このページでは後藤俊男衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○後藤俊男君 私は、ただいま提案されました川野芳滿社労委員長の解任決議案に対しまして、若干の質問をいたさんとするものであります。(拍手) 御存じのように、川野芳滿委員長は、(「りっぱな委員長だ」と呼ぶ者あり)すでに当選九回を数え、まことにりっぱな委員長であろうと思うわけでございます。いままで、通産政務次官をはじめといたしまして、院にありましては運輸及び交通委員長、大蔵委員長、さらに運輸委員長を歴任いたし、さらに今日は、社会労働委員長の重責をになっておられるのでございます。そして一方におきましては、列国議会同盟会議をはじめといたしまして、数度にわたり諸外国を歴訪されて、つぶさに各国の議会制度を……
○後藤俊男君 私は、日本社会党を代表いたしまして、最近のたび重なる重大事故に対して、佐藤総理並びに関係大臣に緊急質問を行なわんとするものであります。 まず、質問に入る前に、五つの惨事、合わせて四十五名の他界された方々に対し、さらにその遺族に対しまして衷心から哀悼の意を表するものでございます。(拍手)また、かろうじて命を取りとめたとは申せ、病床に呻吟しておられる多くの罹災者に対し、心からお見舞いを申し上げる次第でございます。 さて、ガス爆発事故につきましては、いさいは新聞、テレビ等で御承知のごとく、地下鉄工事現場のあとで都市ガスの中圧管が爆発し、一面火の海となり、道路わきの商店街にその火が燃……
○後藤委員 実は滋賀県の犬上川の南踏切の交通事故の問題でございますが、大体内容につきましては十分御承知のことと思います。近江鉄道の電車とそれから砂利運搬のダンプカー、この衝突事件でございます。被害者といたしましては死者が一名、さらに重傷者が数名ということでございますが、不幸中の幸いとしまして、始発電車であったため乗客が非常に少なかった。これがおそらくラッシュの時間なれば、ことしの四月一日にありました南海電車の事故と同じくらいな被害者を出しておるのではないだろうかと思われるくらいな事故でございます。さらに、その当日等の新聞を読んでみましても、事故の内容、ケース等については、いま申し上げました四月……
○後藤委員 最初に労働大臣にお尋ねしたのでありますが、いまも田邊委員からいろいろ話が出ておりますが、春闘は昭和三十年以来続いております。いまから四年前でございますが、いまはなくなられた池田総理大臣と、さらに総評の前議長でありました太田氏の間で、この最終的春闘の締めくくりの段階で、当事者能力の問題については今後解決するように努力する、こういうはっきりした約束があったと私は記憶いたしております。いま田邊さんが言われるように、問題は、当事者能力の問題が大きな原因だと私は思いますが、それ以来四ヵ年間、政府としては、どういうふうにこの当事者能力の問題についてお考えになってきたのか、現在一体どうされようと……
○後藤委員 昭和四十二年度の労働省の関係予算は、四十二年の三月十八日概略の説明を終わったわけであります。この中で、特に雇用政策等についての重点施策の説明をお願いをいたしたいと思います。
【次の発言】 いま簡単に説明は聞いたわけでございますが、わが国におきましては依然として数多くの臨時工やあるいは社外工をはじめとして不安定な労働者、それから低賃金の労働者がたくさんおると思います。これらの労働者の格差をいかに解消していくかというのがこれからの労働政策の根本ではないかと私考える次第でございます。この点についてはどうお考えでございましょうか。
○後藤委員 田邊委員なりそれからいま質問されました委員に関連して二、三お尋ねしたいと思います。 先ほど次官が田邊委員の質問に対して、不当労働行為はあってはいけないんだ、そのことについては会議のあるたびに注意をしておる、こういうお答えがあったわけですが、いままで二人の委員からいろいろ話が出ましたように、現在、全逓から近畿方面でかなり脱退が出ておるわけなんです。これは御承知だと思います。この近畿方面における脱退問題については、政務次官が言われたことと全く反対のことが行なわれておると私は推察いたしております。というのは、会議ごとに第二組合をつくれという相談がされておる、そういう具体的な事実も現在あ……
○後藤委員 関連。ただいま田畑委員のほうからいろいろとお話がございましたけれども、特に全逓労働組合の問題につきましてはいろいろとむずかしい問題も入っておりますし、私も最初から最後までお聞きいたしましたが、事実と違っておる点もあるように思いますので、この問題につきましては次の機会に引き続いてわれわれのほうといたしましても正しくこれらの問題について申し上げたいと思いますから、次回にはひとつよろしくお願いをいたします。
○後藤委員 話は続くわけでございますけれども、いまの「新しい管理者」というパンフレットですね、これが問題になりましたが、もう一つ別にやはり「新しい管理者」というのがあるわけです。これは以前のものだと思うのです。これも「新しい管理者」、いま問題になりましたのも「新しい管理者」ということで、次から次へと惑わすような文章のパンフレットが出ておるのですが、前の「新しい管理者」というのは、現在どういうことになっておるわけですか、お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 三十六年の七月に発行された「新しい管理者」というのを御存じないのですか。
【次の発言】 前にはないのですか。
○後藤委員 実は、今度の失業保険の改正の中心につきましては五つくらいあると思います。そこで、総理府の人事局長に、何か十二時以降は差しつかえがあるそうでございますので、その問題を先にお聞きいたしたいと思うわけです。 この前、先週の火曜日でございますか、今度の失保の改正の一番最後の国家公務員等退職手当法の一部改正の第十条でございますか、このことにつきまして、時間が非常に短うございましたので、非常に簡単な説明をいただいたわけでございますけれども、さらにこの問題につきましては、林野庁にも非常に関係の深い改正になろうと思っておるわけです。私、考えてみますと、失業保険と退職手当とはおのずからその性格が違……
○後藤委員 十月二十二日から十月三十一日まで秋の交通安全連動が行なわれるわけでございますが、その関連において二、三質問をいたしたいと思います。 最終的に要望をしたいことがございますので、お願いをいたしたいと思います。問題は名神高速道路の問題でございます。御承知のように、事故の統計を見ましても、滋賀県というのは県内の自動車の事故は非常に少ないわけでございますけれども、他府県から入ってくる自動車の事故が非常に多い。昭和四十年度の統計を見ましても、全国で県民の数からいきましても最高である、こういうふうな統計も出ておるようなわけでございます。そこで私は、名神高速道路と国道八号線でございますか、その関連……
○後藤委員 実は最近最終的な段階にきておる、特に滋賀県の地元におきましても問題になっております江若鉄道の廃止、国鉄の買収、この問題についてお尋ねをいたしたいと思うわけでございます。 私が申し上げるまでもなく、江若で働いておられる人は鉄道部門だけで三百五四名おいでになる。この人がたが、今度国鉄に買収されると一体おれらはどうなるのだろうか、失業することになるのか、どうなるのだ、国鉄で使ってくれるのか、一体どうなんだ、こういうような心配で江若の職場におきましてはかなり不安な気持ちがみなぎっておると思うわけでございます。この問題は申し上げるまでもなくいま突然起きた問題ではなしに、去年からずっと引き続……
○後藤委員 まだ労働大臣が見えておりませんので、まず最初に、国鉄の関係につきまして、副総裁もおいでになりますのでお尋ねしたいと思うのです。 現在、新聞でも毎日報道いたしておりまするように、十二日から、国労なり動労の順法闘争が行なわれまして、東京付近を中心に、かなり国鉄のダイヤが乱れておる。これはもう申し上げるまでもなく、現実にそうなっておるわけですが、これの根本的な問題は、いろいろ過程はありますけれども、国鉄の財政危機、深く突っ込んでいけばそこへ問題はいくと思うわけでございます。 御承知のように、二兆七千九百二十億円の借金をかかえ、しかもその利息金として、新幹線のもうけだけは全部払わなけれ……
○後藤委員 質問の内容は大体日赤事業の関係でございまするが、日赤事業と申しましても広範囲にわたっておられると思います。その中で、特に日赤病院関係につきましてお尋ねしたい点がありますので、日赤病院関係の経営の問題なり、あるいは労使関係の問題なり、あるいは要員関係の問題なり、さらには海外の派遣の問題なり、これらが大体中心になろうかと考えておるような次第でございます。実は昨年の十月であったと思いますけれども、わが党の代表としてある日赤病院を現地調査もいたしました。その内容なり、さらにはいろいろな点につきまして調査もしてまいったような次第でございますが、それらに基づきまして、ひとつ質問をいたしたいと思……
○後藤委員 先ほど国鉄総裁のほうから、五万人の合理化については絶対に首切りには関係ないんだ、こういうお話を聞いたようなわけですけれども、現在、五万人の合理化の問題につきまして、この中身の目的と言うとおかしいですが、時間短縮の要員の問題、さらに十月の白紙ダイヤ改正の要員問題、これらを動かすのだという言い方はおかしいかもしれませんけれども、そういうようなことで五万人の合理化ということが今日問題になっておるわけです。たとえば一週間に二時間の時短を行なう、そのためにこれだけの職員が要るからこれだけふやすのだという話ならわかるのです。そうではなしに、どこかから浮かして持ってきてこれをやるのだ、こういう考……
○後藤委員 実は、去年のたしか十一月だったと思いますが、特に滋賀県の大津の日赤病院を、党の調査といたしまして調査に行ったわけでございますが、それにかんがみまして、全国的に日赤病院の運営なり要員の問題、さらに昨年末における闘争の終結の問題、それらを中心にひとつお尋ねをいたしたいと考えておるのであります。 まず第一番に、聞くところによりますと、今日、日赤病院が全国に百前後あると思います。この前、先週のときにもお尋ねをいたしたような次第ですが、労働基準法に基づく三十六条協定、これの締結なしに、一週間に五十時間以上の超勤をやっておられる病院もある、こういうふうなことを聞いておるわけでございますけれど……
○後藤委員 大臣のほうが、時間が十分ないそうでございますので、まず第一番にお尋ねいたしたいと思いますのは、大東亜戦争当時、第一線なり、いわゆる戦場へ慰安婦がかなり派遣されておったと思うのです。私も内々これらの派遣されたいきさつにつきまして、できるだけ、どういうふうな計画でどういうふうにやられたかを調べようと、かなり苦心をしたわけでございますが、聞くところによりますと、無給軍属ということで派遣をしておる。さらにこの派遣につきましては、それらの業者と軍との間で、おまえのところでは何名派遣せよというようなことで、半強制的なようなかっこうで派遣されておるというようなことも私聞いておる次第でございますが……
○後藤委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表いたしまして、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対し附帯決議を付するの動議について、御説明申し上げます。 その案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。 戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、左記事項につき、格段の努力を払うべきである。 記 一、今日の経済の実情にかんがみ援護の最低基準を引き上げ、公平な援護措置が行なわれるよう努力すること。 二、未帰還者の調査については、さらに真剣にとり組むとともに、その実態の把握に万遺憾なきを期する……
○後藤委員 ただいま大臣のほうから提案理由の説明がございまして、無拠出の福祉年金につきましては三十四年の十一月から実施、さらに拠出年金につきましては三十六年の四月、こういうふうな経過をたどっておるわけでございます。当時五十歳から五十五歳までが任意加入ということになっておりまして、現在七十歳以上の人が老齢福祉年金の支給と、こういうことになっておるわけでございますが、ここでまず、日本のいま申し上げました福祉年金なり国民年金につきましては、大ワク説明されたわけでございますが、諸外国におきましては、国民年金につきましては一体どういうようなことになっておるのだろうか、その大略の御説明を冒頭お願いをいたし……
○後藤委員 まず第一番に私お伺いしたいのは、きょうからでございますか、法制審議会がきょう、あす開かれる。しかも第一、第二、第五小委員会等で一つの方針を出したので、それらを基礎にして全体会議が行なわれる、こういうふうに新聞等も報道をいたしておるわけでございますが、その中を参考までに読んでみますと、交通事故等につきましても、悪質なものについてはいわゆる禁錮刑も累犯を認める。そうなってまいりますと、三年が六年になる。そうすると、かなり悪質な運転者に対しましても警告になるのではないか、こういうふうなことも、これは新聞でございますので、間違った点があるかもわかりませんけれども、そういう報道をいたしておる……
○後藤委員 まず最初に、国鉄のほうへお尋ねいたしたいと思います。 新聞の報道なり、その他の情報によりますと、十二日の零時から十二時間のストライキが行なわれる。しかも、全国全地域にわたって、動労、国労同一歩調というような形で行なわれるやに聞いております。 特に五月、六月でございますか、その当時には、国鉄といたしましても、いろいろな多くの事故がございました。国鉄の職員はたるんでおるんではないか、あるいは施設なり機器等の問題につきましても、かなり新聞等でもきびしく批判をいたしておったのは、御承知のとおりだと思います。 そこで、国鉄輸送は安全が第一だと思います。安全に、しかも敏速に、しかも正確に……
○後藤委員 実は八月の十六日でございますが、人事院の給与の勧告と同時に寒冷地手当の勧告が出ました。これは振り返ってみますと、いままで四カ年間、寒冷地手当の勧告については人事院のほうとしても出されなかった。しかも、われわれが仄聞し、いろいろ聞いてみるところによりますと、寒冷地手当の勧告についてはおそくとも昨年の年末までぐらいには出るだろう、そういう方向で人事院としては努力が行なわれておるのだ、こういうふうな話も重々われわれ聞いておったわけでございますけれども、それが延びて延びて、ことしの八月十六日、こういうふうなかっこうになりまして勧告が出されたわけでございます。なぜ一体四カ年間も寒冷地手当の勧……
○後藤委員 まず最初に、江若鉄道にからむ問題でございますけれども、公団の副総裁もきょうは御出席をいただいておりますので、昭和三十九年から問題になっております江若鉄道の買収の問題につきまして、今日どういうふうな情勢に至っておるか。さらに資金関係の問題につきましても、この間、実は地元の新聞を見ましたところ、別所大阪の支社長が地元の期成同盟の皆さんに説明をしておられるわけでございます。そういうふうなことにつきましても、ぜひひとつできるだけよくわかるように、冒頭公団側のほうから御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 それと、先ほど申しました資金的な関係の問題ですね。これをひとつお願いします。
○後藤委員 最初にちょっと総務長官にお尋ねするわけですが、いま日本に交通関係の――陸上交通だけでけっこうですけれども、陸上交通に関係のある法律、これが一体どれくらいあるのですか、お尋ねいたします。
【次の発言】 かなり数は多くあると思うのです。そうなってまいりますと、いま問題になっておる交通安全基本法との関係ですね、今度制定されようとしておる。これと、現在ある交通関係の、いわばいま言われましたような法律との関係はどういうことになるのでしょうか。たとえば私お尋ねしたいのは、この基本法が制定されますと、それに基づいて、現在かなりの数の法律があろうと思いますけれども、これらも当然積極的と申しますか、……
○後藤委員 最初に、援護法の遺族にも関係のある問題でございますが、 スウェーデンの国でつくっておりますパラゾピリンという薬でございますけれども、これを遺族の中でも、お医者さんに新薬臨床試験用ということで京都の病院で使ってもらった。非常に効果があるそうでございます。ところが、これを扱っておるミドリ十字社におきましては、その患者に対しまして非常によくきく薬でございますけれども、全然薬がなくなった。なくなった原因というのはスウェーデンから入らぬからなくなったわけでございますが、厚生省として輸入販売の許可が出ておらない。それで、ミドリ十字社のほうも全然薬がないのだが、患者あるいはお医者さんは非常に待望……
○後藤委員 関連して。いま枝村委員のほうから話がございましたが、その前に局長はなぶったところについて説明がありました。私も聞いておりました。たとえば一番最初の第一から第四までの分を、いわば要らぬところを省いて二つに集約したのだ、こういうような説明だったと思うのですが、ところがこの内容を読んでみると、職訓法で現在一番問題になっておる点でございます。 それは何かというと、施設の整備充実、これが現在におきましても十分行なわれておらぬ。さらに要員問題についても非常に不足しておる。さらに予算の問題についても十分でないのだ。これは今日現在における職訓法におきましても一番大きな問題になっておるわけなんです……
○後藤委員 一番最初に、これは戦争犠牲者に関係のある問題でございますので、お尋ねするわけですが、阿波丸事件の問題です。これは昭和二十年の四月一日でありますが、撃沈された。それで二千数十名の人が犠牲になっておられるわけですが、この二千数十名の中には、おそらく軍人、軍属もまじっておると思いますが、半数以上につきましては一般の引き揚げ者である。これの扱いが一体どういうふうなことになっておるだろうか。これは、参議院におきましても、衆議院におきましても、たび重ねて問題になった事件でございます。 そこで、外務省の方にお尋ねしますが、この阿波丸事件の終戦までの経過につきまして、御説明をいただきたいと思いま……
○後藤委員 今度の訓練所の改定の問題につきましては、いままでいろいろな問題について質問も行なわれておりますので、私、最終的に三点ないし四点につきましてお尋ねをいたしたいと思う次第でございます。 まず第一番には、今度の法案要綱の第四におきましても、あるいは法案第三章の第二節におきましても、「公共職業施設」という中へ今度の改定の高等訓練校が入っておるわけです。ところが、この経費の問題等につきまして、いままでも再三再四質問も出ておったと思いますけれども、法律案の第二十三条によりましては、高等訓練校のみが依然として無料の対象からはずされておる。この点につきましては、ぜひひとつ含めていただく。三月十五……
○後藤委員 最初に、厚生大臣もおいでになりますので、看護婦の問題でちょっとお尋ねしたいと思います。 御承知のように、先月の下旬でございますか、名古屋におきましては、全国の看護婦関係の人が約四千人集まりまして総会を開いて、しかもその総会におきましては、現在の看護婦の不足、あるいは養成機関の問題、あるいは定員の問題、これらが真剣に審議されまして、陳情書あるいは申し入れ書として、厚生省のほうへも出ておると思います。 さらに二十三日には、全国の日赤におきまして、看護婦関係のストライキが行なわれております。 さらに最近におきましては、慶応病院のこれまた看護婦関係の問題、これらの問題できのうあたりは……
○後藤委員 一番最初に、この前問題になりました児童扶養手当と、それからこれは母子福祉年金の関係でございますが、大体三百円の差額の問題でございます。厚生大臣としては、この三百円の差というのは不合理なように思う、直したい、こういう御意向が西風君の質問のときにも出ましたし、またこの間も発表されたようなわけでありますが、大蔵省としては、大体母子福祉年金と児童扶養手当というのはその性格がおのずから違う、だからこういうふうなかっこうになっておるのだというような説明がございましたが、そのことは、今度の国会だけではなしに、前々の国会におきましても十分審議が行なわれまして、しかも附帯事項の中にもこれは入っておる……
○後藤委員 ただいま、公務員の人事院勧告につきまして、質問があったわけでございますけれども、寒冷地手当の問題について、人事院として、昨年は昨年として勧告があったわけです。しかし、昨年の勧告は級地の是正ということが中心ではなしに、中身の制度の改善ということが中心になって勧告されたと思いますが、そうしますと、全国的に見て、現在級地の不合理というのがかなりあると思うのです。そこで、人事院勧告も昨年は賃金の勧告と同時にこれは出されたわけでございますが、ことしあたりは、寒冷地の級地の是正ということを中心に人事院勧告があってしかるべきだと考えておるわけでございますが、人事院としてどうお考えになっておるか、……
○後藤委員 午前中にも島本委員からいろいろ御質問があって重複するかもわかりませんが、第一番目に、今度の改正で五人未満の事業所への適用拡大が行なわれる。しかしながら、なお未適用の産業があるであろうと思うのですが、その未適用の産業というのはどういうような産業であり、それがどういう理由で未適用になるのですか、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、いま言われた農林、水産、畜産関係ではいわば季節的な雇用が多い。そこで、この失業保険にはなかなか手が回らぬというのか、なじまないというのですか、そういうことになっておる。こういう説明でございますけれども、たとえば農林なり、水産なり、畜産関……
○後藤委員 この前の続きでございますけれども、実はこの日雇保険の問題ですね、いままで六百六十円以下が二級、六百六十円以上が一級、これが今度の改正で、千円以上、千円以下、こういうことになりましたですね。特に私、一般的な問題ではなしに、日雇いの、しかもこの前もいろいろとお話しいたしましたように、失対事業の関係でございますけれども、今度の改正によって、いままでどおりで改正されない人もある。この前の委員会では、大体何%くらいがこうなってという話も十分聞かしていただいたわけですが、そうなってまいりますと、千円以上、千円以下で一級、二級ということになりまして、特に失対事業関係の日雇い労働者につきましては、……
○後藤委員 先ほどからいろいろと御質問なり回答を聞いておったわけでございますが、いままで、この前でございますか、電気工事業を営む者の営業所の登録等に関する法律案というものが国会に提案されまして、廃案になったというようなことで、過去五カ年間くらい、この問題については審議が続いたようなかっこうになっておると思うわけなんです。 そこで、先ほどの通産省関係の皆さんの答弁なり、あるいは議員提案でございますから担当者の御答弁なんか聞いておりましても、保安が第一の目的であるということははっきり御回答なさっておるわけでございますが、それほど保安が大切だということなら、議員提案ではなしに政府提案にすべきではな……
○後藤委員 最初質問いたしたいと思います。いま私滋賀県でございますけれども、滋賀県と京都との境に比叡山というのがございます。その比叡山の、すりばちで申しますと、上のほうになるわけでありますが、比叡平でかなり広範囲な住宅造成が行なわれておるわけです。この住宅造成が住宅の規制法の許可のないところやらあるいは農地転換のまだ認めておられないところやら、さらに市道あるいは開拓財産の道路というようなところまで手をつけて造成が行なわれておりまして、滋賀県におきましてもかなりこの比叡平の問題につきましては県民多くの者が疑惑を持って見ておるわけでございます。 この一番最初の出発というのは、昭和三十九年の二月で……
○後藤分科員 まず最初に、国道一号線の問題につきましていろいろと考え方をお聞かせ願いたいと思うのであります。 御承知のように、三月六日でございますか、鈴鹿における大きな事故がございました。国道一号線というのは、申し上げるまでもなく名古屋、大阪をつないでおる非常に大切な道路でございますが、三十八年から四十一年、この四年間に日本の国内における近路等の修理に対しては、中央、地方を通じて三千七百億円から使われておる。しかしながら、この国道一号線は一体どうなっておるかと申しますと、現在地元の調べによりましても一日に三万台の自動車が通る、しかも半分以上が大型トラックだ、こういうような非常に大切な道路でご……
○後藤分科員 昨年の十月十一日でございますか、運輸委員会において名神高速道路の料金の問題を強く要望しておいたわけですが、御承知のように去年の秋ですか、交通事故防止の月間が行なわれました。特に国道八号線につきましては事故が多い。昭和四十一年度の統計を見ましても、死傷事故につきましては全国最高であるといわれるほど国道八号線の事故は多い。この事故を防止するために名神高速道路を一般にもっと利用する方向に国として指導したらどうだろうか。その場合第一番に考えられますのは通行料金です。通行料金をせめて半額くらいにダウンしてはどうかという問題に対しまして、建設省の道路局次長は、ことしの夏までに検討してみる、料……
○後藤分科員 まず第一に、去年の国会で成立いたしましたあのダンプの規制法の問題でございますが、御承知のように、ダンプの規制法につきましては、現在日本全国で大体十三万台のいわば一匹オオカミがおる。これらの事故を防止するためにダンプの規制法ができたものだ、こういうように私解釈しておるわけですけれども、この十三万台のうち、約八割から九割くらいは同和地区の所有者が多い。考えてみますると、このことが同和対策の具体的な一つの問題でもあるというふうに考えておる次第でございます。ところが、この法律を具体化する場合に、今日かなり大きな問題があちらこちらにできておるようなわけでございます。といいます点は、いま言い……
○後藤分科員 同和問題でございますけれども、中心になってやっておられる宮崎参事官がおいでにならぬと思いますが、大臣もいらっしゃいますし、ひとつ現実の問題としてお聞きをしていただいて、早急に御検討を願いたい、こう思う問題が第一番にあるわけです。 その問題は、昨年の八月でございますか、ダンプカーの規制法の法律ができました。これによりますと、第十一条には、いわゆる運送業の免許もなしに、ヤミで運送業をやっておる一匹オオカミのダンプカーの規制でございますけれども、これが全国で十三万台ある。その中の大体八割ないし九割が同和地区に所属しておるわけです。そこで、現在ああいう法律ができましたので、各地区におき……
○後藤分科員 私は、琵琶湖の総合開発につきましてお尋ねしたいわけです。 去年の七月二十二日でございますか、前の建設大臣が滋賀県に来られまして、かなり大英断的な決意をあらわされて、いままでいろいろの案があったわけですけれども、建設省として全湖利用という方向に踏み切られた。この琵琶湖の問題につきましては、私が申し上げるまでもなく、淀川水系の問題から、京阪神の水の利用の問題から、いわば国土開発的な大きな問題であろうと思うわけです。現在連絡会議等で、地元なり建設省あたりと相談をしながら調査を進めておると思うわけですけれども、過去の歴史を振り返ってみますると、琵琶湖というのは大体三、四年ごとに大水害に……
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