このページでは中野明衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○中野明君 私は、公明党を代表いたしまして、政府提案の昭和四十四年度補正予算二案について反対の討論を行ないます。 政府は、四十二年度予算編成以来総合予算主義を標榜、年度間において追加補正をしないことを強く主張してまいりました。 ところが、同年度においてすでにこの原則は破られ、続いて本年度も追加補正をしなければならなくなり、政府のかげ声にもかかわらず、この原則は貫き通すことはできず、あえなく挫折するに至ったのであります。 元来、予算は、あらかじめ見込み得るすべての経費を、これを支弁する財源と対照して、各費目の相互バランスをはかって計上するものであります。もし年度途中情勢に変化を生じ、当初予……
○中野(明)委員 今回の九号、十号、この台風の被災者に対しましては、先ほどから皆さんお話がありますとおり、私ども、たいへんお気の毒に思っております。特に十号台風にあたりましては、委員長はじめ皆さんもつぶさに現地の事情を見ていただきまして、先ほどからの御報告ですべてが尽きております。しかし、私も現地でこの災害の救助と激励に当たりました一人として感じたものを、この際要望を含めてお願いをしたい、このように思って質問をいたします。 その第一点は、申すまでもなく激甚災の指定でございますが、これはたびたびの質疑に出ておりますので、いまさらと思いますが、これは台風常襲地帯の地域住民の切なる要望でございます……
○中野(明)委員 けさほど来、十号また九号台風でいろいろ被害のあった地域からも質問が出ておりましたが、私、最初に、去る三日の日にこの災害対策委員会で山中総務長官が、今回の十号、もちろん九号を含めて、激甚の指定は大体来週中にめどがつくというふうな御答弁をこの席でなさいました。きょうが十一日ですから、来週中、すなわちあしたで今週は終わるわけであります。けさほど来の質疑の中で大体の方向はきまった、このことは非常に喜ばしいことでございますが、少なくとも私、自分なりに計算をしてみまして、災害というのは緊急非常事態でありますので、きのうの中央防災会議で大体結論が出て、きょうの閣議で決定される、このように私……
○中野(明)委員 いまだいぶ公害その他についても質問がございましたが、私、御承知のとおり、この自然公園法の一部改正は、新たに海中公園地区を指定するために改正される法律だと思いまするので、具体的な問題について二、三お尋ねいたします。
手元にいただいております資料によりますと、いままで候補地として調査された場所が十四地区になっていますが、これ以外に調査されたところはございませんか。
【次の発言】 では、もう一カ所はどこになりますか。
【次の発言】 私のいただいている資料には、小笠原も入って十四になっているようなんですが……。
【次の発言】 わかりました。十五地区ですね。
それで、いずれの地区も……
○中野(明)委員 きのうに引き続きましてNHK予算の審議をするわけですが、私、最初に、昨日来二、三問題になっておりましたが、四十五年度の予算に大臣の意見がついております。その意見書の中で、「UHFテレビジョン放送の免許方針との関連において、変更の必要が生ずる場合もあると考える。」このように念書のようなものがあるわけですが、過去におきまして、NHKが予定をしておったのを、波の割り当てがなくて変更した場合があったのかどうか、その点、一点だけ最初にお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 これは、計画を変更するということになるとなかなかたいへんなことだと思いますが、きのうの答弁で大体私も了解して……
○中野(明)委員 郵政大臣の所管事項の説明を受けたわけですが、私もこの機会に二、三点お尋ねしておきたいと思います。
ただいまも阿部さんのほうから話が出ておりましたが、まず最初に、私どもが一番心配しておりますのは、郵政事業特別会計の問題であります。先ほどもお話がありましたが、百三十二億とか歳出超過、赤字になっておりますが、これを持ち越し現金で充当されるということになっております。持ち越し現金が一体現在どのくらいあるのか、そこのところをちょっと伺いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、大体持ち越し現金がほとんどこれで終わることになりますが、私どもまず第一に疑問に思いますのは、決算をずっと……
○中野(明)委員 私も、極力重複を避けて二、三お尋ねしたいのです。
大臣の提案理由の説明の中で、簡易郵便局の設置を必要とする地区が全国で約二千カ所ある、このようになっております。おそらく大多数は地方の僻地であろうかと思いますが、都会地においても必要なところがあるんじゃないだろうか、このように考えられます。この二千カ所の比率――私の質問の意味がとりにくいかもしれませんが、東京とか大阪とかそういう大都会の範囲の中で、どの程度必要個所が出ておりますでしょうか。
【次の発言】 東京とか大阪とか六大都市ですか、そういうふうな行政区域の範囲の中でも、やはり設置しなければならないという個所はあるのですか、……
○中野(明)委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました簡易郵便局法の一部を改正する法律案に対して、賛成の討論を行ないます。 本改正案は、郵政事業の役務を公平に提供し、公共の福祉を増進するという各事業法の精神を受けて、郵政事業の役務をへんぴな地方にまで広め、国民が簡便にこれを利用できるようにするとの目的に沿って提案されたものであります。 すなわち、受託者の範囲を広げて個人を加えることによって、窓口機関の増設を促進するとともに、かねて要望の強い老齢福祉年金等の支払いの事務を加えることによって、住民へのサービス向上と、さらにその利便を増強しようとするものでありますので、現在の……
○中野(明)委員 けさほどから林さん、武部さん、いろいろお話がありましたので、私も重複を避けますが、決算に入る前に、日航機のあのよど号の件に関しまして二、三お尋ねをしたいと思います。 このよど号のことにつきましては、全国民が非常に心配をいたしましたが、その中でNHKの国際放送が非常に活躍をして、国交のない北鮮ということで、一時はどうなることかと心配したわけですが、たいへん活躍をされた、こういうことを聞きます。また、この報道に関して関係の皆さんが、NHKはもちろんのこと、民放関係も非常に努力をされたことについては、私どもも敬意を表している次第でございますが、国際放送でNHKがいろいろ北鮮へ要請……
○中野(明)委員 けさほどから、森さんなり阿部先生が話されておりますので、私もできるだけ重複を避けたいと思います。
最初に売りさばき所ですが、これが最近廃止になったりあるいは新設した、この廃止と新設の状況がわかりましたら伺いたい。
【次の発言】 これは全国的には集計をとるのがちょっとたいへんかもしれませんが、わかれば後ほどでもけっこうですが、教えてもらえればと思います。
廃止になった理由は、調べられた範囲でおわかりでしょうか。
【次の発言】 いま死亡とか転居、このように理由にあげておられるのですが、手数料が非常に少ないために、どういうのですか、本人がいやになったとか、そういうことでやめたの……
○中野(明)委員 たいへん時間的におそくなっておりまして恐縮でございますが、きょう私、電波の免許の問題についての基本的な姿勢をお尋ねしたいと思いますので、大臣、しばらくお時間をお願いしたいと思います。おそらくこの委員会が、本国会の最終になるんではなかろうかというふうな気がいたしますので、具体的な問題についてお話をして、大臣の意見を求めたいと思います。 東京地区で、FM放送の免許が出ましたのが昨年の十二月だったですか。それに先立ちまして、この東京地区では、東海大学の実用化試験局FM東海、これが運用されておりました。ところが、四十三年六月二十九日に、郵政当局から東海大学に対して、実用化試験局の再……
○中野(明)委員 先日、FM東京の電波の免許に関しまして私、質問いたしましたところ、大臣は虚をつかれた感じで、よく調査して云々というようなお話がありました。それからだいぶ時間がたっておりますので、おそらく実態の全貌を大臣はおわかりになっているんじゃないか、そのように思いますので、きょうは、前回問題になったところを含めまして、具体的な質問をしてみたいと思います。 まず、東海大学側が訴訟を取り下げましたことは、前回の答弁で了解しておりますけれども、そのときに、話し合いがついたので東海大学側のほうが取り下げた、こういうふうなことを答弁されております。どういうふうな話し合いになったのかということを、……
○中野(明)委員 私、きょうはお許しをいただきまして、過日襲いました台風十号の被害について、またその後の復旧対策について、逓信関係にわたります問題について二、三お尋ねしたいと思います。
まず郵政省でございますが、このたびの十号は予想以上に甚大な被害でございましたが、郵便局舎と郵便物の被害状態、これが松山、広島郵政局管内に及んでいると思いますが、その状況を簡単に報告をしていただいて、そして、ポストとかあるいは局舎も相当使用不能になっている個所も何カ所かあるように聞いておりますが、今後の対策、この点についてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 いま、今後の復旧は極力というお話しでしたが、一点……
○中野(明)委員 ただいま武部委員からいろいろとモニターの問題についてお話がありました。大臣の考え方も大体わかりましたですが、私も、どうしてもこの問題については非常に疑問を持っておる一人であります。と申しますのは、いまの議論でも出ておりましたように、郵政省のほうでモニターをつくられて、その結果を集約されるとなりますと、その結果を何かに使うという目的を持ってやられるに違いない。これはもう当然だれしも考えることです。そうしますと、放送の免許権を持っておられる郵政省であるだけに問題が大きいと思います。この点、先ほどの議論でも出ておりましたように、番組審議会あるいは番組向上委員会、これについてどういう……
○中野(明)委員 大臣の時間があまりないようですので、私、関連してちょっと申し上げます。 先ほどもちょっとお話しになっておりましたように、労働紛争の問題ですけれども、誠意をもって解決するというようなことを述べておられますが、七日からまた休暇闘争にも入っておるようでありますし、同時に一日からは超勤闘争、現在もすでに相当滞留の郵便物がある、こういうことが刻々と報じられておるところであります。大臣が本気でこれを解決しようとなさろうとする以上は、根本的にどういうところに原因があるというように大臣は見ておられるか。そこの基本的なことを一応あらためてお聞きしておきたいのですが、この紛争をどこに原因がある……
○中野(明)委員 きょう、大臣とそれから公社の所管事項説明に対する質問ということに聞いておりましたので、大ざっぱな点だけ確認しておきたいと思います。 それに関連をして、いま武部さんのほうから放送大学の問題が出ておりましたが、私もこの放送大学については非常に関心を持っております。現在、いまの答弁を聞いておりましてもそうですが、郵政省と文部省、それからNHKも以前から異常な執着を持っておりますが、それぞれ放送大学の構想と申しましょうか、でき上がった姿、これについて少しずつニュアンスが違うように思います。この点について、文部省せっかくおられるので一言だけ聞いておきたいのですが、つくろうとしておる放……
○中野(明)委員 けさほどから労使の問題についてはかなり突っ込んだ議論があったわけですが、いずれにしましても、事業を運営するにあたりましては、人と人との関係が非常に重要な要素になっていることは、けさほど来の答弁でも大臣も認めておられるところであります。郵政事業の根幹はそこから変えていかないと健全な発展は遂げられないという点については私も同感でございます。今後この労使間の円滑な運営ができることについての大臣の役割りというのは非常に大事だと思いますので、その点につきましてはまた他の委員の方もお話しになるように聞いておりますので、私は今回提案されました法案につきまして基本的にお尋ねをしたい、このよう……
○中野(明)委員 きょうは皆さん御苦労さんでございました。竹中先生に二点ほど御意見をお願いしたいと思います。 先ほど、先生の御意見の中で、経営の合理化をした後で値上げをすべきだという意見もあった、けれども、私はそれをとらないで、当局を信じていきたいと、こういうお話でございました。確かに、当局を信じることによって話が始まると思うんですが、最近、非常に政治的にいろいろ国民が不信を持っております。御承知のように、国有農地の二円五十三銭の問題にいたしましても、ああいうことが、結局国民感情を無視して、現実の問題として大きな政治問題に浮かび上がっているわけであります。そういうことから考えまして、また、郵……
○中野(明)委員 私は、公明党を代表しまして、郵便料金の平均三七%という大幅な値上げを骨子としました今回の郵便法の一部改正案に反対の討論を行ないます。 まず、反対の第一の理由は、今回の改正の理由に、利用者に対するサービスの改善云々とうたっておりますが、値上げを行なってみても郵便送達速度をはじめとする大衆のサービス改善につきまして審議会を通してみましても、何ら具体策はなく、逆に物価上昇に苦しむ国民に政府みずからの手で行なえる唯一の物価対策である公共料金安定の大原則を破っての値上げは、他物価の上昇を誘発することは必定でありまして、絶対に認めるわけにはいかないものであります。 反対の第二の理由は……
○中野(明)委員 時間がずいぶん過ぎておりますので、簡単にお尋ねしたいと思います。 最初に、稻葉先生にお願いしたいと存じますが、先ほどからデータ通信のことでいろいろお話がありまして、通信回線の自由化ということにつきましては、これは確かに通信回線を活用して国力増進ということの御意見、私どももそれにはまっこうから反対するものではございませんが、ただ国策としてデータ通信をやるべきであるというそういう考え方の上に立ちますと、日ごろから私たち、電電公社がデータ通信を直営でやるということよりも別会社をつくってやるべきではないか、なぜならば公社というのは結局加入者にささえられている、そういう観点から考えま……
○中野(明)委員 それでは、大臣が時間の関係があるようですから、郵便貯金のほうから二、三点と、簡易保険法のほうで一、二点お尋ねしたいと思います。 まず、いまも阿部委員のほうからお話がございましたが、郵便貯金法を改正して、今度住宅の積立郵便貯金が新設されることになったわけですが、この基本的友考え方なんですが、いま住宅が不足しているということは周知のとおりでありまして、先般私どもも住宅の総点検を行ないましたが、低所得階層の住宅難というものはまことに深刻であります。今度住宅積立貯金を新設されるということは、おそらくそういう意味で国策に協力するという意味も多分に含まれていると存じます。ところが、いま……
○中野(明)委員 いまCATVの話が出ておりますので、私も順番からいきましてCATVのことから先に入りたいと思います。
過日、郵政省の来年度の予算要求の中でCATVに対して助成をする、こういうことで要求が出ておるようでありますが、この助成の要求の内容、どの程度お考えになっているものか、どういう助成のしかたをなさるのか、最初に……。
【次の発言】 テレビの難視聴というお話なんですが、これは最近、都市の難視聴のためにCATVというのが非常に大きくクローズアップされてきたわけですけれども、御承知のとおり、山間部におきましても難視聴というのじゃなしに、全然見えないところもあるわけです。これについての……
○中野(明)委員 きょうはNHKの決算でございますので、決算書に基づいて二、三お尋ねしたいと思います。
前々から減価償却の費用が非常に多いということがしばしば問題になっておりますが、ちょっとお尋ねしておきたいのですが、内幸町にある本館の土地、建物の現在の帳簿価額は、大体どのくらいになっているのでしょうか。
【次の発言】 それで、これは近く売却されるということを前々からお話が出ておりますが、いつごろ移転をされるようになるのか、その売却の予定、あるいは予定価額をどの程度に考えておられるのか、事情の許す範囲でお答え願いたい。
【次の発言】 三千百九十一坪ということをいまおっしゃったのですが、時価で……
○中野(明)委員 過日来、私ども沖繩協定にも逓信委員会として連合審査を要求してくれということをたびたび申し上げておりましたが、それも実現できず、今回の沖繩特別委員会にも連合審査ということで委員長に要望しましたところ、何かいままで聞いておりますと、わずかの一日に四委員会が合同で連合というようなことで、私どもに発言できる時間というのはわずかに三十分というような計算になります。沖繩国会といわれるようなこの大事な国会に、逓信委員会として数多くの所管事項が特別措置法の中に盛り込まれております。それを責任をもって審議をしようとすれば、三十分や一時間ではどうしようもないのでございますが、そういう事情になって……
○中野(明)委員 けさほど来だんだんに議論がございますが、極力重複を避けまして私も御質問したいと思います。 まず最初に、大臣の意見書の中でも指摘がございますように、当年度のNHKの収入の増は約九十六億円でございますが、それに関連しまして、事業費の支出の増が百五億円、このようになっております。ここのところ一応指摘があるわけでありますが、公共放送として健全な事業を運営していく、こういう上から考えまして、この収入の増をオーバーする事業の支出、こういう点、少し私もNHKの将来を考えましたときに、気になるところでございますが、公共放送として受信料の収入その他交付金がございますが、その範囲の中で極力国民……
○中野(明)委員 今回の簡保の最高限度額を二百万から三百万に引き上げる。この措置につきましては、かねがねの懸案でもありまして、私どもは時期もおくれているし、額も不満でありますけれども、一歩前進という意味で一応賛成の考えでおります。 そこでこの機会に、過日来いろいろ議論が出ておりますが、きょうは大蔵省も来ていただいておりますので、先に税金の関係をお尋ねしたいと思います。 けさほどからも議論が出ておりましたように、簡保の資金が財投等大半政府並びに地方公共団体にたいへんな貢献をしておるわけであります。ところがこの簡保の保険料が、民間保険も含めて同一の取り扱いを受けておるわけでありますが、いま国民……
○中野(明)委員 私、用意しておる質問に先立ちまして、けさほどテレビを見ておりましたら、名古屋―門司間で郵便車が全焼したという報道がなされておりましたので、おそらくこれにつきまして当局のほうは概略をつかんでおられると思いますが、この委員会で御報告をお願いしたい、こう思います。
【次の発言】 こういう郵便車のようなことで、大量に郵便物が焼失したというのですか紛失した、そういう前例は過去にございますか。
【次の発言】 こういう場合の損害の補償問題はどのようになさるのですか。
【次の発言】 これは原因が究明されなければわかりませんが、大臣も報告を聞いて御承知かと存じますが、こういう事件が起こるという……
○中野(明)委員 だんだんに御質疑が行なわれておりますが、私、本題の質問に入る前に二点ほど申し上げたいことがあります。 その一点は、すでに御承知のとおり、米軍との電話の紛争料金について過日決算委員会で問題になったようでありますが、これが一応、内容はともかくとして、解決というのですか、決着がついた、このようなことなんでございますが、これにつきまして郵政大臣としては、前々から議論がありましたように、この紛争料金、いわゆる公社が見積もりといいますか、請求書といいますか、それを出した額八十三億三千万円ですか、これについて郵政大臣としてはどのようなお考えをお持ちなのか、この点最初にお尋ねをしたいわけで……
○中野(明)委員 先ほどちょっと武部さんも触れられましたが、大臣の時間がありますので、最初にもう一度確認を含めて大臣の見解を聞いておきたいと思います。 それは、けさの新聞に出ておりますように、公定歩合の引き下げと関連をして、郵便貯金利子の引き下げも考えるという日銀並びに大蔵省の方針が固まったということが出ておるわけであります。大臣は、これに対しまして郵便貯金利子の引き下げについては国内経済上の要請があれば、何が何でも反対はしないというような発言をなさって、当初断固反対という答弁から数歩後退した。これは小口貸し出し制度と別問題といいながら、結局条件づきで認められる、そういうふうなニュアンスで報……
○中野(明)委員 今回の有線テレビジョン放送法案の審議にあたりまして、どうしてもこの法案が提出されなければならない背景には、結局テレビの難視ということが問題に大きく出てきて話が出てきたと思いますが、もう一度、郵政省のほうでは、全国でどの程度難視があるとつかんでおられるのか、その難視世帯のうちで、都市難視をどの程度推定としてつかんでおられるか。最初にこの点からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 その都市難視の中で、実際に難視であるというふうに苦情と申しますか、そういう苦情が出ているというのはどの程度あると考えておられますか。
【次の発言】 この有線テレビが非常に問題になって、これを規制しなけ……
○中野(明)委員 だんだんにお話がありましたので、簡単に二点ほどお尋ねいたします。 私も先ほど水野委員から申されました点にほとんど同感でございまして、現在、はたしてCATVの許可をしなければならぬかということについては、時期尚早という感があるのでございますが、このまま野放しにしておくということについての弊害、そういうことを考えましたとき、そういう意味では、やはり規制をしておいたほうがいいんじゃないか、こういう考え方になっておるわけでございます。そういう意味におきまして、最初に鎌田参考人と生駒参考人のお二人にお尋ねをしたいと思います。 現在、東京あるいは京阪神ではまだ自主放送はなさってないの……
○中野(明)委員 ただいま阿部委員からいろいろと金利の引き下げというようなことについて議論がありましたが、私もこの問題につきましては、かねがね当委員会におきましても、再三にわたりまして大臣の決意をお伺いしたわけであります。いろいろ伝えられているところによりますと、相当金利引き下げに対する圧力といいますか、大臣にいろいろの圧力が陰に陽にかかっているやに聞いておりますが、先ほどから大臣も、重大決意をもって臨むというような御答弁がありました。私どもも庶民のお金を預かっているところの郵便貯金の金利引き下げは絶対反対であります。いま大蔵省と阿部委員との議論にもありましたように、公定歩合を引き下げて、結局……
○中野(明)委員 今回の一連の災害、けさほどから御報告がありましたとおりでございますが、私は、高知県の土佐山田繁藤の山くずれ事故、それに関連いたしまして、やはり同じく七百ミリ以上降った雨のためにたいへんな水害を受けました安芸あるいは野市、その方面に関連して、焦点をしぼってお尋ねしたいと思います。 しかも、いまなお遺体が二十余体確認されておりません。こういう災害、史上まれに見る二次災害、もう現地に参りまして何とも言いようのない感情で一ぱいでございますが、とりあえず総理府にまずお尋ねをしたいことは、災害が発生いたしましてから、人命救助のために各方面からいろいろ応援をいたしてもらっているわけでござ……
○中野(明)分科員 二点ほど質問したいと思いますが、まず本年度国立青年の家について、予算を幾らとってありますか。
【次の発言】 これは新しく建設をされると思うんですが、どこへどういう規模のものか、簡単に説明していただきたいんですが……。
【次の発言】 それで、いままで設置されている場所を一応お聞きしたいんですが、たしか、四国にはなかったと思いますが、今後、設置されて、全国で大体どの程度設置される計画になっていますか、その辺をお聞きしたいんです。
【次の発言】 これで見ますと、大体ブロック的に、地域的に網羅されているようなんですが、四国だけがありません。調査研究会の結果もやはり四国にも必要だ、こ……
○中野(明)分科員 私、二点ほどお尋ねしたいと思いますが、まず、一点は、船員保険の保養所の問題でございます。
御承知のように、日本の国は海に囲まれている関係で船員の数も非常に多うございます。それに伴う家族も入れますと、社会構成のかなりの部分を占めておると私も理解しているわけです。全国ところどころに船員保険の保養所がありますが、これの運営はどこがなさっておるのでしょうか。
【次の発言】 委託費は、本年の予算でどれくらいでありますか。
【次の発言】 大体建設の計画ですが、年間何カ所ぐらいずつ……。
【次の発言】 本年の計画はどことどこになっておりますか、わかりますか。
○中野(明)分科員 ただいまも過疎の問題でいろいろ御意見があったわけですが、私も過疎地域のバスの輸送、この問題について二、三お尋ねをしたいと思います。 御承知のように、人口の過密と過疎というのは、非常に大きな政治問題になってきて、大臣もよく御承知だと思いますが、四国には、いまだに循環鉄道もありません。そのために、地域住民の足というのは全部バスになっております。ところが、過疎地域に対して赤字路線の維持費が国から補助費として出ております。きょうは運輸省も来ておると思いますが、非常にそういう点も早くから感じて手を打っておられると思いますけれども、事実上過疎地域の現状というのは、赤字バス路線を維持し……
○中野(明)分科員 私、三点ほどお尋ねしたいのですが、時間の関係がありますので、最初に林野庁のほうに……。 造林の計画なんですが、最近外材が非常に輸入がふえてまいりまして、国内における造林が、私は国有林のほうは計画的になされておるように理解しておりますが、民有林のほうは造林計画が非常におくれているように思います。特に民有林は個人の財力とか、そういう関係でなかなか思うようにいかないのが実情ですし、きょう私申し上げたいことは、御承知のとおり、燃料が昔は木炭でございましたが、それが最近に至りまして大幅な革命が起こりまして、木炭の需要というのはもう年々減少しております。そのために過去わが国の重要な燃……
○中野(明)小委員 時間もだいぶ経過したようでありますし、先ほどからのやりとりを聞いておりまして、私も森さん、武部さんの意見に全面的に同感であります。ただ一、二点、まとめてお尋ねして御見解を伺いたいと思います。 私、絶えず思っておるのですが、放送の免許を受けておる人、きょうの参考人の方たちとは全然関係がないのですが、結局、放送会社の責任者の方が自分たちのテレビの番組をしらないというか、見ていない。そこら辺からいろいろ問題が起こっているのではないかという気もいたします。少なくとも自分の会社で販売している商品を知らぬような経営者というものは考えられないのですけれども、テレビの場合はやはりそういう……
○中野(明)小委員 たいへん時間もお昼がだいぶ過ぎましたので、私も要点だけお尋ねしたいと思います。 けさほど来、またこの小委員会で過日来議論が出ておりますとおり、非常に番組の内容について心配されていろいろの議論が出てまいりまして、基本としてはやはりキー局が多いんじゃないかというそこら辺、あるいは郵政省の置局政策というところ辺から端を発しているように私どもも感じるわけでございますが、まず、先ほど来電波は国民のものという御意見が相当数出ておりましたし、その中から私、まず要望を込めて番組の問題についてお尋ねをしたいのですが、これはNHKも含めてでございましょうけれども、各経営をなさっている方、民放……
○中野(明)分科員 たしか昭和四十三年だったかと思いましたが、高知県のあの浦戸湾にかかる予定の浦戸大橋のことについて、当時の建設大臣に質問をいたしました。そのときに大体西十五年をめどにしてというようなお話でございましたが、その後いろいろな事情がありまして、計画が非常に大幅におくれているというのが現状でありますが、この浦戸大橋につきまして、その後の状況と今後の見通しについて最初にお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 もう一点それに関連しまして。橋ができぬうちから、あの地方はよく御存じのとおり観光施設のあるところでして、非常に交通のひんぱんなところで、一日に大体一万台前後走っているようですが、非……
○中野(明)分科員 ただいまも過疎問題が出ておりましたが、やはり過疎問題に関連しまして、昨年もたしかこの問題について御質問申し上げた記憶がございます。過疎地域ができましたためにあらゆる面に問題が起こってきておりますが、その一つとして、過疎地域を担当しておる民間のバス会社が非常な赤字をかかえまして、昨年はこの赤字路線を廃止するということで、いろいろそれに対する対策、援助、そういうことについて議論をしたわけであります。 そのときに一つの例として申し上げました、高知県交通株式会社という高知県に唯一の、唯一といってももう一つありますが、非常に幅広い路線を持ったバス会社があります。それが昨年の時点でも……
○中野(明)分科員 健康保険問題が再びやかましくなってきておりますが、それはそれとしまして、私、厚生省の大臣の所管として、国民の健康と生命を守る、そういう立場から、全国的に僻地における医師の不足、この実情について二、三ただしてみたいと思います。
まず最初に、厚生省では定期的にお調べになっていると思うのですが、全国的に、俗に無医地区とこのようにいわれている実態、それの一番最近のはどの程度ございましょうか。
【次の発言】 いまのお話では四十一年、それから次がことしの一月とおっしゃっているわけですから、大体五年に一回。どうでしょうか、この傾向としまして、こういう地域がふえてきているのか、それともだ……
○中野(明)分科員 私、四十五年度を初年度にして大規模林業圏の開発、これについて昨年もたしか分科会でお尋ねしたと思いますが、二年を限度にして調査に入る、そういうふうに承知しているのですが、四十五年度に調査に入られた地点はどこどこでしょうか。
【次の発言】 本年もまた何カ所か入られるということを聞いておりますが……。
【次の発言】 本年のこの調査の予算はどれくらいになりますか。
【次の発言】 新年度はどうでしょう。
【次の発言】 調査されて一年、大かた終わるわけですが、前記三カ所、特に私関係の深いのは四国西南地域でございますが、調査された大体の中間の状況がおわかりでしたら……。
○中野(明)委員 私の質問に入る前に、建設大臣が過日の連合審査で非常に重要な発言をなさっておりますので、このことについて真偽をただしたいと思います。 まず、正確を期するために、私どもは議事録のでき上るのを一応待っておったわけでありますが、過日わが党の新井議員が土地収用に関しまして適用範囲を質問した中で、建設大臣はこのように答弁しておられますが、「それは法律でございますから、時代の変遷とともに変わるのは当然じゃなかろうかと私は思います。憲法それ自身がやはり変わったのでございます。その憲法のもとにおいて、その解釈でもって新しい収用法が変わるのは当然と思います。」このように述べておられるのですが、……
○中野(明)委員 時間がございませんので、簡単に関連して御問質いたします。 昨日来当連合審査会が行なわれまして、関係の方々から貴重な意見が出ました。しかしながら、これがどこまでも問題提起だけして終わってしまったのではたいへんなのでありまして、きょうは連合審査でありますから、関係省庁一堂に会されて、いろいろとけさほどからも各委員の指摘がございましたので、ぜひともこの特別委員会が契機となりまして、PCBの問題についても大きくその対策に前進があることを私は望んでやみません。特に、私、きょう二、三点重ねて質問を申し上げます。 御承知のとおり、いままでPCBというのはどちらかというと都市公害的な考え……
○中野(明)小委員 参考人の皆さん、どうもごくろうでございます。いま阿部委員からいろいろお話がありましたが、私、二、三点にわたりまして御意見をお伺いしたいと存じます。 いまさら私が申し上げるまでもなく、放送、これは限られた電波を割り当てを受けられまして、それによって事業を行なっておられますので、それについての一つの責任と申しますか、大きなワクの中で、お仕事をなさっておるその中で、非常に数々御苦心をなさっておることは私もよく感じる一人でございます。 ただいま当小委員会でも、過日来いろいろと議論をしておりますいわゆる視聴率の問題、これが民間放送にとりましては非常に重要な一つの事業経営のきめ手に……
○中野(明)分科員 まず最初に、航空運賃の問題から入りたいと思います。
本年の一月に、民間航空会社の三社から運輸大臣に、四月一日からの国内の航空運賃の値上げを申請してきている、こういうことを承知しておりますが、これにつきまして、御承知のように、二月から一斉に公共料金の値上げが表面化しまして、非常に物価にはね返って、たいへんな心配をしているわけですが、この国内航空運賃の値上げについての大臣の姿勢といいますか所信を最初にお伺いしたい。
【次の発言】 国内運賃は、幹線とローカル線とありますが、幹線のことはまたの機会にいたしますが、今度申請をしてきたローカル線の平均の値上げ率は幾らになっておりますか……
○中野(明)分科員 最初に、大臣がことしの二月に閣議のあとで発表されました例の小口貸し出し制度の庶民金融のことについて、けさほど来議論が出ておりましたので、私多く申しませんが、大臣の発表以来相当反響を呼んでおりまして、国会でも過去に衆参合わせて四回の決議もやっておることですし、ぜひこれは庶民金融の道を開くという上において実現をされたい、そういう強い希望を私どもも持っておるわけであります。しかしながら大蔵省関係、あるいは農林大臣も一部難色を示しているというような報道もなされておりますが、そういうような中で、この問題についての郵政大臣の今後の所信をあらためてこの機会にお尋ねしておきたいと思います。
○中野(明)分科員 三点質問をしたいと思います。
第一点は、船員寮の問題でございます。四十五年の予算の分科会で私指摘をいたしました遠洋漁船の乗り組み員並びにその家族のための宿泊施設、これが肝心の東京になかったわけであります。ぜひ東京に設置ということで強く要望しましたが、本年の予算でやっと認められたようでございますが、その予算額はどうなっておりましょうか。
【次の発言】 いまのお話ですと、十九億の福祉予算の中でそれに必要なだけとおっしゃっているのは、概略どの程度予定しておられるんでしょうか。
【次の発言】 先ほどもちょっと申し述べましたように、海外でも何カ所かあるようでありますが、全国でこの種……
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