岡沢完治 衆議院議員
31期国会発言一覧

岡沢完治[衆]在籍期 : |31期|-32期
岡沢完治[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは岡沢完治衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

岡沢完治[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第25号(1967/06/13、31期、民主社会党)

○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、総理大臣並びに藤枝国家公安委員長に対しまして、去る九日の東京地裁の決定に対する総理大臣の異議申し立てについて、先ほどの社会党代表の猪俣議員と同じ観点から、重複する点も若干あると思いますけれども、それはそれだけ事態が重大であるというふうに御理解いただきましてお尋ねを進めたいと思います。  先ほど総理は、今回の異議申し立ては、行政事件訴訟法第二十七条に基づいてこれをなしたとおっしゃいました。規定はまさにそのとおりでございますが、この二十七条の解釈を誤っておられるのではないかということを第一に指摘申し上げたいと思います。(拍手)  何となれば、第二十……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 衆議院本会議 第9号(1967/08/07、31期、民主社会党)

○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております修正を含む健康保険法及び船員保険法の臨時特例に関する法律案に関する委員長報告に反対の意見を述べるとともに、民社党提案の同法修正案並びに船員保険法の一部を改正する法律案に賛成の討論を行なわんとするものでございます。(拍手)  まず第一点は、いわゆる政管健保のあり方に関する総理並びに担当大臣の姿勢についてであります。  一体、今回の健保特例法案が、圧倒的な国民世論によって反対され、国会におきましても、第五十五特別国会において廃案となり、また、本臨時国会におきましても、われわれ野党があげて反対の立場をとり続けているのはなぜ……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第23号(1968/04/12、31期、民主社会党)

○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、製造たばこ定価法の一部を改正する法律案、並びに酒税法の一部を改正する法律案の二案に対し、以下申し述べます理由から、反対の意見を申し述べてみたいと思います。  なお、先ほど村山社会党議員のおっしゃいました反対理由と若干重複する点がございますけれども、それはそれだけ問題の正鵠を得ているからであり、われわれの反対理由の重要さを示すものであると御理解をいただきたいと思います。  反対理由の第一点は、総理をはじめ大蔵大臣等政府関係者が、いかなるこじつけの理由をつけられましても、本二法案の成立は、物価問題の解決に逆行する結果をもたらすからであります。  申……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第19号(1969/03/28、31期、民主社会党)

○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました二法案について、総理並びに関係各大臣に対し若干の質問を行ないます。  法案に対する質疑に入ります前に、二法案の審議に関しまして生じました運輸委員会における物理的議事妨害、そして野党質問もほとんど行なわれないまま混乱のうちに審議が打ち切られ、与党による単独採決が強行せられた姿は、きわめて遺憾であり、国民の期待を裏切るものであると私は思います。(拍手)  ことに、現下の最大の政治課題の一つは、学園にびまんした一部はね上がり学生による少数暴力の支配を否定し、学園を正常化して、まじめな学生が静かに勉学にいそしめる教育環境を各学園……

第61回国会 衆議院本会議 第42号(1969/05/31、31期、民主社会党)

○岡沢完治君 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました太平洋諸島信託統治地域に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、以下の意見を付し、賛成の立場を明らかにいたしたいと存じます。(拍手)  本件の対象となります信託統治地域の住民とわが国との旧南洋群島委任統治時代以来の歴史的関係、ことに右地域の住民が第二次大戦中にこうむった苦痛等に照らしまして、本件の協定の内容は妥当なものであり、特に反対の理由もありませんので、わが党は、本件に賛成の意を表します。(拍手)  しかしながら、本件につきましての五月二十八日の外務委員会における審議の態様……

第61回国会 衆議院本会議 第69号(1969/07/29、31期、民主社会党)

○岡沢完治君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となっております大学の運営に関する臨時措置法案につきまして、以下申し述べます諸事由から、反対の立場を明らかにいたしたいと存じます。(拍手)  いわゆる大学問題が、まさに現下最大の国内政治課題でありますことは、ここにちょうちょうすることを避けます。教育は国家百年の大計といわれ、また、政治が乱れても国の滅びることはまれであるが、教育と裁判が乱れるときは国家の滅亡に通ずるともいわれます。わが党が他党に先んじて大学問題と真剣に取り組み、あるべき大学像を示して大学基本法案を本国会に提出したゆえんであります。(拍手)  ところで、本件法案であります……

岡沢完治[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

岡沢完治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1967/07/12、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に、すでに各員から御質問があったかもしれませんが、あらためて民社党の立場から今度の改正案を政府がお出しになりました背景といいますか、提案理由の最も骨子となる事情を御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの大臣の御答弁にもございましたが、今度の改正案の背景に黒い霧があり、そしてまた国民の政治不信がある。それを取り除くのが一つの大きな目標であるということでございます。それに関連いたしまして、自民党のほうで昨年の黒い霧が問題化されました後に、綱紀粛正調査会というのをお設けになり、なくなられました清瀬一郎先輩が議長になられまして、やはりただいま問題になっております公職選挙……

第55回国会 法務委員会 第2号(1967/03/24、31期、民主社会党)

○岡沢委員 きのうの予算委員会等を私、傍聴しておったのでございますが、それに関連しまして、当法務委員会の主管大臣の法務大臣に関連した選挙違反のはがきの問題がございますが、そういう問題、それからもう一つ、共和製糖の事件捜査に関連いたしまして、主として新聞報道等によりましても、社会党の相澤議員の事件を中心とした捜査が中心になっておるようでございますけれども、むしろ本質はそうでなく、糖価安定法に関連した相当多額な金銭の動き等が捜査の対象になるべきであるというふうに考えます。本質が逸脱されて、枝葉のほうが検察の捜査の中心になっているという感じがいたします。これは法務省としても、そういう方向での捜査につ……

第55回国会 法務委員会 第11号(1967/05/19、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に、先ほど横山委員から御質問になりましたこととも関連いたしますけれども、金東希兵長の問題についてお尋ねしたいと思います。  この問題に関しまして、金東希本人から強制退去処分に対する異議申し立てという申し立て事件が法務大臣にあったはずでございますけれども、ございましたでしょうか。
【次の発言】 いま審議中とおっしゃいましたが、その申し立てについては、本年二月十六日に申し立て棄却があったと聞いておりますが、違うのでございますか。
【次の発言】 私が最初に聞きましたのは、裁判ではなしに、法務大臣に対する強制退去処分に対する異議申し立て事件があったかどうかということです。

第55回国会 法務委員会 第13号(1967/05/26、31期、民主社会党)

○岡沢委員 これから質問いたしますけれども、最高裁のほらから御出席の政府委員の方々大部分が、私の法曹界の先輩でございまして、非常に失礼なことになるかもしれませんが、お許しをいただきますように。  最初に、百日裁判に関連した質問をいたしたいと思います。  去る五月二十日に大阪の地裁で、昭和三十七年の参議院選挙に関連いたしまして、全国区の豊田雅孝氏に関連した出納責任者あるいは総括主宰者を含む事件の第一審の判決がございましたが、この判決がすでに三年十カ月を経過した後に行なわれておるという事実がございますし、また最高裁判所におかれましては、五月の二十二日に刑事裁判官の会同を持ちまして、百日裁判を中心と……

第55回国会 法務委員会 第19号(1967/06/09、31期、民主社会党)

○岡沢委員 関連して。いまの山本人事局長の御答弁に関連してお尋ねするのですけれども、ことに、大阪郵便局で起こりました板倉人事部長に対するいやがらせ、内容が「殺すぞ」とか「今日限りの命」「火をつける」こういう事実を摘示して、文書をもってするいわば脅迫的なもので、これは刑事犯罪にもなろうと思いますが、こういう事実があるのにこれを放置する。法務省とか警察庁の取り扱いは別といたしまして、郵政省としては何もしない、自分の上司に対して刑事犯罪に該当するような事案を示す職員がおるのに、何らの処置を取らないということは、法律的にも常識的にも考えられないと思うわけでございます。ほんとうにこれは、たとえば人事権あ……

第55回国会 法務委員会 第27号(1967/06/29、31期、民主社会党)

○岡沢委員 主として刑法の二百十一条の改正に関連してお尋ねをいたしたいと思います。  すでに御質問になりました大竹委員の質問と重なる点があるかもしれませんが、それだけ重要だと思ってお許し願いたいのであります。  最初にお尋ね申し上げたいのは、自動車以外のたとえば鉄道とか船舶、飛行機その他の交通関係の者が当事者である事件で、二百十一条の法定刑の最高限の禁錮三年の刑が科せられた例があるかどうか、またそれに近い例があるかどうかお尋ねします。
【次の発言】 今度の二百十一条の改正の趣旨は、やはり一般予防ということも無視できないと思うのでございますが、かつて昭和三十九年に道交法の改正がございまして、例の……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 法務委員会 第3号(1967/11/01、31期、民主社会党)

○岡沢委員 時間がないようですし、ほかにも質問者があるようですけれども、大臣は、帰還協定を打ち切られる根拠は閣議決定だということをたびたびおっしゃいますが、それ以外に、何か日本の国益が害されるという事実があるのですか。それ以外の理由はあるのですか。
【次の発言】 閣議決定の権威を守りたいということに尽きるわけですね。
【次の発言】 わかりました。この帰還協定が実現して以来約八年間、大体日本の側の財政的な負担はどれぐらいになりますか。
【次の発言】 私はここで論戦をかわすつもりはありませんけれども、わずか一億円ぐらいの負担でかりに北鮮の皆さん方との国交が友好的に進む、そしてまた、申し上げるまでも……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1967/12/20、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私も、いま堀委員が御質問になりました公職選挙法の改正案の提出と政治資金規正法の改正案の提出について、まずお尋ねしたいと思うのです。  自治大臣は両方とも提出するという答えがございましたが、ただ、この選挙法関係の法律案につきましては、前国会、前々国会以来、総理以下そういうことばがありましたけれども、一向出されていないということだけに重ねてお尋ねをするわけであります。  十三日の委員会で大臣がお述べになりました所信表明の中で、字句にとらわれるようでございますけれども、「政府といたしましては、この答申の趣旨を尊重しつつ、さしあたって現行選挙制度に関し改善すべき事項についての改正法案を次の……

第57回国会 法務委員会 第2号(1967/12/14、31期、民主社会党)

○岡沢委員 時間もおそうございますし、私のあとに松本委員も御質問になるようでございますから、四点だけ御質問申し上げます。  最初に、ただいま問題になりました検察庁法第十四条に関連してでございますけれども、先ほど川井刑事局長は横山委員の御質問に答えられまして、いわゆる国会議員の逮捕許諾制限について、法務大臣は単に報告を受けるだけで指揮監督権はないような御趣旨の御答弁があったと思います。しかし、検察庁法第十四条の規定は、まさにかつての昭和二十九年の指揮権発動とも関連いたしますけれども、私は、個々の事件については法務大臣は検事総長を指揮できるし、その検察庁法第十四条にいう処分の中には逮捕状の許諾制限……

第57回国会 法務委員会 第3号(1967/12/15、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に、昨日大竹委員から御質問になったことと関連をするのでございますけれども、裁判所の職員あるいは刑務官を含む法務省関係の職員の超過勤務の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  法務省、裁判所それぞれ別個にお答えいただきたいのでございますけれども、職員の超過勤務の状況について実態調査等をなさったことがございますか、あるいは実態について、その内容を把握しておられますか。
【次の発言】 私はある意味では政府に協力的な、あるいは裁判所、検察庁の裁判官、検察官を除く職員には非常に情けのない御答弁だと思うのです。私自身が裁判所につとめたこともございます。最近、法務省の刑務官と話したこと……

第57回国会 法務委員会 第4号(1967/12/19、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、民主社会党を代表いたしまして、両法案に反対の意を申し述べます。  二つの法案が、人事院勧告の趣旨にかんがみまして、一般の政府職員の給与を改善する法律案と関連して、その例に準じて提出されたことは明らかでございますけれども、私は、この人事院勧告の完全実施というのは最低限の要求である。ことに司法官、検察官の職務の特殊性、独立性、また他の一般の公務員と違いまして、他に付随収入その他が一切ないというようなことも考え合わせましたときに、ことに過日の法務委員会における質問でも述べましたけれども、日本が法律による行政、法治主義ということを戦後の一つの大きな特色として、力にかわるに法律による支……

第57回国会 法務委員会 第5号(1967/12/22、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、日本一忙しいといわれる官房長官にお越しいただきまして、しかも与えられました時間が二十分、それを厳守するつもりでございます。十一時四分まで、三点についてお聞かせいただきたいと思います。  その三点を最初に申し上げますが、昨日衆議院で公開されました原爆被爆記録映画に関する件が一点、それから東京大学、京都大学等でその大学院に自衛官を入学させることについての拒否問題がございます。それともう一点、宮城前の建築物の制限についての、俗にいわれる美観論争ということに関連してお聞かせをいただきたいと思うのです。  簡単なものから先に聞かしていただくことにいたしまして、原爆被爆の記録映画につきま……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1968/02/28、31期、民主社会党)

○岡沢委員 政府が提出を予定されております政治資金規正法改正案、ただいまの島上委員の野党のとは違った政府公約の改正案の提出時期だけにしぼって御質問いたしたいと思います。  佐藤総理は、二月二十四日の予算委員会におきまして、野党委員の質問に対しまして、ただいま申し上げました法律案について今月中に提出したいというお答えをなされました。ところで、きのう自治大臣は、閣議後の記者会見で、政治資金規正法の改正案を国会に提出する時期について、三月中旬以降になろうというふうに述べられたという新聞記事がございました。明らかに総理と自治大臣のこの問題についてのお答えが違うわけでございますが、一方は、総理の予算委員……

第58回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1968/03/06、31期、民主社会党)

○岡沢委員 政府は、佐藤総理の行政簡素化に関連する一省一局削減に関連して、今度の国会に行政機構の簡素化等のための総理府設置法等の一部を改正する法律案をお出しになって、自治省関係では選挙局を廃止しようという方向にあるようでございますけれども、これに関連してお伺いいたしたいと思います。  最初に、現在の選挙局の現状について、その人員、機構、主たる仕事等をお答え願いたいと思います。
【次の発言】 主たる仕事について御答弁いただきたいと思います。
【次の発言】 いま選挙局には二課あるとおっしゃいましたが、御答弁の中の仕事のうちで、政治団体、政治資金関係はどの課が担当しておられるか。

第58回国会 大蔵委員会 第2号(1968/02/27、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に、昨年の十月から米の消費者価格の値上がりがございました。この一四・四%の値上げ実施に関連して新旧の差益金が生まれるはずでございますが、その差益金についてお尋ねいたします。  大体どのくらいの金額が差益金として出ますか、お尋ねいたします。
【次の発言】 長官は私の質問に対して答えておられない。私はその十月一日実施の時点において差益金はどれくらい生じておると推定されるかと聞いておるので、幾ら徴収したかと聞いていないのです。まずその問いに対して答えていただきたい。
【次の発言】 その数字に間違いございませんか。何を根処にしてそういう数字を出しておられるか。

第58回国会 大蔵委員会 第13号(1968/03/22、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、約四十分ほどいただきまして、最初に税体系の問題、それから所得税の税率の問題それからサラリーマン減税の問題、住宅減税の問題、最後に徴税機構の一元化あるいは税制機構の一元化、合理化の問題等についてお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、税体系の問題でございますけれども、申し上げるまでもなしに、いかなる税目によって税体系を構成するかということは、きわめて重要な問題でございます。その構成が、個々の納税者の間に配分される税負担に異同を生ずることはもちろんでございますけれども、一国の、日本の経済一般に対しても、大きな影響を与えると私は考えます。税体系の問題につきましては、従来から直接税……

第58回国会 大蔵委員会 第19号(1968/04/03、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、約一時間いただきまして、たばこと酒に関連する質問をいたしたいと思います。  最初に、たばこ関係の質問をさせていただきます。これはやぶへびになるかもしれないのでございますけれども、製造たばこの小売り定価を昭和二十六年以来据え置いてこられた理由はどこにあるのか。その十七年間も据え置いたたばこの値段を、いま佐藤内閣として、国内政治の上で一番取り組むべき物価抑制という問題と反対の結果をもたらすであろう、また国民世論にも逆行してこの際あえて値上げに踏み切られる理由はどこにあるのか。特に間接税がいわゆる逆進性の強い税だといわれる観点からいたしましても、いささか納得できないのでございますが……

第58回国会 大蔵委員会 第28号(1968/04/24、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私、約三十分という約束でございますので、六時四十五分が参りましたら、途中でもう質問をやめるということを前提にして三、四点の問題をお尋ねしたいと思います。  いま武藤委員から、超過負担の問題について質問がございましたが、最初にこの超過負担についてお尋ねいたします。  自治省のほうに、超過負担に対する基本的な態度をどういうふうにとっておられるかということと、それから、地方財政計画上のこの超過負担の取り扱いについて御説明いただきたい。
【次の発言】 大蔵省のほうに聞きたいと思うけれども、いま自治省の財政局長としての、超過負担に対する基本的な態度の表明があったわけですが、大蔵省も同じだと考……

第58回国会 法務委員会 第2号(1968/02/29、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に、法務省の刑事局長にお尋ねいたします。  過日の委員会で配付いただきました、昭和四十三年一月第五十八国会用の刑法の一部を改正する法律案についての資料、それから最近における人災事故例等を見ますと、特に人災事故例のほうは、すべてでございますけれども、いわゆる自動車による以外の業務上過失の事故例だと思います。列車とか、電車とか、飛行機、船舶、あるいは炭鉱事故、あるいはホテルの従業員とか警備員の過失等、私は最初にお聞きいたしたいのは、自動車による以外のものの人身事故について、量刑を中心に最近の実情をお答えをいただきたいと思います。

第58回国会 法務委員会 第3号(1968/03/01、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私も、きょう第一次、第二次羽田事件、佐世保事件、それから成田事件に関連して質問をさせていただく予定でございましたが、午前中の佐藤委員または猪俣委員、午後の中谷委員、ただいま神近先生の御質問が長くなりました。私もできましたら二、三時間いただいて本格的な質問をしたいと思いますので、質問そのものは次回に譲りたいと思いますけれども、この際御出席の政府委員の方々に、お願いといいますか、質問を予告させていただきまして、準備をしておいていただけば時間的に能率的にいくのじゃないかと思いますので、特に警察庁とそれから公安調査庁の方々に、いま申し上げました羽田事件、佐世保事件、成田事件の事実関係、たと……

第58回国会 法務委員会 第6号(1968/03/08、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、きょうは最初に佐世保事件を中心にした全学連関係の問題で約一時間、そして後半約三十分いただきまして、防衛庁関係の質問をさせていただきたいと思います。  最初に警察庁にお尋ねをいたしたいわけでありますけれども、第一次、第二次羽田事件及び佐世保事件並びに成田事件等の全学連を中心にした事実の概要について、参加した学生の数、年齢、その学生が装備しておりました内容、それに要しました警備側の人員、経費、またその結果生じました物損、人損の概要について、御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明で、私のお尋ねしたうちで、学生の装備の問題について全然お答えになっておりませんが……

第58回国会 法務委員会 第8号(1968/03/14、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、理事会でお約束しました時間は二十分でございますので、その範囲でお答えをいただくように簡潔にお願いいたします。  最初に、裁判事務の合理化に関連してでございますが、私から申し上げるまでもなしに、裁判の迅速化ということは憲法上の要請でもございます。ところが一方で、かつて裁判官は化石化しているというようなことわざも流行したこともございますし、実際に裁判所の建物等を見ましても、赤れんがで明治調ふんぷんたるものがございます。裁判官本来の事務であります裁判事務については、かなりきびしい責務意識をお持ちで、優秀な裁判官が多数おられることは認めますけれども、一方で司法行政事務と申しますか、特……

第58回国会 法務委員会 第9号(1968/03/15、31期、民主社会党)

○岡沢委員 せっかく文部大臣がおられますので、中谷委員の質問に関連して、私が八日に質問したときに大臣がおりませんでしたので、二、三点だけお尋ねいたしたいと思います。  それは三派系全学連のような学生が生まれた背景につきまして、もちろんいろいろな原因は考えられますけれども、具体的に私が指摘する点についてお答えいただきたいと思います。たとえば、最近新聞紙上等で報じられます高校の卒業式に答辞を読みかえるというような学生の存在でもわかりますように、いわゆる高校における偏向教育と申しますか、高校教育の影響とこの三派系学生の存在との結びつきについて、大臣はいかがお考えになりますか。  それからもう一つ、日……

第58回国会 法務委員会 第10号(1968/03/19、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、二月二十九日の質問に引き続いて、続行させてもらいたいと思います。  最初に、法務省の刑事局長さんと最高裁の刑事局長さんと両方にお尋ねしたいと思いますけれども、二百十一条の「業務上過失」の「業務」の解釈でございます。専門家の両局長に申し上げるのは恐縮でございますけれども、ほかの法律では、業務というのは反復継続を重視するように解釈するのが通常だと思います。二百十一条の「業務上過失」、特に自動車運転者の関係の適用については、この反復継続ということがあまり重視されないで、いわゆるオーナードライバー、一年に一回くらいしか乗らない人、場合によったら無免運転者も業務上過失で起訴し、処罰せら……

第58回国会 法務委員会 第14号(1968/03/28、31期、民主社会党)

○岡沢委員 瀧川先生にお願いいたしますが、先ほど古西先生が刑法百十七条ノ二と今度の二百十一条とのアンバランスについて御指摘がございましたが、この辺について先生はどういうふうな御見解をお持ちであるか、お伺いいたします。
【次の発言】 私の質問時間が、御答弁も含めて七分しかございませんので、かってでございますが……。もう一点、瀧川先生に。他の委員もちょっとお聞きになったことではございますが、先生の御意見で、軽いものが重くなるのではないという御解釈、いま御指摘がございました。しかし、われわれ実務家としましては、一番心配なのは、上限が上がることによって業過事件として全体がやはり引き上げられるのではない……

第58回国会 法務委員会 第15号(1968/03/29、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、一点だけお尋ねしたいのでございますけれども、すでにこの問題について論じ尽くされた論点ではあるわけですが、本改正案が通りました場合に、特に交通労働者として心配しておりますのは、提案理由におっしゃるように、重大悪質な事犯に対する上限の引き上げではなしに、業務上過失致死事件で一般の求刑なり科刑が引き上げられる結果をもたらすのではないかという点でございます。昨日来のずっと引き続いての質問に対しても、その点については大臣、刑事局長はじめすべての答弁者の方々から、そういうことはないという趣旨の御答弁をいただいております。しかし、やはりまだその懸念はわれわれの脳裏から去りませんし、交通労働……

第58回国会 法務委員会 第21号(1968/04/16、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私がこれから質問する問題につきましては、分科会等でも質問させてもらった問題と関連するわけでございますけれども、御承知のとおり、執行官汚職が全国的に続発をいたしております。私が分科会で質問した以後においても、新しい汚職も報ぜられております。私が申し上げるまでもなしに、ほかの汚職以上に、裁判所に関連する汚職というのは、法の番人であるだけに、与える影響はあまりにも大きいのではないか。どんな汚職でもいい汚職はありませんし、影響の少ない汚職はないとは思いますけれども、しかし、事裁判所に関する汚職となりますと、一般人に与える影響、あるいは法の権威に対する国民の失望、その他はかり知れ互い影響があ……

第58回国会 法務委員会 第26号(1968/04/26、31期、民主社会党)

○岡沢委員 ただいまの猪俣委員の質問とも関連させてもらい、また柳文卿事件の背景ということも考えて、これから二、三の問題について質問したいと思います。  第一点は、在日台湾人の法的地位の問題。外務省としてもお答えをいただきたいと思うのでございますけれども、柳文卿事件が起こったのもやはりそれと結びつくと思うのでございますが、御承知のとおり、在日韓国人につきましては、日韓基本条約、またそれに付属する協定等で特別の地位が与えられておるわけでございます。ところが、台湾と朝鮮はいずれも過去の日本の歴史において悲しい過去を持っているわけでございますけれども、朝鮮の場合は三十五年間の統治、台湾はむしろそれより……

第58回国会 法務委員会 第33号(1968/05/24、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に五月の十日に横浜市の横浜入国管理事務所前で、韓国から密入国してきた少年が朝鮮総連の人々に連れ去られた事件についてお尋ねをいたしたいと思いますけれども、この事件の真相といいますか、事実について最初にお尋ねをいたしたいと思います。
【次の発言】 いま警察のほうでお調べ中ということでございますが、法務省の刑事局長、もしその事情わかりましたら、どういう容疑で、その取り調べの進行状況について、ひとつかまわない範囲でお答えいただきたい。
【次の発言】 だれかわかる方おられませんか。――事は小さいような感じもいたしますし、結果としては翌日に弁護士が付き添って柳少年を収容したということではご……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 大蔵委員会 第4号(1968/10/18、31期、民主社会党)

○岡沢委員 あとで御質問になる田中委員がお急ぎのようでございますので、できるだけ簡単に二、三点質問いたしたいと思います。  最初に、本年度初めて総合予算主義がとられまして、上半期が経過したわけでございますが、この時点で、いわゆる総合予算主義の功罪について大蔵省としてどういうようにお考えになっておられるか。現時点での功罪あるいは今後予想される功罪についてお尋ねをいたします。
【次の発言】 いまの次長のお答えですと、気分的な財政硬直化の解消の機運――主計局のお立場から見て数字と全く縁のないようなお答えで、いささか不満なので、もっと具体的に、たとえば米価の問題その他と結びつけて、やはり率直にこの際、……

第59回国会 大蔵委員会 第5号(1968/11/06、31期、民主社会党)

○岡澤委員 私は、与えられました時間が十分でございますので、ノーベル賞課税問題を中心にして、もし時間があれば他の質問を続けていたします。  川端康成先生のノーベル文学賞受賞に関連して課税の問題が論議されたことは、お互いに承知いたしておるところでございますが、結論的には、去る十月二十二日の国税庁長官の見解で課税されないということになったわけでございます。私はその結論に必ずしも異議があるわけではございませんけれども、所得税法の九条十八項を見てまいりますと、「学術に関する顕著な貢献を表彰するものとして又は顕著な価値がある学術に関する研究を奨励するものとして国、地方公共団体、外国、国際機関、国際団体又……

第59回国会 法務委員会 第2号(1968/08/09、31期、民主社会党)

○岡沢委員 時間がおそうございますので、二、三の問題につきまして、日通事件に関連して質問いたしたいと思います。  ただいまの刑事局長の松本委員に対する御答弁の中で、検察の流動性というお話がございました。日通に関連した四十七名の国会議員、名前が明らかにされていない国会議員につきまして、最初からいわゆる参考人であったのか、あるいは最初は被疑者であって参考人に変わったのか、事件処理につきましても、もちろんいずれも不起訴でありましょうが、参考人で問題はないと思いますけれども、中には嫌疑なし――これは起訴猶予の人があったのかどうか、その辺についてお答えをいただきたいと思います。

第59回国会 法務委員会 第3号(1968/10/14、31期、民主社会党)

○岡沢委員 すでに昼食時間を一時間以上経過しているわけでございますけれども、すでに質問されました三人の質問とも関連いたしますので、引き続いて会食問題についてお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど松本委員に対する答弁の中で、刑事局長のほうでたった一人しかない検事総長だからという意味のことばがございました。文字どおりに解しますればそうでございますけれども、検察庁法第七条によりましても、検事総長は「すべての検察庁の職員を指揮監督する。」という立場におられます。また、刑事訴訟法第二百四十七条によりますと、「公訴は、検察官がこれを行う。」検察官だけが公訴権を持っておるのが日本の法律上の規定であります。……

第59回国会 法務委員会 第4号(1968/10/31、31期、民主社会党)

○岡澤委員 最初に、私に与えられました時間がわずか二十分でございます。私のあとに山田委員、松本委員の質問もあるわけでございますが、私は、月に一回の法務委員会に所管の大臣がわずか午前中しか出席できないという御態度に対してはなはだ遺憾に思います。特別の理由がありまして、われわれも納得できるような、国会の法務委員会以上の要務がある場合は、われわれももちろん納得いたしますけれども、先ほどの理事会におきましても、委員長から、きょうの法務大臣の所用についての具体的な説明は別にございませんでした。そういたしますと、やはり国会の法務委員会に所管大臣としては何をおいても御出席いただくのが当然だと思いますが、そう……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 法務委員会 第1号(1968/12/17、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最高裁にお尋ねいたしますが、司法修習生は、修習を終わりますと、判検事、弁護士にそれぞれ分かれるわけでございますけれども、最近の修習生の志望別状況、特に判事補志望者の趨勢について、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 その七十七名というのは、志望者なのですか、即採用者ですか。
【次の発言】 志望者は何名くらいあったのですか。
【次の発言】 そうすると、簡易裁判所の判事か判事補かは別として、志望者は全員裁判官に採用されたということなんですか。
【次の発言】 もしおわかりになれば、検察官、弁護士の実際の志望者数をお伺いいたします。

第60回国会 法務委員会 第2号(1968/12/18、31期、民主社会党)

○岡沢委員 昨日最高裁関係の給与に関する質問をさせていただきましたので、きょうは法務省関係につきまして若干お尋ねいたします。  現在検察庁における検事、副検事、検察事務官の定員とその充員、現在員ですね。その実情はどうなっているかお尋ねをいたします。
【次の発言】 大阪、東京、名古屋等の大都市におきましては、特に顕著だと思うのですけれども、非常に検察庁は多忙なような感じを私自身実感として持っております。また特に告訴事件等の処理、身柄でない場合は非常におくれておるという実情もございます。また交通事件の処理につきましては、反則金制度の採用によって幾らか楽になったようでございますけれども、いまでも、一……

第60回国会 法務委員会 第3号(1968/12/19、31期、民主社会党)

○岡沢委員 それでは、入管局長はお急ぎのようでございますから、先ほど松本委員が質問したことと関連するわけでございますけれども、昨日東京高裁で判決のありました朝鮮民主主義人民共和国よりの再入国の問題についてお尋ねをいたします。  最初に、もうすでに上告をなされたという新聞報道がございましたが、なされましたか。
【次の発言】 その上告の判断は局長がなさったのか、大臣がなさったのか、あるいは政府の意思としてなさったのか、どちらですか。
【次の発言】 先ほどの松本委員に対する御答弁で、上告の理由の主たるものとして、建国記念行事に参加するというのは政治的な性格があるという意味のことをおっしゃいました。東……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 運輸委員会 第7号(1969/02/28、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、新国際空港の必要性は十分に認めるという立場からではございますけれども、二、三の問題についてお尋ねをいたします。  先ほど小川委員の御質問にも出ましたけれども、高根沢の御料牧場を建設中でありますけれども、その進捗状況、その移転の時期はいつごろであるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 よくわかりましたけれども、総裁のことばの中で、きわめて事務的なことですが、二百五十町歩、これはやはり新しいアールの言い方に統一されたほうが、やはり国会で模範を示すという必要があろうと思います。  先ほど来、小川委員との問答を聞いておりますと、用地の買収、まだまだ難問があるようでございますけれども、……

第61回国会 交通安全対策特別委員会 第17号(1969/06/26、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私はきょうは、交通事故を中心とした応急措置、救急措置につきまして、お尋ねをいたしたいと思います。  冒頭、質問の機会を与えていただきましたことを、委員長、理事並びに委員の先生方にお礼を申し上げます。  交通事故は、御承知のとおり、激増の一途をたどっておりますし、ことしも一般の予想では、死傷者が百万人をこえる、死者も二万人をこえるのではないかという悲しい、史上最悪の事態が予想されているわけであります。事故の形態につきましても、従来の車対人の、いわゆる凶器型から、高速道路の開通等によりまして、車対車、あるいは車対物の棺おけ型の事故の急増等が予想されるわけであります。一九六五年のWHOの……

第61回国会 大蔵委員会 第8号(1969/03/05、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に文部省にお尋ねいたしますけれども、学生暴力によって国有財産がいま各地で多数被害を受けていると思いますが、その実態を文部省として把握しておられるか、あるいは調査しておられるか、お尋ねいたします。
【次の発言】 私が聞いたのは、その被害の実態についての調査なり額なり態様です。お尋ねします。
【次の発言】 非常に無責任だと思うのですよ。私はもっと詳しい実態を聞いているのです。どこで幾らあったか、わかってないところはわかってないでいいのです。東京大学で幾ら、大阪大学で幾ら、それをお尋ねします。
【次の発言】 重ねてお尋ねいたしますけれども、いま課長は国立大学の中で十五校は現実に国有財……

第61回国会 大蔵委員会 第12号(1969/03/18、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、社会保険診療報酬課税の特例制度にしぼって質問を申し上げたいと思います。  現在、医師及び歯科医師の受ける社会保険診療報酬につきましては、もう大臣も十分御承知のとおり、実際の経費が幾らであるかにかかわりなく、収入金額の七二%に相当する金額を必要経費とみなして所得計算をすることが認められておるわけであります。  私は、あとの質問との関係もございますので、この制度の沿革を簡単に述べてみますと、昭和二十六年に社会保険診療報酬の一点単価が、医師及び歯科医師の満足を得られるだけの引き上げが行なわれなかった点を補うために、閣議了解に基づきまして、昭和二十六年分の所得税に限って、行政措置とし……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1969/04/03、31期、民主社会党)

○岡沢委員 きょうは、私はタクシー料金の値上げ問題を中心にしてお尋ねいたしたいと思いますが、最初に、現在出ておりますタクシー料金の値上げの申請の実態について、ことに、公共料金抑制という大方針に反して、この三月一日には滋賀ではすでに二〇%をこえる値上げをお認めになったようでございますけれども、そういう事情も含めて御説明いただきます。
【次の発言】 いま、百二十九ブロックあって、九十七ブロックまで値上げの申請が出ているということでございましたが、その申請の特色ですね、地域別にあるいは業種別に、正確でなくてもけっこうです、もし傾向について特色的なものがありましたらお答えいただきたいと思います。

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1969/07/03、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は去る四月三日にも、タクシーの問題を取り上げさせてもらって、本委員会で質問の機会を与えてもらったわけでございますけれども、本日も重ねまして、この問題を中心に質疑をさせてもらいたいと思います。タクシーの利用につきましては、正確な数字ではありませんけれども、一日に全国では七百万人ないし八百万人がタクシーを利用する。東京だけでも一日約三百万人の利用が予想される機関であります。都市交通体系の中でタクシーの演ずる役割りというものはきわめて大きい、むしろ国民の足だということを率直に認めてよい段階に来ておるのであります。  ところが、このタクシーの実態につきまして、ことに利用する立場の私たちか……

第61回国会 文教委員会 第7号(1969/03/19、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に文部大臣にお尋ねいたしますけれども、現在の時点において、大学の正常化に関して、文部大臣としてとるべき処置あるいはとろうとしておる処置、具体的にお尋ねいたします。
【次の発言】 文部大臣として詳しくいろいろ所信をお述べになりましたが、尽きるところは、各大学において正常な教育環境を回復して、学生は教育を受け得るような環境に、教授は研究と教育ができ得るような環境に戻すということに尽きるかと思うわけでございますが、それと関連して、大学一般に風靡している警官、警察アレルギーの問題あるいは自衛官、自衛隊に対するアレルギーの問題等を中心にお聞きしたいと思いますけれども、最初に文部省以外でお……

第61回国会 文教委員会 第14号(1969/04/25、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に、いま斉藤委員からも質問がありましたけれども、今回の措置による住宅並びに施設の建設は、日本住宅公団としては業務の特例に当たるのだろうと思うのですが、これは予算上は別ワクでなさるのか、それとも住宅公団の本来の予算内でなさるのかということをお聞きしたい。そのために本来の住宅建設が阻害されるといいますか、圧迫される心配はないのかという点をお尋ねいたします。
【次の発言】 私は札幌の地理に詳しくないので、愚問かもしれませんが、いま予定しておられまする建設地は、札幌の住民にとって住宅地として適地なのか、やはりオリンピックとの関係で、本来ならばお選びになるべきところでないところを無理をし……

第61回国会 文教委員会 第15号(1969/05/07、31期、民主社会党)

○岡沢委員 質問いたします前に、私、けさの理事会では二時間時間を与えてもらうという約束でございますが、四時には文部大臣は退席されるということで、三十分しかございませんので、できなかった質問については次回に私の質問を許していただきたいということを委員長にお願いして質問を始めたいと思います。
【次の発言】 最初に文部大臣に、現在の時点における大学紛争の実態、紛争校の現状等についてお尋ねいたします。
【次の発言】 その紛争校の全大学に対する比率については、国立は七十五校でございますから三十二校ということで出てまいりますけれども、公立あるいは私立と比較して考える意味で、紛争校と存在校との比率をまずお尋……

第61回国会 文教委員会 第17号(1969/05/14、31期、民主社会党)

○岡沢委員 この前の委員会に引き続いて質問をさせていただきたいと思います。坂田文部大臣の顔を見ますと、先週は非常にお元気そうに見えたのです。ところが、きょうは朝からだいぶお疲れであったようで、一回り小さくなられたような感じで、御心労のほどは察しますけれども、私の御質問に誠意のあるお答えを願いたいと思います。  最初に、中教審の答申を受けての大学立法の問題でございますけれども、御承知のとおり今国会の会期は二十五日で終わるわけであります。きょうから約十日間しかございません。また本委員会も、きょうを含めまして定例日はあと四回であります。しかも明後日の十六日は天皇の園遊会の予定等もございまして、やはり……

第61回国会 文教委員会 第19号(1969/05/28、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に著作権制度の改正の基本的な方針についてお尋ねいたします。  これは大臣と長官の両方にお尋ねいたしますけれども……
【次の発言】 それじゃ質問を続けます。  重ねてお尋ねいたしますけれども、著作権制度改正の基本的な方針について、端的に申し上げまして、この法律が権利者保護を重点に考えられる法律であるか、あるいは利用者のための法律であるか、この両者の関係等を中心にして、著作権制度改正の基本的な姿勢を最初にお尋ねいたします。
【次の発言】 特に大臣の御答弁ではその両方を保護するという御答弁がございました。しかし、大臣も十分御承知のとおり、この著作権者と利用者とはむしろ利害が対立する、……

第61回国会 文教委員会 第24号(1969/06/18、31期、民主社会党)

○岡沢委員 ただいまの専門家的な小林委員の御質問と清水総務部長の問答を聞いておりますと、きょうまでのこの私学共済関係の査閲の総仕上げになったようで、特に問題点と思われる未加入校の問題とか、長期給付についての国庫の補助率を百分の十六から二十に上げる問題等、大きな問題にすでにお触れになりました。まあ落穂拾いの気持ちで若干民社党の立場から質問さしていただきたいと思います。すべて清水部長という意味じゃなしに、政府のほうにも聞かしていただきます。  最初に、私学共済に対する昭和四十四年度の予算措置はどういうようになっておりますか、政府のほうから答弁を願います。

第61回国会 文教委員会 第26号(1969/06/25、31期、民主社会党)

○岡沢議員 ただいま議題となりました大学基本法案の提案理由を説明いたします。  まず、本法案の基礎になっている根本的な考え方について申し述べます。  現在、日本及び世界の各所に起きている大学紛争は、表面の現象としては、個々の学生集団の大学並びに現体制に対する反抗であり、形態としては通常の集団暴力行為と異なるところはありませんが、その本質は近世以来人類が築き上げてきた近代文明の根底に対する挑戦であり、同時に新しい文明の生みの悩みであり、したがってその本質に対する認識を誤っては事態の処理が不可能であることはもとより、かえって人類の不幸を招くおそれがあります。ゆえにわれわれはまず次の二つの政策には反……

第61回国会 文教委員会 第33号(1969/07/10、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、この月曜日七日以来の文教委員会の姿を見まして、大学の紛争を解決するための方策を国権の最高機関において模索をしておる委員会が、逆に紛争状態とまではいかないにいたしましても、あるいは大学紛争と似たような形の姿があらわれんとしたことにつきましてははなはだ遺憾でありますし、また、この委員会における混乱が、ある意味では大学における紛争と相通ずるものがあるということを直観的に感ぜざるを得ないわけでございまして、大学紛争の背景につきましては本委員会においてもあらゆる角度から検討されましたし、政治的に社会的に深く広い原因があるということは従来も指摘されたとおりでございますけれども、いまさらな……

第61回国会 法務委員会 第5号(1969/03/07、31期、民主社会党)

○岡沢委員 裁判、特に刑事被告人の場合は、憲法三十七条によりましても、公平な裁判所の迅速な公開裁判を受けるというのが国民の権利であることは、言うまでもありません。これが実際には民事、刑事ともきわめて長期の裁判が、残念ながらはなはだ多い。八海事件等もしばしば問題になりましたけれども、今度学生諸君が大量に起訴されました公安事件の場合なんかは、いまから新聞等では十年裁判ということが予測されているわけです。おそらくそうなりますと、学生諸君も、三十をこえた人生の半ば過ぎまで被告人としての扱いを受けるおそれもあるわけです。そういうこともあわせまして、私は、この委員会でも、裁判の迅速化ということについてはし……

第61回国会 法務委員会 第14号(1969/04/18、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、与えられた時間四十分で、一時半に次の山田委員にバトンタッチするということでありまして、時間を守らさせてもらいます。  最初に、私も過日当委員会で質問したことがございますけれども、大学の自衛官の入学拒否に関連いたしまして、本日東京法務局長から東京都立大学の学長あてに勧告が出されたようでございます。内容については、すでに御承知のとおり、東京都立大学は受験拒否の評議会の決定はこれを取り消すこと、可能な限り受験の機会を与えるよう措置すること――もちろんこれは当該三名に対してだと思います。第三点として、憲法、教育基本法に違反するような差別的取り扱いをすることのないよう配慮すること、とい……

第61回国会 法務委員会 第19号(1969/06/06、31期、民主社会党)

○岡沢委員 それではいま五十五分でございますから、二十五分まで三十分間質問を許していただきたいと思います。  最初に、大学紛争による学生検挙の実態について――きょうは対策等は時間の関係で後日に譲りまして、事実を明らかにしたいと思いますので、実態についてお尋ねいたします。本日現在までの学生騒動による学生の逮捕、勾留、起訴その他の処分、これは少年に対する保護処分等を含めまして、されたものの実態についてお尋ねいたします。その延べ人員、現に逮捕、勾留あるいは公判を受けておるもの等の数、それからその学生の国立、私立、公立等の学校別、ことにその中に高校生が含まれる場合は、その高校生の数、年齢別、性別等を最……

第61回国会 法務委員会 第24号(1969/06/27、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私も、それに関連しまして二、三質問申し上げたいと思います。いま畑委員の質問に対する総長の答えの中で出てまいりました、事務総長名の日弁連会長あての文書を拝見いたしました。その中に「戦後に最高裁判所がとった前例および本年度における各省庁の取扱い方針等をも参酌し、」ということばがございます。この中身は、そういう先例がいつどういうふうにあったかというふうな点も含めて、お答えいただきたいと思います。
【次の発言】 前者の終戦直後のことについてはよくわかりましたけれども、各省庁の場合、上級職は原則として卒業が条件でございますけれども、御承知のとおり、修習生は必ずしも大学卒業が条件でないわけでご……

第61回国会 法務委員会 第26号(1969/07/04、31期、民主社会党)

○岡沢委員 私は、与えられました時間が三十分間でございますが、横浜市に起こりました水道誤接事件、それから千葉大学で起こりました採血ミス事件とあわせまして、最近の学生騒動等を中心とする暴動事件による一般市民の被害の求償問題、この三点についてお尋ねをいたしたいと思いますが、申し上げましたように、御答弁の時間も含めて三十分でございますので、できるだけ簡潔にお答えをいただきたいと思います。  日本の社会、経済がすばらしい発展を遂げたこと自体は非常に喜ばしいことではありますけれども、その反面、いわゆる公害問題あるいは交通事故の問題等、先進国に必然的と考えられるかどうかは別といたしまして、つきものの新しい……

第61回国会 法務委員会 第31号(1969/10/09、31期、民主社会党)

○岡沢委員 ただいま畑委員のほうからお尋ねのありました平賀書簡の問題と飯守判事の寄稿の問題に関連してお尋ねを申し上げたいと思います。  これは私も非常に傾聴しておることばでありますけれども、一国で政治が乱れても、政変があっても国が滅びることはない、しかし、裁判と教育が乱れるときは国の滅亡に通ずるということばがございます。幸か不幸か裁判所も荒れておりますし、裁判所の権威が、ここ半年くらいの間に、いろいろな観点から批判される事態を起こしているわけでございまして、何とかこれを、国民の信頼を取り戻し、裁判所本来の公正にして厳正、しかも法の番人としての、憲法で与えられました機能を果たしてもらえる裁判所に……


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第62回国会(1969/11/29〜1969/12/02)

第62回国会 法務委員会 第1号(1969/12/01、31期、民社党)

○岡沢委員 本法律案の提案理由の説明に、「人事院勧告の趣旨にかんがみ」というのがございましたし、すでにもうこの法案の性質等については、質問する側もまた受けていただく側も十分承知の上でございますが、本日、与党の田中委員からも完全実施についての指摘がございましたし、また第六十国会におきましても本委員会の決議として完全実施を超党派で要望しているわけでございます。また人事院勧告の趣旨ということになれば、完全実施がむしろ当然であろうと思いますし、また本法律案の趣旨が、一般政府職員の給与を改善するのに準じてとありますけれども、一般政府職員の地位と裁判官あるいは検察官の職責とは、憲法上もあるいは関係法律上も……


岡沢完治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院31期)

岡沢完治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1968/03/13、31期、民主社会党)

○岡沢分科員 最初に、最高裁判所にお尋ねをいたします。  最近、全国各地で執行官の汚職が続発しておるようでございますが、その実態につきまして、お答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま局長から御説明がございましたけれども、たしか、静岡地裁の沼津支部の場合は、四人の執行官全員が汚職、刑事事件に引き込まれておる。また、岡山地裁の津山支部も、たしか二名の執行官、これも全員、全滅であります。現に係属中の事件だけでも、ただいま御説明のとおり、静岡、和歌山、浦和、岡山、東京、大津と、中国から関東まで、裁判所関係の汚職が続発しておる。これは、普通の官庁の汚職とはいささか趣を異にして、法の番人で……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1968/03/15、31期、民主社会党)

○岡沢分科員 最初に、交通局長がお見えでございますから、交通局関係の質問をさせてもらいたいと思います。時間が三十分でございますので、私も簡単に聞きたいと思いますが、お答えも質問に対する答えだけ簡略にお答えいただいてけっこうです。  もうすでに新聞等でも報じられましたけれども、昨年度、四十二年度の交通事故の概要について簡単にお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 局長もそこにおって聞いていただいたほうが時間的にロスがなくなると思います。  いまお答えいただきました事故のうちで、無免許運転による事故の件数はどれくらいございますか。
【次の発言】 それでは免許所有者の事故につきまして、免許取得……

第58回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1968/03/13、31期、民主社会党)

○岡沢分科員 それでは国務大臣としての宮澤長官にお尋ねしたいと思うのでございますけれども、最初に暫定予算の関係でございますが、一部新聞の報ずるところでは、政府は三月九日の閣議で暫定予算約二週間程度の編成方針を内定されたというふうにお聞きしているわけでございます。もしそれが事実だとした場合に、暫定予算の国民生活に及ぼす影響、あるいはまた国民経済に及ぼす影響、景気に及ぼす影響、特に物価の問題への影響、あるいは国民の暮らしの中で、御承知のように生活保護世帯の生活保護基準も、四月一日から一三%アップの予定でございますので、こういうものについての影響、あるいはどういう措置をおとりになろうとお考えになって……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1968/09/17、31期、民主社会党)

○岡沢小委員 昼めし抜きの審議でありますので、これ以上長く質問すると人権侵害のおそれがありますので、十分で二時には終わりたいと思います。三問ございますので、その意味で要点だけ簡単にお答えしていただければけっこうです。  最初に、七月の税調の答申、特に「長期税制のあり方についての答申」は多方面にわたっておりますけれども、さしあたって来年度にぜひこれだけは実現したと大蔵省で考えておられることがありましたら、具体的にお答えいただきたい。
【次の発言】 この七月の「税制簡素化についての第三次答申」先ほどすでに質問ございましたが、中身は別としてこの答申自体に、答申の実現にあたっては事務的に相当の準備期間……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 文教委員会公聴会 第1号(1969/07/14、31期、民主社会党)

○岡沢委員 最初に、加藤先生と長洲先生にお尋ねといいますか、お聞かせいただきたいと思います。  非常に歯に衣を着せない言い方をさせていただきますと、私自身もそうでございますし、国民も、いまの大学の先生方が非常に憶病で、ひきょうで、無責任だ。これは東京工業大学の桶谷先生が公言をなさいましたし、率直な気持ちはそういう感じがございます。ところで、きょう、お忙しい加藤先生と長洲先生が、進んで公述人に御出席いただいたということ自体、非常に勇気ある行動として、これは非常にうれしい、責任感にあふれる行動として高く評価させていただきたい。最初に、そういう率直な感じでございます。  大学というところは、申し上げ……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1969/02/25、31期、民主社会党)

○岡沢分科員 与えられました時間がわずかに三十分でございますので、端的に最初からお尋ねをいたします。  最初に、法務大臣に、いわゆる学生にはスト権があるのかないのか、団結権があるのかないのか、団体交渉権があるのかないのか、お答えを願います。
【次の発言】 じゃ、いまのお答えは、スト権はもちろん、団結権も団体交渉権もないという見解と理解してよろしゅうございますね。  ところで、現在の日本国内において、七十校近い大学において紛争があり、そのうち五十数校をこえる大学において、いわば治外法権的な無法状態が続出しておる現状は肯定になりますか。
【次の発言】 私が聞きましたのは、学生紛争のことを聞いている……

第61回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1969/02/26、31期、民主社会党)

○岡沢分科員 私はきょうは主として大学紛争と法律関係、そうしてまた特に警察との関係についてお尋ねをいたします。時間が三十分でございますので問題点の提起だけに終わるかもしれませんけれども、もし聞き漏らした点あるいは深い突っ込みにつきましては別の機会に質問することをお許しいただきたいと思います。  最初に、お忙しい中を法制局長官お見えでございますので、学生には、いわゆるスト権というのがあるのかないのか、あるいは団体交渉権、団結権あるいは団体行動権というようなものについても明確な御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 いま法制局長官から、一応私が質問した権利は本来はないという御答弁がございま……

第61回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1969/02/24、31期、民主社会党)

○岡沢分科員 私は、片町線にしぼって御質問したいと思います。  大臣と同じ地元でございますので、よく事情を御承知だと思いますが、片町線、おそらく総裁のほうは御存じないかと思いますが、長浜常務理事さんがお詳しいはずでございますから、御答弁は長浜常務理事さんでけっこうでございますが、ぜひ私は総裁にも御記憶にとめておいていただきたいと思います。  片町線というのは、明治の二十七年に開通をした関西でも最も早く建設された路線でございますが、その路線は、いまだにほとんどが単線でございまして、私はその沿線に住んでおりまして、三十年前、中学時代にその路線を通って中学に通ったわけでございますが、三十年前と現在と……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1969/02/24、31期、民主社会党)

○岡沢分科員 私は、きょうは主として進行性筋ジストロフィーについてお尋ねいたしますけれども、その前に一般論として、重症心身障害児の問題と結びつけて、大臣には釈迦に説法でございますけれども、憲法第二十五条というのがございます。「すべて國民は、健康で文化的な最低限度の生活を營む権利を有する。」私の解釈では、この憲法二十五条の一番大事な意味は、「すべて」というところにあるのじゃないかと思います。いわゆる恵まれた者、健康な者、お金のある者、そういう者が健康で文化的な生活が保障される、これは当然なことだと思いますけれども、そうではなしに、恵まれない人、不幸な人、ことに精神薄弱者あるいは身体障害者、こうい……



岡沢完治[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

岡沢完治[衆]在籍期 : |31期|-32期
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