安里積千代 衆議院議員
33期国会発言一覧

安里積千代[衆]在籍期 : 32期-|33期|
安里積千代[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安里積千代衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

安里積千代[衆]本会議発言(全期間)
32期-|33期|
第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第48号(1973/06/29、33期、民社党)

○安里積千代君 議題となっております国立学校設置法等の一部を改正する法律案に対しまして、民社党を代表いたしまして、反対の討論を行ないます。(拍手)  高等教育を受けている者の増大、また、これから受けようとする者の大量化、質、量ともに大衆化し、往年のエリート意識を基礎とする大学教育制度は、その管理運営を含めまして、多くの矛盾と欠陥を露呈するようになりました。  こうした中にあって、学問・研究の自由と教育の自主性を伸長しつつ、国民と社会に開かれた大学として改革すべきであるとすることが、わが民社党の大学教育に対しまする認識であり、主張であります。  民社党は、昭和四十四年五月に大学基本法案を国会に提……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 衆議院本会議 第4号(1973/12/10、33期、民社党)

○安里積千代君 私は、民社党を代表いたしまして、昭和四十八年度三補正予算案に対しまして、反対の討論を行ないます。(拍手)  今日、わが国経済最大のエネルギー源でありまする石油の供給が、アラブ諸国によって削減されるという、かつて経験したことのない異常事態を迎えております。石油削減に伴う物不足経済到来の懸念や、かかる困難時を利用して、買い占め、売り惜しみ、系列化を促進して利益を追求する悪徳業者の横行などから、国民の生活は根本から脅かされ、国民は極度の不安の状況におとしいれられております。また、心身障害者、老人、生活保護世帯、勤勉な労働者及び中小企業者など、このような異常な事態に対処する力を持たない……

第72回国会 衆議院本会議 第13号(1974/02/19、33期、民社党)

○安里積千代君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま議題になっておりまする荒舩予算委員長の解任決議案に対しまして、簡単に賛成の討論を行ないます。  今国会は、異常なインフレ、物価高に対処いたしまして、国民の政治不信や不満の高まる中に、この危機を突破して国民生活を安定せしめるために、かつてない重大な責任を負わされた国会であります。そうして、その施策の裏づけとなりまする予算の審議中であります。それだけに、予算委員長は、国民の期待にこたえ、審議が十分に尽くされるよう万全を期さなければならないと考えております。  荒舩委員長は、ときに政府答弁の不明確さに対しまして明確な答弁を求むる等、積極的に熱意……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 衆議院本会議 第5号(1974/12/20、33期、民社党)

○安里積千代君 私は、民社党を代表し 議題となっておりまする政府提案の三補正予算案に反対し、日本社会党、公明党並びに民社党の政府案組み替えを求める動議に賛成の討論を行ないます。(拍手)  まず、政府三案に反対する第一の理由は、国内外の経済的、社会的事情から、高度成長が不可能な情勢にあるにもかかわらず、ひたすらそれを追い求めつつ、金権、汚濁の政治でついに退陣せざるを得なかった田中内閣の案を、そのまま提出しているという三木新内閣の無定見な方針に対するものであります。(拍手)         ―  およそ、内閣の交代にあたって最大に求められますものは、これまでの政治を一新し、国民の輿望に応ずる最善の……

安里積千代[衆]本会議発言(全期間)
32期-|33期|

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委員会発言一覧(衆議院33期)

安里積千代[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1972/12/26、33期、民社党)

○安里委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 ただいまの渡部一郎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、浅井美幸君が委員長に当選されました。(拍手)  委員長浅井美幸君に本席を譲ります。

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1973/02/27、33期、民社党)

○安里委員 先ほど大臣は、外務省所管事項の説明として、北方領土問題について御説明がございまして、沖繩問題は所管外だというようなおことばもあったわけでございまするけれども、沖繩返還時からあるいは協定の前後を通じましても、沖繩基地の縮小、いろいろな問題は復帰後において努力するということがずっと言われてまいりました。したがいまして、沖繩基地の縮小その他のことにつきましては、当然外務省が所管にならなければならないし、絶えず外務省といたしましては対米折衝の中から沖繩問題――返還したとはいえ、返還後に残されたたくさんの問題、これから処理しなければならない問題はたくさんあると思うのです。ですから、その点につ……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1973/03/06、33期、民社党)

○安里委員 沖繩の問題は基地の問題と切り離して考えることはできない、すべてそこに根源があるわけでございますが、前回の私の質問に対しましても、沖繩全体に四万からの、日本本土の倍からの兵員がおるし、この数は韓国と同じほどの数だし、台湾におるアメリカ軍に比しますならば五倍に近いところのアメリカ軍の駐留を見ております。地域の問題でも面積の問題でも同様でございますが、私は、きょうはこの基地問題に関係します二、三の問題だけを立場をかえてお聞きしたいと思っております。  軍事基地の問題は、単に反戦平和というような立場だけでなくして、その存在に関連をいたしまして、あらゆる社会悪が生まれておるということは、戦争……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1973/03/29、33期、民社党)

○安里委員 戦場から、さらにアメリカの軍事基地としての施政権二十七年、それから沖繩が復帰するという、さらに復帰後におきまする海洋博の問題その他日本本土における政治のあらゆる情勢、こういったもののしわ寄せを受けまして、沖繩問題というものかいままさにいろいろな問題が錯雑をいたしております。本日の委員会におきまして、各委員から取り上げられたあらゆる問題、これは本土にないところのいろいろな問題というものが現実に押し寄せてきております。そこで、時間の経過もそういった現実を踏まえての時間の超過だと思いました。私に与えられました、予約した時間は、本会議を前にいたしましてあと五分しか残っておりません。延ばして……

第71回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1973/09/21、33期、民社党)

○安里委員 復帰後の沖繩の問題、いろいろありまするけれども、復帰の記念の大きな仕事として海洋博の問題がございます。海洋博の問題に関連をしていろいろ問題が起こっていることは、もう御承知のとおりでございます。 私は、せっかく計画した、また進行中の海洋博の計画でございますので、何とかして成功せしめなければならぬという基本的な考えを持っているわけでございますが、そういう立場で若干お聞きしたいと思います。  成功させたいという気持ちを持っておりまするけれども、残念ながら非常な心配をいたしております。はたして政府が、あるいは関係者の方々が予期しておったような、期待しておったような成功をするかどうか、私はこ……

第71回国会 外務委員会 第12号(1973/04/13、33期、民社党)

○安里委員 一昨日沖繩の金武村で起こりましたアメリカ軍の戦車によります老婦の轢殺事件につきましては、単なる痛ましいという域を越えまして重大なる問題であり、これまで各委員ともこの問題を取り上げたのでありますが、それだけに政府といたしましても無関心ではおれない非常な重要な問題であると考えております。抜本的には沖繩の基地を安保条約並びに地位協定によって提供をし、そこでアメリカの軍隊がわがもの顔に演習をしておる、こういうところから生まれてきておるわけでございますが、その問題につきましては、大臣にあとでお聞きするといたしまして、重複しないように若干の質問をいたしたいと思っております。  これまでの経過に……

第71回国会 農林水産委員会 第57号(1973/11/09、33期、民社党)

○安里委員 午前中からの各委員からの御質問に対しまする主として事務当局のいろいろ御答弁がございました。承っておりますと能吏の答弁ではありましても、政府の農政に関する立場からの御答弁にはほど遠いようなものがあったと思っております。  大臣の御在席の時間が限られておりますので、二、三の点について、基本的な問題についてお考えをお聞きしたいと思っております。  その前に、二月六日の予算総括質問で、私は、数年後には世界全体に食糧危機が来るといわれている、食糧を外国から輸入するものが多い日本にとって、食糧危機に対する警告と申しますか、国民に対する責任として、長い展望に立って対策を講じなければならないという……

第71回国会 文教委員会 第5号(1973/03/06、33期、民社党)

○安里委員 大臣の所信表明に関しまして、総論的なところをお聞きしたいと思います。  まず第一に、前回からいろいろと基本姿勢について御質疑がかわされたようでございますが、大臣の所信表明の冒頭におかれまして、学制百年の歴史を通じ、めざましい発展を遂げ、繁栄の基礎をつちかってきたことに対しまして、教育の役割りあるいは寄与した点の多いことをたたえ、さらに、急激なる社会経済の進展とともに、教育のになう役割りはますます重要なものとなったということが示されております。  これは私はそのとおりだと受け取るわけでございますが、問題は、百年の歴史の中におきまして教育がわが国の繁栄の基礎をつちかってきた、この時期に……

第71回国会 文教委員会 第9号(1973/04/04、33期、民社党)

○安里委員 義務教育諸学校施設費国庫負担法を中心にいたしまして、若干それに関連をいたしまする問題にも触れて御質問申し上げたいと思います。  まず冒頭に、義務教育の公立学校の施設につきましては、これは単に文部省だけの関係でなくして、地方自治体の負担にも影響してくる、むしろ地方自治体のになう面が非常に大きいために、政府としての負担の問題は、地方自治体におきます財政負担にも大きく影響してくる問題でございます。  そこで今度の予算の中におきまして、施設整備のために各地方自治体から要望しました額と、文部省が概算要求をしました額、それから政府原案によります決定額、これを比較いたしてみますというと、非常に差……

第71回国会 文教委員会 第17号(1973/05/11、33期、民社党)

○安里委員 私は、国立学校設置法等の一部改正の内容に入ります前に、法の立法のあり方あるいはその経過についてまずお聞きしたい、こう思っております。  これは前回他の議員からも多少触れられたことであるかと思いますけれども、この法案の主体をなしておりますのは筑波大学の組織に関しまする一章が中に入りましたことによる改正でございます。そこで、一見をいたしまして、法のあり方からいたしまして奇妙に感ずる形をなしておる法であり、立法そのものにも疑問がたいへんあると思います。  そこで、まっ先にお聞きいたしたいのは、この法律を成案として出されるまでには文部当局としましても十分検討された上のことであり、あるいはま……

第71回国会 文教委員会 第18号(1973/05/30、33期、民社党)

○安里委員 前回質問いたしましたとおり、設置法は学校教育法から生まれて、それに基づく設置法でございまするので、基本になりまする学校教育法につきましてまずお聞きしたいと思っております。  今回の改正によりまして、学校教育法の五十三条が改正になるわけでありますが、その五十三条にありますように大学には、常例として学部を置くことになっております。そこで、非常に単純な問いのようでございまするが、その五十三条を改正されまする中におきまする「常例」という意味は、どういうことをさすのでございましょうか。
【次の発言】 私は、これは基本的な問題に触れると思うのでございますが、確かに現行法のことばをそのままとって……

第71回国会 文教委員会 第24号(1973/06/22、33期、民社党)

○安里委員 ただいま議題となっております国立学校設置法等の一部を改正する法律案に対します修正案について、御説明を申し上げます。  案文はすでにお手元に配付されておりますので、朗読を省略させていただきます。  政府の提案にかかります本改正案につきましては、多くの疑問点があり、たとえば設置法になじまないところの異質の内容を持ちます筑波大学の組織を抱き合わせた立法手続にも疑義がありまして、野党からその分離の審議を求めたのでありますが、否決になりましたので、原案をもとに本修正案を提出するものであります。  本改正案の全体を通じてどうしても同意できない点の第一は、筑波大学という新しい大学構想だとはいえ、……

第71回国会 文教委員会 第31号(1973/07/13、33期、民社党)

○安里委員 私は、教職員のその責任の重要性にかんがみまして、その処遇を優遇するという、そのために給与の引き上げということにつきましては、基本的に賛成するものでございますし、また、この法案につきましては、それぞれ議論、質疑が行なわれておりまして、それに対しますいろいろな御答弁がございました。ほとんど、私が言いたいと思いますることは、前の委員の方々が述べたように思うのでございますけれども、なお二、三の点につきまして疑義を明らかにし、すっきりした気持ちでこの法案が採決になることを願っておるわけでございますが、そういう立場から、つとめて重複することを避けまして、若干の質問をいたしたいと思います。  ま……

第71回国会 予算委員会 第7号(1973/02/06、33期、民社党)

○安里委員 たいした時間もございませんので、私はつとめて論争を避けまして、簡明に質問を申し上げたいと思いますので、その意を体してお答え願いたいと思います。  総理の施政方針演説の冒頭におきまして、今度のベトナム戦争の終結に関係いたしまして、これは新しい平和の幕明けである、そして、わが国は世界に例のない平和憲法を持って、国際紛争を武力で解決しない方針を定めて、平和国家として生きてまいりましたということが述べられております。現実に照らしまして、多少面はゆいことばでありまするけれども、政府が、単に平和国家として日本が生きるというだけじゃなくして、わが国が世界に例のない平和憲法を持って、この線に沿うて……

第71回国会 予算委員会 第23号(1973/03/13、33期、民社党)

○安里委員 私は、民社党を代表し、政府提出の三予算案に対して一括して反対するとともに、野党四党共同提出にかかりますこれら政府予算案につき、撤回の上編成がえを求める動議に賛成する態度を明らかにしたいと思います。  わが党が政府予算案に反対する第一の理由は、円の実質的再切り上げによって、予算案の前提が根本から崩壊しているということであります。言うまでもなく政府は、これまであらゆる努力を払い円の再切り上げは回避すると国民に約束し、またその前提のもとで今回の予算を編成したのであります。しかし、事実はすでに御承知のとおり、円は実質上の大幅再切り上げを余儀なくされ、いまも為替市場は長期にわたって閉鎖されて……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1973/12/01、33期、民社党)

○安里委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 渡部一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小濱新次君が委員長に当選されました。(拍手)  委員長小濱新次君に本席を譲ります。

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1973/12/20、33期、民社党)

○安里委員 時間がだいぶ食い入っているようでございますので、簡単にお聞きしたいと思っております。  先ほど上原委員からの質問の中にありました基地内で牛を飼っているという問題、まことに非常識な問題だと思っております。アメリカ側に抗議ですか、した結果は、地位協定の十五条の厚生施設の関係であるというふうな話し合いだったというふうに承ったわけでございますが、日本政府といたしましても、あれは地位協定の第十五条の範囲内において許されるものだという解釈のもとに、この問題に対してアメリカ側に対する抗議その他の折衝をしたものでございましょうか。
【次の発言】 いまこの問題で論争する時間もありませんけれども、私は……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1974/02/15、33期、民社党)

○安里委員 簡単にお聞きしたいと思います。  インフレ、物価高の問題は、いま日本国じゅうをあげて大きな問題でございますが、特に沖繩におきましては、いろいろな特殊な事情からそのしわ寄せと申しますか、物価問題には非常に大きな重荷がかかっていると思っております。  総理府のほうとして調査されました沖繩の物価の状況、特に消費者物価の状況について、開発庁といたしましてあるいは総理府といたしましてどのように把握されておられますか、その実態についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 数字の上で拝見をいたしております。そこで、総体的には全国よりも高い。一部において低いものもある。低いものというのはほんの限……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号(1974/02/26、33期、民社党)

○安里委員 大臣のお時間もあまりないようでございますので、簡単に二、三の点を聞きたいと思います。  軍用地問題、ことに沖繩の基地の問題につきましては、これは古くて新しい問題であり、安保条約が存在しまする限り消えない問題であると思います。で、たまたま日米安全保障協議委員会の第十五回の会合におきまして、この返還問題に対しまする合意が三段階に分かれてなされておりますので、そのことに関連をいたしまして二、三お聞きしたいと思っております。  まず、総体的に返還というものが検討される具体的な提案、つまりこの地域を返してもらいたい、この施設を返してもらいたい、あとは返すといったような具体的な問題というものは……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1974/03/07、33期、民社党)

○安里委員 先日来問題になっております那覇市小禄におきます爆発事故に関係する問題で、これまで御当局からいろいろと御答弁もございました。  私もまず最初にその問題についていろいろとお伺いしたいと思っておりますが、この事件は不幸なできごと、悲しむべきできごとというだけでは済まされない政治的な重要な問題を含んでおると思うのであります。それは、沖繩が戦場になったということ、そして今日なお戦争の落とし子が地に埋まっておる。これが開発その他いろいろな問題に関連をいたしまして戦争と同じような被害を及ぼす。爆弾というものは上から飛んでくるものでありますけれども、戦争が済んだ今日は下から飛んでくるというような、……

第72回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1974/03/19、33期、民社党)

○安里委員 沖繩振興開発特別措置法の一部改正に関連をいたしまして、二、三お伺いをしたいと思います。  沖繩振興開発ということが沖繩の復帰に伴いまして、処置されておりまするし、復帰に伴いまするいろいろな経過措置ということもなされて、沖繩の復帰に伴う、無理のない、急激な社会制度の変化によって不利益を受けないような配慮をされたということでありまするが、振興開発に関係いたしまして、もちろん開発庁がその総元締めとしての総合的な責任を持っておられまするけれども、沖繩開発の問題は、いろいろな点において、これは各省の関係にまたがるものがあって、開発庁とされましても、いろいろな支障があられると私は思っております……

第72回国会 文教委員会 第6号(1974/02/15、33期、民社党)

○安里委員 大臣の所信表明に関連してお伺いいたしたいと思います。  前回の議会におきましても大臣の所信表明を承りました。文教施策の基本方針がそう毎年変わるはずはございませんし、基本的には同じ立場に立っての所信表明だと考えておりますが、昨年のお考えと今度述べられました所信表明との間に、基本的にお考えの違うところ、あるいはまた進歩したところ、あるいは後退したところ、こういったようなところがございましょうか。特に昨年と違って、本年の所信表明において強調されようとしますること、具体的な問題はけっこうございますので、基本的な文教行政に対する所信についてだけ承りたいと思います。

第72回国会 文教委員会 第16号(1974/03/22、33期、民社党)

○安里委員 無医大県をなくするというのが基本的な方針とされて、今回の医大の設置も考えられておることだ、こう思いますが、大学のない県がないようにする、その根本的なねらいというものはどこにございましょうか。
【次の発言】 国全体としての医師の養成それから地域の問題というのが双方考慮されまして、このことがなされておると思います。  そこで、国全体として見まして、詳しいことはあまり必要ございませんけれども、全体的に見まして、医師の不足、医師の多い少ないは、地域的に見まして大体どのような状況になっておりましょうか。平均的にいっておるものか、それとも地域によって非常に差があるというような実情でございますか……

第72回国会 文教委員会 第23号(1974/04/24、33期、民社党)

○安里委員 文化財保護に関連しまして若干質問をいたしたいと思っておりますが、その前に、いままでいろいろな質疑が行なわれました教職員定数の標準に関する法律の一部改正の問題、この審議の中においていろいろ考えさせられる点があるわけであります。それは、前回成立しました人材確保法の問題であれ、あるいはまた今回の学級規模と教職員の配置の適正化の問題、このねらいはどこにあるかと申しますならば、もちろん教職に当たりまする先生方の立場、負担を軽減をしていく、待遇をよくするというような問題もありますけれども、ねらいとするところは、教育を受ける児童生徒の立場を考え、つまり教育水準の向上を目ざすということが目的である……

第72回国会 法務委員会 第22号(1974/03/29、33期、民社党)

○安里委員 先般、参考人の意見の開陳がございまして、反対意見、賛成意見が述べられたのであります。そこで反対意見、賛成意見を概括的に私なりに感じましたことは、反対意見のほうに理があり、賛成意見のほうには実務的な、実際上の運営面のほうが主体になっておるか、こういうふうに感じられたわけであります。  そこで問題点は限られた問題点でございまするので、これまでのいろいろな質疑に重複する点があるかもしれませんけれども、さらに解明を与えていただくという意味において、煩をいとわず御説明願いたい、こう思っております。  まず第一に、この法案の立案の責任と申しますか、それは一体、法務省がなされたものであるか、それ……

第72回国会 予算委員会 第5号(1973/12/10、33期、民社党)

○安里委員 私は、民社党を代表いたしまして、政府提案の昭和四十八年度三補正予算案に一括して反対し、野党四党の共同提案にかかりまする同三補正案の組みかえを求める動議に賛成の討論を行ないます。  今日、わが国経済最大のエネルギー源でありまする石油の供給が、アラブ諸国によって削減されるという、かつて経験したことのない異常事態を迎えております。石油削減に伴う物不足経済到来の懸念や、このような困難時を利用し、買い占め売り惜しみ、系列化を促進して利益を追求する悪徳業者の横行などから、国民の生活は根本から脅かされ、国民は極度の精神的不安の状況のもとに置かれております。  また、心身障害者、老人、生活保護世帯……

第72回国会 予算委員会 第19号(1974/02/21、33期、民社党)

○安里委員 石油問題、物価問題で連日熱い議論が戦わされておりますが、これらのすべての問題が、考えてみますならば、国際問題と密接なつながりを持っておる問題だと思っております。石油資源の開発その他を含めまして、最近いろいろと問題が拡大されるでありましょうし、大陸だなにおける石油資源の開発という問題も、日韓におきまする協定という問題、こういった問題が進展をいたすであろうことも予想されてまいります。そうして、そのようなことが発展をいたしていきまするならば、当然、沖繩の地域というものが最も大きく国際的な接点になってくる、こう考えます。そこで私は、現在の実情から越えまして、将来の見通しの中に立ちまして、若……

第72回国会 予算委員会 第28号(1974/03/04、33期、民社党)

○安里委員 すでに三政党の代表者の方から、今回の審議にあたって証人、参考人の問題、なぜ証人として喚問しなければならなかったかという具体的な問題につきましても質問がございましたので、私は重複を避けまして、若干の意見を申し上げておきたいと思います。  ただ、総理の御答弁の中におきまして、しいて証人という問題を、刑事問題に関する証人とすりかえるというよりは、それと結びつけまして、国会におきまする証人の問題の、いかにもことばをつとめて避けようとされる弁解は、いただけないものがあったと思っております。  そこで、民社党は、本来議会制民主主義を堅持します立場から、たとえどのような反対意見がありましても、審……

第72回国会 予算委員会 第31号(1974/03/12、33期、民社党)

○安里委員 民社党を代表し、議題となっております三予算案に対し、一括して反対しますとともに、野党四党が提出いたしました編成替えを求める動議に賛成する態度を明らかにしたいと思います。  異常なインフレ、物価高の中で、国民の不安を除き、経済危機に対処し、国民生活の安定を裏づける重要な予算案であります。今日のインフレ、物価高は、多年にわたる自由民主党政権のもとに、大企業優先、高度経済成長を目ざす施策の推進、特に、田中内閣のもとにおいて、日本列島改造論の構想を推進したことの誤りに基因するものであり、たまたま中東紛争に端を発する石油ショックに悪乗りした、いわゆる便乗値上げ、大企業の買い占め、売り惜しみが……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1974/07/31、33期、民社党)

○安里委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 渡部一郎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小濱新次君が委員長に当選されました。(拍手)  委員長小濱新次君に本席を譲ります。

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1974/09/09、33期、民社党)

○安里委員 時間がないようですから、ただ一言だけあれします。  先般、長官が沖繩においでになりましたときに、静かな沖繩県づくりということをおっしゃいました。私もその席上に参加をいたしましてお聞きいたしまして、結論的にたいへんいいことばをおっしゃった、私はこう思っております。あれは長官が決して思いつきじゃなくして、用意された周到な原稿のもとにお話しになったのだと記憶いたしております。したがいまして、この新しい構想と申しますか、御発言の裏には、沖繩の実態というもの、現状というものをどのように把握し、またどういう反省からこのことばが出たかということを私は明らかにしておきたいと思うのです。

第73回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1974/11/14、33期、民社党)

○安里委員 キビ価格の問題につきましては、すでにいろいろと質問がございましたし、決定が迫っておる状況にございます。  いままでの御答弁の中から承りますならば、立場上検討中だという一言に尽きるかと思うわけでございますが、奄美大島、沖繩の多数の農民の方々がたいへんな苦労をして当局に陳情をされました。こういう農民の切実なる要求に失望を与えないような結果があらわれることを願っておりますが、出ますその数字によりましては、今後たいへんな問題が起こるのじゃないかと思っております。  そこで、簡単に私はお聞きしたいと思いますが、いろいろ検討中だということですが、どういう基本線で検討しておるのであるか。いろいろ……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1974/12/09、33期、民社党)

○安里委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行ないます。  これより委員長の互選を行ないます。
【次の発言】 渡部一郎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小濱新次君が委員長に当選されました。(拍手)  委員長小濱新次君に本席を譲ります。

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/20、33期、民社党)

○安里委員 私は、民社党を代表して、政府提出の昭和四十九年度一般会計補正予算案、特別会計補正予算案及び政府関係機関補正予算案に反対し、日本社会党、公明党並びに民社党の三党による政府案の組みかえを求める動議に賛成の討論を行ないます。  まず、政府三案に反対する第一の理由は、国の内外あげて、経済的、社会的な事情から、超高度の成長が不可能な情勢にあるにかかわらず、ひたすらこれを追い求めつつ、金権、汚濁の政治でついに退陣せざるを得なかった田中内閣の案をそのまま提出してきたという、三木新内閣の無定見な方針に対してであります。  およそ、内閣の交代にあたって最大に求められるものは、これまでの政治を一新し、……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1974/12/27、33期、民社党)

○安里委員 これより会議を開きます。  私が年長者でありますので、衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 渡部一郎君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、松本忠助君が委員長に当選されました。(拍手)  委員長松本忠助君に本席を譲ります。

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1975/02/27、33期、民社党)

○安里委員 先ほどから沖繩におきます実弾演習に関連をいたしまして各委員から質問がございましたので、それに関連して、ちょっと二、三点お聞きしたいと思っております。  あの訓練は、沖繩におります海兵隊の訓練でございますね。
【次の発言】 アメリカの海兵隊の任務はどういう とになっているのでしょうか。
【次の発言】 大変常識的なあれですけれども、海兵隊というのは、われわれから言うならばいわゆる上陸部隊じゃないですか。
【次の発言】 そこで私は疑問を持つわけなんですが、日本及び沖繩に、この間の予算委員会で質問しますと、沖繩に一万九千名でしたか、数字はそういうように記憶しておりますが、海兵隊がおる。これ……

第75回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1975/05/22、33期、民社党)

○安里委員 沖繩の伊江島における事件、それから金武村におきます海兵隊の女子中学生の暴行事件につきましては、すでに質問がございましたし、重複を避けまして私はこれは省きますが、ただ、これらの経過にかんがみまして一貫して感じられますのは、政府の対米追従の政治姿勢というものが感じられるわけです。アメリカとの間の友好関係を樹立するという真の目的を達するためには、そのような姿勢からは真の友好関係は生まれないものだということを申し上げ、政府が主権国の権威において、ひとつもっと自主性を堅持してもらいたいということだけを私は申し上げまして、あと沖繩からカンボジア事件に対します海兵隊の出動に関係いたしまして質問を……

第75回国会 外務委員会 第15号(1975/04/23、33期、民社党)

○安里委員 先ほど正森君から質問がありました、四月十九日の沖縄におきまする米海兵隊によって起こりました女子中学生に対する暴行事件は、これは安保条約や地位協定にも関連する、その根幹にも触れる問題でございまして、現地におきましてはまさに怒りのるつぼに燃えておるような状況であり、国民の一人としても憤りを禁じ得ないものでございます。  そこで、このことについて、事件の経過、現状につきまして警察当局からお答えがあったわけであり、身柄を 地位協定を盾にいたしてアメリカがまだ引き渡しをしない、こういう状況だということの御説明がございました。  そこで、このことは結局アメリカの、特に海兵隊の常駐を許しておると……

第75回国会 文教委員会 第6号(1975/03/26、33期、民社党)

○安里委員 大臣は、所信表明におかれましても教育行政の政治からの中立性、教育の面に政争の持ち込まれることに対しまする否定的なお言葉がございました。ごもっとものことだと思いまするし、そうなければならないと考えております。私は、多分奥野文部大臣就任間もないころの当委員会だったと考えておりますが、そういう教育の中立性を守るという基本線の一環として、文部大臣は政党政派を超えた議員外から任命されることにつきまして意見を述べたことがございました。また昨年九月の民社党の政策研修会におきましても、後で述べますけれども、結論的には同じような線で、文部大臣は議員外から、そしてそれを慣行とするような方向を策定をいた……

第75回国会 文教委員会 第16号(1975/06/13、33期、民社党)

○安里委員 大臣、政府委員の方にはどうも休憩なしで引き続いてお気の毒でございますが、私の質問はきわめて簡単でございますので、どうぞごしんぼう願いたいと思います。  大臣の法律案の提案理由の中には、文部省としましては、大学設置審議会の答申を受けて、昨年の六月に大学設置基準の制定を行った、こういうことであり、その答申に基づいて法の改正を必要とする事項があるのでこの提案をしたということになっております。  そこで初めに承りたいのは、大学院の設置基準というのが昨年制定された。それまでは一体何の基準によってなされておりましたか。
【次の発言】 大学基準の方は大学院を含むということになっておったのですが、……

第75回国会 文教委員会 第21号(1975/07/04、33期、民社党)

○安里委員 私は、公立学校におきまするいわゆる主任手当の問題と学生の教育研究災害補償の二つの問題についてお聞きしたいと思います。  文部省はさきに公立学校の校内組織に関する調査を行ったようでございますが、その調査の結果並びにその調査のねらいというのはどこにあったのでございましょうか。
【次の発言】 そうしますと、具体的な資料、調査実態というものがまだ把握できてないけれども、そういう方々に対して何らかの給与上の措置をとりたいということで人事院にはもうすでに要請をされた、こういうことでございますか。
【次の発言】 現在の実態は、結局学校内におきまするいわゆる組織でございますので、当然校長の権限の中……

第75回国会 予算委員会 第12号(1975/02/14、33期、民社党)

○安里委員 沖繩問題を中心にお聞きしたいと思いますが、これは単に沖繩問題ということでなくして、国政の基本に触れる立場においてお聞きしたいと思います。  沖繩の施政権返還がされまして三年、やがて足かけ四年になろうといたしております。沖繩の長い間の復帰問題に関しましては、復帰協定が論じられる中におきまして、本土並み返還ということが政府の中心の看板として主張されました。本土並み返還ということは、民社党が真っ先に唱えたことでございまして、当時の佐藤総理におかれましては、むしろこれを受け入れがたいもののように思われておりました。三木総理が外務大臣をよされて自由民主党総裁に立候補されましたときに、三木総理……

第75回国会 予算委員会 第22号(1975/03/04、33期、民社党)

○安里委員 私は、民社党を代表し、ただいま提案されております昭和五十年度一般会計予算案、特別会計予算案及び政府関係機関予算案に対し、一括して反対するとともに、わが党提案の編成替えを求める動議に賛成する討論を行いたいと思います。  なお、社会、公明両党共同提案並びに共産党・革新共同提案の編成替えを求める動議につきましては、見解を異にするものでありますので、反対であることを明らかにしておきたいと思います。  私は、いま予算委員会の審議を終えるに当たり、失望の念を禁じ得ないのであります。申すまでもなく、わが国経済は、この数年高度成長の破綻が明らかになり、国民生活は激しいインフレとかつてない深刻な不況……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1973/03/08、33期、民社党)

○安里分科員 簡単な質問にしたいと思っております。  沖繩が昨年復帰いたしまして、五月十五日から、地位協定に基づきまするいわゆる軍用地がアメリカに提供されたわけでございますが、現在の段階におきまして、アメリカに提供されました地域の総面積は幾らになっておりますか。
【次の発言】 ただいまの数字、私が握っております数字と若干差がありますけれども、それはよろしゅうございます。  これらはすべて提供された土地の総計だと思いますが、その中におきまして、日米双方が共同使用しておりますところの地域の面積は幾らでありますか。
【次の発言】 では、自衛隊が共用しておるところの面積だけはわかりますか。


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1974/03/07、33期、民社党)

○安里分科員 私はらい療養所、特に沖繩の国立療養所の問題を中心にいたしまして、若干お聞きしたいと思いますが、その前に石油ショック、インフレ、物価高という問題は社会にいろいろな影響を与えておりますけれども、特に弱い者の上にその重圧がかかってきた、こう考えております。厚生関係、医療行政の上にも非常に大きな影響を来たしたものだと思います。  そこで、大ざっぱでけっこうでございますが、今日の事態、ことに物価問題、そういった問題が医療行政の上にどのような影響を及ぼし、また本年度予算におきまして、それに対処してどのような配慮がなされたか、大ざっぱでけっこうでございまするから、大臣からお聞きしたいと思います……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 文教委員会文化財保護に関する小委員会 第5号(1975/05/23、33期、民社党)

○安里小委員 簡単に意見を申し上げたいと思います。  今日の文化、これは長い間の国民の祖先の偉業の積み重ねによってつくり上げられてきたものだと考えます。これがあらゆる開発に伴うて破壊されつつあるこの現状に対しまして、これを保護し、守り育てていくということが、単に祖先の偉業というものを明らかにするばかりではなくして、今後における平和国家、文化国家の建設に重大な意義を持つものだと考えるわけでございます。  いま各党からそれぞれ貴重な御意見、また質疑を通してさらに明らかにされた問題がございました。私は、これらの点はともに尊重すべきところの御意見であり、当局とされましても、十分考慮されるようにお願いを……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1975/02/28、33期、民社党)

○安里分科員 自衛隊に対しまする沖繩におきまする抵抗という気持ちがぬぐい去ることのできないのは、御承知のとおりだと思います。自衛隊がおいでになりました当時、宿舎を貸さないとか、あるいはまた、その子弟の入学についていろいろな問題があったとか、あるいは住民登録に問題があったとか、あるいはまた、地域によっては電話の取り次ぎをしないといったような問題もあった。これらは行き過ぎた問題であると私は思うわけでありまするし、私自身は理解を持っておるつもりでありますが、なぜそのような本土に見られないような抵抗というものが存在するか、これもまた御理解願わなければならないと思うわけです。  それは、これもおわかりの……

第75回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1975/02/26、33期、民社党)

○安里分科員 政府のどんな施策でございましても、二つの面、先を見通す目と申しますか、将来に対する展望、これと現実の問題に措置する二つの面があろうかと考えます。運輸行政につきましても決してその例外ではないと考えます。  先ほど瀬長委員から沖繩問題について質問がございましたが、沖繩自体、二十七年間日本の統治から切り離されておりましたので、したがって運輸省の関係する部面もこれまでの日本の行政の中と相異なるものがあるわけであります。国鉄も私鉄もないということもお話がありましたけれども、車の運行区分でも違いまするし、それに離れた地域にある、しかも多くの島々からできておるという、空、海、陸の問題について、……

第75回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1975/02/28、33期、民社党)

○安里分科員 くつろいだ気持ちでお聞きしたいと思いますので、皆さんも、そのような気持ちでお答え願い、また御意見を承らせていただきたいと思います。  櫻内農林大臣の時代、昭和四十八年の二月だったと思いますが、総括質問で、私は、学者、専門家が指摘するところによると、数年後には世界に食糧危機が来る、多くのものを外国に依存している日本としては、そのことを考えて農政に当たらなければならないという趣旨のことを述べました。もっとも、そのことは沖繩の糖業に関係をしてでございまして、砂糖そのものは食糧と同一視することはできないかもしれませんけれども、同様に欠くことのできないものであり、しかもその大半を外国から輸……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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