このページでは染谷誠衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○染谷委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、今回の国立学校設置法等の一部を改正する法律案に強く賛成する立場から、所見を述べるものであります。 現在、茨城県の筑波山麓の恵まれた自然環境の中で、わが国最初の研究学園都市の建設が進められつつあることは御承知のとおりであります。 この新しい都市は、わが国に、これまでに見られなかった高水準の研究と教育活動のための拠点づくりをめざすものであります。地元の関係者はもとより、広く学界、有識者から注目を浴びておるところであります。 象牙の塔にこもり、十九世紀のアカデミズムに浸ってまいりましたこれまでの大学を改革し、いわゆる開かれた大学とすることの必要性……
○染谷委員 農林漁業団体職員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして質問いたします。 最近の国際情勢の動向から見ましても、およそ、国民生活の安定を確保するためには、食料の自給率を高めることが不可欠の要件であることは論をまたないところであります。そのためには、まず、わが国農林水産業の健全な発展をはかることが当然必要な事柄であります。 そこで、農林漁業等、わが国の第一次産業の関係団体で働きます職員は、そのおのおのの立場において生産の維持拡大をはかりながら、変動著しい国民経済の谷間において、日一日とたいへんな努力をいたしておるのが現状であります。特に、農林年金の主たる構成団体であります農協……
○染谷委員 肥料価格安定等臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたします。 肥料の生産、流通につきましては、昭和二十九年に制定された肥料二法があったことは、御承知のとおりであります。これは、内需の確保を前提といたしまして政府が需給計画を策定し、これに基づいて必要な生産指示、調整保管指示等ができることや、硫安の最高価格をバルクライン生産費方式で定めることなど、あるいは、輸出会社による硫安の一元的輸出体制の整備等の措置を定めたものであります。これは、昭和三十九年七月末で期限が切れることとなったわけでありますが、当時の肥料をめぐる情勢は、御存じのように、一方では激しい国際競争のもとで……
○染谷委員 野菜生産出荷安定法の一部を改正する法律案につきまして質問いたします。 わが国は天然自然に恵まれまして、季節を問わずいつも新鮮な野菜が供給されて、その種類もまことに数え切れないほど多くのものがございます。このように多種多様な野菜が大量にいつでも国民の食卓に提供されるということは世界でも類例のないことではないか、このように思っております。私は、かくも豊富な野菜を日夜営々として供給してくれまする野菜生産農家のあることを世界に対して誇りに思ってもよろしいのではないか、このように考えておるわけであります。 そこで、野菜はいまや私どもわが国の農業にとりまして米、畜産に次いでのきわめて重要な……
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