。すでに予算委員会等におきまして、同僚議員からお尋ねも終わっておりますが、この際確認の意味も含め、かつまた、私どもの党が考えている考え方も述べながら、大臣の見解を伺わんとするものであります。  まず第一に、交通政策に取り組む基本姿勢について八項目ばかりありますので、お尋ねをいたします。大臣のほうから、まとめた御見解の発表があれば幸いであります。  一つは、総合交通政策を樹立する基本骨格に何を置くか。その交通政策がいろいろいわれておりますけれども、重点的な骨格というものはすでにきまっているはずであります。し……

第65回国会 運輸委員会 第5号(1971/02/17、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、踏切道改良促進法の一部を改正する法律案を審議するにあたりまして、私が言ういわゆる巨大踏切連続立体交差化の問題に関連をしてお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。  すなわち、昭和四十四年九月一日付で、時の運輸事務次官堀威夫氏、建設事務次官尾之内由紀夫氏が調印をされて、都市における道路と鉄道との連続立体交差化に関する協定及び細目協定というのか結ばれておるわけであります。都市を縦断あるいは横断する国鉄、私鉄が、その都市の交通にたいへんな障害になっているということは、それぞれ御承知のとおりであります。  そこで、まず第一点として伺いたいのは、この連続立体交差化の協定ができる……

第65回国会 運輸委員会 第7号(1971/02/23、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 まず局長に伺いますけれども、わが国で初めての内陸コンテナ基地が高速道路の沿線につくられていると聞いております。この内陸コンテナ基地は、陸運行政の中に入るのか海運行政に入るのか、承りたい。
【次の発言】 高速道路の沿線に……。
【次の発言】 これはどこへできるということを私は言っておるのではないのです。たまたま日本で初めてのものが、東名高速道路浜松インターチェンジの付近に建設されているわけなんです。いまの御答弁で陸運行政だろうということなんですが、実はこれは港湾の補完施設としてつくられるものであります。したがって、税関等は、すでに大蔵省は昭和四十六年度の予算で措置が済んでいるわ……

第65回国会 運輸委員会 第15号(1971/04/14、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 参考人各位、御苦労さまでございます。  私は、まず中村参考人に伺いたいと思うわけでありますが、昭和三十八年に電波法が改正されまして、船舶通信士につきましても、法規上乗り組み員の数が規制をされ、縮小されてきたわけでありますけれども、これはいろいろな理由があるかと思いますけれども、合理化という点については間違いのない現実であろうというように思うわけであります。この合理化がどういう形で合理化をされているのか、合理化の内容につきまして、一体どう私どもが法案審議の上で解釈をしたらいいのかという点で若干迷うわけでございますので、その合理化が進んできたし、これからも進むであろう、こういうこ……

第65回国会 運輸委員会 第16号(1971/04/16、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 法案審議に入る前に、法案にも関係がございますので、冒頭大臣に伺いたいと思うのです。  船舶職員の職階制と申しますか、名前の呼び方に航海士、機関士、通信士とも甲乙丙というような呼び方があるわけでございますが、たとえば通信士についていうならば、電波法に基づく国家試験を受けて取得した免許は、一級、二級、三級というような呼び方がされております。私は、この甲乙丙という呼称について、最もスマートな船乗りというような感じからいたしますと、何かあまりにも閉鎖的な、封建的な、前近代的な感じを受けるのですけれども、大臣、この甲乙丙というような呼び方について抵抗を感じたことございませんか。  もう……

第65回国会 運輸委員会 第19号(1971/05/18、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、本年二月十六日、当委員会の冒頭にあたりまして運輸大臣の所信表明に関するごあいさつがあったわけでありますけれども、それに関連をして、自動車の貨物の過積みの問題についてお尋ねをいたしたわけであります。その際野村局長からは、ダンプ規制法ができたことを契機にして自重計をつけることが義務づけられた、しかし、この自重計はその精度の点においてあるいは積み荷の状態によって、必ずしも十分な能力を発揮していないというお答えがあったと同時に、自重計の精度の向上のために積極的な努力をいたしますというお答えをいただいたわけであります。そこで、その後自重計の精度の向上のためにどのような努力をされた……

第65回国会 外務委員会 第10号(1971/03/19、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 先輩議員の戸叶議員からお尋ねがありましたので、重複を避けて若干お尋ねをいたしたいと思うわけであります。  コンテナー条約並びに国際道路運送手帳に関する条約の中で、いまそれぞれお尋ねに対してお答えがあったわけでありますけれども、国連経済社会理事会の傘下にある欧州経済委員会、すなわちECEが一九五六年五月十八日にジュネーブにおいて本条約を作成し、最初の五カ国が批准をされて、一九五九年八月四日に発効をして、現在加盟国三十五カ国だということを配布いただきました資料で承知いたしておるわけであります。  そこでまずお尋ねいたしたいのは、ヨーロッパを中心にして、アメリカが加入して三十五カ国……

第65回国会 建設委員会 第17号(1971/05/21、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は、天竜水系の上流から、泰阜ダム、平岡ダム、佐久間ダム、秋葉ダム、そしてまた近々着工が予想されております船明ダム、こうした一連のダムの対策につきまして、いろいろな問題が含まれておりますので、若干の質問を行なわんとするものであります。  過日、これまた天竜水系に関係のある新豊根ダムの建設にあたりまして、発電所の施設をつくるために佐久間ダムの水を放水いたしました。その放水の結果明らかになったことでありますけれども、予想に反して佐久間ダムは、推定六千十四万五千立米というばく大な量の土砂の堆積が見られたのであります。一口に六千十四万五千立米といいますけれども、これは当初予定した堆積……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 運輸委員会 第5号(1971/12/21、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 三点ほど伺いたいと思いますが、空港問題が続いておりますので、最初に、航空局長の御都合もあるかと思いますから、伺いたいと思うわけであります。  先ほどお尋ねがありましたけれども、防衛庁の航空管制施設を運輸省でも使わせてもらう、防衛庁も非常に好意的で全面協力の態度を表明せられているというお話がございました。悪いことではないというように思いますが、反面、運輸省自体の航空管制施設が不十分であるがために防衛庁の協力を求めるという態度はややうしろ向きだ。しかし、余す六基の管制施設等について年次計画を立て、六カ所を早急に実現をしたいといろお話もございましたので、これを了とするわけであります……

第67回国会 議院運営委員会 第3号(1971/10/19、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 官房長官に伺います。  ジューリックとかケネディとかいう御人がはるばる飛んで来たわけでありますが、一体このアメリカ代表と称する人たちは、どういう資格で繊維交渉に乗り込んできたのか、その点をまず明らかにしていただきたい。
【次の発言】 そうすると、ジューリックにしてもケネディにしても、大統領の特命を持った正式の代表ということを日本政府も明らかにして交渉に応じた、そういうことですか。
【次の発言】 そこで第二問を伺いたいわけでありますけれども、通産大臣は、この協定によって繊維に関する課徴金は撤廃させる、さらに業界の了解を必ず得るというような言い方をされております。  まず第一に、……

第67回国会 社会労働委員会 第1号(1971/11/09、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私はまず最初に、旧法によれば不当労働行為実行行為者に対する処罰の条項が明らかにされておりましたけれども、法律改正に伴ってこれがなくなっておるわけでありますけれども、旧法には不当労働行為実行行為者に対する罰則がどのようになっていたか、労働省の関係者から伺いたい。
【次の発言】 答弁のとおりでございまして、旧法によれば不当労働行為実行行為者に対しましては当時の金で罰金五百円以下、禁錮六カ月以下の刑に処せられるということが明記をされておったわけであります。法律の改正に伴ってこれがなくなっておりますけれども、不当労働行為なるものがいかに不届きなものであるかということについては、法は改……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 運輸委員会 第6号(1972/03/28、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 せっかく大臣お見えでございますので、先ほど与党の委員からお尋ねをいたしましたけれども、今朝の国鉄の事故につきまして私も二、三お尋ねをいたしたいと思います。  裏故の概要につきましては、先ほど山田副総裁から御説明がございましたとおりに、負傷者に対しましては心からお見舞いを申し上げるわけでありますが、この種の事故は原因はそうたくさんあるわけではない。電気信号系統の故障か、あるいは過密なダイヤの編成か、あるいは運転のミスか、それ以上のことがもしあったといたしましても、道床、軌道等の整備の不良などというものはまずまずなかったであろうというように思うわけでございますが、専門的なことは国……

第68回国会 運輸委員会 第7号(1972/03/31、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 御苦労さまです。せっかくお出かけをいただいておりますから、鉄建公団法の一部改正に直接関係ございませんけれども、冒頭民鉄協会でなければ答えていただけない問題でお尋ねをいたしますので、失礼をお許し願いたい。間接的には鉄建公団法の改正と重要な関連がございます。  まず第一に、日本民営鉄道協会の法人を若干調べましたところが、正会員数八十九名、賛助会員ゼロ、資産総額四千九百六十八万二千円、年間予算一億二千四十二万二千円というようなことで、正会員八十九名となっておられますが、これは全国の地方鉄道、地方軌道を経営しているすべての事業所を網羅しているものなのかどうなのか、やっているけれども日……

第68回国会 運輸委員会 第9号(1972/04/05、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 過日のお尋ねに引き続いて、特に大臣の御出席をいただきましたので、主として大臣に伺うわけでありますけれども、関連をいたしまして、鉄監局あるいは建設公団側にもお尋ねをいたしたいと思うわけであります。  その第一は、今回の鉄建公団の事業拡張に伴いまして理事一名増員が法改正で出ております。伺いますと、総裁、監事につきましては大臣の任命、副総裁、理事の任命につきましては、大臣の承認を得て総裁が任命をするという手続であることを伺いました。そこで、今度公団も、もし法案が通り、実際仕事をするという段階になれば、機構も改革をして、現在ある幾つかの部に並べて民鉄部といったようなものを設ける予定だ……

第68回国会 運輸委員会 第11号(1972/04/12、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 道路運送車両法の審議にあたりまして、わが党同僚議員それぞれお尋ねをいたしますが、トップを承って、基本的な問題について二、三伺いたいと思います。  この法案は、さきの運輸大臣橋本登美三郎氏が本委員会で軽自動車の車検についても実施をしたいという言明をされたことに端を発し、まことに手ぎわよく、スピーディーに今国会にあらわれてまいりました。私は大臣の施政方針なりあるいは質疑応答の中から数多くのお約束を橋本さん当時からいただいておると思うのですが、事この問題に関してはまことに的確に出てきたわけでございますが、運輸行政すべてがこのようにスムーズにいけば私は今日の総合交通体系などといって交……

第68回国会 運輸委員会 第13号(1972/04/14、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 お許しをいただいて、井岡委員の質問に関連して若干お尋ねをいたしたいと思うわけでありますけれども、この道路運送車両法の改正にあたって、いま問題になっております七十六条の経自動車検査協会の設立の規定でありますけれども、過日河村委員から詳細なお尋ねをいたしまして、どうも解せぬというような態度表明がございました。私もその後井岡委員の質問に関連をして考えていたわけでありますけれども、やはりおかしいと思う点がございますので、この際明らかにしておきたいと思うわけであります。  すなわち、この種の法律、たとえばここでいうならば七十六条の三、「軽自動車検査協会は、法人とする。」とか、七十六条の……

第68回国会 運輸委員会 第17号(1972/05/08、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 最初に、参考人の皆さん御苦労さまですが、岡野参考人に伺いたいと思います。  原則的に先生は、今回の二法案は条件つきであるけれども賛成だということで、その条件について短いことばでありましたけれども、数点触れられております。このうちで最も重点的に最も優先してやらなければならない条件とは一体何か。一つか二つしぼって先生からもう一度御説明を、願いたい。と申しますのは、先生も必ずしも全面的に賛成ではないわけなんで、運賃は安ければ安いほうがいいし、また、こうした再建特別措置は別な形でやればやったほうがいいのだけれども、この際やむを得ないという言い方であったと思います。したがいまして、重点……

第68回国会 運輸委員会 第19号(1972/05/10、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 慎重審議を重ねて本日まで参りましたけれども、私もようやく順番が参りましたのでお尋ねをするわけであります。各位からきわめて適切な質問が出され、また不十分な点もありますけれども、誠心誠意当局側も答弁されている姿は私も評価をいたすわけでありますが、各位から基本的な問題で繰り返しお尋ねがございましたので、私は本日は目先を変えて、あまり重複しない問題からお尋ねをしていきたいというように考えております。ぜひ適切な答弁をいただきたいというように思うわけであります。  まず第一に伺いたいわけでありますけれども、この法案は三月二十一日本会議に上程されまして、各党から代表質問が行なわれて、それぞ……

第68回国会 運輸委員会 第29号(1972/06/09、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 私は去る五月の十日に国鉄運賃並びに国鉄財質再建特別措置法の審議にあたって、特に新幹線公害について約二時間伺ったわけでありますけれども、その後運輸省並びに国鉄当局がこの問題と良心的に本格的に取り組んでいる姿はかいま見れると思うのであります。しかし突然一昨日、山田副総裁は、「『新幹線公害』に二百億円」「五年計画」「騒音八十五ホン以下に」という形の記者会見による発表をやっております。それでこの内容を読んでみますと、きわめて粗雑であり、不十分だと思いますので、以下私は関係者に数点にわたって伺いたいと思うのであります。  まず第一に、この国鉄の山田明吉副総裁は七日の記者会見で云々という……

第68回国会 社会労働委員会 第34号(1972/06/06、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 お疲れのところ、たいへん恐縮でございますが、しばらくお願いをいたしたいと思います。  私は、労働省並びに郵政大臣に二、三伺いたいわけでありますけれども、最初に、先に大臣に聞きます。  大臣、郵政業務を進めている中で、労働組合の問題がいろいろ取りざたをされております。特に郵政関係では全逓労働組合、全郵政労働組合というような組合がございまして、これらの問題をめぐって、あるいは不当な差別の処遇だとか、あるいは組合加入脱退の自由の束縛だとか、いわゆる不当労働行為といわれるようなものが行なわれているというようなことも聞いておりますし、しかし郵政業務正常化のためには、郵政省はいろいろな施……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 運輸委員会 第2号(1972/08/11、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 大臣、初めてお尋ねをいたしますけれども、的確なお答えをちょうだいいたしたいと思います。  私は、新幹線公害についてたびたび運輸省並びに国鉄当局の考え方、そしてまた対策等について伺ってまいりましたけれども、きわめて不十分のお答えしかいただけなくてまことに残念であります。そこで大臣、いま東海道並びに山陽新幹線が走っておりますけれども、いわゆる新幹線公害といわれるものがどういう内容のものであるか、就任早々どの程度お勉強なさっているか存じませんが、御存じでありますか。沿線住民がいわゆる新幹線公害ということで苦しんでいるわけです。どういう種類のものがあるか御承知ですか。お答えください。

第69回国会 運輸委員会 第4号(1972/10/12、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 どういうわけか、きょうは航空質問ばかりだそうでございますから、私も若干伺いたい点があるわけであります。  まず第一に、昭和四十五年十一月二十日、閣議了解事項として「航空企業の運営体制について」という決定がなされ、それぞれこの線で航空企業の運営体制について運輸省は指導をされてきたと思う。ところが四十七年七月一日運輸大臣示達という形で、この事業分野などを大別して、これまた大臣示達が出ている。これは局長でないとわからぬと思うのですけれども、閣議了解事項とこの大臣示達というものはだいぶ内容的に食い違いがある、私はこのようにしかとれないわけでありますが、局長はこの閣議了解事項を受けてこ……


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第70回国会(1972/10/27〜1972/11/13)

第70回国会 運輸委員会 第1号(1972/11/07、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 不幸にして重大な事故が続発をいたしましたが、私はまず最初に、国鉄北陸線のトンネル内における事故についてお尋ねをいたしたい。  今度の事故は、昭和二十六年四月の桜木町事故、三十年五月の紫雲丸事故、三十七年五月の三河島事故。三十八年十一月の鶴見事故などと匹敵をし、しかもその責任の所在ということになりますと、国鉄当局にとりましてはきわめて重大な事故であるというような認識をいたしておるわけでございますが、一体この責任はだれにあるのか、どこにあるのか。ともすれば、現地でも当然行なわれるでありましょうけれども、たとえば乗務員のミスだ、あるいは食堂車管理責任者の過失だというようなことでその……

第70回国会 運輸委員会 第2号(1972/11/08、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 提案されました臨船調法につきましてはすでに議了をいたしておるわけでございますが、本案の採決に先立ちまして、私は船舶建造に関する国辱的なといっても言い過ぎでない問題が発生をいたしておりますので、この問題につきまして若干お尋ねをし、当局の考え方を伺いたいと思うわけであります。  すなわち、十月十九日の新聞紙は、船舶建造に関連をして、いわゆる欠陥船が大量にあったということを運輸省みずからが発表し、関係当局に対しましても重大な関心を持たせたということでありますけれども、われわれはこのような問題につきましては、船舶建造関係の議案あるいは一般質問等々において強くその点を指摘をし、そのよう……


斉藤正男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院32期)

斉藤正男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 運輸委員会海運に関する小委員会 第1号(1970/07/10、32期、日本社会党)

○斉藤(正)小委員 関連して若干お尋ねをいたしたいと思いますけれども、相次ぐ海難事故に関連をして、新造船に対するいわゆる船体検査の問題であります。お答えいただける人がいるかどうか知りませんので、いなければこの次に回しますから、わかっている人でお答えを願いたい。  それは六月二十七日、大阪府警捜査二課は近畿海運局の関係者の取り調べをいたしました。これは、船舶検査官が造船会社からいわゆる収賄をした疑いがあるということであります。このことは今回が初めてではなくて、四十三年四月に兵庫県警は神戸海運局を摘発をし、やはり検査をめぐる汚職の問題を追及いたしております。このことで私がお尋ねしたいのは、実は新聞……

第63回国会 運輸委員会海運に関する小委員会 第3号(1970/09/09、32期、日本社会党)

○斉藤(正)小委員 過日の委員会に、大型専用船海難特別調査委員会中間報告書なるものの配付をいただきました。再三読んだわけでありますけれども、主としてこの中間報告書に関連をしてお尋ねいたしたいと思いますが、お尋ねに入る前に、この報告書の形態がまことにずさんであって、これが国会へ出される正式な文書かと思うと、まことに読みづらくて、内容は権威のあるものでしょうけれども、外観、形態が整っていないのに実は驚いたわけで、中間報告が出されて直ちに委員会ということで、お急ぎになった点はわかりますけれども、これを執筆したというか、コピーした人も六人ぐらいでやっておるようでございまして、まことにお粗末であったわけ……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1971/12/06、32期、日本社会党)

○斉藤(正)委員 総理がお見えでございますので冒頭伺いたいと思うわけでありますけれども、御承知のように四十六都道府県、沖繩が返ってまいりますと四十七でありますけれども、国営の交通機関というものが全くないのが沖繩だけであります。しかも、現にある沖繩の交通機関というものは、その規模はきわめて零細であり、そしてまた老朽であり、低能率だと思うわけであります。したがいまして、あらゆる施策を総合的に全力投球をしなければ、本土並みの沖繩が実現するにはたいへんなことであろうというように思うわけでありますけれども、国営交通機関のない沖繩の交通体系の確立については、異常な決意をもって臨まなければならないというよう……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1972/03/21、32期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 最初に文化庁に伺いますが、いわゆる文化財白書なるものを文化庁が出しておられると思いますけれども、「文化財保護の現状と問題点」なる白書に、静岡県浜松市の伊場遺跡について論評されていると思いますが、最も新しい白書の中で静岡県浜松市伊場遺跡についてどういうふうに書いておられるか、ちょっと読んでいただきたいと思います。
【次の発言】 その文化庁設置二十周年記念号として出されたいわゆる文化財白書に盛られているいまの文言と、その後二次、三次、四次と調査が進んで、昨年末で第四次の調査が終わっている段階でありますけれども、今日なお文化庁としては、その白書に盛られたと同じような評価を伊場遺跡……

第68回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、国鉄新幹線の騒音規制につきまして、前半若干の時間を具体的な問題として国鉄当局に質疑をいたします。長官に聞いていていただいて、基礎知識を十分すでにお持ちでありますけれども、さらに認識を深めた中で環境庁の見解を伺いたいと思います。  昭和三十九年、東京−大阪間が開通をいたしました。また、本年三月十五日には大阪−岡山間の新幹線が開通をいたしましたが、残念なことに騒音公害なるものが各地に発生をいたしております。現実に大きな問題となっているところとしては、東京都内、浜松市内、岐阜羽島付近、名古屋等が東京−大阪間の主要な地点でございまして、その件数百二十件にのぼっている。これは騒……

第68回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1972/03/18、32期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、都市開発あるいは都市改造あるいは都市計画と埋蔵文化財の関係について、具体的な問題を提起しつつ、建設省並びに関係者の考え方を伺いたい。  静岡県浜松市が、都市計画地方審議会の議を経てその計画案の承認を求めるために建設大臣に上申をし、これが建設省で慎重御審議をいただいて、適当な結論を出していただいたというように聞くわけでありますけれども、都市計画地方審議会からいつ建設省へそういう承認を求むるの件が進達をされ、建設省ではどれだけあたため、どれだけ検討いただいて、いつ承認の決定をいただいたのか、こまかいことでまことにおそれ入りますけれども、担当官から手続上のことを御報告願いた……

第68回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1972/03/23、32期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は中小企業対策について中小企業庁長官並びに通産大臣に伺いたいと思います。  わが党の横山利秋議員が昭和四十六年十一月四日、質問第一号として衆議院議長あてに所定の手続をとり質問をいたしました。それは「中小企業向け官公需の確保に関する質問」でございまして、これに対しまして、「昭和四十六年十一月十二日受領」「内閣衆質六七第一号」という形で「昭和四十六年十一月十二日、内閣総理大臣佐藤榮作、衆議院議長船田中殿」ということで答弁書が出されておりますが、これは通告してございませんのでどうかと思いますけれども、中小企業庁長官並びに田中通産大臣、この横山議員の質問の内容と、佐藤内閣の答弁内……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1972/03/22、32期、日本社会党)

○斉藤(正)分科員 私は、専売公社の合理化に伴う業務の改善に関連をして、製品であるたばこの輸送をどういうようにやるべきかという点について、総裁以下、主として公社の皆さん方にお伺いをしたい。特に、大臣にも、私のやりとりを聞いていただいて、最終的に大臣の見解を聞きますので、関係ないような顔をしていないで、ひとつやりとりはよく聞いてください。  古い話でありますけれども、行管が、昭和三十七年、十年も前でありますが、専売の合理化について勧告をいたしました。その中に「配達業務の合理化について」ということを項目の一つに入れておりまして「たばこの配達業務については、販売業務の充実・簡素化を図るため、代行配給……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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