このページでは水平豊彦衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○水平委員 先般、福田内閣の改造によりまして、砂田先生が衆望を担って文部大臣に御就任になったのでございます。特に、新年度の予算編成というのは、御承知のとおり不況打開のために公共事業の促進ということが積極的にとられた中に、どうしても人の問題、教育の問題、あるいはまた人の心の問題を、物や物の生産の次に、あるいはその下に置くわけにはまいらぬということで、教育に対して非常に情熱を燃やされたわけでございまして、本当に敬意を表する次第でございます。かつまた近藤政務次官もしかりでございまして、教育問題の第一人者でありますから、どうかこれからも、砂田大臣は国民の期待にこたえられますように、一層の御健闘をお祈り……
○水平委員 私は、まず第一に、国民医療費の増大という問題についてお尋ねいたします。 先般、厚生省は、昭和五十二年度の国民医療の推計を八兆五千六百八十億と発表いたしております。国民所得に対する割合も五・五九%となりました。特に昭和五十三年度は十兆四千億、このまま推移するといたしますれば昭和五十八年は二十兆八千億に達するであろう。どうやってこれを賄っていくか、これはきわめて大問題であります。 もちろん、この国民医療が賃金や物価を上回って増大するならば、健保財政も赤字になるのは当然のことであります。負担というものは、いかなる負担でも少なければ少ないほど結構でございましょうが、これを賄っていくため……
○水平委員 私は、まず第一に道路交通法に対する基本的な見解についてお尋ねをいたします。 今回の道交法改正は、御案内のとおり、昭和四十六年の六月以来の大改正でありますが、警察庁は昨年の十二月に試案を発表なされ、交通警察懇談会を設置するなどして広く意見を聴取されたのでございますが、この民主的な手続と配慮に対しましては、私は高く評価するものであります。 今回の改正案の骨子というものは、一つは暴走族に対する罰則の強化あるいはまた身体障害者の保護あるいは高速道路における運転者の遵守事項等規定されておるわけでございまして、まさにこのことは車社会の理想を目指した当然の措置であろうと私は思うのであります。……
○水平委員 どうも皆さん御苦労さまでございました。 私は、特に水野先生にお尋ねいたしたいと思います。 まず最初に、財政再建計画についてでありますが、この問題につきましては、たとえば本年の一月の末に財政収支試算が示されたわけであります。先ほど先生御指摘のように、過去三回にわたって示されたものよりはかなり改善されている、私もその点は認めるものでありますが、これが果たして本格的な財政再建計画にかわり得るものであるかどうか。つまり、その都度その都度数字はくるくると変わるわけでございまして、特に一般消費税というような大変な増徴を目の前にして、どうやったならば財政再建というものが行われるか慎重にわれわ……
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