このページでは川田正則衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○川田委員 きょうは外務大臣は非常にお忙しいようでございますので、むしろ質問というよりも若干意見を述べさせていただくことになるかもしれませんが、御了承いただきたいと思います。 先般、奥田委員長を団長にいたしまして外務委員会で各国を視察したわけでありますけれども、そのときにパキスタンに参りました。その際、大統領にお会いいたしましたら、実はあなた方が来る数日前に伊東外務大臣がお見えになったと言って非常に感激をしておりました。非常にというよりは異常なまでに感激をしていたように私どもは感じ取ったわけであります。 まあ、考えてみますと、パキスタンは非同盟国ということで対アメリカ、対ソの問題をもちろん……
○川田委員 時間の関係で早速質問させていただきたいと思いますが、今回の漁業交渉につきましては、例年になく非常に早く妥結したといいますか、数字がまとまったというふうに聞かされているところでありますけれども、その点で外務省、水産庁、関係者の皆様方の御努力については非常に敬意を表するところでございます。 そこで、お尋ねをしたいことがございます。 それは、何といっても交渉の焦点は両国の漁獲量にあるわけでありますけれども、一九七七年から始まった交渉の中において、今回は四回目を数えるわけでありますけれども、この間にいま大臣がお話しになりました日本のクォータは七十五万トン、ソ連は六十五万トン、これらの消……
○川田委員長代理 井上泉君。
【次の発言】 玉城栄一君。
○川田委員 ただいま議題となりました動議につきまして、その趣旨を御説明いたします。 案文の朗読をもって趣旨の説明にかえさせていただきます。 経済協力に関する件(案) 平和国家に徹することを理念とする我が国は、世界の平和と安定に寄与することを使命とすることにかんがみ、政府は経済・技術協力を行うに当り昭和五十三年四月五日の本委員会の決議をふまえるとともに左記事項を原則として実施すべきである。 記 一、昭和五十六年一月に決定した政府開発援助の拡充に関する新中期目標の確実な実現に努めること。 一、軍事施設等軍事的用途に充てられる経済・技術協力は行わないこと。 一、紛争当事……
○川田委員長代理 渡辺朗君。
【次の発言】 金子満広君。
○川田委員 内外の諸情勢から判断しますと、日ソの関係というのは非常に冷え込んでいるというふうな感触を受けるわけでありますけれども、そんな中で今回のサケ・マス交渉がなされ、しかも早期に妥結をしたということにつきましては、今村水産庁長官初め関係者の方々の御努力を非常に高く評価をしなければいけないと思うわけであります。 そこで、長官に率直に私、お尋ねをしたいわけでありますが、今回のサケ・マス交渉を通じて、この日ソ間の冷え込みということについてどういうふうにお感じになりましたか。これは率直にお話をしていただければ私どもも非常に参考になるわけでございますので、感触で結構でございますからお話をしていただ……
○川田委員 園田外務大臣には就任早々でありますけれども、次から次にむずかしい問題に直面しておりまして、本当に御苦労さまと申し上げたいわけでございますが、園田外務大臣といいますと、とにかく平和外交に徹する、人権尊重を第一義的に取り上げられる外務大臣ということで、ひとしく国民の皆さん方も期待をされているところであろうと思います。先般来の国会のやりとりを見ておりましても、国民の側から見ますとさっぱりわけがわからないやりとりが多過ぎる、もっとわかりやすい外交を、あるいは国会の論戦をという声はずいぶん出ていると思われます。特にこのむずかしい段階を外務大臣として乗り切る、こういうことに対して、国民もひとし……
○川田委員長代理 この際、午後一時三十分まで休憩いたします。 午後零時三十分休憩
○川田委員 先般来、日ソ漁業交渉が行われておりまして、約一月にわたって無事円満に妥結をしたことに対しまして、外務省、水産庁両方に対しまして心から敬意を表する次第であります。 私は、松浦水産庁長官にお伺いしたいわけでございます。 ここ数年、ソ連の漁獲割り当ての消化率が年々減ってきているわけでございますけれども、先般の私どもの部会でも問題になりましたが、年々減ってきているというのは何か原因があるのかどうか。実際魚がとれないということは、技術が下手なのか、意欲がないのか、そこら辺が非常に私どもはっきりしない点でございますけれども、ソ連の漁獲量の消化率が年々低下していることについて御答弁をお願いい……
○川田委員 大変対日攻勢の厳しい状態の中で、今回の外務大臣の御訪米は、本当に御苦労さまでございました。 そこで、非常に素朴な国民感情としてお尋ねをしたい点がございます。昨年から一連の日米関係をずっと見てまいりますと、どうもすっきりしない点がたくさんあるような感じがいたします。 昨年の共同声明の中に同盟という文字が取り入れられて、この委員会でも、同盟関係という文字をめぐってずいぶん激しいやりとりがございました。その後、ミッドウェーの帰港前後に核の問題をめぐってもいろいろ問題がございました。特にその時点では、ライシャワーさんだとかジョンソンあるいはエルズバーグさんなどの発言をめぐっても問題があ……
○川田委員 今回のサケ・マス交渉について、従来から四月七日から開始をするという合意がなされておりましたけれども、その後四月二日に延期の申し入れがあり、四月十三日から開始されて、前年並みに合意を見たわけでありますけれども、そのときにはまたもめるのではないかなと非常に関係者は危惧の念でいっぱいでございました。しかし、モスクワへ行かれた方々の御努力によって円満に解決されたということは非常に喜ばしい限りであります。しかし一方、いろいろな話を聞いてみますと、日本とアメリカの間にいろいろ貿易摩擦あるいはそれをめぐってごたごたがある、そういうことだからソ連の場合は今回円満に取り運んだのではないか、いろいろ計……
○川田委員 限られた時間でございますので、率直に申し上げたいと思います。 自民党の農振協、農村振興議員協議会というのがございます。会員数は二百数十名で、いまこの時期でありますだけに、非常に活発に行動しているわけでありますが、先般、その会議をやっておりました席で、先輩のある議員の方が、今回の米価というのはわれわれ政治家に対して政治とは一体何かを問われているきわめて大変なときに来ているよ、そういう発言をされたわけであります。私は、それを聞いておりまして非常に感銘を受けたわけでありますけれども、大臣もこの時期になりまして何度も陳情を聞かれていると思いますし、もう耳にたこができているかもしれませんが……
○川田委員 当初私どもは、日ソ漁業交渉について、新しい政権にかわった直後のことでありますだけに、難航を予想しておりました。いろいろ困難な点があったようでございますけれども、十二月の四日に急遽妥結を見たということにつきましては、関係の皆さんの御努力に本当に心から敬意を表するところでございます。しかし、いろいろなお話を聞きますと、むずかしさは年々増してくるということが言い伝えられておりますし、また報道関係などを見ましても、日本海の全面開放であるとかあるいは操業条件の緩和をせよと、非常に厳しい要求だということであります。 日ソの関係は、以前からそうでありますように相互主義でありますから、向こうもと……
○川田委員 ただいま議題になりましたサケ・マスの漁業交渉について、最初に御質問を申し上げたいと思います。 四月二十一日に正式に妥結をいたしまして、毎年のことでございますけれども、水産庁長官初め外務省の関係者の方々には本当に御苦労さまでございました。 ただいま外務大臣からお話しございましたように、総漁獲量四万二千五百トンというのは変わらなかったわけでございまして、この面につきましては業界も胸をなでおろしていたと思うわけでございますけれども、二つほど、協力費が二億五千万アップされた、それから、これはいろいろ問題があったようでございますけれども、オブザーバーの乗船が三隻から四隻になったということ……
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