石母田達 衆議院議員
33期国会発言一覧

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このページでは石母田達衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

石母田達[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第23号(1973/04/06、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田達君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、厚生年金、国民年金等の政府改正案に対し、総理大臣並びに関係閣僚に質問いたします。  同時に、われわれは、日本社会党、公明党、民社党との四党共同による改正案を支持する立場から質問するものであります。(拍手)  今日、老人問題はきわめて重大な社会問題、政治問題になっております。現在、六十歳以上の方々はすでに千二百万人をこえております。これは本来喜ぶべきことであります。  ところが、いま多くの老人は、はたして長生きしてよかったと心から喜び合える状態にあるでしょうか。わが国は、世界で一、二を争うほど老人の自殺が多く、一日平均十八名にもなっているのであ……

石母田達[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

石母田達[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 社会労働委員会 第2号(1973/02/06、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは会議の性質上きわめて限られた時間ですので、私も労働基本権の問題と大量処分の問題につきまして二、三の質問を単刀直入にいたしますので、お答えのほうも簡潔にお願いしたいと思います。  まず最初に政府当局から、昭和二十八年から昨年四十七年度までの、公務員並びに三公社五現業の職員を争議の理由で処分した数を求めておきました。それによりますと、公務員関係が五千八百五十三名。これは訓告が入っておりませんので非常に少ないかと思っております。公共企業体関係は八十万四百三十七名。これに間違いありませんね。
【次の発言】 このような二十八年来、あるいは公務員関係は三十一年以来、八十万名以上の大量……

第71回国会 社会労働委員会 第4号(1973/02/27、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は労働大臣の所信表明に関連いたしまして二、三の質問をしたいと考えております。  その一つは賃金政策の問題、もう一つは鉛中毒患者の労災認定に関する問題、第三に長期疾病者の、いわゆる長期傷病補償給付扱いをすることによって出てくる解雇問題、こうした三つの問題を中心にいたしまして、大臣の所信表明に対して質疑を行ないたいと思います。  この間の所信表明におきまして、大臣は、「今日、労使関係の動向は、政治、経済、社会の各般に大きな影響を及ぼすようになっております。」こう述べております。当然のことであります。この最大の問題は何か、いわゆる賃金問題であります。  この賃金問題につきましては、去……

第71回国会 社会労働委員会 第7号(1973/03/08、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は初めに、前回の委員会で問題になりました、建設労働者の組合の国保の赤字問題についてお尋ねしたいと思います。  前回の論議の中で、この赤字の克服について厚生大臣は前向きに検討したいということを言われましたけれども、もう少し具体的にその中身を厚生大臣に質問したいと思います。
【次の発言】 その程度の前向きに検討したいということなのか。この問題については、御承知のように国会でも、第五十一国会でしたか、厚生大臣が、国保組合に対しても、いわゆる市町村国保の場合か七割給付になったときには十分均衡を失しないように考えていくとか、あるいはまた衆参両院におきましても、国保組合に対する国庫補助の増……

第71回国会 社会労働委員会 第10号(1973/03/27、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 それでは私、大きくいって三つの点を御質問したいと思います。  それは、一つは今度の改正の一つであります広域求職活動費について。もう一つは今度の法改正の理由になっております、多数の離職者が発生する状況というものの理由と根拠、これに対する日本政府の責任の問題これが第二番目です。第三番目は、趣旨説明にもありますいわゆる離職者の生活安定、この三つの問題について質問したいと思います。  初めに、広域求職活動費についてでありますが、広域とは一体どの範囲かということで、先ほど三百キロ以上というお答えがあったようですが、私ども当初聞いていたのは、何か二百キロ以上というような話も聞いていたのですけ……

第71回国会 社会労働委員会 第12号(1973/04/03、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きょう、先日新聞にも報道になりまして大きな反響を呼んでおります三井東圧化学の大牟田工場で起きたいわゆる「人体実験」問題について、質問したいと思います。  この新聞報道によりまして明らかなように、約四十名の当工場の下請労働者に、有毒な除草剤であります二・四・五TCPやPCPの溶液をしみ込ませたガーゼを背中に張りまして、そのかぶれぐあいを見てその有毒性の程度を検査するということを行ないました。この結果、これら検査をされた従業員には、その後かぶれなどができまして大きな問題になった。しかもこの実験の内容が本人に知らされなかった、何ら了解を得ずに行なわれたということによって、新聞でも……

第71回国会 社会労働委員会 第14号(1973/04/12、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、この問題について三つの点について御質問したいと思います。  まず最初の問題は、この販売ルートと、回収の状況の結果と、その報告の体制という問題であります。新聞報道などによりましても、相当広範囲に、家庭に出回っている。製品にしましても、キューピーマヨネーズというような日常われわれが口にするような製品にまで入っているというふうに報道されております。こうした中にいま国会でも追及されている丸紅もその取り扱い商社に入っているということでありますので、一体こういう毒物が混入した油がどういう販売ルート、どういう内容で出されているか。特に給食関係にもかなり出回っているということでございますの……

第71回国会 社会労働委員会 第16号(1973/04/17、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きょう、いま全国的に行なわれておりますいわゆる年金統一ストライキに関して質問したいと思います。  御承知のように、きょう、全国五十三単産、約三百五十万人の労働者によって統一のストライキが決行されております。そして、このために国民生活その他の問題について重大な影響を及ぼしていることは御承知のとおりだと思います。そういう重大な問題、事態を引き起こしていることについて、政府として、特に当事者としての労働大臣並びに各関係当局に対して、その責任をどのように痛感しておられるか。去る十四日に三閣僚と春闘共闘委員会の代表が交渉の場を持たれて、その結果によってはあるいは回避されるかもしれない……

第71回国会 社会労働委員会 第17号(1973/04/24、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、前回に引き続いて春闘の問題について質問したいと思います。  四・一七ストライキのあとに続いて、労働者はいま月末を期して、大きなストライキ闘争を含む闘争を行なおうとしております。それは、この間も申し上げましたように、やむにやまれない労働者の切実な要求があるからであります。その要求は、大幅賃上げ、労働者の基本権あるいは年金、健保の問題など、国民的な要求も一緒に掲げられて行なわれております。  この問題について、有額回答が三公社五現業に出されました。特に国鉄では七年ぶりで有額回答が出された。前回の春闘共闘委の代表との間でかわされた中で、労働大臣は、国鉄の有額回答は非常にむずかしい……

第71回国会 社会労働委員会 第19号(1973/05/08、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう港湾労働法の問題について質問いたしますが、まず委員長代理に、このような重要な法案を審議するについて、いまの委員会の状態が審議する状態であるかどうか、四十名の定員がいるわけですから、審議についてはもっときちんと、他の党の発言ということだけではなくて、この港湾労働法の重大な問題についてきちんと審議できるようにしていただきたいということを、まず最初に要望したいと思います。
【次の発言】 それでは質問に入ります。  私は大きく言って二つの点について質問したいと思います。  私の時間は二つに分かれますので、前半の本会議前の一時間には、主として運輸省に対して質問、これは港湾運送事業……

第71回国会 社会労働委員会 第24号(1973/06/07、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう質疑に入る前に、前回寺前議員が福島県の厚生部の保険課が社会保険協会との連名で、この「絵でみる健康保険改正」ということで、あたかもすでに国会を通ったような形でのリーフレットが出された。この問題は明らかに国会の審議権に対する重大な介入の問題だということで、これについての調査をするようになりまして、これは理事会で取り上げられたと思っております。その点についての調査の結果と、それからそれに対する政府がとった措置についてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 これに対する厚生省としての、厚生大臣の見解と、それからとった処置についてお伺いしたいと思います。

第71回国会 社会労働委員会 第26号(1973/06/12、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は日本共産党・革新共同を代表いたしまして、本案に全面的に反対する立場から討論を行ないたいと思います。  この港湾労働法の改正案は、第一に日雇い港湾労働者の首切りの武器を使用者団体の手に渡すものであり、日雇い労働者の働く職域を奪う危険を持つものであるからであります。  第九条は「登録を拒否しなければならない。」という義務条項の中で、「必要な能力を有しない者」とか、あるいは「適格性を欠く者」とか、第二項では健康診断、体力・技能の検査の指示に従わないときは登録を拒否する。あるいは第十一条では、登録取り消しの義務条項として一号より八号まであり、特にその第一項三では、協会が「指示する訓練……

第71回国会 社会労働委員会 第36号(1973/06/28、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう、これまであまりこの委員会で触れられませんでした、いわゆる調整年金の問題について、さらに深めて質問したいと思います。  いわゆる調整年金といわれるものは、企業独自の年金をさらに一そう高めて公的な年金制度の肩がわりをしながら、一方公的水準の貧困さを補っていく。こういう目的で創設されたというふうに考えてよろしゅうございますか。
【次の発言】 現在の普及の状況といいますか、その基金の数と加入の人員数ありましたら教えてください。
【次の発言】 創設されてから八年の間に加入者について約十倍ということで、五百万人の人たちが加盟しているという普及の状態です。  最近紙パ労連の資料で、……

第71回国会 社会労働委員会 第37号(1973/06/29、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは簡単にやりますので、単刀直入に幾つかの問題点について聞きますから、簡潔に答えてください。  今度の改正案で私が一番問題にしている点は、政令で定年をきめることになりはしないか、そういう問題なんです。この改正案に「労働省令で定める年齢未満の年齢を定年としている事業所」に対するというのがありますね。この省令できめるという問題は、たしかこの間の安定局長の答弁でも六十歳を五年の間に目標とするというようなことになりますと、省令で六十ということをきめることになる、そういうことでしょうか。
【次の発言】 いまのことは定年制を省令できめるものじゃないのだというようなお話に聞いたのですけれど……

第71回国会 社会労働委員会 第40号(1973/07/10、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょう予定されていました田中美智子議員が病気で質問ができませんので私が急遽かわりまして質問したいと思います。  最初に私はこの法案についての党の態度を述べたいと思います。  私どもは今回の法改正が積極的なものとして支持したい、賛成したいと思っております。ただ一つの前提と幾つかの条件がございますので、その問題についての審議における政府側の答弁、さらに附帯決議案などにおいてそれが生かされる場合という条件づきということになっております。  私どもは、今回の法改正が業務災害を拡大して通勤途上における災害にまで及ぼそうということは、非常に積極的なものとして支持したいと思います。しかしこの間……

第71回国会 社会労働委員会 第45号(1973/08/31、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは私は三つの問題について質問したいと思います。  一つは、いわゆるいま公制審で審議されている内容にわたります公務員並びに公労協の基本権の問題、それからもう一つはハイヤー、タクシーの問題、それからもう一つは日雇い労働者、つまり失対労務者の賃金の問題について、これは主として田中議員が関連して行なう予定であります。私は最初にもうすでに先ほどからずっと論議されております問題について、また私も再三この委員会で質疑をいたしました問題について発言したいと思います。  私は、いままでの質問の中でも申し上げましたように、この公務員なり公労協労働者、いわゆる官公労労働者のスト権が不当に禁止され……

第71回国会 社会労働委員会 第47号(1973/09/18、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は奧野文部大臣に去る八月三十日、全国都道府県教育委員長並びに教育長協議会の合同総会での発言について質問したいと思います。  私は直接聞いておりませんので、新聞報道によってその事実を知ったわけでありますけれども、初めにその事実についてお聞きしたいと思います。  八月三十一日の各紙の報道によりますと、大臣はまず、「公務員のスト権は禁止すべきであり、違法スト参加者には、さきに春闘処分を発表した福岡県教委に見習ってほしい」、こういうのをさらに詳しく、教育秩序を破った者はそれなりの処分を受けなければならない、秩序は全体の協力なしでは守られないので、処分に踏み切った福岡県をひとりぼっちにせ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 社会労働委員会 第3号(1973/12/18、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きわめて限られた短い時間の中で、田中議員が先ほどから取り上げている全税関横浜支部の馬渡氏の問題について質問したいと思います。  私もこの問題については、横浜におりますので、長い間知っております。御承知のように、この方は昭和二十六年に入関したときも非常に近視でありましたが、三十三年に網膜剥離、左眼失明された方であります。そして、それから十年ほどおりました本関のいわゆる検査場管理室から昭和四十三年の四月、突然山下埠頭出張所へ配転されたわけでございます。その職場がどんなにひどいものであるかは、先ほどの質問の中にもありました。私ももとの建物の外側だけは見たことがありますけれども、あ……

第72回国会 社会労働委員会 第4号(1973/12/20、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう、いま深刻な状態になっております公衆浴場業の問題について質問したいと思います。  御承知のようにいま石油の問題で、特に公衆浴場業の皆さんが非常に大きな打撃を受けておられるわけであります。そうでなくても最近の公衆浴場は自家ぶろの増大に伴いまして、漸減の状況の中で今回の問題が起きたわけであります。そのために重油がたけなくなる。つまり燃料がなくなるという状況の中で時間を制限する、あるいは昨日も、私の横浜では五軒ほど休業いたしまして、そのためにかなりの方々が大きな不便をなさっているわけであります。特に去る十二月十六日、東京の品川区で、私どもの住んでいる横浜の神奈川区の星野湯とい……

第72回国会 社会労働委員会 第6号(1974/02/14、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは、二月一日に行なわれました厚生大臣の所信表明について質問したいと思います。  おととい私どもは社会労働委員会から視察に参りました。行った個所は、私は東京班でございまして、寝た切り老人が入っている特別養護老人ホーム、また、経済的に恵まれてない老人が入っている養護老人ホーム、そして重症障害児が入っている施設、この三つを見てまいりました。ある新聞は、私どもが秋津療育園という重症の障害児施設に参りましたときの状況をこう伝えております。あまりの深刻な状況に、視察していた国会議員団は声もなかった。もちろんこれには新聞記者の主観も入っておりますけれども、まさにそうした事態だったと私は思……

第72回国会 社会労働委員会 第10号(1974/03/05、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きょう二つの問題についてお尋ねしたいと思います。  初めは、今度の春闘に対して二月二十八日、二階堂官房長官の談話が発表されました。この中にはきわめて重大な内容が含まれているのであります。この点に関して私はお尋ねしたいと思います。  まずこの官房長官の談話の中に、三・一ストライキを予定しているが、「このようなストライキは、いわゆる政治ストであって、法律により争議行為が禁止されている公労協関係組合はもちろん民間組合が行なっても違法である。」ということが出されております。しかも「万一このような違法な行為が行われた場合には、法律の定めるところに従い、厳正な態度で対処せざるを得ない。……

第72回国会 社会労働委員会 第11号(1974/03/26、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きょう七四年春闘を戦う上で、全国的なストライキが起きているこの日に対しまして、この労働者を中心としていま国民的な要求になっております諸要求あるいはこの要求を貫徹する上での、こうしたストライキを含む広範な統一行動、こういう重大な事態に対しまして、一体政府としてこれを解決するためにどのような手段を選ばれるのか。それは二月二十八日の官房長官の談話発表にあるように、民間ストも、三・一の場合は政治ストである、法に基づいて特別な措置をとる、こういうきわめて挑戦的な、弾圧的な態度を表明されているのであります。こうしたやり方でこのまま押し切ってしまうのか、それともいま掲げている諸要求につい……

第72回国会 社会労働委員会 第12号(1974/03/28、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は関連して、いつもこれで問題になっております一般民間の戦争犠牲者、特に障害を受けた方あるいは死没者の遺族に対する援護がいわゆる国家の補償の立場から行なわれていないということについて、再三提起してまいりました。特に、私どもがこの間この法案に対して棄権という態度をとったおもな理由が、この援護法が、いわゆる特定の国家との身分関係あるいは公務という、いわゆる戦争行為というものに参加した者だけが特定の援護を受けるということについて、あの当時の国家総動員法その他において国民全体が戦争によって犠牲を受けた、そういう中で、こうした特定の人だけじゃなくて、いわゆる一般民間戦争犠牲者にも及ぼすべき……

第72回国会 社会労働委員会 第13号(1974/04/02、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう、政府提出の雇用保険法案についての質問をしたいと思います。  いまここに許しを得て積みましたはがきは、今度の雇用保険法案について、それが実施されると生活あるいは家族を含めてのいろいろな問題が重大な、深刻な打撃をこうむるということで、反対の意思を表明されている出かせぎ労働者の署名が一万二千通、さらに数千通の国有林に働く人たちからのはがきでございます。私はこの人たちの声も代表して、また今回出された雇用保険法案について私の党の立場から質問をしたいと思います。  まず最初に、私は、今度の法案の基本的な性格は一体どういうものであるか、つまり、この法案がいまの時期にこうして出される……

第72回国会 社会労働委員会 第14号(1974/04/04、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、いま御承知のように、春闘共闘の中でも大きな要求の一つになっております年金額を一日も早くより多く受給者に渡して、そしてこの減価分の少しでも補いにするということについて、きょう質問をしたいと思います。  もちろんこの問題は、そういう大衆団体の要求としてありますけれども、非常に国民全体から見ても関心のある問題だと思っております。  この十一日あるいはそれ前後に大きな統一ストライキをやろうというような状況の中で、政府としても特にこの解決について特段の関心と努力を払って、そうした事態を避けるということが私は基本であると思います。  先ほどのいろんな答弁の中からも、いわゆるインフレによ……

第72回国会 社会労働委員会 第15号(1974/04/05、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう、国家公務員の待遇について、特に建設省における公務員の昇格、昇給について、不法、不当な差別待遇が行なわれておるという問題について質問したいと思います。  私は、先日やはりこの社労委員会におきまして、大企業において続発している不当な差別について問題にいたしました。そのおり、労働大臣は、大企業あるいは中企業、いかなるところといえども、労働基準法やそういう法を踏みにじるようなことは許されないんだ、こういうことについてきびしく処したいということを答弁されました。  初めに私がお伺いしたいのは、国家公務員といえども労働者である、つまり公務員労働者である。基本的人権として、憲法第二……

第72回国会 社会労働委員会 第16号(1974/04/08、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 ただいまも質問ありましたように、いまの春闘は非常に重大な段階に来ておりまして、国民的な問題になっておるわけであります。これに対して、政府がどのような解決の態度をもって答えられるかということは、全国民が一心に注目しておるわけであります。そこで、これに関して私は第一に、今度のいわゆる統一ストライキが決行されるという事態の前で、なぜこのような事態になっているか、こういう人たちは何を要求しているか、この要求に政府がどのように真剣に誠意をもって答えるか。これ以外に私は解決の道はない、こういうふうに考えておりますけれども、この点についてはどうですか。

第72回国会 社会労働委員会 第18号(1974/04/12、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、昨日行なわれた日教組に対する強制捜査、この件に関して緊急に質問をしたいと思うのであります。  私の得ている調べによりますと、昨日から今日まで十二の県にわたって八百七十カ所、警察官の動員は六千八百六十名に至って、引き続き捜査を展開しているというふうに聞いておりますけれども、警察当局のこの事実についての確認をお願いしたいと思います。
【次の発言】 しかもこの捜査は、私も昨日日教組の本部並びに都教組本部に参りましたが、夜間、かなりおそい時間にわたって行なわれております。そして中には個人の、たとえば都教組の副委員長宅には約十人、そして立ち会ったのは妻一人、その他私の得ている情報によ……

第72回国会 社会労働委員会 第20号(1974/04/24、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私、最初に大木参考人にお伺いいたしたいと思います。  それは先ほどのお話の中で、日本のいわゆる雇用保険法で扱う失業者の規定というものがきわめて制限的なものであって、職安でいわゆる労働の意思がある者、それから労働の能力のある者、それから就職活動をやっておる、こういう三つの条件の合った者が初めてこの資格を得る失業者である、こういうものについては国際的に見て、先ほど西ドイツの雇用促進法の中では失業者の規定がちょっとお話ありましたけれども、その西ドイツやその他に比べても、このような失業者の規定をしているところがあるのかどうかということが第一点。  それから今回の法改正で、いままでの失業者……

第72回国会 社会労働委員会 第21号(1974/04/25、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう被爆者に関して四党が共同提案しております原子爆弾被爆者援護法案並びに政府提案について質問したいと思います。  初めに、先ほどから論議されておりますように、今回私ども四党が共同で提出したものは、いわゆる国家補償の立場に基づく被爆者の援護であります。これは被爆者の方々が二十九年間の念願でありまして、このことが法制化されて、法制局ともかなり煮詰めた検討を行なった現実的なものとして私どもは確信をもって提案をしたわけであります。これは何といっても世界にもないこの被爆者という大きな犠牲を受けられ、しかもいまなお犠牲が続いている。最近の中国地方の新聞を見ましても、老女、おばあさんが原……

第72回国会 社会労働委員会 第23号(1974/05/13、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 雇用保険の審議の中で、三十分近く私の質問時間が残っておりますので、この際、総括的な問題について質問をしておきたい、こういうふうに思います。  この雇用保険法の問題が出されまして、いわゆる失業保険を廃止して新しい法律案をつくるという非常に抜本的な内容を含むものであります。しかもそれは、失業者あるいは全労働者にとって、失業保険制度あるいは失業保障制度そのものの根本的な改悪を含む、変質させる内容であるということで、私たちは党の態度をこの質問を通じて明らかにしてまいりました。  いまこの問題に対しまして、自民党の側から修正案なるものが先ほどの理事会で発表されました。その内容を見ますると、……

第72回国会 社会労働委員会 第24号(1974/05/14、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、さきに公共企業体等労働委員会が示した三公社五現業職員の賃上げに関する仲裁裁定について質問したいと思います。  その一つは、今回これを国会の承認案件としたということで、これまでいわゆる公労法の十六条で定められた予算をこえる、ワクをこえるものについての実施については白紙から承認案件としたということは、先ほどの答えにもあるように、その裁定を完全実施する立場、こういうことからこのような取り扱いをしたと考えますけれども、どうでしょう。
【次の発言】 さて、今度の裁定の内容は、平均いたしまして二万七千五百九十四円、定昇込み二九・二七%といわれております。この裁定の結果は要求三万七千円か……

第72回国会 社会労働委員会 第25号(1974/05/16、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、政府提出の日雇労働者健康保険法の一部改正案に対する質問を行ないたいと思います。いま、この日雇い労働者の全国的な数は約百十五万人、これは昭和四十六年の調査ですけれども、その中で日雇い健康保険の被保険者数は約五十万人というふうに聞いております。この点で、最近の新しい数字があれば、それを教えていただきたいし、私の言っておる数字が大体そういうものであれば、そういうものだというお答えをしていただきたいと思います。
【次の発言】 日雇い労働者は、全体で……。
【次の発言】 百七十万人もいる日雇い労働者の中で、日雇い健康保険にかかっている者が五十五万人、約三分の一というような数字でありま……

第72回国会 社会労働委員会 第26号(1974/05/17、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、これは、一言大臣の答えがあれば済む問題ですけれども、この委員会でも再三問題になっております生活保護基準の改定の問題についてでございます。  これは、私の、四月四日のこの委員会での質疑の中で、大臣は、自分自身としてもかなり思い切った発言をするということで、三月、四月の物価指数などを見まして「四月以降物価とか消費水準がいまのような状態、狂乱物価で月五%も六%も上がるというような事態になれば、当然扶助基準も改定しなければならぬだろう」ということで、これは「消費者物価指数のみならず消費水準もあわせて総合的に生活というものを見直していく」。私が、それでは五月、六月にも改正するというこ……

第72回国会 社会労働委員会 第27号(1974/05/21、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きょう、一人一人の子供を大切にする教師の問題について質問したいと思います。  私は、初めに、この社会労働委員会でなぜこのような問題を取り上げるのかということに関しまして、教師の性格、地位ということについて労働大臣にお伺いしたいと思います。私は、教師は、いろいろの特殊なものはございますけれども、労働者であるというふうに考えておりますけれども、労働大臣はどう思っていますか。
【次の発言】 労働者であるとともに、教師というものは、子供に基礎的な知識や技術などをいろいろな発達に即して身につけるように教えるという、特に精神的、文化的な特殊な仕事をしておられるわけです。その結果、教育と……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 社会労働委員会 第4号(1974/10/29、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう、いま日本の経済情勢がきわめて深刻な状態にあるときに、労働大臣が賃金と物価の問題について、まさに全国遊説ともいうべき形で、大阪から福岡あたりまで足を伸ばしていろいろ話をされている、この問題について大臣にいろいろ問いただしたいことと、もう一つは、これまた深刻な様相を呈しております雇用、失業問題等について質疑を行ないたいと思います。  第一の問題で、私はまず労働大臣としての現在の経済情勢についての認識をお尋ねしたいと思いますが、それを答えていただく前に、若干のデータについて確認したいと思います。  先ほど経済企画庁やその他にお尋ねしてありますけれども、まず国民総生産、GNP……

第73回国会 社会労働委員会 第5号(1974/10/30、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はいまの問題に引き続いて、ろうあ者の問題について質問したいと思います。  ただ、質問を始める前に私は委員長にお願いがあります。それは、きょう、その問題で文部省の関係者をここに政府側として出席するように要請しておりましたが、文部省のほうの事情で課長補佐しか出られないということでございます。委員部の意見も聞きましたところ、そうした課長補佐がここに出るというようなことの先例がないということでもございますので、私のほうからお断わりしました。こういう問題については、ぜひ国会というものを尊重して、こういう軽視するような行為のないように、委員長のほうからも十分注意を願いたいというふうに思いま……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 社会労働委員会 第1号(1974/12/19、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 まず最初に、私は再び、前国会で、この委員会で私どもや社会党、公明党の反対で参議院に送られました議案がそのままの形で今臨時国会に提出されたということについて、国会の審議の状況からいってきわめて遺憾だ。その一つは、この法律は四月一日に実施されるということになっているわけです。私どもこの間雇用保険の促進に来られた労働組合の何人かの代表者と懇談したときに、この雇用保険法案が通って、そうしてそのままいまのいろいろな休業補償だとかすぐもらえるものだというふうに考えておったから、これは通っても四月一日からですよと言ったら、ぽかんとしているんですね。これは確かに、こういう法律というものは施行期日……

第74回国会 社会労働委員会 第2号(1974/12/20、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 お手元にすでにお渡しの修正案について、その趣旨を説明いたします。  今日不況のもとで企業倒産、人員整理による失業が著しく増大して、きわめて深刻な社会問題を提起しておるわけであります。特に、繊維、電機、建設など多くの産業で解雇、希望退職、帰休、出向、配転などが続出し、たとえば繊維では、十一月中旬までに東洋紡の二千三百人の希望退職をはじめ、全体で五万人が何らかの形で職場を離れることを余儀なくされているわけであります。また、誘致企業などの農村工場での解雇も激増して、東北六県だけで十月現在、八万人が解雇されているわけであります。こうした中で、この失業者の生活をどのように保障するか、あるい……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 社会労働委員会 第1号(1975/02/08、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きわめて短い時間ですので、答弁も簡単にしていただきたいと思います。  所信表明に関連しながら、主として私はきよう保育所問題を中心にしながら、厚生省あるいは政府の社会福祉の姿勢について質問したいと思います。  先ほどの所信表明の中にも、特に社会福祉施設に働く職員については、増員や給与の改善等については格段の配慮をしたというふうに言っているわけであります。言うはやすくして行うはかたしということわざのとおり、やはりこれは一体厚生省の今度の予算にどのようにあらわれているかということから見る必要があると思います。  特に、この保育所の現状につきましては、つい先ごろこの国会にも請願、陳情が参……

第75回国会 社会労働委員会 第6号(1975/03/14、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きょう財形法と、それに関連いたしまして現在の住宅ローンの問題、それから住宅金融公庫の申し込みなどの公正の問題という点について質問したいと思います。  初めに、今回出されている財形法に関連して、いま財形の方の貯蓄残高は、四十九年の十二月現在で約三千七百五十二億円というふうに調べられておりますけれども、これでよろしいのですか。
【次の発言】 それから、契約件数は約三百六十五万件となっていますが、これは前年度に比べて何%ぐらい、それから何件ぐらいふえていますか。
【次の発言】 去年の数がわかれば、ふえた数はわかるはずです。

第75回国会 社会労働委員会 第7号(1975/03/18、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは私は公労法の一部改正案に関連いたしまして、公共企業体労働者の労働基本権の問題等について質問したいと思います。     〔葉梨委員長代理退席、竹内(黎)委員長代     理着席〕  私が国会に議席を得て初めて行いましたのが四十八年の二月六日の質問でございましたが、その折、公務員並びに公共企業体労働者の労働基本権の問題を取り上げて、再三この場でこの点について質問をしてまいりました。その当時冒頭に申しましたように、こうした人々がストライキ権を発動せざるを得ないといういわゆる労働者の要求、置かれている生活、労働条件の中から出てくる問題について、政府があるいは公共企業体がどのような……

第75回国会 社会労働委員会 第11号(1975/03/26、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは私、年金問題について質問いたします。  初めに、私は、新しい田中厚生大臣になりましてから基本的な問題についてのお考えをまだ聞いておりませんので、それをやりたいと思うのです。前の齋藤邦吉厚生大臣には聞いて返事はいただいておりますけれども、かわっておりますので、改めてお伺いしたいと思います。前のというか、前の前の大臣だな。すぐ前の大臣は名前も知らないうちに、幻の大臣で、私質問する機会もなかったので、正確に言えば前の前の大臣であります。  初めに公的年金制度の目的といいますか、その問題でありますが、私の理解しているところ、また質問した点では、すべての国民の老後の生活を保障し、障……

第75回国会 社会労働委員会 第12号(1975/04/15、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 作業環境測定法案は、先ほど大臣から趣旨が説明されましたように、その目的は、労働安全衛生法と相まって、作業環境の測定に関していろいろ必要な事項を定め、「適正な作業環境を確保し、もって職場における労働者の健康を保持することを目的とする。」こういうふうに言われたわけです。労働安全衛生法は、その目的はこの法律の第一条に書いてありますように「職場における労働者の安全と健康を確保する」、そして「快適な作業環境の形成を促進することを目的とする。」というような内容のものであります。  この法案に関しまして、私きょう神奈川県の企業に起きております一人の若い女性の死亡の原因をめぐって質問したいという……

第75回国会 社会労働委員会 第14号(1975/04/23、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きょう政府提出の原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部改正案について質問をいたします。  同時に私は、野党四党が共同作成いたしまして昨年の国会でも提出した、いわゆる被爆者の援護法案についてきょうはお尋ねしようと思っていたところであります。ところが残念なことに、ある党の事情できょう提出されるはずであった四党案が提出されておりませんので、議題になっておりません。しかし、参議院では同じ内容のものが継続審議になっているということもあり、またわが党としても、何としても今度の衆議院にも提出をしたいということでいままとめ中でございますので、そういうことを念頭に置きながら質問をし……

第75回国会 社会労働委員会 第15号(1975/04/24、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうお三人の方がそれぞれ広島、長崎から来ていただきまして、国会で貴重な御意見を拝聴さしていただきましたことを厚くお礼申し上げます。  先ほどの谷口参考人のお言葉にもありましたように、遅過ぎたという感じを私どももしております。もっと早く皆さん方の御意見を拝聴すべきであった。また同時に、社会労働委員会としても是非とも皆さんのところに直接行って、いろいろお話もお伺いしたい。昨日の質問でも、厚生大臣は時をつくって必ず近く行きたいということも申しております。  そういった中で、私は谷口参考人にお伺いしたいのですけれども、先ほどお会いしたときに顔の左に傷がありましたのでお伺いいたしました。……

第75回国会 社会労働委員会 第17号(1975/05/27、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、二つの点についてきょう質問をいたします。  最初に、先ほど午前中の枝村議員に対する答弁の中でありましたように、新聞にも三十一日には公労協の処分が発表されるのではないかということが報じられております。そういう中で、私は三木内閣のこうした問題についての基本姿勢について問いただしたい。それは、今度の春闘に対しまして三木内閣は、いわゆる一五%以下に賃金の抑制を図る、そしてまた一方では公共料金の値上げ、こういうことで物価値上げの責任を労働者にしわ寄せしてその賃金を統制する、こういうふうな挙に出てまいりました。特にこうした問題について、労働者の側から実力行使を含む手段に訴えての闘いが起……

第75回国会 社会労働委員会 第18号(1975/05/29、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、ただいまの政府の答弁だけでははなはだ不十分でございますので、特別に発言したいと思います。  もともとこの薬事法にこうした事項を盛り込むことについては、法になじまないものとして共産党は反対してまいりました。むしろこうした問題は、他の法的な措置も含めて十分に準備されなければならない事項でありますけれども、残念ながらこうした準備がなされていない現状におきましてこうした法改正が行われるわけです。したがいまして、次の三点について私どもは要望したいと思いますけれども、それについての政府の見解をお伺いしたいと思います。  第一に、政府は国民に安全で……

第75回国会 社会労働委員会 第19号(1975/06/03、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きょうは官公労のスト権の問題を中心にして質問を行いたいと思います。  先ほどからの政府の答弁の中にもありましたが、三十一日、国鉄に対する大量の処分、こうした処分とストの繰り返しを今度で打ち切りたい、こういう決意でいるということを言われました。私はその繰り返しを断ち切る最も重大な責任を負っているのは政府であると思います。と申しますのは、この処分が、すべて公共企業体に働く諸君にスト権が認められてない、ストを禁止しているという法的な根拠によって処分されているからであります。したがいまして、この解決が、この処分が再び繰り返されるかどうかの最大の問題であろうというふうに考えております……

第75回国会 社会労働委員会 第20号(1975/06/05、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きょう無認可保育所の問題について質問したいと思います。  特に無認可の中には御承知のように特定の保育をやっているために認可を得られないものと、認可の基準に施設等が達しないということのためにやむなく無認可というふうになっているのと大別して二つあるといわれております。 私は、後者のいわゆる施設が認可の基準に達していないために無認可保育所といわれている保育所について質問したいと思います。  私は、昨日こうした無認可保育所の幾つかを視察いたしまして、また関係者ともいろいろ話し合ってまいりました。と申しますのは、いまこの無認可の保育所が非常に深刻な事態に置かれているわけであります。そ……

第75回国会 社会労働委員会 第22号(1975/06/17、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう全国一律最低賃金制を中心といたしまして質問したいと思います。  初めに、先ほども話がありましたように、この問題につきましては、野党四党が共同で法案を作成いたしまして、三月二十五日社会労働委員会で趣旨説明が行われました。会期が大幅に延長になり、その会期もあとわずかとなった現状におきましても、いまだにこの法案が議題となって審議されていないことはきわめて遺憾であります。したがいまして、私はこの四党案の内容を中心といたしまして質問したいと思うのであります。  初めに若干の数字を政府の方にお尋ねしたいというふうに思います。その一つは、現行の最低賃金の最高額と最低額の県名をまずお伺……

第75回国会 社会労働委員会 第23号(1975/06/19、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうはきわめて短い時間ですので、答えの方はイエスかノーかという形で簡潔に答えていただきたい。これを最初に要望して、リジンの問題について質問したいと思います。  私の住んでおります神奈川県におきましては、学校給食用の小麦粉にリジンを添加したものは使わないということになっております。最近聞きますと在庫品は使ってもいいという問題で、しかもその使わない理由がリジンに発がん性の物質が含まれているというようなことで、私も小学生の子供を一人持っておりますけれども、父兄にとってきわめて不安な状況にあるわけであります。したがいまして、この問題についてきょう文部省にも来ていただいておりますので、文……

第75回国会 社会労働委員会 第24号(1975/06/26、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは私はきわめて短い時間でございますけれども、救急医療体制の問題について二、三質問したいと思います。  それは最近救急医療体制の問題で非常に問題になっておりまして、特に急病患者の搬送問題で、いま御承知のように消防が担当しているわけであります。私が住んでおります横浜の統計を見ましても、四十九年の実績は四万七千九百三十五件、毎日百三十一件の出動を行っているわけであります。しかも、旧市街地に比べて港南とか磯子、金沢、緑、戸塚、瀬谷、こういう横浜で言いますと新興住宅地で増加しているわけであります。  そこで、消防庁の方にお伺いしたいのですけれども、昭和四十五年の救急の出場件数と火災発……

第75回国会 社会労働委員会 第25号(1975/07/01、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、共産党を代表いたしまして、先ほどの四党共同の質問に対する政府のお答えをいただきましたが、それに若干の補足的な質問を行いたいと思います。きょうはきわめて限られた時間でございますので、御答弁はできるだけ大臣に、そうして簡潔に行っていただきたいと思うのであります。  ただいま理事会で、失業対策事業の存続に関する請願が自民党を含めまして五党全会一致で採択されることになったことは、いまの政府答弁と相まって、今度の研究会の設置に伴って打ち切りされるのじゃないかという不安を持っている多くの労働者に対してきわめて喜ばしいことであるというふうに考えております。  さて、いまお答えがありました……

第75回国会 社会労働委員会 第26号(1975/07/03、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは七十五国会の最終の厚生の一般質問の日でありますので、いままでいろいろお聞きしたがった幾つかの点についてまとめて御質問いたしますので、しかもきわめて限られた時間でございますので、特に医務局長の答弁においては簡潔にお答えいただきたいことをあらかじめお願いしておきます。  最初に、いま新聞その他で非常に大きな問題になっております三角筋の注射の問題についてお尋ねしたいと思います。  最近の報道によりますと、北海道岩見沢市などで三角筋、つまり肩のところに盛り上がっている逆三角形の筋肉への注射の障害で、いわゆる三角筋短縮症という愚者が二百名を超える数で集団的にあらわれたということであ……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/02/15、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう、いまのインフレ、物価の同時進行の中で、特に働く者の生活の問題、権利の問題に関して質問したいと思います。  その中で特に、最近進められている大企業のいわゆる不況対策と称しての一時帰休制の問題、あるいはまた新規採用者の取り消しの問題であるとか、あるいはまた大量解雇、臨時工、パートなどの首切り、そして管理者などへの一方的な賃金カット、こういう問題が、労働者の生活だけではなくて、さらに雇用問題にも大きな影響を与えている、こういう点について政府の施策に対してわが党の立場から質問したいと思います。もう一つの問題は、現在の働いている職場、労働者にとってはそこが自分の生活の大部分を過……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 社会労働委員会 第2号(1975/11/13、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう、中医協の中断によりまして診療報酬の適正な引き上げが非常におくれている、このために重大な影響が出てきている、この問題について政府の見解をお尋ねしたいと思います。できるだけ大臣に質問いたしますので、大臣が簡潔に答えていただきたいと思います。  最初に、この診療報酬の適正化がおくれている、決定できていないということから、公私病院の連盟の大会あるいは各医師会あるいはまた保団連などからもいろいろな陳情が来ておりますが、その内容を見ましても、この診療報酬の引き上げというものが即こうした利害関係のある団体というだけではなくて、国民の医療そのものに関係する問題でありますので、きわめて……

第76回国会 社会労働委員会 第3号(1975/11/18、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私もきわめて限られた時間でございますので、できるだけ大臣に直接簡潔にお答え願いたいと思います。  初めに私、先ほどスト権の問題でのやりとりを見ておりまして、二、三確認しておきたいというふうに考えます。それは、明確に結論を出す期日については言えないけれども、秋に結論を出すということについては変わりはない、こういうふうに聞きましたが、普通、秋というのは、あなたは深い秋というのがあるそうですけれども、日本では十二月に入ると師走といいまして、どんなに非常識な常識をもってしても十二月は秋とはいわない。ということになりますと、何月何日ということではないけれども、十一月中というのが常識だと考え……

第76回国会 社会労働委員会 第4号(1975/11/20、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私、昨日全国の私立保育園連盟の関係者といろいろ懇談する機会を持ちました。     〔竹内(黎)委員長代理退席、菅波委員長代     理着席〕  その中で、いま大臣が最後に言っておられましたけれども、来年度の予算についてはかなり大きな不安を持っておられる、こういう状況でございます。したがいまして、もう一度、すでに答弁されたことも含みますけれども、再確認あるいはまた若干の新しい問題についても、保育所関係の予算関係について要望かたがた質問したいと思います。  第一の問題は、私、最近ある教員夫婦が、二歳半になる子供を家で見ていたそうですが、そのおばあちゃんが突然中風で倒れて寝たきりになっ……

第76回国会 社会労働委員会 第5号(1975/12/05、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私はきょう、官公労働者のストライキ権の問題について、総理に質問したいと思います。  先ほどから総理は、この官公労働者のスト権問題が、労働者にスト権を付与するのかしないのか、こういうことをめぐって果てしない紛争が続いている、こういうことを言われました。これはまた国民生活にも重大な影響を及ぼしているわけであります。  そうした中で、今度の政府の基本方針というのは、一体スト権を認める方向でこの問題を解決しようとしているのか、それともスト権を認めないで、処分や刑事罰で押さえつける体制を一層強める方向で解決しようとしているのか、このいずれなのかをはっきり首相からお伺いしたいと思います。

第76回国会 社会労働委員会 第8号(1975/12/18、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは、きわめて限られた時間でございますが、二つの問題について質問したいと思います。初めは産業廃棄物の問題と、もう一つは救急医療の問題であります。  初めに、産業廃棄物の問題について質問したいと思います。この間、先ほど質問のありました寺前議員が一般廃棄物について質問をした折、その回答の中にも、いま産業廃棄物の方に全力を注いでいるので一般廃棄物については若干欠けるところがある、こういうようなお答えもありましただけに、この産業廃棄物についてはかなりの研究をやられたと思いますので、その点からお伺いしたいと思います。  まず、六価クロムの問題で産業廃棄物の問題が非常に大きな国民的なとい……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 社会労働委員会 第3号(1976/03/04、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、きょうきわめて時間が短いので、答えも簡単にしていただいて、二つの問題について聞きたいと思います。  一つは、福祉予算における児童手当の問題と、それからもう一つは、この問題になった、児玉の病院前でのUターン救急車の利用の問題について、二つの点についてお伺いしたいと思います。  最初の児童手当の問題でございますけれども、厚生大臣も御承知のように、ある新聞などでは、難病対策の見直しとともに今回児童手当が据え置きであるということは、恐らく全面的な廃止も含む見直しを考える、そのための調査も行われるのじゃないか。そしてこれは福祉後退というような内容として報道されております。また、今度の……

第77回国会 社会労働委員会 第5号(1976/05/10、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは労災補償法案についての質問を行いたいと思いますが、初めに法案について若干の質疑を行いたいと思います。  最初に、今度の法案の改正で目的条項の変更があったと思いますけれども、その点についてどういう点の変更があるか、現行法と比べての違いを明らかにしてください。
【次の発言】 詳しくしただけなのかどうかということは、私は見解を異にするわけであります。福祉事業という中で幾つかの事業の内容があるわけですが、この後審議されるいわゆる賃金の不払い法案の財源、これが福祉事業の一つになってこの法改正の中にも加えられていたわけです。この福祉事業というのは、賃金不払いの財源になるようなものを福……

第77回国会 社会労働委員会 第6号(1976/05/11、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 本会議まで二十分足らずの時間でございますので、答弁の方もきわめて簡単にしていただきたいと思います。  まず第一に、新聞やテレビで御承知のように、昨日、山形県におきまして、西部幹線トンネル工事現場でガス爆発事故が起きまして、九人の方々が死亡され、また重軽傷者も発生いたしました。ちょうど私どもが労災の補償法案を審議中でありました。また、この人たちは、当然、いま審議されている建設労働者の雇用改善の法律に該当される方であります。このことは、実態というものが、私どもの国会の審議に対する、法案の内容に対する、また政府の施策に対する厳しい批判である。その実態がどういうものであるかということは―……

第77回国会 社会労働委員会 第7号(1976/05/12、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、政府提出の原子爆弾被爆者に対する特別措置に関する法律の一部を改正する法律案に対し、賛成の立場から討論を行います。  広島、長崎への原爆投下から三十一年、被爆者の多くの方々は老齢化し、いまなお放射能障害や精神的不安、生活苦にさいなまれています。さらに、被爆による病気や障害によって死亡した被爆者の遣族は、筆舌に尽くしがたい生活を余儀なくされているのであります。  一瞬にして三十万人余の生命を奪い、広島、長崎両市を焦土と化したアメリカの原爆投下は、明らかに国際法違反であり、これによって生じた損害に対して、すべての被爆者とその遺族は、アメリカ政府に賠……

第77回国会 社会労働委員会 第8号(1976/05/13、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは私、年金問題で質問いたします。  初めに、お互いに御苦労様ですが、今週になりましてから月曜日が労災補償の法案、その次が建設労働法案と未払い賃金の確保法案ですか、その次が原爆被爆者のいわゆる医療と生活を保障する法案、それから年金と、生活に関連のある法案が次から次へと出されておりますので、連日の夜間に及ぶ審議をしているわけであります。この審議されております年金の問題も、これまた国民の生活に重大な関連をする問題でありますので、私どもも、この法案に対する賛否の態度は別といたしましても、できるだけ早く国会の中で審議をし、成立を図る、こういう態度で臨んでいるわけです。したがって、私た……

第77回国会 社会労働委員会 第10号(1976/05/17、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 きょうは私、予防接種法案について御質問したいと思います。  今度の法案について、特に風疹の予防接種の問題については何かありますか。
【次の発言】 御承知のように、いま風疹が非常に流行しております。私どもの住んでいる神奈川県は特にそれが流行している多発地域の一つになっていると聞いております。私の周りの人でも風疹に妊娠中にかかって、医者に行ったところが、医者に行って初めて風疹にかかっていることがわかって、結局中絶なさっている方がいるわけです。その方は二十九歳で初めて子供さんを持たれたので非常に期持しておったけれども、そうした医者の指示もありまして泣く泣く子供さんを中絶してしまったわけ……

第77回国会 社会労働委員会 第13号(1976/05/20、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は、ただいま提案されている法案につきまして、若干質問したいと思います。  いま審議されているこの法案については、私どもは、これまでの長い間の関係者の運動が反映したものとして一歩前進として評価しております。わが党がさきに発表しました法案大綱の中にも、障害者及び中高年齢者の雇用の促進に関して、第三章において「障害者の障害の程度に応じて働ける職種の拡大、作業環境の整備などを行い、就労を希望するすべての者の雇用を保障し、当面大企業及び国、地方公共団体の雇用率を一律百分の二に引上げ、雇用を義務づける。」あるいは中高年の問題につきましても、「平均雇用率に達するよう、大企業に対しては特に監督……

第77回国会 予算委員会 第11号(1976/02/12、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 いま委員長の言うとおりでございますので、しかも、土光参考人と櫻田参考人が午前中で帰られるというので、お二人に御質問いたしますので、簡潔にお答え願いたいと思います。  二つの点であります。  第一問は、櫻田参考人に御質問します。私どもが日経連の事務当局にお尋ねし、また一月二十五日付の日経新聞によりますと、一月二十六日に開かれた日経連の常任理事会で雇用安定措置法案なるものが検討された。その中身は、先ほどから出ております過剰労働者の長期の休職に対する給与について、国が企業に対して一定割合の助成を行うこと、これが骨子になっておると言われております。  ところがその常任理事会で、この法案を……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 社会労働委員会 第3号(1976/10/19、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 ただいま言われましたような問題で質問したいと思いますが、きょうはきわめて限られた時間でございますので、できるだけ関係者の答弁は簡略にしていただきたいというふうに思います。  私はきょう基金の理事長を特に、出張中のところ御無理を願っておいで願ったのは、労使問題の取り扱いの中であらわれた基金の基本的なあり方の問題について少しお尋ねしたい、こういうことで、労使問題直接の問題ではございません。労使問題で、もちろんそのことが、労使問題が対立を拡大する方向でなく、話し合いで解決する方向に、また分裂を拡大する方向でなく、大きな統一と団結が高められる方向でやっていただきたいということはあえて申す……


石母田達[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院33期)

石母田達[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 社会労働委員会公聴会 第1号(1973/06/18、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は最初に、先ほど吉田公述人から公述されました内容の中で、いわゆる医療保障制度のたてまえという問題について保険主義というものが貫かれておるというお話がありました。政府の国会答弁でも再三そういうことを申しておりますし、また、自民党の国民医療対策大綱の中でもそうしたことが述べられております。この保険主義について吉田公述人の見解と、これにかわるべきたてまえというものはどういうものであるか。これを簡潔にお話し願いたいと思います。
【次の発言】 もう一度お伺いしたいのですけれども、いまの政管健保は先ほどからのお話もありますように、赤字になるような仕組みになっている。先ほどのお話ですと、政管……

第71回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1973/03/03、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田分科員 私は、きょう、港湾問題について質問したいと思います。  三十分というきわめて限られた時間でございますので、回答のほうも簡潔にお願いしたいと思います。  それでは初めに、私はいま港の中で非常に関心を持たれている一つとしまして、港湾運送事業法の「改正」というものがいま政府で計画されている、これによってどうなるかという不安が非常に港の中で大きくなっております。そして、港湾運送事業法の問題については、すでに昨年のいわゆる八・一八といわれている運輸政策審議会港湾運送特別委員会の報告、さらにその前の六・一六に示された運輸省の方針、さらに昨年の十月に海事新聞、その他関係者に示されまして「港湾……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 商工委員会物価問題等に関する特別委員会地方行政委員会外務委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会科学技術振興対策特別委員会石炭対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第2号(1973/12/16、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田委員 私は初めに、今回LPGのいわゆる品不足と、価格高騰が引き起こした深刻な事態に対する政府の責任について、お伺いしたいと思います。  御承知のように、十一月二十日ごろから自動車用のLPGが不足いたしまして、スタンドなどで行列をつくって数時間待っても入らない、あるいはまた、ひどいところでは、夫婦で寝袋を持って待って、しかも二十五ないし三十五リットルしか配給されない、それでは運行できない。このために減収を来たして、年末年始を控えて、多くの運転手が生活の問題で非常に打撃を受けたわけであります。また、家庭用のプロ。ハンにいたしましても、埼玉県などにおける団地などへの都市ガスの時間供給制限とい……

第72回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田分科員 私は、きょう初めに未組織労働者の問題についてお尋ねしたいと思います。  いま全国に、組合に組織されていないという労働者は二千万をこえるといわれております。しかも、そういう人たちの大部分が中小の零細業者で働いておられる方、あるいはまた臨時工、下請、社外工、日雇い、季節工、パートタイマー、または家内労働者というような形で、雇用関係においてもきわめて不安定な、そしていろいろな社会保障や賃金の問題でもきわめて劣悪な状態のもとで働いておる方が大部分であります。  この未組織といわれている労働者は、その賃金の低いということは皆さん方から得た資料によっても明らかであります。ここに資料がござい……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田分科員 私はきょう、市場の問題、特に水産物の問題について質問したいと思います。  それは、昨日私も、住んでおります横浜の中央卸売市場の南部市場を視察してまいりました。  魚が高くてなかなか一般庶民の口に入らない。昔に比べますと、私は漁場で、宮城県の石巻で育ちましたから知っておりますけれども、その当時に比べても、なまものが非常に少なくなっている。冷凍魚が私たちの口に入るほとんど大部分になっている。しかも、私どもで言えばネコまたぎといわれたようなそういうサンマなんというのは、とてももったいなくて、なかなか食べる機会も少ない、こういう状況になっておりまして、どうしてこのような高い魚になるかと……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1975/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○石母田分科員 私は、きょうLPガス、いわゆるプロパンガス販売事業の問題について御質問したいと思います。  私は、一昨年の十二月、国会におきまして、当時七十万トン在庫があると言われていたプロパンが、十一月下旬に一斉に全国で姿を消しまして、そのために二人の個人タクシーの運転手が自殺されるというような悲劇を起こしたいわゆる石油ショックの中で、プロパンの需給問題あるいはまた、物不足を利用して元売価格がトン当たり八千円上がるというような問題について質問いたしました。きょうは、同じプロパンの販売事業者にとって深刻な幾つかの問題がございますので、そうした問題について御質問したいと思います。  最初に、LP……



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データ更新日:2023/02/05

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