このページでは松沢俊昭衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○松沢委員 今小川議員の方からいろいろと質問がございましたのですが、その後陣を承りまして、社会党を代表しまして御質問を申し上げたいと思います。 私は、きのうとおととい選挙区の方に帰っておりました。総理と隣り合わせの新潟県の出身なんでありますけれども、米どころでございますから、先月の末に韓国米の輸入問題というのが新聞に出ましててんやわんやの大騒ぎになりまして、おとといは県下の農民総決起大会、今までちょっとマンネリ化しておりまして、余り農民の結集というのはなかったわけでありますけれども、三千名も集まって、そうして、減反をやっている最中に外国から緊急輸入をやるのは何事だ、こういうことでありましたし……
○松沢委員 十五万トンの韓国米の輸入が政府の方で決定されておるわけでありますけれども、五十三年の産米そのものが臭素の汚染があるということで供給を差しとめている、こういうことでありますが、それならば韓国から来るところの米というのはこれは安全性があるのかどうか、それもまた一つの問題になってくると思うわけであります。 「今日のチョソン」という雑誌に出ているわけでありますけれども、南朝鮮におけるところの農薬汚染というのは大変な状態になっているんだということが報告されておるわけであります。したがって、臭素、臭化メチルがどうなっているか、そういう検査だけであっては安全性を確保するというわけにはまいらぬと……
○松沢議員 農産物の自給の促進及び備蓄の確保のための農業生産の振興に関する法律案、それから総合食糧管理法案、農民組合法案の三法案につきまして、日本社会党を代表いたしまして、提案の趣旨につきまして御説明を申し上げたいと思います。 御承知のとおり、我が国農業は、米を初め果樹、牛乳、豚肉など主要な農産物に対して生産調整が強化され、生産農民は、厳しい生活の中で農業の将来に深刻な不安を抱いているのであります。しかも、これに追い打ちをかけるように貿易摩擦解消を理由としたアメリカの圧力に屈し、オレンジ、牛肉の輸入枠を大幅に拡大したのであhます。この政府の措置は単なる輸入枠の拡大にとどまらず、実質的な自由化……
○松沢委員 参考人の皆さん、大変御苦労さんでございます。 時間がありませんので、まず全農の田中さんにお伺いしたいのですけれども、私ちょっと席を外しておりましたので同じ質問があったかもしれませんが、全農に対しまするところの批判があちこちから出ている。それは一つは、法律からしますと生産業者と販売業者、これが価格の取り決めをやるということになっておりますね。どうもそこのところが、取り決めするときに不透明な面があるじゃないか、こういう批判が一つあると思います。それからもう一つの批判といたしましては、手数料なんというのはもう少し考えたらいいじゃないか、三段階制じゃなしに二段階にした方がいいじゃないか、……
○松沢委員 同僚の議員の皆さんからいろいろと御質問がございましたので、なるべく重複は避けたいと思いますけれども、重複する面がありましたら御了承願いたいと思います。 化学肥料の歴史というのは今に始まったことでございませんで、戦前からの歴史がずっとあるわけでございます。とりわけ昭和二十九年に二法ができ上がりまして、そして政府が価格の決定をやっておりましたけれども、三十九年にこの二法というものが廃止され、それにかわって今審議をやっておりますところの臨時措置法ということになったことは申し上げるまでもございません。それというのも、普通の産品と違いまして、化学肥料というのは国民食糧と深いところの裏腹の関……
○松沢委員 まず最初に、韓国米の輸入につきまして質問をいたしたいと思います。 過般のこの委員会におきまして、韓国米の緊急輸入をやらなければならないということははなはだ遺憾である、二度と再びこのようなことがあってはならないということで、全会一致で米の需給確保に関するところの決議をやったところであります。政府の方といたしましては、今まで韓国政府と交渉されまして、十五万トンの輸入ということになったわけでありますが、この韓国米を国内で使う使い方というのは、さっきから御答弁ございますように、加工用原料米として使うのであって、主食としては使わないと何回もこの委員会で述べられているわけであります。 しか……
○松沢委員 昭和五十九年産の米価が七月の二十七日に閣議決定が行われて決まったわけでありますが、昨年と対比いたしまして二・二%アップ。これのカバー率ですね、五十八年までのものはもらっておりますけれども、五十九年になりますと生産費のカバー率の状況というのはどうなるのですか。
【次の発言】 五十二年が出ておりますけれども、五十二年の場合におきましては第一次で戸数が七八、それから販売数量では九一、それから二次生産費で計算しても五八の七七、こうなっているのですが、年々低下してきているわけですね。ですから、実質的には米をつくっても採算のとれない農家が年々ふえておるというふうに理解して差し支えないでしょうか……
○松沢委員 今小川さんの方から他用途米についての質問がございましたが、確かに末端の方は混乱しているわけです。それで、この前のこの委員会におきましても、私の方で質問しましたところが、他用途米を主食用に回すという話し合いのときにおいては、ちゃんと私が質問したようなことを農業団体に言って、農業団体それでもいいか、こういう了解を得て取り決めをやったのだ、こういう食糧庁長官の御答弁がございましたが、今小川委員の質問に対しましても同様な答弁をしておられるわけです。 そうすると、今混乱が起きているというのは、末端の農家は、減反だとか他用途米だとか、いわゆる米政策というものは、政府であれ農協中央であれ、ろく……
○松沢委員 私は、農林水産委員の立場から若干の質疑をやってみたいと思います。もう長い間いろいろな質疑が行われてきていると思いますので、ダブっているところの面もあると思いまするけれども、その点は御了承願いたいと思います。 国内たばこ産業が国に対して明治以来長い間貢献してきた、これはだれもが認めなければならないと思うわけなんでありまするが、今度長い間続いてまいりましたところの専売制が貿易の自由化に伴いまして特殊会社としての衣がえをやっていった場合、特に葉たばこ産業というものが一体今までどおりに健全な発展というのが遂げられるのかどうか、そういう疑問を持っているわけなんであります。この点につきまして……
○松沢分科員 最近、食べ物についての公害が出ているということで、いろいろな人たちがいろいろな問題を提起しておりますことは大臣も御承知のとおりであります。 これは全国農業新聞、全国農業会議所の出している新聞で、最近のものでございますけれども、東大の助手でありました人が、とてもこのまま黙っているわけにはいかぬということで、無農薬野菜をつくると言って宮城県の山の中に入って開墾を始めたという記事が載っているわけなんですね。こういうぐあいに、いても立ってもいられないという人が出てきたわけです。 それから、これも新聞に載っておったのですが、「これでよいのか輸入食品検査」こういう問題も提起されております……
○松沢分科員 私は、大変に恐縮なのでありますけれども、地元の問題をひとつ御質問申し上げたいと思います。 新潟県に新津という町がございますが、この新津は大正三年から昭和二十五年まで新潟県の鉄道の要衝といたしましてずっと管理部が置かれておりました。それがその後新潟に移りまして、それとともに国鉄の合理化と申しますかそういう計画に従って、いろいろな施設がたくさんありましたが、それが順次移っていくという状態になって、そして今日に至っているわけであります。しかも、去年新幹線の開業ということで、今まで特急「とき」など通っておりましたけれども、今はもう新幹線が通らないという状況になりまして、これまた閑散とし……
○松沢分科員 私は、二つの点を御質問したいと思います。 もう言うまでもございませんけれども、国民の税金に関しますところの関心というのは非常に高まっている。それは、一つにはやはり重税感、それからもう一つは不公平という関心、この二つだと思うのであります。 そこで、この国会におきましても減税問題でいろいろと与野党間におけるところの話し合いというのがございまして、サラリーマンに関するところの税金の問題につきましては、五十五万の所得から控除するそのものが今度五十七万ということで話し合いがついた、こういうことが言われております。それはまあ当然だと私は思っております。私は、パートに対するところの課税、そ……
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