松沢俊昭 衆議院議員
32期国会発言一覧

松沢俊昭[衆]在籍期 : |32期|-34期-36期-37期
松沢俊昭[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松沢俊昭衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院32期)

松沢俊昭[衆]本会議発言(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 衆議院本会議 第8号(1970/03/10、32期、日本社会党)

○松沢俊昭君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました二法案、すなわち、農地法の一部を改正する法律案、並びに農業協同組合法の一部を改正する法律案に対して、御質問をいたしたいと思うのであります。  まず、佐藤総理大臣にお伺いしたいのであります。  先日、私の郷里の新潟県では、県下の農民代表約一万人が結集いたしまして、佐藤内閣の打ち出した米の減産、減反政策に反対する農民大会が開かれたので、私も出席をいたしたのであります。総理はなかなか御多忙で、農民のなまの声をゆっくりとお聞きになる機会もないと思いますので、そのうちの一人の農民の訴えをこの際私のほうから御紹介をし、総理の御所見をお……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 衆議院本会議 第29号(1971/05/13、32期、日本社会党)

○松沢俊昭君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま説明されました昭和四十五年度林業の動向に関する年次報告並びに昭和四十六年度において講じようとする林業施策について、御質問をいたしたいと存じます。  経済成長率世界一、国民総生産高は世界第三位になりましたが、山林が荒れほうだいになっているのも世界一であります。昔から、政治の要諦は治山治水にあるといわれていることは御承知のとおりであります。特に日本は、国土面積の六八・二%が森林面積であり、これは世界のおもなる国の中では、フィンランドに次いで高い森林率であるのであります。その森林の果たすところの機能については、私が申し上げるまでもなく、治山治……

松沢俊昭[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院32期)

松沢俊昭[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第63回国会(1970/01/14〜1970/05/13)

第63回国会 農林水産委員会 第6号(1970/03/19、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 農林大臣がおられませんので、どうも質問するにも困るわけなんでありますが、政務次官も出ておられますので、政務次官のほうに、大臣に質問する前の予備知識として、若干御質問申し上げたいと思うのでございます。  日本の将来の農業のビジョンというものを、実は佐藤総理大臣に聞いたわけなんでありますけれども、佐藤総理は具体的なものを何も出してくれなかったわけなんであります。そこで農林省のほうとしてどう考えておられるかという問題なんでありますが、いわゆる日本の農業というものは、将来食糧というのは輸入国として農業を持っていくのか。それとも農業の拡大生産をやって、将来日本が食糧の輸出国として進んで……

第63回国会 農林水産委員会 第7号(1970/03/24、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 宮脇さんにちょっとお伺いしますけれども、農地法の問題につきましては、いま千葉さんのほうからもいろいろお話がありましたが、ただ、農地法の一部改正の問題につきまして、小作料の青天井、それから、今度不在地主を許すこと、これはやはり問題があるんじゃないかというような御指摘がございましたのですが、これは農協のほうといたしましては、こういう法律案の成立というものについて、ずばり、こういう面はやはり出すべきじゃないというところの見解を持っておられるのかどうか、その点をお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 それから、池田さんにお伺いいたします。  優良農地というものを確保していかなければ……

第63回国会 農林水産委員会 第14号(1970/04/08、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私は日本社会党を代表いたしまして、政府から提案され本委員会で審議してまいりました農地法の一部を改正する法律案に反対をし、日本社会党の提案しております農地法の一部を改正する法律案に対する修正案に賛成する立場で討論をいたします。  日本の農業と農民生活は、食糧管理制度と現行農地制度で維持発展してきたことは御承知のとおりであります。ところが、昭和三十六年農業基本法が制定されましてから、規模の拡大、自立経営農の育成という名目で、農村から農民を追い出す政策がとられてまいっております。農業の近代化は必要でありまするけれども、それによって日本農業が縮小され、農民生活が破壊されては困るのであ……

第63回国会 農林水産委員会 第22号(1970/04/28、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 いろいろ皆さん質問されましたので、補足的な質問になりますが、若干質問してみたいと思います。  いまの農業者年金基金法という、提案されておりまするところのこの法律と、それからこの前審議いたしました農地法の改正案、それから農協法の改正案、私はこの三つがセットだと思うのです。そして離農の促進というものをやっていこう、こういう意図でこの法律が出ていると思いますが、政務次官、どうお考えになりますか。
【次の発言】 政務次官が言われますように、効率性、それから合理的な近代農業、こういう農業をつくるには、やはりいまのような五百四十万戸の農家、しかも農地の面積からいたしますと約五百七十万町歩……

第63回国会 農林水産委員会 第28号(1970/05/13、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私はきょうは米価問題につきまして御質問を申し上げたいと思うわけであります。大臣も出ておられませんし、時間もまた制限されておりますので、簡潔に御質問を申し上げたいと思います。  まず第一の問題といたしまして、米価というのはどういう経過を経て決定されるものであるか、政務次官のほうからお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 六十三国会の佐藤総理大臣の施政方針演説、その中に、ことしの生産者米価及び消費者米価の水準を据え置く、こういうことを言っておられるわけなんでありますが、いま長官のほうからのお話でございますと、農林省設置法によって米価審議会が置かれることになっております。要するに……

第63回国会 農林水産委員会 第31号(1970/07/10、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私は、大体三つ質問をしたいと思いますけれども、第一点は米の生産調整をめぐっての質問であります。  ここに配付されました資料に、米の生産調整の実施計画の目標と実際の状態、七月八日付の農林省の数字が出ておりますが、この中で一〇〇%達成をしていないのは新潟県と京都府、この二県でありまして、あとは大体達成されている、こういう数字になっているわけであります。しかし、私も新潟県でありまするが、これは町村段階で把握をいたしまして、そうして県に出してきているわけなんでありまして、やはり農民感情といたしまして、隣から隣まで順々に田植えが始まっていきますと、休耕にするつもりであったのが、まあ、休……

第63回国会 農林水産委員会 第33号(1970/09/10、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 まず大臣にお聞きしたいわけなんでありますが、先ほどの長谷部さんに対しまするところの答弁の中で、総合農政ということをしょっちゅう言われるわけなんです。で、去年の十一月に佐藤総理大臣がアメリカ訪問をやりまして共同声明を発表してきておられるわけなんです。その中には台湾の安全、韓国の安全は日本の安全に通ずる、こういうのが載っているわけなんでありまして、この総合農政というその農政は、単に日本列島のワクの中で農業を考えるのであるか、それとも台湾や韓国、さらには東南アジア全体の中で農業というものを考えるのであるか、その辺はっきりお聞かせを願いたいと思うのです。


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第64回国会(1970/11/24〜1970/12/18)

第64回国会 農林水産委員会 第2号(1970/12/07、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 いろいろと各委員のほうから御質問がございましたので、ダブる面等もたくさん出てくると思いますけれども、御了承願いたいと思います。  私、法律改正によって一番危惧するものは、確かに公害は防がなければならない、これはわかるわけなのでありまするが、公害を防がなければならないというために農業生産というものが阻害されるということになると、これはやはりたいへんなことになるのじゃないか。そういうために、目的には、農業生産の安定と国民の健康保護、それから生活環境保全、こういうふうに並列的に書かれていると私は思うのです。ところが、いまいろいろと各委員のほうから質問が出ておりますけれども、登録が取……

第64回国会 農林水産委員会 第4号(1970/12/09、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私、農林省にお聞きしたいわけなのでありますが、新潟県の六日町で、東邦亜鉛の南越鉱業所でやはり問題が起きておりますので、その辺、農林省がいままで調査された報告をまずお願いしたいと思うのです。――私、米の問題を中心にしてちょっとやりたいと思っておりましたけれども、そういうことであるとするならば、これは鉱山関係の方が来ておられますね。それでは、鉱山関係のほうで、東邦亜鉛の南越鉱業所でカドミウムが出ているということにつきましての立ち入り調査のようなことをおやりになったことがありますか、どうですか。
【次の発言】 そこで私聞きますけれども、これは私たちのほうでも調査をやったわけなのであ……


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第65回国会(1970/12/26〜1971/05/24)

第65回国会 農林水産委員会 第3号(1971/02/24、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私は約一時間というめどで、この前大臣が所信表明をされましたので、それにつきまして御質問申し上げたいと思います。  この所信表明の質問をする前に、過去数年間にわたりましての毎国会ごとにおけるところの農林大臣の所信表明も拝見してまいったのでありますが、ほとんどが農業の繁栄をうたい文句にしておられるのであります。倉石農林大臣も、この前の所信表明演説の中には、食料の安定的供給だとかあるいはまた農業に従事するところの者と他産業に従事する者との所得を均衡させるとか、あるいはまた近代的な、文化的な生活のできるところの生活環境づくりというようなことを言っておられるのでありまするが、現実の農村……

第65回国会 農林水産委員会 第4号(1971/02/25、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 午前中、田中委員のほうからいろいろ基本的な問題につきまして御質問がございましたので、なるべく重複を避けるような方向で御質問を申し上げたいと思うわけであります。  聞くところによりますと、現在卸売市場が開設されておりまするのが二十八都市ということになって、五十八カ所ということを聞いておりますが、今度地方の市場も全部この中に入ってしまうということになりますと、全体的にはどの程度の数になるのか、そういう分布の状況等をまずお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 大幅に減らすというのですか。ふえる勘定にはなりませんか。そういうわけにはならぬわけですか。その辺、どういうことなんですか。

第65回国会 農林水産委員会 第10号(1971/03/11、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 まず、基本的な問題について御質問を申し上げたいと思いますが、これは米の生産調整の問題を中心にしてやりたいと思っておるわけなんであります。  まず、この前農民大会がございまして、その農民大会があったときにおきまして、大蔵政務次官の中川さんのほうから農民に対しまして、食管法の改正をやらない限りにおいては米の買い入れ制限をやるわけにはいかないのだというはっきりしたところの答弁を、大ぜいの農民大衆のいる前で答弁されているわけなんでありますが、実は私もそういうふうに考えているわけなんであります。  そこで、ちょうど食糧庁長官もおいでになっておりますが寸昭和四十三年の七月九日の財政制度審……

第65回国会 農林水産委員会 第21号(1971/04/27、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私はことしの生産者米価決定にあたりましての農林大臣のものの考え方につきまして、御質問を申し上げたいと思います。  まず第一点といたしましては、私は米価をきめるところの順序といたしましては、まず最初に食糧管理法の第三条第二項によるところのその方針に基づきまして、そして農林省設置法に規定されておりまするところの米価審議会、その米価審議会をお開きになって、そしてその米価審議会に対するところの諮問をやって、諮問をやってから答申を受け、その結果、米価がきまるようになっているんじゃないか、こういうぐあいに私考えますのですが、農林大臣はどうお考えになっているか、まずもって御質問いたしたいと……

第65回国会 農林水産委員会 第25号(1971/05/12、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 大臣に御質問申し上げますけれども、この農業災害補償法及び農業共済基金法の一部を改正する法律案、その改正の経過を見ますと、総合農政にからんでの改正ということになっているようであります。特に「農業災害補償制度の検討結果」これなんかを見ますると、明らかに減反政策というものをそこなわないよう、ここにこういうふうにして出ております。「本制度は農業災害対策の重要な一環としての役割を担ってきているものであり、このような本制度の性格上、生産対策や構造政策など農政の今後の展開に当たってこれを積極的に推進するという役割は担い難いとみられるが、これに寄与し、あるいは少なくともこれを阻害することのな……

第65回国会 農林水産委員会 第27号(1971/05/14、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 まず最初に、昭和四十六年産米穀の政府買い入れ価格が五月一日の閣議で決定されましたが、いろいろいろ出ておりますけれども、私はひとつ事務当局のほうに御質問を申し上げたいと思います。  最初、米価審議会で試算米価を出されましたが、この試算米価を出されましたとき、求めるところの価格という、分母、分子の関係ですね。これが今度二百三十八億のものが米価に入ることによって変わってくると思うわけなんですが、どういうふうにして変わったのか、その変わり方について御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 私が聞いておるのは、いまも御質問がございましたように、大臣のほうでは生産者米価の水準の据え……


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第66回国会(1971/07/14〜1971/07/24)

第66回国会 農林水産委員会 第2号(1971/07/23、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 ベテランの赤城農林大臣が大臣に就任されましたので、農業団体等の幹部の人たちもだいぶ期待と希望を持っているというふうに私は見ているわけなんであります。ただ、その期待と希望というのは、いままでの農政というものがやはり非常にきびしいものであった、それに対するところの軌道の修正を、赤城さんであるならばおやりになるのじゃないか、こういうようなものであろう、かように考えるわけなんであります。  そこで私は最初にお聞きしたいのは、「農村の健全な発展なくしては、経済の成長と社会の健全な進展を期することができない」と考えている、こういうお話が所信表明になされておるわけなんであります。そこで、昨……

第66回国会 農林水産委員会 第3号(1971/08/09、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私は、米問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。  最近、「米が不足する」という本が出たり、あるいはまた「過剰の中の米不足」という文章が雑誌等に載っておりますので、そこでお伺い申し上げるのですが、ことしの稲作の作柄というのは大体どんなような状態になっているかということです。西日本のほうにおきましては災害がありましたし、そしてまた東日本のほうにおきましては霜の害等がこの春ありましたので、そういう点からいたしまして、作柄というのがどうなっているかということは、この米不足という問題と非常に大きなつながりが出てくるのじゃないか、こういうぐあいに考えますので、その点をまずお伺い……

第66回国会 農林水産委員会 第4号(1971/09/20、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 それでは、私のほうから、去る九月十三日から十七日までの五日間にわたりまして、委員派遣による国政調査第一班、つまり北海道視察の御報告を申し上げたいと考えます。  われわれは、九月十三日北海道に入りまして札幌市グランドホテルにおきまして、北海道副知事、札幌営林局長、北海道開発局長、北海道農業試験場長、農林水産各団体の代表から、北海道における農林水産業、本年の冷害、開発計画、国有林野事業、北海道農業試験場などの概要説明と要望事項を聴取するとともに、石狩、空知、上川、十勝、網走の各支庁管内において実情調査を行なってまいりました。  今回の調査の目的は、当初、土地改良事業の実施状況を中……


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第67回国会(1971/10/16〜1971/12/27)

第67回国会 農林水産委員会 第2号(1971/12/03、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私はきょうは主として米の問題で質問をいたしたいと思っておりましたのですけれども、去る三十日に新潟の沖合いで「ジュリアナ号」が暗礁にぶつかりまして、そしていま油が流出をしている、そういう状態になっておりまして、いろいろな面から非常に大きな問題になっているわけであります。私は農林水産委員会の委員の立場といたしまして、沿岸漁民がいまとほうにくれているという状態になっておりますので、この補償問題について水産庁のほうではどういうふうにお考えになっているのか、その点をお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 いま私も新潟の現地のほうから聞きましたのですけれども、胎内川という川がありまして……

第67回国会 農林水産委員会 第4号(1971/12/23、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私は、昭和四十六年十一月三十日、新潟港の外の海岸で座礁しましたリベリアのジュリアナ号事件について質疑を行ないたいと思います。  御承知のように、このタンカーが海難にあいまして、漁業に対しましてたいへんな被害を与えていることは、私が申し上げるまでもなく、政府当局のほうでも十分おわかりのことでございます。  私はまず第一にお聞き申し上げたいことは、この事件というものは、いま船長が取り調べを受けておりますけれども、一体その船長の操船の技術あるいはまた船長のとるべきところの責任をとらなかった、そういうことからこういう事件が起きたのか。あるいはまた港そのものに問題があったのか。検疫の問……


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第68回国会(1971/12/29〜1972/06/16)

第68回国会 農林水産委員会 第2号(1972/03/15、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私は農林大臣の所信表明についての御質問を申し上げたいと思います。  例年のことでありますけれども、農林大臣の所信表明、その文章を見ますると、非常にりっぱなことが書かれているわけなんであります。特に私は農林大臣が「常々農業の健全な発展なくしては日本経済の調和ある発展はなく、また、健全な農村と農民を育てていくことは、わが国経済社会の土台を形成確保する上で重要なことであると考えております。」と、これはおそらく赤城農林大臣のほんとうのものの考え方だと思います。しかし、現実はそういう方向で日本の農政が動いているかどうかということになりますと決してそういう方向ではない。むしろ逆な方向で農……

第68回国会 農林水産委員会 第7号(1972/04/06、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 私はまず最初にお伺いしたいのは、この法律改正案というものが出るに至るまでのいろいろな社会的な変化というものがあることはわかるわけでありますけれども、ただ、私たち、農村の立場から申し上げますと、農村がこういう状態にならざるを得ないという方向にいまの政策というものが進められているのじゃないか。たとえば、新都市計画法という法律ができまして、そして線引き等で農地の面積を縮小する、あるいはまた農村工業導入法、これは昨年の国会で通っているわけなんであります。それから最近では、公有地の拡大推進に関するところの法律案というのを自治省のほうで考えておられる、こういうことを聞くわけでありますが、……

第68回国会 農林水産委員会 第9号(1972/04/13、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 簡単に御質問を申し上げたいと思います。  この法の改正案というのは、一番大きな問題といたしましては土地と水の問題、そして農民負担の問題、この三点がやはり一番大きな問題だと思います。そこで、各委員のほうからいろいろと質疑がございましたので、なるべく重複しないように御質問申し上げたいと思います。  最近の社会情勢が急激に変わっておりますので、土地改良事業というものが単に農業だけの問題でなしに、公共性、公益性、そういうものが非常に強くなってきている、こういうことを大臣は言っておられるわけなんでありますが、そのことを私は否定するわけではございません、しかし、一面、田中委員のほうからも……


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第69回国会(1972/07/06〜1972/07/12)

第69回国会 農林水産委員会 第2号(1972/07/27、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 いろいろとことしの米価をめぐりまして質問がございましたので、なるべく重複を避けながら御質問を申し上げたいと思います。  まず第一に、私、お伺いしたいと思いますのは、この食糧管理法という法律ができたのが昭和十七年。それ以来連綿としてこの法律は続いてきておるわけなんであります。その間、足立大臣も、農政に対しましては非常に詳しいわけなんであります、米価問題等につきましてもそれ相当の見識を持っておられるわけであります。私も米価の問題につきましては、新潟でありますので、いろいろと関心を持ちながら今日まできております。パリティ方式という方式がとられ、その後におきましては、昭和三十六年から……

第69回国会 農林水産委員会 第4号(1972/09/12、32期、日本社会党)

○松沢(俊)委員 消費者米価の諮問に対しますところの米価審議会がいま開かれている最中であります。長官のほうからも諮問に対しますところの説明を受けたわけでありますが、まず第一番にお聞きしたいのは、いままでは銘柄格差というものはなかったのでありますが、今度銘柄格差を価格のところに導入されるということになるわけでありますが、銘柄格差というのはどのような基準できめているのか、その点からお聞きしたいと思います。
【次の発言】 私の聞いておるのは、七十八産地品種の一覧表がありますが、これはどういう基準できめたかということです。たとえば搗精歩合だとかあるいはまた余ますの問題だとか、いろいろなものが銘柄の要素……


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各種会議発言一覧(衆議院32期)

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データ更新日:2023/02/05

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