梅田勝 衆議院議員
33期国会発言一覧

梅田勝[衆]在籍期 : |33期|-35期-37期
梅田勝[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは梅田勝衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

梅田勝[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第43号(1973/06/14、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田勝君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道財政再建促進特別措置法の一部を改正する法律案に断固反対する立場から討論を行なうものであります。(拍手)  まず、最初に指摘しなければならないのは、本法案の審議が十分尽くされないまま、反対を無視し、委員会採決が行なわれたことであります。  日本共産党・革新共同は、本法案審議にあたり、政府、国鉄当局が宣伝する赤字なるものの実態、運賃値上げの物価への影響、さらには、十兆五千億円という巨額な設備投資計画の内容など、問題点を明らかにするために徹底して審議を尽くすという態度で臨んだのであります。そして、その審議に不可欠な資料の……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 衆議院本会議 第9号(1975/10/25、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田勝君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました郵政大臣村上勇君不信任決議案に対し、賛成の立場に立って、提出者米田東吾議員に質問いたします。  周知のように、現在、国民は、深刻な不況と同時に進行する激しいインフレに生活を脅かされております。今度の臨時国会に国民が期待したものは、まさにこの経済的危機の打開であります。ところが三木内閣は、この国民の期待に背を向け、一カ月にわたって補正予算の提出を怠り、逆に酒、たばこ、郵便料の値上げ三法案の強行を図り、国民に挑戦してきたのであります。  今回提案されている郵便料金値上げ法案は、はがきは二倍、封書は二倍半、書留は三倍にすると同……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 衆議院本会議 第17号(1976/05/11、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田勝君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま提案趣旨説明されました国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係閣僚に質問いたします。  まず、最初に総理大臣にお伺いいたしたいのは、現在叫ばれている国鉄の危機の原因は何か、その責任はだれが負わねばならないのかという問題についてであります。  今日、昭和四十八年度を初年度とする国鉄財政再建十カ年計画が、昭和四十四年度に始まる第一次再建計画と同様、完全に破綻したことは周知のことであります。しかし、政府は、約三兆一千億円の累積赤字、約六兆八千億円の長期債務という国鉄財政の破綻を口実に、大幅な運賃値上げが不……

梅田勝[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

梅田勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会 第7号(1973/03/07、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は安全問題につきまして大臣の考えをお伺いしたいと思います。  昨日の新聞報道でも、フランスにおきまして旅客機の衝突事故が発生をいたしまして犠牲者が多数出たのであります。飛行機は、御承知のように文明が生み出した非常に速い乗りものでありますが、しかし一たん事故を起こしますと、これはかけがえのないとうとい人命が奪われるという重大な問題を含んでおります。昨年六月十四日に日本航空がインドのニューデリーにおきまして八十六人の犠牲者を出す大事故をやりながら、五カ月後の十一月二十八日には、モスクワの空港におきましてやはり大事故を起こしまして、六十二名のとうとい生命を犠牲にいたしております。このこ……

第71回国会 運輸委員会 第8号(1973/03/13、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 このたびの問題で明らかなことは、動労が、一つは二人乗務を中心とする労働条件を主として改善することによって、国民の足を安全に保障していくという問題がございます。それからもう一つの問題は、施設を十分に改善する。現在国鉄の踏切は半分は安全対策が十分とられていないということは、もうすでに数字で明らかであります。そういう点を万全の体制をしかるべくとるべきだ。こういった施設改善を中心とした安全対策を十分にしろ、この二つの要求が出されておったと思うのですね。  私はまず質問したいのでありますが、この要求自体の正当性について、国鉄当局はどのように考えられておるのかをお尋ねしたいと思います。

第71回国会 運輸委員会 第9号(1973/03/16、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、まず、このような形で緊急に質疑が行なわれることにつきまして、日本共産党・革新共同の意見を申し上げたいと思うわけであります。
【次の発言】 私どもは、今日の国鉄を百年間にわたってつくり上げ、築き上げてきたのは、何よりもそこで働いている国鉄労働者、その労働者が働いてきた成果だと考えております。憲法が示しておりますように、労働者に対しては、当然労働基本権というものが保障されておるわけであります。これに対して政府あるいは当局が、労働基本権に対して重大な侵害をやっている。そして、労使が対等の立場で話し合いをしてない、させない、ここに一つは法制上から見た重大な問題があります。さらに、もう……

第71回国会 運輸委員会 第14号(1973/04/04、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、港湾法等の一部改正案の質疑におきましては、非常に重要な法案でございますので、頭から運輸大臣の出席を求めて質疑を行ないたい、そして答弁を求めたい、このように申し上げておるわけであります。ですから、大臣が出席されるまで質問を留保させていただきたいと思います。(「なぜきのうやらなかった」「いいかげんなことをやるな」と呼ぶ者あり)きのうは終わっております。
【次の発言】 私は理事会でも再々にわたって申し上げましたように、国会議員というものは憲法によって規定されて、国民の総意に基づいて、そして選挙に基づいて選出をされてきた国民の代表であります。そして憲法が規定いたしておりますように、議……

第71回国会 運輸委員会 第17号(1973/04/17、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 自席でやりますか。
【次の発言】 十三日の当委員会におきまして国鉄の関係法案と航空機騒音障害の防止等に関する法律案、この両案のどれを先議するかという問題につきまして動議が出まして、私がその問題についての討論要求をいたしました。ところが、委員長はこの問題につきまして私の発言要求をお認めになりませんでして、採決が行なわれました。こういうことは非常に重大な問題であります。憲法や国会法、衆議院規則、その精神から申しますと、当然……
【次の発言】 委員の発言というものは承認さるべきものであり、国会の討議を通じて諸問題が国民の前に明らかになるということが必要であります。そういう点で、要求をした……

第71回国会 運輸委員会 第19号(1973/04/20、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、これから国民の皆さんが非常に大きな注目をされております国鉄運賃値上げ、そして独占奉仕の国鉄改造計画、その法案に対しまして質問をするものでありますが、具体的な質問に入ります前に、国鉄当局、さらに運輸省、政府、皆さん方に、私どもがいままで国鉄問題の実態を解明するために、いろいろ調査をし、研究をしてきたのでありますが、国鉄当局が私たちが調べたいと思う重要な資料につきまして提出を拒むという事態が発生しております。「資料要求一覧」というものをいま持っておりますが、これはあとで委員長に提出をいたしまして、そして当委員会として正式に資料要求をしていただくようにお願いしようと考えておりますが……

第71回国会 運輸委員会 第22号(1973/05/08、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。きょうは皆さん方お忙しいところを貴重な御意見を聞かしていただきまして、ありがとうございました。  きょうの意見陳述者の御意向を承っておりますと、賛成、反対それぞれあったわけでございますけれども、賛成なさる方でも、かなり条件をつけて、ストレートに政府の言っているとおりでは承知ならぬということで御意見を述べられた点で、昨年とは少し違ってきているというように私どもは思うわけでございます。  そこで御質問に入ります前に、私どもの考え方を少し申し上げて、そしてその上で皆さん方の御意見を承りたいと思うわけでございます。  私どもはまず、いま出ている案に……

第71回国会 運輸委員会 第24号(1973/05/10、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 参考人の方々から貴重な意見を賜わりましたことを、まずお礼申し上げたいと思います。  私は日本共産党・革新共同を代表いたしまして、参考人の方々から次のような点をお伺いしたいと思います。  それは、本委員会におきまして国鉄関係法は十分審議を深めておる途中でありますが、国民の皆さんが国鉄運賃値上げについて、あるいは国鉄財政の再建についていろいろ疑問を持っておられます。私は幾つか要約いたしますと、次の四つの点ではないかと思うのです。一つは、政府はこの物価高にかかわらず、なぜ政府の手で規制できる公共料金を引き上げるのか、これはわからぬ。二つには、そういう赤字だ赤字だといっている国鉄がなぜ今後……

第71回国会 運輸委員会 第29号(1973/06/12、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は日本共産党・革新共同を代表いたしまして、国鉄法案につきまして田中総理に質問をいたしたいと思います。  まず第一は、国鉄法審議における政府の政治姿勢の問題であります。国鉄は国民の足であり、輸送の大動脈である、田中総理大臣は本会議でそのように言われたわけでありますが、その国鉄の経営は今日ばく大な赤字をかかえてどうにもならない、政府も国鉄も努力をするが追っつかない、だから必要最小限の負担は利用者に求めざるを得ないといって国鉄運賃の値上げを提案されたわけであります。要するに、国鉄は重要なんだが、重い病気にかかっている。重病だ。注射をしてくれ、こういうことだと思います。ところが病気である……

第71回国会 予算委員会 第17号(1973/02/27、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、ベトナム問題を質問したいわけでありますが、その前にラオス問題についての質問を若干行ないたいと思います。  二月の二十二日、ラオス愛国勢力代表とビエンチャン政府代表によって、ラオスにおける平和回復と民族和合の達成に関する協定が結ばれました。これはベトナム和平協定の成立とともにインドシナ半島における人民の新たな勝利であります。ラオス協定では、外国からの干渉を受けることなくラオス人民自身の手で国内問題を解決する原則が確認され、米軍機による爆撃機を含むすべての侵略行為の終結、外国軍隊の撤退、特殊部隊の解散、ラオス人民を真に正当に代表する正式の民族連合政府の樹立などが規定されているので……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 運輸委員会 第7号(1974/02/15、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の一部を改正する法律案について、私は日本共産党・革新共同を代表いたしまして質問をいたします。  まず第一に御質問したい点は、航空機騒音問題における基本問題とは何かという点であります。政府はこの法案提案にあたりまして、「ここ数年航空機需要が激増し、航空機の大型化、ジェット化が進み、このため航空機騒音問題は、年々深刻化し」、あるいはまた大きな社会問題となった、こう述べておりますが、しかし他人事ではございませんでして、自然にそのようになったわけではないのであります。利用者が多いという口実のもとに増発を認め、大型化を認め、そし……

第72回国会 運輸委員会 第12号(1974/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律の一部を改正する法律案に対する反対討論を行なうものであります。近年における航空機のジェット化、大型化の進行は、飛行場周辺における住民に、騒音のみならず大気汚染による健康破壊など、耐えがたい苦しみをもたらしてまいりました。これは、「公共性」の名による環境の破壊であり、国による公害、不法行為というべきものであることは、最近の大阪空港騒音公害裁判の判決すら認めているところであります。  また、DC10型機のパリにおける惨事は、エアバスの安全性に問題を提起し、人口密集地域への乗り入……

第72回国会 運輸委員会 第18号(1974/03/22、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 時間がきわめて短いので、答弁のほうは簡潔にお願いを申し上げたいと思います。  まず、本改正案におきましては、運賃値上げを六カ月延期せざるを得なかったこと自体、政府の物価対策、さらには国鉄財政再建政策の破綻を示すものであります。赤字は減るどころかますますふえて、昭和四十八年度見込みでは、累積赤字は一兆六千億円に達しようとしているのであります。  そこで、大臣にまずお伺いいたしたい点は、政府は、その破綻ないしは失敗をお認めの上で本改正案を出されておるのかどうか、ということを一言お聞きしたいわけです。
【次の発言】 初年度から計画が狂っているようでははなはだ先は暗いということだと私は思う……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 運輸委員会 第2号(1974/09/10、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、きょうは日本国有鉄道の財政問題を主としてお伺いしたいのでありますが、その前に一言、先日、新幹線の事故問題で調査をいたしましたので、一つだけ御質問を申し上げたいと思います。  実際に新幹線の現場を回りまして、現場の人たちが非常に御努力をされているという実情を見まして、私どもは皆さん方の努力に敬意を表したいと思うのです。  同時に、なかなか問題がたくさんある。きょうはすべて申し上げることができませんが、一つだけお聞きしたいのは、六月十一日の朝九時十五分ごろ、浜松と静岡間において上り列車が工事中のミキサー車のホースとぶつかるという事故が発生しておったということをお伺いしたわけです。……

第73回国会 運輸委員会 第4号(1974/11/26、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 御承知のように、本日田中総理大臣が正式に辞任を表明いたしました。きわめて短命な内閣でありましたが、これはきわめて当然だと思います。  田中総理が登場いたしまして以来、日本列島改造と大きなことを言いまして、そして国民にもたらしたものは、御承知のように狂乱物価といわれるようなインフレであり、そして現在は深刻な不況でございます。国民生活はきわめて困難におちいっております。しかし、一方で、総理のほうは、いま問題になっておりますように財産がだんだん、だんだん大きくなっておる。田中式蓄財法が問題となり、田中金脈政治の問題が大きな国民的な問題となってきているわけであります。したがって、今日田中総……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 運輸委員会 第2号(1975/02/14、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、先般行われました運輸大臣の運輸行政に対する基本姿勢、こういった問題につきまして御質問を申し上げたいと思います。  御承知のように、日本列島を改造するというような大げさなことを言って登場いたしました田中内閣は、インフレと深刻な不況というものをもたらして崩壊したわけでございます。そこで新しい三木内閣が誕生したわけでございますが、いま国民は、この新しい内閣が従来の大企業本位の自民党政治の延長線上の政府であるかどうか、これが今国会の審議を通して明らかになることを期待し、また注目をしているのでございます。  先般行われました運輸大臣のいわゆる運輸……

第75回国会 運輸委員会 第4号(1975/02/25、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、道路運送車両法の一部を改正する法律案につきまして質問をいたしたいと思います。また、今回の改正案は運輸省の自動車の検査体制、これに関連する問題でございますので、いま世間で問題になっておりますところの五十一年排出ガス規制の問題につきまして、関連して私は運輸省の体制その他を質問していきたいと思うわけでございます。  まず最初に、環境庁が二十四日に告示をしたわけでございますが、運輸省はそれに基づいて自動車の保安基準を告示されるはずでありますが、これはいつやられますか。
【次の発言】 自動車局にいただいた資料によりますと、五十一年規制の対象自動車ということで、「ガソリン又は液化石油ガス……

第75回国会 運輸委員会 第8号(1975/03/14、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私はまず第一に、航空機の衝突事故防止の基本はどうあるべきか、こういった問題につきまして質問をしたいと思います。  御承知のように、本改正案の契機になりましたのが全日空機と自衛遂機のいわゆる雫石事件といわれる衝突事件でございます。非常にたくさんの、百六十二名というとうとい犠牲があったわけでありますから、その教訓をしっかりと改正案の中に盛り込ませぬと、死んだ方も浮かばれないということになるわけであります。  そこで、私どもはかねてから、日本の空が非常に危険だ、その根源につきましては二つある。一つは日米安保条約そのものですね。これによるいわゆる地位協定によって、米軍機の最優先権というもの……

第75回国会 運輸委員会 第10号(1975/03/25、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は日本共産党・革新共同を代表いたしまして、航空法の一部を改正する法律案に対する反対討論を行うものであります。  日本の空がいかに危険にさらされていたかは、百六十二名の犠牲者を出し、日本航空史上最大の事故となった雫石上空における自衛隊機と全日空機との空中衝突事故によって明白に証明されました。今回の盛岡地方裁判所の判決が自衛隊機に厳しい刑事責任を課したことは当然であり、国民はいま軍事優先や空の欠陥行政に激しい憤りを覚えると同時に、科学的な航空交通保安体制の徹底した改善と充実で安心して飛行機に乗れる日本の空を心から望んでいるのであります。  今回の航空法の改正に当たって明確にしなければ……

第75回国会 運輸委員会 第11号(1975/03/26、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。本日は、三人の参考人の方々から過疎地における非常に深刻な状態を聞かしていただきまして、本当にありがとうございました。  そこで、少し質問をさしていただきますが、高山町長にお伺いいたします。  いままで営業路線があって採算がとれないということで、会社の方はさっさとやめてしまった。そして町の方で独自にやらざるを得ない、こういうことで先ほど来お話を伺ったわけでありますが、過疎になったのは町長さんの責任じゃなくて、また地域住民の責任じゃなくて、やはり国全体の政策の影響かと思います。そこで、国がいまああいう過疎バスに対しての補助制度を敷いておりますが……

第75回国会 運輸委員会 第13号(1975/04/16、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 二月十四日の当委員会における三菱石油水島製油所における重油流出事件に関しまして、私が質問をいたしたのでありますが、そのとき寺井海上保安庁長官は、陸上のタンクから大量の油が出るということを正直に申し上げて余り十分想定をしていなかった、このように言われたのであります。 しかし、事故は起こりまして、余りにも大きな被害を、関係漁民を初め地域の住民に与えたのであります。まさに、十分想定できなかったと言って済まされるわけにはいかないものであります。この問題は、本国会におきましても予算委員会を初め多くの委員会におきましても多面的に取り上げられまして、そしてたとえば石油タンクの保安基準の改定やある……

第75回国会 運輸委員会 第14号(1975/05/06、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 今回、鉄道敷設法の改正によりまして、河守より福知山までの延長が決定され、そして鉄道が実際に建設をされるならば、これは中丹及び丹後地方における経済の発達や文化の向上にとって重要な貢献をすることは明らかであろうし、またこれからの新しい日本海時代と言われるものをつくっていく上において積極的な貢献を果たすことは明らかであろうと思います。われわれもそういう点では賛意を表するものでありますが、しかしこれを実際進めます場合に相当の問題もございます。これらを一つ一つ解決していくことが重要であろうかと思います。  そこで、まず質問を申し上げたいのでありますが、本改正案が通過、成立をいたしますと、福知……

第75回国会 運輸委員会 第15号(1975/05/23、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 油濁損害賠償保障法案につきまして質問いたします。  御承知のように本法案は油による汚染に関する二つの国際条約の実施に伴う国内法の整備という形で提案されたのでありますが、近年海洋汚染の重大性が叫ばれているだけに重要なものと考えております。  ところで、この経過を見てみますと、国際条約ができましてもこれがなかなか批准され発効しない、あるいは発効しましても批准の方は進んでいない、こういうことがございます。一九六九年の油の汚染損害についての民事責任に関する国際条約、いわゆる責任条約と言われるものは十四カ国が批准し、すでに一九七〇年六月十九日発効しております。わが国はこれからでございます。一……

第75回国会 運輸委員会 第20号(1975/06/20、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 時間がございませんので、少し近鉄の京都線の踏切改善策につきまして御質問申し上げます。  御承知のように本年の四月十七日に近鉄京都線新祝園五号踏切におきまして衝突事故がありました。六十六名の方が重軽傷を負うという大変な事故でありまして、先頭列車は線路上に直角に横転をいたしまして、ちょうど並行して走っている国鉄片町線の線路上を覆うように横転いたしました。幸い二重事故は避けられたのでありますけれども、大変な住民の不安を呼んでおります。近鉄京都線というのは、もとは奈良電鉄というように言うておりまして、昭和三年にできております。ところが、その辺には問題の踏切やたくさんの踏切があるんですけれど……

第75回国会 運輸委員会 第23号(1975/07/04、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 きょうは気象の問題と路面交通、地下鉄の問題を質問したいと思うのでありますが、はなはだ時間がなくて、せっかく自治省、警察庁の方もお見えになっておりますので、路面電車と地下鉄の問題を先に質問させていただきたいと思います。  先日、四、五日前ですか、テレビで東京の市電の荒川線の放映がございました。非常に地域の方々がよく利用されまして、有効な乗り物であるということがリアルに出ておりました。あちこち行きますと、鹿児島にいたしましても、長崎にしてもあるいは仙台にいたしましても、なお市電が有効な乗り物として市民に活用されております。京都市は観光都市でもありますし、路面電車に乗って市内を観光して回……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 運輸委員会 第3号(1975/12/10、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 最近、政府は、きわめて明快な問題に対して明快に答弁をしない。そして長々と答弁をしてますます問題をはぐらかす。これが最近の目立った特徴でございます。きょうはたくさん質問したいと思いますので、答弁の方は簡潔にお願いを申し上げたいと思います。  まず、第一は、官公労のストライキ権の問題についてでありまして、運輸大臣に質問をいたしますが、重要なことは、政府が一貫して官公労働者のストライキというものを犯罪視しているところに問題があろうかと思います。言うまでもないことでありますが、ストライキというのは、労働力を売ることによって生活をしている労働者が必要な場合に同盟をして労働力を売ることを拒否す……

第76回国会 運輸委員会 第4号(1975/12/17、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 運輸大臣に出席をお願いしておったのですけれども都合で来られませんので、また、昨日国鉄本社から去る公労協のスト権ストの問題につきまして民事上の損害賠償請求を行うという決定が出ましたので、また、新聞報道によりますと、去る十四日に自民党の中曾根幹事長と木村運輸大臣はそれぞれ訴訟をしてでもこの問題の決着をつけるように国鉄に対して要求したという報道がなされておりましたので、これはきわめて重大でありますので、私は、政府・自民党、運輸大臣に対して厳重に抗議をして、これを撤回するようにまず最初に要求しておきたいと思います。  それでは、次に、気象庁の合理化問題について質問をいたしますが、御承知のよ……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 運輸委員会 第7号(1976/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 海洋汚染防止法という名前どおりにいきますと、海洋は汚染されないできれいなはずでありますが、実際には海は年々汚れておりまして、一昨年十二月の三菱石油水島製油所の事故のごときは、瀬戸内海に生活をしている関係住民に深刻な打撃を与えておりまして、その傷はいまだにいえておりません。石油コンビナート等災害防止法や、このたび海洋汚染防止法の改正案が出てまいりましたのも、これら重大な損害から国民が救われていくように、今後こういうことが起こらないようにという強い要望によって出されてきたものと思います。したがいまして、本改正案はそれらの切実な国民の願いにかなったものにしていくことが必要であろうと思いま……

第77回国会 運輸委員会 第9号(1976/05/12、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 本日はロッキード問題の究明を行いたいと思います。  御承知のように、ロッキードというのはアメリカの航空会社でありますが、軍需産業として重要な位置づけを持っているはずであります。そのロッキードが民間航空機に進出をしてくる際に重要な経営上における問題が起こりました。このアメリカの軍需産業であり巨大な独占体であるロッキードの利害をめぐりましてわが国の航空業界が、そしてこの問題を通して日本の政治が大きく関係をしていくわけであります。  私どもが強調しておりますように、ロッキード疑獄事件というのは、戦後政治の日本における後進性といいますか、その体質、金権性、戦犯性、売国性というものがまさに集……

第77回国会 運輸委員会 第10号(1976/05/14、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 後で反対討論をやらなければなりませんし、時間もないようでありますので、答弁の方は簡潔にお願いを申し上げたいと思います。  まず、大臣にお伺いいたしますが、この改正案の基本的な性格の問題であります。言うまでもありませんが、わが国は周辺が海でありますので港湾が経済活動の基盤であり、国民生活にとりまして重要であるということは言うまでもありません。しかしながら、この港湾整備緊急措置法かできましたのは昭和三十六年でありまして、以来の四次にわたる港湾整備五カ年計画がいずれも独占大企業の高度成長に沿ったものであったことは明白であります。非常に急速に成長を遂げましたために計画自体も何回か繰り上げ変……

第77回国会 運輸委員会 第11号(1976/05/18、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 本日は、国鉄二法改正案につきまして参考人の方々の貴重な御意見を拝聴いたしましてありがとうございます。若干御質問をしたいと思います。  まず、現行の再建計画が破綻した問題につきまして各参考人にお伺いをいたします。  四人の参考人の方々は、二法改正案につきましては賛成あるいは反対の立場の相違はございましたが、再建計画につきまして、これが破綻し、今日失敗をしておるという点につきましては御意見が共通されておったように思うわけであります。その破綻の理由につきましては、従来の交通政策のあり方とか、あるいは大企業本意の経済の高度成長政策から生まれましたインフレとかいろいろ言われておりますが、いず……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 運輸委員会 第2号(1976/10/05、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、まず委員長に申し上げたいのでありますが、本日は参議院の予算委員会で総括質問が行われておるのでありますから、当委員会の開会を私どもが理事会で反対したにもかかわらず、あえて強行されたことはまことに遺憾であります。私は、日本共産党・革新共同を代表して、厳重に抗議をいたします。  わが党は、今度の国鉄等二法案は国民生活にきわめて重大な影響を与えますので、慎重審議を要求してきたのであります。七十一国会の例にならいまして、委員会における徹底審議と、また、運輸委員会のほかに地方行政、大蔵、公害、社労、農水、物特、商工、建設、交通、文教の、これら関係ある十委員会との連合審査会も十分に時間をと……

第78回国会 運輸委員会 第4号(1976/10/08、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、国鉄二法改正案につきまして、日本共産党・革新共同を代表いたしまして質問をいたします。  私はまず最初に三木総理に自民党総裁としての立場でお考えをいただきたいのでありますが、今臨時国会におきまして、財政特例法案や電報電話料金の重要法案とあわせまして国鉄法案というものを、国民生活に重大な影響を与える法案といたしまして、私どもはあくまでも慎重審議を要求してきたのでありますが、しかしながら、自由民主党の諸君はもっぱら促進促進と強行いたしました。本日の総理質問におきましても、私どもはまだその段階ではない、当委員会においては審議をもっと尽くすべきであると主張いたしました。また、国鉄運賃の……

第78回国会 運輸委員会 第5号(1976/11/02、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 今国会も最終段階でありますので、十分時間をとって一般質疑をやらせていただきたかったのでありますが、二十分しか時間がいただけないのはきわめて遺憾でございますが、時間がございませんので簡潔に答弁の方もお願い申し上げたいと思います。  最初に国鉄施設局に御質問をいたします。  新幹線公害補償問題でございますが、新幹線東山トンネルの西出口付近におきまして昨今地盤低下が非常にはなはだしいのであります。昨年十月の新聞でも大きく取り上げられまして問題となっておりますが、現地住民の人たちはたびたび国鉄当局と交渉しておりますが、なかなからちが明きません。住民の人たちは毎日そこに住んでおられるわけであ……


梅田勝[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院33期)

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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1973/03/05、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 私は、大都市公営交通事業について政府の見解を質問したいと思います。  快適な市民生活を営む上で、都市計画や都市公共交通機関の果たす役割りが近年ますます重要となっていることは言うまでもありません。ところが、先日私が予算委員会の一般質問でただしましたとおり、大都市における通勤、通学の混雑は依然として解消されず、ラッシュ時における路面交通の渋滞は目をおおうばかりであります。その結果国民は困る、地方公営企業は経営困難という、まことに国民にとりましては迷惑千万な事態が発生していることは重大であります。そこで大臣に質問いたしますが、昭和三十五年以来六大都市における公営交通機関で表定速度、つま……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第五分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  昨年四月二十日の運輸委員会におきまして、身体障害者に対する運賃割引の問題や施設の改善について質問したのでありますが、この問題は、最近の狂乱物価といわれるインフレの激化によりまして、身体障害者の生活にとりましては重大な問題となっております。ぜひ政府あるいは国鉄当局におきまして改善を望むものでございます。特に、本日私が問題にして御質問申し上げたい点は、現在国鉄は、心身障害者対策基本法や国鉄運賃法の趣旨に基づいて身体障害者に対する運賃の割引を行なっておられるわけでありますが、残念ながらその対策は外部障害者に限られておりまして、心臓とかじん臓……

第72回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1974/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  政府の通産行政につきまして質問をいたしたいと思います。  現在、わが国の中小企業は、大企業がつくり出しました石油や資材の不足、価格高騰によりまして、その経営はきわめて困難な状況に追い込まれております。 また、加えまして、最近の高金利、金融引き締めによりまして、中小企業の倒産はふえるばかりでございます。  しかるに、昭和四十九年度の予算案における中小企業対策費は千二十億八千三百万円、非常にわずかでございます。全予算のわずか〇・五九%でございます。ところが、日本独占資本の海外進出には手厚く予算を組み、一般会計における経済協力費は千六百五十……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第2号(1975/05/07、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。本日は三人の先生方から貴重な意見を拝聴いたしましてまことにありがとうございます。  そこで御質問申し上げますが、まず現在国鉄が非常に大きな累積赤字を抱えまして困難な状況にあることは先生方御承知のとおりでございますが、しかしながら国鉄がわが国の経済発展に果たしました役割りというのは決して小さくはない。非常に大きい。たとえば輸送実績を見てみますというと、旅客は昭和三十年が九百十二億人キロ、それが昭和四十八年には二千八十一億人キロ、昭和三十年を一〇〇といたしますと二二八・一という飛躍的な増加でございます。また貨物にいたしましても、昭和三十年は四……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第3号(1975/05/14、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  本日は、国鉄再建問題につきまして御意見ありがとうございます。  私は、三人の参考人の方々にそれぞれ二つばかり御質問申し上げたいと思います。  一つは、再建計画の破綻の問題でありますが、四十八年に出発をいたしました十カ年計画は、早くも初年度に破綻したことは御承知のとおりであります。  鎌田参考人は、今日国鉄再建問題について処方せんは出し尽くされている、このようにおっしゃいました。しかしながら、再建計画は破綻したのでございます。  岩村参考人は、国鉄の再建は無理ではないか。そしていろいろの御意見を出されました。  大木参考人は、実行可能な……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第4号(1975/06/11、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 日本共産党の梅田勝でございます。本日は、三人の先生方から国鉄財政再建についての独特の御意見を拝聴いたしまして、ありがとうございました。  いろいろ問題が出ましたが、運賃決定のあり方につきましても大変重要な問題提起がなされました。角本さんは、運賃はもはや議論ではない、価値判断の問題であり、企業の自主性に任すべきだ、あるいは中島参考人は、国が抑制した場合にはそれを国が支出をして、その分について国会は審議をすべきである、このような御意見であったと思います。私どもは、こういった問題につきまして、国有鉄道という国の責任にかかわる経営だという点におきまして、国民主権の立場から、当然財政、予算……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第5号(1975/06/13、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  本日は、三人の参考人の方々から、それぞれ労働組合の立場からの御意見を承りまして、大変参考になりましてありがとうございました。  御承知のように、わが国の交通輸送の面におきまして、国鉄は最近旅客輸送では約三〇%、貨物におきましても約一七%というように、依然として大きな比重を占めております。特に大都市における労働力の輸送あるいは都市間輸送、こういった面におきましては、際立って大きな役割りを果たしているように思うのです。ところが世間では、国鉄財政は赤字だ、何か労働者が働きが悪いというような印象を与えられておるのがきわめて遺憾でございます。現……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第6号(1975/06/27、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 そのフリー討議をされる場合には速記をつけて、そして小委員会としてのきちんとした正規の会議としてやられるんだと思いますが、その点いかがですか。
【次の発言】 小委員会はやはり運輸委員会できちっと正規の機関として決められて、われわれも重要な国鉄財政再建の問題についての議論をやっているわけでありますから、懇談ということではなくて、小委員会の正規の会議として速記もつけておやりになった方が、広く国民の皆さんも会議録を通してお知りになるわけですから、必要じゃないかと思いますがね。進め方とか、そういう運営の問題について協議するのなら懇談でもいいと思いますが、そうじゃないのでしょう。

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第7号(1975/07/01、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 第七十一特別国会で国鉄財政再建計画の審議が行われましたときに、時の新谷運輸大臣は、この計画は確信をもって出しましたと、そのように明言をいたしております。われわれは、この計画というものは必ず破綻するということを申し上げて、そして政府の考え方というものを根本的に改めることを要求したわけでありますが、事実そのとおりになったわけであります。国民にとりまして、この予測がみごとに当たったということは余り幸せではないのでありますが、これが現実でございます。実際考えますと、今度の十カ年度計画というものは初年度で狂って三年にして破綻。もともと、ずうっとさかのぼって考えますと、四十四年からの第一次計……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第8号(1975/07/15、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 本日はどうもありがとうございます。岩尾先生と山口先生にお伺いいたしますけれども、現行の国鉄財政再建十カ年計画というのがございますけれども、これが破綻したということは今日歴然たる事実で、明確なわけでありますが、具体的にどこに主要な問題があったのか、ひとつ御意見を承りたいと思います。  第二点といたしまして、岩尾先生も山口先生も、現在の膨大な借入金については国に責任があるということで財政措置を含めての御意見がございましたけれども、御承知のように国鉄は五十年度におきまして約六兆七千億円の長期債務を抱えておりまして、利払いだけでも四千百五十一億円という膨大な額に達しておる。盛んに宣伝され……

第75回国会 運輸委員会日本国有鉄道に関する小委員会 第9号(1975/08/08、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田小委員 共産党・革新共同の梅田勝であります。  本日は力徳参考人の貴重な御意見を拝聴いたしまして、本当にありがとうございます。  国鉄財政再建の問題は非常に重要な問題でありまして、当小委員会におきましてもたびたび参考人の方々から御意見を伺って検討してまいったところでございます。  そこで、再建計画が破綻したという問題でありますが、これはいろいろ原因があろうかと思います。国が必要な出資をしないで、そして輸送力増強ということで借金政策と運賃値上げでやってきたというような問題とか、あるいは工事資金をつくるために減価償却の方法等を変えまして資金をつくってくるといったような問題とか、あるいは運賃体……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党の梅田勝でございます。  私は、じん肺問題につきまして労働省に質問をいたします。  御承知のように、昭和三十年にけい肺特別保護法、昭和三十五年にじん肺法というように、この問題についての対策は次第に講じられてきておりますが、しかしじん肺はなくなっているわけではございません。依然として労働者にとりましては深刻な問題でございます。京都陶磁器労働組合の機関紙「清水焼」という名前の新聞に載りました労働者の投書を読みましても、そのことは明らかでございます。私、いま持ってまいりましたが、このように書かれております。「清水焼関係でも近年じん肺患者がふえ、管理四の人達の年令も六、七〇才代……

第75回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1975/02/28、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田分科員 日本共産党の梅田勝でございます。私は文化庁に対しまして、重要民俗史料の保護の問題について質問をいたします。  日本人の心のふるさとと言われる京都には、御承知のように多くの貴重な文化財が残されております。その中で祇園祭というのがございます。これは二十九のりっぱな鉾がありまして、千余年の伝統を持つ日本の代表的な祭りの一つでございます。これらは、われらの祖先が今日まで守り育ててきた貴重な文化財でございます。しかしながら、これを支える各山鉾町も、ビル化が進行する中でその町内の構成も変化して人数が少なくなっております。また家屋も老朽化してきております。そういう状況の中で運営はきわめて困難で……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 運輸委員会公聴会 第1号(1976/10/07、33期、日本共産党・革新共同)

○梅田委員 私は、日本共産党・革新共同の梅田勝でございます。  本日は各公述人から御意見を承ったのでありますが、賛成の立場の人も条件をつけられるなど、今回の値上げ法案というものがきわめて重大な影響を与えるものであると拝聴したわけでございますが、先ほど、本委員会におきましてこの法案を慎重審議しているというように言っておりましたが、理事会等でしばしば私ども日本共産党・革新共同の反対があるにもかかわらず強行されてきたという事態につきましても御理解を願いたいのでございます。われわれはあくまでも慎重に進めたい決意でございます。
【次の発言】 そこで、公述人の二、三の方に御質問を申し上げたいと思います。 ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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