このページでは永江一仁衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○永江一仁君 私は、民社党・国民連合を代表し、ただいま議題となっております昭和五十九年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算に対し、一括して反対の討論を行うものであります。(拍手) 我が党は、かねてより政府・自民党に対し、経済運営をこれまでの縮小均衡型から拡大均衡型へ転換するよう提唱してまいりました。その第一歩として、来年度予算を「増税なき財政再建」を目指す拡大均衡予算とするよう強く主張してまいりました。 しかるに、政府・自民党は、来年度予算においても減税効果を相殺する増税を行い、公共事業費の削減、大幅投資減税の見送りなど景気回復に逆行する措置を講じ、既にその失敗が明らかにな……
○永江委員 二十三日以来既に十二人の議員の質問がございまして、かなり出尽くしておるわけでございますけれども、できるだけ観点を変えた中で御質問したいと思います。ただ、やはり料金改定、すなわち料金値上げにつきましては、重ねてNHKとしての態度その他について御質問したいわけでございます。 正直申し上げまして、国民全体から見れば、NHKに限ればわずかなことでございますけれどもことしは地方、国を問わず公共料金の値上げがメジロ押し。大臣もその一番バッターで大変苦しい、我々大変苦しいのでございますね。きょうも我が党でも午前中に国対委員会がありましたけれども、大変厳しいのでございます。これは簡単に認めるわけ……
○永江委員 私は郵便事業の動向につきまして、まず聞きたいと思います。 昭和五十六年の一月に料金が値上げされたわけでございますが、大臣はそれほどじゃございませんかもわかりませんが、我々郵便料金値上げが大変身にこたえたのでございますが、既に三年、当分値上げがないことを願っておるのでございます。いろいろ資料を見てみますと、五十六年一月値上げ後、物流が約五・三%減少した。これはまさに利用者の自衛手段として当然のことであったと思うのでございます。そして五十七年度も、その後三・六%の増加しかなかったということは、一年かかってもまだもとへ戻らないという数字が出ておるのでございますが、五十八年度、この郵便物……
○永江委員 電波法の質問に先立ちまして、午前中から各議員からいわゆるゆり二号aの故障につきましての御質問が出ておりますので、私も一、二この点について冒頭お尋ねをしておきたいと思います。 けさほど来、郵政大臣もまことに残念だ、本当にこの気持ちあふれる御答弁をいただいたわけでございまして、私も先般たまたまテレビを見ておりましたらNHKの川口専務が残念やる方ないお顔をされまして御説明をしておったのを見たのでございますが、それを聞きましてまず考えましたことは、先般この委員会で今年度のNHKの予算なり事業計画について一応承認をしたということでございます。しかしあの当時のいろいろ答弁を聞いておりましても……
○永江委員 既にこの電電二法の質疑も同僚委員が十数名行いまして、かなり解明はされてきておるのでございますが、私どもの視点から以下若干の御質問を申し上げたいと思っております。 この問題は、何といっても電電公社を民営化するということが一つの柱、もう一つは競争原理の導入で新規の民間産業を参入させる、これが最大というか二つの柱であることはよく理解できるわけでございます。ただ私はどちらに比重を置くかと言えば、民間新規産業の参入によって、いわゆる競争原理の導入をすることによって公社自身も活性化できるのじゃないか。もちろん我々は公社の民営化それ自体には基本的には賛成でございますが、公社が百十年も続きますと……
○永江委員 この電電公社民営化に関する三法の審議もいよいよ大詰めを迎えておりまして、先任の議員の方と若干重複するかもしれませんが、民社党を代表する立場において御質問させていただきたいと思います。 まず第一点は、この法の最も重要な観点は、民営化することによって、競争原理の導入と同時に公社の活性化、そしてその賃金、労働条件を初めとする当事者能力を持たせるという中で公社の活性化をしていこう、民営化していこう、このことが今回の法案の最も重要な視点であるというふうに思うわけでございます。 そういう観点から、先般来の各党間のいろいろな交渉の中で、事業計画の認可に当たっては、収支計画及び資金計画は添付資……
○永江委員 それでは、文教行政につきまして、数点お尋ねいたしたいと思います。 今日、我が国の政治課題といたしましては、二十一世紀に向かって、国際化、老齢化、技術革新、これにどう対応するか、これは党派を超えた問題でございます。 そこで一点、国際化と教育という観点についてお尋ねしたいわけでございますが、この国際化ということについては、ややもすれば物の国際化といいますか、貿易摩擦というようなことが非常に大きくクローズアップされております。確かに経済の国際化の中での摩擦ということも重要な問題でありますが、恐らくこれからの国際化の最大の問題は、人間としての、日本人としての国際化がどうでき得るか、ここ……
○永江委員 交通戦争という言葉がはやりましてから既にかなりの年月がたつわけでございまして、一万人前後の命が交通事故の中で失われていく、死者が出る、これはまさに戦争である、こういうことが依然として続いておるわけでございます。 そこで、総務庁その他が中心になりまして、政府、都道府県、国民、すべての力を結集する中で、官民挙げて今日まで交通安全対策に取り組んできておるわけでございますが、昭和四十五年の死者一万六千七百六十五人をピークにいたしまして若干死亡者数が減ってきたということは、まことに喜ばしい一つの趨勢であろうと思っております。 総務庁が第三次交通安全基本計画策定の中で、死者を八千人に抑えると……
○永江委員 公述人の先生方、大変御苦労さんでございます。私ども民社党に与えられましたのは十二分でございますので、ひとつお答えも簡単にお願いをいたしたいと思います。 先ほど若干御意見がございましたけれども、岩村先生のお話を通じまして、昨年の臨調答申に至る経過の中で、この電電公社の改革、そして競争原理の導入をしなければ、日本の通信産業が、特に電電公社がさらに発展する、活性化することができないという経過はよくわかったわけでございます。 そこで今日、この法案が審議されておるわけでございますが、一番の問題は、電電公社を民営化するということも確かに大事なことでございますが、同時に、競争原理の導入ができ……
○永江分科員 私は、蚕糸事業団の赤字問題及び生糸の一元輸入の問題につきまして、消費者の立場で、我が党が推進しておりますところの行政改革、すなわち、税金のむだ遣いをやめてもらいたいという立場から御質問をさせていただきたいと思います。 これはもういろいろなところで従来から論議されておるわけでございますが、例の蚕糸事業団には既に十七万五千俵の生糸が在庫しておる。しかも、過去十年間で三倍以上にふくれ上がっておるわけでございますね。これらの費用が、五十六年度三十九億円、五十七年度が五十七億円、五十八年度が見込みとして七十五億円、こう言われておるわけでございまして、農林中金から借入金が千八百七十六億円、……
○永江分科員 私は、国鉄再建問題を中心にお尋ねいたしたいと思っております。 実は、私事で恐縮でございますが、四年前には私、衆議院の運輸委員会におりましたが、当時最大の課題が国鉄再建問題でございまして、特に四十二万人体制を三十五万人体制に五年間で七万人削減する、こういうことが一つの大きな骨子であったわけでございます。私どもは民社党でございますから、そういう趣旨、方向については基本的に賛成をして推進しておったのでございますが、正直、五年間で七万人も減らせるかどうかという危惧の声が強かったのでございますが、三年半ぶりに国会へ戻ってまいりまして、先般の衆議院の予算委員会で我が党の塚本書記長の質問に答……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。