このページでは紺野与次郎衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○紺野与次郎君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、今回の変動相場制への移行をめぐる問題について、政府に率直に聞きただしたいと思います。 政府は、変動相場制への移行について、これが円の切り上げではないとか、予算の再検討は行なわないという態度をとり続けております。しかし、アメリカのドルの一〇%切り下げによって、円は自動的にドルに対して約一一%の切り上げとなり、さらに、フロートによってその上に円の切り上げが上積みされて、対ドルレートが十数%から二〇%近くにも引き上げられる危険が出ているのであります。 今回の事態が、十三カ月前の円の切り上げに引き続いて、より一そう重大な、かつ深刻な影響を日本経……
○紺野与次郎君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、政府の内外政策に対して、三木総理及び関係閣僚に質問をいたします。 三木総理の施政方針演説を聞いて、多くの国民は、不信からの脱却どころか、新たな混迷といら立ちを感じております。国民が日々に体験している現実は、日本の政治、経済、外交から、教育、文化、道徳にまで及ぶ危機の深さと、そこから生まれてくる苦しみであります。 いま、三木内閣に求められているものは、この深刻な危機からいかに脱出するか、その方向と内容であり、政治転換の具体的な中身であります。しかるに三木総理、あなたが示したものは、美辞麗句と根拠のないバラ色の未来像であり、しかも許しがたい……
○紺野与次郎君 私は、ただいま提出された私を懲罰委員会に付する動議に断固として反対し、心からの憤りをもって一身上の弁明を行うものであります。(拍手) 本動議の対象となった私の発言は、会議録にも記載されない議席からの発言、いわゆる不規則発言であり、これはいまだかつて懲罰されたことのないものであり、これを懲罰に付することはまことに不当なものであります。 第一に、私の発言は、公明党の矢野君の質問演説に対する、私の体験に基づく、やむにやまれぬ抗議の声だったのであります。 私は、戦前の暗い時代を二度と繰り返してはならないという歴史の生き証人の一人として、特高警察のあの拷問によって虐殺された人々、ま……
○紺野委員 最初に私は、運輸大臣に対して総括的な問題でちょっとお聞きしたいと思うのです。
それは田中首相が二月二十日に円の切り上げ問題という非常に大きな問題に追い込まれて、言明した非常に重要なことがあります。それは、とにかくその責任を痛感するということと、日本の経済社会構造を福祉中心型の構造へと転換するために努力するということを言明しているわけでありますけれども、これについて、運輸大臣はやはりこれを認めているのかどうか、このことを最初にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そういう大前提のもとに政府の運輸政策、大まかな、大綱としての運輸政策、これは運輸大臣がこの前の所信で説明されたものであ……
○紺野委員 今度の港湾法の改正の問題を検討するにあたって、二月十三日の閣議において決定された経済社会基本計画、これで今後の貨物輸送の全体の計画がどうなっているかということについて、最初に御質問したいと思います。 ちょうど二月十三日は円の変動相場制移行の日でありまして、そういう事態を全然見通さないで決定された経済社会基本計画でありますけれども、この計画の中で五年間、四十八年から五十二年まで経済成長率をどういうふうに見ているのかどうか。 それからこれによって特に貿易収支の赤字、黒字をどういうふうに見ているのかどうか。それと関連して貨物輸送量が全体として現在の四十八年度の現状からどれだけの増大を……
○紺野委員 最初に政府に聞きますけれども、きょうの上尾事件ですね。この上尾事件の発端から客観的にどういうふうに事態が進んだのかについて説明を求めます。
【次の発言】 いまの報告は正確でないと思うのです。だから、三番線の六時二十九分、三十分おくれて入ってきたこの三番線の列車が、四番線に入ってきた次の列車との間にあふれた者が一番、つまり二番線に……(「五番線だよ」と呼ぶ者あり)そうじゃない、茶化しちゃいけない。一番線に入ってきた列車、七時ごろに着いたものに乗り切れないのを、次の二番線に着いた大宮どまりの列車に移動してくれということが大騒ぎの発端になっております。そういう点は、いまのお話によりますと……
○紺野委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、港湾法等の一部を改正する法律案に対し……
【次の発言】 断固反対する立場から討論を行なうものであります。
まず第一に、本法改正案のねらいは、国土総合開発、工業再配置など、田中内閣が実行しようとしている大資本本位の高度成長のための日本列島改造論の海洋港湾版であり……
【次の発言】 国土総合開発を促進し、また、そのための物的流通計画を推進する強権的立法によって、大港湾及び航路を開発し、この目的に利用しようとするものであります。
政府はこのねらいで……
【次の発言】 本法第一条の目的を改め、第一章の二を新設して、運輸大臣が港湾及び航路の開発、利用……
○紺野委員 第一に丸居船員局長にお聞きしますが、三月七日の当委員会において、久保委員とそれから河村委員の質問に対して、あなたは船員法六十七条の、いわゆる臨時の必要に基づく時間外労働の問題について答えております。それは船長が、その場合に公法上の立場と管理者的な立場と二つあるということを言っておりますが、これはきわめて重大な内容を含んでいると思います。問題があると思います。一体この管理者的な立場とは何なのか、そして船員法で船長が公法上の立場以外の管理者の立場ということで、はっきりとことばで書かれているところがどこにあるか、これをはっきり示してほしいのです。
○紺野委員 私は最初に、この前に梅田委員が要求いたしました資料要求ですね、これについて質問いたします。今度この資料要求に対して幾つかの資料が出てまいりましたのですけれども、これを全部調べてみますと、非常に重要な資料がやはり渡っておらないということで、これはどうして、なぜこの国会の審議の場に提供されないのか、なぜできないのかということについて質問したいと思うのです。 というのは、たとえば来ておらないものにはこういうものがあるのです。たとえば本年三月二十二日の新幹線事故、鳥飼駅付近のあの事故ですね。ここであの事故に伴ってわれわれが要求しましたところの新幹線の運転士さんとこちらの中心部との間に交信……
○紺野委員 八日に引き続いて質問をいたします。 きょうは、次の問題に移っていく予定でありますけれども、八日の答弁がたいへん問題をはらんでいるひどいものであったことについて二、三点、もう少し深めたいと思います。 第一は貨物の近代化によるところの荷主の経費軽減の問題について、四十一年に国鉄が出した「これからの国鉄」について、原岡常務理事はこう答弁されました。それは、昔計算したという資料は個人的な研究に基づく資料ではないかと思いますが、国鉄として研究したものではないものと理解しておりますというふうにあのとき答弁いたしましたけれども、これは誤りであるというふうに認めますね。正式に国鉄として総裁資料……
○紺野委員 私は日本共産党・革新共同を代表して、まず討論にあたって議事進行について細田委員長代理の行なった態度について抗議をしたいと思います。 わが党はかねてから資料提出を要求し、また当局の答弁の不誠意から質問を留保せざるを得なかった分について、補充質問を要求しておりました。ところが理事会においては、わが党の梅田理事の反対によって満場の合意のないまま議事進行が行なわれる状況から、審議打ち切りにならないように、あらかじめ文書で議事進行の発言通告をしていたのであります。 しかるに、この最優先しなければならない議事進行の発言通告さえ無視して、細田委員長代理が一方的に質疑打ち切りを宣言したことは、……
○紺野委員 きょうは、参考人の方々がいろいろ立場の違いで、組合の方々のお話と経営者の側の話との間にかなり大きな矛盾があるように思います。そして実際にわれわれが公平に考えてみて、過積みのほんとうの根本原因、ほんとうの責任が荷主と業者の側にあるということをわれれれ判断せざるを得ません。特にこの点について、政府のほうの方々の判断ですね。過積みのほんとうの原因はどちらの側にあり、そして根本的にはどこに原因があるというふうに判断されたか、それをちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 実際に資料その他によりますと、過積みの七〇%は、これは会社と荷主側の圧力によってそうさせられている。だからほとんど……
○紺野委員 今度の船舶安全法と船舶職員法の改正の前提について、ちょっと最初にお聞きしたいわけです。 どんな情勢がこれを必要としたかということでありますけれども、その前提が、いま、前の質問者の方々、また政府のほうの答弁の中である程度出ておりますけれども、それをお聞きしますと、ますますその前提なるものが、いわゆるモーターボート、小型船舶としてのモーターボートの異常な発展ぶりというか、そういうことにゆすぶられて、そしてそれに対応するような法の改正というものが実際にはほんとうの前提になったのではないかというふうに思うのですね。 それで最初に、そのモーターボートというものは一体いつごろから特につくら……
○紺野委員 日本共産党・革新共同を代表いたしまして、修正案を提出いたします。 修正案は皆さんのお手元に詳細に規定いたしまして提出いたしましたが、趣旨は次のとおりであります。 それは、小型船舶操縦士試験機関、これを新設しようとしている第三章の二、この点を削除することという修正案であります。というのは国の機関として小型船舶操縦士の試験を責任をもってやるということが一番大切であるとわれわれは考えるからでありまして、これに対して地方自治体も協力させるというふうなことや、その他もちろん民間のいろいろの協力等々も得るということが必要であると思いますけれども、基本は国の機関等が操縦士試験の責任をもってや……
○紺野委員 最初に、今度の改正案では木船相互保険を合併させて、小型鋼船を新たに保険対象に加えるというのですからお聞きするのですけれども、まず第一番に、この三百トン未満の小型鋼船、これは先ほどの当局の答弁の中にもありましたけれども、一万五千隻ぐらいあるのです。そのうち七五%が民間損保、したがって、新しくこの制度で使う可能性のあるのは二五%、それにこれからの新しい建造船ということになるのだと思いますけれども、三百トン未満の鋼船の――いわゆる三百トン未満と、それから三百トン以上と比べて、この三百トン未満というふうな鋼船の事故発生率における差ですね、ちょっとお聞きしたいのです。
○紺野委員 最初に海運局長にお聞きしますが、きのう海難問題で五百トン未満の海難と、その中で三百トンの上と下でどうなっているかということを聞きましたが、あのときはわからなかったですね。それで調査をしてほしいということを言かおきましたってら、ここでひとつお聞きしたいと思います。
【次の発言】 きのうの予想では、半々だろうというお話がありましたけれども、これによると一対二以上ですね。そういう点でやはり正確なデータに基づいて政策を立てないと、砂上の楼閣的なものになってしまうので、やはりぐあいが悪いと思います。私たちはそういう点からも、またいわゆる木船については再保険制度をやめてしまうというふうな軽率な……
○紺野委員 最初に、この臨調法の第二条にこういうことが書いてあるのですね、二千五百トン以上の船をつくる場合には運輸大臣の許可を得なければならない、そしてその許可をする場合の基準が次のものでなければならないというところで、第三条二項で「基準の適用は、その判断の基礎となる事項につき、運輸大臣が海運造船合理化審議会にはかり、その意見を尊重して決定し、これに従ってしなければならない。」でありますから、この法案は非常に大きな存在と結びついているということで、それはこの海運造船合理化審議会の考えを聞かなければ大臣もこれを決定できない、基準が定まらないというふうなことになるのだと思います。それで、この海運造……
○紺野委員 きょうは大臣に質問いたします。この間は十分局長さんその他に質問いたしましたから、わが国海運造船の基本的な問題に関して、大臣に質問いたします。 第一点は、特に、一九六〇年代から大企業の高度成長政策が政府の基本政策として一貫して追求されてきたわけですが、現在その矛盾が爆発して、狂乱物価、公害の激発となって、国民の命と暮らしを破局的な状態におとしいれている。ここで特にわれわれが指摘しなければならぬのは、日本の海運造船においても政府の高度成長政策が基本的に貫かれてきているということであります。しかし、私のこの間の質問の中でも指摘したとおり、二十数年来続けられてきた計画造船というものが、幾……
○紺野委員 私どもは日本とベルギー王国との間の文化協定については、二国間の文化交流をこのような形でやるということ、これは一般的、原則的にも賛成でありますし、そしてまたこの文化交流を通じて友好親善を促進するということについて、ベルギーとの間でこれが行なわれることはいいことであるというふうに考えております。
それで、これと関連して、このような文化協定ということを特にベトナム民主共和国との間で締結をするというふうな意思が外務省のほうにあるかどうかということについてお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 ベトナム民主共和国とは、昨年九月交換公文で国交が樹立されたわけですね。最も新しく国交を回復したも……
○紺野委員 最初、徳永運輸大臣に、交通安全と交通公害に対する基本姿勢との関連でお尋ねしたいのですけれども、この二月二十七日に、五大公害裁判ともいわれる、つまり大阪空港の公害訴訟、これに対する判決があります。それで、この二十七日を控えて、きょうは大阪からも大挙して訴訟団が来ていると思いますけれども、この裁判の判決の結果、政府のほうが敗訴した場合、その場合に運輸大臣はこれを率直に受けとめて、そしてこれに従うのかどうか、この点について態度を表明してくださるようにお尋ねします。
【次の発言】 去年、公害裁判の歴史的判決がありまして、そのときの一つの例でありますけれども、水俣病裁判に対して、ちょうど三月……
○紺野委員 きょう大阪空港の公害訴訟に対する判決が大阪地裁で出されましたが、これについて運輸大臣に質問をしたいと思います。 すでにテレビで放映されているとおりに、この判決に対し住民側、訴訟団側は納得しておりません。きわめてそういう点で不当な判決であります。しかし、同時にこの判決は次のようなことをいっております。 すなわち、住民がこうむっている被害は甚大である。これについては航空会社はもちろんのこと、国もまた責任があるとして、不法行為責任は免れないということを指摘しております。大臣は、この大阪空港公害に対して、国に不法行為があるとほんとうに思われるかどうか、あるいはないと考えておられますか。……
○紺野委員 最初に、新しい航空事故の問題についていろいろお聞きしたいわけです。大臣に聞きたいわけですけれども、その前に航空局長に一点、きわめて具体的な点についてお聞きしたいと思います。 それは、いまも問題になりましたが、エアバスがいよいよ四月一日から札幌―福岡に就航して、国内にだんだんこれが採用されるような形勢になってきた。そこで、つまり事故との関係や何かでやはりこの法案も出ているわけですから聞くのですけれども、パリでは非常に大きな犠牲者が出ました。けさの新聞でも一部これらのことについてまだ補償の問題なんかも片づかない、非常に複雑な問題があるというふうなことも報道しているところがあります。と……
○紺野委員 最初に、きょう参考人の方々の貴重なお話を聞きまして、ほんとうにありがとうございました。
さっそくですが、東京鉄鋼埠頭のほうの福田さんからお話をもうちょっとお聞きしたいのですが、それは、運送業者に対して実際に鉄鋼の運送協定をやる荷主は、東京埠頭の場合にどういうことになっているのか、どこがどれくらいのパーセンテージをもってそれぞれやっているのかという実情を、ちょっと知らせていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、取り次ぎ店みたいになっているわけですね。それで実際にどことどこが、一年間のトン数ありますね、鉄鋼埠頭に入る、その総額とパーセンテージ。たとえば新日鉄とかその他のと……
○紺野委員 私は、二つの問題をお聞きします。一つは、今度の東京湾における汽船の衝突問題と、もう一つは、新幹線の問題と、この二つをお聞きします。 最初に、十一月九日のお昼に起こった、四万トンのタンカー船と一万トンの貨物船が、白昼いわば堂々というか、もうそれこそ全く白昼ですね、あの東京湾のまん中で衝突事件を起こしたわけですけれども、この衝突が直角衝突なんですね。四万トンの、ちょうど船首付近の横に、直角に衝突しているわけですね。典型的な衝突であります。このようなことがなぜ起こったのかということについて、先ほど二つの法律をいわば順守してなかったという答弁が行なわれておりますけれども、ほんとにそうか、……
○紺野委員 まず第一番に水島港の三菱石油タンクからの重油の流出問題をめぐる問題を聞きます。
これは、十二月十八日に、約四万三千キロリットルといわれておりますが、C重油が三菱石油タンクから流れた。まず第一番にお聞きしたいことは、このうち地上に流れた重油と海上に流れた重油の量はどれくらいであったのかということと、それからその流出した海面の範囲がどの範囲に拡大したかということと、その沿岸の住民、漁民に与えた被害はどれくらいであるかということについてまず聞きたいと思います。
【次の発言】 その被害ですね。漁民に対するノリとかハマチとか、そういうものに対する被害の総額はわかりませんか。
○紺野委員 航空法と航空の安全問題についてなお重大な点で問題があると考えますので、これらについて質問をいたします。 第一番は、三月の初めにウィーンにおいて国際パイロット連合ですね、これは国際定期航空操縦士の協会です。これが三月五日から会議を開きましたが、これが終わった後にスポークスマンがこういうことを言っておるのですね。世界の欠陥空港は約十とも言われ十一とも言われておりますが、この欠陥空港の中に大阪と那覇空港が指摘をされた。この国際パイロット連盟の指摘が公然と特に那覇空港について指摘をされておりますが、これについて運輸当局はこのことを知っておりますか。何でこのことが指摘されたと思っております……
○紺野委員 私は最初に河守−福知山間の鉄道をつくることによって、これが地域の経済や住民の生活にとってどのような利便が図られるものと考えておるのかということ、この路線の整備の目的、意義、メリット、これについてできるだけ具体的にお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 それで、きょうもらいました運輸六法ですか、これにもあるとおり、鉄道敷設法の別表に掲載されているまだ建設されておらない未着手の予定線、これはこのとおりだと思いますけれども、何線実際上あって、そしていわゆる着工線とそれから未着手の線路とはどういうふうになっているのか現状についてお知らせ願いたいと思います。
○紺野委員 最初に今度の油濁損害賠償保障法と、それからその基礎になっている国際条約があるわけですが、この法案の背景をつくっているとこるの現実の油濁損害事故の実態がどういうものであるか。果たしてこういう実態をこの損害賠償法がカバーできるようになっているのかどうかという点について聞きたいと思います。そういう点で、まず日本でいままでに起きた一番大きな油濁事故の実態というものがどういうものであるか、これについてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 これは最終決定としてそうなったんだと思いますが、実際に漁民その他はどれくらい要求したんですか。
○紺野委員 最近の近海海運の問題について、日本船主協会が言いました邦船総撤退論、この暴論について政府はどう考えていますか。最初局長さん……。
【次の発言】 では、こういうふうに考えていいわけですね。つまり、東南アジアを含めて新しい発展途上国がたくさん出てきましたし、それぞれ民族自決権に基づき、民族主権に基づいて自己の船を持つということはこれは歴史の歩みに沿ったものでありますが、それを認めながら、日本もまた民族自決、民族主権を持っておりますから、そういうことで、そういうことをも考えながら、一定の適正なやはり積み取り比率というようなものも考えて、近海における合理的な商船隊をわれわれが建設する、維持……
○紺野委員 自動車安全運転センターの設立の行政機構上の問題、最初にその点について質問します。 このセンターは、五条で資本金は政府が全額出す、監督は国家公安委員会が第四十条によって行うということになっておりますけれども、実際には民間人にこれをつくらせる、そして国家公安委員会が認可をする、こういうふうになっておりまして、これは大変あいまいな性格ではないか。これについて行政管理庁にお伺いしたいのですけれども、このような認可法人は現在幾つぐらいあるのか、どのようなものがあるのか、そしていわゆる特殊法人と言われるものとどういう点で違うのかという点について最初お聞きします。
○紺野委員 最初に、海上保安庁の長官にお聞きします。
日本沿岸の外国船の海難件数と、その中でパナマ、リベリアの外国船と言われている便宜置籍船は何隻か、何%かということをまずお聞きします。
【次の発言】 韓国籍を入れたらどうなりますか。
【次の発言】 そのうち汽船だけはわかりませんか。
【次の発言】 これによっても、パナマ、リベリア籍の船は約五十五隻ぐらいですね。そういう点で、その他の国は大体十隻未満の少ないところでありますから、それと比べると非常に大きな比重を占めている。われわれが得た別の報告によると、外国船の海難の大体四割近くをそういうパナマ、リベリアだけで占めているということで、便宜置籍……
○紺野委員 最初に、東京湾における「栄光丸」と「イースタンパーム号」の問題と、それから同じ日に神戸港においてイギリスとノルウェーの船がぶつかっておるのですが、最初の方の概略についてはわかりましたが、神戸港の事故の問題についても報告を願いたいと思います。
【次の発言】 それで、特に中ノ瀬航路の問題で、沈船が十九メートルの水深下にあると言われているし、そのほか二十二メートル、二十四メートルに二つの沈船があって、合計三隻あるということになっている。これが事実かどうかということ。
それと、海上交通安全法がわざわざできて、中ノ瀬航路が設けられた。それは安全のために行われたのでしょう。ところが、こういう……
○紺野委員 私は、大都市問題の一つである連続立体交差という問題をめぐって、まず最初に、連続立体交差の協定、二省間協定と言われるものがありますけれども、これはいつどのような目的でつくられたかということについて御質問をします。
【次の発言】 それで、いままでの実績ですね、この二省間協定によって、特に、国鉄というよりはむしろ私鉄ですが、私鉄でどれだけいままでつくられたかという点について、これは運輸省の方から聞きたいし、また、これに使われた国費、どれだけの負担が実際上行われたかということを聞きたいと思います。
【次の発言】 私鉄の会社の方のあれはどのくらいになっていますか。国、自治体、それから会社側で……
○紺野委員 私は、三菱石油の水島製油所の災害の補償の問題と、これとゲッティ石油会社との関連の問題について、補償問題で聞きたいと思います。
最初に、コンビナート災害の典型である今度の三菱石油水島事件、これで各方面から出されている補償要求総額がいままでどれくらいか、三菱石油はこれをどれくらい認めたかということと、それから、瀬戸内海の底の方に重油その他が沈でんしておりますから、これからこれを掃除するためにはどれくらいの費用がかかるのかという点、概算でいいから、そういう点について答弁していただきたいと思います。
【次の発言】 瀬戸内海の海の底の方まで汚染されておるわけだけれども、それを取り除くにはど……
○紺野委員 きょうは国鉄の官公需について聞きたいと思います。
まず、国鉄の官公需の総額は大体どれくらいあって、それは大企業と中小企業の割合がどれくらいになっているか、ちょっとお聞きしたいと思います。
【次の発言】 工事関係はどうですか。
【次の発言】 中小企業に対する割合が非常に少ないというふうに考えられる。全体としてやっぱり大企業に寄りかかった発注だと思いますね。そういう点で引き続き中小企業はいろいろと現在不況下に呻吟しているわけですが、中小企業に資材関係でも工事関係でももっと発注をふやしていくという意思はありませんか。
【次の発言】 具体的に、来年、新幹線は二月と三月に半日休んで大変な改……
○紺野委員 私は、私鉄に対する保安施設の問題、また、障害者、老人などの通勤あるいは社会活動の広がりに対応してシルバーシートをつけるということをこの前にも要請し、かつ、運輸省の方でもそういう指導をしているということでありましたが、きのう資料を受け取りまして、東京では東武、西武、京成、京王、小田急、東急、京浜に、あるいは名鉄、近鉄、南海、京阪、阪急、阪神、西鉄等々に、それから各五大都市ですかの公営企業等々についてもシルバーシートをつけるということを十二月段階から一斉に始めたようでありまして、この点についての一歩前進をわれわれは評価するわけです。と同時に、いままでの実例によりまして、これを広く乗客に……
○紺野委員 最初に、いままでの交通事故が四十五年をピークとしてずっと下がって、一応死者一万一千四百三十二人、負傷者が六十五万人台というふうに下がってきた。しかし、これは一方では石油ショックによって走行キロ数が減じているということを念頭に入れて考えますと、交通戦争と言われる大変な災害が依然として続いているということを示していると思うのです。そういうことで、これに対して真剣にあらゆる努力をするということはやはり非常に重要な問題だと思います。 この点について、根本的な原因は、急激なモータリゼーションと、それからこれに対応する、生活圏を主として通る道路が非常に欠陥道路であった。いままで歩道が余りつく……
○紺野委員 きょうは、八月二十七日に藤沢駅で起きた転落轢死事故を問題にしたいと思います。
この事故についてひとつ説明してもらいたいと思います。
【次の発言】 鈴木マツさんですね。この方はどういう状態で轢断されましたか。ちょっとそのことを……。
【次の発言】 どうもはっきりとリアルに――轢断されたのは上身、それから下身が真っ二つにやられたのでしょう。知っていますか。真っ二つにやられて、そうして下の方の体はその現場の近く、それから六十メートル先に上半身が、轢断されたものが落ちるという最もむごたらしい形でこの事故が起きているのです。それを確認しますか。わからない形で表現されているけれども、そういう……
○紺野委員 きょう私は、自動車の欠陥問題について質問いたします。
排気ガス問題でも、政府が自動車メーカーの利益を守って、必要な自動車の改善についてしり抜け行政をしているという点が明らかにされて大きな世論の指弾を受けたわけでありますが、私は、走行の安全についての欠陥問題についても同じような重大な疑問がありますので、以下質問をいたします。
まず第一番に、自動車事故で現在国が刑事あるいは民事の被告になっていて、損害賠償を請求されている事件はどれぐらいあるか、ちょっとまず聞きたいと思います。
【次の発言】 その明石問題ですが、日本自動車ユーザーユニオンからの資料によって見ると、昭和四十五年十一月六……
○紺野委員 私は、当運輸委員会の一員として初めてあなたに質問をするわけですけれども、ある懸念を持って質問をするわけであります。初めてでありまして、幾つかの不安な点があるので、その点についてひとつお聞きしたいと思います。 第一は、あなたは大蔵官僚であったわけで、かつて田中角榮大蔵大臣のときに大臣官房秘書課長でありましたね。それから金脈問題が田中氏について大きな問題になって国会で追及されている際に、大藤省が守秘義務ということを非常に強調しまして、そしてこれを守ったように世間は見ているわけですが、そのときの事務次官をあなたはしておったと思います。そういう点から見て、あなたは周囲からは用中派の大蔵官……
○紺野委員 大臣に質問いたします。 本改正案の提出の経過を見ますと、ことしの一月十六日に内閣官房で提出した内閣提出の予定法律案件の件名調べでは、最初海上災害の防止に関する法律案(仮称)となっていたわけでありますけれども、それがいつの間にか海洋汚染防止法の一部改正というふうになったということで、その本体が海の下に沈没したのではないかというふうに、きわめてあいまいになってきた点についてわれわれは不審に思うのです。ぼやけてしまっている。どうしてこれが海上災害防止法というふうな法律にならなかったのか。ちょうど問題になりましたコンビナート災害防止法も御承知のように陸上だけになっておって海が欠落している……
○紺野委員 私は、高度成長政策時代の港湾建設政策が現在では行き詰まったものと見て、新しい港湾建設の転換をするときに来たのではないかと思います。こういう立場から幾つかの今後の新しい問題を聞きたいわけですが、第一に、いままでの大工業港湾を中心とする建設がどれだけ大規模かつ異常なまでに過剰設備投資というか過剰投資というか、そういうものが行われたかということについて、特に、二十万トン以上の大型タンカーが入る港湾の日本と世界の主要な諸国との間の比較をひとつしてもらいたいと思うのです。
【次の発言】 やはり、非常にもうろうとしていてはっきりしない。私の方の資料によると、これはインターナショナル・ペトロリア……
○紺野委員 私はちょうど六時ごろにどうしても行かなければいけない所用がありますので、きょうは大体五時四十分ごろまでには終わらなければいけないと思いますから、あとの時間を次回に延ばすように最初にお願いいたしておきます。 最初に、例の四十八年から続く国鉄再建十カ年計画を決めるときに、これは絶対大丈夫だということであの当時採決されたわけでありますけれども、その当時国民も反対しておったし、十年間に四回運賃を値上げするというあの案に対してわれわれ共産党としましては五つの提案を申し上げたのです。それは、第一には、今度の参考人の意見にもいろいろ登場してまいりました公費負担ですが、公費負担として国鉄の基本建……
○紺野委員 最初に、基本建設については国の出資でやるという方が正しいということについて、四十八年、四十九年、五十年の実績がもしこれを適用した場合どうなるかについて幾つかの質問を試みたいと思います。
まず、四十八年、四十九年、五十年の三年間の建設費総額は二兆一千三十七億であると思いますけれども、これはおとといも私は聞いたのですが、もし基本建設が国費でそのように行われるという場合に、この中のどれだけが基本建設費となっているのかということの具体的な数字を、概算でいいですから知らせてください。
【次の発言】 それから、トンネルとかあるいは鉄橋とか駅舎というようなものの建設費は入っていますか。
○紺野委員 国鉄のボーナス問題を、やはり国政一般として質問したいと思います。 第一番に、いままでいろいろの発言を聞き、答弁を聞いていても、実際には、どちらかというと、明らかにボーナスを出さないために綱引きをしている。それぞれの理屈がそういうふうに組み立てられていると思います。これはどうしても改めてもらわなければならないと思いますが、第一番に、木村運輸大臣が大蔵大臣に対してボーナスの資金の借り入れを交渉するということをまだ正式にやっておらないということが明らかになりましたけれども、これはやはりあなた自身がこの点については一種のサボタージュをしているのだと思うのです。 やるべきことをなぜやらな……
○紺野委員 最初に、植木総務長官にお聞きします。
第一次の交通安全基本計画、昭和四十六年から五十年度までの五カ年間の計画、これに基づいて安全施策が実施されてきましたが、その成果を全体的にどう評価して、その中でのまた弱点として出てきたものがどういうものであったのか、五年間の教訓としてそれが今度の第二次の交通安全基本計画にどういうふうに生かされてきているのかということについてお聞きしたいと思うのです。
【次の発言】 それで、今度の新しいこの計画によりますと、第一番にこういうことを言っているのですね。交通機関が原因となる事故の防止対策としては、不断の技術開発ということと、その構造、設備等の安全性を……
○紺野委員 暴走族の問題について、昨日総理府で暴走族対策会議を開かれたそうでありますから、その内容をもう少し具体的に取り入れながら、次の点について質問したいと思いますので、答弁してもらいたいと思います。
それは暴走族のグループがいま全国でどのくらいあるのか、何人ぐらいいるのか、そしてこれは昨年と対比してどうか、その特徴はどうか、特に暴力団との関係、背後関係に暴力団との関係を持っているグループはそのうちどれくらいあるのかどうか、こういう点をひとつ報告してもらいたいと思います。
【次の発言】 それでは次に、緊急的な対策と恒久的な対策についてお聞きします。
あなた方はいま認識を一致させたというこ……
○紺野委員 石田運輸大臣に対してお尋ねいたします。
ロッキード疑獄事件がいま大きな問題になっておりますし、運輸省としてこの問題に関係した者として、橋本登美三郎元運輸大臣と佐藤孝行元運輸政務次官がすでに逮捕されて、そして起訴されるということか起こっているわけですね。ですから、世界を騒がせたロッキード疑獄事件はまさに運輸省を中心として起きているわけですが、そういう点で、石田運輸大臣はこのことについてどういうふうに考え、かつ反省しておられるか、まず、この点についてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 運輸行政の末端の方に問題がある。そういう点もあるでしょう。しかし、今度の事件はまさにてっぺんに起……
○紺野委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案並びに修正案に反対する立場から討論を行います。 第一に、インフレ、物価上昇の中で旅客運賃を平均五〇・四%、貨物運賃を平均五三・九%の大幅値上げ、来年も同率の値上げを行い、二年連続で二倍に引き上げることは、諸物価上昇を促進し、国民生活にさらに打撃を加えるもので、断固反対します。 第二に、累積赤字三兆一千億円、長期債務六兆八千億円に及ぶ国鉄財政の危機は、わが党が事実と道理に基づいて明らかにしたように、国鉄財政の重大な破綻の原因は特に次の四点にあります。 一に、大企業本位の国鉄づくりのために……
○紺野議員 十月十五日の衆議院本会議で、渡部一郎君外一名提出の私を懲罰委員会に付する動議が、わが党と社会党などが反対したにもかかわらず、公明党、民社党、大多数の自民党議員及び新自由クラブによって可決されました。 私は、国会における言論の自由と議会制民主主義を守り、また日本共産党と宮本委員長に対する許すことのできない謀略的反共宣伝を打破するために、私に対する懲罰に断固反対し、一身上の弁明を行うものであります。 本委員会で懲罰の対象となっている私の発言は、そもそも会議録にも記録されていない議席からの発言、いわゆる不規則発言であり、かつて懲罰されたことのないものであり、これを懲罰に付することはま……
○紺野議員 そのとおりです。
【次の発言】 いま田邊理事から最初にお話ありました点は、私たちも全く同感でありまして、その点については私は同じように考えております。少数党に対して多数党が言論を抑圧するというふうなことや、あるいは何の記録も事実上議会の中で存在していないことに対して懲罰に付するというふうなことは、きわめて重大な、議会制民主主義の観点からしてもしてはならないことであるとわれわれも考えております。
さて、九月二十八日の公明党矢野書記長の発言に対して私が不規則発言をしたという事情について、これを正確に、そして今日の時代における国会議員として、政治家としての立場でこの問題についてはっきり……
○紺野議員 ただいま東中議員からお尋ねありました点について、そのときの状況を申し上げますと、最初にずっと一般国政についての質疑がありました後に、最後の段階になって、いよいよこういうことから始まったわけですね。私はそれまでじいっと静かに聞いていたわけでありますが、「いわゆる共産党のスパイリンチ事件、これは前国会で論議されまして、国民の関心を集めたわけであります。」というふうにいよいよ切り出してきたわけなんです。それで私は神経を集中しまして、また同じようなことを言い始めてきたなと警戒心を持ちまして、耳を澄まして聞いておりました。 そこから矢野君が言い出してきたことは、結局、私も意見を述べ、質問を……
○紺野分科員 新幹線の最近の脱線事故を見て国民はいろいろ不安を感じて、新幹線が非常に万能であるかのようにいわれていましたが、これに対していろいろな批判を行ない、かついろいろの意見を述べるようになってきていると思いますけれども、これらの批判や意見を謙虚に聞くという態度をとっておられるかどうか、これを最初に大臣にお聞きしたいと思います。
【次の発言】 これからつくられる新幹線の問題について、そういう立場を踏まえた上で私は質問したいと思います。
それは東北新幹線の問題でありますけれども、この東北新幹線が東京駅から、現在の六番線、七番線ホームから、これにドッキングをして地上通過で神田駅の上を通過して……
○紺野分科員 国有財滝の払い下げの問題について質問いたします。
東京の港区にある恩賜財団の済生会病院、これに対して国有地の払い下げが昭和四十年十一月三十日に行なわれておりますが、これが四十六年四月三十日には三菱地所の手に六千坪渡っております。一体この済生会病院に対して国有地を払い下げるときの条件、どういう条件で払い下げたのか、最初にお聞きしたいと思います。大蔵大臣または国有財産の責任者から……。
【次の発言】 わずか五年間の用途指定ということでこれが大手の企業である三菱地所の手にいとも簡単に渡ってしまう、六千坪にわたってこういうものが渡されていくということをはっきりと予見できたのではないかと……
○紺野委員 七二年九月二十九日の日中共同声明に基づいて日中国交が回復され、今回日中航空協定が締結をされたことについてはわが党もこれを歓迎いたすものであります。 しかし、ものには前とうしろがあり、過去と未来がありますが、そういう点でお尋ねするのですけれども、この次のろアップとして重要な課題は日中平和友好条約の締結であると思います。日中共同声明の第六項では、日中両国政府は、いわゆる平和五原則に基づいて両国間の恒久的な平和友好を確立することに合意をする。第八項では、平和友好条約を締結することを目的として、交渉を行なうことに合意した、というふうにいっております。 それで、大平外務大臣にお尋ねします……
○紺野分科員 新宿区の若松町にある総理府統計局所管の国有地に対して、地元住民は歴史的にたいへん長く、昭和三十九年の八月、少年野球場の建設問題で、それから四十年十二月には保育所建設で、四十一年四月、九月には保育所と児童遊園の建設で、国有地の譲渡を申請してきました。 ところが、四十二年九月から付近の区立余丁町小学校の木造校舎の改築計画が立案されましたが、ちょうど都市計画環状四号線が同校を縦断するということが判明したために、隣接地の民有地を買収することを検討して交渉を始めました。しかし、なかなかそれは手に入りません。それで四十三年十月に不調となりまして、その結果、地元の若松町、余丁町、河田町の三人……
○紺野分科員 私は、国有地の未利用地をどういうふうに活用するかということについて、地方公共団体の要望を優先するというふうにすべきであるということを中心に質問いたします。 第一は、昭和四十八年の六月に返還された朝霞キャンプの返還あと地です。これは百十六・一ヘクタールあります。うち、東京が三十五・一、埼玉県分が八十一ヘクタールであります。このあと地利用について、ことしの一月十七日に、東京都と埼玉県の地方自治体が公園緑地として、また高校、中学校、小学校、幼稚園、養護学校などの文教施設、それから障害福祉センター、それから重度心身障害者施設、それから交通施設などの利用計画を出しておりますけれども、この……
○紺野委員 最初に建設省の方に聞きます。
五百ヘクタール以上、できれば千ヘクタールとか二千ヘクタールと言われている新しい宅地の造成、これを行った場合、いわゆる個人分譲、それと集合、特に公共住宅の建設ということが住宅政策上では圧倒的に重要な意味を持つわけですけれども、この公共住宅用の集合住宅用地、そういうものと分譲とかあるいは庭つきだとか先ほどいろいろあったようですが、この大体の割合はどれくらいのことを考えているのか。
【次の発言】 そうすると、方針としても個人分譲等が六割ぐらい、むしろこれは実績を土台にしたと言いますけれども、それよりもっと多くなる可能性をいま言っておりますね。そういう点で、……
○紺野分科員 私は大都市中心部における大規模避難緑地と公共緑地の確保と拡大、緑の復活というような問題について質問いたします。 初めに消防庁にお聞きしますけれども、関東地方の大震災が六十九年周期説で一九七八年、昭和五十三年ごろから危険期に入る、また地震予知連絡会が、川崎市を中心に東京南部、横浜市にかけて直下型地震マグニチュード六、震度五ないし六が起こる危険が、今後四、五年の間にあって、特にことしが大変危険性があるというふうに警告しています。 それで消防庁は、昨年八月の「大震火災に対する避難体制の整備について」という文書の中で「大都市において大地震が発生すれば」こう言っています。「出火防止、初……
○紺野分科員 私は、東京における同和問題についてお聞きいたしますが、最初の方では、総理府関係の方やその他の同和関係の各省の方からいろいろ聞きまして、最後の方で文部省に関係することをお聞きします。 東京都における同和行政で著しくゆがんだ不公正な実態が出ております区の方ですが、荒川区や墨田区の実情についてお聞きしたいので、政府としてそういうことが許せるかどうかという点について答弁していただきたい。第一点は、墨田区で昭和四十七年十月ごろから、区役所の田口公害課長、芝入建築公害部長らが解同墨田支部長の市田良一という人によって、ここにありますけれども、こういうことを約束させられているのですね。それは、……
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